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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ウルトラマンクリスタル「とああああぁぁぁぁぁ!!!!」

さらにクリスタルは踵落としでザギレマサの頭にヒットする。

ザギレマサ「ギシャアアアアアァァァァァァァァァ」

使徒は頭に凄い攻撃を受けて、痛がる。

ウルトラマンクリスタル「シュアッ!!てええぇぇぇぇい!!」

クリスタルはまたも攻撃しようと迫るが、

使徒はそんなに甘くはない。

ザギレマサが左腕の刃でクリスタルの身体を突いた。

ウルトラマンクリスタル「あぐっ!!」 

クリスタルは攻撃を受けてさがった。

ザギレマサ「ギシャアアアアアァァァァァァァァ」

さらに使徒は右腕の刃でクリスタルを斬ろうと振るうが。

ウルトラマンクリスタル「くっ!!ショアッ!!!」

クリスタルは左腕で敵の刃からガードし、

右手で敵の顔に打撃する。

ザギレマサ「ギシャアアアアアァァァァァァァァァ」

攻撃に耐えるザギレマサは、キックでクリスタルに反撃する。

ウルトラマンクリスタル「うわああぁぁぁ・・・・っ!!」

ザギレマサ「ギシャアアアアアァァァァァァァァ」

さらにザギレマサは右腕の刃を振って、クリスタルの身体を斬る。

ウルトラマンクリスタル「ぐわああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

クリスタルは使徒の攻撃に倒れる。サキはこれに驚く。

サキ「コリス君!!!!」 

モモ「コリスを援護する!!攻撃開始!!!」

そして、DGCメカ3機が飛ぶ。

仲間のクリスタルもといコリスを救うために。

ウルトラマンクリスタル「ぐ・・・・・っ!!」

クリスタルは立ち上がろうと必死だが、ザギレマサが、

そんなクリスタルに近づいて斬ろうとしている。その時、

無数のバルカンがザギレマサを襲う。使徒はこれに驚く。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアァァァァァァァァァァ」

ザギレマサを撃ったのは、コプターラッシュ。

コプターが通常バルカンで攻撃した。

イチゴ「大丈夫かぃ!?コリス君!!!」 サキ「今、助けるわ!!」

ウルトラマンクリスタル「サキさん・・・イチゴさん・・・・!ぬっ!!」

クリスタルは仲間たちの応援を受けて、一気に立ち上がる。

ウルトラマンクリスタル「ぃやあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

クリスタルが接近しようとするが、

ザギレマサも迎撃しようと走る。

そんなザギレマサに2機のスカイラッシュが、

レーザーバルカンで攻撃。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアァァァァァァァァァァ」

使徒はその攻撃を受けて、動きを止める。

テブリッシュ「今だ!!コリス!!!」 

シュドー「必殺技を撃て!!」

ウルトラマンクリスタル「はいっ!!ウルトラボマー!!!!」

クリスタルはウルトラボマーで、

ザギレマサの身体の一部を爆破した。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアアァァァァァァァァァァ」

使徒は大ダメージを受けて、倒れそうになる。

ハリー「良いぞ!!コリス!!!」 杏「頑張って!!」

モモ「やっぱり、うちの弟は強いわね!このままとどめを!!」

ウルトラマンクリスタル「はい!!エクセリック・・・・!!」

クリスタルがエクセリック光線を構えようとした、その時。

ザギレマサ「ギシャアアアアァァァァァァ」

ザギレマサが両足をさげ始める。

クリスタルはこれに驚き、構えを止める。

ウルトラマンクリスタル「っ!?この体勢は・・・・!!」

そして、ザギレマサはまたも青い影となった。

その瞬間に、クリスタルを一瞬で切り裂く。

クリスタルは倒れそうになる。

ウルトラマンクリスタル「うわっ!!!」 

サキ「っ!!あれは・・・・!!」

モモ「使徒め・・・!また、音速を使ったわね・・・・!!」

ザギレマサは青い影になると、

物凄い音速を誇るスピードで迫るのだ。

青い影はクリスタルの周囲を走り、クリスタルを途中で何回か斬る。

ウルトラマンクリスタル「ぐあぁぁ・・・!!おおぉぉっ!!あぅ!!!」

青い影はクリスタルの身体を斬り続ける。だが、クリスタルは、

素早い青い影を目で捉える事もできず、捕まえられない。

隊員たちも音速で走る青い影を捉える事ができない。

シュドー「このままじゃ、コリスがやられちまう・・・・っ!!」

テブリッシュ「援護しようにも、相手が速すぎる!!!」

ハリー「こ、コリス・・・。」 シャドー「負けないで・・・・っ!」

ウルトラマンクリスタル「ぅあ!!ぐふっ!!おは!!」

仲間たちが不安な表情をしている間にも、

クリスタルは青い影に切られ続けている。

そして、カラータイマーも赤く点滅。このままでは、危ない。

モモ「く・・・・っ!!こうなれば!!魔法で・・・・っ!」

モモはミンキーステッキを出して、窓辺の方へ向かう。

魔法で助けるつもりらしい。だが、間に合えるのか。

ウルトラマンクリスタル「く・・・・うぅ・・・・・。」

クリスタルはダメージを受けすぎて、

倒れそうになる。右膝が地面につく。

青い影はクリスタルの後ろの方に止まると、

一瞬ザギレマサの姿になる。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアァァァァァァァァ」

そして、再び青い影となり、クリスタルの背中に迫る。

モモ「っ!!??」 モモはこれに驚愕する。このままでは危ない。

その時、謎の白い波動がが青い影を吹き飛ばし、

青い影がザギレマサの姿に戻る。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアァァァァァァァァァァァァ」

使徒は倒れた。それに驚いたクリスタルはその使徒の方を見る。

ウルトラマンクリスタル「むっ!?な・・・何だ!?」

モモ「一体・・・・何が起こったの・・・・!?」

一同は今の状況に疑問を感じる。

その時、イチゴはどこかを見て驚く。

イチゴ「隊長!!あれをご覧ください!!!」 

モモ「えっ!!?」

モモはイチゴが見た方向を目を向ける。

シャドーたちもそこを見て、驚く。

シャドー「っ!!やはり・・・来てたのね・・・・っ!!」

シャドーは涙目で微笑む。そこには水色の鎧を着た巨人がいた。

ウルトラマンクリスタル「っ!!あ・・・あなたは・・・・・!!!」

クリスタルのその巨人を見て、驚く。そう。この巨人こそが、

フェナリナーサで生まれた夢の国の戦士、ライドマンだ。

モモ「ライドマン!!

