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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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マリオネット・ライター「きゃあああっ!??」

マリオネット・ライターは右胸を血の液体にかけられ、それに驚き、液体から放れる。

ブラッド・アサルトは「キエエエェェェェ・・・・!!」と吼えながら、液体を止めた。

マリオネット・ライター「くっ・・・・・!あ!!」

マリオネット・ライターは液体をかけられた胸を見て驚く。

すると、青い胸当てが崩れていた。しかも、そこに入った皹から血のような液体が出ている。

マリオネット・ライター「っ・・・・・!?血・・・・・・・!?」

マリオネット・ライターはまさか自分の体から血が出ているかと思って驚いた。

だが、マリオネット・ライターに血など一滴もない。彼女は機械だ。血など出るはずがない。

そう思っている間に赤い液にかけられた胸当てが亀裂になった。赤い液の跡を残して。

ブラッド・アサルト「キエエエエエェェェェェ!!!!!」

ブラッド・アサルトは戸惑っているマリオネット・ライターに容赦なく迫る。

マリオネット・ライター「・・・っ!?きゃあっ!あ!あああ!!!」

マリオネット・ライターは敵にいきなり頭を掴まれては、顔を殴られ、腹に蹴られたり殴られたりした。

一方、桜、野沢、清水は全員剣を持ってブラッド・アサルト部隊(どちらも剣)と戦闘していた。

桜「ふん!!」  野沢「えぃっ!!!」 清水「はああっ!!!」

キンキンキン カキィン キン ズバ トショ ズバシュ ズバッ

ブラック・アタッカー「うあ!」 「ぎゃ!」 「あう!!」 「ぬあ!!」 「がえ!」 「あぎっ!!」

3人とも華麗な剣術で次々と敵を切り裂いていった。

ブラック・アタッカー「であ!!」

桜「くっ!はっ!!!」

桜の剣が敵の剣と弾きあったが、すぐに体制を立て直し、素早く敵を切り落とした。

ブラック・アタッカー「うわあああぁぁ・・・・・!!」

そして、血の運び屋はブラッド・アサルトのいる街へ目指し、走っていた。

血の運び屋「ふふふふふ!マリオネット・ライターめ!たとえお前に血がなくとも、

ブラッド・アサルトが貴様の血の代わりであるエネルギーを吸うだろう!!む!!?」

血の運び屋は急に足止めした。彼の前に弓矢を構えた光次郎がいたからだ。

光次郎「デス・ナイトの一員!!!」

血の運び屋(こいつ・・・・一般人なのに我々を知ってる!!?・・・面白い!)

