忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

バンジョーたちはザーギンの攻撃を受けて、

それぞれ地獄に連行されて、責め苦を受け続けていた。

その一週間後、バンジョーとカズーイ、ターシューは、

クラッシャーの戦士であるセンとダタンカに救出された。

そして、バンジョーはダタンカたちと共に、

ボトルズたちの救出を開始しようとした。

ダタンカ「・・・・さて、君の仲間であるボトルズとやらであるが、

その者たちを君は助けたいと言う。我々は、

この火山を潰すために、その君の救出作戦を手伝いたい。どうだね?」

バンジョー「・・・感謝します。」

カズーイ「でも、良いの?クラッシャーなんて、簡単に信用して。」

ターシュー「・・・あのステーションしてぃのクラッシャーは、

信用できない程の過激だったしな。恐らく、こいつらも・・・。」

ダタンカ「・・・大丈夫!俺は絶対にお前らを利用なんかしない!

俺たちとお前らは今日からダチだ!!一緒に、

地獄に苦しんでる人たちを助けようじゃないか!?え?」

バンジョー「はい!一緒に助けましょう!

カズーイやターシューも良いよね?」

カズーイ「・・・ったく、しょうがないわね。」

ターシュー「・・・どうなっても、知らねーからな。色々とね。」


バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST

 第105話・蜘蛛のは確かにあった


ザーギンはオルグの部屋で、オルグに怒鳴られた。

オルグ「馬鹿者!!せっかく捕らえたデスブラザーを、

取り逃がしやがって!!このまま行けば、

首を取れたハズだと言うのに!!」

ザーギンは少し震えていた。それ程、オルグの怒りは恐ろしいそうだ。

ザーギン「申し訳ありません・・・!

全ては我々の不注意のため。喜んで、首を捧げましょう!」

オルグ「じゃかあしい!!」

オルグはザーギンを蹴り飛ばす。

ザーギン「ぐふぁ!?」

オルグ「あのデスブラザーだけは何としても逃げしてはならねェ。

全兵士に告げろ!!逃走したデスブラザーを、

必ず探し、この場で抹殺せよとなァ!!!」

ザーギン「はっ!必ずや・・・!!」


ダタンカ部隊の基地にある、

某学校の某部活にありそうな部屋に似た部屋で、

バンジョーたちは会議をしていた。

ダタンカ「・・・まずは、君の仲間のいる地獄の事を教えて欲しい。」

バンジョー「え?地獄の事って・・・。」

ターシュー「脳内のイメージを弄られる部屋で拷問されて、

その結果によって、俺らはそれぞれ違う地獄に分かれただろ?

・・・俺の仲間はそのそれぞれ違う地獄に分かれて、

そこで苦しんでいる。眼鏡土竜のボトルズは脳内改悪地獄、

青いジンジョーのプルレスは暗闇地獄、

緑色のジンジョーのクリグミはいじめ地獄、

あしながぐつのアシナガはホモイング地獄だ。」

ダタンカ「そうか・・・。これは少ーし難しいな。」

カズーイ「難しいって何よ?」

ダタンカ「この火山には、恐ろしいトラップや、

強い戦士が配置されてやがる。あの4つの地獄は少し遠いから、

たどり着くには相当な苦労が必要だぞ?

戦力を分かれても、失敗する確率は高いだろう。・・・よし!

全員で団結して、一人ずつ助けに行こう!!」

バンジョー「そうしましょう!早く仲間たちを救わねば。」

ダタンカ「・・・・よし!セン。準備はできるな?」

しかし、センは変なポーズで倒れたまま、

物凄く震えていた。

セン「すみません・・・。もう逃げて良いですか?」

カズーイ「何故、いきなり逃げるの!?」

セン「だって・・・ここ、地獄でしょ?下手に、

地獄の住人にあったら、永遠の責め苦を受けちゃう・・・!!

恐ろしい・・・恐ろしい・・・!早く天国へ逃げ込みたい。」

つづく

拍手[0回]

PR

ボトルズたちを救うために、

地獄を巡るバンジョーたち。しかし、

そこに恐るべし刺客が待っていた。

次回、【蜘蛛の糸は確かにあった】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか。

バンカズファースト第104話。

今回はバンジョーたちが、

それぞれ地獄を味わう回でした。

今回はたくさんオリキャラが登場しました。

レミリャは人間、モエゾは炎の塊、ファイロックは岩石、

ダタンカは蜘蛛、ピッケルと鉄球の名前は次回で教えます。

次回はバンジョーたちが火山で大暴れします。

それでは。

拍手[0回]

