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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コリス(っ!!!こいつら・・・・・!!)

コリスはあのゴダルとシャドーがいた事はもちろん、

あのマジシャンガールも二人の手下である事に気づく。

なお、シャドーとゴダルは黒ずくめの衣装をしている。

マジシャンガールのショーを手伝っていたのも、この二人だったのだ。

シャドー「相変わらず素晴らしい手品ねェ。

マジシャンガール・・・・。いえ、ジリンダス。」

なんと、マジシャンガールの本名はジリンダスであった

ジリンダス「はっ。全てはあなた様の意思のために・・・。」

シャドー「ねぇ、ゴダル。冥界の中で強いのは、この人で最後よね?」

ゴダル「さあな。」

コリス(マジシャンガール・・・・いや、ジリンダスも、

もしかして、冥界の使者・・・!?だとしたら、

あの現代ではありえないマジックは、やはり冥界の者の仕業・・・!)

シャドー「・・・・良い?ジリンダス。もうクリスタルを倒せるのは、

あなたしかいないのよ。あんたが倒されたら、

私はあいつに会わせる顔がないんだからね・・・!?」

ジリンダス「はい。」  ゴダル「待て。」

シャドー「何かしら?」

ゴダル「クリスタルを倒せるのは僕じゃなくて、

こいつ(ジリンダス)だと?僕は冥界の王子なんだぞ!?」

ゴダルは自分ではクリスタルは倒せないかと思われて怒る。

シャドー「何さ?あれだけクリスタルとの戦いから逃げて、

そんな事が言えるかしら?

他の奴等は皆、クリスタルと戦って死んだのよ。

それに比べて、あなただけ逃げて、死なずに生きている・・・。」

ゴダル「俺はいつもクリスタルを倒すつもりでやっていた。だが・・・。」

コリス(・・・何だか、もめているみたいだ。シャドーさんは、

僕を倒してないゴダルに見切りをつけようとしているのだろうか・・・?)

シャドー「戯言はもう良いわ。ジリンダス。行きなさい。」

ジリンダス「はい。あの少年・・・マリンナーサの王子に、

ジョーカーのカードを渡しました。

あのカードは死を予告するためのアイテムです。」

コリス(ちくしょう・・・!あの人は僕を完全に殺す気か・・・っ!こんなもの!!)

コリスは自分の持ってるカードが自身の死を意味する事に気づき、

怒ってそのカードを思い切り床に投げつけて、捨てた。

ゴダル、シャドー、ジリンダス「っ!!!??」 

だが、3人はその音に気づく。

コリス(し・・・しまった・・・・・!!) コリスは慌ててピンチを感じる。

シャドー「誰!?そこにいるのは!!!」 シャドーたちは走って、

コリスのいるところへ向かった。そして、そこへついたが・・・?

ゴダル「っ!?いない・・・・だと!?」

そう。3人が来たところにコリスがいない。コリスは敵に見つかる前に、

密かにワーピルを唱えて、どこかへ瞬間移動して逃げていたのだ。

シャドー「逃げたか・・・・!一体、誰が・・・・!?」

ジリンダス「・・・マリンナーサの王子ね・・・。」

ジリンダスはコリスが捨てたカードを拾い、彼の仕業であると知る。

ゴダル「あいつは僕らが気づいた途端に、すぐに魔法で姿を消しただろう。

あんな事ができるのは、奴しかない・・・。やはり、奴が始末するべしだ。」

ジリンダス「ゴダル様。ここは共に行動しましょう。さすれば、彼奴も・・・。」

ゴダル「断る!!クリスタルを倒すのは、この僕だけだ・・・っ!!」

シャドー「良いのよ。ジリンダス。彼は孤独が好きだから・・・。

あなたはあなたなりに行きなさい。」


サキたちは既にチェリーとクリフに来ていた。

チェリー「どうだった?コリス兄さんとサキ姉さんと遊んで?」

アレルヤ「うん!コリスお兄ちゃんと遊んで、とっても楽しかった!!」

マリー「サキ姉さんも一緒に遊んでくれて、とても嬉しかったわ。」

サキ「うふふふ。そう言って、私も嬉しいわ^^」

モモ「どう?クリフ。私の隊員たちはとても良い子でしょ?」

クリフ「はい。とても最高ですよ。この子たちの面倒を、

見てくれて、凄く感謝しています。ところで、コリス君は・・・?」

チェリー「あら。そう言えば、いないわねぇ。」

モモ「あ、あの人は単独行動が得意なのよ^^;

