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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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男の子A「それから、僕たちのような親のいない子たちを、

集めて、一緒に育ててくれたんだ。」

灰間「そっか。大岩にもそんな過去があったとは知らなかった。」

大岩「悪かったのォ。天宮は全ての人たちが幸せになれように、

シスターになったんじゃ。そうする事で、全てを救おうと思ったけ。

それに比べ、わしは・・・何もできへんがな・・・・。」

灰間「何もできない?じゃ、この子たちを守るのも無理っての?」

大岩「・・・・いや、この子たちだけは何としても守りたい。

いや、必ず守る。それが、神が俺に課した使命じゃぃ!」

灰間「・・・・なら、良いじゃん。」

大岩「灰間。おどれも協力せんかぃ。一緒に子供たちを守るんじゃ!」


夜になった。教会の近くの施設の前では、

赤いローブと青いローブがあった。そう。例の二人組が現れたのだ。

二人組は施設の子供たちを狙っているのだ。

赤いローブの者「ここには子供たちが多くいるぜ・・・!」

青いローブの者「だが、中にはウルトラマンティアーズもいるぞ。」

赤いローブの者「何か作戦を立てんとなァ・・・!」


施設のキッチンでは、天宮と野口が料理をしていた。

天宮「今日は手伝ってくれてありがとうございます。」

野口「いえいえ。これくらい、当たり前の事です。

でも、大変ですよね。一人でたくさんの子供たちのために・・・。」

天宮「だって、私と大岩さんでなきゃ、

あの子たちを育てられないから。

他の大人たちは、私やあの子たちのような者には冷たくしました。

きっと、これも社会のせいでしょう。けど、神様なら、

こう伝えてくださるハズです。全ての子たちを愛せと。私が、

シスターになったのは、

全ての者に幸せを与えるための許しを得るためです。」

野口「そうですか・・・。大岩さんとは今でも仲良しですか?」

天宮「ええ。だって、幼い頃からの仲ですもの。」


灰間「・・・・ところで、大岩って。天宮と付き合ってる?」

灰間がそう言うと、大岩がいきなり赤くなりそうで吹く。

大岩「ぶっ!!な、何でそがな事を聞くんじゃぃ!?」

灰間「だって、なんかそんな感じがするしよ。」

女の子A「大岩お兄ちゃんと野口お姉ちゃんはね、

恋人同士なんだよ!」

女の子Aがいきなりそう言うと、大岩は頬を赤く染めて嗜める。

大岩「こりゃ!!そがな事は軽く言うもんやない!!」

灰間「あっ!!やっぱり、そう来たか。」

大岩「ワレも納得すんな!!!」

灰間「いやぁ。悪い悪い・・・。むっ!?」

その時、灰間のペンダントが光り出した。灰間は立ち上がる。

灰間「(この近くに魔族がいる。)ちょっと、トイレに行ってくる。」

大岩「おお。行ってこいや。」


部屋から出て、廊下を歩く灰間は一人で何かを叫んだ。

灰間「出てこいや!魔族!!ここに来たのはわかってんだよ!!」

そして、灰間の前には赤いローブの者が現れた。

赤いローブの者「ヒヒヒヒ・・・!ティアーズめ・・・!!」

灰間「やはり、てめーら謎の二人組の正体は魔族だったな。

言え!!何故、子供たちを浚いやがった!?」

赤いローブの者「それはよ。魔獣たちの餌にするためさ。

地球人の子供たちは魔獣にとって、凄い美味しいと思うからなァ。

ちなみに、俺の相棒は既に子供たちの方へ向かった。」

灰間「何・・・・っ!?」 その時、廊下に子供たちの悲鳴が響く。

子供たちの声「きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

灰間「あっ!!!」 赤いローブの者「ぐふふ。来た来た。」


部屋では青いローブの者が来て、子供たちはそれに怯え、

泣きながら大岩の後ろで震えている。

大岩が青いローブの者と対峙する。

大岩「とうとう来たのォ。じゃが、

この子たちには指一本触れさせんわぃ!」

青いローブの者「けけけ。

地球人ごときがこの魔族である俺に勝てるか?」

大岩「なめんやないわぃ。わしはとっても強いんじゃ!こりゃ!!」

青いローブの者「ふふっ!!じゃあ、楽しい喧嘩をしようぜェ・・・!」

男の子A「大岩お兄ちゃん・・・・。」

大岩「安心せんかぃ。おどれらは必ずわしが守っちゃる。

この子供たちをいじめるガキはわしが必ず許さんど!こりゃ!!!」

大岩が青いローブの者に殴りかかる。


赤いローブの者「・・・・・!」

赤いローブの者が殴りかかる。だが、

灰間はその拳を右腕で受け止める。

灰間「ぬ・・・っ!!でや!!!」

灰間は左手の拳で赤いローブの者を殴って、倒した。

そして、灰間は赤いローブの者の頭を掴む。

赤いローブの者「・・・・・・!?」 その時、野口と天宮が来た。

野口「どうしたの!?灰間君!!」

天宮「子供たちの悲鳴が聞こえましたが・・・!」

灰間「部屋で魔族が子供たちを浚おうとしてんだ!!」

天宮「な、何ですって!!?」

