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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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今度の魔族は女性を捕まえて拷問する下衆共だ。その魔族に、

野口が捕らわれる。彼女を助けられなかった日下部は、

悔しがる。少女たちの友情が魔族の悪意を打ち砕けるか。

次回、【破られし花】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか。ティアーズ第43話。

今回はお花見にちなんだ回です。お花見と言えば桜なので、

桜がいっぱい咲いている森が舞台です。

今回のお話では、徳丸と森下がメインな感じにしましたが、

何だか洗脳されているのが、印象が強い感じですかな(

今回の敵はお花見と言えば和風な感じがしますので、

ウルトラマンティガから女性宇宙人であるマノン星人。

そして、オリキャラとして、

桜の木をモチーフにした魔獣、バナミロンです。

それらしい能力を持つ魔獣にすべく、

散った桜が爆発すると言う設定にしました。

宇宙人と魔獣が一緒に暴れたり、

ティアーズと戦ったりするシーンを描きたくて、こうなったり(

そう言う展開、あまり少なそうな感じがしまして・・・。

次回はリョナラーな魔族が登場します。

それでは。

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バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウゥゥゥゥゥ」

バナミロンは桜を散らし続ける事で、爆発を多く起こし続ける。

このままでは、町が完全に燃えてしまう。その時、灰間がやって来た。

灰間「ティアーズ!!!」

灰間はウルトラマンティアーズに変身して、

バナミロンとマノン星人の前に立つ。

マノン星人「イキキキキキキキキキキキ」

バナミロン「グエエエエエェェェェウウウウウウゥゥゥゥ」

ティアーズは走ると、マノン星人が走り出す。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!」

ティアーズがパンチをするが、

マノン星人はそれを避けて、パンチする。

マノン星人「イキキキキキキキキキ」

ウルトラマンティアーズ「・・・・!?・・・・・・!!」

ティアーズは殴られるが、耐え抜いてマノン星人を蹴る。

マノン星人はひるみ、ティアーズは再び蹴り付ける。

マノン星人「イキキキキキキキキキキキ」

マノン星人も素早くティアーズを蹴る。

ティアーズもダメージを受ける。

そして、ティアーズとマノン星人は互いにキックをするが、

その両者の足がぶつかり、弾き合う。その時。

ウルトラマンティアーズ「シュワッチ!!!!!」

ティアーズはマノン星人を思い切り殴り飛ばす。そして、

バナミロンが4つの枝を伸ばして、ティアーズの両手と首を縛る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?」

マノン星人「イキキキキキキキキキキキ」

マノン星人はティアーズの顔を連続で殴り続ける。

バルワンダーDXが電気ビームでバナミロンを攻撃する。

バナミロン「グエエエエエェェェェウウウウゥゥゥゥゥ」

バナミロンは攻撃を受けてひるむ。

これにより、ティアーズを縛った枝がゆるめ、

ティアーズを放し、自由の身にしてしまった。

ウルトラマンティアーズ「ハアアアアァァァァァ!!!」

ティアーズはマノン星人を蹴り上げ、バナミロンに近づく。

そして、バナミロンの身体にパンチとキックを連続で打ち続ける。

バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

バナミロンはキックでティアーズをさがらせる。

ウルトラマンティアーズ「・・・!アームシュート!!!」

ティアーズはアームシュートでバナミロンを攻撃する。

バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

バナミロンは攻撃を受けるが、その直後に毒ガスを吐き出した。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?」

ティアーズはそれを浴びて苦しむが、バック転で何とか避けた。

そこに、マノン星人が走り出し、

殴りかかるが、ティアーズは腕でガード。

マノン星人「イキキキキキキキキキキキ」

ウルトラマンティアーズ「・・・!?・・・・・・!」

ティアーズはパンチでマノン星人を殴り飛ばす。その時、

バナミロンがティアーズに急接近をして、

6つの枝でティアーズを打撃し続ける。

バナミロン「グエエエエエエェェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!・・・・・・・!!」

上川「ティアーズが危ない!!」

上川がバルガンの銃弾でバナミロンを攻撃。魔獣はこれにひるむ。

ウルトラマンティアーズ「ソードキック!!!!!」

ティアーズはソードキックでバナミロンを攻撃。魔獣はさがった。

マノン星人「イキキキキキキキキキキキキキキ」

マノンは両手からピンク色の光線を二つ同時に発射して、

ティアーズを攻撃する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?・・・・・!」

ティアーズは強烈な光線を受けて、ひるむ。

マノン星人『今よ!!ティアーズに桜爆弾をお見舞いさせなさい!!!』

バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

バナミロンは多くの桜をティアーズのところにたくさん散らした。

多くの桜がティアーズの近くで美しく散っていく。その時、

その多くの桜が次々と爆発を起こし、

ティアーズにダメージを与え続ける。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!」

美しく散る桜と共にティアーズは次々と爆発による攻撃を受けて、

苦しむ。まるで、桜と共に散るかのように動いている感じだ。

マノン星人『あははははははははははははははは!!!!!

良いわ!!とても綺麗で美しい踊りのようね!!

あなたのやられっぷりは!!!』

マノン星人はティアーズが爆発で苦しんでいる姿を見て、

嘲笑っていた。

戦場に来ていた野口、日下部、森下、徳丸が、

ティアーズのピンチに不安する。

野口「このままじゃ、ティアーズが・・・・!!」

徳丸「く・・・っ!!おい!!あの森で一番大きい木さん!!!