ランドルさんとアイリーンさんの息子のジャック!!!」

サキ「来てくれたのね!!」 

イチゴ「そうか!この人がいたんだ!」

一同はライドマンが真打登場して、喜ぶ。これで勝機があがった。

ライドマン「・・・・・よぅ。久しぶりだな。コリス。」

ウルトラマンクリスタル「ジャックさん。助けに来たんですか!」

ライドマン「シャドーと言う人と一緒に、

夢の国の長に命じられてな。」

そして、ザギレマサは立ち上がり、こう言う。

ザギレマサ『フェナリナーサの戦士・・・!

よくも、我が同胞を・・・・!!』

ライドマン「悪いね。使徒ども。

俺はな、お前ら使徒を倒せと言われたんだ。

その使命をしっかりと果たさなきゃな。この世界のためによ!」

そう。ザギレマサは既に地球に来ていて、他の国で、

多くの使徒を倒していったのだ。

彼のおかげで、使徒はあと4人となったのだ。

ザギレマサ『マリンナーサの王子に、

フェナリナーサの戦士・・・・!

お前らを倒して、同胞たちの無念を晴らしてくれるわ!!!』

ザギレマサが走ると、ライドマンも走る。両者は激突する。

ライドマン「おらああぁぁぁぁっ!!!でやっ!!」

ライドマンはパンチで敵の顔を殴り、キックで蹴り飛ばす。

ザギレマサ「ギシャアアアアアァァァァァァァァ」

だが、ザギレマサはこれに耐えて、左腕の刃でライドマンを切る。

ライドマン「うわああぁぁぁぁっ!!くっ!!この野郎!!」

攻撃を受けたライドマンはさがるが、するに蹴りで反撃する。

ザギレマサ「ギシャアアアアアァァァァァァァ」

ライドマン「行くぜェ!!アイスナックル!!!!」

ライドマンは両手の拳を白い冷気に包ませ、

それで使徒を連続で殴る。

ライドマン「おらおらおらおらおらおらおらおらおら!!!!!」

ハリー「すげーぜ!!圧倒的に押してるぜ!!あの巨人!!」

だが、いつまでも押されているザギレマサではない。使徒は、

ミドルキックでライドマンをさがらせた。

ライドマン「うぉ・・・・っ!!?」

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアァァァァァァァァァ」

さらにザギレマサは口の突起から光線を発射して、

ライドマンを攻撃。

ライドマン「ぉわあああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

敵の光線を受けたライドマンは倒れるが、

クリスタルに支えられる。

ウルトラマンクリスタル「大丈夫ですか!?」 

ライドマン「ま、まあな・・・っ。」

クリスタルはそっとライドマンを立たせ、二人は肩を並べて構える。

ウルトラマンクリスタル「シュワ!!」 ライドマン「むん・・・・っ!」

そして、ザギレマサは両足をさがらせ、青い影となった。

杏「また青い影に!!」 ハリー「野郎!!またかよっ!!」

クリスタルとライドマンは周りを素早く移動する青い影に対して、

警戒するように、互いの背中を預けていた。

ライドマン「ちっ!!また例の技を使ったか・・・・っ!」

ウルトラマンクリスタル「何か攻略はありますか!?」

ライドマン「いや。奴は素早すぎて、目で捉えるだけで精一杯だ。

俺のオキシジェンブリザードが命中したのは、

まぐれって言った方が良いな。」

モモ「こんな時こそ、私の魔法が役に立つのよ!!!」

モモは自信満々にそう言う。モモは青い影に対抗する事ができるのか。

サキ&イチゴ「隊長・・・・!?」  モモ「今に見てなさい・・・!」

モモは窓辺の方に近づいて、クリスタルとライドマンの周囲を、

撹乱している青い影のところを見て、呪文を唱える。

モモ「パラレルパラリルドリリンパ!!

ティアランティアランマリリンパ!!

魔法全開!!!青い影の動きを止めて!!!!!」

モモがそう唱えると、ステッキの先端が輝き、

その輝きが、クリスタルとライドマンのところを包んだ。

すると、そこに動きの止まったザギレマサの姿が現れる。

ウルトラマンクリスタル&ライドマン「おお・・・・っ!!」

二人は近くに使徒がいた事に驚く。ザギレマサは、

クリスタルとライドマンに近づいて、

両腕の刃で切ってしまおうとしただろう。

ザギレマサ『な・・・何だ!?う、動けぬ!!』

モモ「今よ!!!コリス!!ジャック!!」

ウルトラマンクリスタル「はいっ!!」 ライドマン「おう!!」

二人は動きの止まっているザギレマサから離れて、

互いに必殺技を出す。

ウルトラマンクリスタル「エクセリック光線!!!!!」

ライドマン「オキシジェン・フラッシャー!!!!!」

クリスタルのエクセリック光線と、

ライドマンのオキシジャンフラッシャーが、

ザギレマサに直撃。

超強力な2大光線を受けては、一溜りもないだろう。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアァァァァァァァァァァ」

