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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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桜「く・・・・っ!そこをどきなさい!!!」

ブラック・アタッカー「ふざけんな!!刺すぞ!!!」

「この先には奴隷たちの収容所があるのだ。我々はそこを死守するのみ!!!」

青井「こ・・・のォ!!!」 桜「待って!奈々ちゃん!!」

青井がアタッカーたちに切りかかろうとする時、桜が彼女を制止する。

青井「っ!?先輩・・・・・。」

桜「ここは私たちに任せて・・・・!あなたは光次郎君たちと一緒に救出を・・・!」

青井「けど、こいつらは・・・・・!!」

桜「わかってる。私も・・・・デスナイトが憎いわ。

でも、SSPの任務は抹殺より防衛なの。わかる?この意味・・・?」

青井「・・・・・っ。」 しかし、青井は理解できず苦悩しそうになる。

桜「防衛・・・・。それは人の命を安全を守る使命なの。

それが、SSPの一番の使命。それが、デスナイトを倒す道でもあるの・・・・。」

青井「・・・・っ。了解・・・・!」

光次郎「行こう!!奈々ちゃん!!早く救出しなきゃ、どうなるかわからないぞ!!!」

青井「・・・・・ええ!先輩、生き延びてください!!!」

そして、青井は光次郎や他の隊員たちと一緒に、牢獄へと走っていった。

桜と数名の隊員たちがブラック・アタッカー部隊と戦い始めた。

ブラック・アタッカー「ざけんなオラァ!!!」 「散れやァ!!!」

アタッカーたちは剣で襲い掛かるが、隊員たちも剣で迎え撃つ。

桜「はっ!!でぃ!!とぁ!!!」 桜は素早い剣裁きで敵を2,3人斬り倒す。

ブラック・アタッカー「あ”あぁぁっ!!!」 新たなアタッカーが桜に襲いかかる。

桜「く・・・・っ!」 桜は剣でガードし、そのまま敵と一緒に団地の部屋へと入り込む。


そして、桜と複数のアタッカーたちは団地の部屋でも戦いを繰り広げる。

ブラック・アタッカー「おらああぁぁぁぁ!!!!」 桜「・・・・・っ!せえぇい!!」

アタッカーと桜は剣で押し合う。桜は力いっぱい、敵の剣を弾いて、

そのままアタッカーを斬り捨てた。すると、他のアタッカーたちも桜に襲い掛かる。

桜「はっ!ぐっ!!せや!!とう!!てぃ!!」

桜は一人目のアタッカーを素早く斬るが、二人目の攻撃をガードし、

すぐに敵の剣を弾き、そのアタッカーを斬り倒し。そして、3人目の攻撃を受け流し、

その3人目をも切り捨てた。そして、4人目の腹を貫き、5人目を斬り倒した。

ブラック・アタッカー「雌豚ああぁぁぁぁっ!!!!」

また一人のアタッカーが椅子を投げつけた。しかし、桜はこれを避ける。

桜「ふん!!ふああああぁぁぁぁ!!!!」 そして、桜はすぐにそのアタッカーを斬った。

ブラック・アタッカー「ぐあ!!!」 アタッカーは桜の素早い横斬りに倒した。

桜「・・・・っ!奈々ちゃん・・・!光次郎君・・・!」


そして、青井と光次郎は数名の隊員たちを引き連れて走っていた。

その頃、清水と野沢は階段のところでアタッカーたちと戦闘をしていた。

清水「はああぁぁぁぁ!!!」 野沢「えええぇぇぇぇい!!!」

野沢と清水は華麗な剣術で、ほとんどのアタッカーを切り倒し、

複数のアタッカーたちは階段からゴロゴロと転がっていた。

清水「早く市民たちが閉じ込められている牢獄へ急ぎましょ!!」

野沢「ええ!!!」 そして、二人も牢獄へと進んでいこうと階段を上った。


牢獄へと目指すためにひたすら走り続ける青井と光次郎たち。

光次郎「急げ!!敵が邪魔してくる前に牢獄へ辿りつくんだ!!!」

隊員たち「了解!!!!」 青井「・・・・・・っ!!!」

その時、後ろから複数の銃弾が飛び出し、一人の隊員を射殺してしまう。

隊員「きゃ!!!」 青井「はっ!?」 光次郎「何っ!!?」

他の隊員たちは一人の隊員が撃たれて倒れた事に気づき、後ろへ向く。

そこに、4人のマシンガンを持ったブラックアタッカーたちがいた。

ブラック・アタッカー「ふっふっふっふっふっふ・・・・!!」

光次郎「今度は射撃部隊かよ・・・!!」 青井「許さない・・・・っ!!」

青井がナイフを構えるが、光次郎が彼女の前に立つ。

光次郎「待つんだ!!奈々ちゃん!!ここは僕に任せろ!!!」

青井「・・・どうして・・・!どうして、私を戦わせてくれないの!!?」

光次郎「桜ちゃんが言っただろ!?SSPの使命は抹殺より防衛だって・・・・!!

