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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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光次郎と野沢は夜の町を一緒に歩いていた。

野沢「桜ちゃんから聞いたの。桜ちゃんの友人があなただったなんて・・・・。

高町・・・・・光次郎君だったよね?」

光次郎「は、はい。・・・・・あなたは・・・・・・もしかして、SSPの隊員ですか?」

野沢「うん!桜ちゃんと同じ第6分隊よ。」

光次郎「そうですか。あの・・・・桜ちゃんとは、どんな関係ですか?」

野沢「とっても仲良しよ。一緒に遊んだり一緒に助け合ったわ。」

光次郎「ふぅ・・・・・・・・。」

光次郎は野沢に言われて、何故か安心したかのように息をした。

野沢「どうしたの?」

光次郎「あ、いえ・・・・・。SSPってもしかしたら野蛮な人が多そうだなっと思った事ありまして・・・。」

野沢「ははっ。SSPの隊員は皆優しいよ。清水さんも厳しそうだけど、

ちゃんと弱い人や寂しい人には親切してくれる・・・・・まるでお姉さんのように優しいよ。

それに、あなたも、優しい目をしているね。」

光次郎「え?僕は・・・・・。」

野沢「だって、さっき私が吸血鬼に襲われている時、助けてくれたでしょ?」

光次郎「あ!そういえば・・・・・。」

野沢「まだ子供なのに・・・・凄い勇気があるんだね。偉いよ。」

野沢は光次郎の頭を撫でる。野沢は大人だからまだ子供である光次郎が勇気を持つことに誉めたのだ。

光次郎「あ・・・・///ご・・・・ごめんなさい・・・・。」

光次郎は大人のお姉さんである野沢に撫でられ、恥ずかしがって何故か謝る。

野沢「ん?どうしたの?」

光次郎「あ!いえ・・・・・なんでも・・・・・。」

野沢「うふふふ・・・・可愛いのね、君。・・・・・・あ!今、基地に行かなきゃ!!」

野沢は光次郎と話してる間に基地に行く事を忘れかけたため、思い出した。

野沢「今、任務に行ってる途中だから、また会おうね!じゃ!」

野沢は光次郎と離れ、基地に急いだ。光次郎は野沢に手を振って叫んだ。

光次郎「お姉さ~ん!桜ちゃんをよろしくうぅぅぅぅぅ~!!!」

野沢「う~ん!!わかったああぁぁぁぁぁ~!!」

SSP第6分隊支部・司令室

春日隊長と野沢たち数名が司令室に集まり、清水たちを含んで全員揃った。

春日「全員、揃ったわね?」

隊員たち「はいっ!!!」

春日「吸血鬼が既にこの町で活動している。それに、血の運び屋という男が奴に協力している。

これらを対処する!全員、出動!!」

隊員たち「了解!!!!!」

隊員たちはブラッド・アサルトと血の運び屋を調査すべく、それぞれに分かれて、

町を走っていた。清水、野沢、桜は3人で行動した。

野沢「・・・・桜ちゃん。」

桜「どうしたんですか?」

野沢「・・・・光次郎君と会っちゃったw」

桜「ええー!?会ったのですか!!?」

野沢「うん。私が吸血鬼に襲われる時に助けてくれたの。」

桜「そうですかぁ・・・・・。(ありがとう・・・・光次郎君・・・・・・。)」

清水「襲われたって事は、あなたがまだ怠けている証拠よ。」

清水が冷たそうに言うと、野沢は頬を膨らましながら怒る。

野沢「怠けてないもん!あいつらの行動が早いだけだもん!!」

血の運び屋の声「はっはっはっはっはっはっはっは!!!!」

野沢、清水、桜「!!!!!???」

3人の前に血の運び屋が現れる。しかし、吸血鬼がいない。

桜「っ!?血の運び屋ね!!」

血の運び屋「ふっ。覚えているようだな?だが、もう遅いね。」

清水「遅い!?それは一体・・・・!?」

野沢「っ!ちょっと!吸血鬼は!?あなたも側にいたはずなのに・・・・・・。」

血の運び屋「言ったろ?遅いって・・・・・・吸血鬼もといブラッド・アサルトは、

今さっき数人の血を吸った。それによりパワーが10倍に増幅し、巨大化したのだよ。」

野沢「なんですって!!?」

清水「くっ・・・・・!」

そこに、清水の携帯電話が鳴り出す。清水は携帯を使い、通信隊員と電話した。

清水「こちら、清水!!」

通信隊員『東京の都会に巨大な吸血鬼、いえ、ジャンボ・ロイドが暴れています!!』

清水「なんですって!!!?」

血の運び屋「ふふふふふふ!!もう誰にもブラッド・アサルトは止められん!!」

血の運び屋は笑いながら逃げていった。3人は彼を追う。

桜「待ちなさいっ!!!」

