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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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魔星。それは、どの宇宙人よりも、

とても恐ろしく強い能力を持った宇宙人で、

魔族と呼ばれている。その魔族が操る、

怪獣よりも強く、様々な能力を持つ不思議な怪物、

魔獣たちがいる。魔族は魔獣たちを使って、

地球を我が物にしようとした。それは、

太古の昔から行っていたのだ。しかし、

その魔族の野望を止める者が現れた。それは、

とある国の姫君の涙により、

不思議な力が宿った赤い宝石で光の巨人に変身した、

地球人の勇者であった。勇者はその力で、

次々と魔獣たちを倒した。そして、現代。

その現代でも魔族は地球を狙い続けている。だが、

その今の地球を守るために、一人の少年が、

赤い宝石を手にして、光の巨人となった。

その光の巨人と共に、現代の地球を魔獣たちから、

守り続けていた。まるで、勇者と姫君の、

意思を継ぐかのように・・・。


ウルトラマンティアーズ  第54話・まりの絶望

超悪魔・ダークロイア
赤色守護魔獣・リムズン
青色守護魔獣・エルミニア
登場


魔星では、多くの魔族が地獄の苦しみを味わうように、

呻いていた。そして、その子供たちが、

醜く泣き叫んでいた。魔族たちは、

今まで地球に来た仲間の魔族と魔獣が、

ティアーズに倒された事によって悲しんでいるのだ。

そして、ある荒れ地では、ドス黒い闇があった。

その闇から赤い目が光り、不気味な声が出ていた。

謎の声『聞コエル・・・。聞コエルゾ・・・・!

オ前タチノ悲シキ声ガ・・・!!ナラバ良イ・・・。

ソレヲ私ノエネルギートスレバ良イ・・・!』

そして、多くの魔族が闇の塊の前に集まった。

謎の声『ソウカ・・・。今更、私ニ頼モウト言ウカ。

私ヲ異形ノ存在ト呼ンダ貴様タチガ・・・!ダガ、

良カロウ。モハヤ、コノ星デ、

アノ勇者ティアーズヲ倒セル者ガイナイト見エル。

ドウヤラ、イヨイヨ。私ガアノ地球ヲ支配スル時ガ、

来タヨウダナ・・・!!フハハハハハハ!!!!』

そして、闇が空へと浮かび上がり、やがて宇宙へ。


魔星から飛び立った闇の塊は地球へと向かった。

その闇の塊の正体はやはり魔獣だろうか。

この闇が地球に襲来する事により、

地球と魔星の戦争に決着が着くだろう。


ある草原で、姫君の使いである老人が、

青空を見て、こう呟いた。

老人「来る・・・!強大な悪の力が・・・!!」


大鳥学園では、いつも通りに授業をする灰間たち。

だが、野口が切なそうに灰間を見ていた。

野口(灰間君・・・・。)

野口は見てしまったのだ。灰間がティアーズである事を。

それ以来、野口は灰間に切なさに近い、

複雑な感じで見つめていた。

野口(大丈夫。前から思っていたんだ。

灰間君がティアーズなのかって。だから・・・。)

その時、灰間のペンダントが光り始めた。

それと共に灰間は急に驚く感じになった。

灰間(っ!!?な、何だ!?今の感じは・・・。

まるで、見た事もない何かを感じたみたいだ。

何かが・・・地球に来るのか・・・!?)


数時間後、大鳥学園から出た灰間たち。そこに、

日下部が慌てて灰間の方へ走る。

日下部「大変よ!!灰間隊員!!」

灰間「どうした?日下部。」

日下部「すぐにBAR基地へ行きましょ!!

見た事のない魔獣が宣戦布告を開始したって!」

つづく

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魔星から最強にして最後の魔獣が現れた。

その者は超悪魔ダークロイア。悪魔の超絶な、

悪意に地球は滅びてしまうのか。

次回、ウルトラマンティアーズ最終章・前編。

【始まる絶望】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしかた。ティアーズ第53話。

今回は魔族は全く登場させず、怪獣だけを登場させました。

まあ、終盤のみで魔族が出ましたが、

怪獣との関連は全くないと言うワケで。

今回登場した怪獣はシーリザー。

ウルトラマンティガからの怪獣です。

シーリザーはゾンビのような怪獣で、

魔獣としても登場できそうですが、

あえて地球生まれの怪獣として登場させました。

父である鉄郎が戻ってからの灰間家の風景を、

書こうと思いまして・・・(

今更ですが、BARに新メカを登場させました。

ドリルマシーンであるバルドリルです。

名前通り、ドリルで地底を掘り進むメカですが、

出番は今回限りです。遅すぎでしたな^^;