それに、こいつらは銃器を持っている!近距離用の武器を持つ君たちでは不利だ!」

青井「・・・・っ!わかったわよ。ただし、死んだら承知しないからね・・・・っ!!」

光次郎「ああ・・・・!皆!ここは僕に任せて捕らわれた人々を・・・!!」

青井「ええ!!」 隊員たち「了解!!!」

こうして、青井たちは光次郎に任せ、牢獄へと進んだ。

ブラック・アタッカー「おのれっ!!」 「死ね!!!」

4人のアタッカーがマシンガンを発砲するが、光次郎はいち早くドアを開き、

それを盾代わりにして、そこから隠れながら光次郎はボウガンで射撃した。

ブラック・アタッカー「ぎゃ!!」 「畜生!!!」

一人のアタッカーが矢に刺されて絶命。

残り3人が攻撃する中、一人が光次郎に近づこうと走る。

光次郎「せぃ!!」 光次郎はボウガンでその接近するアタッカーを倒した。

ブラック・アタッカー「これでどうだ!?」 3人目のアタッカーが手榴弾を投げ出した。

手榴弾が爆発して、光次郎が盾代わりに使ったドアが壊れたが、いち早く後方へと、

跳んだ光次郎は素早く矢を発射して3人目のアタッカーを倒す。敵は残り一人だ。

ブラック・アタッカー「た、たった一人で・・・!ひィ!!!」

残り一人のアタッカーが逃げ出した。その時、謎の銃弾がそのアタッカーを射殺した。

ブラック・アタッカー「ぎゃぉ!!!」 光次郎「っ!?何だ・・・!?」

光次郎はいきなりアタッカーが何者かに撃たれた事に驚く。

そのアタッカーの前に何者かが来た。光次郎は彼を見て、驚く。

光次郎「っ!!?お・・・・お前は・・・・!!」

光次郎を知っている彼・・・。そう。彼はデスナイト対日本攻撃支部の支部長。

又の名を、桐原零であるからだ。桐原は光次郎に会えたか、邪悪な笑みを浮かべる。

桐原「ククククク・・・・!!ようやく会えたな。高町・・・・。

我が親衛隊を倒すとは・・・。しかし、親衛隊は残り無数にいる・・・・。」

光次郎「桐原・・・!役立たずならなんでも撃つとは・・・。冷酷な男だなァ!!」

光次郎は敵支部のリーダーたる桐原に向かってボウガンを向ける。

桐原「ふふっ。お前は純粋な奴だ。性格を除けば、俺とお前は似ているみたいだな・・・。」

光次郎「似ている・・・?何がだ・・・・!?」

桐原「ククク・・・・。冥土の土産に教えてやろう。お前のように、

俺にもメイドがいたってワケさ。わかるかね?」

光次郎「メイド・・・・?まさか、お前のメイドもジャンボロイドだと言うのか!?」

桐原「ああ・・・・。その通りだ。俺のメイドはお前のメイドよりずーっと強い・・・!