君は美しい桜を散らしてくれる偉大なる木じゃなかったの!!?」

森下「今、あなたが散らしている桜はとても美しくない!!

残酷で地獄で見るような汚い桜よおおおぉぉぉぉ!!!!」

そして、ティアーズのカラータイマーが赤く点滅し始めた。

マノン星人「イキキキキキキキキキ」

その時、ティアーズはマノン星人に目をつける。そして。

ウルトラマンティアーズ「シューティングスラッシュ!!!!!」

ティアーズはシューティングスラッシュでマノン星人を攻撃。

マノン星人は顔を斬られるが、切断はされていない。

マノン星人『わ、私の美しい顔をよくもォ!!死になさい!!!』

マノン星人は顔を傷つけられて、

怒ってティアーズに近づこうと走る。

ウルトラマンティアーズ『この時を待っていた!!!』

その時、ティアーズはマノン星人を身体を掴み、

バナミロンに向かって投げる。

マノン星人「イキキキキキキキキキキキキ」

バナミロン「グエエエエエェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥ」

マノン星人はバナミロンにぶつかり、2匹はひるんだ。

ウルトラマンティアーズ「ショワアアアアァァァァァァ!!!!」

ティアーズは自身を回転させて、素早くバナミロンの背後についた。

ウルトラマンティアーズ『てめェの桜は、

全ての花と違って醜いぜ!!おら!!!!』

ティアーズは拳を光らせ、その拳でバナミロンの背中を思い切り殴る。

すると、バナミロンの桜が多く散っていき、

その桜が全てマノン星人の側に振る。

そして、その桜の多くが次々と爆発し、

今度はマノン星人がその犠牲者となる。

マノン星人「イキキキキキキキキキキキキキ」

マノン星人は多くの爆発を浴びて、苦しむ。

徳丸「良いぞ!!敵の必殺技を利用して、

星人に大ダメージを与えたぞ!!」

森下「まるで、桜が元凶である悪を裁いているみたいね!!」

マノン星人が無数の桜の爆発に苦しんでいる間に、

ティアーズとバナミロンが戦っている。

ティアーズとバナミロンが押し合うが、

ティアーズは頭突きでバナミロンを離れさせる。

バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウゥゥゥゥゥ」

魔獣は怒って、6本の枝を全て伸ばす。だが、ティアーズは、

両手で3本ずつ掴んで敵の攻撃を防ぐ。そして。

ウルトラマンティアーズ「トオオオォォォォォォォォウ!!!!!」

ティアーズはバナミロンを思い切り投げ飛ばした。

そして、桜咲きの森の近くに落ちた。

ウルトラマンティアーズ「プラズマレイガン!!!!!」

ティアーズはプラズマレイガンでマノン星人を攻撃する。

マノン星人「イキキキキキキキキキキキキキキキキ」

それを受けたマノン星人の身体は大爆発を起こして、死んでしまった。

日下部「残るは魔獣だけよ!!!」

バナミロン「グエエエエエェェェェェウウウウゥゥゥゥゥ」

バナミロンは怒って、ティアーズに近づこうとする。

そして、桜を多く散らして、その桜の爆発でティアーズを倒そうとする。

ウルトラマンティアーズ「ティアーズハリケーン!!!!!」

ティアーズはティアーズハリケーンでバナミロンの散らした桜を、

全て空の彼方へ飛ばした。そして、ハリケーンを受けたバナミロンも、

自身の頭?に生えている桜が全て強烈な風に飛ばされていく。

バナミロンの桜は全て、青い空で大爆発を起こし、バナミロンは、

まるで冬の時期でよく見る葉っぱなき枯れ木のようになってしまった。

ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!!」

ティアーズはファイティウム光線でバナミロンを攻撃した。

バナミロン「グエエエエエエェェェェェェウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥ」

バナミロンは燃え上がり、やがて大爆発した。

ついにバナミロンも天国へ旅立った。

その直後、空は夕日となった。

日下部「やったわ!!!地球は守られたわ・・・!!」

森下「・・・・・でも、なくなっちゃった。一番大きい桜の木が。」

徳丸「灰間君や野口さんにも見せてあげたかったのに・・・。

でも、しょうがないよね。これが現実だもんね・・・・。」

森下「ごめんね。明子ちゃん。

せっかく良い思い出ができそうだったのに・・・。」

徳丸と森下はとても悲しそうな感じであった。

それを見た野口も同じ気持ちになる。

野口「徳丸君・・・。森下さん・・・。」

ウルトラマンティアーズ『・・・・・っ。そうだ!』

その時、ティアーズはバナミロンの死骸に、

一つだけ木の一部らしい物がある事に気づき、

その木の一部を右手に取る。

ウルトラマンティアーズ「ティアーズパージ!!!」

ティアーズは左手から水色の光を発して、

その光を木の一部に浴びせる。

ウルトラマンティアーズ『これで、

この木の一部から魔力は完全に消えた。』


そして、ティアーズは桜咲きの森で一番大きい木のあった場所の、

地面にバナミロンの死骸からとった木の一部を埋める。

ウルトラマンティアーズ「ティアーズリワインド!!!!」

ティアーズはその埋めた場所に、

キラキラとしたピンク色の光を浴びせる。

すると、その地面にこの森で一番大きい桜の木が、

完全に元に戻ったではないか。

ティアーズの活躍により、この森で一番大きい木は再生した。

ありがとう。ウルトラマンティアーズ。

そして、夜になった。灰間、日下部、野口、徳丸、森下。

さらに、大神に叶野に上川も、この森で一番大きい木を見ていた。

