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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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モモ「・・・・良いわ。ゆっくり休んだと良い。」

コリス「はい。申し訳ございません・・・・。」

コリスは暗そうにしぶしぶと司令室から出た。

隊員たちは彼の様子に不安する。

イチゴ「コリス君。一体、何があったんだろ?」

サキ「・・・・コリス君・・・・。ところで、隊長!

あのクリスタルを倒したらしい怪獣の事ですが・・・・。」

モモ「ええ。何か特殊能力を持ったんでしょ?」

サキ「はい。イギリス軍からの情報によれば、

怪獣は身体から発する怪光で相手の攻撃を消してしまうそうです。

さらに、口から吐く光線には恐ろしい程の異次元反応が検出されてます。」

モモ「そう・・・。異次元反応が・・・・。(やはり、

あの光線を受けたコリスは、

その異次元の環境らしきものを浴びて・・・・。)その異次元反応の正体は?」

サキ「今のところ、完全に判明できてません。ですが、

怪獣の正体がわかりました。奴は、異次元から来たそうです。

ドイツやイギリスに現れた異次元反応は全く同じである事から、

ドイツにも出現した怪獣は同じ種である事も判明しました。」

モモ「そう・・・・。フランスDGCに襲撃した犯人は?」

サキ「それが・・・・まだ・・・・。」 

サキは判明できてない事に不安な表情をする。

モモ「わかったわ。その犯人の方も徹底的に調査して。」

サキ「わかりました。」 そして、モモは怒りの表情を出して、こう思う。

モモ(その犯人がきっと、怪獣を操ったんだわ・・・・!

絶対に、探し出してやるんだから・・・・・っ!!)


コリスはハリーの家に帰った。だが・・・・。

コリス「ただいま・・・・。」 ハリー「おお!お帰り!!」

玄関でいきなりハリーが出てきて、コリスが驚く。

コリス「わわっ!!な、何ですか!?いきなり・・・!」

ハリー「今、大変な事が起きたんだよ!!テレビでさっ!!」

コリスはハリーと一緒に居間に来て、ソファに座ってテレビを見る。

そのテレビでは、クリスタルとカーンザウルスと戦いが映されていた。

コリス「っ!!(ロンドンで暴れた怪獣・・・・!!)」

コリスはカーンザウルスを見て、顔に怒りを表す。

ハリー「この怪獣はただものじゃないそうだぜ・・・・っ!!」

男性アナウンサー『数時間前、ロンドンに出現した怪獣に、

クリスタルが倒そうとしています。ですが・・・・。』

クリスタルがムーンギロチンを投げつけると、怪獣が身体から発する光で、

そのムーンギロチンを破壊してしまった。さらに、

怪獣の口から吐いた光線を浴びた、

クリスタルの身体を紫色の光が包んでいた。

男性アナウンサー『このように、怪獣は光を発した身体で攻撃を跳ね返し、

口からの光線一発でクリスタルを倒してしまいました。今、

DGCからの情報によると、怪獣は異次元から来たとの事です。』

映像を見たコリスは恐怖に震えるようになる。何故なら、

映像通りに痛めつけられたクリスタルはコリスだからだ。

怪獣の恐ろしさを見たハリーも凄く恐怖して、震えながら声を出す。

ハリー「見たろ?コリス。あの怪獣、すっげー恐ろしいよな。

今までの敵より強そうだぜ。まるで、怪獣を超えた奴だな・・・。」

コリス「っ!?ハ、ハリーさん。今、なんて・・・・??」

ハリー「ん?怪獣を超えた・・・・と言ってるけど?」

コリス「まさか・・・・この怪獣は・・・・!!」

コリスはカーンザウルスの正体に気づき始めたそうだ。


DGC本部の司令室では、サキが何かの通信を受けて驚き、モモに報告。

サキ「異次元怪獣がブラジルに出現して暴れています!!

迎撃中のブラジルDGCの攻撃部隊も、

怪獣の攻撃に太刀打ちできずの事です!!」

モモ「何ですって!?このままだと、

後にこのアメリカにも出現しそうね・・・!」

モモは怪獣がアメリカに来る事を恐れ、緊張していた。


夜のブラジルの街にて。

怪獣・カーンザウルスは両目からの光線で街はもちろん、

ブラジルDGCの戦闘機も次々と破壊して、燃やし続けていた。

カーンザウルス「グイイイイイイィィィィィィィン」

さらに、カーンザウルスは口から吐く光弾で遠くにある町並みを襲う。

そして、多くのビルが紫色の光に包まれ、一気に粉々に崩れてしまった。

別のビルからは、あの時の影が怪獣の活躍を見ていた。

影の声「良いぞ・・・!カーンザウルスよ!!お前の活躍は俺の功績!!

それで、

俺はさらに偉大なるあの方にお褒めされる事ができるのだっ!!

マリンナーサの王子など怖くない!!もっと暴れまくれ!!!

そして、人類を焼き尽くせ!!!我等、使途のために!!!!」

影の者がそう言うと、その姿が少しだけ明らかになる。

まるで怪人のような姿であった。そう。影の者は使途であったのだ。

カーンザウルス「グイイイイイイィィィィィィィィン」

カーンザウルスはその使途に操られていていた。

その使途は笑みを浮かべて、こう言う。

使途「さて・・・・。俺は別行動に出るか・・・・っ!」


次の日。コリスはロードラッシュでDGC本部に向かっていた。

コリス「あの怪獣が・・・・もし、怪獣を超えた存在だとしたら、

奴は・・・・違うかも知れない。それとも・・・・。」

コリスがそう考えながら、ロードを走らせているところを、

草むらの中から見る者がいた。あの時の使途だった。

使途「クククク・・・・・っ!見てろよ・・・・!!」


DGC本部の司令室では、モモがサキから何かを聞いて、驚いていた。

モモ「そんな・・・!?カナダDGCも壊滅!!?」

サキ「はい!!隊員たちがほぼ殺されてます!!!」

イチゴ「まさか、例の犯人の仕業じゃ・・・・っ!?」

イチゴが不安そうにそう言うと、シュドーとテブリッシュが怒りに燃える。

シュドー「くそ・・・・っ!!一体、あいつはどんな奴なんだ・・・っ!!!」

テブリッシュ「同志たちの仇・・・・!必ずとってみせる!!!」

その時、サキが別の通信を受けて驚き、またモモに報告する。

サキ「隊長!!!ニューヨークに例の怪獣が出現しました!!!」

それを聞いたモモたちは驚く。

モモ「ついにこの国に来てしまったわね・・・・っ!!!

シュドーとテブリッシュはスカイラッシュ、

イチゴとサキはコプターで出撃して!!!」

隊員たち「了解!!!!!」 隊員たちは一斉に走って、司令室から出た。

その直後、コリスが慌てて入ってきた。そして、モモのところに近づく。

コリス「隊長!!!!」 モモ「っ!コリス!!遅いじゃない!!!」

モモがそうキツく言うが、立って息をしていたコリスは静かにこう言う。

コリス「あの怪獣は・・・・怪獣ではないそうです・・・・!」

つづく
 

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