まあ・・・・。お前のメイドは本当はただの・・・・・いや。なんでもないか。」

光次郎「何を言ってるか知らないが、僕のあかりさんの悪口は許さない!!!」

光次郎はボウガンで矢を発射した。しかし、桐原はそれを冷静に避けた。

桐原「ふっ。どうやらお前は言ってもわからぬようだな。では、マジ喧嘩と行こうか!」

桐原はピストルを構えだし、いきなり撃ちだした。光次郎は慌てて避けた。

光次郎「うわわっ!!くそぅ!!」 光次郎はもう一度ボウガンを撃つ。

しかし、桐原は何故か動いていない。それなのに、矢が桐原に命中していない。

桐原「ふふふ・・・。どこを狙っている。中学における弓道部での、

あの活躍はどこへ行った・・・!?はては、あの部活はもうあきて、鈍ってしまったのかぃ?」

光次郎「く・・・・っ!たとえ、そうだとしても意地さえあれば!!!」

光次郎は桐原に狙いを定めて、矢を発射する。

しかし、桐原は顔を少しだけ右に動かして避ける。

光次郎「な・・・・っ!」 光次郎は桐原が余裕な表情で避ける事に驚いた。

桐原「どうした?意地とはこの程度なのか?矢のスピードが遅く見えたがよォ・・・!!?」

そして、桐原はピストルを構える。光次郎は逃げる準備をする。

桐原「くくっ!!」 桐原はピストルを発砲した。銃弾は光次郎のボウガンに命中した。

光次郎「うわっ!!?」 光次郎は敵の銃弾に驚き、ボウガンを弾き飛ばされてしまった。

桐原「どうよ?」 光次郎「く・・・・っ!(速い・・・!奴の銃弾・・・とても速い・・・!!)」

光次郎は敵の攻撃に驚く。桐原はもう一度ピストルを構える。

桐原「・・・・今度は命だ・・・・!!」

光次郎「く・・・・っ!・・・!おお・・・!!」

大ピンチな光次郎。しかし、彼は桐原の後ろを見て、笑顔になる。

そう。後ろから桜が来たのだ。桜は桐原に斬りかかる。

桜「てやあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 桐原「むっ!?」

しかし、桐原は後ろからの攻撃に気づき、左の方向へ避けきった。

桜「大丈夫!?光次郎君!!」 光次郎「ああ!ありがとう!!」

桐原「ほう・・・!今度は高町のガールフレンドか。どうだ?最近できてるか?」

桜「な・・・////そんな事は関係ないわ!!/////

とにかく、話は聞いたわ!あなたが対日本攻撃支部の支部長だったのね・・・!!」

桐原「そうだ。悪いか?支部長で・・・・。」

桜「・・・なんで、デスナイトのメンバーが私たちの学園の生徒のフリをしていたの?」

桐原「フリなんてしてねェよ。ちゃんと通ったさ。貴様らが中学を卒業するまではな・・・・。」

光次郎「もしかして、僕たちを監視するためにか・・・・!?」

桐原「ああ。そうだ。特に貴様ら二人は特別だからな。」

光次郎「何っ!!?」 桜「どう言う事・・・・!?」


その頃、青井と隊員たちはついに、

里美たちが閉じ込めれている牢獄の前へと辿りついた。

青井「あそこです!!!」 隊員たち「人がいっぱいいるわ・・・・!!」

閉じ込められている人々「あっ!SSPだ!!」 「おおぉぉぉぉい!助けてくれェ!!」

里美「SSP・・・・!良かった・・・・!」

青井「あなたが高志君の姉の美里さんですね!!」

里美「はい・・・・っ!弟の高志はどうなさっていますか・・・・!?」

青井「はい!高志君は高町隊員のメイドさんに保護されています!!」

里美「メイドさん・・・・!?あっ!!デスナイトの人よ!!?」

青井「えっ!??」 青井たちは後ろの方を見る。そこにアルザンがいた。

アルザン「この場所を見たからには死んでもらう・・・・!」

アルザンはマシンガンを構えた。

隊員たちは恐れてさがるが、青井だけがそうはいかなかった。

青井「・・・・・っ!先輩たちは救助を・・・・。」

隊員「え!?青井隊員、何を・・・・!!」

青井「私がこの男を倒す!!・・・・・ふく・・・防衛のために・・・・っ!!!」

そして、青井は跳び出した。そして、アルザンが撃ち出そうとする。

アルザン「バーカ!!自分から死ぬのかよォ!!」 美里「無茶よ!やめて!!」

アルザンはマシンガンを発砲するが、青井は素早く短剣を振って、無数の銃弾を弾く。

青井「死ぬのはお前よ!!!」 そして、青井はアルザンの胸をブスリと刺した。

アルザン「ぐは・・・・っ!!!」 隊員「やったわ!!今のうちに救出を!!!」

一人の隊員が銃で牢獄の鍵を破壊した。これで救出できる。

アルザン「本当に馬鹿だな。てめーは・・・・。このマスターの俺が死んだ今・・・・。

モンスロイドは暴走を始める・・・・・・っ!!」

青井「え・・・・っ!?どういうこ・・・・きゃっ!!?」

笑みを浮かべて死んだアルザンの発言にとまどう青井だが、突然の地震が起きた。

里美「じ・・・地震だわ!!」 隊員「早く非難を・・・・・!!!」


光次郎と桜、桐原のところにも地震が起きていた。団地全体に地震が起きていたのだ。

光次郎「わわわ・・・・っ!!地震か!?」 桜「まさか・・・!モンスロイドが・・・!!」

桐原「ち・・・っ!あの馬鹿マスター!しくじりやがって・・・・!!」

桐原が逃げようとしたその時、光次郎が叫んで静止する。

光次郎「待て!!僕と桜ちゃんが特別だってどう言う事だ・・・!?」

桐原「ふ・・・・っ!それはいずれわかる!!まあ。てめェらが生きてればの話だがな・・・・。」

桐原はそう言って、走り去っていった。


そして、団地のとある建物が崩れた。そこから巨大な怪物が突き破って出てきた。

その怪物は首が長く、顔が人間に近かった。身体がいかに怪獣らしいが、

機械らしい部分があった。背中にはタンクのような物がある。

この奇怪な姿をした機械怪獣が、マッドネス・アシッダーであった。

マスターはアルザンで、恐らくマスターの死に怒り狂ったのだろう。

マッドネス・アシッダー「キチャアアァァァッ」

つづく

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ゴダルは無数の魔物たちの軍勢を率い、先頭に立って進行していた。

魔物たちはそれぞれドラゴンの姿、醜い怪物の姿、ゾンビのような姿など、

他にも様々なをしていた。中にはウルトラ怪獣に似たような怪物もいる。

地上の人間たちはその恐ろしい軍勢を見て、逃げ惑った。

ゴダル「行け!!!冥界の悪魔たちよ!!!

地上の全ての人間たちを地獄へ落とすのだ!!!

逆らう者は喰らっても構わん!!!!」

魔物たち「ガオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォ」

ゴダルの命令に、多くの魔物たちが一斉に人間たちへの襲撃を開始した。

人間たち「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

魔物たちはそれぞれ、魔法か自力で人間を地獄に落としたり、

引きちぎったり噛み付いたりで人間の肉を喰らい尽くしたり、

人間たちの住む村を雷の魔法か火炎で燃やし尽くしていたりしていた。

ちなみに、凍りの魔法で凍らせる魔物もいて、様々な特徴を生かして、

人間を殺してしまう魔物たちも多くいる。そんな魔物たちに人間たちは、

恐怖して逃げ惑うが、中には剣やヤリ、矢などで立ち向かう者たちもいたが、

魔物たちには太刀打ちできなかった。そして、ゴダルと魔物たちは、

次々と人間たちのいるところへ移動し、そこの人間たちを狩り続ける。

その恐ろしい人狩りは世界へと拡大しつつあり、このままでは人類が絶滅してしまう。


その頃、世界の一部では光り輝く国々があった。そう。そここそが夢の国の世界であった。

そこには、まだフェナリナーサやマリンナーサなどがあった。

マリンナーサの王様と王妃様は巨大なスクリーンで、

ゴダルの軍団が人間たちを襲っている映像を見て、

震えていた。特に王様は今にドタバタしそうだ。

王妃様「ついに動き出したのですね。冥界の悪魔たちが・・・・!

このままでは、多くの人々が地獄に落ちて、永遠の地獄に落ちてしまうでしょう。」

王様「うむむむむむ・・・・!!やがて、我々も奴等の手にかかり、

地獄に落ちちゃうだば!!いやだばいやだな!!!地獄は嫌だばあああぁぁぁぁぁ!!!!

舌抜かれたら美味しいものが食べられなくなるだばああああぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

王様はあまりの恐怖に騒ぎ出し、自ら自分の舌を抜く演技をもしていた。

王妃様はその王様の動作を見て、呆れる。そしてすぐにこう発言した。

王妃様「はぁ・・・・。しかし、冥界の者たちは間もなくこの夢の世界にも襲撃してくるでしょう。

ですが、このまま黙っているワケにはいきません。かくなる上は・・・・!」

王様「立ち向かうっきゃないだばァ!!!わしが勇者になって、

悪者どもをやっつけてやるだば!!それそれ!くらえ!正義の刃ああぁぁぁ!!!!」

王様は今度は勇者を演じて騒ぐが、冥界の悪魔どもに立ち向かう決意はしたそうだ。

王妃様「・・・・とにかく、フェナリナーサの者たちは他の夢の国の者たちに知らせ、

既に迎え撃つ準備をしています。

我々も即座に敵を迎え撃つ準備を整えなければ・・・・っ!」

王妃様も王様の動作に呆れる暇もなく、冥界の悪魔どもに立ち向かう決意をする。


人間の世界で暴れまわる魔物たち。そして、ゴダルも自分に襲い掛かる人間たちと戦った。

ゴダル「・・・・・・・・!!」 ゴダルは恐るべし鉄拳で次々と、

人間たちの身体を貫き、顔を吹き飛ばして殺し続けた。

そして、ゴダルは手の平から黒い塊を出した。その塊は逃げる人間たちに近づき、

爆発してその人々を爆死させてしまった。ゴダルはその力に振るえ、笑顔になっていく。

ゴダル「こ・・・・これがこの鎧の力・・・・!ふふ・・・ふふふふふ・・・・・!!