天宮は灰間の発言に驚き、必死に走った。

野口「ところで、灰間君。このローブの人って・・・。」

灰間「人じゃねェ・・・!魔族だよ!」

灰間は敵のローブの頭の部分を思い切り剥ぐ。

その時、赤いローブの者の正体が見える。

野口「っ!?」 野口はあまりの驚愕に口に手を当てる。

赤いローブの者の正体は奇怪な怪人であった。その顔は、

赤い目をして、笑っているような口に2本の牙。

頭の左右には大きな角のような部分がそれぞれあった。

赤いローブの者「ヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ・・・・!!」

赤いローブの者は灰間から離れて、すぐに逃げ出した。

灰間「あっ!!待ちやがれ!!!」


部屋では大岩と青いローブの者が格闘をしていた。

青いローブの者「・・・・・・!」

青いローブの者が大岩の顔を殴る。大岩はさがる。

大岩「ぐぉ!?おどれェ・・・・!!」

男の子A「大岩お兄ちゃん!!頑張れ!!」 

女の子A「負けないで!!」

大岩「おう!!見とれやァ。わしの活躍をのおぉぉぉっ!!」

大岩は思い切り青いローブの者を殴る。攻撃は命中した。

青いローブの者「・・・・・・!?」 大岩「こりゃああぁぁぁ!!」

大岩はさらに青いローブの者を蹴り上げる。敵は倒れた。

子供たち「やったあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

大岩「おぉ。こりゃ。顔を見せんかぃ・・・!」

大岩は青いローブの者の頭のローブを剥ぐ。すると。

大岩「っ!?おおおぉぉぉ・・・・!!?」

大岩は突然の驚きに、さがる。

青いローブの者の異形の顔が見えたからだ。

その顔は赤いローブの者とほぼ同じだが、目の色が青だった。

青いローブの者「ヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ・・・・・!!」

そして、青いローブの者も逃げ出した。大岩がそれを追う。

大岩「おぉ!!待てこりゃ!!!」

大岩が外に出ると、野口と天宮が来た。

野口「皆!!大丈夫・・・・!?」

男の子A「平気だよ!!大岩お兄ちゃんが助けてくれたもん!」

天宮「そうですか・・・。ありがとう。大岩さん。」


教会の外に出たローブの二人組。そして、灰間と大岩。

雨が激しく降り、時々出る雷が夜空を輝かす。

灰間「もう逃げられねーぞ!!!」

大岩「子供たちを虐めたちゅみ(罪)は、重いでェ・・・!」

ローブの二人組「ヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッ・・・・・!!」

ローブの二人組が素早く走って、灰間と大岩に迫る。

灰間「おら!!!」 大岩「こりゃ!!!」

灰間と大岩はその二人組を思い切り殴る。二人組は倒れた。

だが、すぐに立ち上がった。そして、空高くジャンプする。

赤いローブの者が赤く光り、青いローブの者が青く光る。

二つの光が重ねると、巨大な光となり、

巨大な怪物の姿になっていく。

光が消え、邪悪な巨大生物が現れた。

邪悪な巨大生物「キシァアアアアアアアアァァァァァァァァァ」

その怪物は腕が4本のあり、下の部分の両腕が普通の手で、

上の部分の両腕が刃物でできていた。足が普通に2本ある。

顔が二つあり、二つともローブの二人組と同じ顔をしていた。

身体の方では、ローブの二人組の顔に似ていた。

左目が赤で、右目が青だった。

笑っている口に牙が数本も生えていた。2本ある尻尾が長かった。

灰間「二人で合体して、魔獣になりやがったか・・・・!!」

そう。この巨大怪獣は魔獣である。

その名も、魔獣ザグルドンである。

ザグルドン「キシァアアアアアアアァァァァァァァァァ」

ザグルドンは教会に向かって、走り出す。

灰間「大岩!!天宮に伝えて子供たちを避難させろ!!」

大岩「ワレはどうすんじゃぃ!?」

灰間「俺は魔獣を引き付ける!!

何せ、俺はミラクルマンだからよ!!」

灰間はザグルドンに向かって走り出す。

大岩は施設の方へ走る。


部屋に戻った大岩は天宮たちにこう叫ぶ。

大岩「皆!!魔獣がこっちに来る!!早く避難するんじゃ!!」

野口「何ですって!?魔獣が・・・・!」

天宮「またこの地に来たのですね。悪魔の使いが・・・!」


施設から出る大岩たち。だが、魔獣が教会に近づきつつある。

男の子A「あっ!!魔獣が近づいてくる!!」 

女の子A「こ、怖いよォ・・・!」

野口「皆!!早く逃げて!!!」

ザグルドン「キシァアアアアアアアアアアァァァァァァァァ」

魔獣が教会の近くにいる大岩たちを襲うのも、

時間の問題である。

天宮「このままでは、踏み殺される。神様・・・!

どうかお救いを!!」

天宮は両手を握って、神に祈る。その時、救いがやってきた。

灰間「ティアーズ!!!!!」

人気のないところで、灰間はウルトラマンティアーズに変身した。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!」

つづく

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