第４６話・デスブラザー！！！ パート５

カズーイ「こ、こっちに近づいて来る！！？」

バンジョー「カズーイのタマゴも通じないと言うのか！？」

デスブラザー「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！！！！」

バンジョーとカズーイはタマゴ攻撃すら通じない事に驚く。

デスブラザーはバンジョーとカズーイに近づきつつある。

カズーイ「このままでは攻撃を受けてしまう！」

バンジョー「こうなったら！！」　バンジョーは走り出す。

そして、カズーイが前に顔を出し、バンジョーが素早く跳ぶ。

バンジョーとカズーイ「くちばしアタック！！！！！」

バンジョーとカズーイはくちばしアタックでデスブラザーを攻撃した。

デスブラザー「ぐああぁぁっ！？」

デスブラザーはくちばしアタックを受けて、さがる。

バンジョー「まだまだァ！！」

バンジョーはカズーイと共に回転しながらジャンプする。

バンジョーとカズーイ「とんぼがえりジャンプ！！！！！」

バンジョーとカズーイはとんぼがえりジャンプで、

デスブラザーの真上に飛ぶ。

バンジョーとカズーイ「くちばしバスター！！！！！！」

バンジョーとカズーイはくちばしバスターでデスブラザーを攻撃する。

デスブラザー「っ！？ぬうぅぅぅん！！」

デスブラザーはバンジョーとカズーイの攻撃に気づき、

両腕でガードする。

バンジョーとカズーイ「何・・・・・っ！？」

バンジョーとカズーイはデスブラザーがガードした事に驚く。

デスブラザー「むうぅぅぅ・・・・！！どりゃああぁぁぁ！！！」

デスブラザーは両腕を思い切り左右に広げ、

バンジョーとカズーイを弾いた。

バンジョーとカズーイ「うわあああああぁぁぁぁぁ！！！！」

バンジョーとカズーイは弾かれて、倒れる。

デスブラザー「ぐふふふ・・・！！少しは強いなァ。

次第に効いてきたぞ。だが、

今のがお前たちの本気である事がわかった。

しかし、まだ俺の力をまだ取得していない部分があるらしいな。

まあ。取得しなくても良い。

これから俺の本当の力を見せるのだからな。」

バンジョー「お前の・・・本当の力だと・・・・！？」

デスブラザー「クククク・・・！熊よ。お前にも相棒がいるように、

俺にも相棒がいるのだよ。出てこい！！ヘルシスター！！！！！」

デスブラザーがそう言うと、赤いリュックから、何かが出てきた。

それは、プテラノドンに似た翼竜のような姿であり、色は青かった。

この醜悪な怪鳥こそ、

デスブラザーの相棒であるヘルシスターだそうだ。

バンジョー「か、怪鳥！？」　

カズーイ「こ、これがあたいだって言うの！？」

ヘルシスター「何だァ？人がせっかく寝てると言うのに。」

デスブラザー「出番が来たぞ。貴様の出番がな。今回の敵は、

俺たちと全く似ている奴だよ。見ろよ。」

ヘルシスター「あん？」　ヘルシスターはバンジョーとカズーイを見る。

デスブラザー「この２匹は俺たちと似たような力を持っている。」

ヘルシスター「それは気にくわないな。

あたいに同じリュックに入ってる奴がいるとは。」

カズーイ「悪かったわね！？リュックに入ってて！！」

ヘルシスター「けど、知っていたよ。

あたいの相棒がこんな２匹と対決している事がな。

まあ。デスブラザーがあたいを使えば戦力はパワーアップするがね。」

バンジョー「こいつ・・・！僕たちの戦いをどうやって見たんだ！？

リュックに隠れたままでは、見れないハズなのに・・・！」

ヘルシスター「あたいはね。目が見えなくても、感覚で、

状況を知る事ができるんだよ。言っておくが、あたいは女だ。」

カズーイ「あたいも女よ！！」

バンジョー「まさか、この相棒の鳥の技を見せるんじゃ・・・！！」

デスブラザー「おお。そうよ。さァ！やるぞ！！ヘルシスターよ！！！」

デスブラザーは素早い走りでバンジョーとカズーイに近づく。そして。

ヘルシスター「キキツキアタック！！！！！」