使える・・・!これさえあれば望んだ物が手に入る・・・・・!!!」

ゴダルは鎧の力に魅入られ、次々と黒い塊を飛ばして人間たちを燃やし続けた。

このままでは、現実世界が地獄と化してしまう。

ゴダル「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

そして、ゴダルは闇に包まれ巨大化していった。

ゴダル「聞くがいい!!愚かな地上人たちよ!!我はゴダル!!!

冥界の王子なり!!!!今より、この地上は我ら冥界が頂く!!!!

歯向かう者には死の制裁を下すだろう!!!これを見よ!!!!」

ゴダルはそう言った後すぐに、黒い塊を発射して遠くにある山を、

あっと言う間に燃える山に変えてしまった。人々は巨大化したゴダルに恐怖する。

そこに、ガーゴイル型の巨大魔物がゴダルの近くに着地した。

ガーゴイル型の魔物「キキキキキキ!!!!ゴダル様!!

ついに夢の国の世界が見つかりました!!!!!」

ゴダル「そうか・・・・。では、大半の魔物に伝えよ!!

夢の国の世界を総攻撃する!!!」


夢の国々の人々は冥界の悪魔たちを迎え撃つために集結していた。

その者たちは、とある巨大な時計が聳え立っていた。この時計は一体何なのだ?

その時計を背にマリンナーサの王様と王妃様が立ち、多くの者たちに宣言した。

王様「諸君!!!!よーく聞くだば!!!間もなく冥界の使者たちが、

この夢の国の世界に来るだば!!!しかし、我々は希望を失ってはいかんだば!!!」

王妃様「我々は正義の魔法で迎え撃つまでです!!!たとえ一人だけになっても、

この世界を冥界の悪魔たちから守りぬくのです!!さァ!!夢の国の戦士たちよ・・・!」

王様「勇気を出して!!人の夢を信じて!!悪に立ち向かうだばあぁぁぁっ!!!!!」

夢の国の人々「おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」

王様「このウルトラ・ウォッチに誓って!!!!!」

王様はそう言いながら後ろの時計に指をさした。もしや。

この時計がウルトラ・ウォッチなのでは・・・?

そして、夢の国の前には、既にゴダルと魔物軍団がゆっくり進行していた。

巨大化しているゴダルや巨大な魔物はもちろん、等身大の魔物たちも多くいた。

ゴダル「ここが夢の国か・・・・。とても明るく・・・・美しい場所だ・・・・。

この素晴らしい世界に住む奴等は僕らの冥界とは全く逆の暮らし方をしているだろうな。

僕の心の中には、羨ましいくらいの気持ちでいっぱいだ・・・・。だが・・・!む!??」

その時、ゴダルの目の前には多くの等身大の夢の国の戦士たちが無数にいた。

中には巨人たちや後の現代兵器のようなマシーンが立ちはだかっていた。

その先頭には王様がいた。

王様「そこまでだば!!!冥界の悪党ども!!!夢の力の前に我らに勝てるワケが、

ないだば!!お前たち悪どもに、

わしら正義の夢の国の戦士たちを倒すなどありえないだばさっ!!!」

王妃様「ってなワケで、哀れな冥府の使者たちよ。我らの裁きを受けるがいい。」

王様「ではでは!!かかれええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」

夢の国の戦士たち「おおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

王様がそう叫ぶと、夢の国の戦士たちが一斉にゴダルたちに向かった。

ゴダル「進撃!!!!」 魔物たち「ガオオオオオオオォォォォォォォォ」

そして、冥界の使者たちも一斉に走り出し、

ついに夢の国の軍団VS冥界の軍団の大戦争が始まった。

夢の国の使者たちはそれぞれ魔法や武器で、次々と魔物を蹴散らしていくが、

魔物たちもやはり魔法や武器で、次々と夢の国の使者たちを蹴散らしていく。

その壮大な喧嘩は次第に拡大し、夢の国々が燃え上がっていく。

ゴダル「・・・・・!」 ゴダルは格闘で次々と夢の国の戦士たちを倒していき、

黒い塊で遠くの戦士たちを多く倒していく。ゴダルの活躍により、

夢の国側の戦力が大いに削られていく。このままでは夢の国が危ない。

ゴダル「これが夢の国か!?これが夢の国の使者たちか!!?

他愛もない!!ならば、お前たちも地獄へと落としてやろう!!!!」

そして、ゴダルはウルトラ・ウォッチの前へと進んでいた。

王妃様「ああ・・・・。このままでは夢の世界が壊滅してしまうわ・・・・。」

王様「うぬぬぬぬぬ!!!かくなる上は・・・・・!!」

そして、王様はウルトラ・ウォッチの前へと立った。ゴダルはそれを見て、驚く。

ゴダル「むっ!?な、なんだ・・・!この時計は!!?」

王様「むふふふ・・・!これだばか?これは、ウルトラ・ウォッチ!!!

夢の国でもっとも最大の魔力を持つ魔の時計だば・・・・!

わしがこの時計で呪文を唱えれば、お前はきっと後悔するだば・・・・!」

ゴダル「何・・・・っ!?最大の魔力だと・・・・!?」

ゴダルはそう聞いて、驚く。流石のゴダルもそう聞くとさがってしまうそうだ。

王様「そして、ウルトラ・ウォッチだけではないだば!!!!」

王妃様「そうです!それよりも遥かに超えた伝説の力を持つ者!その名は・・・・!!」

ゴダル「伝説の力・・・・!あっ!!あれは・・・!?」

そして、ゴダルは見てしまった。ウルトラウォッチの後ろからとてつもない輝きを持つ者が。

その者は胸に青い宝石を胸についていて、身体が白い光りに包まれていた。

ゴダル「ク・・・・クリ・・・・・――――――――。」

そして、ゴダルは巨大な光に包まれ、やがて消えていった。


そして、現在。その話を聞いたコリスはとてつもない気持ちに捕らわれ、震えていた。

コリス「・・・・・・・・・っ!!!!」

ゴダル「そして、戦争に敗れた僕は封印されていったが、

シャドーの手下が勝手にたたき起こして、今に至るってワケだ・・・・。」

コリス「冥界を明るい世界にしたい・・・・。それが、君の夢・・・・?」

ゴダル「夢・・・?くだらんな。それを・・・願いと言って欲しいな。」

コリス「どっちも同じだよ!!!君はただ、冥界を明るくしたいために、

僕の力を欲しがっていたんだね・・・・・。」

ゴダル「だったどうする?・・・そろそろ伝説の力をくれるようになったか?」

コリス「・・・・僕は君の願いをかなえたい・・・・。でも、

僕の力は・・・・君にやる事はできない・・・・。」

ゴダル「じゃあ。冥界は永遠に救えんな。」

コリス「それでも・・・・!君の願いをかなえたい・・・・・!!