その木に咲いている全ての桜が、

美しく夜を照らしているようであった。

野口「綺麗・・・。これが、この森で一番大きい桜の木ね。」

灰間「お前たちは俺たちにこれを見せたかったんだな。」

徳丸「うん。僕。子供の頃、夜にこの風景を見たんだ。」

森下「私も似たような経験があるわ。何か懐かしい感じがする。」

上川「何だか、癒される気がするよ。」

叶野「ああ。こんな綺麗な事、滅多にないからな。」

日下部「そうね。感謝しないとね。灰間のお友達に。」

大神「わしら人間も、この桜の木のように美しくありたいもんじゃのォ。

おっしゃ!皆!!今夜はパーっと行こうやないの!!」

上川「さんせーい!!!」 叶野「ははっ。しょうがないですね。」

野口「そうね。皆で楽しみましょ。」

日下部「こんな日はないと思うから、今日くらいは良いかしらね。」

徳丸「そうだよ!!今日は皆で楽しんで、

良い思い出を作ろうよ!!」

森下「そうそう!!BARの皆さんも一緒に一緒に!!

皆でやれば、もーっと楽しくなれるよ!

だから、皆で思い切り遊ぼうよ!!」

そして、野口たちは一番大きい桜の木の近くで、

それぞれ弁当やジュース、お菓子を飲食したり、

カラオケで歌を歌ったりと、いっぱい楽しんだ。

灰間(へへっ。こう言うのも、悪くねェ。いや、

とっても良いぜ。こんな幸せな事がまたできるように、

頑張らねーとな。これ以上、悪い思い出なんか作れねーようによ。)

今夜。この桜咲きの森で灰間たちは美しく散る桜と共に、

幸せの時を過ごしていた。今まで戦った分まで、

もしくは疲れて眠りにつくまでずっと楽しんでいました。

ですが、その幸せな夜の後には、再び戦いの時が訪れるのです。

幸せは続く物ではありません。まるで、咲いては散る桜のように。

ティアーズはその桜を散らせぬように、いつまでも戦い続けるのです。

次回につづく

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チェリア「ふふふふふ。正面からかかって来るが良い・・・!」

ミル「へぇ・・・。言うわねェ。でも・・・!」

テル「なめるなああぁぁぁぁ!!!」

テルとミルは一気に走り、チェリアに接近する。そして。

テルとミル「ストレンジナックル!!!!!」

テルとミルはストレンジナックルでチェリアに迫る。だが。

チェリア「・・・・はああぁぁぁぁ・・・・!!!」

チェリアは少し大きな剣を取り出し、それを思い切り振るう。

これにより、テルとミルはストレンジナックルを弾き飛ばされる。

テルとミル「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?」

マンボ「剣で弾き返した・・・・!?」

チェリア「クククク・・・・!!この剣は、

お前らのような強敵を倒すために、

ベルパニウム合金で造られていてな。

私のような高度な訓練を乗り越えた奴しか使えねェのさ。

あまりに重くて、普通なら持つ事すらできないんだからなァ!!」

チェリアはそう言って、ひるんだテルとミルに斬りかかる。

ミル「く・・・っ!!だああぁぁぁっ!!」

ミルはチェリアに向かって、左手を動かし、上へとあげる。

その手からエネルギーが集める。

そのエネルギーも勢い良く落下させる。

そのエネルギーの塊がチェリアの頭上に迫る。

チェリア「むん!!!」 チェリアは剣でそのエネルギーを受け止める。

エネルギーが弾かれて、すぐに消えてしまう。

テル「うらあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

テルは右手を光らせ、その光る拳でチェリアに殴りかかる。

チェリア「はああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

だが、チェリアは剣を素早く振るい、テルの身体を斬ってしまう。

テル「ぐああああぁぁぁぁぁ・・・・!!?」

ミル「テル!!?」

テルは倒れてしまうが、ゆっくりと立ち上がる。

チェリア「どうだ?私の剣の前に、お前たちはどうする事もできまい?」

ミル「なめんじゃないわよォ!!!」

ミルは光の手刀でチェリアを攻撃。だが、チェリアは剣でガードする。

チェリア「ふっ。普通の人間が、

特殊な人間に勝つ事だってありえるんだぞ?てい!!!」

チェリアは剣を振るい、ミルを弾き飛ばす。

ミル「くあっ!!!」 テル「や、野郎・・・・!!」

テルは立ち上がった。そして、ミルと肩を並べる。

チェリア「まとめて斬る!!!」 チェリアは素早く走る。その時。

テルとミル「ストレンジナックル!!!!!!」

テルとミルはストレンジナックルを発動。二人の光る手から、

無数のエネルギー弾が発射する。

ボトルズ「いけるか!!?」

チェリア「ふっ。うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

チェリアは剣を素早く振るい続け、

迫る全てのエネルギー弾を弾き飛ばす。

ボトルズ「あっ!!全て弾かれていく・・・!!」

マンボ「あの女。剣術。とても上手い・・・!」

テルとミル「くぅ・・・・・っ!!」

チェリア「おらあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

チェリアは剣を縦に振るう。テルとミルは後方へジャンプして避ける。

すると、剣のついた地面が少しだけ粉々に砕いたではないか。

テルとミルは着地し、チェリアがゆっくりと近づこうと歩く。

チェリア「どうした?二人とも。クラッシャーの最強コンビだろ?