ファイロック「あのクラッシャーの部隊、

この我らの基地に常に潜んでおるけェの。それで、

奴らはときどき我らの邪魔する事がある・・・!」

レミリャ「相変わらずムカツクわねェ!!もう!!」

モエゾ「やべェぞ!!デスブラザーを逃がしちまった・・・!」

ザーギン「・・・今度こそ、奴らの居場所を探せ!」


バンジョー「・・・・・っ。はっ!!」

バンジョーは素早く上半身を起こした。

バンジョー「・・・・ここは?」

バンジョーが目覚めた場所は少し和風な感じがする部屋であった。

カズーイ「あら。もう起きたのね。バンジョー。」

布団の上にいるバンジョーの隣に、カズーイが置いていた。

バンジョー「カズーイ!・・・ここは一体?」

カズーイ「ここはクラッシャーの基地よ。」

バンジョー「クラッシャー!!?・・・そう言えば、

体が凄く軽くなって・・・。おお!傷が癒えてる!」

バンジョーとカズーイの体は完全に回復している。

カズーイ「あいつらがあたいたちを回復させてくれたのよ。」

ターシュー「ダタンカの出した特殊回復糸によってな。」

ターシューがそう言いながら歩いてきた。

そのターシューも完全に回復していた。

バンジョー「ターシュー!」

そして、ダタンカやセンも来た。

ダタンカ「ま、完全に回復するのに、

10時間はかかったけどな。」

ターシュー「こいつがダタンカ。

クラッシャーだが、俺らを助けてくれたんだ。」

ダタンカ「・・・よろしく。デスブラザーよ。」

カズーイ「だから、あたいらはデスブラザーじゃない!!」

ダタンカ「・・・・お前らの力に見込み、

是非とも頼みたい事がある。」

バンジョー「頼みたい事?何ですか?」

ダタンカ「・・・・この火山で虐げられている人々を、

救ってくれんか?俺たちと共に。」

カズーイ「虐げられているって、

その人々ってほとんど犯罪者だし・・・。」

ターシュー「救う価値のない者も多くいる。

救うのは流石に・・・。」

バンジョー「・・・・はい!救いましょう!!」

カズーイとターシュー「ええっ!!?」

バンジョー「・・・いくら犯罪者でも悪人でも、

あんな地獄のような苦しみを受けたら、流石に可哀想だもんね。」

カズーイ「・・・もしかしたら、

中にはグランティの奴も・・・。」

バンジョー「カズーイ!君も僕も、

あの地獄で一週間も痛い目に遭い続けたんだ。

こんな苦い事は多分、ない!僕ら以外にも、

そんな苦い事を味わっているだろう。

そんな事は終わらせなきゃ!」

カズーイ「はあ・・・。わかったわよ。」

バンジョー「・・・それに、ボトルズたちも助けなきゃいけない!

あの人たちも、今でも地獄で苦しんでいるんだ。」

ダタンカ「・・・あの者たちを助けるのだな?しかし、

この火山にいる政府の戦士たちはほとんどが強敵だ。

それに、トラップも複数は存在する。作戦を考える必要がある。」

ターシュー「その作戦とは?」

ダタンカ「うむ。これは成功する確率は少し低いが、

お前たちがいれば、楽勝であろう。」

バンジョー「・・・やってみます。

ボトルズたちを救うために。」


その時、マグマン火山の近くにある荒野で、

謎の集団がいた。その集団は、聳え立つ火山を静かに見ていた。

その中心には、謎の影の者がいた。

謎の影の者「あの火山には、我らの同志が囚われている。

・・・だが、そのような事はどうでも良い。

我らは今より、この政府の管理地を制圧し、

デスブラザーを葬ってくれる。この、

グランティ第5特命隊のリーダーの名にかけて・・・!」

長きに続く地獄に苦しむバンジョーとカズーイを、

謎のクラッシャー部隊に救出され、

彼らと共にボトルズたちの救出を始めようとしました。

ですが、そこに、

グランティの魔の手が静かに伸びようとしていました。

この火山でも、また恐るべし戦争が起きようとしていたのです。

次回につづく

拍手[0回]

センは一度、落ち着こうとする表情になるが、

怒りが収まらないような感じであった。

短足が生えた炎の塊「俺っちは生きる方ね!」

赤い岩石の怪人「俺は死ぬ方やけぇ。」

短足が生えた炎の塊がモエゾ、

赤い岩石の怪人がファイロックである。

ザーギン「よーし。明日が楽しみだ。では、

ビッグサイズのケーキでも食べるか!!」

ザーギンたちは喜びに満ちていたが、

センは逆に憎しみに支配されつつあった。

だが、センはこれに耐えながら、去っていった。


そして、次の日となった。バンジョーとカズーイは、

再びオニマンたちから酷い拷問を受けて、物凄く傷ついていた。

もちろん、ターシューもいる。

バンジョーたち「ぐああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

バンジョーたちが痛めつけられる映像を、

ザーギンとレミリャ、モエゾとファイロックが、

笑いながら見ていた。それも、和食やお茶を楽しみながら。

ファイロック「死ねぃ!!死んでしまうんじゃ!!