・・・僕が冥界へ行って、明るくしてみせる・・・!」

ゴダル「無駄だ。冥界は僕のような冥界に住んだ奴でなきゃ通れない。

まあ、僕はお前を冥界へ連れて行く気はないけどね・・・・。」

コリス「・・・・っ!じゃあ、僕の力を自分の物にしたいって事なの・・・!?」

ゴダル「ああ・・・・。俺が伝説の力を手に入れて、冥界を変えてみせる・・・・!」


同じ頃、ドリル・ラッシュは地底を掘り進み続けた。

テブリッシュ「サキ隊員!レーダーの方はどうだ!!?」

サキ「間もなく、接近していきます・・・・!!」

レーダーには、青い点が中央へと近づきつつあった。これは事件の元凶であろう。

テブリッシュ「よし!!イチゴ!!もっと速度をあげるんだ!!!」

イチゴ「了解!!!!」 ドリルラッシュは全速前進で地底を掘り進む。

シュドー「よーし!もし、怪獣だったら容赦なく倒してやるぜ・・・・っ!!!」

そして、ドリルラッシュは巨大な地下洞窟へと入って来た。

その地下は、多くの岩が崩れ落ちているため、何故か荒れているように見える。

シュドー「むむっ!?空洞についたぞ・・・・!しかし、ターゲットはどこへ・・・?」

テブリッシュ「・・・この空洞・・・・。まるで何者かに食い荒らされているようだ。

もしかして、岩を食べる奴がいるのだろうか・・・・・?」

サキ「っ!!右方に巨大な生物がいます!!!」 イチゴたち「何っ!!?」

そして、ドリスラッシュは右方に何かがいるので、そこに向いてみる。

すると、そこに怪獣がいた。この怪獣は地底怪獣テレスドンであった。

テレスドン「ギャアアァァァァァオオォォォォォォン・・・・・」

テレスドンは静かに鳴きながら、ゆっくりと動いていた。

サキ「か、怪獣だわ!!!」 シュドー「こいつが事件の犯人か・・・!?」

そして、テレスドンは岩壁に向かって口を大きく食べる。

すると、怪獣はその岩壁を食べ始めた。

つづく

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高志「頑張ってね!!おにいちゃん!!!」

光次郎「うん!!絶対に負けないさ!!!約束だ。」

高志「あは。」 高志はそう聞いて笑顔になる。光次郎も笑顔になった。

あかりも密かに二人の話を聞いていた。

あかり(第56地区・・・・。そこに美里さんがさらわれて・・・・!

私も助けに行かなきゃ・・・・・!!)


一方、夜のとある団地がある・・・・。そこが、第56地区の団地である。

そこの団地はまだ工事中であるように見えるが、

実はデスナイトがこの団地を占領して、収容所としているのだ。

収容しているのは、もちろん日本の人々でその人々は、

とある団地のとある部屋に閉じ込められているのだ。

その部屋は牢獄であり、それは多くの団地にそれぞれあるのだ。

とある牢獄で多くの人々が閉じ込められて、その中に美里がいた。

中には泣いている子供たちがいる。そんな人々の前に一人のブラックアタッカーがいた。

ブラック・アタッカー「いいかァ!?お前たちは今日から、

偉大なるデスナイトの奴隷になる!!お前たち奴隷は一生、

奴隷として過ごす事!!逃げ出そうとしたら即座に殺すよ!?

そして、女たちは雌豚として扱われる!!いいね!?」

美里「く・・・・っ!!(これがデスナイト・・・・!酷い・・・・!!酷すぎる!!)

美里はデスナイトの恐ろしさを改めて知って、震えていた。

ブラック・アタッカー「さらに、人体実験も行ってやるから、死ぬ覚悟しろ!!?

死んでも、地獄でゆっくりと苦しめるから安心しろよ!!

お前らどの道良い事なんてないからな!?・・・・な?わかるだろ、この意味。

中にはデスナイトの兵士としての素材がある奴はすーぐに兵士にする!!

雌豚どもは我々の子孫を残す使命もあるから、そこを忘れるんじゃねェぞ!!!」

美里「冗談じゃないわ・・・・!早く・・・なんとかしなければ・・・・・!!」

ブラック・アタッカー「では、明日は本部へ連れてってやるから、

ちゃんと寝ろよ!!うるさくしたら即、射殺だからね?いいね!!??」

アタッカーはそう言って、この部屋から出た。

美里「一体・・・どうしたらいいの・・・?高志・・・!

せめてあなただけでも生き延びて・・・・!!」

美里は弟の高志の無事を祈るべく、両手を組んでいた。


別の団地のとある部屋では何やら司令室のような部屋であった。

そこのテーブルの前の椅子に座っているのは、アルザンであった。

アルザン「今回の収容はどうだ?」

ブラック・アタッカー「はっ!ほとんどいっぱいであります!!

あと、SSPの妨害がなければ全ての牢獄が満員できますが・・・。」

アルザン「ふん!満員できなくとも、多くいりゃぁそれでいい。

また、集めれば良いではないか?・・・だろう?」

ブラック・アタッカー「・・・は、はあ。確かにそうですなァ。」

アルザン「では、明日は予定通り奴隷どもを支部へ連行せよ。一人も欠けずにな。」

ブラック・アタッカー「は。では・・・・。」 こうして、一人のアタッカーが部屋から出た。

その時、テーブルに置いてある電話が音を鳴らした。アルザンがその受話器をとる。

アルザン「む?もしもし・・・・。」 桐原の声『俺だ!アルザン。』

電話の相手がアルザンだとわかり、アルザンは思わず緊張を走らせる。

アルザン「っ!!?こ、これはこれは桐原支部長。何かありましたかな・・・!!?」

桐原の声『先ほどSSPの奴等に、この団地にこの収容所がある事が、

知らされてしまった。SSPは明日必ずこの収容所を攻めて来るだろう。」

アルザン「ええっ!!?な、何故知らされたのです!?