そして、野口に灰間がティアーズである事を見せました。

最終章での野口の活躍を見せるためにです。はい。

いよいよ、あと2話でティアーズ終了です。

次回は最終章前編です。

それでは。

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シーリザー「グオオオオオオオォォォォォォォォウ」

その時、シーリザーは口からガスを吐いた。

そのガスを浴びたティアーズの身体が燃え始めた。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアァァァァァ!!!!」

ティアーズは身体が燃えている事に苦しんでいる。

日下部「ティアーズの身体が燃え始めたわ!!」

野口「灰間君・・・・。」

大神「ティアーズを援護する!!」

バルワンダー1号は、

レーザーバルカンでシーリザーを攻撃。

そして、日下部もバルガトリングで攻撃する。

シーリザー「グオオオオオオォォォォォォウ」

これを受けたシーリザーはガスを止めた。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!!!」

ティアーズの身体がまだ燃えている部分が少数ある。

地面に膝をつくが、何とか立ち上がろうとする。

シーリザー「グオオオオオォォォォォォォウ」

シーリザーはティアーズを蹴り上げる。

ティアーズは倒れた。

そして、再びガスを吐き、ティアーズの身体を燃やした。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!!・・・・・・・!!」

バルワンダー1号がシーリザーに接近するが、

シーリザーはガスを、

バルワンダー1号の方に向ける。

大神「ぬお!!?」

バルワンダー1号はこれを素早く避けた。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!」

ティアーズは身体がほとんど燃えながらも、

必死に立とうとした。そして。

ウルトラマンティアーズ「ハアアアアァァァァァァ!!!!!」

ティアーズはジャンプした。

シーリザーの後ろに着地する。

シーリザー「グオオオオオオォォォォォォウ」

シーリザーは後ろのティアーズの方に向き、

襲いかかる。

ウルトラマンティアーズ「プラズマレイガン!!!」

ティアーズはプラズマレイガンでシーリザーを攻撃した。

シーリザー「グオオオオオオオォォォォォォォウ」

プラズマレイガンを受けたシーリザーが倒れる。

その時、ティアーズのカラータイマーが赤く点滅した。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!」

ティアーズはゆっくりと倒れそうになる。

シーリザー「グオオオオォォォォォォウ」

シーリザーは口からガスを吐いた。

そこでティアーズは。

ウルトラマンティアーズ「ハイパーリフレクト!!!」

ティアーズはハイパーリフレクトでガス攻撃を防いだ。

ティアーズは逆転の時を狙おうとしている。その時。

子供の声「うええええええぇぇぇぇぇぇん!!!」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!?」

野口「・・・・っ!?子供がいるわ!!」

野口の近くに女の子が泣きながら歩いていた。

恐らく、親とはぐれてしまっただろう。

女の子「えええええぇぇぇぇぇぇぇん!!」

シーリザー「グオオオオオオォォォォォォン」

シーリザーが女の子の方に気づく。

女の子「ええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!」

女の子が泣いている姿を見た、

シーリザーの脳裏に、何かが浮かんだ。

それは、自身がまだ人間と同じサイズの、

すなわち赤子の頃である。

その頃より、人間たちにいじめられて、

涙を流して、泣いていたのだ。

シーリザー「グルルルルルルルルルル」

ウルトラマンティアーズ『お、襲って来ねェのか・・・?』

シーリザーは近くに女の子がいるのに、

襲って来ないのだ。

野口「もう大丈夫よ!一緒に親のところへ行きましょ?」

その時、野口が女の子を抱えて、どこかへ行った。

シーリザー「グオオオオオオオォォォォォォォウ」

それを見たシーリザーが急に怒り、

野口と女の子に向かって火炎を吐く。

ウルトラマンティアーズ『危ねェ!!!』

ティアーズは野口と女の子を庇うように、

背中を盾にした。

シーリザーはこれに驚くようにさがる。

野口と女の子は遠くへ走り去った。

これで女の子は親に会えるだろう。

シーリザー「グオオオオオオォォォォォォン」

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!!!」

ティアーズはアームシュートでシーリザーを攻撃した。

これを受けたシーリザーは倒れそうになる。

シーリザー「グオオオオオオオォォォォォォォォン」

鉄郎の声「おおおおおおぉぉぉぉぉぉぉい!!!!!」

ウルトラマンティアーズ(その声は・・・親父!?)

