桜「・・・あーん。」 桜もあかりと同じ行いをしようとしたのであった。
光次郎「(桜ちゃんまで・・・・;よぉし・・・こうなったら・・・・。)・・・・あーん・・・。」
光次郎は口を開け、桜の端が持つ寿司を食べた。
光次郎「・・・むぐむぐ・・・・・。」
桜「おいしい?」
光次郎「・・・・・うん。おいしい。」
桜「わーい!やったぁ!」 桜はあかりに勝ったと思い、立ってはしゃいだ。
あかり「うふふ。光次郎さんったら。甘えん坊ですね^^」
光次郎「い・・・・いやぁ・・・・。」 あかりにそう言われた光次郎は頷いた。
日向隊長「うふふふ。光次郎さん、やっぱり可愛いですわ。
こんなに女の子たちに囲まれて、今は幸せでしょうね。きっと・・・・・。」
聡子「そうね。確かに今の彼は幸せそうだわ。でも、そんな彼の心に・・・・。」
日向隊長「ええ・・・・。彼は今までに何度も辛い人生を送っていたわ。
その辛さは未だに消えそうにない・・・・。でも、彼は、今を楽しんでいますわ。
私は・・・・そう思っています。」 聡子と日向隊長は光次郎と桜とあかりのやりとりを見て、くすっとした。
聡子「・・・・・ねえ、光次郎君。」
光次郎「ん?なんですか?聡子さん。」
聡子「この水色髪の女の子は誰かしら?」 聡子はあかりの事を知らず、彼女に指をさした。
あかり「わ・・・・私の事ですか?」
光次郎(う・・・・・;そういえば、あかりさんの事をまだ言ってなかった・・・・。」
日向隊長「・・・・・・・・・・・・・。」
光次郎「・・・・・あ!こ、このお姉さんは・・・・・。」 光次郎は恥ずかしがりながら言ってる途中で、
あかりが立って、皆の前に挨拶をした。
あかり「始めまして。あかりと申します。光次郎さんのメイドをやっています。」
光次郎「・・・・か、彼女は何も取り得のない僕の世話をしてくれているんです。
家事が得意で、僕に気を使ったり、優しくていつも笑顔で・・・・・。」
聡子「あかりか。可愛い名前ね。あなたが光次郎君を支えたってわけね。」
花園「メイドさんかぁ・・・・。きっとメイド服も可愛いですよね?」
あかり「はい。」
光次郎「・・・・あかりさん。ごめん、僕は・・・・。」
あかり「いえ、光次郎さんは悪くありません。誰にも罪はありませんよ。」
桜「そうですよ。あ!あかりさんは光次郎君とうまくいってますか?」
あかり「え!!?/////・・・そ、それは・・・・・・・/////」 あかりは桜にそう聞かれ、赤くなる。
桜「光次郎君もあかりとどんな感じになった?」
光次郎「ちょ;桜ちゃん・・・・。」 桜は笑顔で光次郎にも聞いた。
女の子たちがあかりと光次郎に注目している間、日向隊長だけが、険しい表情であった。
日向隊長(・・・・・・あの娘・・・・・・!) 日向隊長はあかりを見ていて何かを思った。
花園「あかりさんって、好きな事とかありますよね?」
あかり「ありますよ^^暇なときはテレビを見ていますわ。」
日向隊長(・・・・・あの娘は・・・・間違いありません・・・・・・。デス・ナイトの・・・・・。)
聡子「どうしたの?日向さん。」
日向隊長「え?あ・・・いえ・・・。楽しいですわね。雛祭り・・・・・。」
聡子「くすっ。そうね・・・・・・。」
日向隊長「ふふ・・・・・。っ!!?」 突然、日向隊長の着物からピ―と音が鳴った。
日向隊長は着物のどこかから携帯電話を取り出して、電話をした。
日向隊長「日向です!」 どうやら電話の相手は2分隊の通信隊員のようだ。
通信隊員『秋田町にジャンボ・ロイドが現れました!!』
日向隊長「わかりました!!」 日向隊長は電話を切った。
そして、すぐに桜と花園にその事を言った。
日向隊長「桜ちゃん、理子ちゃん!敵が来ました!!」
桜&花園「なんですって!!?」
日向隊長「皆さん、申し訳ありません。すぐに戻ってきます。・・・ついてきてください!!」
桜&花園「了解っ!!!」 日向隊長が部屋から出ると、二人も部屋から出た。
聡子「何かあったのかしら?」
光次郎「敵・・・・?まさかっ!!!」 光次郎も立ち上がり、急いで部屋から出た。
あかり「こ、光次郎さん?」
聡子「光次郎君まで・・・・・。一体何が・・・・。」
秋田町では、クライシス・ナイトが白銀に乗って走っていた。
対するのは、奴らの前に立ちはだかるSSPの2分隊隊員の男たちである。
クライシス・ナイト「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」 ズバ ズバ ズバ
