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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョー「・・・あれ?苦しくなくなっている?」

カズーイ「・・・それに、嫌なイメージも消えていくわ。」

ダタンカ「俺らもそんな感じだ。・・・そうか!」

カズーイ「何かわかったの!?」

ダタンカ「ああ。この地獄には、人の脳内を改悪する装置がある。

もしかしたら、

センがその装置を壊してくれているかも知れない!」


レミリャ「負のオーラによって、援軍も壊滅・・・!

このままでは、脳内改悪地獄が・・・いえ、

地獄全体が破壊されてしまうわ!!」

ザーギン「何とかならんのか・・・っ!?むっ!?」

その時、ザーギンはセンの脳内が映っているモニターに目をつける。

そこには、幼いセンの姿があった。そんなセンが、

薄暗い部屋で、両親に袋叩きにされていた。

レミリャ「これは・・・センの過去だわ!」

そして、場面は公園に変わり、

そこでセンは複数の子供にいじめられていた。

その子供の中に、幼い姿のレミリャがいた。

ザーギン「あの小さな女の子・・・。過去のお前か?」

レミリャ「ええ。小さい頃、こうしてセンをいじめたわ。」

そして、映像に白い文字が浮かび始めた。

白い文字【私は生まれてから、不幸が続いた。

子供たちはもちろん、大人たちも私に恐怖し、

私を虐げていた。そして、親にさえも・・・。

良い事は何一つできていない。むしろ、悪い事はできた。

何故、私が皆に嫌わて、いじめられているのかはわからなかった。

けど、今は理解できてる・・・。それは、

私は元々この世に生まれるべき存在ではないから。

その証拠に力も頭も魅力も何もない。良い事などできない上、

それを行いたくないのが本心。むしろ、

悪い事が好き。これが本当の私。人間としてできる部分など、

一つもないのです。そして、私を動かす感情は一つだけ。

それは、世の中を憎む・・・負。その感情を武器とする力を、

私はいつの間にか、持てるようになりました・・・。そして、

私は今、とても不機嫌でマジでキレてます。・・・どうか、

そんな私の負を・・・覚悟して、受け止めてください。

このウジ虫共め。】

白い文字が浮かんでいる間に、センが過去で、

それぞれ酷い目にあったり失敗したりするような場面が、

次々と映されていた。

ザーギン「うざってェ事をしやがって・・・!

誰が受け止めるかよ!貴様の負など・・・!!」

レミリャ「しかし、負のオーラは今でも確実に広がってるわ!」

ザーギン「ああ。もしかしたら、ここも危ねェな・・・!

だが、俺にとっちゃ、そんなもの怖かない・・・!」

その時、全ての囚人たちの脳内が映されているスクリーン。

その全ての映像が映せなくなり始めた。

ザーギン「何っ!?全ての囚人共の脳内が見れなくなってる!?」

レミリャ「きっと、脳内を改悪するための装置が、

破壊されてるんだわ!」

ザーギン「何!?もし、そうだとしたら・・・!」

全てのスクリーンから、それぞれセンが、

怒り狂ったり、泣き暴れたり、バカ笑いしたり、

下品な行為をしたりとしていた。

それらはそれぞれすぐ映ったり、すぐ消えたりしていた。

レミリャ「脳内変換装置が破壊される!!」


脳みその形をした発光器官にヒビが大きく入っている。

そして、ついにその発光器官である、

脳内変換装置が爆発と共にバラバラに砕け散った。


ボトルズ「・・・・っ!?あ、あれ?

嫌なイメージが消えた・・・。頭も心も痛くない。」

囚人A「・・・おお。もうイメージが浮かばない。」

囚人B「何だか安心できる気持ちだ。」

囚人C「俺たち、助かったんだァ!!」

囚人D「もう苦しまずに済む!」

こうして、ボトルズたちこの地獄の囚人の脳内から、

改悪による嫌なイメージ全てが消え、心が正常に戻った。

これにより、囚人たちは喜ぶが、

ボトルズはまだ不安そうな表情をしていた。

ボトルズ「バンジョー・・・。チキンちゃん・・・。」

 

しかし、負のオーラはまだ増え続けている。

既にこの脳内改悪地獄全体を満たしたが、

今度は他の地獄にも広げてしまおうとした。

セン「おkplkvぽd;slkヴぉp;sk;おpckls」

センはオニマンと兵士の死体の山の上で、

それを証明するように吠えていた。そんな彼女の近くには、

バンジョーたちやボトルズ、クラッシャーの戦士たちがいた。

しかし、負のオーラによって、体の震えが止まっていない。

バンジョー「・・・君のおかげで僕らの頭にある、

嫌なイメージ全てが消えた!ありがとう!!

だから、もう負けのオーラは出さないでくれるかぃ!?」

ダタンカ「そうだ!この地獄での戦いは終わった!!

・・・もうお前が暴れる必要なんかない!!」

セン「ういvjそいjs;おぢjkd;おjvkど;kvdm」

しかし、センは狂ったように踊り続ける。

カズーイ「もう負のオーラを出さないでよ!このヒス女!!」

しかし、センはいきなりバンジョーの目の前に立ち、

カズーイを殴り飛ばす。それにより、バンジョーも飛ばされる。

カズーイ「ぷはっ!!?」

バンジョー「カズーイ!!」

セン「えfpぉpvgkwぽ;kl、vlぽpvk、おlkv」

センはパンチとキックの連続攻撃で、

バンジョーとカズーイを痛めつけるが、

バンジョーは両腕で、カズーイは羽でガードする。

カズーイ「もう!!何なの!!?」

その時、センの両目から涙が流れているところを、

バンジョーは見た。

バンジョー「・・・・泣いてる。」

カズーイ「え・・・!?あ、確かに。」

ダタンカ「・・・熊!!鳥!!センを救ってくれ!!

あいつは、とても辛い過去で、世の中を憎み、

それでこんな戦士になってしまったんだ!!

どうか、彼女の暴走を止めてくれ!!!」

カズーイ「でも、どう止まれば良いワケ!!?」

ダタンカ「・・・それは、愛!!優しさだ!!

センの負を受け入れる優しさなんだ!!」

バンジョー「受け入れる優しさ・・・!っ!?」

バンジョーは近くのセンから発している、

負の力で押される感じに苦しむ。

バンジョー「くっ!おおおぉぉぉぉぉ!!!」

しかし、バンジョーは勢いで前へと跳び、センを抱き始めた。

セン「っ!!!??」

カズーイ「バンジョー!!!?」

バンジョー「・・・・怖がらなくても良いよ。」

セン「・・・・・・・っ!!?」

センは人間ではない異常で醜い表情を崩し、

気を静めるような感じになり始めた。

ダタンカ「・・・・おお。負が消え始めた。」

バンジョー「君がたくさん辛い目にあった事とか、

何故こんなオーラを出せるようになってしまったかは、

僕にはわからない・・・。わかれなくてごめん。

でも、僕はそんな君の負を受け入れる。」

カズーイ「ば、バンジョー・・・・!うっ!?」

カズーイは負の力に苦しんでいるが、

少しずつ受け入れようと耐えている。

つづく

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