恐らく、この船に宇宙人がいるんじゃないと思い込んでるわ・・・。

(・・・コリス。まさか、あいつらのところへ・・・・!?)」

サキ「・・・私、ちょっとコリス君を探して来ます。」

サキはコリスを探そうと、部屋から出ようとする。ところが・・・。

そのコリスがこの部屋に来た。それを見て驚くサキ。

コリス「ただいま・・・。」 サキ「っ!!コ、コリス君!?」

アレルヤ「お兄ちゃん!お帰りぃ~っ!」

アレルヤはコリスを見て、喜んで彼に近づく。

コリス「えへへへへ・・・。ジュースを買っちゃいました。」

コリスは手に持つ白い袋をサキたちに見せる。

袋の中には、ジュースが何個かある。

アレルヤ&マリー「ええっ!?本当!?」 子供たちがジュースと聞き、喜ぶ。

コリス「全員、コーラにしたよ。それぞれ違うと、ちょっと大変だしね。」

アレルヤ「わーい!僕、コーラが大好き。」

マリー「ありがとうございました。私もアレルヤもコーラが好きです。」

コリス「そうか。じゃあ、あげるよ。ほら。」

コリスは袋を置き、そこからコーラを取って、それぞれ二人の子供に配った。

アレルヤ「あははは。見て、ママ。ジュースもらったよ。」

チェリー「本当!?ますます良かったわねえぇぇ~っ!!」

チェリーは笑顔でアレルヤの頭を撫でながら、コリスにこう言った。

チェリー「コリス君。ありがとう!あなたは本当に優しい人ね♪」

コリス「い、いえ・・・。ただ、皆が喜べるなら・・・と。」

コリスは恥ずかしながら、微笑む。

アレルヤとマリーは既にコーラを美味しく飲んでいる。

コリス「あっ!サキさんたちの分もありますよ!」

コリスはまたコーラを取り出す。サキはそのコーラを手にとる。

サキ「ありがとう。コリス君。」 モモ「うん。ちょうど喉が渇いちゃったわ。」

チェリー「私も一つ良いかしら?」 クリフ「僕も・・・・。」

こうして、コリスからもらったコーラを皆で美味しく飲んでいた。

そして、コリスも自分の分も飲んでいた。

クリフ「いやはや。子供はもちろん、

僕らのような大人に気を使ってくださるなんて・・・。」

コリス「いえ・・・。」

クリフ「ところで、コリス君とサキちゃんは、

あのマジックショーは見たかぃ?」

コリス「ええ。見てました。」 サキ「モモ隊長も見てましたしね。」

モモ「ま、まあねェ・・・・^^;」

チェリー「私達も見てたの。すっごく凄かったんだから!」

アレルヤ「本物の怪獣は怖かったけど、凄く面白かった!」

マリー「マジシャンガールも可愛かったです。」

モモ「そうそう!カードで鉄を斬っちゃう凄腕のマジックをしたもんね!!」

チェリー「現実では全くできない方法だったわよね!」

クリフ「爆弾の方も凄かったよ。」

マリー「シルクハットの方がマジックらしかったわよ。」

アレルヤ「とにかく、面白かったよね。マジックショー。」

コリスは皆が楽しく会話している内に、部屋から出ようとしていた。

コリス「くす・・・。ちょっと、行ってきますね。」

そして、コリスは部屋から出た。だが、モモは知っていた。

モモ(・・・ついに戦うのね・・・。) モモは気づいていたのだ。この船に、

シャドーの軍団が潜んでいる事を。マジックショーを見て、すぐに・・・。

コリスはそんなシャドーたちと戦うつもりなのだ。

アレルヤ「ねえ。コリスお兄ちゃん、どこ行ったの?」

モモ「ん?戦いに行ったのよ。悪い人たちと。」

アレルヤ「・・・そうだね。お兄ちゃんはDGCだもんね。」

サキ「そうよ。安心して。コリス君は負けないよ。」

アレルヤ「うん!!」 チェリー&クリフ「ふふ・・・。」