ヘルシスターがカズーイの技であるキキツキアタックを発動した。

素早い連続による嘴攻撃がバンジョーとカズーイを痛めつける。

バンジョーとカズーイ「うわああああああぁぁぁぁぁぁ！！！！！」

バンジョーの身体に複数の穴ができてしまう。

カズーイの顔にも一つだけ。

ヘルシスター「ふん・・・！赤い鳥。

貴様のパクり技よりはこっちの方がとても強いわ。」

バンジョー「ぐううぅぅぅ・・・・っ！！」

バンジョーはヘルシスターの攻撃を受けて、かなりの激痛に苦しむ。

カズーイ「バンジョー！！・・・悔しいけど、

ここは逃げるが勝ちね！カズーイダッシュ！！！」

カズーイはリュックから足を出し、カズーイダッシュで逃げ始める。

ヘルシスター「またあたいの技をパクりやがったな。

ヘルシスターダッシュ！！！！」

ヘルシスターはリュックから自分の足を出して、

物凄いスピードで走り始めた。

カズーイは全力で素早く逃げ続ける。

デスブラザーから逃げるために。だが、

ヘルシスターがそれより数倍に、

速いスピードでカズーイを追い抜いてしまう。

カズーイ「な、何！？」　バンジョー「カズーイよりとても速い！！？」

バンジョーとカズーイはヘルシスターの圧倒的なスピードに驚く。

ヘルシスターは両足をリュックの中に入れ、

デスブラザーが、カズーイの前に立つ。

ヘルシスター「本家の方が速いんだ。」　デスブラザー「次。」

デスブラザーは前の方へ跳ぶ。そして。

デスブラザーとヘルシスター「くちばしアタック！！！！！！」

デスブラザーとヘルシスターはくちばしアタックで、

バンジョーとカズーイを攻撃した。

バンジョーとカズーイ「うぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！」

バンジョーとカズーイは物凄く吹き飛び、

デスブラザーから離れたところへ落ちる。

バンジョー「ぐ・・・・っ！！ああぁぁ・・・・！！」

カズーイ「う！うう・・・！！い、痛いわ・・・！！」

バンジョーとカズーイの身体はもはや血まみれだ。

だが、敵は容赦しない。

デスブラザー「このまま嬲れ。」　ヘルシスター「タマゴミサイル！！」

ヘルシスターは口からタマゴをミサイルのように連射し始めた。

バンジョー「ぐおっ！！うっ！！わっ！！っ！！」

カズーイ「あっ！！ぎゃ！！くっ！！っ！！」

バンジョーとカズーイはヘルシスターのタマゴを全て受けて、苦しむ。

デスブラザー「さァ！！ヘルシスターよ！！どんどん撃ちまくれ！！！

あと何発でくたばるか試してみようではないか！！！」

ヘルシスターはタマゴミサイルを何発も撃ちつづける。

全てのタマゴがバンジョーとカズーイを嬲り続ける。

バンジョー「ぐうぅぅ・・・！！このままやられてたまるか・・・！！」

カズーイ「こうなったら・・・！ええええぇぇぇい！！！」

カズーイは二つの羽を羽ばたかせ、空を飛び始めた。

バンジョーとカズーイは空中で避難しようとしたのだ。

ヘルシスター「あの鳥。空をも飛べるのか。まあ、良い。

あたいだって空を飛べるんだからね。行くぞ！！」

ヘルシスターも二つの羽を羽ばたかせ、空を飛び始めた。

デスブラザー「わはははははははははははははは！！！！！！！」

カズーイ「空も飛べるなんて・・・・！！」

バンジョー「しかも速い！！？」

ヘルシスターがカズーイにあっと言う間に近づいて来た。

空を飛ぶスピードもカズーイよりヘルシスターが速いそうだ。

カズーイ「く・・・・っ！！」　バンジョー「このおおぉぉ！！」

カズーイがヘルシスターの方に向かい、

バンジョーがデスブラザーに殴りかかる。

デスブラザー「この程度で効くと思うな！！」

デスブラザーは右腕でガードした。

バンジョーのパンチが全く通じない。

バンジョー「ちいぃぃ・・・！！うおりゃああああぁぁぁぁぁ！！！！」

カズーイがヘルシスターから離れると、

バンジョーが空中キックを仕掛ける。

