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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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オギソ「この火炎のせいで、私たちの故郷が・・・・!」

デグス「は?お前のような、

悪人の故郷なんて知らねーし。

火炎をもっと強く出せ!!全ての敵を焼き払うのだ!!」

兵士「了解!!!」

火炎放射器を持った兵士が、

さらに大きな火炎を放射する。

オギソ「く・・・・っ!うおおおおぉぉぉぉぉ!!!!」

そして、オギソはとても強い吹雪を出す。

その吹雪が兵士の出した火炎をかき消し、

その火炎を出した兵士一人を包む。

兵士「う、うわああああぁぁぁぁぁぁ!!!??」

オギソの吹雪に包まれた兵士は凍ってしまった。

兵士たち「おお・・・・っ!?」

デグス「吹雪で凍らせるとわ・・・!

やはり、雪女族は滅ぼさなければ!!」

オギソ「敵はひるんだ!!行くのよ!!!」

ブルーグラントリングたち「おおおおぉぉぉぉぉ!!!!!」

複数のブルーグラントリングたちが、

ひるんだ兵士たちを襲う。

様々な凶器で次々と兵士たちを殺していく。

兵士「う、うおおおおぉぉぉぉ!!!」

剣を持った兵士が、

一人のブルーグラントリングに斬りかかる。

ブルーグラントリング「ぎっ!!でええぇぇぇい!!!」

これを受けたブルーグラントリングだが、

何とか耐え抜いて、斧で反撃。

兵士は真っ二つとなった。そう。

ブルーグラントリングは、

普通のグラントリングより強いのだ。

兵士「くらえ!!!」

兵士がマシンガンで攻撃。だが、

ブルーグラントリングはこれを素早く避ける。

ブルーグラントリング「はあああぁぁぁぁぁ!!!!」

そして、ブルーグラントリングは剣で、

マシンガンを持った兵士を倒す。

兵士「ぐえええぇぇぇぇ!!?」

ブルーグラントリング「ぐふふふふふふ・・・・!!」

その時、別の兵士が、

後ろから剣でブルーグラントリングの頭を斬る。

兵士「とおおぉぉぉう!!!」

ブルーグラントリング「ぎゃっ!!?」

オギソ「せえええぇぇぇぇぇぇい!!!!」

オギソは冷気のパンチでデグスに殴りかかる。

だが、デグスは自慢のスピードでこれを避ける。

デグス「ふん!!!」

オギソの後ろについたデグスは、

パイプでオギソを打つ。

オギソ「くあ・・・っ!?」

オギソは倒れるが、すぐに立ち上がる。

デグス「はあああぁぁぁぁ!!!」

デグスはまた素早い走りでオギソに迫る。

オギソ「・・・・っ!!ふあ!!!」

オギソは吹雪を出し、デグスを迎撃する。

デグス「うおっ!!?」

吹雪を浴びたデグスはひるむ。

そこに、オギソが攻撃にかかる。

オギソ「でやあああぁぁぁぁ!!!!」

オギソは冷気に包まれたキックでデグスを蹴る。

デグス「ぐあああぁぁぁぁ!!?」

オギソ「このまま一気に凍らせる・・・・!」

その時、フラエがオギソに殴りかかる。

フラエ「おらあああぁぁぁぁぁ!!!!」

オギソ「っ!?くあああぁぁぁ!!?」

オギソはフラエのパンチを受けて、倒れる。

フラエ「このクソ政府は俺が殺すんだ!!

邪魔すんじゃねェ!!」

デグス「けっ!!クソはお前らじゃ!!

クラッシャー!!」

フラエ「んだとォ!!?」

フラエはデグスに殴りかかるが、

デグスは素早くこれを避ける。

デグス「ふん!無駄な筋肉で、

スピード1番の俺に勝てるワケがない!!」

そして、デグスはパイプでフラエを打撃する。

フラエ「うぐぁ!?」

ボルン「おらああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ボルンはマンボに殴りかかる。

マンボ「マジック・バーリヤ!!!」

マンボは魔法の壁でボルンの拳を防いだ。

マンボ(この人間の拳、とても強い・・・・!)

