今回はあの、バルタン星人が80と戦います。
その戦いは今までのバルタン戦より熱いらしいです。
ウルトラマン80
第37話・恐れていたバルタン星人の動物園作戦
ウルトラ名宇宙人・バルタン星人登場
今回は小学生をUGMに見学させるUGM訪問豆記者と言う企画が行われています。
その記者として選ばれたのは、小林君と順子ちゃんです。二人はまず、
UGMのあらゆる部分を見る事になります。まずは、
シルバーガルの空飛ぶ勇姿の見学。
UGMメカのかっこ良さは多くの子供が目に焼き付けてくれたでしょうか?(
次に矢的が審判を勤める女性隊員たちによる剣道の稽古。
アルゴンの回で活躍したジュンもいるかなァ。でも、
もう既に20日後過ぎましたし、もういないかも(
そして、野外。イトウチーフ、フジモリ隊員、イケダ隊員のトリオによる、
新マンのMATでもありそうな射撃演習。的は怪獣で、
ゼットン、テレスドン、レッドキングなどがいます。まあ、的ですが(
途中で何かの爆発がありましたが、これは怪獣が攻撃した時の演出でしょう。
とにかく、防衛隊は実際に見れば大変なのですね。
それが正義の試練ってもんですね。
そして、ついにUGM基地の司令室へ入る小林と順子。そこへ二人は、
UGMについて質問を始めます。まずは順子がUGMに女性が、
これから増えるのかと言う質問。それを聞いたオオヤマキャップは、
その計画はあると言い、
自身やイトウチーフ以外に全て女性でも構わないと答えます。
・・・もし、その計画が成功したら、
部下全員が女性っていうハーレム似な部隊に・・・(
喜ぶ城野隊員ですが、イケダ隊員とフジモリ隊員は自身らの働きが、
悪いのかと不機嫌になり、退職しようとします。ところが、天井に設置されたカメラで、
全国にテレビ中継されている事に気づき、
今のは冗談と照れ笑いしながら取り繕います。
人様に恥ずかしいところを見られて恥を知って取り繕うキャラのシーンも、
結構愉快なもんですね^^視聴者たちから、
イケダ隊員とフジモリ隊員はギャグキャラ扱いになりかねないでしょう。
それにしても、小林&順子。二人はそんな楽しい防衛隊の皆さんと一緒に、
テレビに出られて、さぞ嬉しいでしょうね?でもね、一方の嬉しさがあるなら、
もう一方の悔しさもあるのですよ。その悔しさを持つ少年・政夫が、
UGMのテレビ中継を見て、中継してるなんて語るなと文句を言ってました。
母は隊員たちは若いから喧嘩したら不味いと言います。それを聞いた政夫は、
そうすればUGMの信用0になると、まるでUGMに崩壊して欲しいように言います。
ですが、母が言うには雅夫はUGMにとても行きたかったそうです。そう。
政夫はUGM訪問豆記者の応募者であり、その応募が外れてしまったのです。
UGMに入れない切なさを隠すように、あんなところに行きたくないと、
強がりを言って家から去りました。心の怒りが伝わってきそうです。
UGMでは、小林が80について質問します。
それは、UGMが負けそうになる時に、
80が出現するのが何故だとの事。それを聞いたオオヤマキャップは焦りを感じ、
答えられません。その答えをセラに任せ、トイレへ逃げます。それを、
電気屋のテレビで見ている子供たち。どう評価するでしょうかねェ・・・(笑
通りかかった雅夫もその中継の話を聞いて、まるでUGMを罵るように怒鳴ります。
政夫「UGMなんかに、何も答えられるもんか!!!」
それを聞いた他の子供たちがそんな彼らの悪口を政夫を許さず、突っかかります。
政夫はその子供たちかUGMに馬鹿野朗と怒鳴って走り去ります。
イトウチーフは、UGMは人事で、80は天命だと言います。小林と順子は、
よくわからない様子。そこで、矢的先生が詳しく教えます。
矢的「それはねェ。人事を尽くして、天命を待つ・・・。
UGMだってさっき君たちが見た通り、もう一所懸命なんだ!
つまり、人間としてやれるだけの事はやって、後は運を天にまかす。」
戦いだけではなく、我々の人生全てがまさにそうなのです。
人事が駄目なら、天命に頼る。逆転の時を待つとも言って良いでしょう。
防衛隊が何をしても怪獣を倒せない時に、ウルトラマンが現れるのを待つ。
天命はあらゆる奇跡を起こす言葉ですね。
それが、ウルトラマンに当てはまるでしょう。
オオヤマキャップがトイレから戻って来たところで、次に順子が質問。
80は実はUGMが開発した秘密兵器なのかとの事。つまり、ロボットですか?