コリスは廊下を走り、ついに船の甲板に来ていた。

そこにシャドーがいた。

シャドー「・・・・来たわね。モモの弟・・・コリス。」

コリス「シャドーさん・・・。今度は何を企んでいるんですか・・・!?」

シャドー「ふふふふ・・・。決まってるじゃない。

あんたの命(タマ)を取るためよ。」

コリス「あのマジシャンガールもあなたの手下ですね・・・・!」

シャドー「そうよ。冥界怪獣の一人・ジリンダス。

マジックショーを開いたのも、彼女の力をわからせるためよ。

言っとくけど、あなたはジリンダスには勝てないわ。」

コリス「どう言う事・・・!?」

シャドー「あの怪獣はゴダルの戦力を上回っている。

ジリンダスは絶対にあなたを殺すわ。

あなたに渡したカードの予告通りね・・・!!」

コリス「そうはさせない・・・・!」 コリスはクリスタルに変身しようとするが・・・。

シャドー「待って!良いのかしら?ここで変身しても・・・。」

コリス「・・・・・・っ!??」 コリスはそれを聞いて、変身の構えを解く。

シャドー「今、ゴダルとジリンダスが船内であなたを探しているわ。

彼らは本当はキレやすい性格でね。もし、あなたを発見できなくて、

イライラしたら・・・・あなたが知っている人たちを人質するかもね?」

コリス「な、何ですって!!??」

シャドー「嫌なら、彼らに会ってあげた方が良いわよォ・・・?」

コリス「く・・・・っ!!あなたは卑怯です・・・・!!」

シャドー「あら?私はそのつもりじゃないけど?

ただ、あいつら自身がそれを望んでいるのよ。」

コリス「・・・・あの人たちには、手を出させない!!!」

コリスはシャドーから離れるように、走った。

つづく

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少女「母さんと父さんはDGCの隊長さんと友達だったのは、

私達もこの前、知ってたわ。」

モモ「・・・・・ん?ところで、この子たちは・・・・?」

モモはチェリーとクリフの近くにいる子供たちを見る。

クリフ「ああ。紹介します。この子たちは私達の子供です。

女の子の方がマリー。男の子がアレルヤです。」

クリフとチェリーの子供であるマリーとアレルヤ。

マリーは小学4、5くらいの少女で白く長い髪をしている少女だ。

アレルヤは幼い少年で、黒い?髪があり、それで右目の部分が隠れている。

アレルヤ「よろしくね!!」 マリー「よろしくお願いします。」

チェリー「皆、私が生んだ赤ちゃんよ!今はもう立派な子供たちなの!!」

モモ「そう・・・。とりあえず、おめでとう!!」

コリス「今回は何故、あなたたちと隊長がここで・・・?」

モモ「うん。チェリーとクリフが数年前の今日で結婚したので、

その記念日として、パーティを開こうと私を誘ったの。」

コリス「そうだったのですか・・・。」

チェリー「せっかくの記念日だから、これくらいはいかなきゃね!」

アレルヤ「ママはね、ときどきこんな感じでいくんだよ。」

サキ「そ、そうなのね・・・・^^;」

チェリー「こら!!アレルヤ!!」

チェリーはサキにそう言ってるアレルヤに怒る。母が息子に注意して当然だろう。

アレルヤ「あぅ;・・・でもね、ママは本当は優しい人なんだよ。」

マリー「ええ。母さんと父さんはこれまで、私達に未来を教えてくれたんです。

特に結婚して赤ちゃんを生んで幸せになれと私に・・・。」

チェリー「女の子はね、好きな男の子と結ばれて、

赤ちゃんを生むの。それはまさに・・・愛の結晶と言うのよ!!