都会では、巨大化したブラッド・アサルトが奇声を上げながら街を破壊していった。

ブラッド・アサルト「キィエエエエエェェェェェ!!!!!」

ブラッド・アサルトはパンチやキックなどで次々とビルを破壊していった。

そこに、リボルバー・ジャック部隊が駆けつけ、ジャンボロイドに機関砲を撃つ。

ブラッド・アサルト「キエッ!?キエエエエェェェェ!!!!」

ブラッド・アサルトはいきなり撃たれたため、マントを広げてリボルバージャック部隊を睨む。

リボルバージャックは今度はレーザーバルカンを撃ち、敵を攻撃した。

ブラッド・アサルト「キエエェェェェェッ!!キエエエエエエェェェェェェエ!!!!!」

ブラッド・アサルトはレーザーバルカンを受けながらも、口から血のように赤い液体を吐いた。

その液体はリボルバージャック数機を浴びせた。浴びた機体が、

突然爆発を起こし墜落し、大破した。

ブラッド・アサルト「キイエエエエェェェェェェ!!!!」

ブラッド・アサルトはまたも赤い液体を吐いて、ビルを燃やした。

一方、桜たちは血の運び屋を追っていた。

野沢「待ちなさい!!」

清水「待て!!」

血の運び屋「ふん!待ったら終わりさっ!!!」

血の運び屋は立ち止まり、3人の前に向く。そして、数本のナイフを彼女たちに投げつける。

桜「気をつけてください!!このナイフに刺されたら血を奪われます!!」

野沢&清水「くっ・・・・・!!」

桜は剣でナイフを弾き、野沢と清水はピストルを撃ち、ナイフを撃ち落とした。

血の運び屋「やるね!だが、こちらも負けられん!!」

血の運び屋はさらにナイフを数本投げ続ける。3人は同じ戦法で防ぐ。

そして、遠くの隙間から光次郎が見ていた。

光次郎「桜ちゃん・・・・それとあの二人が戦っているのはデス・ナイトの一員か!!

駆けつけたいけど、下手に出てきたら足手まといになってしまう・・・・・!」

光次郎は桜たちに自分が戦ってるところを見せてはいけなかった。

光次郎は血の運び屋を倒すチャンスを待っていた。

そこに、血の運び屋の後方からブラック・アタッカー部隊が駆けつける。

ブラック・アタッカー「伍長!!!!!」

血の運び屋「おお!ブラック・アタッカー部隊!こいつらをやっつけな!!」

血の運び屋はジャンプしてどこかに去った。ブラックアタッカーたちが桜たちと激突する。

桜「あ!待って!!!」

光次郎「くっ・・・・・・・・!!」

光次郎は血の運び屋を追うべく、別の方向に走る。一方、あかりも町で立ち止まっていた。

あかり「・・・・・・もし、私が血のない機械少女だとしても・・・・・・。

守りたい人がいるから!守るために・・・・・・戦う・・・・・・・・!」

あかりは胸のかざりに両手を向けて、叫ぶ。

あかり「ライトニング・メタモルフォーゼ!!!!!」

あかりはまばゆい光に包まれ、やがてメイド服から戦闘服に転換し、

マリオネット・ライターに巨大変身した。

マリオネット・ライター「はっ!!!」

マリオネット・ライターは飛び、街で破壊活動をしているブラッド・アサルトの前に着陸した。

ブラッド・アサルト「キエエエエエェェェェェェ!!!!!」

ブラッド・アサルトはマリオネット・ライターにいきなり飛び掛る。

マリオネット・ライター「くっ!!」

マリオネット・ライターは迫るブラッド・アサルトの両肩を掴み、止めた。

マリオネット・ライター「ふん!!!」

マリオネット・ライターはそのままブラッド・アサルトの腹に膝蹴りを打ち、チョップを決める。

ブラッド・アサルト「キエエェェ!?キエエエエェェェ!!!」

ブラッド・アサルトは両手を上に振って、マリオネット・ライターをひるませた。

マリオネット・ライター「うっ!?うあっ!!」

ひるんだマリオネット・ライターはブラッド・アサルトに顔を殴られてしまい、後ろに扱けた。

ブラッド・アサルト「キエエエエェェェェェ!!!」

ブラッド・アサルトはひるんだマリオネット・ライターに近づき、彼女を自分ごとマントで包む。

マリオネット・ライター「っ!てぁぁっ!!はああっ!!!」

マリオネット・ライターはブラッド・アサルトを殴り、

さらに敵がそれをくらって放れて、起き上がってハイキックを打ち出した。

ブラッド・アサルト「キエエエェェェェ・・・・!!!」

マリオネット・ライター「行くわよ!!」

マリオネット・ライターは反撃に迫るが、ブラッド・アサルトが赤い液体を吐き出し、

マリオネット・ライターにそれを浴びせた。

つづく

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