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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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怪獣『グオオオォォォォウン』

すると、怪獣は大地を突き破って、身体を起こし始めた。

そのため、近くにいた魔女たちがその衝撃で吹き飛ぶ。

そして、立ち上がった怪獣は近くの魔女を手で掴んで、食べてしまう。

怪獣『グオオォォォン』

ブレンダ「魔法は失敗してしまった。いや、

最初から唱える事さえできなかったの。不完全の魔法の力を浴びた怪獣は、

その力を生命力に変えて、悪魔と生まれ変わった。そのせいで、

私の仲間はたくさん犠牲になった・・・・。」

怪獣はゴッツンゴン。身体が鉱石にできているらしく、

両腕が屈強していて、背中に無数の岩石がある。

前の胴体や尻尾に黒い部分があるが、何故か柔らかそうに見えていた。

ゴッツンゴン『グオオオオォォォォン』 怪獣は魔女を襲い続ける。

魔女『や、やめよ!!お前は我が僕になったハズ!!ま、

まさか・・・!失敗したと言うのか!?』

そして、ゴッツンゴンは魔法の失敗に気づいた魔女を睨み、彼女に手を伸ばす。

魔女『ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』

そして、現在のDGC基地の場面に移る。

ブレンダの話を聞いた隊員は、それぞれ不安の表情を見せる。

モモ「そのゴッツンゴンって・・・あの伝説の怪獣でしょ?」

ブレンダ「ええ・・・。生き残った仲間がそう伝えてくれたわ。

ゴッツンゴンは今、アメリカのどこかにいる。きっと人間たちを狙っているわ。」

モモ「だとしたら、大変ね!作戦変更!!!サキ、テブリッシュ、

シュドー、イチゴはゴッツンゴンの捜索及び殲滅にあたって頂く!!」

隊員たち「了解!!!!」

モモ「コリスは私やブレンダと一緒に待機。いろいろ話しておきたいからね。」

コリス「はい・・・。」

モモ「それでは、出動!!!」 隊員たち「了解!!!!!」

そして、4人の隊員はヘルメットを手に持ち、司令室から出た。

コリス「・・・・姉さん。ブレンダさんの言う事が本当なら、怪獣は・・・。」

モモ「うんうん。とっても恐ろしい事が起こるに違いないわね。」

ブレンダ「え!?姉さん!!?」

ブレンダはコリスがモモに姉さんと呼ぶところに違和感を持つ。

モモ「あら?知らなかったの?この子はコリス。私の実の弟よ。」

ブレンダ「お、弟おおおぉぉぉぉぉぉ!!!??」

ブレンダはコリスがモモの弟である事を知って、驚く。

コリス「はい。僕はマリンナーサで生まれた夢の国のプリンスです。

モモ姉さんに代わって、人々の夢と希望を再生させるのが使命なのです。」

ブレンダ「そ、そう・・・。」 ブレンダは同様しながら感心する。

モモ「コリスはね、夢の力でウルトラマンになれるの。それで、

今まで悪い怪獣を皆、やっつけたのよ!」

ブレンダ「じゃあ、噂のクリスタルはコリスだったのね!?」

ジョー「へーっ!このガキンチョがウルトラマンにィ!?」

コリス「わわっ!!カ、カラスが喋った!!?」

コリスはカラスのジョーが喋った事に驚く。モモは驚いてないが・・・。

ブレンダ「ちょっと!ジョー!!いきなり喋る事ないじゃない!!」

ジョー「だ、だってよ・・・;」 ジョーはブレンダに怒られた事に動揺する。

モモ「大丈夫よ。コリス。ジョーは魔女のペットで喋れるんだから。

まあ、口は悪いけどね・・・。」

ジョー「口が悪くて、悪かったな・・・。」

ブレンダ「・・・それにしても、コリスがモモの弟とはね。」

どうりで私の魔法がわかるワケだ・・・。」

コリス「・・・・何か、すみません;」 コリスは責任を感じて、ブレンダに誤る。

ブレンダ「いえいえ!!別に誤る事はないんだから!!むしろ、感謝しているわ。」

ブレンダは笑顔でコリスにそう言う。

ジョー「まあ、コリスも本気で手品だと思ったら、大目玉だけどな・・・。」

ブレンダ「むっ!?」 

ジョーが後ろでヒソヒソそう言って、ブレンダがそんな彼を睨む。

モモ「ははははっ!!そう言えば、ブレンダはマジックアキンドをやっていたけど、

その理由って・・・・。また、魔法を信じさせるため?」

ブレンダ「そう!急にまた魔法が使えるようになったので、それを試そうと・・・。」

ジョー「失敗ばかりだけどなwwww」 ジョーがそう言って、ブレンダはまた怒る。

ブレンダ「うるさいっ!!!」 コリス「・・・ところで、例のゴッツンゴンの件は?」

モモ、ブレンダ、ジョー「え????」


スカイラッシュ1(シュドー)、スカイラッシュ2(テブリッシュ)、

コプターラッシュ(サキ&イチゴ)は怪獣ゴッツンゴンを探すべく、

街外れの山地の上空を捜索していた。

レーダーで探しているサキが、操縦をしているイチゴに話しかける。

サキ「あの・・・。ブレンダさんの言ってた、ゴッツンゴンと言うのは・・・・。」

イチゴ「ああ。TDFのメンバーが聞いたけど、ゴッツンゴンは、

今から1600年くらい前に、ストーン山では大きな王国を築いていたんだ。

でも、その王国に一匹の巨大な怪物が現れたらしい。それがゴッツンゴンだと言う。

ゴッツンゴンは口から吐く火で万物を燃やし、人々を食べていった。

その身体にある石は剣も矢も寄せつかない。恐ろしい奴だ・・・。」

サキ「そんな・・・!」 サキはそれを聞いて動揺する。

イチゴ「その時だった。別の国から来た王子である勇者が、

代々に伝わる光の剣でゴッツンゴンを斬りつけ、怪物が弱ったんだ。

そこで、王国の姫君が封印の魔法でゴッツンゴンを永延に眠らせたそうだ。

それをきっかけに勇者と姫君は結婚し、永延の幸せを過ごした・・・。以上だ。」

サキ「・・・何か、ロマンチックですね。それで、

ゴッツンゴンの攻略法はあるのでしょうか・・・?」

イチゴ「・・・・それが。」


コリス&モモ「ない!!!??」 二人はゴッツンゴンの攻略法がない事に驚く。

恐らく、イチゴもサキにそう言っただろう。ブレンダが冷静に語り始める。

ブレンダ「ええ。ゴッツンゴンの身体はあまりに硬すぎるから、

クリスタルの必殺光線でも多分・・・無理かも。もし、弱点があると言えるなら、

胴体の黒い部分だけど、怪獣は頭が良いから、

その部分を守る方法を考えているの。

おまけに口からの火炎は触れただけで灰になるから、誰も近づけない・・・。」

モモ「じゃあ、勇者はどうやって怪獣を倒せたの!?」

ブレンダ「それは・・・その昔の怪獣はまだ光の力に慣れてなかったよ。

でも、今に蘇った怪獣は既にその光の力にも耐えられる力を蓄えたから・・・。」

ジョー「つまり!もうウルトラマンの光の力でも、怪獣は倒せないこった!!」

モモ「そんなのやってみなきゃ、わからないじゃない!!でしょ?コリス!!」

コリス「え、ええ・・・。」 コリスは強気なモモにたじたじしながら、一応賛成する。

ブレンダ「で、でも・・・!もしも、実際に戦ったら・・・・!!」

モモ「負けると言いたいワケ?そんなのないない!!!」

つづく

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