ティアーズの近くに鉄郎が走って来た。

鉄郎「翔・・・!いや、ティアーズ!!!その怪獣は、

元々おとなしい怪獣だったのかも知れん!!

多分・・・!!

しかし、怪獣は人間たちの迫害のために、

恐ろしい悪鬼に変貌したんだ!!!誰からも、

助けられず、愛される事もなく・・・!怪獣はただ、

あの島で心地よく、

暮らしたかっただけかも知れないんだ!!

もし、できれば、あの怪獣を助けてくれないか!!?」

鉄郎の言葉を聞いたティアーズを、

シーリザーの方を見る。

シーリザー「グルルルルルルルルルルルル」

シーリザーの目から涙が出た。泣いているのだ。

シーリザーが野口と女の子に火を吐いたのは、

女の子を助けた野口が憎いからだ。

自分が泣いているのに、

誰も助けてくれなかった。女の子が泣いて、

野口が助けた。その差別を許せなかったのだ。

ウルトラマンティアーズ『どうやら、

マジみてェだな・・・。』

しかし、シーリザーは復讐心に捕らわれているため、

ティアーズに襲いかかろうと歩く。

ウルトラマンティアーズ「ウルトラパージ!!!」

ティアーズはウルトラパージで、

シーリザーの負のエネルギーを浄化した。

シーリザー「グルルルルルルルルルルルルルルル」

ウルトラマンティアーズ『あの島へ帰れ。そして、

そこで静かに平和な暮らしを送るが良い。

二度と人間を襲おうと言う真似をせずにな!!』

シーリザー「グルルルルルルルルル」

シーリザーは頷き、どこかへ歩いた。

そして、地面を掘り、

その地面の中へと消えた。

日下部「怪獣が逃げて行く・・・。」

大神「いや、故郷へ帰るつもりじゃろう。」

そう。シーリザーは人間へと憎しみを捨て、

リザー島へ帰ったのだ。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・シュワッチ!!!」

ティアーズは空を飛び去った。それを野口が見つめる。

野口「・・・・灰間君・・・・・。」


こうして、シーリザーはリザー島へ帰り、

そこで密かな暮らしをしていた。

鉄郎から全ての情報を得たBARは政府に、

リザー島、

シーリザーへの攻撃を行わないように頼み込む。

シーリザーの住むリザー島は政府の提案により、

観光禁止の島とし、

一部の機構が保護するようになった。

これで、シーリザーが、

人間に迫害される事は二度とないだろう。


次の日。灰間の家で、

灰間が鉄郎や美由紀と共に会話していた。

美由紀「そう・・・。

あの怪獣は島へ平和に暮らしているのね・・・。」

灰間「ああ・・・。親父があの情報を知らなきゃ、

危うくティアーズが怪獣を殺しちまうところだったぜ。」

鉄郎「うむ・・・。あの怪獣を悪の存在に変えたのは、

我々人間なのだ。

あのような怪獣を増やさないためにも、

努力をしておかなければならん。」

灰間「そうだな。

怪獣との見方も変えなきゃいけないようだ。

まあ、魔族や魔獣は、

そんなワケにゃいかないかも知れないけど・・・。

じゃ、そろそろ学校に行って来るわ!」

美由紀「行ってらっしゃい。

あなたはどうなさいます?」

鉄郎「うん・・・。またこの家で休む事にするよ。

気が向いたら、

またどこかの遺跡の探検にでも行こうかね?」

美由紀「まあ・・・。」


学校に来た灰間の前に、

徳丸と森下が元気に来た。

徳丸「おっはよう!!灰間君!!」

森下「おはよう!翔ちゃん!」

灰間「ああ。おはよう。ん?どうしたんだ?野口。」

灰間は野口の方を見る。

野口は少しだけ暗い顔をするが、

急に明るい表情になり、挨拶をする。

野口「お、おはよう。灰間君・・・。」

灰間「・・・・おはよう。野口。」

灰間たちは廊下でクラスへと向かうように歩いた。

野口(灰間君・・・。

あなたがウルトラマンティアーズなのは、

本当の事だったのね。でも、安心して。

あなたがティアーズである事は、

誰にも言わないから。

きっと・・・言わないから。だって、私は、

あなたの側にいたいもの。あなたが英雄になったら、

きっと私の元から離れる気がするの・・・・。

だから、私はティアーズでも、ずっと・・・・・。)