血の運び屋はその語尾とともに笑みを浮かべ、ナイフを持ち出す。

血の運び屋「男に使いたくねーが、秘密を知っちゃしゃーねー。死んでもらうぜ!!!」

光次郎「死んでもらう?子供にそんな事ないだろっ!!」

光次郎は弓矢を構えた。

血の運び屋「かぁっ!!」

血の運び屋はナイフを投げつける。光次郎はそれを見て、ビクつく。

光次郎「っ!?うあっ!!!」

光次郎は必死に右に転がり、敵の攻撃を避けた。

光次郎「くっ・・・・・・!!」

その後すぐに、矢を放った。矢は血の運び屋の胸に刺さった。

血の運び屋「ぐっ!!貴様・・・・・子供なのに・・・・・・・!!」

血の運び屋は口から血を吐いて、倒れた。光次郎は立つが、何故か怯えている。

光次郎「ぼ・・・・・僕は・・・・・・・・。」

一方、マリオネット・ライターはブラッド・アサルトに掴まれ、顔と胸以外は敵のマントに隠れて見えない。

マリオネット・ライター「くっ!!うううう・・・・・!!」

ブラッド・アサルト「キエェェェェェ・・・・・・!!」

ブラッド・アサルトはマリオネット・ライターの首筋に口を近づけた。その口には尖った牙が突き出ていた。

マリオネット・ライター「くっ!!(このジャンボ・ロイド・・・・・私のエネルギーを吸おうとしている!?)」

ブラッド・アサルトは血のないジャンボ・ロイドのエネルギーを吸うことできるのだ。

ガブッ  ブラッド・アサルトはとうとうマリオネット・ライターの首筋を噛み付いた。

マリオネット・ライター「うっあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

マリオネット・ライターは敵に首筋からエネルギーを吸収されてしまい、

胸のカラークリスタルも赤く点滅してしまう。ライターはそれが続くたびに息をしていた。

マリオネット・ライター(このままじゃ・・・・・エネルギーが全部なくなっちゃう・・・・・・!!)

マリオネット・ライターがそう思うとクリスタルの点滅が急激に早くなる。

エネルギーが多く失っている証拠だ。ライターは息が荒くなるが、そのまま強く声を出した。

マリオネット・ライター「くっ・・・息が・・・切れそう・・・・・でも・・・・・・!!」

マリオネット・ライターの脳裏に光次郎が浮かび上がる。

ライターの目がキッとし、力の抜けた右手が力を強く意識するように強く握る。その拳が青く光った。

マリオネット・ライター「マリオネット・アーム!!!」

ブラッド・アサルト「キ!?キエッ!????」

ブラッド・アサルトを突然、急にマリオネット・ライターから放った光に突き飛ばされ、

ビルと衝突し。そのビルが崩れた。マリオネット・ライターが力いっぱい敵の腹を殴ったからだ。

ブラッド・アサルト「キ・・・・・キエエェェェ・・・・・・・!!!」

マリオネット・ライター「くっ・・・・・!フラッシュ・クロス・ブレイカー!!!!」

マリオネット・ライターは両手を十字架にクロスさせ、その両腕から強烈な光を発した。

吸血鬼は十字架に弱い。その吸血鬼であるブラッド・アサルトは・・・・・。

ブラッド・アサルト「キ・・・・キエエエエエエェェェェェェェ・・・・・・・!!!」

ドカァァァァァァァァァァァァン

ブラッド・アサルトの体は灰色に染まり、その後すぐ大爆発を起こした。

マリオネット・ライター「・・・・あ・・・・・・・・・・。」

マリオネット・ライターはエネルギーを使い果たしたか、急に膝をついた。

秋田町で走った桜、野沢、清水は急に足を止めて、矢に刺されて倒れた血の運び屋を発見した。

彼は既に死んであり、顔や胸が血まみれであった。

清水「こ・・・・・これは・・・・・・!!」

野沢「私たちSSPの誰かじゃない気がするけど・・・・・・。あ!まさか・・・・!?」

桜「・・・・・光次郎君・・・・・・・・。」

清水「え?」

桜「!いえ・・・・なんでも・・・・・。(ありがとう。光次郎君・・・・・・・。でも・・・・。)」

高町邸・光次郎の部屋

翌朝、光次郎は机の前で震えていた。

光次郎(僕は・・・・人を殺めてしまった・・・・・・・・。あのブラック・アタッカーも元は人間だった。

しかし、彼らは、真奈美ちゃんの死で狂って殺してしまった・・・・・。

でも、人の命は・・・・・・・・!!)

光次郎は人を殺してしまった事に怯えていた。人の命は重い。その命を奪った事さえ重いのだ。

光次郎(桜ちゃんは勇気ある人だ。でも、僕は本当は勇気なんて・・・・・・。)

一方、和室であかりも何か悩んでいた。

あかり「・・・・・・あのジャンボロイドには血が宿った。でも、彼女の血は、冷たい。

人間の血も冷たかった。特にあの人たちの・・・・・・。そう・・・・・私がデス・ナイトにいた頃・・・・!」

あかりには血がありません。だが、心は人間と同じです。

あかり、マリオネット・ライターは自分に血がなくとも血の宿る人間を守ろうと、

血のない機械・・・・ジャンボ・ロイドと戦うのであります・・・・・・・。

つづく

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