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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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イチゴ「うん・・・・・。アメリカで連続交通事故事件が相次いでいると聞いて・・・・。」

モモ「まさか・・・・。あんた、この事件の謎を知っているの!?」

イチゴ「はいっ!たぶん・・・・少しは・・・・・。」

モモ「少しでもいいから、教えて!!」

イチゴ「・・・・わかりました。それでは、教えましょう!あの連続交通事故事件は、

ただの事件ではありません!!あれは・・・・怪獣が起こしたものですっ!!」

モモとサキ「か、怪獣!!!??」    イチゴは帰ってきた。日恋人の杏に再会するために、

日本に帰還したあのイチゴが、今帰ってきたのだ。この大事件の謎を知る鍵を握って・・・・・。


ロードラッシュは山中のアスファルトを走っている。

テブリッシュ「しかし、不思議だ。何故、轢いた車の運転手が、皆酸欠症なのか・・・・。」

シュドー「あ、それは俺も思うよ。一体どうなったら酸欠症になっちまうんだぁ?」

テブリッシュ「恐らく、酸素の低下やメタンなどのガスを吸ったせいだろうな。

だが、今回は何かが違う気がするんだ。あんな大規模で酸欠症など滅多になさそうだ・・・・。」

シュドー「うぅ~ん!難しいが、コリスが言うにはやはり、何者かがこの事件を仕組んでいるだろう。」

テブリッシュ「・・・・だと良いがな。と言うか、それ以外の事は考えられないしな・・・・。」

シュドー「ああ。じゃ、行くぞ!テブリッシュ!!」

テブリッシュ「ああ!」  そして、ロードラッシュはさらに前進する。

しかし、その前方からまた別の車が。シュドーとテブリッシュは、これを見て驚く。

シュドー「むっ!!こ、こいつは・・・・・!!」  テブリッシュ「不味い!!ぶつかるぞ・・・・っ!!」

そう。この車の運転手もまた酸欠症にかかっていたのだ。

このままでは、ロードラッシュと衝突し、事故を起こして死を呼んでしまうだろう。

テブリッシュ「こいつも酸欠症か・・・・!避けろ、シュドー!!!」

シュドー「んなこたァ!わかっているさ!!!」

シュドーは勢いよくハンドルを回して、ロードラッシュを右方に曲げながら前へ進んだ。

これにより間一髪、別の車との衝突を避ける事ができた。その車は今でも真っ直ぐに走る続ける。

シュドー「ふぅ・・・・。なんとか避けきれたぜ・・・・・。」

テブリッシュ「しかし、今の酸欠症の運転手の車も、前方から出たぞ・・・・!

もしかすると、この前の方向には何かがあるハズだ!進むんだ!シュドー!!」

シュドー「おうっ!突っ走ってやるぜ!!!」

ロードラッシュは前方に何かがあると感じて、真っ直ぐ進み続ける。そして・・・・・・。

テブリッシュ「・・・・・うっ!?こ・・・・これは・・・・・・!!?」

ロードラッシュの前に何やら薄く白いガスが漂っていた。このガスは何だ・・・・?