マンボはバーリヤを解き、ボルンから離れる。

ミル「ぬ・・・・っ!!えあ!!!」

ミルは後ろに向きながら手を動かし、上へとあげる。

その手からエネルギーが集める。

その手を素早く振り下ろし、

エネルギーも勢い良く落下させる。

そのエネルギー攻撃がボルンに直撃した。

ボルン「ぐおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!??」

アシナガ「やったか!?」

だが、ボルンはすぐに立ち上がり、ミルを殴り飛ばした。

ボルン「ぬああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ミル「きゃあああぁぁぁぁ!!??」

ボトルズ「何て凶暴な大男なんだ・・・!!」

テル「貴様あああぁぁぁぁ!!!」

テルは光のボールでボルンを攻撃する。

ボルン「ぐううぅぅぅ・・・・っ!!?」

ボルンは光のボールを受けるが、

何とか耐え抜いた。

ボルン「うがああああぁぁぁぁぁ!!!」

ボルンはパンチでテルを殴り飛ばす。

テル「うわあああぁぁぁぁぁ!!?」

ガンズ「むん!!!」

ガンズは銃弾を連射して、デグスを襲う。だが、

デグスはこれを避けながら、ガンズに迫る。

デグス「ずああぁぁぁ!!!」

デグスはパイプでガンズを打撃する。

ガンズ「うあ・・・・っ!!」

フラエ「があああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

その時、フラエは素早くデグスを殴り飛ばした。

デグス「ぐはあああぁぁぁぁ!!?」

フラエ「へへ・・・っ!やっと1発目だ・・・!!」

だが、そこに吹雪がフラエを襲う。

フラエ「うおっ!?き、貴様・・・・!!?」

オギソが吹雪でフラエを凍らそうとしたのだ。

オギソ「邪魔者は誰だろうと容赦しないわ・・・!!」

デグス「ぐぅ・・・・!!てめェら!!何してやがる!!!

さっさと、このクソ共を全てぶっ殺せぃ!!!」

ボルン「言われなくても、

わかっとるわあああぁぁぁぁい!!!」

フラエ「どいつもこいつもまとめて殺してやらァ!!!」

オギソ「全ての敵を凍らせる!!

私の目的のために!!!

はあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

オギソは今までよりとても強大で大きい吹雪を出した。

アシナガ「うわっ!?さ、寒ィ・・・・!!」

フラエ「くっ!!おらあああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

デグス「こんな寒さごときにいいいぃぃぃぃ!!!」

荒れる吹雪の中、フラエとデグスが激突にかかる。

ボトルズ(さ、寒い・・・!!寒すぎる・・・!このままじゃ、

皆、凍え死んでしまう。早く来てください・・・・。

バンジョー。カズーイ。)