こうして、

音速使徒のザギレマサは大爆発で、粉々になって死んだ。

イチゴ「やった!!!」 サキ「コリス君が勝ったわ!!!!」

シュドー「よっしゃぁ!!」 

テブリッシュ「よくやったぞ!!コリス!!」

ハリー、杏、シャドー「やったあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

一同は勝利に喜ぶ。そして、モモも涙目で静かに喜ぶ。

モモ「ご苦労だったわね。我が弟・・・・。」 サキ「隊長!」

サキの呼びかけにモモは反応し、サキの方に向く。

モモ「・・・・っ?サキ・・・。」

サキ「ありがとうございます。コリス君を助けてくれて・・・。」

サキはコリスを助けたモモに感謝して、微笑む。

モモ「・・・・ええ。だって、私の弟だもん。」

クリスタルとライドマンは光と共に小さくなって、

コリスとジャックの姿に戻った。

コリス「ありがとう。ジャックさん。」

ジャック「ああ。だって、俺とお前は同じ夢の国の戦士だもんな!」

コリス「・・・・・はい。」 

コリスは微笑むが、ジャックは何故か不安な表情をする。

ジャック「けど、喜んではいられねーぞ。」

コリス「な、何ですか・・・!?」 コリスもまた不安な表情になる。

ジャック「お前とモモさんの故郷が、

大変な事になってやがるぜ・・・!」

コリス「え・・・・・・っ!!!?」 コリスはそれを聞いて、驚く。


宇宙では、

モモとコリスの故郷であるマリンナーサが浮かんでいた。

だが、そのマリンナーサが,

何故か廃墟になりそうなくらいに壊れかけて、

暗黒の闇に包まれつつあった。城の前では、

巨大化していたグランメアルドがいた。その後ろには、

同じ巨大化していたエスレヅナと女性の使徒もいた。

グランメアルド「ククククククク!!もう遅いぞ!!

マリンナーサの姉弟よ!この国は我々が占領したぞ!!」

女性の使徒「ここから、我が使徒の野望の達成が始まる・・・っ!」

エスレヅナ「キ・・・・キキキキ・・・・・!!!

キケケケケケケケケケケケケケケエケケケケケ!!!!!!

キエェェェッケッケッケッケッケッケッケッケッケッケッ!!!!!」

そう。マリンナーサが使徒たちに占領されてしまったのです。

夢の国の長の予言は見事に当たったのです。このまま、

マリンナーサの住人たちはもちろん、全ての国の住人や、

地球の人々が全て、使徒たちに滅ぼされてしまうのでしょうか。

決戦が近づきつつあります。

コリスとモモは全てを救えるでしょうか。

次回につづく
 

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一同は使徒が現れた事に、それぞれ感情を高ぶらす。

イチゴ「また性懲りもなく、この日本を・・・・っ!!」

初代モモ「どうして、使徒たちはアメリカと日本を、

よく襲うのかしらね?他に国には少ししか襲ってないのに。」

シャドー「恐らく、アメリカと日本には、

マリンナーサとウルトラの国の住人に関わりを持ってるからよ。

イチゴ。あなたもクリスタルと関係があるんでしょ?」

確かに、イチゴはクリスタルと関係がある。イチゴだけではない。

他の隊員たちだって、クリスタルと関係があるのだ。

まさに、ウルトラマンと防衛隊の関係である。

イチゴ「そ、そう言えば・・・・。」

コリス「すみません・・・・僕らのせいで・・・・・。」

コリスは自分がDGCの皆さんを巻き込んだと思って、

罪悪感を持つ。

サキ「コリス君のせいじゃないわよ。それより、

早く、使徒を倒さないと・・・・・っ!」

モモ「そうよね。一番、悪いのは使徒だもんね。

あいつら、自ら悪行を望んだわ。そんな奴は許しておけない!」

シュドー「そうだ!!デラシオンとやらが造った奴がなんでェ!」

テブリッシュ「いかなる者だろうと、外敵は許さない!!」

コリス「行きましょう!!この地球を守るために!!」

モモ「ええっ!!DGC!出撃!!!!」

隊員たち「了解!!!!!」 

こうして、DGCは出撃する事になった。

隊員たちは一斉に走ってブリッジから出た。

シャドー「皆・・・。頑張って・・・・っ!」

杏「イチゴたち。勝てるかしら・・・。」

シャドーと杏は不安していた。だが、初代モモは明るくこう言う。

初代モモ「大丈夫大丈夫。モモちゃんなら勝ってくれるわよ。」

ハリー「そうだな。何せ、コリスはウルトラ戦士だからな。

コリスがいる限り、DGCは絶対に負けないぜ!!」

初代モモとハリーはコリスたちの勝利を信じていた。

シャドーや杏も、二人に賛成するように頷き、

彼らの勝利を信じようとした。


ここは、日本の町の一つである秋田町。そこで、

とても速すぎる青い影のような物体が素早く移動していた。

影が移動した跡に近い民家が多く爆発していった。

そして、再び青い影が素早く移動する。その跡にある、

民家も大勢に爆発する。そして、青い影が急に動きを止めた。

その影が怪物の姿となる。これは、ザギレマサだ。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアァァァァァァァァ」