バンジョーの強烈なキックがデスブラザーに届こうとする。だが。

デスブラザー「普通の格闘では通じねーつったわいやああぁぁぁ！！！」

デスブラザーが物凄いパンチでバンジョーを殴り飛ばした。

バンジョー「ぐわああああぁぁぁぁぁ・・・・！！！」

ヘルシスター「ふん！まさか、お前ら・・・！

この技を使ってないワケではあるまいなああぁぁぁ！！？」

バンジョー「この技・・・・！？」

カズーイ「あたいたちが使ってない技って一体！？」

デスブラザー「教えてやれぃ！！ヘルシスター！！！」

ヘルシスター「ああ！！行くぞ！！！」

ヘルシスターはカズーイから素早くさがり、そして、

勢いよく前に出て、物凄いスピードで飛ぶ。まるでミサイルのように。

ヘルシスター「くちばしミサイル！！！！！！」

ミサイルのように飛ぶヘルシスターの強烈な嘴が、

バンジョーとカズーイの身体を貫いた。

バンジョーとカズーイ「ぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！」

そして、バンジョーとカズーイが物凄く弾かれたかのように吹き飛び、

地面へと落ちた。もはや、二人の身体がほとんど血に染まっている。

バンジョー(つ、強い・・・！強すぎる・・・！！こ、

これがデスブラザーの力とは・・・・！！)

カズーイ(あ、

あたいのまだ覚えていない技がとても強いだなんて・・・・！！

だ、駄目・・・。意識が遠くなっていくわ・・・・！このままでは、

やられてしまう・・・・！！何とかしなきゃ・・・・・！！！)

デスブラザー「ふん。奴らめ。いよいよ倒れそうになったな。

まあ、良い。そろそろ、とどめをささなきゃなァ。俺らの力を、

このくだらん世界を守るためにいつまでも使わされては、

こっちが困るんだからよォ。行くぞ。ヘルシスター。」

ヘルシスター「ああ。そうだな。そろそろ決めなきゃ。」

ヘルシスターは倒れているバンジョーとカズーイの真上へ移動する。

つづく

第３４話・渡せない想い パート２

灰間「・・・・上川さん。日下部って誰か好きな人いたか？」

上川「いや・・・。そう見えないらしいけど・・・・。」

大神「まあ。良えやないけ。これも、女の子の秘密じゃろう。

日下部も立派な女の子じゃぃ。」

叶野「確かに、

女性なら誰もが誰かにチョコを渡す事がほとんどですしね。」

大神「特に恋人同士ならのォ・・・・。じゃが、わしのは・・・。」

大神は突然、暗そうになる。

日下部「そっか・・・。大神隊長の恋人は、宇宙人に殺されたから・・・。」

灰間「隊長はチョコを食えないと言うワケか・・・。」

大神には後の恋人となるハズだった親友の女性を宇宙人に殺された。

詳しくは、第９話を参考にして欲しい。それを思い出した、

隊員たちも暗くなりそうになる。

大神「・・・じゃが、ここで暗くなれば、

天国にいるあいつに怒られちまうけェの。」

大神がそう微笑んで言うと、隊員たちも明るさを取り戻す。

日下部「ですよね！

希望を持たなきゃ魔獣や宇宙人と戦えませんから。」

灰間(・・・・それにしても、日下部。一体、誰にチョコを渡すんだ？)


夕方となった。野口は自分の家で、手作りチョコを作ろうとした。

テーブルにはチョコを作るための材料や料理用の道具などがあった。

そして、野口の近くには森下がいた。

森下「ごめんねェ。この家に来ちゃって・・・。」

野口「良いのよ。森下さん、自分でチョコを作りたいんでしょ？」

森下「うん。今までは店などで買った物だけれど、

今年は何故か自分で作りたいと思ってね。

でも、私。お菓子作った事ないし・・・。」

野口「うふふ。私がちゃんと教えてあげる。一緒にゆっくりやりましょ。」

森下「うん！」

こうして、野口と森下はチョコを作り始めようとした。

野口(そうね。ゆっくりやらなきゃ。焦っては駄目。ちゃんとしたチョコで、

灰間君に渡さなきゃ。そうすれば・・・・。)


