ウルトラマンクリスタル 第54話・旧友は魔女!?
鉱石怪獣・ゴッツンゴン登場
ハリーの家。そこの居間のソファに座っているハリーは、
新聞を読んでいた。何やら嬉しそうな表情をしていた。
ハリー「マジックアキンドがついに、このアメリカに来るのかァ。」
コリス「何ですか?マジックアキンドとは?」
ハリーの言葉を、テーブルにハンバーグを乗せた食器を置いたコリスが聞き、
そのマジックアキンドと言う物について問う。ハリーが根気良く立って答える。
ハリー「聞いて驚くな?マジックアキンドってのは、
世界中を旅している女性が魔女と名乗って、得意の手品を商売としているんだ。」
それを聞いたコリスは感心しながら、スープを置いていた。
コリス「そうですか・・・。あ。もうご飯食べても良いですよ!」
ハリー「おっ!サンキュー!!」 ハリーは喜んで、テーブルの前の椅子に座る。
コリスも座り、二人は夕食を食べる事にした。二人とも、ハンバーグを食べている。
ハリー「うんうん・・・。うまい!コリスの作ったハンバーグ・・・。うめェよ。」
ハリーはハンバーグを食べて、嬉しそうに評価する。実は、
今回の夕食はコリスが料理したそうだ。自身もハリーも美味しく食べている。
コリス「この前、サキさんが料理を教えてくれたんです。それを教訓に・・・。」
ハリー「そっか。サキさんって親切な人だなw」
コリス「はい^^」 コリスは嬉しそうに食べて、スプーンでスープを飲む。
ハリーはハンバーグの次に、スプーンを飲んだ後、急にひらめいたようにこう言う。
ハリー「・・・そうだ!明日、一緒にマジックアキンドに会いに行かねーか!?」
コリス「ん?それも良いですね。その時はクッキーでも作りましょう。」
ハリー「おっ!良いねェwwwじゃ、明日は起きたら出発だ!」
コリス「はい!」 この後、二人は食事を終えて就寝した。
そして、次の日。コリスとハリーは外出して、町中を歩いていた。
マジックアキンドの居場所を求めて。ハリーは歩きながら呟く。
ハリー「マジックアキンドは確かここにいるハズだが・・・。」
コリス「マジックアキンドは子供にも人気だから、
子供たちが多そうなところへ行ってみてはどうでしょうか?」
ハリー「ふむ・・・。そうだなァ。おっ!?」
その時、二人は子供たちが集まっているところを見る。
ハリー「もしかして・・・!」 コリス「行ってみましょう!」
二人は子供たちに近づく。子供たちだけではなく、大人たちも数名いた。
彼らの前には、いかにも魔女と思わせるような帽子や、
黒い服を着ている女性がいた。この女性こそがウワサのマジックアキンドである。
マジックアキンド「いらっしゃぁ~い!!
マジックアキンドの魔法ショーを始めるよォ~っ!!」
コリス&ハリー「マジックアキンド!!!」 二人はそれを見て、笑顔になる。
そして、マジックアキンドの肩には、魔法使いの帽子を来たカラスがいた。
マジックアキンド「えーっ。このカラスは相棒のジョーと言うもんです。
ただのアシスタントです。それでは、最初のマジック、行くわよ!?」
カラスの名はジョー。ジョーはマジックアキンドに何か語るように鳴き始める。
ジョー「カーッ!カーッ!!カーッ!!!」
マジックアキンド「ん?またインチキを出すでしょうって?んなワケないでしょ!?
私のマジックはね、本物の魔法なのよ!!?」
客たち「ははははははははははは!!!!!」
マジックアキンドとジョーの漫才らしきやりとりに、客たちは受けて笑った。
コリスやハリーも面白がって笑う。マジックアキンドはそれを見て、にやりとする。
マジックアキンド「それでは、雰囲気が盛り上がりそうなところで、
魔法を使ってみますよ!これは言うまでもなく魔法です。それ!」
マジックアキンドは杖を持ち出して、それをクルクル回して何かを唱えた。
マジックアキンド「ピピルンパパルン!!」 そして、杖を突き出すと、
そこからの方向からケーキがポンと起きて出てきた。
男の子「あっ!ケーキだ!!」 女の子「美味しそ~うw」
子供たちは魔法で出てきたケーキに喜ぶが、そのケーキが急に消えてしまった。
子供たち「あーあ・・・。」 子供たちがそれを見て、少しガッカリする。
ハリー「すげーぞ!!見たか!?コリス!!」
コリス「ええ。今のは確かに魔法ですね・・・っ!(姉さんのと違うけど、
これは今のは本物の魔法だ・・・っ!まだ確信してないけど・・・・。)」
マジックアキンド「次はこれを出しますよ!ピピルンパパルン!!!!」
マジックアキンドは次に可愛らしいアザラシを出した。女性達はこれに評価する。
女性「きゃーっ!!」 「可愛いィ~っ!!」
コリス(間違いない・・・。やはり、魔法だ。もしかして、マジックアキンドは・・・。)
そして、アザラシもすぐに消えてしまう。
マジックアキンド「まだまだ行くよ!!ピピルンパパルン!!!!」
マジックアキンドは次に、セクシーな水着少女の等身大フィギュアを出した。
男性たち「おおーっ!!」 「萌えええぇぇぇ~っ!!!」
つづく
[0回]
PR