そう。ザギレマサは音速的なスピードで民家を多く破壊したのだ。

ザギレマサ「ギシャアアアアァァァァァ」

ザギレマサは近くの民家を足で踏みつぶして、

右腕の刃で別の民家を切り裂いた。

その後すぐに使徒は移動する。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアァァァァァァァ」

日本の自衛隊である、

多くの戦車がザギレマサに向かって一斉砲撃。

その砲撃を受ける使徒だが、痛がる様子も見せずに歩く。

ザギレマサ「ギシャアアアアアァァァァァァァァァァ」

ザギレマサは仮面の口の部分にある緑の突起物から、

赤い光線を発射した。その光線複数の戦車を破壊していく。

ザギレマサの仮面には、目の部分には赤いガラスのような物、

口には緑色の突起物があった。

その突起からまた光線が発射される。

光線を受けた戦車が爆発する。

空から大勢の戦闘機が飛んで来た。

戦闘機部隊は一斉にミサイルを連射するが、

これに使徒には通じない。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアァァァァァァァァァァ」

使徒は口の突起からの光線で複数の戦闘機を破壊した。

だが、日本の自衛隊は負けるワケにはいかないと攻撃を続ける。

戦闘機と戦車はそれぞれザギレマサに向かって、

連続攻撃を続ける。

ザギレマサ「ギシャアアァァァァ!ギシャアアアアァァァァァァァ」

攻撃を受け続ける使徒は、何故か冷静に両足をさげ始めた。

すると、ザギレマサは足をあげた同時に、

青い影となって猛スピードで跳び出した。

青い影は戦闘機部隊のところを通る。

すると、多くの戦闘機が爆発してしまう。

そして、青い影は戦車のあるところ全てを移動した。それにより、

全ての戦車が爆発してしまう。青い影となったザギレマサは、

その恐ろしい音速で動き、両腕の刃で通ったところにある物、

全てを切り裂いてしまうのだ。

ザギレマサにはそんな凄い技があったのだ。

その技により、日本の自衛隊が全滅してしまった。

影が再びザギレマサに戻る。

ちなみに、民家も大勢爆発してしまい、使徒の辺りは火の海だ。

その時、空からDGCの空中部隊がやってきた。

使徒はこれに気づき、驚く。

スカイラッシュ1(シュドー)、スカイラッシュ2(テブリッシュ)、

コプターラッシュ(モモ、イチゴ、サキ)、

スカイラッシュZERO(コリス)である。

シュドー「ところで、コリス。何でZEROに乗ってるんだ?」

テブリッシュ「夢の力は使わないのか?」

コリス「・・・人間界では、できるだけ人間のやり方で、

怪獣を倒したいんです。

あまり夢の力に頼ってはいけないと思います。

・・・と、言うか。元々不良品だったZEROも、夢の力ですけどね。」

そう。スカイラッシュZEROは元々使えない機体であった。

だが、コリスが夢の力でZEROを蘇らせたのだ。

そう。ZEROも夢の力となっているのだ。詳しくは6話を参考。

コリスは今は地球人。

地球は地球人の手で守ろうと思っているのだろう。

シュドー「だが、もしヤバかったら。ウルトラマンになれよ。」

テブリッシュ「そうだ。ウルトラマンのお前だけが最後の切り札。

そして、俺たちのかけがえのない仲間だからだな・・・。」

心配する二人の言葉にコリスは微笑んで、こう言う。

コリス「・・・・わかっています。」

サキ「使徒に接近しました!!」 モモ「攻撃開始!!!」

4機のDGCメカは一斉に通常バルカンを連射して、

ザギレマサを攻撃。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアァァァァァァァァァァ」

使徒は攻撃を受けて少しだけひるむ。

4機の攻撃はさらに続く。

だが、ザギレマサは口の突起から光線を発射した。

4機はそれぞれに分かれて、光線を避けた。

2機のスカイラッシュが使徒に近づく。

1号機と2号機がレーザーバルカンを連射する。

その連射を受けたザギレマサは痛がってる様子を見せるが、

それに耐えた使徒は光線を発射するが、また避けられてしまう。

そんな使徒の後ろに移動した、

コプターの右側の窓からショットバトラーの銃口が。

モモが銃器を持っていたのだ。

イチゴが砲撃担当、サキが運転担当である。

モモ「くらえ!!」 モモがショットバトラーから閃光弾を連射。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアァァァァァァァァァ」

ザギレマサは背中に複数の閃光弾を受けて、

驚き、後ろのコプターに向かう。

サキ「敵が近づいて来ます!!」 

モモ「もっと攻撃を続ける!!!」

モモは接近して来る使徒に対して、攻撃を続ける。だが、

ザギレマサはそれに耐えて、コプターに近づく。

コリス「ディバインレーザー!!!!!!」

ZEROはディバインレーザーを発射して、

コプターに近づくザギレマサの横顔を攻撃した。

その部分が爆発する。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアアァァァァァァァァァァァ」

使徒はZEROの攻撃を受けて、

倒れる。コプターは敵から遠ざかる。

コリス「姉さんたちには手を出させない!!」

ZEROはレーザーバルカン連射で、

立ち上がるザギレマサを攻撃する。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアァァァァァァァァァァ」

攻撃を受けて一度ひるんだザギレマサは、

急に立ち上がって反撃。

口の突起からの光線でZEROを攻撃するが、

命中はしなかった。

ZEROは再びレーザーバルカンを連射するが。

ザギレマサはジャンプで避けた。コリスはこれに驚く。

コリス「ジャンプで避けた!?」 そして、使徒は着地した。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアァァァァァァァァァァァ」

さらにザギレマサは両足をさげた。

そして、すぐに青い影となった。

サキ「きゅ、急に速くなった!!?」

イチゴ「ZEROの方に向かっていきます!!」

ザギレマサは青い影となって、

物凄いスピードでZEROに迫る気だ。

モモ「ま、不味い!!逃げて!!コリス!!!」

青い影がZEROに急接近した。そして、ザギレマサの刃が、

ZEROを切り裂いた。そして、ZEROが爆発して、墜落する。

サキ「こ、コリス君!!!!!」 サキは悲しそうに叫んだ。

青い影からザギレマサの姿に戻った。

使徒は勝利に喜んでいた。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアァァァァァァァァァ」

モモ「こ・・・・コリス・・・・。っ!?」

その時、モモは地上の方に目をつけて、驚く。

サキ「どうしたのですか!?隊長!!」

モモ「コリスは生きていたわ!!」 イチゴ「えっ!?」

サキとイチゴは驚く。そう。コリスは町の道路にいたのだ。

コリスはワーピルで脱出したのだ。

モモたちはそれによって笑顔になる。

サキ「コリス君・・・。生きてくれたのね・・・・っ。」

コリス「・・・・・っ。行こう。クリスタル。

この世界を守るために!」

そして、

コリスは光るウルトラウォッチを太陽に向かって掲げる。

そう。コリスはクリスタルに変身するのだ。この瞬間を、

モモたちは見ている。そして、

いつの間にかいたハリーたちも。

コリス「ショワッチ!!!!!!!!!!!」

そして、コリスはウルトラマンクリスタルになった。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアァァァァァァァァァァ」

使徒もクリスタルの登場に驚く。

イチゴ「コリス君・・・・・・。」

シュドー「コリス。やっぱり・・・・!」

テブリッシュ「コリス。お前がクリスタルだったんだな。」

ハリー「コリス・・・・。やはり、そうだったんだな!」

杏「あのコリス君がウルトラマンだったなんて・・・。」

サキ「コリス君・・・・・頑張って・・・・!」

ウルトラマンクリスタル「・・・・・シュワッ!!」

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアアァァァァァァァァァ」

クリスタルが走ると、ザギレマサも走って、両者は激突する。

ウルトラマンクリスタル「はああああぁぁぁぁぁ!!!!」

クリスタルはキックを繰り出すが、ザギレマサはこれに避ける。

ザギレマサ「ギシャアアアァァァァァァ」

ザギレマサは左腕の刃で攻撃するが、

クリスタルもこれを避ける。

ウルトラマンクリスタル「くっ!!でやあああぁぁぁぁぁ!!!」

クリスタルはパンチでザギレマサにヒット。

打撃を受けたザギレマサはさがった。

つづく

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隊員たちはシャドーが使徒の正体を教えると聞いて、驚く。

シャドー「ええ。私でさえ知らなかった使徒の存在を、

夢の国の長が知っていたわ。その情報を私にくれたのよ。」

コリス「ど、どうして・・・夢の国の長が使徒の事を・・・!?」

シャドー「夢の国の長は遠い昔から、

デラシオンと知り合った仲だからよ。」

初代モモ「デラシオンって何?」

シャドー「デラシオン。それは、神よ。」

イチゴ「か、神だって・・・・!?」 

皆はデラシオンが神だと動揺する。

神はこの世界を創造せり者にして、

人知を超えた絶対的存在である。

その神がデラシオンと言う名であろうかと皆は感じたのだ。

杏「ま・・・まさか、この世界を創った神の事ですか!?」

シャドー「いえ。残念だけど、この星における神じゃないわ。

デラシオンは、この銀河を支配する神の事よ。」

モモ「銀河を支配する・・・・神々!?」

シャドー「ええ。宇宙を支配する、

デラシオンはさらなる宇宙の管理を求めて、

使徒を造りだしたのよ。

あなたたちが敵対している使徒をね・・・。」

テブリッシュ「し、使徒を造りだした!!?」

シュドー「それじゃぁ、元凶はその宇宙を支配する神とやらの、

デラシオンってのか!?神なのに!!?」

隊員たちは宇宙の神が使徒を造った事を知り、さらに動揺する。

コリス「使徒の正体は、

その神に造られた存在なんですね・・・・。」

そう。コリスたちが戦っていた使徒の正体は、

宇宙を支配する神・デラシオンが造った存在だったのだ。

宇宙の管理を担当する者として。だが、何故、

その神に造られし使徒たちが、今や悪の行いをしているのか。

サキ「使徒たちがデラシオンと言う神に造られた事がわかりました。

でも、何故です!?何故、

使徒たちは今まで私たちに襲いかかったのですか!?

もしかして、宇宙の管理と言うのは・・・・。

私たちのような愚かな存在を消して、有能な者だけが、

存在を許される宇宙に変えようと言うのですか!!?」

サキはデラシオンは、人間たちを害として消して、

宇宙を自身が理想した、

綺麗な世界にしようとしていると思っているそうだ。

確かに、人間は愚かな生物だが、

偉大なる心を持っている人間もいるハズだ。

ハリー「もしかしたら、本当の敵は・・・宇宙の神ってか!?