そして、バンジョーとカズーイはいよいよ、

マンボたちが戦っている洞窟に近づいていた。

ついに始まったインフェロンの部下、オギソとの戦い。

そこに、政府のあの鬼畜共が乱入し、

恐ろしい乱闘となりました。そして、

セイウチの住み処を荒らす、

政府の兵士たちと戦うウォーザ。

果たして、バンジョーとカズーイは、この戦いを止め、

セイウチの住み処を救えるのでしょうか。

次回につづく

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老人「これで三度目かのぅ。現代の勇者。灰間翔よ!」

そう。あの老人であった。ガブダロンの時や、

キングジンジャーの時に灰間と出会い、

姫君の涙の事を教えた、

あの老人であった。灰間の呼び出したのは、彼だったのだ。

灰間「聞き覚えがあるから、

つい会わなきゃならんって気がしたよ。

・・・で、今度は何の用だ?」

老人「・・・・あの時の話の続きをやろうと思ってな。

覚えておるか?あの時の話を・・・・。」

灰間「・・・・俺の親父が発掘しようとした、

遺跡が崩れる理由の事か?」

老人「そうじゃ。今こそ、

あの遺跡を破壊した者の事を教えよう。

あの遺跡を崩し、わしとお前の父、

鉄郎を襲ったのは・・・。魔族じゃよ。」

灰間「やはり・・・奴らだったのか・・・・!」

老人「そう。魔族はあの遺跡に眠る姫君の涙から、

ティアーズが復活する事を恐れていたのじゃ。

そのため、わしと鉄郎を、

ティアーズを蘇られる者として抹殺しようとした。」

灰間「・・・っ!?じゃあ、親父は・・・もう・・・・!?」

灰間は悲しそうな表情をする。

父、鉄郎が死んだのかと思ったからだ。

果たして、鉄郎は本当に死んでしまったのだろうか。

老人「・・・・確かに、今はこの世におらん。じゃが。」

灰間「・・・・何だ?」

老人「そうじゃの・・・・・・・今なら言って良いかの。

灰間翔よ。これから、わしの言う事をよーく聞くのじゃ。

お主の父は今、わしの脳内の中におる。」

灰間「お、親父があんたの脳内の中に?

つまり、頭の中か!?」

老人「うむ。魔族に襲われる寸前、あの姫君の霊が、

鉄郎の肉体と魂をわしの脳内に入れたのじゃ。

鉄郎を守るためにな。遺跡を破壊した魔族は、

わしらが死んだと思って、地球を去った・・・。」

灰間「もし、

俺の父があんたの脳内の中にいるんだったら、

今すぐ、その脳内から出してくれねェか!?

親父を・・・会わせてくれよ!!」

老人「・・・・そうじゃの。そろそろ・・・。」

謎の声「はははははははははははははは!!!!!」

灰間「っ!?誰だ!?」

老人「その声は・・・奴か!?」

そして、灰間と老人の前に、謎の怪人が現れる。

その怪人は、まるで騎士のごとく、全身が鎧である。

しかし、口元が露出しているようだが、不気味に、

歯が左右に動いている。右手に剣を持っている。

老人「魔族の騎士・・・!ゲルナイト!!!」

灰間「騎士だぁ?」

ゲルナイト「僕の名前を知っているとは、

有名になった気分になっちゃうなァ。」

老人「以前、わしを襲おうとした時に、

お主が名乗ったからのォ。」

灰間「何!?あんた。この魔族に追われているのか!?」

老人「うむ・・・。」

ゲルナイト「クククク!!そうさ!この地球に、

紅の巨人であるティアーズが復活したと聞いてね。

もしかして、

このジジイが生きてるんじゃないかと確かめに来た。

すると、まさか生きていたとはな。僕は、このジジイと、

ティアーズを始末するために、やって来たのさ!」

灰間「・・・・まさか、てめェか!?

あの時、遺跡を襲ったのは!!?」

ゲルナイト「遺跡?もしかして、

姫君の涙の眠る遺跡の事かぃ?

それなら、僕の父さんが部下の魔族と共に襲ったよ。

父さんは僕に、

復活したティアーズを倒せた命じたのさ。・・・むっ!?」

ゲルナイトは灰間の胸のペンダントに目をつける。

ゲルナイト「これは・・・姫君の涙!?そうか。

お前が、姫君の涙を手にして、

ティアーズを蘇らせたのか!?

灰間「まあな。俺は、ウルトラマンティアーズとなり、

お前ら魔族をこの地球から守るために、

戦ってんのよ!その力、見せてやるよォ!!!」

灰間はペンダントを光らせる。

ゲルナイト「させるかァ!!!」

ゲルナイトは口から火炎を吐いた。

灰間「うぉ!?」 

灰間はその火炎にひるみ、変身できない。

直接、受けていないのが幸いであるが。

ゲルナイト「うふふふふふふ!!ちょうど良い・・・!

お前たちをまとめて、斬り捨ててやるううぅぅぅぅ!!!」

ゲルナイトは物凄い走りで、灰間と老人に斬りかかる。

灰間「ま、不味い・・・・っ!」

老人「ぬぅ・・・!!姫君よ!!