ちゃうちゃうw80は宇宙人でロボットではないですよ。だいたい、
あんな素晴らしい力を持つ巨人をメカとして造れる技術があるワケがないと思う。
どうやら、子供は80が宇宙人である事を知らないみたいですか?(
オオヤマキャップの答えでは、80は自分たちと口聞けないが、
自分たちの考えならわかると言い、彼はUGMの内部に潜んでいると疑います。
その時、スペースマミーの定期巡航の時間が来て、オオヤマキャップが、
小林と順子をスペースマミーを乗せる事にします。二人は喜びます。
逆に政夫は自分もスペースマミーに乗りたかったと寂しく呟きます。
選ばれた子が喜び、無視された子が悲しむ。これぞ、差別ですな。
その差別のせいで、
無視された政夫からマイナスエネルギーが出ている感じがします。
そのマイナスエネルギーに呼応するように、謎の声が政夫に語りかけます。
謎の声『君ハUGMニ行キタカッタンダロ?ウン・・・。
ソノ残念ナ気持チ、ヨクワカルヨ。』
そして、謎の声は政夫にUGMの訪問へ導くように語りかけます。
果たして政夫はその声によってUGMへ・・・・いつの間に行けました(´・ω・`)
念願のUGMへ何とか来れた政夫はセラからもらったジュースを飲んでいます。
スペースマミーは第5ポイントに飛んでいて、そこの火星の近くに、
第5番目の惑星間宇宙基地と言う巨大円盤があるそうです。
そんなもんも造れるとは、
やはり科学の発展が進んでいるなァ。SFの雰囲気も次第に進化してますな。
まだ発表できてないので、セラはこの事を誰にも、
言わないようにと政夫に言い、それに賛成する彼は笑顔を見せます。ですが、
その笑顔は何か別の意味を表していると矢的は気づいています。そんな彼を、
怪しそうな面構えで見た政夫は、
隊員たちに80は悪い宇宙人だと語ります。何とも突然なw
彼が言うには、80は地球人を取り入り、地球人を安心させて、
そのスキについて、UGMの解散だの、地球をよこせだの、
大変な事を要求する事らしいです。政夫って、80が嫌いですか?私は好きですが(
そこで、フジモリ隊員やイケダ隊員と一緒に戻って来た小林&順子。
政夫は突然、小林に小林の母が交通事故による大怪我で入院したと言います。
いきなりそう言われて疑う小林。政夫はそれを伝えるためにUGMに来たらしいです。
そして、順子は政夫の声が少し変だと言います。風邪気味だと返事する政夫。
小林は病院へ行こうとUGM基地を後にしました。そして、政夫は望んで、
順子と一緒にセラや城野隊員の案内で、宇宙観測センターへ行きました。
そこにあるプラネタリウムの映写装置・360度計で、
全宇宙の情報が分割されるそうです。
その360度計から映し出される宇宙の神秘に目を輝かせる順子。
ですが、政夫は・・・。
政夫「・・・イヤ、懐シイナァ。早ク帰リタイナァ・・・!」
笑みを浮かべて呟く政夫。今のは冗談か?それとも・・・。
順子はそんな政夫に宇宙の星雲が懐かしいなんて変と言います。確かにそうだ。
この政夫、最近何かが変すぎますね。その真実は徐々に近づきます。
そして、360度計から見える宇宙に一つの巨大宇宙船が一瞬映し出されました。
この宇宙船は・・・。昔、見た時から怪獣ではないかと思いました。個人的に(
一方、小林を家へ送っているユリちゃんは、真実の鍵を見つけます。
それは、白いTシャツで倒れている政夫であった。政夫が二人!?
そう。白いTシャツの政夫が本物で、UGMにいる政夫こそが偽者なのです。
その偽政夫が今、矢的のシルバーガルに乗っています。そこに、
イトウチーフが中止命令を出そうとするも、
偽政夫が無理やりシルバーガルを発射させてしまい、
後が引けません。
大空を翔けるシルバーガルを操縦する矢的は政夫にこう聞きます。
矢的「・・・・一体、お前は何者だ?」
偽政夫「はははははははは・・・・!!!」
そして、偽政夫がついに正体を表しました。両手がハサミの異形なる悪鬼・・・。
初代マンやジャック、ジョーニアスに激しい抗争を仕掛けて来た恐戦士。
宇宙忍者バルタン星人!!!!!
矢的は初めから偽政夫の事を怪しいと思ったそうです。
バルタン星人「ココマデ来レバ・・・コノシルバーガルモ、ソシテ矢的!
ツマリ、ウルトラマン80モ、ミンナ我々バルタン星人ノ物ニナッチマウノサ!!!」
そして、シルバーガルの前にセラたちが見た宇宙船が。これこそ、
バルタン星人の巨大宇宙船なのです。
バルタンはこれで矢的を母星へ連れていくそうです。
バルタン星人「我々、優秀ナバルタン星人ノ動物園ニ入レルンダ!!