シュドー「な、なんだこのガスは!?」

テブリッシュ「わからないが、これは只のガスではない!!・・・・っ!?これは!!」

テブリッシュはレーダーに何か文字が映し出された事に気づく。その文字は、

【Warning signs】と書かれていた。その文字に刻まれた枠は赤く点滅していた。

そして、その下にはさらに小さな英語の文字が書かれてあった。

テブリッシュ「わかったぞ・・・・・!このガスは酸欠ガスだ!!」  シュドー「なんだって!!?」

そう。今、ロードラッシュの周りに漂う白いガスは、酸欠ガスだったのだ。

このガスによって、多くの運転手が酸欠症となり交通事故を多く起こしてしまったのだ。

テブリッシュ「いかん!!早く特殊ガスマスクをつけるんだ!!!」

シュドー「お、おうっ!!!!」  酸欠ガスにやられる前に、シュドーとテブリッシュは、

それぞれ特殊ガスマスクをつける。このマスクによって二人は、

酸欠ガスを受けつかずに、そのガスの中に入って自由に走れるのだ。

シュドー「・・・・・よし!なんとかこのガスを吸わずにすむ・・・・!」

テブリッシュ「しかし、こんな山中に酸欠ガスがあるとは・・・・・。

この山の近くには工場などないハズなのだが・・・・・??」

シュドー「わからねぇけど、これもやはり何者かの陰謀かも知れないぜ・・・・!」

その時、謎の声がこのガスの中に響きだした。

謎の声「クワアァァァァオゥ・・・・・」   二人はその声を聞いてビクつく。

シュドー「っ!?な・・・・なんだ、この声は・・・・・!!?」

謎の声「ピイイイイィィィヨゥン」   そして、またあの声が響く。

テブリッシュ「こ、これは・・・・!怪獣の声だ!!!」

シュドー「・・・・っ!確かに聞こえた。あれは怪獣だ・・・・・!!」

その時、ロードラッシュが走るアスファルトから左の方に謎の巨大なシルエットが。

そう。二人の思ったとおり、こいつは怪獣のシルエットだ。そして、シルエットで隠された、

その巨大な姿が徐々に現してくる。その姿はまるで爬虫類がたったような姿で、

頭に3本の角、口に2本の鋭い牙が生えていた。まさか・・・・この怪獣の名はバロンザウルス。

テブリッシュ&シュドー「やはり、怪獣だったのか!!!?」

バロンザウルス「クワアアァァァァオ!ピイイイィィィィヨゥン」

バロンザウルスは自分の方を見て、停まったロードに向かって襲い掛かろうとした。

テブリッシュ「こっちに向かってくる!!」   シュドー「襲ってくる気だな!?攻撃だ!!」

ロードラッシュは拡散レーザーで、バロンザウルスに攻撃を仕掛けた。

バロンザウルス「クワアアァァァァオ!ピイイイイィィィィヨゥン」

無数のレーザーを浴びるバロンザウルスは一度ひるみながらも、

ロードラッシュの方に近づいて、口から白いガスを吐いた。

シュドー「うわっ!!」  そして、ロードラッシュは敵のガスを避けるように、バックする。

テブリッシュ「この怪獣が吐いたガス・・・・!酸欠ガスだ!!!そうか・・・・・!

この怪獣が、酸欠ガスを撒き散らして多くの車の運転手を酸欠症にしていたのか・・・・・!!!」


イチゴ「そうです・・・・!この連続交通事故事件を引き起こした犯人は、

怪獣バロンザウルス。5億年前の時代から生きた古代の恐竜。」

サキ「バロンザウルス・・・・・・!?」   モモ「その怪獣が犯人だって・・・・・!?」

イチゴ「はい。バロンザウルスは口から酸欠ガスを吐く事ができるんです。

フランスで、その怪獣が暴れていて、酸欠ガスで人々を苦しめたとの記録が、

日本科学特捜隊のファイルにもありました。そして、別固体の奴は今・・・・・っ!」

モモ「そうだわ・・・・。この事件の犠牲者である車の運転手さんたちは皆、

酸欠症にかかっていたわ・・・・っ!と、いう事は・・・・。この事件の犯人は、

あなたの言うバロンザウルスとやら!!!」   そう。この連続交通事故事件を引き起こしたのは、

古代怪獣・バロンザウルスであった。バロンザウルスは口から吐く酸欠ガスで、

通りかかった車の運転手たちを次々と酸欠症にして交通事故を多く起こしてしまったのだ。

ピンキーも、怪獣の犠牲者の一人であったのだ。

サキ「そんな・・・・・!じゃあ、事件の元凶が怪獣だったなんて・・・・っ!!」

モモ「バロンザウルス・・・・・!あんな怪獣を許してはいけないっ!!!

サキ!コリスに連絡して!!イチゴはシュドーとテブリッシュに連絡をした!!!」

サキとテブリッシュ「了解!!!!」


白いガス(本当は酸欠ガス)が漂う山で、ロードラッシュにバロンザウルスの戦いが続けられていた。

シュドー「くらえっ!!!」  ロードラッシュは拡散レーザーで怪獣を攻撃し続けていた。

バロンザウルス「クワアァァァァァオ!ピイイイィィィィィヨゥン」

攻撃を受け続けるバロンザウルスであるが、何故か効き目がなくなってきて、

そのまま酸欠ガスを吐きながら、ロードラッシュに近づこうとした。

テブリッシュ「くそ・・・・・っ!!こうなれば、援護要請を・・・・・!!」

その時、通信機が鳴り出した。シュドーはこれに気づき、テブリッシュにこう言った。

シュドー「テブリッシュ!通信が来たぞ!!」

テブリッシュ「わかった!・・・・こちら、テブリッシュ!!」

イチゴの声『こちら、イチゴ!!事件を起こした犯人の正体が判明しました!!』

テブリッシュ「・・・・・っ!?イ、イチゴ!!?お前、日本から帰ってきたのか!?」

シュドー「も、もう・・・・!休暇はいいのか!?」

イチゴの声『事情は後で話しておきます!!それより、聞いてください。

犯人は怪獣バロンザウルス。奴は口から酸欠ガスは・・・・・!」

テブリッシュ「その怪獣ならもうとっくに俺達が戦っているよ!!!」

イチゴの声『え・・・・・っ!?もうわかっていたんですか!?』

シュドー「俺達が事件の元凶を探していて、たまたまそいつが見つかったんだよ!!」

イチゴの声『そうですか・・・・・!では、念のため、応援を要請します!!』

テブリッシュ「了解した!!」  シュドー「それまで俺達が奴にダメージを与えておく!!」

イチゴの声『了解しましたっ!!!』

そして、ロードラッシュは再び拡散レーザーで、バロンザウルスを攻撃する。

バロンザウルス「ピイイイィィィィヨゥン」   攻撃を受けている怪獣だが、

それを耐え抜きながら、ロードラッシュに殴りかかろうとした。

バロンザウルス「クワアァァァァオゥ」  ついに、バロンザウルスの拳がついに振り下ろされた。

しかし、ロードラッシュはバックして、その打撃を避けた。

つづく

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