その時、魔星では今、

とても恐ろしい事が起きようとしていた。

その星の荒れ地に、ドス黒い闇が集まっていた。

その闇の中から、不気味な赤い目が光る。

負に捕らわれた怪獣は救われました。しかし、

灰間がウルトラマンティアーズである事を、

野口に見られてしまったのです。

野口に正体を見られた灰間は、

どうなるのでしょうか?そして、

魔星では、

かつてない強大な魔獣が現れようとしました。

今、ここに魔族が最後の喧嘩を、

地球に売りつけようとしました。

ウルトラマンと魔獣の戦いがいよいよ、

クライマックスに近づこうとしたのです。

次回につづく

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日下部「逃げしては駄目よ!!」

バルドリルはメーサービームで、

岩壁を掘るシーリザーを攻撃する。

シーリザー「グオオオオォォォォォォウ」

シーリザーはその攻撃に耐えながら、

必死に掘り進んでいた。

そして、ついにシーリザーは、

バルドリルの射程距離から離れるくらい、

遠くへ掘り進んだ。このまま地上へ行くつもりだ。

叶野「怪獣を追跡しろ!!!」

バルドリルはシーリザーを追うように、

シーリザーの作ったトンネルの中へ入った。


とある街のデパートで、

野口が両親と一緒に買い物をしていた。

野口「・・・・・っ。」

野口の父「どうしたんだぃ?

芽衣。随分と真剣な顔をしてるが。」

野口「・・・っ!う、ううん。何でもないの・・・。

ちょっと、友達が心配だから・・・。」

野口の母「そう・・・。いっぱい買ったし、

そろそろ帰ろうかしら?」

野口の父「でも、せっかくここまで来たし、

どこか食べに行かんか?」

野口の母「そうね・・・。芽衣。どこに行きたい?」

野口「そうね・・・。じゃあ・・・。」

その時、地震が起きたかのように、

デパートの店内が揺れ始めた。

この店内にいた人々全てが驚く。

野口の母「きゃああぁぁぁっ!!?」

野口の父「な、何だ!!?」

野口「ま、まさか・・・!怪獣が出現した!?」


そう。街の近くの地面からシーリザーが現れたのだ。

シーリザー「グオオオオオォォォォォォウ」

シーリザーは街の方へとゆっくり近づく。

その前の地面からバルドリルが出た。

灰間「ここから先へは行かせん!!」

バルドリルはメーサービームでシーリザーを攻撃する。

シーリザー「グオオオオオォォォォォォォウ」

シーリザーは口からガスを吐いて、バルドリルを襲う。

バルドリルはこれを避けるが、

シーリザーはガスを街の方に向けた。

ガスを浴びた複数のビルが炎上してしまう。

叶野「怪獣め・・・!灰間!!メーサービームを!!」

灰間「く・・・っ!駄目です!!メーサービームの、

エネルギーが今のでなくなってしまいました・・・!!」

そう。バルドリルはもう、

メーサービームが使えなくなったのだ。

叶野「畜生!!灰間と日下部は地上に出て、

行動せよ!!