この団地を収容所にすればバレないハズなのですが・・・。

はっ!!あの時・・・!あの馬鹿なアタッカーめがSSPに脅されて・・・!」

桐原の声『その愚かなアタッカーを脅したのはどんな隊員だったかな?」

アルザン「確か・・・。第6分隊で雄一の男性で・・・・。」

桐原の声『そうか・・・・。では、明日はこの収容所をガードせよ。

明日は俺も自らこの収容所の防衛に参加する。』

アルザン「な・・・なんと!!桐原支部長自らが・・・・!!!?」

桐原の声『そうだ・・・・。この支部長自らがお前たちに協力してやると言うのだ。

ありがたく感謝しろよな・・・・。』

こうして、桐原が電話を切った。アルザンは震えて、受話器を落とした。

アルザン「おお・・・!なんとありがたき幸せ!この支部長が我々を助けようとは・・・!!」


対日本攻撃支部のメインルームでは、ダークネスが桐原に話しかける。

ダークネス・セイバー「明日は収容所へ行かれるそうですね。」

桐原「そうだ。明日はあいつも来るだろうからな。」 桐原はそう言いながら笑みを浮かべる。

ダークネス・セイバー「・・・高町光次郎ですね。何故、あの少年に・・・?」

桐原「クククク・・・!あいつにはちょっと因縁っつーのがあってよ・・・!」

ダークネス・セイバー「因縁・・・・・ですか・・・・。」

桐原「どうやら、あいつは俺とちょっと似てるのでな。宿命ってもんを除いてな。」

ダークネス・セイバー「宿命とは何ですか?」

桐原「そうさ。俺とお前がこの世界を征服するのに対し、

あの少年と・・・・・マリオネットライターはこの世界を防衛すると言う、

まったく逆の宿命さ。それ以外は同じかも知れんな・・・・。」

ダークネス・セイバー「・・・・・・っ。」 その時、ダークネスは何かの思い出した。

これは過去の記憶。その記憶の中には、とても明るくおもちゃがいっぱい置いてある、

部屋で一人の少年が一人の女性と戯れていた。その女性はダークネスだった。

その頃のダークネスは何故か優しく微笑んでいた。そして、少年は・・・・。

なんと。幼い頃の桐原であった。その頃の桐原は何故か明るかった。

そして、現在。ダークネスは思い出して切ない表情をしていた。

桐原「・・・・・何寂しい顔をしてやがる。」 それを聞いたダークネスは驚き、慌てて謝る。

ダークネス・セイバー「っ!!!も・・・・申し訳ございません。

支部長のジャンボロイドであろうものが・・・このような惨めな表情を・・・・!!」

桐原「誰が謝れと言った?お前は確かに俺のジャンボロイドだ。安心しな。

俺はお前を捨てるつもりはない。あの頃、お前がそうしたようにな。」

ダークネス・セイバー「支部長・・・・・。」 ダークネスはそう聞いて、嬉しくなったか微笑む。

桐原「念のためお前はこの支部に残ってもらう。収容所は俺と親衛隊で行く。」

ダークネス・セイバー「・・・・はっ!!」 ダークネスはすぐに険しい表情で返事した。


そして、次の日。SSP第6分隊基地の作戦室では隊員たちが集まっていた。

春日「では、高町隊員。昨日の情報をもう一度隊員たちに伝えて。」

光次郎「はい。デスナイトは拉致した人々を、

第56地区の団地に閉じ込めています。理由はわかりませんが、

とにかく、あの団地に人々が閉じ込められている事は事実だと思います。」

桜「つまり、行ってみなければわからないと言う事ね?」

春日「そう言う事ね。デスナイトは収容所を防衛するから、

相当の戦力で迎え撃つわ。よって、今回は隊員たちで行ってしてもらうわ。」

青井「・・・・・っ。」 青井はデスナイトに対する怒りでいっぱいだった。

しかし、脳裏に清水に打たれた事を思い出し、一瞬落ち込んだ表情をする。

野沢「・・・・奈々ちゃん。」 青井「っ!!?」

青井は野沢に名前を呼ばれ、彼女の方に向く。

野沢「・・・一緒に頑張って、みんなを助けよっ!!」

青井「・・・・・は、はい!!」 そして、清水が青井にこう言った。

清水「青井隊員。復讐心には絶対支配されないで。復讐は己の心を負に変える・・・。」

青井「はい。できるだけそのつもりでいます。」

春日「では、皆。準備はいいわね?出動!!」

隊員たち「了解!!!!」 こうして、春日を除く隊員たち全員が出動した。


そして、ここが第56地区の団地の前である。第6分隊を初めとする、

複数の分隊の全メンバー(ただし、隊長は除く。)が団地へとゆっくり近づいていった。

神山副隊長「これより、救出作戦を始める!!まず、その作戦の説明をする。

第10分隊と第2分隊は敵兵に攻撃を仕掛け、敵の注意を引き付ける。

第6分隊、第3分隊は拉致させた人たちの救出する。」

青井「もし、敵が邪魔したら・・・・。その時は・・・・!」

青井は妨害する敵を倒そうとする意思か拳を握り締める。

デスナイトへの憎しみはまだ消えず。

神山副隊長「ただし、敵との戦闘はできるだけ避けていただきたい。」

青井「え!?・・・・・っ!」 青井は戦えないのかと思い、少し悔しがる。

神山副隊長「第9分隊と第5分隊は念のため、外で待機せよ。

もし、兵士たちやモンスロイドが出てきた事に備えて迎撃準備にかかれ。

また、遠距離用武器を持っている隊員は遠距離援護狙撃を開始せよ。

それでは、作戦を開始する!!!!」

隊員たち「了解!!!!!」 こうして、隊員たちはそれぞれ分隊に分かれて、

団地へと潜入した。ただし、第9、5分隊のメンバーたちは外で待機した。


こうして、それぞれの団地内で隊員たちとブラックアタッカーたちの戦闘が始まった。