同じく、別の民家では、ある女性が既に手作りチョコを完成させた。

女性「できたわ！！バレンタインチョコ・・・！

これを愛する彼に食べさせれば・・・。」

その時、窓から何者かが覗いていた。そして、その何者かが消える。

女性「うまく行けば、とても良い方向にいける。そうすれば・・・。」

その時、ドアが開いた。そこから、窓から覗いた者が素早く出てきた。

その者の姿がほとんど見えなかったそうだ。


あるコンビニで、バレンタインのチョコが複数に売っていた。

そのコンビニに何者かが入った。

その者の姿がようやく見えるようになる。

その者は顔が少しだけ醜そうに見え、少年に近い体系であった。

普通の子供が着そうな衣装だが、青い帽子をしていた。

少年「おお・・・・！美味そうだ・・・・。」

少年は多くのチョコを見て、そのチョコに手を近づける。

その時、全てのチョコが一瞬に消えた。

そして、あの少年の姿も消えた。

店員「・・・・ん？あっ！！チョコが全部消えた！！？」

店員はチョコが全て消えたと見て、驚く。


夜になった。灰間は自分の家に帰っていった。

灰間は美由紀と一緒に和室で夕食を食べていた。

灰間(それにしても、野口が俺にチョコを渡すのは、

良いんだけど。日下部は一体、誰にチョコを渡すのかねェ。

少なくとも、俺じゃないかも知れねェが・・・。

そこが何となく知りたい気がするのは、何故だろうか。)

灰間はそう言いながら、ご飯を食べていた。

その時、美由紀が立ち上がった。

美由紀「・・・ちょっとお買い物をしてくるわね。すぐ帰るから。」

灰間「・・・ああ。行ってらっしゃい。」

美由紀は部屋から出て、灰間は食事を続けていた。

その時、

和室で流れているニュースで女性アナウンサーが語り出す。

女性アナウンサー『ここで、新しい事件が起きました。

複数の店で、

売られているチョコレートが全てなくなったとの事です。

何故なくなったのかは全く不明です。警察が捜査をしていますが、

その原因が全く掴めないとの事です。』

灰間「何だって・・・・！？もしかして、また魔族の仕業か？」

その時、灰間のペンダントが輝く。だが。

つづく

魔獣図鑑(ウルトラマンティアーズその３

今回はティアーズの第２６～３３話に出てきた魔獣たちを紹介します。

宇宙サンタ・スーロク星人　　第２６話登場
身長・２～４６メートル　　体重・１２キロ～２万４５００トン
ＣＶ・辻村真人氏
サンタクロースに似た宇宙人だが、
クリスマスを利用した悪事を行う卑劣漢。
口からクリスマスポイズンと言う毒ガスを出す。

クリスマス魔獣・サタングロン　　第２６話登場
身長・５７メートル　　体重・３万トン
スーロク星人に操られる魔獣で、トナカイに化ける。
両目からの光線や両手からの冷凍ガス、
角から電撃を発射する。

凧魔獣・ダルゴン　　第２７話登場
身長・４１メートル　　体重・３０００トン
謎の月光エネルギーを浴びた凧が変異したもの。
凧のように浮かびやすく、口からの火炎や、
体の模様から発する怪光が必殺技。

ペット魔獣・ギョブスン　　第２８話登場
身長・１・２０～６０メートル　　体重・１万５０００トン
ディムと言う魔族の少年に飼われている魔獣で、
姿と大きさを自由に変えられる。ディムと共に性格は、
とても良く、彼の命令を常に聞いている。

恐怖怪獣・ネロギラス　　第２８話登場
身長・７２メートル　　体重・２万７００トン
元キャラ・ファイヤーマン
凶暴で悪意を持った地球怪獣で、殺しを好む。
口から溶解ガスを吐いて、万物を溶かす。
皮膚がとても頑丈で、並みの攻撃は通じない。
　