我とこの少年をお救いしたまえ!!!」

老人はそう叫ぶと、老人と灰間の身体が光り始める。

ゲルナイト「・・・・・・!?」

そして、灰間と老人は光と共に、消えてしまった。

ゲルナイト「・・・・っ!?瞬間移動魔法か・・・!

奴らは人間。人間に魔法が使えるなど・・・・。

待てよ。もしかして、あの姫君と言うのは・・・・!?」

その時、ゲルナイトの前に、

大神たちBARのメンバーや、

防衛軍の歩兵たちが大勢に来た。

大神「魔族!!ここで何やっとんじゃぃ!!?」

日下部「この基地を破壊するなら、容赦しないわよ!!」

緒川「この基地には、

魔族を探知するレーダーを持っているの。だから、

すぐにあなたのような魔族を発見する事ができるわ。」

ゲルナイト「ふん。別に僕はあんたたちを殺すつもりはないさ。

まあ、ある人たちを探して殺してから、

この地球を侵略するつもりだけどね。」

大神「そうはさせんわぃ。一斉射撃じゃ!!

撃てええぇぇぇぇい!!!」

BAR隊員と歩兵たちは一斉射撃でゲルナイトを攻撃する。

大神、上川と叶野はバルガンだが、

日下部はバルガトリングであった。

ゲルナイト「・・・・・・!!・・・・・・・・!!」

一斉射撃を受けたゲルナイトはゆっくりと倒れた。

だが、そのゲルナイトの身体が消えて行く。

日下部「消えた・・・・!?」

ゲルナイトの声『はははははは!!

それは、僕の残像さ!!』

つづく

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野口「・・・今日もBARの仕事に行くんでしょ?」

灰間「ああ。いつ事件が起きるかわからんしな。」

野口「・・・・・そう。じゃあ、気を付けて行ってね。」

灰間「・・・・・ああ。

そして、灰間は野口たちから離れていった。


灰間はBAR基地の司令室に来た。

大神の前に、4人の隊員がテーブルの前に座る。

大神「諸君。この対魔獣攻撃部隊。

ビースト・アタック・レボリューション。

通称、BARの結成から何年経ったと思う?」

日下部「はっ。それは、1年にございます。」

大神「そう。この1年前に、

魔獣が襲来した事はわかるだろう?

その魔獣の恐ろしい戦力により、

地球防衛軍はほぼ壊滅した。

そこで、我々が新たな地球防衛軍、

BARのメンバーとなり、

魔獣たちと戦った。この1年間、あの魔獣共から、

この地球を必死に守り抜いてくれた事を、

わしは誇りに思うけ。」

上川「・・・・ですが、あの魔獣たちから、

地球を守ったのは、僕らBARだけではないと思います。」

叶野「・・・ウルトラマンティアーズ。あのウルトラマンも、

魔獣と同じく1年前に現れ、

我々地球人を守ってくれました。」

大神「・・・そうじゃったの。わしらBARは、

ウルトラマンティアーズと共に魔獣を倒して来た。

これからも、BARはティアーズと共に魔獣を操る、

魔族から地球を守り抜かねばならん。」

緒川「その魔獣を操った魔族とは、魔星人と言う、

恐ろしい力を持つ宇宙人の事ですね。」

大神「そうじゃき。奴らは強大な悪意を持つエイリアンで、

魔星から来たと言われている。その星から、

次々と悪しき者たちが現れた。じゃが、魔族には、

善良な心を持った者だっていた。もしかしたら、

魔族との共存も可能かも知れないき・・・。」


灰間と日下部は廊下を歩いていた。

日下部「・・・あれから1年かァ。

あんたとこうしているのは。」

灰間「そうだな。この1年間、色々と変わっちまったよ。」

日下部「へぇ・・・。確かに、

あんた。変わったかも知れないわね。

確か、あんたが最初、BARに入る時、

大神隊長に変な態度をとったものね。」

灰間「そうだな。

あの時の俺はまだ不真面目だったからな。」

日下部「けど、最近は偉く隊長や皆に、

礼儀正しくなったじゃない。

それだけじゃなくて、何だか身体も心も、

成長したって感じがするわよ?」

灰間「・・・・お前の言う通りかもな。この1年間。

俺とお前は、まだ子供なのに。

この防衛隊で頑張り続けたな。

生き残れたのが、不思議って感じがしやがる。」

日下部「ええ・・・。これも、

ウルトラマンティアーズのおかげかしらね?