私と上川はバルドリルの操作を行う!!!」

灰間と日下部「了解!!!」


そして、ついにシーリザーは街へ入ってしまった。

シーリザー「グオオオオオォォォォォォォォウ」

シーリザーは目の前のビルを叩き壊している。

そこに、バルワンダー1号が、

無数の戦闘機部隊と共に飛んで来た。

1号は大神が操縦している。

大神「攻撃開始!!!」

バルワンダー1号と戦闘機部隊は、

火薬状バルカンを一斉に連射。

シーリザーがそれを浴びるが、通用していない様子だ。

シーリザー「グオオオオオォォォォォォウ」

その時、シーリザーは口から火炎を吐きだした。

その火炎を受けた複数の戦闘機が破壊されてしまう。

大神「怪獣はガスだけではなく、炎も吐けるのか!?」

シーリザーは再び火炎を吐いて、

遠くのビルを爆破させる。


デパートの店内で、

野口たちは窓辺からシーリザーの姿を見ていた。

野口「怪獣だわ・・・!!」

野口の母「芽衣!!早く逃げましょ!!」

野口の父「ここにいては、危険だ!!」

野口の家族はデパートから脱出するために走った。


シーリザー「グオオオオオォォォォォォォウ」

シーリザーはデパートの前へと移動する。そこに、

バルワンダー1号がレーザーバルカンで、

シーリザーを攻撃する。

シーリザー「グオオオオオォォォォォウ」

シーリザーは火炎で攻撃するが、

避けられてしまう。

灰間と日下部が徒歩で走り、

遠くからシーリザーを攻撃。

灰間はバルガン、日下部はバルガトリングである。

シーリザー「グオオオオオォォォォォォウ」

シーリザーは口からガスを吐いて、

灰間と日下部に迫る。

日下部「浴びると燃えてしまうわ!!」

灰間「く・・・・っ!!」

浴びる寸前だった灰間と日下部は、

急いで走り、避けた。

そのため、二人は散り散りとなる。

日下部「くらえ!!」

日下部はバルガトリングでシーリザーを攻撃。

シーリザー「グオオオオオオオオォォォォォォウ」

日下部「・・・・っ!?バルドリル!!」

日下部の近くに、バルドリルが移動して来た。

バルドリルはレーザーバルカンで、

シーリザーを攻撃する。

シーリザー「グオオオオオォォォォォォォウ」

シーリザーはバルドリルに接近しようと歩く。

バルドリルはレーザーバルカンで、

シーリザーを攻撃し続ける。

大神「バルドリルを援護せよ!!!」

バルワンダー1号が、

レーザーバルカンでシーリザーを攻撃。

灰間や日下部も続いてシーリザーを攻撃し続けた。

シーリザー「グオオオオオォォォォォォォウ」

シーリザーはガスを吐いて、

バルワンダー1号を襲うが、避けられる。

そして、戦車部隊が現れて、

一斉砲撃でシーリザーに迫る。

シーリザー「グオオオオオオォォォォォォォウ」

バルドリルがレーザーバルカンで、

シーリザーの頭を攻撃した。

シーリザーはついに怒り、バルドリルに接近する。

シーリザー「グオオオオオオォォォォォウ」

そしてついに、

シーリザーの右手がバルドリルを掴んでしまう。

叶野と上川「うわあああああぁぁぁぁぁ!!!?」

シーリザーはバルドリルを持ったまま、

火炎でビルを破壊する。

大神「攻撃中止!!

バルドリルが盾にされちまった!!!

我々が攻撃すれば、

バルドリルにあたってしまう・・・・!!」

日下部「卑怯な・・・・!!」

シーリザー「グオオオオオオォォォォォォォウ」

シーリザーはガスを吐いて、多くの戦車を燃やした。

上川「あわわわわわわわ!!

どどどどど、どうしよおおぉぉぉ!!?」

叶野「くそ・・・!!ここまでか・・・。

バルドリルよりバルワンダー1号へ!!

バルドリルよりバルワンダー1号へ!!」

大神の声『どうした!?叶野隊員!!』

叶野「我々に構わず、怪獣を攻撃してください!!」

大神の声『何言っとんじゃぃ!?

おどれらまで巻き添えくらうじゃろ!!』

上川「僕らは死んでも良い!!このままでは、

人類が怪獣に滅ぼされちゃいます!!

だから・・・!」

大神の声『駄目じゃ!

わしは部下のお前たちを攻撃したくない・・・!!』

上川と叶野「隊長!!!」

暴れ続けるシーリザーにより、

次々とビルが破壊される。

灰間「こんな時はティアーズになるっきゃねェ!!