女の子にとって、それはまさに幸せと言う事よ!!」

サキ「そうですか。確かに、子供は二人の恋人が、

結ばれた印ですしね。(私も・・・いつか赤ちゃんを生めるのかしら・・・。)」

アレルヤ「僕にはね、いつかDGCに入って愛すべき人を守れって言われたの。

僕もDGCがだーい好きだから、大きくなったらそこに入るんだ。」

コリス「そうか。もし、入ったら一緒に頑張ろうね。」

アレルヤ「うん!!」 アレルヤが笑顔にそう言い、それを見たマリーも微笑む。

モモ「くす。チェリーとクリフの子供たち。なんか元気があって良いわね^^」

クリフ「ええ。この子たちが元気なのは全てチェリーからの譲りなんです。

この子が元気なのを見ているだけで、私達は幸せなんです。」

モモ「そう・・・。これからも、その子たちを幸せにしてやってね!!」

チェリー「当然よ!子供には大きな幸せと夢を与えなきゃ!!」

モモ「うん!!その使命、モモも手伝うから!!」

サキ「うふふ・・・。ところで、コリス君。そのカード。」

コリス「・・・・ん?ああ、これ・・・。」 コリスは手に持っているカードを見る。

そのカードはマジシャンガールが投げつけた物だ。

そのカードには悪魔のような絵柄と、JOKARと書かれていた。

コリス「・・・・ジョーカー・・・。」

サキ「何か・・・不吉な事が起こらなきゃ良いけど・・・。」

コリス「・・・・そうですね・・・・。(何故、マジシャンガールは、

僕にこのカードを・・・。彼女は何を企んでいるんだろう・・・。)」

チェリー「・・・・そうだ!二人とも、せっかくだから。

DGCの皆さんと遊んでらっしゃい!」


コリスとサキは子供たちと一緒に船内で遊んでいた。

モモはチェリーとクリフと共に、二人の個室にいた。

4人はゲームセンターに来ていた。コリスとアレルヤは、

ウルトラマンの格闘ゲームをやっていた。

アレルヤ「いけっ!!最強のレッドキング!!!」

コリス「なんの!!無敵のゴルザ!!!」

アレルヤはレッドキング、コリスはゴルザで対戦していた。

サキとマリーはまだ遊んでいない。

と、言うかまだ遊ぶゲームが決まってない。

サキ「何か・・・決まった?」

マリー「いえ・・・。あ。これにしましょ!!」

マリーはクレーンゲームに目をつけて、サキの腕を引っ張ってそこへ近づく。

サキ「あ!ちょ、ちょっと・・・・;(やはり、マリーちゃんも子供なのね・・・^^;)」

子供のマリーは大いにはしゃぎ、クレーンゲームのところへ来た。

サキ「じゃあ、私がお金を入れてあげるから、何が欲しいの。」

マリー「えと・・・。あっ!これです!萌香の人形です!!」

マリーはクレーンゲームにある萌香の人形に目をつける。他にも、

いろんなキャラの人形があり、

中にはアザラシになったスィールの人形が目立つ。

サキはお金を入れてさっそくゲームが始まろうとしている。

マリー「私がやります。自分で欲しい物は自分でとらないと。」

マリーはゲームをしている間に、サキは心の中で呟く。

サキ(自分の欲しい物は自分でとるか・・・。良い大人に育つわ。あの子・・・。)