でも、どうするよ!?神って結構、強そうだしなァ・・・・。」

モモ「いえ!!例え神でも、私たちに喧嘩を売る奴は、

誰だろうと倒す!!そうよね!?コリス!!」

敵が神でも容赦しないと怒るモモにコリスはオドオドしている。

コリス「え、ええ・・・・;そ、そうですけど・・・・。」

皆は敵がデラシオンである事を認めつつあったが、シャドーは。

シャドー「・・・・残念だけど、デラシオンは敵じゃないわ。」

コリス「え!?で、でも・・・デラシオンは使徒を造ったのでしょ?」

サキ「私たちのような害を消す宇宙を管理させるために・・・・。」

シャドー「デラシオンはそんな酷い事をしないわ。

悪いのは使徒自身だから?」

テブリッシュ「使徒自身?それに、

デラシオンが酷い事をしないと言うと・・・?」

シュドー「なぁ・・・。もっと、わかり易く説明してくれねェか?」

シャドー「わかってるわ。

デラシオンは自分が造った使徒に心を持たせたの。

その心を持った使徒たちはデラシオンに与えられた使命を元に、

それぞれ星々へと旅立った。

グランメアルドを中心とした多くの使徒たちは、

地球の管理をし、人間たちを導こうとしたわ。

けど、夢の国の住人を人間たちを甘やかす邪魔者として、

人間たちに残酷な現実を与えて、

夢の国の住人たちを追い出したわ。それから使徒たちは、

地球や他の星を好き勝手に支配していたわ。

星の住人たちを奴隷にして、

無理やり働かせたり、虐めたりしていたわ。

それを見たデラシオンは、

使徒たちの身勝手さに怒り、彼らを闇世界に封印させたわ。」

語っている間のシャドーのイメージでは、

使徒たちが大昔の地球で、人間たちを襲って、

その残酷な現実で夢の国の住人たちが地球から離れ、

星の民たちを奴隷にして、

デラシオンの光でブラックホールに吸い込まれていた。

皆は何となく使徒そのものが敵である事を知っていた。

ハリー「悪いのは、使徒だけだったのか・・・。」

杏「それに、酷いわ。自分勝手に人を支配するなんて・・・。」

コリス「デラシオンの使命を間違っていたなんて・・・!」

シャドー「デラシオンが理想した使徒は宇宙の平和を防衛せり、

正義の使者のハズだったわ。まるで、ウルトラマンのようにね・・・。

でも、使徒たちは使命のすれ違いで、

星の人たちを弾圧していた。」

モモ「じゃあ、デラシオンはウルトラマンのような存在を、

造りたかっただけなのね・・・。

でも、彼らは使命を間違った・・・・。」

シャドー「そう。でも、使徒たちはその事を反省せずに、

闇世界で、この宇宙に復讐するチャンスを待っていたわ。

そして、今。この地球と、

夢の国を支配しようと動き出していたわ。」

モモ「っ!!!ゆ、夢の国が・・・・!!!?」

モモは夢の国も使徒に狙われている事を知って、驚愕する。

シャドー「ええ。このままでは、

マリンナーサが支配される事は間違いない。

DGC基地も壊滅されたでしょ?あれも使徒の仕業よ。」

コリス「っ!?もしかして、僕と姉さんにDGC基地壊滅と、

マリンナーサが暗黒に包まれた事も、

シャドーさんが見せたのですか!?」

シャドー「ええ。夢の国の長が貸した力で、

あんな予言ができたのよ。」

モモ「そして、私にああ言ったのも、あなたね。

何があっても、弟を守れと。そして、

夢の国を救って欲しいとね。」

シャドー「・・・・・ええ。ごめん。無理やりな事を言って・・・・。」

モモ「ううん。良いのよ。私たちを応援してくれて・・・。」

杏「・・・・・あの。ちょっと良いですか?」

シャドー「ん?何かしら?」 

杏に聞かれたシャドーは、彼女の方に向く。

杏「あなたが怪獣を操ってアメリカを襲っている事は噂しています。

そのあなたが何故、

私たちにあんな事を教えてくれたのですか?」

ハリー「あっ!俺もそう思っていた。

あんたって巨人な感じがしたが、

今、こう見ていると、何だか可愛いなァ・・・って思っているよ。」

シャドー「か、可愛いって・・・・/////」

シャドーはハリーに可愛いと言われて照れる。

初代モモ「あなたって、そんな悪い人には見えないよね。」

初代モモが笑顔で言うと、シャドーも微笑んでこう言う。

シャドー「・・・・ええ。私が悪い事をしてしまったのは、

使徒たちに操られたから。でも、今はその償いとして、

夢の国の長からの使命を望んで受けたのよ・・・。」

モモ「シャドー・・・・。」

シャドー「・・・とりあえず。モモ!コリス!

一刻も早く夢の国を救って欲しいの!!

この地球を守るためにも!!

これ以上、予言が当たって欲しくない!!だから・・・!」

シャドーの言葉に皆は動揺する。だが、コリスはすぐに返事する。

コリス「・・・・わかりました!行きます!!夢の国へ!!」

モモ「もう皆に秘密を見られたし、

さっそく準備もしなくちゃね!」

二人は夢の国を救おうとしたが、

ハリーが切なそうな顔をして。

ハリー「・・・・・コリス。」 コリス「っ!ハリーさん・・・。」

コリスはハリーの方を向く。

ハリー「夢の国は・・・お前の故郷なんだよな?」

コリス「・・・・はい。それがどうかしたんですか?」

ハリー「・・・・もしかして、そのまま帰るんじゃないのか・・・と、

思うんだよ。お前らの秘密も知っちまったし・・・・。」

ハリーは秘密を明かされたコリスがずっと地上にいられず、

マリンナーサへ帰るのではないのかと不安していた。

が、コリスは微笑んでこう言う。

コリス「・・・安心してください。すぐにあなたの元へ戻ります。

夢の国を使徒の魔の手から守れれば・・・・。」

ハリー「コリス・・・・。」 ハリーはそう聞いて、嬉しそうになる。

その時、突然、緊急警報のサイレンが鳴り出した。

通信機から、

日本の防衛隊員の声が響いていた。一同はこれに驚く。

防衛隊員の声『秋田町にて、謎の怪物が出現!!秋田町にて、

謎の怪物が出現!!!!我々、日本自衛隊が対処中。

アメリカDGC!!ただちに援護せよ!!