下等動物トシテ動物園ニナァ・・・ッ!!ヒャハハハハハハハ!!!!!!」
何と。80をバルタンの動物園に売り飛ばすつもりです。ちなみに、
バルタンの母星は元々爆発でなくなり、初代マンの第16話で見つけたR惑星を、
新たらしいバルタン星として移住していました。そこにある動物園って、
一体どんな奴等がいるんでしょうね?やはり、宇宙怪獣だらけでしょうな。
そこに、80が連れて来られたとしたら・・・。80はきっと、
かつてない悲しみや屈辱で一生を過ごさなければならない。それも、
多くの星人たちに辱められながら・・・。
そして、バルタン星人は矢的を羽交い絞めし、
動きの自由を奪います。ですが、
矢的先生は諦めません。人事を尽くすまでは・・・。
矢的「人間として・・・ギリギリまで頑張る!!!!」
そして、ついに脱出成功。パラシュートで降下する矢的だが、
飛んで来たバルタン星人がそのパラシュートを切って、彼を落としてしまいます。
今こそ、天命の時。矢的は80に変身して、見事に着地。同じく、バルタン星人も、
巨大化しました。そして、声がお馴染みのフォッフォッフォッ笑い。
ちなみに、等身大では普通の人間の声で、フォッフォッフォッ笑いしてません・ω・
前回のザ☆マンではうめき声でしたが、今作では歴代の鳴き声です。
バルタン星人「フォッフォッフォッフォッフォッフォッ」
やはり、バルタン星人はこうでなくては^^さぁ、バトルの始まります。
80とバルタンは両者とも、激しいアクションに格闘戦を繰り広げています。
そこに、バルタン宇宙船が無数のミサイルによる援護攻撃で、80を苦しめます。
さらにUGMのスペースマミーが80を助けようとバルタン宇宙船を攻撃します。
ここに、ウルトラマン80VSバルタン星人。スペースマミーVSバルタン宇宙船の、
壮絶な戦いが開始します。ですが、スペースマミーは宇宙船の攻撃を受けて被弾。
せっかくの特撮における宇宙要塞VS宇宙要塞の戦いなのに、負けちまいます(
80が攻撃するも、星人は姿を消して避けます。そして、背後から80を打撃。
バルタンは得意のテレポーションを駆使した格闘で翻弄。対抗する80は、
ウルトラアイで透明のバルタン星人を見つけて、敵を掴んでは投げ飛ばしたが、
バルタン星人は着地して両腕のハサミからバルタンバルカンを連射。
80はハレーションミラーで防御。しばらく格闘が続き、バルタンは二つのハサミから、
青白破壊光線で80に大ダメージを与え、格闘で追加攻撃。
80が反撃しようとするが、
星人が空を飛びます。80も逃さず飛んで空中戦へ。
バルタンはバルタンバルカンで攻撃するが、
80は空中回転でかわします。その周囲に着弾し、激しい爆発が。
両者は着地。バルタンはまた逃げようと飛びますが、80は敵の両足を掴み、
大きく振り回して投げ飛ばしました。
そして、バルタン星人は自身の宇宙船とぶつかって、
壮大な大爆発で最後を遂げました。
かくして、バルタンの恐怖はここに終りました。
その後、小林と順子は人事を尽くして天命を待つと言う言葉を理解したそうです。
中には政夫もいましたが、UGMに行けて喜べたでしょうか?
そして、今まで侮辱していた事にちゃんと反省していたでしょうか?
そんなこんなで、この恐れていたバルタン星人との抗争は終りました。
今回はバルタン星人が80と熱いバトルを繰り広げる回でした。ドラマでは、
喜ぶ人と寂しい人の差別がわかる回でした。
喜ぶ人は喜ぶでそれで良いですが、
寂しい人は喜びを感じず、ただ憎悪や悲しみを露にするばかりですな。
そのせいでマイナスエネルギーが増えるばかりです。
そのマイナスエネルギーで、
怪獣だけではなく、宇宙人をも動かしてしまうのがわかりました。
差別の原因は、UGM訪問豆記者の応募。・・・・どうせなら、
応募者全員を招いてやれば良いんじゃないでしょうか?
そうすれば、政夫だってUGMの見学ができて、
マイナスエネルギーを込み上げ、
バルタン星人に利用されずに済んだものの・・・。
今回登場したバルタン星人の特徴は、何と言ってもバトルシーンでしょう。
今までのバルタンは戦闘が地味らしかった(そこそこ面白かったが(ぁ)でしたが、
このバルタンは格闘、戦法、アクションが凄く備わって、かっこ良いです。
噂では、豚鼻バルタンと呼ばれていますが、それも悪くありませんね(
次回は凧上げです。凧が怪獣です。
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