そして、クレーンが萌香の人形を掴み、開口部のところへ落とした。

ついにマリーは萌香の人形をゲットできて、喜んだ。

マリー「やったァ!!サキさん、ついにやったですぅ~っ!!」

サキ「ええ。素晴らしいチェレンジ魂を見せてもらったわよ!」

サキは笑顔で拍手した。マリーは人形を持ながら、サキに近づく。

一方、アレルヤはコリスとの対戦で勝ったそうだ。

アレルヤ「やったああぁぁぁ!!勝ったあぁぁ~っ!!」

アレルヤは勝利して、はしゃいだ。子供は都合が良いと騒ぎやすいのだ。

コリス「いやぁ・・・。強いなァ・・・君・・・^^」

いや。コリスは実は、手加減をしていたのだ。

遊びでは、大人は常に子供に勝利を導いてやるべきだと、

コリスはそう思っているからだ。このように、

4人はしばらくゲームセンターで遊んでいた。


モモはチェリーとクリフの個室で、二人と会話していた。

モモ「あの二人の子供・・・。とても元気だったわよ。」

チェリー「それはもちろん、私達が幸せになったからよ。」

クリフ「幸せとは、他の人も元気にする事。幸せさえあれば、

皆は笑顔になれます。僕らは今、それを実現しているのです。

たとえ、辛い現実にあってとしても、互いを理解し合えば、

試練を乗り越えれば、再び幸せを得られる。」

モモ「そうねェ・・・。あのライバルの子は今、どうなっているか・・・。」

あのライバルの子とは、海モモ第48話において、

クリフに勝って、チェリーを奪おうとした少年の事です。

彼の名前は作者が忘れてしまったので、申し訳ない・・・--;

クリフ「彼なら・・・僕らの事を忘れて、

今は某コーポーレーションを勤めて、働いています。

この船を造ったのも、実はそのコーポレーションからの協力があってこそです。」

チェリー「彼なりに、幸せを求めているに違いないわ・・・。

それより、どんな事がおきようとも、私とクリフと子供たちの幸せは、

決して砕かれはしないわ!私達の夢は不滅よ!!」

モモ「うふふふふ。そうね・・・。そう祈るわ。これからのあなたたちをね。」

3人「あはははははははははははははは!!!」

3人は笑った。このように、3人は仲良く会話しているのだ。


コリスたちは遊び終えて、廊下を歩いていた。

アレルヤ「もっと遊びたかったけど、

そろそろママとパパのところへ戻らなきゃ!!」

コリス「くす。良い子だね。」 コリスはアレルヤの頭を撫でる。

サキ「コリス君。この子たち・・・凄く良い子ね。」

コリス「はい。これも、あの二人の優しさがあってこそでしょう。

将来が楽しみです。・・・・・っ!?」

その時、コリスは何かの気配を感じたか、立ち止まる。

サキ「・・・っ!どうしたの・・・?」

コリス「・・・・すみませんが、先にアレルヤ君とマリーちゃんを、

連れてくれませんか?僕はちょっと、行きたいところがあるから・・・。」

サキ「わかったわ。行きましょ。二人とも。」 マリー&アレルヤ「はい。」

コリスは3人を先に歩いて行かせた。コリスは別の通路を歩く。

コリス「(この中に・・・・奴等が・・・・!)っ!!」

その時、コリスは近くの右の通路から話し声が聞こえてきたので、

物陰に隠れながら、その通路のところをこっそり見る。

そこには、シャドーとゴダル。そして、マジシャンガールがいた。

つづく

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コリス「はい・・・!(この人・・・只者じゃない・・・・!)」

マジシャンガール「ふふふふ・・・・。まだまだ私のマジックは続きます!!