私ね。思うの。ウルトラマンティアーズとは何者なのかって。

確か、魔獣を倒した時に、現代の勇者とか、

姫君の涙と言う想いを、

受け継いだとか言ってたかしらね?

もしかして、ティアーズには、

古代時代にも活躍した同胞がいるって事?

そして、姫君の涙。あれは一体、何の事かな?私、

ティアーズの秘密、全く知らないものね。」

灰間「・・・・・・っ。」

灰間は言いたくなかった。自分がティアーズである事を。

日下部「灰間。あなたは、

ウルトラマンティアーズの事、どう思う?」

灰間「・・・ティアーズは・・・・。」

その時、灰間のペンダントが光り出した。

灰間「・・・っ!?(ペンダントが光った・・・!?)」

そして、灰間の脳裏に、聞き覚えのある声が響く。

謎の声『灰間よ。姫君の涙を受け継ぎし勇者よ。』

灰間(その声は・・・あの時の老人!?』

老人の声『そうじゃ。わしは今、

このBAR基地の外におる。

今より、そこに行き、わしに会ってくれんか?

とっても大切な話がある。』

灰間(大切な話だと!?)

老人の声『うむ。来たら、話してやる。』

灰間「・・・・・わかった。」

そして、灰間は素早く走り出した。

日下部「・・・あっ!ちょっと、どこへ行くのよ!?」


BAR基地の外で灰間が走り、止まる。その灰間の前には。

つづく

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ウォーザ「このセイウチの住み処を荒らすな!!!」

兵士「な、何をおおぉぉぉ!?」

突進を受けた兵士が立ち上がり、銃を構える。しかし。

ウォーザ「ぬん!!!」

ウォーザは頭突きで、その兵士を攻撃する。

兵士「うわ!?」 兵士は倒れた。

ウォーザ「さァ。早く逃げるんだ。坊や。」

セイウチの子供「あ、ありがとう・・・。」

セイウチの子供は素早く逃げ出した。

セイウチたち「わああああぁぁぁぁぁぁ!!?」

複数のセイウチたちが、

デグスの乗るジープに轢き殺された。

他のセイウチの子供「た、たしゅけちぇええぇぇぇぇ!!!

ちにたきゅにゃいよおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

さらに幼い別のセイウチの子供が必死に、

デグスの乗るジープから逃げていた。

デグス「わははははははははははははは!!!!

お前の短い人生も終わるのだあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

デグスはピストルで、その幼いセイウチを殺した。

他のセイウチの子供「ゆぴいいいいぃぃぃぃぃぃぃ!!?」

その子供が、デグスに射殺されて、

しかもジープに撥ねられて死んだ。

カズーイ(リュック)「っ!?別の子供が・・・・!!」

バンジョー(セイウチ)「そこまでするとは・・・!

許せない!!!」

バンジョーが複数のジープに向かおうとする。だが。

ウォーザ「待つんだ!!君!!」

その時、ウォーザがバンジョーを止めた。

バンジョー(セイウチ)「っ!?うぉ、ウォーザ!?」

ウォーザ「君も早く避難するんだ!