だったら、私のような中級レベルの兵を倒せるハズだがなァ?」

テル「言わせておけば・・・・!!」

ミル「テル・・・・!!本気モードよ・・・・!!

テル「ああ・・・!!行くぞ!!!」

そして、テルとミルはローブを脱ぎ捨てた。そして、

二人は露出度の高い衣装になり、

身体から物凄いエネルギーが放出する。

チェリア「む・・・・っ!?こ、この感じは・・・!

少しはやるようになったらしいが、そんな露出度の高い衣装で、

恥ずかしくないと思うか?特に女の方は・・・。」

ミル「別に良いわよ!あんたを倒すためならどうでも・・・!!」

テル「何としてもお前を倒し、エゥーラを助けねばならん!!」

チェリア「ふん。お前らクズに仲間を想う資格はないと思うけど。

来いよ・・・・!こちらも全力で倒してやるよ・・・・!」

テル「行くぞ!!ミル!!」 ミル「ええ!!テル!!」

そして、テルとミルは光と共に素早く跳ぶ。すぐにチェリアの近くに。

チェリア「うっ!!?」 テルとミル「てやあああぁぁぁぁぁ!!!!」

テルとミルは同時にチェリアを蹴る。

チェリア「ぐああああぁぁぁぁぁ!!!?(は、速い・・・!?)」

チェリアは倒れた。ミルは笑って、こう言う。

ミル「どうかしら?私たちを怒らせるとこうなるのよ?」

ボトルズ「完全なパワーを引き出した二人なら、

勝てるかも知れません・・・!!」

マンボ「いや、この勝負の行方。まだ、わからない・・・。」

チェリア「く・・・・っ!!少々甘く見ちまったよ・・・!!

こちらも、本気でお前らを斬り捨てなきゃならんなァ・・・・!!!」


一方、政府の拠点である洞窟の内部では、

まだ多くの兵士たちが残っていた。何やら会議をしているらしい。

そして、別の部屋では、

エゥーラとセイリーを閉じ込めている檻があった。

その二人を一人の兵士の男が下品にこう言う。

兵士の男「ケケケケケ・・・!!

無様だなァ?クラッシャーのエリートさんがよ!

ここに閉じ込められた以上、てめーらは助からねェ!!

特にエゥーラ!!お前の武器である銃は別の部屋で保管してある!

そして、例え出られたとしても、出入り口には、

あの強ェ男が待ち構えている!!

お前らにそいつを倒す事はできねーよ!!」

エゥーラ「ベラベラ喋りやがって・・・・!!見てろよ。

お前らもグランティと同じ目に合わせてやる!!!」

エゥーラが強気にそう言うと、兵士の男が怒って檻を蹴る。

兵士の男「うるせェ!!!クソ野郎め!!

お前は後で死刑だからなァ!!

それまで、自分がどんな罪を犯したか、考えるんだなァ!!

あと、メイドの女!!お前は後で俺が調教して、

優秀な召使にしてやんよ!!

お前は何かと可愛らしいからなァ・・・!

あぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃ!!!

あぁ!!腹が減った!!さてと、食事に行くか!!

兵士の男はゆっくりと歩き、

エゥーラとセイリーの入った檻から離れる。

そして、数分後。この檻で誰もいなくなった。

エゥーラとセイリー以外。

セイリー「誰の気配もなくなりました・・・!今なら!!」

そして、セイリーは檻の鍵を素早くパンチ。すると、

鍵が壊れ、その檻の一部がセイリーの拳に貫かれる。

セイリー「ふっ!!!」

セイリーは檻を思い切り蹴る。すると、檻が開いた。

エゥーラとセイリーは檻から出て、自由の身となった。

エゥーラ「お前のおかげで、檻から出られるのは簡単だ・・・!

だが、次は俺の武器を取り戻さなければならない・・・!!」

セイリー「急ぎましょう・・・!できるだけ、

敵に気づかれないように静かに行動しなければ・・・!」

エゥーラ「うむ・・・・!」


エゥーラとセイリーは廊下を走っていた。ただし、

政府の兵士たちに気づかれないように、

隠れながら静かに行動していた。

時に一瞬だけ一人の兵に気づかれそうになるが、

何とか見つからずに済んだ。そして、ついに、

別の部屋へと来たエゥーラとセイリー。その部屋にも、

複数の兵士がいるため、エゥーラとセイリーは、

隙間に隠れながら、部屋の方を見ている。

エゥーラ(おお!!こ、これは・・・・!!)

セイリー(エゥーラ様の武器ですわ・・・!)

そう。この部屋には、エゥーラの武器が保管されていた。

ここは、敵の武器や貴重品を奪って保管する倉庫であったのだ。

エゥーラ(セイリー!!) セイリー(はい!!)