ついて来れるものなら、ついて来てくださいっ!!!」

マジシャンガールはそう言うと、指をパチンを鳴らす。すると、

二人の黒ずくめの人が大きな青い箱を持って来て、彼女の側に置いた。

マジシャンガール「この怪獣のぬいぐるみを箱の中に入れます。」

マジシャンガールは青い箱の中に、

どこからともなく恐竜タイプ怪獣のぬいぐるみを投げて入れた。

マジシャンガール「では、行きます。1.2.3・・・ポン!」

マジシャンガールはもう一度、指を鳴らすと、

怪獣のぬいぐるみが入った青い箱から、思いもよらぬ物体が出てきた。

それを見た人々はまるで恐怖を感じるように叫ぶ。

女性「きゃ、きゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

男性「か、怪獣だああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

箱から本物の怪獣が出てきた。ぬいぐるみの怪獣とほぼ同じである。

怪獣「ギヒャアアアァァァァァァオゥ」

コリス「か、怪獣!!!」

コリスとサキは怪獣と遭遇して、DGCとしての勇姿を見せる。

サキ「ディ・・・・・!」 モモの声「DGCに連絡しなきゃ!!!」

サキがDGCの言葉を発しようとした時、突然モモの声が響いた。

コリス&サキ「え・・・・・??」

二人はいないハズのモモの声を聞いて動揺する。いや、まさか彼女も・・・。

コリス「今の声・・・・。隊長・・・・!?」

コリスがそう言うと、

ピンク髪の長い女性が急にギクッと驚き、彼から離れていく。

マジシャンガール「皆さん。怖がらないでください。

私がすぐに消します。・・・えぃ!」

マジシャンガールは杖で床をコンと叩くと、急に怪獣が消えた。

客たちはそれを見て、安心する。

コリス「なんだ・・・。幻覚だったのか・・・。」

マジシャンガール(くす・・・。馬鹿ね。今の怪獣は本物よ♪)