暴力宇宙人・ギマイラ星人　　第２９話登場
身長・１・８０メートル　　体重・５８キロ
ＣＶ・大竹宏氏、櫻井孝弘氏、緑川光氏、他複数
元キャラ・シルバー仮面
バルザスを育てている宇宙人で、個体が無数にいる。
両腕の銃から光線を出して攻撃する。
白兵戦が得意で、常に集団行動をしている。

電波魔獣・バルザス　　第２９話登場
身長・４６メートル　　体重・１万トン
元キャラ・マグマ大使
電波を吸収して強化していく魔獣で、
その電波をエネルギーに変える。目から電撃光線を、
発射する。皮膚に電波のバリアを張っている。

科学魔人・ハウル星人　　第３０話登場
身長・７４メートル　　体重・２万９０００トン
ＣＶ・家弓家正氏
とても凄い科学力を持った宇宙人で、
死んだ魔獣を蘇られる程の天才。超科学で、
数々の特殊能力が使える。魔族と同じくらいに恐ろしい。

悪戯魔獣・ガルプキン　　第３０話登場
身長・１・５６～４５メートル　　体重・５６キロ～２万１００トン
ハウル星人の科学で復活した魔獣の１匹。
戦力は前と全く同じで、ティアーズとクリスタルのコンビに、
返り討ちにされてしまった。

流星魔獣・ディスタガス　　第３０話登場
身長・６１メートル　　体重・２万５００トン
ハウル星人の科学で復活した魔獣の１匹。
前回の時と全く同じ戦力で、ティアーズを追い詰めるが、
駆け付けたクリスタルの活躍で再びあの世に戻される。

地底魔獣・キングジンジャー　　第３１話登場
身長・８３メートル　　体重・３万２０００トン
元キャラ・ジャンボーグＡ
突然、地底から現れた魔獣で人間の住む街を襲おうとする。
上半身の刃物からロケットのように飛ばし、
両腕の刃からレーザーを連射する。下半身の顔が弱点。

聖水魔人・スィール　　第３２話登場
身長・１・７５～４０メートル　　体重・不明～２万トン
ＣＶ・名塚佳織氏
元キャラ・ティアーズ・トゥ・ティアラ
善良な心を持った魔族で、気弱で不幸体質の持ち主。
水系の魔法を使い、ヤリによる武術が得意。
バム星人に追われて、地球に逃亡した。

宇宙暴漢・イコール星人　　第３２話登場
身長・２～４８メートル　　体重・４５キロ～２万３０００トン
ＣＶ・神崎ちろ氏
 スィールを嫁にしようと企む凶暴な宇宙人。
電流を放つ棍棒が武器で、その打撃力が強い。
女性を虐待する事を好み、趣味としている。

鬼魔獣・オニダーク　　第３３話
身長・６２メートル　　体重・２万トン
ＣＶ・内田直哉氏
鬼の姿をした魔獣で、魔の鬼と呼ばれている。
万物を燃やす魔法が必殺技で、両手からの電撃も使う。
節分の豆が弱点で、それを恐れて眠りを覚まさなかった。