繰り返す!!ただちに援護せよ!!!』

モモ「謎の怪物・・・・まさか!?」

シャドー「また使徒が現れたのね!!!!」

つづく

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ザギレマサ『DGCにマリンナーサの姉弟め!次は、

貴様たちがこうなる運命なのだ!!』

ザギレマサはDGCとコリス&モモを斬り殺そうとしているらしい。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアァァァァァァァァ」

そして、使徒は吠えながら歩き始める。そんなザギレマサの前に、

何者かの足が地面を踏み出した。誰かが使徒の妨害をする気だ。

ザギレマサはこれに驚き、歩を止める。

ザギレマサ『だ、誰だ!?貴様は・・・・!!』

ザギレマサは目の前の者に聞く。

その者はどこかイカした感じの衣装をして、

緑色の長い髪と、紫色の瞳をした少年であった。

この少年はもしかして。

少年「・・・この世界を救うために来た者よ。」


オーシャンラッシュのブリッジでは、

隊員たちはシャドーの言葉に驚いていた。

コリス「そ・・・・そんな・・・!?」

サキ「夢の国とは、別の国も存在していたの・・・!?」

シャドー「ええ。そこは、ウルトラマンクリスタルが、

住んでいる国であったわ。いわば、彼の故郷。」

シュドー「その国は一体、どんな国なんだ・・・・!?」

シュドーの質問に、シャドーは少し黙り込んで、ハッキリとこう言う。

シャドー「・・・・・ウルトラの国。」

隊員たち「っ!!!?」 隊員たちはそう聞いて動揺する。

テブリッシュ「う・・・ウルトラの国・・・!?」

イチゴ「もしかして、ウルトラマンたちが住んでいる国!?」

シャドー「その通り。言っておくけど、宇宙の光の国とは違うわよ。」

光の国とは、M78星雲に存在するウルトラマンたちが、

住んでいる国の事であった。だが、そこはクリスタルの故郷ではない。

ウルトラの国とは、夢の国とは似たような世界で、

人々の夢と希望、正しい心で生み出した国よ。」

サキ「人々の夢と希望、正しい心で生み出した・・・??」

モモ「人間のプラスエネルギーから生まれたって事!?」

シャドー「その通り。

ウルトラの国にいるウルトラマンたちは、

夢の国の存在とほぼ同じよ。

ウルトラの国のウルトラマンたちの正体は、

宇宙からの夢のエネルギーを吸収して、

実体化したエネルギー体なの。

その誕生の手伝いをしたのが、夢の国の住人たちだった・・・・。」

隊員たちはそれを聞いて、さらに驚く。特にコリス。

そう。古代の時代で夢の国と同じく、

ウルトラの国が存在していたのだ。

そのウルトラの国は宇宙の夢の力で誕生したのだ。

コリス「つまり、クリスタルもそのウルトラの国の住人で、

宇宙の夢で誕生したエネルギー体だって事ですか・・・・!?」

シャドー「そう。石像になったクリスタルは、

あなたの夢の力で復活して、そのままあなたと一体化したのよ。

大昔の宇宙で、多くの星人たちや夢の国の住人たちの、

平和を守る力が欲しい、自分の世界を守ってくれる者が欲しい、

救ってくれる救世主が欲しい、と様々な夢が、

宇宙のエネルギーと同化し、

夢のウルトラマンが誕生したのよ。それが、

ウルトラの国の誕生。

ウルトラの国の住人たちは夢のある星で、

その星を外敵から守っていた。

昔の夢のあった地球もそうだった。だが、彼らに弱点はあった。

それは、人々の夢と希望がなくなる事だった。」

シャドーのイメージで、宇宙にあるウルトラの国には、

多くのウルトラマンたちがいて、複数がそれぞれ宇宙へ飛んでいた。

だが、ある星で一人にウルトラマンが石像になっていた。

その星の人々の夢と希望がなくなってしまったからか。

モモ「夢と希望がなくなると、ウルトラマンは存在できなくなるの?」

シャドー「ええ。私たち夢の国の存在と同じって言ったでしょ?