ここは、僕が食い止める!!」

カズーイ(リュック)「でも、あんた1匹じゃ・・・!?」

ウォーザ「大丈夫!周囲の皆から知られてないけど、

僕は結構、強いんだ。

前にチンカーの群れを僕だけで全滅させたもの。

だから、早く・・・・!」

バンジョー(セイウチ)「・・・・わかった。気を付けてね!」

ウォーザ「ああ。・・・うおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」

ウォーザは物凄いスピードで1台のジープに向かう。

そのジープにとても強い威力の突進を仕掛ける。

兵士たち「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」

ジープに乗っている兵士たちが吹き飛び、倒れた。

バンジョー(セイウチ)「す、すご・・・・っ!」

カズーイ(リュック)「ここは、あいつに任せて。

あたいたちは、早く骸骨たちの交流を・・・。」

バンジョー(セイウチ)「そうだね・・・!」

バンジョーは急いで、マンボたちの交流へと走る。

ウォーザ「はああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ウォーザは頭突きで3人の兵士を倒す。

3人の兵士「ぎえええええぇぇぇぇぇぇ!!!」

兵士「デグス軍曹!!1匹のセイウチが、

我らの同志たちを倒していきます!!」

デグス「あ?たかがセイウチ1匹だろ?そんな奴、

数でかかれば、

必ず死ぬさ。他の兵士共に任せりゃ良いし。

ボルンよ!!俺らわグランティの基地を探すぞ!!!」

ボルン「おおおおおぉぉぉぉぉぉう!!!」

デスグの乗るジープを先頭とした複数のジープが、

他の兵士たちにウォーザを任せて、進行していく。

その複数のジープたちが通った跡、そこにある、

一つの木箱からバンジョーが出てくる。

カズーイ(リュック)「何とか気づかれなかったみたいね。」

バンジョー(セイウチ)「あいつらに見つかると、

厄介になりそうだからね。」


オギソ「はあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

オギソは吹雪を出し、マンボたちを襲う。

マンボたち「く・・・・・っ!!」

フラエ「クソが・・・!

なめんじゃねええええぇぇぇぇぇ!!!!」

フラエは強化した拳でオギソに殴りかかる。

オギソ「はっ!!」 オギソはジャンプで避けた。

オギソが着地した後、すぐにテルとミルが攻撃にかかる。

テルとミル「はあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

テルは光のボール、ミルは光のカッターを、

オギソに向かって投げつけた。

オギソ「ちぃ・・・・っ!!」

オギソは右の方向は素早く跳び、

テルとミルの攻撃を避ける。

そして、光のボールと光のカッターが地面にぶつかり、

そこで大爆発が起きた。


複数のジープの前に、ある洞穴から爆風が出てきた。

デグス「ややっ!?穴から爆発が!?

一体、何が・・・!」

ボルン「もしかして、グランティの基地かも知れねェ!!

何か実験とかやってるハズだぜ!!!」

デグス「怪しいな・・・!全ジープを停めろ!!