クライシス・ナイトは剣を振り回して、次々と隊員たちを斬りおとした。
SSP2分隊隊員「うわ!」 「うあああっ!!」 「わあ!!」
「ちぃっ!撃て!!!」
4人が倒れた。残ったメンバーがピストルを撃って、クライシス・ナイトを攻撃した。
クライシス・ナイト「きええぇぇぇぇい!!その弾はなんだあぁ!??」
白銀「ヒヒイイィィィィィィン」 クライシス・ナイトは剣を振り回し、隊員たちの射撃を跳ね返した。
「なにぃ!?わっ!!」 「危ないっ!」 射撃隊員も白銀の突進にひるんだ。中には倒れた者もいた。
別に命に別状はないそうだ。そして、6分隊の野沢と清水も駆けつけた。
野沢「2分隊の防衛を突破したわ!!」
清水「奴は手ごわそうだ!!いくわよ、野沢!!」
野沢「はいっ!!」 清水と野沢は剣でクライシス・ナイトに斬りかかった。
白銀「ヒヒィィィィィィン」 クライシス・ナイトは白銀の突進で、斬りかかる野沢をひるませた。
野沢「きゃあっ!!」
清水「ぬっ!てあ!!」 清水は白銀の右のところについて、剣を振り上げ、敵に斬りかかる。
クライシス・ナイト「ふん!!」 カキィィィ 清水の剣とクライシス・ナイトの剣がぶつかり合った。
清水「な・・・・・・!!?」
クライシス・ナイト「ふっ・・・・・かああっ!!!」 クライシス・ナイトはそのまま清水の剣を弾いた。
清水「あうっ!!」 清水は敵に剣を弾かれたため、後ろに扱けた。
そこに、着物を着たままの桜、花園、日向隊長が駆けつけた。
桜「大丈夫ですかっ!?二人とも!!」
花園「4分隊の私や2分隊の日向隊長も援護します!!」
清水「月野隊員!花園隊員!・・・・って、なんて格好しているんだ!!!日向隊長も・・・・・・;」
清水は3人が着物を着ているところに突っ込んだ。
桜「え?ああ!着替えるの忘れちゃった・・・・・。」 桜たちは急ぐあまり、着替えることを忘れていた。
花園「確かに・・・・;ごめんなさいです・・・・・。」
野沢「きゃああぁぁぁぁぁ~!可愛いぃぃぃぃぃぃwww」
清水「っ!!??」 清水は野沢を睨む。それを見た野沢は謝った。
野沢「ご、ごめんなさい・・・・・;」
日向隊長「確かにあなた方は着替えるのを忘れましたわね。ですが、私は!!」
日向隊長は着物をバサッと脱ぎ捨てた。そして、その彼女の衣装が隊長服になった。
日向隊長は万が一に応えて着物の下に隊長服を着ていただろう。
日向隊長「桜ちゃんは清水ちゃんや野沢ちゃんと一緒に!私と理子ちゃんは援護射撃をします!」
桜「はい!えええぇぇぇいっ!!!」 桜はクライシス・ナイトに斬りかかった。
クライシス・ナイト「む!?裏切り者!!」 クライシスも剣を振って、桜の剣を弾く。
桜「くっ!!はあっ!!」 桜はひるまず、またも剣を振るが、白銀が暴れているため、うまく攻撃できず。
クライシス・ナイト「はああぁぁぁぁっ!!!」 クライシスが白銀を走られながら、桜に斬りかかる。
しかし、桜はその猛攻を間一髪かわした。クライシスは白銀を桜の前に走らせた。
桜は白銀の突進を避け、敵の左のところにつき、そこからクライシスに斬りかかる。
しかし、クライシスが剣を突き出し、桜の剣を弾き、桜もひるむ。
クライシス・ナイト「どうしたぁ!?この裏切り者ぉ!!」
桜「くっ!どうしたら・・・・・!!」 そこに、光次郎が隙間に隠れて、そこから弓矢を構えた。
光次郎「あの馬に乗ってるのが敵か・・・・・・!よぉし!!」 ちなみに、光次郎も着物のままで来た(笑
光次郎は隙間から矢を放った。矢はクライシス・ナイトの右肩に命中した。
クライシス・ナイト「くあ!!!」 クライシス・ナイトは何者かの矢に刺されて痛がり、白銀から落ちた。
野沢「敵がひるんだわ!!!」
清水(・・・っ!?敵の方に矢が・・・・・?) 清水はクライシスの肩に矢が刺さったところに疑問を持った。
桜「いまだ!!はあああぁぁぁぁっ!!」 桜はひるんだクライシスを剣で突き刺そうとした。
クライシス・ナイト「ぬ!はあああっ!!」 クライシスは桜が攻撃する事に気づき、
ジャンプしてそれを避けた。桜の剣は地面に刺した。
桜「あ!!」 ジャンプしたクライシス・ナイトは白銀の背中に着地。再び馬に乗った。
日向隊長「今です!!!」 日向隊長と花園がピストルを構えた。
花園「はいっ!!」 日向隊長と花園が敵が馬に乗ったスキをついて、一斉射撃をした。
ズギュズギュン ズギュン 花園と日向隊長の弾がクライシス・ナイトに直撃!
