バンジョーとカズーイの大冒険・THE・FIRST 第21話・マンボの旅立ち
クランカーのどうくつででグランティと戦い続けるバンジョー一行と、
ミューティーズの少年少女たち。だが、彼らとの仲違いで、
バンジョーとカズーイはクランカーのいるところへ迷い込んでしまう。
そこで、奴隷として捕らわれの身となった巨大なメカ怪魚のクランカーを、
救出。クランカーの虫歯を治すために彼の内部へ。そこに、
犬のような怪獣が。動物型のミューティーズ・ミューティーアニマルが、
グランティの陣地となったクランカーの内部で、バンジョーたちを迎え撃つ。
その犬のようなミューティーズ。こいつをミューティー・ドッグと名づけよう。
ミューティー・ドッグ「グルルルルルルル・・・・!!」
カズーイ「な、何なの!?このデカ犬は!!?」
バンジョー「どうやら、グランティは番犬をも扱えるみたいだ・・・。」
ミューティー・ドッグ「ウウゥゥゥ・・・ワンワン!!!ワオォォン!!!!」
ミューティー・ドッグはいきなり跳びかかる。獲物を食い荒らそうとするように。
バンジョーたち「うわっ!!!」 3人は敵の攻撃を避けようと、
素早く跳んだ。バンジョーとカズーイは右の方。ボトルズは左の方である。
ミューティー・ドッグ「ワン!!ワアァァァン!!!」
ミューティードッグはバンジョーとカズーイに再び跳びかかる。
バンジョーとカズーイ「はっ!!!」 カズーイは二つの羽を素早く動かし、
同時にバンジョーもジャンプした。それにより、怪獣の攻撃を避けた。
そして、床に着地したバンジョーは走り出し、攻撃に出る。
カズーイ「決めちゃえ!!バンジョー!!」
バンジョー「おう!!!はああぁぁぁぁっ!!!」
バンジョーはミューティードッグにメガトンパンチを打った。
ミューティー・ドッグ「キャン!!ウウウゥゥゥゥ・・・・!!ワォン!!!!」
顔を殴られて痛がるミューティードッグだが、さがる様子はなく、
逆に怒りが込み上げて来た。反撃で、巨大な足でバンジョーを蹴る。
バンジョーとカズーイ「うわあああぁぁぁぁぁぁ!!!!??」
二人は敵の強力な打撃に吹き飛び、壁に叩きつけられる。
ミューティー・ドッグ「ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!」
ボトルズ「バンジョー!!カズーイ!!」
ミューティー・ドッグ「ワン!!ワン!!ワン!!」
そして、ミューティードッグはバンジョーとカズーイに向かって走る。
壁に座り込んでいるバンジョーはゆっくり立ち上がる。
バンジョー「来るぞ・・・っ!!カズーイ!!!」
カズーイ「ええ!タマゴミサイル!!!!」
カズーイはタマゴミサイルを連射して、ミューティードッグを迎撃。
ミューティードッグ「キャッ!!キャン!!キャンキャン!!!」
怪獣はタマゴミサイルを数発受けて、苦痛でさがろうとする。
バンジョー「押している!!」 カズーイ「この調子に・・・っ!!」
ミューティー・ドッグ「グルルルル!!ワオオオォォォォォン!!!!!」
その時、ミューティ・ドッグは口から緑色を火炎を吐いた。
バンジョー「げげっ!!」 カズーイ「ひ、火を吐いたァ!!?」
敵の火炎攻撃に驚いた二人は驚きながらも、素早く避けた。
火炎があたった壁があまりの熱さに溶けかかる。
ミューティー・ドッグ「ウウウウウゥゥゥゥゥ・・・・!!!!」
カズーイ「こいつ・・・!結構、強いわ!!」
バンジョー「こいつをどうやって倒せば良いんだ・・・!?でも、
負けるワケにはいかないっ!!マンボが信じているんだから・・・!!」
カズーイ「あたいたちは負けないってね!!」
バンジョー「そうだな・・・!行くぞ!!!」
バンジョーは走り出す。強敵のミューティードッグを倒すために・・・。
ここは、マンボまうんてん。そこに、かつてバンジョーとカズーイを助け、
グラブリン族を救った不死の魔術師がいた。その魔術師のいる森。
その森には、髑髏の屋敷があった。その屋敷の扉がゆっくりと開いた。
そこからゾンビのような怪人の足が。手には髑髏が先端の杖を持っている。
そして、黄色い髑髏が顔で、目が青い。頭に3本の赤い羽根がある。
そう。このゾンビの怪人こそが、不死の魔術師のマンボ・ジャンボなのだ。
マンボ「・・・・さっきの悪い予感。一体、何だったんだ?」
マンボは先ほど感じた感覚に不安を抱いていた。
マンボ「何かの前触れだろうか?それとも・・・・。
だが、確かに感じた。何か恐ろしい物、出るのではないかと・・・・。」
マンボはそう言って、屋敷の中へ戻った。
ここが、マンボの部屋である。壁が髑髏でできていて、
何かの液体が入った複数の鍋や少し大きい髑髏や怪獣のなど怪しい物があるが、
ベッドや肉や野菜などが入って箱、冷蔵庫やテレビなど、普通の家具もあった。
マンボは本棚から、ある本を読みながら、テレビを見ていた。
つづく
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