神山副隊長「はああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 神山副隊長は、

スパークサーベルを振り回して、少数のアタッカーたちを斬り倒していった。

神山副隊長「なんとしてもこの団地のアタッカーどもを一掃するのだ!!!」

隊員たち「了解!!!!!」 隊員たちも剣でアタッカーたちを倒していった。

SSP隊員「うわっ!!!」 しかし、一人の隊員が剣を持つアタッカーに倒されてしまう。

隊員たちもブラックアタッカーに倒されてしまっているところもあった。

団地での戦いでは、部屋でも隊員たちとアタッカーたちが戦っていた。

さらに、団地の近くのところでも戦いが開始されていた。

中には銃器を使う者もいた。これはまさしく戦争だ。

ちなみに、第9、5分隊は狙撃兵たちが銃器で団地の中にいるアタッカーたちを狙撃した。

この時のアタッカーたちは誰が撃ち殺したのかと混乱していた。


そして、光次郎たち第6分隊のメンバーたちは多くのマンションの近くを走っていた。

桜「剣や銃の音が響いている・・・。もう戦争が始まったのね・・・・っ!」

清水「各団地にそれぞれ人々が収容されているところがあるわ。

二手に分けて行動しましょ!私と野沢、他10名はA班として、

残りのメンバーはB班として別々の団地に向かってもらう。」

野沢「それでは皆!健闘を祈る!!」 隊員たち「了解!!!!」

こうして、6分隊のメンバーはA班、B班として二手に分けて行動を開始した。


光次郎たちB班はとあるマンションの中を走っている。

その時、そんな彼らの前に多くのブラックアタッカーたちが現れた。

ブラック・アタッカー「ここから先へはゆかせん!!!」

光次郎「ちっ!ブラックアタッカー部隊め・・・!!」 青井「デスナイト・・・!!」

つづく

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ゴダルの部下「え!??い、今・・・・なんと・・・・・!?」

そして、ゴダルは立ち上がり、やがて玉座から離れていくように歩いていく。

ゴダルの部下「おおっ!とうとう地上へ行かれるのですね!??」

ゴダル「誰が今すぐ行くと言った?」

ゴダルの部下「え・・・!?;で、では・・・どこへ・・・・!?」

ゴダルの部下はまた驚く。ゴダルは地上ではなくどこへ行くつもりだろうか。

ゴダル「これから冥界中を歩き周る。地上への侵略はその後だ。」

ゴダルはそう言いながら、この部屋から出た。


ゴダルは冥界の世界を歩いていた。この世界は辺りがとても暗く、

空が赤々しい暗黒であった。緑など一切ない荒れ果てた岩山。

ゾンビのような呻き声や怪獣の声などが少しだけ響き渡っている。

そんな醜い荒れ果てた世界をゴダルは見回していた。

ゴダル「部下は確か、夢の国の住民どもはとても幸せで、

平和だの夢だの愛だのと小賢しい事をほざいていると言ったな?

それに比べ・・・・この冥界は一体何なんだ・・・・??」

ゴダルはそう呟きながら、辺りを見回していた。

ゴブリンのような怪人たちが小悪党のような笑い声を出したながら話をしたり、

いかにも弱弱しく見える小動物を、屈強した姿を持つ怪物が食い殺していたり、

サキュバスの姿をした女性が不気味な触手に襲われたりと弱肉強食であった。

他にも地面には多くのガイコツがあり、中には命を持つかのように、

浮かびあがってうろつくガイコツも複数いた。

血のように赤い池からゾンビのような手が複数出て、救いを求めるように上へとあげていた。

ゴダル「・・・・これは一体、何なんだ?これは何だ?これが冥界・・・・。

平和とは何だ?・・・・平和とはこの冥界とは違う世界が齎していると言うのか!?」

ゴダルはさらに冥界の世界を歩く。しかし、冥界のどこへ行っても、

平和そうな雰囲気はなかった。ゴダルが歩く先には、

さらに不気味なクリーチャーたちが共食いをしたり、恐怖で恐れさせようとしていたり、

獲物を探そうと移動していたりと、物凄い恐怖と悪意が全体に満ちていた。

ゴダル「・・・・・・・ちっ。」 ゴダルはその光景を見て、怒りに満ちた表情になっていく。

その時、ゴダルの後ろから奇怪な大男の怪人が近づいてきた。

怪人「グフフフフフ・・・・。美味そうなガキだなァ。ちょっと顔向けやぁ・・・っ!!」

ゴダル「なんだよ?」 ゴダルは怪人に言われて、顔を向けた。

怪人「ちっ!何だ男か・・・・。美人そうに見えるが女でないのが残念だ・・・・。」

ゴダル「肌が地上の人間であったらなんでもかんでも女か。ゲスが・・・!」

怪人「口も結構悪いな。あーあ。女だったら今すぐ食えたのによォ。」

怪人は文句を言いながら、後ろへ向いて歩いた。

その時、去ろうとする怪人に異変が起きる。

怪人「オパッ!!!!」 

怪人の顔がいきなり破裂した。顔を失われそのまま倒れてしまった。

ゴダルはその怪人の後ろから手を前に出していた。手の平から煙が出ている。

ゴダル「貴様のようなクズはこの冥界に相応しくない・・・・。」

ゴダルはそう言った後、手の平に息を吹いて、煙を飛ばした。

そう。ゴダルは魔法で怪人を殺したのであった。ゴダルはさらに歩き続けた。


ゴダル「・・・・・っ!?な・・・・なんだ・・・・?ここは・・・・!!」

そして、ゴダルは来てはいけない世界へと来てしまった。

ゴダルの目の前には辺りが醜く燃える炎に満ち、凶暴たちが鬼たちが、

人間たちを痛めつけて、苦しめている恐ろしい光景があった。

そう。ここは地獄。冥界に近い最も残酷なる世界であった。

そこに落ちた人間の悲しい悲鳴が響き渡っている。

ゴダル「こ・・・・こいつらは地上の人間たちか!?