デスブラザー!!」

モエゾ「いや、生きろ!!耐えるのだ!!

俺のために、生きながら苦しむんだ!!」

レミリャ「・・・・ってか、私とモエゾ。

何か熊と鳥の味方をしてるって感じね・・・。」

ザーギン「でも、お前ら。そいつらが生きながら、

物凄い地獄で苦しむ様を見るのが望みなんだろ?

だったら、お前らも熊共の敵で良くね?」

レミリャ&モエゾ「ですよね~っwww」

バンジョーたちは地獄で苦しみを受け続けていた。

その拷問は今日も長く、夜になるまで終わらなかった。

レミリャ「・・・・午後23時30分。拷問終了。

熊と鳥、生存確定。・・・よって、私とモエゾの勝ちね。」

モエゾ「やったああぁぁぁ!!勝ったぞおおぉぉぉ!!!」

ザーギン「仕方がねェ。やるよ。俺の金。」

ファイロック「明日こそは、

あの熊と鳥が死ぬ事を望むけんのォ!」

ザーギンとファイロックは、レミリャとモエゾに金を渡した。

レミリャ「あの熊と鳥はタフすぎるから、

明日も生き残っちゃうかもね。」

モエゾ「そんで、

またあのデスブラザーが苦しむのを見る事ができる!

これ程、楽しいもんはねェぜ・・・!」

ザーギン「ああ。あの世界一の悪には、

思いっきり地獄の苦しみを味わって死んでもらいたいものだ。

明日はどうなるか、期待だぜ。」

今日もバンジョーたちの長い地獄の一日が終わった。

もちろん、ボトルズたちもこの一日で、

長い地獄を味わい苦しんだ。

一行は明日もその地獄を味合わなければならないのだ。


次の日にまた地獄に苦しむバンジョーたち。

だが、死ななかった。また次の日。

今日もバンジョーたちは地獄を受けても死ななかった。

そして、また次の日も・・・。

レミリャ「うふふ・・・。あれから一週間。」

モエゾ「俺っちら、勝ちに勝って、超金持ち~っ♪」

ファイロック「おおおぉぉぉ!!あの熊共、タフすぎやろ!!?

おかげで、俺の金が多く減っちまったぜ・・・。」

ザーギン「ふむ。奴らめ。それ程、強い生命力を持ってるとはな。

・・・だが、あまりの拷問にほぼ死ぬ寸前の状態だ。

よし。最後のゲームだ。」


牢屋では、バンジョーとカズーイの体は、

既にとてつもない程のボロボロであった。全身が酷い傷である。

バンジョーとカズーイ「ひゅー・・・ひゅー・・・。」

ターシューも既に完全に破れそうな感じであった。

ターシュー(くそ・・・!このままじゃ、

俺ら、マジで死んぢまうぜ・・・。もう、声すら出せねェ・・・!)

そして、牢屋に近づく者が現れた。

ターシュー(ちっ。もう来やがったか。オニマンめ。

そろそろクソ軍隊に殺されるってワケね・・・。)

だが、牢屋に近づいたのは、軍の兵士ではなかった。

それは、クラッシャーのセンであった。

セン「やっと見つけた・・・。デスブラザー。」

ターシュー(っ!?だ、誰だ!?この女・・・!

もしかして、この火山を管理する部隊の奴か?・・・っ!?)

ターシューは見た。センの後ろには、

兵士とオニマンが倒れている事を。

囚人A「兵士共がやられてる・・・?」

囚人B「もしかして、あんた、助けに来てくれたのか?」

セン「わからん。・・・にしても、まさか、

この火山のクソ共にやられるとはね。

デスブラザー・・・。っ!!」

センは一瞬だけオーラを発し、牢屋を破壊した。

囚人A「おお!!牢屋が壊れた!!」

囚人B「今なら逃げられるぞ!!」

囚人たちは喜びに満ちて、脱走しようと動く。

センはボロボロで動けないバンジョーとカズーイに近づく。

ターシュー(この女。熊と鳥に何するつもりだ・・・!?)