宇宙魔獣・クレオン星人　　第３４話登場予定

誘拐魔獣・グランテラ　　第３５話登場予定

醜悪魔竜・ゲルカドン　　第３６話登場予定

毒花魔獣・バナミロン　　第３７話登場予定

宇宙悪女・マノン星人　　第３７話登場予定

強襲魔獣・ギアクーダ　　第３８話登場予定

頭脳魔獣・ドールック　　第３９話登場予定

鯉魔獣・コイライジン　　第４０話登場予定

ウルトラマンダークティアーズ　　第４１話登場予定

慈愛魔獣・ピグモン　　第４１話登場予定

凶暴化魔獣・エラーガ　　第４２話登場予定

闇の美少女・ニーナ　　第４２話登場予定

古代魔剣士・ザンサツマル　　第４３話登場予定

第４６話・デスブラザー！！！ パート４

デスブラザー「ほほう。俺を倒すってワケか。それも良い。

かかって来い！

お前らの持つ俺に似た能力を見せてみるが良い！！」

カズーイ「言われなくてもそうするわよ！！」

バンジョー「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！！！！」

バンジョーは走りだし、デスブラザーに近づく。

バンジョー「はあぁぁぁ！！」

バンジョーは素早くパンチし、先制攻撃を仕掛ける。だが。

デスブラザー「・・・・ふん。効かねェし。」

体を殴られたデスブラザーだが、ダメージを受けた様子がなく、

少しも動作していない。余裕に立ったままである。

バンジョー「何・・・・！？」

カズーイ「バンジョーのパンチが全く効いてない！？」

デスブラザー「今度は俺の番だな。ふん！！！」

デスブラザーはパンチでバンジョーに反撃する。

バンジョー「ぐああああああぁぁぁぁぁぁ！！！？？」

バンジョーは殴り飛ばされて、倒れた。

カズーイ「ば、バンジョー！！！」

バンジョー「ぐ・・・・っ！？す、凄い威力だ・・・！

まるで、とても硬い鉄に打たれた気分だ・・・・！！」

バンジョーはゆっくりと立ち上がる。

デスブラザー「ふーん。立ち上がれるのかよ。だが、

俺の打撃を数回受けたらどうなるかなァ！？」

デスブラザーはバンジョーとカズーイに向かって走る。

すぐに接近してしまう。

カズーイ「あ、あたいのカズーイダッシュに近いスピードだわ！！」

デスブラザー「はああああぁぁぁぁぁ！！！」

デスブラザーは素早いキックで攻撃する。だが。

バンジョー「くっ！！」　バンジョーはしゃがみ、それを間一髪、避けた。

デスブラザー「ふっ！避け切れたか・・・！」

バンジョー「とあああああぁぁぁぁぁぁ！！！」

バンジョーはアッパーでデスブラザーの顔を攻撃する。

デスブラザー「くく・・・・っ！痛くないわああぁぁい！！！」

デスブラザーはもう片方の足でバンジョーを蹴り飛ばす。

バンジョー「うあああああぁぁぁぁぁ！！！！」

バンジョーはまた倒れるが、すぐに立ち上がろうとする。

カズーイ「こいつ・・・！攻撃力も防御力もスピードも高いわ・・・！！

バンジョー！！通常攻撃ではこいつを倒すのは無理よ！！」

バンジョー「僕もそう思う・・・！ならば！！」

バンジョーは走りながら、自身を転がした。これはローリングアタックだ。

バンジョー「ローリングアタック！！！」

バンジョーのローリングアタックがデスブラザーに命中。ところが。

デスブラザー「ぐっ！？ぬおりゃああああぁぁぁぁぁ！！！！」

デスブラザーはそれに耐え、バンジョーを思い切り殴り飛ばす。

バンジョー「ぐおぁ！！？くうぅぅ・・・・っ！！」

バンジョーは何とか立つ。

デスブラザーは攻撃を受けた体の部分を手で触れる。

デスブラザー「ローリングアタックか。１％くらいは効いたぞ。だが、

その技は元から俺が持っている技よ。見せてやろう。

本家のローリングアタックをなァ！！」

バンジョー「僕のローリングアタックが１％のダメージとは・・・！！」

バンジョーがそう言ってる間に、

デスブラザーが走る。そして、自身を転がす。

デスブラザー「ローリングアタック！！！！！」

転がったデスブラザーはまるで黒い弾丸のように物凄いスピードで迫る。

そして、

そのデスブラザーのローリングアタックがバンジョーとカズーイに決まる。