そして、一人の黒ずくめの女性が鉄の柱を運んで来た。

マジシャンガール「さぁ。今のはやりすぎでしたので、

今度はもっとチャレンジ的な事をやってみましょう。」

マジシャンガールは何故か多くのトランプカードを持つ。

カードの手品をする気か。

マジシャンガール「このカードで鉄の柱を切ってみようと思います。」

客たち「ええええええぇぇぇぇぇぇ!???」

あまりにも無茶すぎる発言に客たちは驚く。

コリス「カ・・・カードで鉄を斬るなんて・・・!」

サキ「無理よ・・・!普通にできるワケが・・・・・!!」

マジシャンガール「それでは・・・行きます!!」

マジシャンガールはカードの束をシャッフルする。そして、

シャッフルし終えたカードの束を鉄の方に向ける。

人々「本当にできるのかァ?」 「無理無理。」 「大体どうやって・・・?」

マジシャンガール「・・・・・はっ!!」 マジシャンガールは一瞬笑みを浮かべ、

根気良く叫ぶ。すると、カードの束がまるで意思があるように一枚飛んで来た。

そのカードはまるで音速に近いくらいな速さで、鉄の柱にあたる。

普通のカードなら鉄の硬さに負けて、落ちただろう。ところが今回は違う。

一枚のカードが鉄の柱をすき通った。カードが鉄を貫いたのだ。

人々「おおっ!!見たか!?」 「ああ!カードが鉄を斬ったように見えたぞ!!」

マジシャンガール「はあああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

そして、束のカードが次々と速く飛んでいき、鉄の柱をすき通っていった。

サキ「コリス君・・・・!これは・・・・!!」

コリス「まるで鉄が・・・・カードに斬られているみたいです・・・・っ!」

その時、マジシャンガールは一瞬だけコリスを見て、笑みを浮かべる。

その瞬間、一枚のカードがコリスの方へ飛んで来た。

コリス&サキ「っ!!!!」 

二人はそれを見て驚く。コリスは危うく、そのカードを取る。

サキ「だ・・・・大丈夫・・・!?」

コリス「は・・・はい・・・。(い・・・今のは、ワザと・・・・?)」

そして、最後のカードも鉄の柱をすき通った。すると、その柱に、

まるで斬られた後が多く出てきた。すると突然、

その柱がバラバラになって吹き飛んだ。カードが鉄を斬ってしまったのだ。

マジシャンガール「・・・・フィニッシュ。」

サキ「せ・・・・切断した!!」 コリス「カードが鉄を・・・・!!!」

モモ「これは普通の人間じゃできない行い。彼女は宇宙人かしら・・・?」

コリス&サキ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

モモがいた。コリスとサキの間にあの、モモ隊長がいた。

二人は突然、モモがこの船に乗っていたとはと驚いていた。

コリス&サキ「た、隊長!!!!!!」

モモ「ん?・・・・あ、見つかっちゃった・・・・^^;」

モモは二人に見つかった事に気づき、汗を流しながら苦笑した。

サキ「な、なんでここへ・・・・?」 コリス「勤務中のハズでは・・・・?」

モモ「ふむ・・・。実はね、知り合いとの約束で来たの。」

コリス「知り合い・・・・?」

マジシャンガール「以上で、私のマジックショーはここで終ります。

最後まで見てくださって、ありがとうございました。」

マジシャンガールの宣言と共に、客たちは歓声と共に拍手した。


こうして、3人は船内のレストランへと来ていて、

そこで食事をしていた。食品は皆、高級な物である。

モモ「いやぁ~っ!このレストランの食べ物、どれも高級で良いわねェw」

モモはステーキやらサラダやらを美味しく食べていた。

サキ「しかも、今回だけ無料なんですって・・・。」

コリス「まあ。この船が完成した記念だからでしょう。今はうんと食べましょう!」

モモ「おおぉぉぉ~うwwwこのケーキ、うまいwwww」

モモはケーキを食べていた。既に2個も食べていたらしい。

コリス&サキ「・・・・・・・;」 二人はモモの食いっぷりに呆れる。

だが、二人も食品を美味しく食べていた事は言うまでもない。

飲み物ではワインがあり、モモとサキがそれを飲んでいる。

コリスは子供なので、コーラを飲んでいた。

ちなみに、ジュースはおかわり自由らしい。

そこに、とある夫婦と子供たちが3人のところへ来た。

男の子「ねえねえ。このお姉さんがパパとママの友達。」

男性「そうだよ。あの人、モモさんが僕らの友人さ・・・。」

女性「こんなところにいたのね、モモちゃん。探していたわよ。」

モモ「・・・・・ん?あっ!!チェリー!!クリフ!!」

コリス「えっ!?では、この人たちが隊長の友人・・・・!?」

モモ「ええ。」 そう。モモを知ってるこの夫婦こそが、

かつてはモモが子供時代で出会った赤子を欲しがっていた少女チェリーと、

彼女に恋をした内気な少年クリフだった。二人とも今や立派な大人になっている。

クリフ「とりあえず、実際に会うのは久しぶりですね。」

チェリー「さっきは電話だけで、ここで待ち合わせするような形だったからね。」

つづく

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今回はウルトラマンクリスタルの第36、37、38話を収録しました。

本当はウルトラマンクリスタルの怪獣図鑑を描く予定でしたが、

時間の問題につき、あえてこれにしました。

第36話はいろんなアニメの魔女っ娘キャラを総登場させました。

第37話はゴダルの過去話です。

第38話はウルトラシリーズでよくある偽物です。

第36話・魔法少女集結(怪獣カプリゴン、魔法少女連合登場

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1105/(パート1

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1109/(パート2

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1112/(パート3

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1114/(パート4

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1117/(パート5

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1121/(パート6

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1125/(パート7(終

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1126/(次回予告

第37話・秘められた真実(地底獣・テレスドン登場

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1129/(パート1

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1134/(パート2

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1137/(パート3

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1140/(パート4

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1143/(パート5

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1145/(パート6

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1149/(パート7(終

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1150/(次回予告

第38話・ええっ!?クリスタルが悪い奴に!?(変装宇宙人イコール星人登場

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1153/(パート1

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1157/(パート2

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1160/(パート3

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1164/(パート4

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1167/(パート5

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1172/(パート6

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1176/(パート7(終

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1177/(次回予告

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