そして、セイリーは部屋に飛び出し、複数の兵士に迫る。

兵士A「むっ!?クラッシャーの女・・・!ぎゃっ!!」

セイリーがいきなり兵士Aをパンチで貫き、倒す。

兵士B「野郎・・・・!!」

残った兵士たちが銃を構えて、

セイリーを攻撃しようとする。だが。

セイリー「ぬおおおぉぉぉぉ!!!」

セイリーがキックで兵士Bの身体を突き刺す。

セイリー「せい!!でやぁ!!とう!!はあぁぁ!!」

そして、セイリーはパンチやキックで次々と兵士を倒していく。

これで、全ての兵士は倒され、エゥーラもこの部屋に入る。

エゥーラ「よし・・・!!これで取り戻せる!!」

エゥーラは保管されていた自分の武器を手に取り、

ついに取り戻した。

エゥーラ「やった!!

これで、この政府の拠点を叩く事ができる!!!」

セイリー「いきましょう・・・!」

エゥーラ「ああ・・・!!」


チェリア「おおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

テルとミル「もう一度、くらえ!!!」

テルとミルはまたもダブルキックを繰り出す。だが。

チェリア「ふん!!!」 チェリアは剣でガードしてしまう。

テルとミル「な・・・・っ!?」

チェリア「動きさえわかれば、こっちのものだよ!!!」

チェリアは剣を振るい、テルとミルを弾き飛ばす。

テルとミル「うわっ!!!」 だが、テルとミルは着地する。

チェリア「私は政府の戦士だ!!お前たちなどに敗れん!!」

テル「こっちだって同じだ!!!」

テルは素早く走り、チェリアに近づく。

テル「おらああぁぁ!!!」 チェリア「むっ!?てや!!!」

テルはパンチするが、チェリアはそれを素早く避けて、斬りかかる。

だが、テルは右腕でガードする。エネルギーに守られているのか、

その右腕が剣にあたっても、傷一つもついていない。

テル「とあああぁぁぁぁ!!!」

テルはもう片方の拳でチェリアを殴り飛ばす。

チェリア「うわああああああぁぁぁぁぁぁ!!!??」

チェリアは殴り飛ばされて、倒れる。だが、すぐに立ち上がる。

つづく

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灰間「っ!?ま、魔獣に変わりやがった・・・・!!」

日下部「異変の正体はこれだったのね・・・!」

徳丸と森下「きええええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

そして、徳丸と森下が灰間と日下部に斬りかかる。

灰間と日下部「・・・・・・っ!!」 二人は素早く避ける。

マノン星人「あははははははははははははは!!!!!

何て可愛いのかしら!?私の魔獣は!!おお!動きも素晴らしい!」

バナミロン「グエエエェェェェェウウウゥゥゥゥ」

バナミロンは動きだし、花見を楽しんでいる人々のところへ近づく。

男性「っ!?ああ!!魔獣だああぁぁぁぁ!!!」

女性「助けてえええええぇぇぇぇぇぇ!!!!」

人々はバナミロンの巨大な姿に恐怖して、一斉に逃げ惑う。

バナミロンは口から白いガスを吐く。

そのガスを浴びた人々は急に苦しみだし、倒れる。これは毒ガスだ。


マノン星人「ふふふ!!あなたたちさえ倒さば、

もはや地球は私の物!!さァ!!行くのです!!!」

徳丸と森下「やあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

灰間「くっ!?このままじゃ埒があかねェ!!日下部!!

野口の事を頼む!!それから、大神隊長に連絡を!!!」

日下部「わかったわ!!」

日下部はこの場から離れようと走る。

それをマノン星人が見逃さない。

マノン星人「させないわ!!!」

マノン星人が日下部を襲おうと素早くジャンプする。

灰間「むっ!?おら!!!」

灰間もジャンプして、マノン星人を蹴り、地面に落とす。

マノン星人「くあ・・・・っ!!」 星人は倒れるが、すぐに立ち上がる。

徳丸と森下「むん!!!」

その時、徳丸と森下が着地した灰間の体を掴み、動きを封じる。

灰間「く・・・・っ!!お前たち・・・!!目を覚ませって・・・!」

マノン星人「うははははははははははは!!!!」

マノン星人は立ち上がると、その身体が光と共に変化する。

その光が晴れると、マノン星人の姿は銀色となり、

まるで全身が硬そうにできて、

顔の方が少しだけ醜く笑っているようであった。

頭の左右に複数の角が生えている。これが、マノン星人の本当の姿だ。

灰間「てめェ・・・・!!」

マノン星人「ウルトラマンティアーズ!!

あなたの命も今日で終わりよ!!

この地球はこのマノン星人の支配下に置くのよ!!

バナミロンと一緒にね!!

あはははははははははははははははははは!!!!!!」

そして、マノン星人は巨大化して、動き出した。

マノン星人「イキキキキキキキキ」

その時、徳丸と森下が一斉に刃物で灰間に迫る。

徳丸と森下「えええええぇぇぇぇぇぇい!!!!」

灰間「ぬ・・・・っ!!でやああぁぁぁ!!」

両腕を一気に動かし、徳丸と森下の頭を互いにぶつけさせる。

その二つの頭の衝突により、徳丸と森下はフラフラする。

徳丸と森下「いててててててて・・・・!!」

灰間「とっとと目覚めねーからだ・・・!」

徳丸「や、やったなあああぁぁぁぁぁ!!!」

森下「このおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」

徳丸と森下は怒って、刃物を振り回して灰間に迫る。

灰間「くそっ!!こいつらァ・・・!!」


バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウゥゥゥゥゥ」

バナミロンはまるで逃げ惑う人々を追うかのように歩いている。

そこに、マノン星人がバナミロンの近くに来る。

マノン星人『ふふふふふふ!!行くわよ!!バナミロン!!