バンジョーとカズーイ「うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！？？」

バンジョーとカズーイは物凄く吹き飛び、倒れた。デスブラザーは立つ。

デスブラザー「どうだ？１００％は効いただろう・・・。」

バンジョーとゆっくりと立ち上がる。

バンジョー「く・・・っ！？一瞬、意識が飛びそうかと思った・・・。

ぼ、僕のローリングアタックと数倍の威力だよ・・・・！」

デスブラザー「さァ！気力があるなら、

もっと見せてみろよ。他の必殺技を。」

カズーイ「い、いける！？バンジョー・・・！」　

バンジョー「ああ！まだいける！！」

バンジョーは走り、再びデスブラザーに迫る。今度は。

バンジョー「ツメツメパンチ！！！！！」

バンジョーはツメツメパンチでデスブラザーを連続で殴ろうとする。

だが、

デスブラザー「ツメツメパンチ！！！！！！！！」

デスブラザーもツメツメパンチで連続で殴り始めた。

バンジョーとデスブラザーの無数に迫る拳が互いにぶつかり合う。

だが、バンジョーの拳よりデスブラザーの拳の方が強いらしく、

バンジョーが直接殴られてないのに、何故か苦痛を感じる。

バンジョー「ぐ・・・っ！！うっ！(て、手が壊れそうだ・・・！

けど、ツメツメパンチを続けて、相手を攻撃しなきゃ・・・・！！)」

デスブラザー「ははははははははは！！！

まるでなってないぞォ！！」

珍しいツメツメパンチの打ち合いでは、

バンジョーが押されていた。そして。

デスブラザーの１発の拳がバンジョーの顔に直撃。

バンジョー「ぶっ！！」　デスブラザー「おらあああぁぁぁぁぁ！！！」

攻撃を受けたバンジョーはひるみ、デスブラザーは容赦なく、

ツメツメパンチをバンジョーの身体を打ち始める。

バンジョー「うぐああああぁぁぁぁぁぁ・・・・・！！！」

カズーイ「バンジョー！！やめろおおぉぉぉぉ！！！」

カズーイは嘴でデスブラザーの顔を突く。だが。

カズーイ「あぅ！？」　カズーイの顔に振動が起きる。

これを感じたカズーイは苦痛と共にデスブラザーの顔から離れる。

デスブラザー「んん？」

デスブラザーはカズーイの攻撃を受けて、動きを止める。

もちろん、ダメージは全く受けてない。

デスブラザー「ふん！赤い鳥め。少しはやるではないか。」

カズーイ「まっ！一応、バンジョーの相棒だからね！

しっかりしなさい！！」

カズーイはバンジョーの頭を嘴で少し突く。バンジョーは、

まるで体力が大幅に低下しているように、

息をしていた。今でも倒れそうだ。

バンジョー「はぁ・・・はぁ・・・。な、何とかね・・・。」

デスブラザー「くくくくく。おい。熊。その鳥も、もちろん戦えるよな？」

バンジョー「ああ・・・！そうだけど？」

デスブラザー「なら、その鳥の攻撃を見せてみねェか。俺らと同じ、

必殺技だって当たり前のように持ってるハズだろ？」

カズーイ「だったら、見せてあげるわ！！後悔しないでよね！！」

バンジョーは走り、カズーイがデスブラザーに攻撃を仕掛ける。

カズーイ「キキツキアタック！！！」

カズーイはキキツキアタックでデスブラザーを攻撃する。

攻撃は命中したが。

デスブラザー「ぬっ！？どらああぁぁぁ！！！」

デスブラザーはカズーイの顔を思い切り殴る。

バンジョー「カズーイ！！」　バンジョーはデスブラザーからさがる。

デスブラザー「うむ。少しだけ効いた。死ぬ程は痛くはないがな？」

カズーイ「くっ！！顔がぶっ壊れそうだったわ・・・・！」

バンジョー「これ以上、攻撃を受けては不味い！！タマゴで行くぞ！！」

バンジョーはデスブラザーから少し遠くに離れ、反撃する。

カズーイ「タマゴミサイル！！！！！」

カズーイはタマゴミサイルを連射する。

全てのタマゴがデスブラザーに命中する。

デスブラザー「くっ！？ぬっ！！・・・っ！効いてるが痛くはない。

まるで強いマッサージを受けているようだぜ・・・。」

デスブラザーは余裕に笑みを受けている。

カズーイ「た、タマゴミサイルも効かない！！？」

デスブラザー「うははははは・・・・！！お前たち。本当に、

俺と同じ力を持っているのか？ただのパクりではないか。