そうだ。どんな困難が訪れても、

いつも通り、ティアーズに変身すれば・・・!」

灰間は日下部に、

気づかれないようなところへと走る。

野口は両親と共に避難しようと走っていた。その時。

野口「・・・・・・っ!?」

野口は後ろで灰間が、

横側へ走っているところに気づいた。

野口「は、灰間君・・・!?」

野口の母「何をしているの!?芽衣!!」

野口の父「怪獣に襲われても良いのか!!?」

野口「・・・ごめん!先に行ってて!!」

野口は灰間を追うように入った。

野口の父と母「ええっ!!?」

街の瓦礫の山に灰間が立っていた。

その瓦礫の中から野口が隠れながら見ていた。

そして、灰間のペンダントが光る。

灰間はそのペンダントを掴む。

野口「ペンダントが光った・・・・!!?」

野口はペンダントが光ったところを見て、驚く。

ペンダントの光は普通なら、他人には全く見えないが、

ティアーズに変身する時だけ、

見えるようになるのだ。そして、

灰間はペンダントを上に掲げた。

灰間「ティアーズ!!!!!」

灰間は光と共にウルトラマンティアーズに変身した。

野口「・・・・・・・・・っ!!!??」

野口は物凄く驚いた。

灰間がティアーズに変身したところを。

ウルトラマンティアーズ「シュワッチ!!!!!」

シーリザー「グオオオオオオォォォォォォウ」

日下部「ウルトラマンティアーズ!!

また来てくれたのね!!」

叶野「ティアーズ!!!」

上川「僕たちは無視良いから戦って!!」

ウルトラマンティアーズ『そうはいかん!!

ビームキャッチ!!!』

ティアーズは右手から紫色のビームを発射して、

そのビームがバルドリルに命中した。すると、

バルドリルが紫色の光に包まれる。

ウルトラマンティアーズ『ぬううううぅぅぅぅぅん!!』

ティアーズはビームを発射し続けている手を、

移動させる。すると、

バルドリルがビームに持ち上げられるようになる。

ティアーズが遠くへ向くと、

バルドリルが遠くのアスファルトに運ばれた。

バルドリルが遠くのアスファルトに、

移動された事で、ビームが消えた。

上川「僕たちは助かったんだ!!」

叶野「感謝する!ティアーズ!!」

ビームキャッチは対象を、

光線で持ち上げるサポート技なのだ。

シーリザー「グオオオオオオオォォォォォォォウ」

シーリザーは怒って、ティアーズに迫る。

パンチでティアーズを殴る。

ティアーズを先攻を受ける。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!?・・・・・!!」

ティアーズはキックで反撃する。

シーリザー「グオオオオオォォォォォォウ」

ティアーズとシーリザーは押し合いを始めた。

その戦いを野口は驚いた表情で見ている。

野口「ティアーズが・・・灰間君だったなんて・・・。

まさか、灰間君が本当に、

ティアーズだったなんて・・・!」

バルワンダー1号が、

レーザーバルカンでシーリザーを攻撃する。

シーリザー「グオオオオオオォォォォォォウ」

シーリザーはこれを受けてひるみ、

ティアーズがアッパーで打撃。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!」

シーリザーは打撃を受けて、

ティアーズからさがった。

そして、シーリザーは口から火炎を吐いた。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!?」

ティアーズは火炎を浴びて、体が爆発して痛がる。

シーリザー「グオオオオオオォォォォォォウ」

シーリザーはティアーズに近づこうと迫る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!・・・・・・!!」

ティアーズはキックでシーリザーを下がらせる。

ウルトラマンティアーズ「トウッ!!!」

ティアーズは再びキックでシーリザーに打撃する。

さらに、シーリザーの顔にパンチを打ち込んだ。

シーリザー「グオオオオオオオォォォォォォウ」

シーリザーは尻尾でティアーズを打撃した。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!!・・・・・・!!!」