すると・・・・・。ここが、父上の言ってた地獄だと言うのか!?」

ゴダルはそう言いながら、恐る恐る地獄の中へ歩いていく。

ゴダル「これ程身体が震えるとは、とてつもない恐怖だと言うのか!?地獄は・・・!?」

ゴダルは地獄を見回していた。ここには釜ゆで地獄、ハリの山地獄、血の池地獄、

溶解沼地獄、触手地獄、火炎地獄、雷地獄など・・・・。

他にも様々な地獄で人間たちはとてつもない苦しみで悲鳴をあげていた。

ちなみに、触手地獄は、女性たちがよくここで苦しめられているらしい?

ゴダル「・・・・・く・・・・っ!!なんだ・・・この忌まわしい世界は・・・・!」

流石のゴダルもこの恐怖に耐えられないか、ガクッと膝をついてしまう。

その時、地獄に落ちて苦しんでいる一人の人間の手がゴダルの足を掴んだ。

ゴダルはその男の姿を見て、驚く。その男はまるでゾンビのような姿をしていた。

ゴダル「ひっ!!!??」 男「タ・・・タスケテ・・・・・。」

ゴダルはあまりの恐怖に、その男を蹴り上げる。そして、倒れた男から離れた。

ゴダル「こ・・・これが人間の末路だと・・・!?こんなに苦しんでいると言うのに、

地上の奴ら・・・・!平和だの愛だの・・・・・!!!」

ゴダルは走って、地獄から脱出した。


そして、ゴダルは城へ戻り、玉座へ座っていた。一人の部下が彼に向かってこう発言する。

ゴダルの部下「ゴダル様。冥界のお散歩はどうでしたかな?」

ゴダル「・・・・つまらなかった。もうこの世界に楽しいところなどない。

・・・・全ての部下を集めよ!!これより、地上の侵略を始める!!」

ゴダルの部下「おお!!ついにその気となりましたか・・・!!では、さっそく・・・。」

ゴダル「早くしろ。」 そう言われた部下はさっそく兵を集めようと部屋から出た。

そこへ、ゴダルの父と母が入ってきた。ゴダルは両親が来た事に驚く。

ゴダル「っ!!!父上・・・・。母上・・・・。」

ゴダルの母「ゴダルよ。ついに地上征服を実行するのですね。」

ゴダル「はい。夢の国の奴等には地獄と言うものを教えてやろうと思います。」

ゴダルの父「その前にゴダルよ。貴様、地獄に足を踏み入れたそうだな?」

ゴダル「っ!?」 ゴダルはそれを聞いて固まる。何か悪い事をしたのかと思うからだ。

ゴダルの父「やはり・・・行ったそうだな。貴様は地獄で何をした?」

ゴダル「・・・・悪夢を見ました。」

ゴダルの母「悪夢・・・・?」

ゴダル「そうです。地獄は・・・・冥界より暗く残酷な世界でした。

まるで、地獄は冥界における処刑場ではないかと思います。」

ゴダルの父「ほほう。処刑場か・・・・。だが、ゴダルよ。

これは冥界と地獄のルールなのだ。そう。世は常に弱肉強食なのだ。」

ゴダル「では、地上の奴等はどうです?奴等は本当に平和を謳歌しているのでしょうか?」

ゴダルの母「いえ。地上でもおろかにも争いを繰り返す者たちもいま。

もっともほとんどが領土を拡大する目的を持ってですが・・・・。」

ゴダル「つまり、地上の人間どもは自分勝手な奴等が多いと言うワケですか。」

ゴダルの父「そうだ。地上の人間たちは自分のエゴでしか動けぬ、

もっとも愚かで惨めでだらけ切った種族である。その種族は我らの食料でもある。」

ゴダル「では、地上の者たちは全て悪ってワケですか・・・・・・。」

ゴダルの父「その通り。我々はその悪名深い人間たちを地獄へ落とす。

それが、我ら冥界の戦士たちの使命なのだよ。素晴らしいとは思わないかね?」

ゴダルの母「ついでに全ての人間を地獄に落とせば、

あなたの望む明るい世界が手に入りますわよ。」

ゴダル「明るい世界・・・・?冥界が明るくなると言うのですか?」

ゴダルの父「いや。冥界は永遠に暗いままだが、

お前の望む明るい世界がそこで待っている。」

ゴダルの母「その明るさを人間どもが消しつつあります。」

ゴダルの父「早くしなければ、地上も暗闇に満ちるだろう。それを止められるのは、

冥界の王子・ゴダル。お前だけだ・・・・・っ!!!むん!!!」

ゴダルの父が手から何か黒い闇の塊を出した。その塊が消え、

そこから黒い鎧と仮面が現れた。これは、現在のゴダルが暗黒装着で使った鎧だ。

しかし、この時のゴダルはその鎧を始めて見て、戸惑う。

ゴダル「こ・・・・・これは・・・・・?」

ゴダルの父「これは冥界の王子となった者だけが許される暗黒の鎧。

この鎧はお前の能力をさらに数倍へとあがり、巨人にもなれるのだ。」

ゴダル「巨人に・・・・!?」

ゴダルの母「そうです。この鎧を着ければ、お前はもはや最強の悪魔にもなれ、

その時点で全世界の支配者になれるのですよ。」

ゴダルの父「さァ!!暗黒装着と言うのだ!!!!」

ゴダル「・・・・っ!!暗黒装着!!!!」 ゴダルがそう叫ぶと、

ゴダルの着ていた貴族のような衣装がいきなり消え、黒い鎧が、

ゴダルの身体に向かう。そして、鎧は一部一部ゴダルの身体に着けていき、

やがて最後に仮面が顔に被り、ゴダルは暗黒の鎧戦士となった。

ゴダル「・・・・っ!これは・・・・!!」 ゴダルは自分の身体に鎧が着たところを感心?する。

ゴダルの父「ゆけ!冥界の王子よ!!

地上を制圧し、お前の思い通りの世界を創造せよ!!!」

ゴダル「・・・・わかりました!!必ず地上を征服してみましょう!!」

ゴダルの両親「ふっふっふっふっふっふっふっふっふ・・・・・!!!」

ゴダルは地上征服を決意し、ゴダルの両親は笑っていた。


こうして、ゴダルは冥界仮面となり、無数の兵を率いて地上征服を開始した。

ここ、地上の世界ではゴダルを初めとする、

冥界の魔物たちが人間たちのいるところへ襲撃した。

つづく

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