ドカァァァァン そして、クライシスと白銀が爆発した。
光次郎「やったか?・・・・ああ!!」
爆発したところから巨大化したクライシス・ナイトと白銀が現れた。
クライシス・ナイト「コゥゥゥゥゥゥゥ~オオオオゥゥゥゥゥッ」
白銀「キシェシェシェシェシェッ」 クライシス・ナイトはともに巨大化した白銀に乗っていた。
桜「馬に乗りながら巨大化した!!?」
クライシス・ナイト「コオゥゥゥゥゥゥゥ~オオオオゥゥゥゥゥゥッ」
白銀「キシェシェシェシェシェッ」 クライシス・ナイトは白銀を走らせた。
光次郎「っ!?あああ!!こっちに向かって来る!??」
光次郎はクライシス・ナイトと白銀が自分の方に向かってくると気づいて、逃げ出した。
クライシス・ナイト「コウウゥゥゥゥゥゥ~オオオオオゥゥゥゥゥッ」
光次郎「くっ・・・・・・!!」 光次郎は逃げながら、矢を放った。
しかし、巨大化したクライシス・ナイトの鎧に矢は効かず、逆に跳ね返された。
日向隊長「ジャンボ・ロイドを攻撃してください!!」
隊員たちは一斉にクライシス・ナイトを撃った。
クライシス・ナイト「コウゥゥゥゥゥゥ~オオオオウゥゥゥゥゥッ」
白銀「キシェシェシェシェシェシェッ」
背中を撃たれたクライシス・ナイトは白銀に隊員たちの方に向かわせ、彼女に迫る。
日向隊長「射撃続行!!」 しかし、クライシス・ナイトは額から緑色の光線を発射した。
ビ―――ドカァァァァン 光線は隊員たちの近くにあたり、爆発。隊員たちはひるんだ。
桜「きゃあああっ!!」
日向隊長「くっ・・・・!厄介ですわね・・・・・!!」
白銀「キシェシェシェシェッ」 クライシス・ナイトと白銀は再び光次郎に方に向いて、彼に迫る。
光次郎「ああ・・・・・・!!」 光次郎はピンチに陥った。そこに、空から青い光が発した。
その光からマリオネット・ライターが飛んできた!
光次郎「おお!マリオネット・ライター!!!」
マリオネット・ライター「っ!?(光次郎さん・・・・・・?)うっ!?;」
マリオネット・ライターは光次郎が着物を着ているところを見て、驚く。
マリオネット・ライター「(まだこの格好で・・・・;)・・・・それより!!」
マリオネット・ライターはクライシス・ナイトと白銀の前に着地した。
マリオネット・ライター「スペイン支部のジャンボ・ロイドのあなたが何故この日本に!!」
クライシス・ナイト「コゥゥゥゥゥゥ~オオオゥゥゥゥゥゥゥッ」
白銀「キシェシェシェシェシェシェッ」 クライシス・ナイトは白銀を駆ってライターに迫る。
マリオネット・ライター「きゃああっ!!」 マリオネット・ライターはクライシス・ナイトに右肩を斬られた。
クライシス・ナイト「コウゥゥゥゥゥゥ~オオオオウウゥゥゥゥッ」 敵はまたもライターに切りかかる。
今度はマリオネット・ライターの腹の左部分を斬った。マリオネット・ライターはひるんでいる。
マリオネット・ライター「くあ!!う・・・ぐう・・・・・・!!」
白銀「キシェシェシェシェシェシェッ」 クライシス・ナイトはまたも白銀を駆ってまたも突撃しようとした。
マリオネット・ライター「っ!?でええぇぇぇぇぇぇぇい!!!」 マリオネット・ライターはジャンプした。
クライシス・ナイト「・・・・・・・!!?」 そして、ライターはクライシス・ナイトにジャンプキックを決めた。
マリオネット・ライター「ライターキック!!!」
マリオネット・ライターのキックを受けたクライシスは白銀から落ちた。
今のクライシス・ナイトは白銀に乗っていない。マリオネット・ライターは白銀に向かった。
白銀「キシェシェシェシェシェッ」
マリオネット・ライター「フラッシュ・ブレイカー!!!!」 ピカッ ドカァァァァァァァァン
マリオネット・ライターはフラッシュ・ブレイカーで白銀を爆破させた。
マリオネット・ライター「よし!これで敵の武器が一つなくなった!!」
クライシス・ナイト「コオゥゥゥゥゥゥゥ~オオオオゥゥゥゥゥゥッ」
クライシス・ナイトは白銀を倒された事に怒り、剣と盾を構えた。
マリオネット・ライター「あとはこれ(剣と盾)さえなんとかすれば・・・・・!!
クライシス・ナイト「・・・・・・・・・!!」 クライシス・ナイトはマリオネット・ライターに斬りかかった。
マリオネット・ライター「ふん!!」 マリオネット・ライターは敵の剣を避けた。
つづく
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