ティアーズはそのシーリザーの尻尾を掴む。

そして、

このまま力いっぱいシーリザーを投げ飛ばした。

シーリザー「グオオオオオオォォォォォォウ」

シーリザーは遠くのところで倒れるが、

すぐに立ち上がった。

ティアーズはシーリザーに近づこうと走る。

つづく

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そして、ペンダントは光る。

灰間「・・・・そうか。あの怪獣は、

魔族との関連は一切ないと言うワケか・・・。

とりあえず、

あの怪獣を止める事を考えないと・・・。ふわぁ。」

灰間はあくびをして、眠りにつきつつあった。


次の日。鉄郎は美由紀と灰間の前にこう言った。鉄

鉄郎「今より、私はリザー島へ行く。

翔が見つけた真実と言う物を、

その目で確かめるためにな・・・。」

美由紀「そう・・・。でも、大丈夫かしら?」

灰間「まあ。怪獣はもう、あの島にいないしな。

今度は行方不明には絶対にならないと思うぜ?」

鉄郎「そうだ。私は必ず帰って来る。

リザー島の真実を見てから、必ず戻る。信じてくれ。」

美由紀「・・・・信じていますわ。きっと。」

灰間「俺もBARの皆と一緒に、

あの怪獣を倒してみせる。

何せ、地球を襲う外敵を倒すのが、

BARの使命だからな。その前に学校へ行かねェと・・・。」

美由紀「そうね・・・・。」

灰間と鉄郎「行ってきます!!」

美由紀「行ってらっしゃい・・・。(二人とも。

本当に帰ってきて・・・・。)」


学校の時間は既に終わった。町を歩く灰間と野口。

灰間「徳丸と森下は既に帰った・・・と。」

野口「・・・灰間君は、BARに行くのね。」

灰間「ん?まあね。・・・どうしかしたんだ?」

野口「灰間君がBARの仕事で魔獣と戦っている時に、

ほとんどウルトラマンティアーズが現れるのが多いでしょ?

そこで、私は思っている。ティアーズは、

BARの中にいるんじゃないかって・・・。」

灰間「・・・お前。もしかして、

俺がティアーズだって事を・・・。」

野口「・・・・ううん。そんな事、あって欲しくない。

でも、もしティアーズに何かあったら、

無性に不安になるの・・・。」

灰間「そっか・・・。じゃ、行ってくるわ。」

野口「・・・・頑張ってね。灰間君。」


BARの基地。大神は隊員たちと共に、

ある格納庫に来た。

そこには、DGCのドリルラッシュに似た造形、

白を中心としたカラフル。そして、巨大なドリルがあった。

大神「見んかぃ。これが、我がBARが誇る新兵器、

バルドリルじゃき。」

緒川「バルドリルは地底を掘り進む事ができ、

地底に潜む外敵の反応もキャッチでき、

その敵を発見する事ができます。」

叶野「つまり、これで怪獣の居場所を探すと言うワケか。」

上川「これで、BARの戦いがさらに楽になれるね。」

日下部「上川隊員。楽になるなんて、

そんな甘い事は言わないでください。」

灰間「武装の方はどうなってるんだ?」

緒川「武装では、レーザーバルカン、

特殊メーサービームの二種類のみです。ですが、

その威力はバルワンダーDXと同等かと思われます。」

大神「そう言う事だ。

怪獣は地底の深部に潜んでいる事が判明した。

諸君はこのバルドリルで、その地底で怪獣を倒して欲しい。

では、健闘を祈るど!!!」

隊員たち「了解!!!!!」

大神と緒川を除く隊員たちはバルドリルに乗った。


そして、BAR基地の一部の壁が開き、

そこからバルドリルが移動する。そのまま岩山の方へ進む。

操縦しているのは、上川である。

叶野「岩壁に近づいたな。ドリルを展開しろ!」

上川「了解!!!」

バルドリルのドリルが回転を始めた。

そのドリルで岩壁を掘り始めた。

叶野「山の中に入ったら、下へ向けろ。

地底へ掘り進むんだ。」

そして、バルドリルはついに地面の中に入り、

その地面を掘り進む。

バルドリラーは今、地底を進んでいる。

灰間「すげェ・・・!地面の中に入ったぞ・・・!」

日下部「後は怪獣を探すだけね。

灰間。攻撃の準備をしておくのよ!!」

灰間「ああ・・・!」

バルドリルは地底を掘り進んでいる。

叶野「怪獣はまだ見つからないのか!?」

日下部「レーダーを確認!まだ見つかりません!!」

叶野「このまま進め!!奴は深い部分にいる!!」


一方、鉄郎はリザー島にいた。

恐らく、ボートを借りて移動しただろう。

鉄郎「この島に上陸するのは、久しぶりだな・・・。

さて、遺跡の方へ向かおう・・・!」


鉄郎は遺跡に来た。今、巨大な洞窟の前にいる。

鉄郎「この中には巨大な扉があった・・・。」

鉄郎はその洞窟の中へ入った。


洞窟の中を進む鉄郎。そして、

さらに巨大な部屋の前で、

止まり、凄く驚いた。

鉄郎「おお・・・・!!?と、扉がなくなっている!?