セン「・・・・どうやら、ボロボロらしいわよ。ダタンカ。」

センがそう言うと、近くに、少し大きな蜘蛛が来た。

その蜘蛛の色は赤く、顔が極悪面に近い人間に似ていた。

この蜘蛛がダタンカである。

ダタンカ「や~や~っ。これは酷いねェ。熊君。鳥君。」

セン「・・・このデスブラザー、

本当に助けてやっても良いの?」

ダタンカ「良いとも。・・・ちょっと手を加えてな。ぐふふふ。

このターボシューズも利用し甲斐があって良いな。」

ダタンカはターシューの方を見た。

ダタンカ「このデスブラザーとターボシューズを、

俺らクラッシャーの戦力として利用しようじゃないか。」

セン「用済みだったら言って。殺すから。」

ダタンカ「うむ。その時を楽しみに待て。」

ターシュー(こ、こいつら・・・!クラッシャーなのか!)

そこに、目の生えたピッケルと、

不細工な怪物の顔をした大きな鉄球が走って来た。

ピッケル「隊長!!軍の奴らが来やす!!」

鉄球「俺らの事に気づいたそうです!」

ダタンカ「ちっ!こいつァやべーな。」

そこに、大勢の兵士たちが走って来た。銃を構えながら。

兵士「おのれ!クラッシャー!!」

ダタンカ「俺様に任せろ!!はあああぁぁぁぁ!!!」

ダタンカは口から糸を吐く。兵士たちはその糸を浴びる。

兵士A「うわ!?」

兵士B「何だ!!?」

すると、兵士たちが浴びた糸が急に燃え始めた。

兵士たち「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!??」

ピッケル「流石は隊長!!燃える糸はやっぱ最強っす!!」

ダタンカ「ちっ!最強なんかじゃねェよ!その証拠に。」

今度はオニマンが多く襲いかかってくる。

オニマン「うおおおおぉぉぉぉぉ!!!」

ダタンカ「ふっ!!」

ダタンカは糸を吐き、

その糸がオニマンを包み、奴らを燃やす。

オニマンA「がはははははは!!!」

オニマンB「こんなもん、効かんわぃ!!」

鉄球「ああ、やっぱ駄目だァ。」

ダタンカ「やはり、火に強いオニマンには無効だぜ・・・!」

セン「・・・・じゃあ、私がやる。」

オニマンA「ああ?何だ?この雌豚。」

オニマンB「ボッコボコにされてーかァ!!?」

セン「ボッコボコは・・・・やっ!!!!」

センはその語尾と共に、オーラを大きく発した。

オニマンたち「ぎっ!!?」

オニマンたちはこのオーラを浴び、動きを封じられた。

センは素早くパンチやキックの連撃で、

複数のオニマンを倒す。

セン「・・・さァ!今のうちに逃げるよ!!」

ダタンカ「オーラが切れるのか?」

セン「うん。」

ダタンカ「よし!素早く撤収だ!!」

ダタンカたちはバンジョーたちを連れて、逃げた。

オニマン「ま、待て・・・・!」

オニマンたちは追おうとするが、

オーラによって動けなかった。


ザーギン「あのクソ反逆者共めェ!!!」

ザーギンはあまりの怒りに壁を強く蹴る。

つづく

拍手[0回]