爆発の起きた洞窟へ潜入を開始する!!」

そして、全てのジープが停まり、

そこから兵士たちが降りて、

爆発の起きた洞窟へと急いだ。

だが、その洞窟こそが、

マンボたちとオギソが戦っている戦場であるのだ。


テル「はあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

テルは右手から光のビームを発射して、

オギソを攻撃する。

オギソ「ぐあああぁぁぁっ!!?」

アシナガ「光線が出やがったぜ!!」

ボトルズ「テルさんは光線も出せるのですか!」

ミル「えええええぇぇぇぇぇい!!!」

ミルは光のヤリでオギソをさらに攻撃する。

オギソ「ぐうぅぅぅ!!」

オギソは倒れそうになるが、何とか耐え抜いた。

オギソ「新しい居場所を・・・見つけるまでは・・・・!!」

ガンズ「その根性、いつまで持つかしら!!」

ガンズは銃弾を1発撃って、オギソに迫る。

オギソ「ぬおっ!!?」

オギソは1発の銃弾を受ける。だが。

オギソ「ぐううぅぅぅ・・・!!だあっ!!!」

オギソは素早く走り、ガンズに迫る。

ガンズ「ぬ・・・・っ!?」

フラエ「おらああああぁぁぁぁぁぁ!!!」

フラエがオギソに殴りかかる。

オギソ「っ!?ふああああぁぁぁぁぁ!!!!」

オギソは冷気のパンチでフラエを打撃する。

フラエ「ぐはっ!!?」

ミル「フラエ!!!」 テル「野郎!!!」

テルとミルがオギソに迫る。だが。

オギソ「スノーバースト!!!!!」

オギソはスノーバーストでテルとミルを攻撃する。

テルとミル「うわっ!!!」

ボトルズ「テルさん!!ミルさん!!」

アシナガ「畜生・・・!この雪女、とっても強ェぜ・・・!!

だとしたら、

あのインフェロンって奴の方がもっと強そうじゃね!?」

ボトルズ「彼らは特命隊ではない。ですが、

この雪女の強さ・・・!インフェロンと言う奴は、

特命隊のメンバーに近い程に、

強いと言うワケでしょうか!?」

その時、謎の二つの足が、

それぞれボトルズとアシナガを後ろから蹴る。

ボトルズとアシナガ「うわああぁぁぁぁ!!?」

マンボ「っ!?ボトルズ!!アシナガ!!」

マンボたちはボトルズとアシナガに、

何かが起きた事に気づく。

ガンズ「っ!?こ、こいつらわ!!!」

フラエ「政府のクソ共か・・・・!!」

そう。ここに、デスグたち政府の戦士たちが現れたのだ。

ボトルズとアシナガを蹴ったのは、二人の兵士であった。

ボトルズとアシナガ「うわああああぁぁぁぁぁぁ!!?」

ボトルズとアシナガは慌てて兵士たちから離れる。

ボルン「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!

何だこりゃ!?クソ共がたくさんいやがるぜ!!!」

デグス「どうやら、

ここはグランティの基地ではなさそうだなァ。

・・・けど、

ここにグランティとクラッシャーがいるらしいけどな。」

ブルーグラントリング「オギソ様!!政府の連中です!!」

オギソ「ええ。そのようね・・・。」

デグス「戦闘開始!!!

この洞窟にいる奴らを全て抹殺しろ!!!」

兵士「ははっ!!!」

兵士たちは銃器で一斉射撃をした。

マンボ「マジックバーリヤ!!!」 

テルとミル「ストレンジシールド!!!」

オギソ「スノーシールド!!!!」

マンボたちはそれぞれバリアを張って、攻撃を防ぐ。

フラエとガンズが、テルとミルの後ろに隠れるが、

少数のブルーグラントリングが射殺されてしまう。

ボトルズ「うわわわわわわわわ!!!」

アシナガ「俺らも入っているのかよおおぉぉぉぉ!!?」

ボトルズとアシナガは大慌てで避け続ける。

フラエ「ちっ!!邪魔すんじゃねええぇぇぇぇぇ!!!!!」

フラエはジャンプして、巨大な拳を繰り出す。

フラエ「はあああああぁぁぁぁぁぁ!!!」

フラエはその拳で一斉に複数の兵士を倒す。

複数の兵士「ぐあああああぁぁぁぁぁぁ!!!??」

オギソ「人間共がァ・・・・!!スノーバースト!!!!」

オギソはスノーバーストで3人の兵士を攻撃した。

3人の兵士「うぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ブルーグラントリング「まずは政府共を叩くぞ!!!

テル「政府の奴ら・・・!どこまでも!!」

マンボたちとオギソたちが一斉にデグスたちに迫る。

デグス「ふん。敵対した奴ら同士が、

一斉に俺らに迫るのかよ。まあ、お前らはクズだから、

とっても強い俺らには勝てなさそうだからな。」

オギソ「黙りなさい!!我が故郷を焼き払った、

愚かな人間共めえええぇぇぇぇぇぇ!!!!」

オギソは今までよりとても凄い吹雪でデスグたちを襲う。

兵士「うわああああぁぁぁぁ!!?」

ボルン「さ、寒いっ!!!

凍っちまあああぁぁぁぁぁう!!!!!」

デグス「ただの威嚇だ!!火炎放射器を出せ!!!」

兵士「はっ!!!」

そして、火炎放射器を持った兵士が前に出る。

その兵士が物凄い火炎を放射した。

オギソ「くっ!!?」

オギソたちとマンボたちはその火炎に近づくまいと、

走りを止めた。

つづく

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ある夜。灰間の家。灰間は自分の部屋で寝ていた。

だが、その灰間が何故か魘されているようであった。

一体、どんな夢を見ているのだろう。


これは、幼き頃の灰間が、

自分の父、鉄郎と御別れをする時である。

鉄郎「今度、探検する遺跡は今まで我々人類の歴史に、

ほとんど記されてない時代にあると思われる産物だからだ。

だが、私は決して負けないつもりだ。」

幼い灰間「・・・そうだよね!お父さんは、

絶対に帰って来てくれるよね!?」

幼い灰間は笑顔でそう言う。鉄郎も笑顔で言い返す。

鉄郎「ああ。必ず帰って来るさ!それまで、待ってくれるか?」

幼い灰間「・・・・うん!」

灰間の父、鉄郎は考古学者である。彼は、

とある古代遺跡の探検に行ったが、

それ以来、行方不明になっていたのだ。

そして、暗い闇の中。幼い灰間は走っていた。

段々と遠ざかって行く鉄郎の後姿を追うために。

幼い灰間「お父さん!!お父さん!!!」

幼い灰間は何度も呼びかける。だが、

鉄郎は徐々に暗闇の中で消えて行く。

幼い灰間「父さん!!父さん!!父さん!!!」


灰間「親父!!!!!」

灰間は起き上がった。夢から覚めたのだ。

灰間「・・・・夢かよ。畜生。

親父・・・。一体、どこにいんだよ・・・・!」

灰間は父・鉄郎を探すために、

BAR隊員として、数々の魔獣と戦ってきたのだ。

だが、それでも、鉄郎は見つからない。

父に会えるのはいつだろう。灰間はそう考えていた。


朝が昇った。灰間は母、美由紀と共に食事をしていた。

灰間「むぐむぐ・・・。うん。やっぱ、

母さんの作った卵付きパンは美味ェな。」

美由紀「そう・・・。良かった・・・・。」

美由紀は微笑むが、何故か切なそうな表情をする。

灰間「ん?どうしたんだ。母さん。」

美由紀「うん・・・。翔の胸のペンダントを見てると、

何故か急に寂しい感じがするの。お父さん・・・。

いつになったら、帰ってくれるのかしら。

翔はもう中学3年になったと言うのに・・・・!」

美由紀の目から涙が溢れる。

灰間「・・・・泣かねェでくれよ。俺も、

泣いちまうじゃねーか・・・。けど、まだ信じよう。

親父が必ず帰ってくれる事を・・・・!」

美由紀「そうね・・・。信じなきゃ・・・・。」


ウルトラマンティアーズ  第52話・会の時

騎士魔獣・ゲルナイト
暗黒魔獣・クレッセント
登場


秋田学園の廊下を歩く灰間と野口。

そして、森下や徳丸もいた。

野口「・・・・そのペンダント。まだ持ってるのね。」

灰間「まあな。親父の形見だしよ。今でも。

そして、これからも大事にしているつもりだ。

それに、このペンダントのおかげで、

様々なハプニングから逃れられたしな。」

徳丸「そうそう!あれから、色々とあったよなァ。」

森下「そうだねェ。確か、1年前からだったかしら?」

野口「そうね・・・。あれから1年。

魔獣たちが現れて、ティアーズと言うウルトラマンが、

その魔獣から地球を守ってくれたものね。」

灰間(・・・・そうだ。あの1年前。最初の魔獣が、

この町を襲った時、このペンダントが突然、

俺にウルトラマンの力を与えやがったんだ・・・。

それ以来、俺の人生は変わったんだ。)


灰間たちは学園から出た。既に下校時間だからである。

つづく

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