これから、東京の人々を狩るのよ!!!』

バナミロン「グエエエエエェェェェェェウウウウゥゥゥゥゥゥ」

マノン星人とバナミロンは一緒に進行した。

逃げ惑う人々の中に、野口がいた。

野口「一体、どうして・・・!魔獣と星人が・・・!!

灰間君たち、一体どこへ行っちゃったのかな・・・!?」

そして、野口の近くに日下部が走って来た。

日下部「野口さん!!!」

野口「く、日下部さん!?灰間君たちは無事ですか!?」

日下部「徳丸と森下はあの宇宙人の洗脳を受けて、操れているわ!!

灰間は、その二人と戦うハメになってしまったの!」

野口「何とかできないのですか!?」

日下部「わからないわ・・・!だって、急な出来事だもの・・・!!」

マノン星人「イキキキキキキキキキキ」

バナミロン「グエエエエエェェェェウウウウウゥゥゥゥゥ」

マノン星人とバナミロンは一緒に歩き、町へ近づきつつある。

その時、バルワンダーDXとバルワンダー3号が飛んで来た。

DXは叶野、3号は上川が操縦している。

叶野「2匹を町に行かせるな!!」 上川「了解!!!」

バルワンダーDXとバルワンダー3号はレーザーバルカンで、

マノン星人とバナミロンを攻撃する。だが、そのダメージは今一つだけ。

バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

マノン星人「イキキキキキキキキキキキキキ」

マノン星人は右手からピンク色の光線を発射して反撃する。

だが、避けられる。

DXは電気ビームでマノン星人を攻撃する。

マノン星人「イキキキキキキキキキキキキキ」

マノン星人は少しだけ苦痛を感じて、バナミロンに近づく。

バナミロン「グエエエエエェェェェェウウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

バナミロンは木の枝に似た触手を二つ伸ばし、

バルワンダーDXを縛り付ける。

叶野「っ!?しまった・・・・!!」

上川「あの枝は触手のように伸びるのか!!」

バルワンダー3号は赤いレーザーでDXを縛る二つの触手を攻撃する。

攻撃を受けたバナミロンは痛がり、DXを放つ。

バナミロン「グエエエエエェェェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

バルワンダーDXは再び電気ビームを発射し、バナミロンを攻撃する。

続いて、3号もレーザーバルカンでバナミロンを攻撃。

バナミロン「グエエエエェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

マノン星人「イキキキキキキキキキキキキキ」

マノン星人は両手からピンク色の光線を二つ発射。3号を狙うが、

避けられてしまう。

バルワンダーDXは火薬状バルカンで、

マノン星人とバナミロンを一斉に攻撃した。


徳丸と森下「ふふふふふふふふふふふ・・・!!!」

徳丸と森下は灰間に刃物を向けて、ゆっくりと灰間に近づく。

灰間(畜生・・・・!一体、どうすれば、

こいつらを正気に戻す事ができる!?)

その時、灰間のペンダントが光った。

灰間(っ!?そうか・・・!ウルトラパワーを半分使えって事か。

なら、喜んで利用してやるぜぃ!!!)

そして、灰間は思い切り走る。だが、普通よりとても速い。

灰間「せぃ!!とあ!!」

灰間は素早く、徳丸と森下の腹を殴る。そして、二人は倒れる。

徳丸「ぐっ!!?」 森下「あぅ!!?」

灰間はこの姿のままでティアーズの力を少しだけ使い、

徳丸と森下を完全に気を失わせて、星人の洗脳を打ち消した。

徳丸「う、うううぅぅぅん・・・。あれ?ここは。」

森下「ふにゃふにゃあぁぁ・・・。何だか頭がフラフラするよぅ。」

灰間「やっと目覚めたかよ。」

徳丸「・・・・ん?あれ!?この森で一番大きい桜の木は!?」

森下「あれれ?何かなくなってる気がするわよ!?」

徳丸と森下は、

この森で一番大きい桜の木がなくなっている事に気づく。

灰間「・・・・あの木はよ。実は魔獣だったんだよ。」

灰間は遠くでバナミロンとマノン星人が歩いているところを、

二人に見せる。

森下「魔獣が2匹いる!!?」

徳丸「もしかして、あの木の魔獣が、この森で一番大きい桜の木!?」

灰間「ああ。宇宙人がその木を魔獣に変えやがったんだ・・・。

その宇宙人にお前らは洗脳されて、俺に襲って来たんだよ。」

徳丸「ま、マジ!!?」

森下「ご、ごめんなさい・・・。」

徳丸「でも、許せないよ・・・!