夢と希望がなければ、ウルトラマンの存在もなくなるのよ。」

サキ「クリスタルが今でも動けるのは、

コリス君には今でも夢があるからですか?」

シャドー「そうね。夢のある人と同化する事で、

その人が夢を持ち続ける事で、ウルトラマンは存在し続けるのよ。」

コリス「僕が・・・夢を持ち続ける事で・・・・。」

モモ「コリス・・・・・。」 モモはコリスを切なそうに見つめる。

その時、ドアから謎の3人組がいきなり出てきた。

それは何と、ハリー、初代モモ、杏であった。

隊員たちはこの3人がいきなり出てきた事に驚く。

特にコリス、モモ、イチゴの3人。ハリーがコリスのところへ走る。

ハリー「コリスううううぅぅぅぅぅぅ!!!!!!」

コリス「わわっ!!!は、ハリーさん!!!」

コリスの前に止まったハリーが彼の両肩に触れる。

ハリー「聞いたぞ。コリス・・・。お前、

ウルトラマンクリスタル何だってな・・・・!?」

コリス「・・・・は、はい。ごめんなさい・・・・;」

コリスが自分の正体を暴露して、暗そうに謝る。

ハリーはそんなコリスの肩から手を放す。

ハリー「はぁ・・・。何を謝ってんだ・・・?」 コリス「え?」

ハリーは笑顔で親指を立てて、コリスにそう言う。

ハリー「良いじゃねーか。お前がウルトラマンで。

お前のおかげで、地球は今でも平和な感じがするんだぜ?」

コリス「ハリーさん・・・・。でも、どうして僕の正体を・・・?」

シャドー「私が教えたのよ。」 モモ「えっ!?シャドーが!?」

そう。シャドーがハリーにクリスタルの事を教えたのだ。

初代モモ「私は元よりコリスが、

クリスタルだって事を知ってるけどね^^」

モモ「も・・・モモちゃん・・・・・;でも、何で?」

シャドー「もうすぐ最後の戦いに近いから、

真実を語っておこうと・・・。」

モモ「そう・・・・。」 モモはハリーとコリスの方を見る。

ハリー「俺さ。今まで思ったんだよ。

クリスタルに感謝を伝えたいってな。」

コリス「ハリーさん・・・・。」

ハリー「そのクリスタルがお前だったんなら、今こそ言えるぜ。

・・・・ありがとな!俺たちの事を守ってくれて!!」

ハリーはコリスに手を向ける。どうやら、握手したいそうだ。

コリス「・・・・・・はい。」 コリスは笑顔でハリーと握手を交わした。

杏「アメリカDGC基地が壊滅したと聞いたけど、

イチゴが無事で良かったよおおぉぉぉ・・・・・!」

杏はイチゴに抱きついて泣き崩れる。

余程、イチゴを心配したそうだ。

イチゴ「杏・・・・。」 イチゴはそんな杏を見て、微笑む。

シャドー「・・・・さて。次は。あなたたちがずっと、

気になっていた使徒の正体を教える事にするわ。」

コリスたち「っ!!!!???」 モモ「し、使徒の正体・・・!?」

つづく
 

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コリスとモモはウルトラマンの石像と聞いて驚く。

テブリッシュ「うむ・・・。確かに、あの石像・・・・。

クリスタルに似ていたよなァ。」

シュドー「もしかして、クリスタルの正体は石像だったのか?」

イチゴ「でも、ちょっと待って。グランメアルドは、

クリスタルはコリスが想像した二次元の人物だって・・・・。」

確かに、クリスタルはコリスは架空したヒーローである。

だが、そのクリスタルに似た石像があって、

その石像と同化した事で、

コリスはウルトラマンクリスタルになれたのだ。

テブリッシュ「・・・・コリス。あの石像、知ってるか?」

モモは石像と関わりのあるコリスに聞いてみるが。

コリス「い、いえ・・・。し、知りません・・・・。」

どうやら、コリスも石像の事をわかっていないらしい。

シュドー「ええっ!?でも、おめェ・・・。

クリスタルに似た石像のところに行って・・・。」

コリス「確かに、僕はあの石像のところに行きました。

偶然として。初めて見た時は何が何だかわかりませんでした。

ですが、パパが言うには・・・・。」

コリスは王様がクリスタルの石像について語った事を皆に話した。

あの石像の正体は、は夢の国に現れた光の巨人だった。

巨人はクリスタルと名乗り、夢の国を守ろうと語ったのである。

しかし、人類の夢と希望が無くなりつつあったため、

その巨人は力を失い、石像となってしまう。

その巨人に宿った光が宇宙へと飛び去ったのである。

そして、コリスが新たな光として、巨人と同化して、

ウルトラマンクリスタルが誕生したのだ。

隊員たちはそれを聞いて動揺する。

隊員たち「・・・・・・・・・・っ!!」

コリス「・・・・以上が、パパが語ったクリスタルについての事です。

あの巨人はどこから来たのか、

どんな種族なのか、わからないんです・・・。」

シュドー「・・・・もしかして、M78星雲人の戦士か!?

もしかして、あの巨人は宇宙人かも知れねーぞ!」

テブリッシュ「いや、

あの巨人はウルトラマンティガと同じ3000万年前の、

超古代の巨人かも知れないぞ。石像と光がそのヒントだ。」

確かに、ウルトラマンにも色々と種族がある。

宇宙人であるM78星雲人のタイプと、

古代の地球に住んでいた超古代戦士のタイプ。

だが、他にも違う星に住む者、地球の意思、異星人が造った存在、

他にもいろんなタイプのウルトラマンがいるのだ。

コリス「・・・・残念ですが、どっちも違うと思います。」

シュドーとテブリッシュ「え・・・・?;」

二人は自身の予想が外れた事に残念そうになる。

サキ「確かに、あの巨人は人類の夢と希望がなくなって、

力を失ったと言うから・・・。もしかして、

彼も夢の国の住人かしら?」

コリス「それも・・・・わかりませんね・・・・;」

隊員たちはクリスタルの正体が一体何なのかと悩んでいた、

その時。

女性の声『残念ですが、巨人は夢の国の者でもありません。』

女性の声に、隊員たちは驚き、動揺していた。

イチゴ「い・・・今、隊長が喋りましたか・・・・??」

モモ「ち、違うわ!だ、誰な!?今、声をかけたのは!!」

モモは声を出した女性に向かっているように怒鳴る。

女性の声『私です。』 隊員たち「っ!!?」

隊員たちは女性の声が発した方向を見る。そこには、

眩い光に包まれた美しい女性であった。

その姿は眩しすぎて影のようにしか見えない。

コリス「だ、誰ですか!?あなたは・・・・!」

光に包まれた女性『私は・・・あなたやモモと同じ、

夢の国の者です。』

そして、女性を包んだ光が消えていき、彼女の正体が見えるように。

隊員たち「っ!!?」 隊員たちは彼女の姿を見て、驚く。

モモ「う・・・嘘!?ま・・・まさか・・・・!!?」

コリス「しゃ、シャドーさん!!!!!」

そう。光に包まれた女性はシャドーであったのだ。

シャドー「・・・久しぶりね。コリス君。モモちゃん。」

モモ「な、何で・・・あんたがここに・・・・!!?」

シャドー「・・・全ての真実を伝えるために、

夢の国の長から命じられたの。」

コリス「す、全ての真実・・・・!!?」


一方、とある町では、複数の男と女が楽しそうに歩いていた。

だが、電柱の陰からそんな平和を睨んでいるような影があった。

その陰の正体は、ザギレマサであった。

ザギレマサ『見てるが良い・・・・!地球人ども・・・。』

ザギレマサは右腕の刃の先端をキランと光らせる。

そして、ザギレマサは急に猛スピードで跳び出して、消えた。

すると、突然。若者たちがいきなり倒れ始めた。

彼らから血が流れている。

そんな彼らの前に、ザギレマサが姿を見せる。

ザギレマサ『クククク・・・・!思い知ったか・・・・。』

そう。ザギレマサは人間の目には見えない程のスピードで、

若者たちを両腕の刃で斬り殺したのであった。

つづく

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