それでよく、あのグランティの奴らを多く倒した者だ。」

カズーイ「ば、馬鹿にするな！！タマゴミサイル！！！！！」

カズーイはさらにタマゴミサイルを連射し、デスブラザーを撃ち続ける。

デスブラザー「はははははは・・・・！！何度撃っても、

この俺を倒す事などできんわあああああぁぁぁぁぁぁ！！！！！！」

デスブラザーは物凄い速さで走り、バンジョーとカズーイに近づく。

つづく

第３４話・渡せない想い

秋田学園のクラスで、森下が嬉しそうに呟く。

森下「ついに明日かァ・・・。」

灰間「明日、何かあんのか？」

森下「うん！明日はね、バレンタインなのよ！」

徳丸「おおっ！そう言えば、今日は２月１３日だからね。」

森下「うん！私、明日に備えて、今日はチョコを作るの。

野口さんもチョコを作るね？」

野口「・・・・ええ。そのつもりよ。だって・・・。」

灰間「だって、何だ？」

野口「・・・・ううん。何か、言えない感じ・・・。」

野口は頬を少しだけ赤く染めながら、恥ずかしそうに言う。

徳丸「・・・わかった！灰間君にチョコを渡すんだよね！」

森下「おお！！それって本当！！？」

徳丸が明るく言うと、森下もさらに明るくなって、そう聞く。

そして、野口はさらに頬を赤く染めて、答える。

野口「・・・・・・うん。」

灰間「へぇ・・・。そうかぃ。」

森下「んもぅ！翔ちゃんったら、相変わらず無関心だから。

ちなみに、私は徳丸君に渡すつもりだよ！」

徳丸「ええっ！？本当かぃ！僕、すっごくチョコ大好きなんだけど！！」

森下「うん！とっても美味しいチョコをあげるからね。」

徳丸と森下は嬉しく笑い合った。野口は灰間の方を恥ずかしそうに見る。

灰間は何も感心しそうにないような表情をする。

野口(灰間君・・・・・・。)


ウルトラマンティアーズ　　　第３４話・渡せない想い

宇宙魔人・ゼラード星人
登場


ＢＡＲ基地の司令室で、灰間は何かを呟いた。

灰間「バレンタインねェ。確か、女性が好きな男性に、

チョコを渡す日だっけ。まあ、チョコは美味いけど。」

上川「何を言ってるの！？灰間君！」

突然、上川が灰間に近くで叫ぶ。

灰間「ぉわ！？か、上川さん・・・！？」

上川「良いかぃ！？バレンタインと言うのはね、

男女の愛の誓いを許される日なんだ！そして、その女性が、

男性にあげるチョコが、女性が男性に愛を伝える、

とっても神秘なアイテム！！男性がそのチョコを食べる事で、

女性の愛を受け取ると言う事になる！！ただし、

本命になればの話だけどね・・・。義理だとちょっと・・・。」

灰間「・・・もしかして、チョコが欲しいんですか？」

上川「そうだよ！僕には感じるんだ！！明日になれば、

多くの女の子が僕にチョコをくれる事が・・・。

そうすりゃ、僕はモテモテになれるってワケさ！！」

灰間「へぇ・・・。上川さんって、女の子にモテたいのですか。」

叶野「まあ。無理だな。それは、ただの妄想に過ぎん。」

上川「叶野さんって相変わらず現実的ですねェ。

そう言う叶野さんはチョコが欲しくないんですか！？」

上川は笑みを浮かべながら聞くが、叶野は無表情にこう言う。

叶野「くだらん。防衛軍にバレンタインは関係ないハズだ。」

灰間「そうですかねェ。・・・ん？」

灰間は日下部の方を見る。まるで、何か考え込んでいるようだ。

灰間「・・・・・おい。日下部。」

灰間は日下部の近くで呼びかける。日下部はこれに驚く。

日下部「うぁ！？な、何よ！？いきなり声をかけるなんて・・・！」

灰間「何か考えているような感じがするんだが・・・。」

日下部「わ、悪い！？明日、自分でチョコを作ろうかって、

迷っているのよ・・・。一応、作る予定だけど・・・。」

灰間「ほほう。・・・で、誰にあげるんだ？」

日下部「だ、誰だって良いじゃない！？内緒よ！！」

灰間「もしかして、お前。密かに好きな男性とかできたのか？」

日下部は灰間にそう聞かれて、驚く。そして、頬を赤く染める。

日下部「う・・・っ！？そ、そんな事まで聞くつもり！？

い、一応はいると思うけど、絶対にあんたには教えないから！！」

日下部は怒って、灰間から離れた。

つづく