一番大きくて美しい木を魔獣にするなんて・・・!!」

徳丸はマノン星人とバナミロンの方を見て、怒りを表す。

森下「ねェ!灰間君!!あの桜の木を元に戻す方法はないの!?」

灰間「わからねェ・・・!もしかしたら、ないかもな。

だが、何とかしてみせる!!お前らもさっさと逃げろ!!」

そして、灰間は徳丸と森下から離れようと走る。

徳丸「あっ!!灰間君!!」 森下「翔ちゃん・・・。」


マノン星人「イキキキキキキキキキキキキキ」

バナミロン「グエエエエエェェェェウウウウウウゥゥゥゥゥ」

マノン星人とバナミロンはついに町に来てしまった。

宇宙人と魔獣の足が次々と民家を踏みつぶす。

マノン星人がピンク色の光線で複数の民家を爆発させる。

バナミロンは毒ガスで逃げ惑う人々を抹殺する。

バルワンダーDXとバルワンダー3号は、

レーザーバルカンで攻撃する。

だが、マノン星人とバナミロンは攻撃を受けながらも、

暴れ続ける。

バルワンダー3号は赤いビームでマノン星人の顔を攻撃する。

マノン星人「イキキキキキキキキキキキキキキキキキキ」

ダメージを受けたマノン星人だが、逆に物凄い怒りと共に反撃する。

両手から二つのピンク色の光線を発射。

ついにバルワンダー3号に命中する。

上川「うわああああぁぁぁぁぁ!!!脱出ううううぅぅぅぅぅぅ!!!!!」

上川は脱出し、バルワンダー3号は墜落して爆発した。

マノン星人『私の美しい顔を傷つけようとするなんて最低ね・・・!

でも、良いわ!バナミロン!!そろそろアレを使いなさい!!』

バナミロン「グエエエエエェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

そして、バナミロンは急に静まる。そして、その頭から、

無数の桜がゆっくりと美しく散り始めた。

美しい多くの桜が町並みに落ちて行く。まるで、

町に桜が満ちていき、春爛漫以上な感じとなっているそうだ。

叶野「何だ・・・!?これは・・・。一体、何が起きるんだ?」

上川「綺麗だ・・・・。」

その時、桜に満ちて行く町並みに異変が起きる。

多くの民家が次々と爆発を起こした。そう。バナミロンの落とす、

桜は実は爆弾であったのだ。その桜の爆弾が無数に爆発し、

この町で爆発が続けられて、燃え上がっていくのだ。

上川「わあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!これでは、

春爛漫じゃなくて、爆発爛漫だよおおおぉぉぉぉぉぉお!!!」

上川は泣きながら、次々と起こる爆発から逃げるために走り続ける。

叶野「何て恐ろしい奴だ・・・・!!」

マノン星人『あはははははははははははははははは!!!!!!

この桜でこの地球は地獄となるのよ!!!

覚悟しなさい!!地球人共!!』

つづく

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ダンク「・・・どんな情報だ?」

デグス「昨日。何か、クリスマスツリーが急に光り始めてな。

そこから、翼の生えた女が飛んで来たのよ。翼の形からすれば、

奴はきっと妖精だ。」

ダンク「この山には妖精など住んでいないハズだ。

・・・もしや、クラッシャーかグランティか!?」

デグス「ああ。間違いねェ。俺はその妖精を密かに追跡した。

すると、あの妖精は白熊の家らしきかまくらに入ったそうだ。

だが、白熊のガキ共。妖精さんの事を慕ってるらしいぜ?

衣装がオーバーオールだけだから、ちょっとエロそうだからな。

少しでも良いから、襲いたい気分だったなァ。」

ダンク「翼の生えた女・・・。オーバーオール。

・・・・そいつはクラッシャーの最強部隊、ブレンティの女だ。」

デグス「ふーん。ブレンティねェ。」

ダンク「あの女に悪意はなく、とても優しい心を持っているそうだ。

だが、彼女は所詮、クラッシャー。倒すべき相手の一人だ。

そして、彼女と一緒にいつあの不思議な能力の女の子もだ。」

デグス「じゃ、その女たち。俺が倒して良い?」

ダンク「ああ。奴らは強敵だ。くれぐれも注意して戦え。」

デグス「心配する事はねェ!俺は必ず勝つ。

必ずよ・・・。ククククク!!!」

その時、別のジープから、女性のような者がダンクに話しかける。

女性「あの男。デグスがまた恐ろしい何かをやりそうね。」

ダンク「うむ。奴は鬼畜だからな。まあ、他の連中には及ばないが。

チェリア。お前はどうする?」

ダンクに話しかけた女性の名はチェリア。同じく軍服を着ていて、

愛に近い髪で三つ編みをしている。

チェルア「私は別のルートで、クラッシャーかグランティを探すわ。

手分けして探した方が作戦時間も短くなるんじゃないかね?」

ダンク「その代わり、それぞれ戦力も半減してしまうぞ?」

チェリア「安心なさい。私たち。とっても強いでしょ?

私は一人でグランティの巨大トカゲの将軍を倒した事があるのよ。

デグスも、私と同じ強さを持っているわ。

そして、ダンク。あなたもでしょ?」

ダンク「ふっ。そうだな。・・・では、それぞれに分かれて行動する!

これから、各リーダーに従って行動するように!!」

兵士たち「ははっ!!!」


かまくらの家。白熊の子供たちの家では、

3匹の白熊の子供たち、ユミ、ミクスが朝食として、

魚の付いたパンを食べていた。

ユミ「ぱ、パンに魚が付いているんだけど・・・。」

ユミとミクスは魚+パンと言う妙なコラボに動揺していた。

ミクス「お、美味しいの・・・?」

モギー「もちろん!白熊族にとっては朝の始まりさ!」

ソギー「とっても美味しいわよ!食べてみてよ。」

グロッキー「もぐもぐ・・・!おかわり!!」

3匹の白熊の子供は美味しそうに食べ、

グロッキーが全部食べてしまう。

ちなみに、ユミとミクスは「食べていないらしい。

ユミ「・・・さっき聞いたけど、

魚とパンを一緒に焼いて、のせれば良いわよね?」

グロッキー「うん!」

ミクス「・・・・・あん。むぐむぐ・・・。ん!?び、微妙・・・。」

ミクスが魚をのせたパンを食べてみるが、

少しだけ不味いと感じたそうだ。

ソギー「私もおかわり!!何だか今回は嬉しいわ!