むむっ!?どうやら、完全に壊しているみたいだな・・・!」

巨大な部屋の前には、扉があったのだ。だが、今。

その扉が粉々に破壊されていて、

その破片が複数見える。

巨大な部屋の中へ入る鉄郎。

鉄郎「何て大きな台座だ。

怪獣と同じサイズだ・・・!っ!?」

鉄郎は一部の壁に、シーリザーが太古の人々を、

食い荒らしているように見える古代的な絵を見た。

鉄郎「やはり、あの怪獣は悪の存在だったのか・・・。

この台座で、怪獣の亡骸があったのだろう。

しかし何故、

あの怪獣を過激的ではないように葬ったのだろう?

このように・・・。まるで、

悲しき死者に安らぎを与えような感じだ。

・・・・ん?台座に文字が!!」

鉄郎は台座の一部の壁に、

文字が描かれているところに気づく。

鉄郎「古代文字か・・・。『シーリザーよ。

悲しき怒りの化身よ。

私はそなたの過去を知っている。そなたはかつて、

悪魔の使いと呼ばれて、

赤子の時より醜き迫害を受けていた。

何故なら、そなたの姿は、

腐り果てた死骸のように醜いからだ。

そして、そなたと同じ姿をした獣たちも全て死に絶えた。

ただそれだけで、我らはそなたを虐げてしまった。

これにより、そなたは真の悪鬼となり、

我らを迫害して来た。私はそなたを悪しき獣に変えた事を、

後悔している。もし、そなたが蘇るのであれば、

我らを葬り、この島で心地よく暮らすが良い。

それが、私の望みだ。』か・・・。つまり、

怪獣は自分を虐げた人間たちに復讐するために、

蘇ったのか・・・!もしかしたら、

この文字を書いたのは、

怪獣の秘密を知ったリザー島の住人かも知れない・・・。」


バルドリルは地底を掘り進み続けた。そして。

日下部「っ!?レーダーに、

怪獣反応をキャッチしました!!」

叶野「どこだ!?」

日下部「正面からです!!!」

叶野「何!?」

そして、バルドリルは岩壁を突き破り、

地底にある広い洞窟に出てきた。

そこに、シーリザーがいた。

シーリザーがバルドリルの方に気づく。

シーリザー「グオオオオオォォォォォォウ」

上川「か、怪獣だ・・・!!」

叶野「灰間!!レーザーバルカンを発射しろ!!!」

灰間「了解!!!」

バルドリルはレーザーバルカンを連射し、

シーリザーを攻撃。

シーリザー「グオオオオオォォォォォォウ」

攻撃を受けたシーリザーは怒って、

バルドリルに近づく。

灰間「この野郎・・・!!」

バルドリルはさらにレーザーバルカンを連射し続ける。

攻撃を受け続けているシーリザーだが、

通用しないみたいで、バルドリルに接近しつつある。

日下部「レーザーバルカンが通じない・・・!!」

叶野「畜生・・・!!灰間!!

メーサービームを使え!!

青いスイッチを押すんだ!!!」

灰間「はい!!」

灰間は青いスイッチを押した。そして、

バルドリルの左右の装甲から、

93式ツインメーサータンクが使う砲身と、

全く同じ形をした砲身が出た。

その二つの砲身から、青い光線が発射した。

二つの青い光線であるメーサービームを受けるシーリザー。

シーリザー「グオオオオオオォォォォォォウ」

シーリザーは痛がり、バルドリルからさがる。

上川「良いぞ!!大分効いてる!!!」

叶野「よし!!そのまま撃ち続けろ!!」

バルドリルはメーサービームを発射し続け、

シーリザーを攻撃し続ける。

日下部「このまま行けば、倒せる・・・!」

だが、シーリザーは反撃を始めた。

口からガスを吐き出した。

叶野「あのガスを浴びたら爆発する!!

バックしろ!!」

バルドリルは後方をさがり、

シーリザーのガスを避けた。

そして、すぐにメーサービームでシーリザーを攻撃。

シーリザー「グオオオオオォォォォォォウ」

攻撃を受けたシーリザーはバルドリルから離れ、

近くに岩壁で、

地面を掘り進めようとし始めた。地上へ逃げる気だ。

つづく

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