シャドーが大きな鏡に向かって、それに問いかけた。
シャドー「ククククク・・・・・ッ!!!鏡よ、鏡よ。
この世で一番美しいのは、だ~れかしら?」
すると、鏡は光りしゃべりだした。
鏡「ハイ・・・・。ソレハ、シャドーサマ。アナタサマデゴザイマス・・・・。」
シャドー「そう・・・・。ありがと♪ふふふ・・・・っ。」
ゴダル「ふん・・・・。美しい悪夢のお姫様が、
どっかの某おとぎ話の悪女気取りか・・・。白雪姫なんぞいないと言うのに・・・・。」
シャドー「あら!そんな事を言ったら・・・・おしまいなんじゃない?クスクス・・・。
それとも、あなたも私の美しさに惚れていたんじゃないかしら?密かに・・・・・。」
ゴダル「どこかの変態どもに襲われてもいい程の美しさだ。」
シャドー「まあ!失礼ね・・・・っ!!」 シャドーはゴダルの冷たい言葉に少し怒らせた。
確かにシャドーは美しい。しかし、その彼女の怒りが爆発する時が来るのです。
シャドー「・・・・もう一度、やりますか。鏡よ。もう一度聞くが、
この世で一番、美しいのはだ~れかしら?」
鏡「ハイ。ソレハ、シャドーサマデス・・・・。」
シャドー「うんうんw」
鏡「・・・・ト、イイタイトコロデスガ・・・・・。」
シャドー「っ!!?」
鏡「アナタノソノウツクシサハ、ユメノクニノプリンセスノモモト、
ディージーシーノサキタイイントオナジクリライノウツクシサデス。」
鏡から、モモとサキの姿が映される。彼女たちも美しい。
シャドー「な・・・な・・・!何よ、それ!!私をこいつらを一緒だって言うの!!?」
鏡「モウシワケゴザイマセン・・・・。タダ、イイワスレタダケデス・・・・。」
ゴダル「クク・・・・ッ!」 シャドー「まあ!!!」
ゴダルは少し笑い、シャドーが怒り出す。
鏡「サラニ、サイアクナジジツガイマ、オコリマシタ・・・。」
シャドー「最悪な事実ゥ?どんな事実よ。」
鏡「ハイ・・・・。ソレハ、アナタノキヲワルクシテシマウソウデスガ・・・・。」
シャドー「さっさと言いなさい!!!!これ以上、私をイライラさせないで!!!」
鏡「ハッ・・・・。デハ、サッソク・・・・・。」
鏡から何者かが映し出された。それは、水色の髪と白いワンピースの少女・・・。
それは、アニシァであった。世界で一番な程に美しいアニシァであった。
シャドー「な、何よ!!こいつ!!!」
鏡「・・・・アニシァトイウ、ショウジョデス。アラユルダンシガ、
カノジョヲミタダケデ、カンタンニメロメロニナルホドノウツクシサヲモッテイマス。
オソラク、シャドーサマハ、アノムスメニハカテナイノデショウ・・・・。」
シャドー「キイイイイィィィィィィ!!!何よ、あいつ!!!!
あらゆる男子があいつを見ただけでメロメロになる!!?
私だって悪夢も世界では、見ただけでメロメロになる程に美しさを持っていたわよ!!!」
ゴダル「某怪物ども限定な・・・・・。」
シャドー「お黙り!!!もうドタマに来た!!!冥界の怪獣を出すわ!!!」
ゴダル「僕の部下を使うのか?ま。僕にはどうでも良いから、勝手にやっていいわ。
それで、今回は何をする気なんだ・・・・・・・??」
シャドー「ふふふふふ・・・・!アニシァと言う娘め・・・・!!
いくら、あそこの世界の者だからって調子に乗らない事ね・・・・・っ!!!」
果たして、シャドーはどんな怪獣でアニシァを襲うのだろうか・・・・?
次の日。シュドーとコリスはロードラッシュで町中をパトロールをしていた。
シュドー「さて。確か、ここら辺にアニシァちゃんにいるかなァ?www」
コリス「シュドーさん。さっそくデレデレですね・・・・・;」
シュドー「あははは・・・・^^;・・・おっ!!さっそく見つけたぜ。」
コリス「っ!!アニシァちゃん・・・・。」
アニシァ「・・・っ?」 ロードの2人はついに、アニシァを見つけたのだ。
ロードはそれに気づいたアニシァの前に止まり、シュドーとコリスが降りて来た。
シュドー「アニシァちゃあぁぁぁ~ん!!!」
アニシァ「・・・・また、会ったね・・・・。」
シュドー「君があまりに可愛くて、忘れられなかったよ・・・・。」
アニシァ「そう・・・・。でも、話す事はないわ・・・・。」
シュドー「そうかぁ・・・。なら、話す事を考えないと・・・・。」
コリス(・・・・僕ならあるよ。話したい事・・・・。)
コリスはアニシァにテレパシーをかける。アニシァはそれを受け取った。
アニシァ(っ!!私にテレパシーをかけているのは、あなたなの・・・・?)
コリス(そうだ。僕のテレパシーに反応したと言う事は、やはり君は人間じゃないんだね。)
アニシァ(・・・・そう言うあなたも、この世界ではなく、
マリンナーサの人間だったんだね・・・・・。あなたの言う通り、
私はこの世界の人間じゃないわ。)
コリス(君は・・・・夢の国の住人かぃ・・・?)
アニシァ(・・・・ええ。でも、私の住む国はもう宇宙の果てだけどね。)
コリス(そう・・・。なんのために、ここに来たの?)
アニシァ(・・・・今は教えないわ。)
コリス(・・・・そうか。) こうして、2人はテレパシーを終えた。
シュドー「・・・・・・そうだ!!!!」
コリス「わわっ!!?な・・・・何がそうなんですか!?;」
シュドー「・・・アニシァちゃん!デートしようっ!!!」
アニシァ「ん??」 コリス「えええぇぇぇぇっ!!!;」
シュドーがいきなり叫んだので、コリスは驚く。アニシァは驚かずに、反応した。
アニシァ「デートなら誰だって誘われたわ・・・・。」
シュドー「え?そうなのか・・・・・?」
アニシァ「・・・・悪いけど、今回も断るわ・・・・。」
シュドー「そうかァ・・・・。」 シュドーはそれを聞いて、ガッカリする。
アニシァ「・・・・と、言いたい事だけど、あなたたち2人は気に入ったわ。
特別にデートしてあげる。明日、この道で待ち合わせしましょ。」
シュドー「ほ、本当か!!!!??」 シュドーはそれを聞いて嬉しそうになる。
コリス「良かったですね。シュドーさん。(僕の方も良かった・・・・。
これで、アニシァちゃんの秘密がわかる気がするから・・・・・・。)」
シュドー「やったああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!
アニシァちゃんとデートできるウううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!」
シュドーはアニシァとデートできる事で嬉しがる。
アニシァ「・・・じゃあ、私はここで・・・。」
アニシァは歩き去ると、シュドーは手を振った。
シュドー「またなああぁぁぁぁ!!!明日、ここでデートしようなあぁぁ~っ!!!」
コリス(・・・・それにしても、あの娘の顔・・・・。どこか、
悲しげな雰囲気だった・・・・・。あの娘は一体・・・・何が目的で・・・っ!?)
そして、シュドーとコリスはDGC基地の司令室に戻った。
シュドー「・・・・と、言うワケで。俺とコリスは明日、
アニシァちゃんとデートする事になりやしたああぁぁ~っ!!wwwww」
サキ「ええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!???」
サキはシュドーとコリスが明日、アニシァとデートする事に驚く。
つづく
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