だって、私のプレゼントが届いたんだもん!」

ソギーの近くには、あのプレゼントがあった。そう。

ユミは無事に、

白熊の子供たちに一つ目のプレゼントを届けるのに成功したのだ。

ソギー「ありがとう!お姉ちゃん!!」

モギー「良いなァ。ソギーだけ。」 

グロッキー「僕もプレゼントが欲しいよぅ。」

ミクス「安心して。あなたたちのプレゼントも、

もうすぐバンジョーさんたちが見つけてくれるわ。」

ユミ「そうよ。信じれば、早い時期に届けてくれるハズよ。

あはははははは・・・。はぁ・・・。(これから、

魚だけの食事を行わなきゃならないのかしらね?

バンジョー君たち。

早く残りのプレゼントと父親のボギーさんを見つけないかなァ。)」

そんなこんなで、白熊の子供たちの家は平和である。だが、

その平和が壊れてしまう事を、ユミたちは全く知らずにいた。


こうして、クラッシャーはボトルズやマンボと共に、

エゥーラとセイリーを探すために、雪の世界を進行していた。

ボトルズ「マンボ。この辺りに、

あの二人が行方不明になってる可能性は?」

マンボ「・・・ここに二人の気配、ない。

政府に捕らわれている可能性、ある。」

ボトルズ「まずは、政府の基地を探さなきゃいけませんね・・・。」

テル「・・・・おい。不死の魔術師。お前の魔法で何とかしてみせろ。

敵の拠点を探すとか、すぐに捕らわれた二人を助けるとか、

そんな魔法も持ってるだろ?」

マンボ「残念ながら、ない。」

テル「ちっ!使えねェ・・・。」

ミル「まあまあ。しっかりと探せば、何とかなるんじゃない?

でも、

あの二人を捕えた政府の奴らには、

恐ろしい目に合わせなきゃ・・・。」

テル「・・・・そうだな。」

マンボ「でも、大丈夫。気配、とらえる事ができる。その気配で、

政府の基地や捕らわれた二人、探してみる。」

ミル「へぇ・・・。そんな事もできるんだね。骸骨君は。」

テル「ふん。それが本当なら、すぐに見つけられるだろうな。」

マンボ「・・・・・・むっ!!?」

マンボは急に驚く。まるで、何かを感じたかのように。

ボトルズ「どうしましたか!?

まさか、何かの気配を感じましたか!?」

マンボ「あの気配。複数の人間の気配。政府の部隊、来る!」

ミル「何ですって!?」 テル「政府の部隊だと!!?」

クラッシャーの者たちはマンボの言葉に驚き、動揺する。

クラッシャーの戦士「・・・っ!?み、見ろ!!

複数のジープらしいのが来るぞ!!」

そして、複数のジープがマンボたちに近づき、停まる。

そのジープの全てが政府の軍人を乗せているのだ。

その部隊の先頭には、

あの女性兵士のチェリアがいたのだ。

チェリア「ほう・・・。まさか、すぐに見つかるとはなァ。

クラッシャー共が・・・。」

クラッシャーの戦士A「せ、政府の軍隊だ!!?」

クラッシャーの戦士B「み、皆!!戦闘準備だ!!」

ミル「・・・・ちょっと、あなたたち。私たちは今、

人を探しているの。邪魔しないでくれる?」

テル「エゥーラを捕えたのは、てめーか!?」

チェリア「ああ。捕虜として扱っている。まあ、元々。

お前らのような世間のクズの集まりの人生など、

知った事ではないがなァ。」

ボトルズ「まさか・・・!クラッシャーと戦うつもりですか!?

でも、クラッシャーもあなたたち政府と同じ、

グランティから世界を守るために戦っているハズでしょ!?」

ボトルズがチェリアに訴えかけるが、

チェリアは笑みを浮かべて、こう言う。

チェリア「それが違うわよ?土竜君。お前たちクラッシャーは、

世界ではなく、

自分たちだけを守るためにグランティと戦っているのよ!!」

ボトルズ「ええっ!?ほ、本当ですか!?」

ボトルズは切なそうに、テルとミルに聞く。

テル「・・・・ああ。俺たちは自分たちだけのために戦っている。」

ミル「でも、世界も守らなきゃ、

私たちが得する機会が少ないしね。」

マンボ「だが、クラッシャーと政府。2大勢力、戦う・・・!」

ボトルズ「そんな・・・・!?」

テル「・・・言っておくがよ。俺は女だからって容赦しないから。」

ミル「さっ!エゥーラを捕えた場所。教えてもらうわよ。」

チェリア「良いだろう。あなたたちは下がれ!!

私が一人でやる!!」

チェリアはそう言って、ジープから降りる。

テル「お前たちも手を出すな!!特に骸骨野郎な・・・!」

マンボ「・・・・・・・っ。」

そして、テルとミル、チェリア。両者はゆっくりと互いに近づく。

つづく

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