バンジョーとカズーイ「ぐああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

バンジョーとカズーイは今、

鬼の姿をした者たちに一斉に袋叩きされていた。

手足や凶器などで物凄く痛めつけられていた。

鬼の姿をした者A「おらおら!!反撃してみろよ!!」

鬼の姿をした者B「デスブラザーなら反撃してみんかぃ!!コラ!!」

カズーイ「ぐ・・・っ!本当なら、

こんな奴ら、今すぐにでもぶっ飛ばせるのに・・・っ!!」

バンジョー「む、無理だよ・・・!だって、

力を封じ込められてしまったんだもん!この装置のせいで・・・!」

バンジョーとカズーイの首には、機械的な首輪がはめられていた。

その首輪は最新科学の技術により、

はめた者の力を大幅に奪っていくのだ。これにより、

バンジョーとカズーイは力を封じ込められてしまったのだ。

バンジョー「この鬼の姿をした者・・・!オニマンには、

このような技術を持っていたなんて・・・!」

オニマン「おらああああぁぁぁぁぁ!!!」

鬼の姿をした者、改め、

オニマンが強烈なキックでバンジョーを蹴り飛ばす。

バンジョー「ぶへぁ!!?」

その時、巨大なトゲ棍棒を持ったオニマンが、

バンジョーに近づき、それで打撃を繰り出す。

巨大なトゲ棍棒をオニマン「ぐへへへ・・・!おら!!!」

バンジョーとカズーイ「うぎゃ!!?」

アフロをしたオニマン「けっ!こりゃ、

もうただの熊と鳥だな。おい。」

アフロをしたオニマンがバンジョーの頭を強く踏んだ。

カズーイ「ば、バンジョー・・・!」

眼鏡をしたオニマン「お前もォ!!」

眼鏡をしたオニマンが棒でカズーイの頭を強く押す。

さらに、ターシューも、

多くのオニマンたちに様々な方法で痛めつけられていた。

ターシュー「ぐあああぁぁぁ・・・!!!」

ターシューは今でも破れそうな感じで苦しんでいた。


バンジョーとカズーイが苦しんでいるところを見たザーギンは、

まさに愉悦を感じるかのごとく、コーラを飲んでいた。

ザーギン「・・・ぷはぁ。ぬははははは!!

まさに傑作だぜ!!これは!!

あのオニマンたち。相当にデスブラザーを許せなかったな!」

レミリャ「世界を混沌に陥れた大悪党の末路、楽しみだわ。」

ザーギン「そうだな・・・。よし。

オニマンたちに伝えろ。あのデスブラザーには、

死に至る程の拷問を行い続けろと。

奴らが死ぬまでやり続けろとなァ!」

レミリャ「お任せくださいな。」

ザーギン「・・・・あのターボシューズ野郎も、

くたばりそうだな。素直に苦しんでさえすれば、

軽い地獄に行けたものを。

ま、どっちみち殺すけどね。あははははは!!」


バンジョーたちがそれぞれ苦しんでいる間に、時間が大きく過ぎていく。

もう深夜になったのだ。それぞれ拷問を続けたオニマンたちは、

ほとんど眠りにつくために、戻っていったらしい。

だが、拷問された囚人たちは逃げられないように、

牢屋に閉じ込められていた。

牢屋はそれぞれ各地獄にある。

バンジョーとカズーイ「・・・・・・・っ。」

バンジョーとカズーイ、ターシューは既にボロボロになっていた。

ターシュー「・・・・よォ。すっげー傷ついたな・・・。おい。」

カズーイ「そう言う・・・あんたも・・・・ね。

しかし・・・あの糞鬼っ!よくもバンジョーを・・・!!」

バンジョー「・・・・・・・・。」

カズーイ「・・・・こら。しっかりしなさい・・・!

・・・眠てる。こんな時でも、のんびり寝れるなんて・・・・。

良い・・・わね・・・・。」

カズーイも眠り始めた。

ターシュー「ちっ。お前も寝たじゃんか・・・。

こんままじゃ、脱出は無理かしら。

黙って死を待つしかねェらしいな。これは。」


ボトルズは牢屋の中で頭を抱えて震え続け、

アシナガは牢屋の中で気持ち悪そうな表情で倒れ、

プルレスもクリグミもそれぞれ牢屋で泣き続けていた。

だが、バンジョーたちは明日も苦しまなければならないのだ。

また同じ地獄で。


一方、ザーギンたちは広い部屋で贅沢すぎる宴を行っていた。

ジュースにお菓子、高級な食事で楽しんでいた。

囚人たちとは違い、ザーギンたちは幸せな笑顔であった。

ザーギン「いやぁ!今日も楽しかったなァ!」

レミリャ「ええ。特に今日はデスブラザーを、

捕まえて拷問できるとは思えなかったわ!まさにラッキーね!」

ザーギン「よーし・・・!では、もっともーっと凄い拷問で、

あのデスブラザーをやっつけるとしよう!」

その時、赤い岩石の姿をした怪人と、

短足が生えた炎の塊が出てきた。

赤い岩石の怪人「その前にゲームとかせん?」

ザーギン「ゲーム?」

短足が生えた炎の塊「あのデスブラザーが、

一日の地獄で生き延びるか死ぬか、

そのどちらかに賭けると言うギャンブルさ!」

ザーギン「ギャンブルかァ。良いねェ。じゃあ、

勝った奴には賞金をやるってのはどうだぃ?」

レミリャ「良いわね。それ。私は生きる方に賭けるわ。」

ザーギン「俺は死ぬ方だな。」

窓側から何かが見えていた。それはセンであった。

センはこっそりとザーギンたちが宴をしている様子を見ていた。

そのセンの表情はあまりにも歪んだ怒りに満ちていた。

セン(羨ましい・・・!相変わらず勝ち組は、

余裕でこんな事をしやがる!・・・けど、

ここで暴れてはいけない。

まだ様子を見た方が良いわね・・・・。)

つづく

拍手[0回]



忍者ブログ [PR]
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック