不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
スピニット・ブラック「・・・・・・っ!?速い・・・!??」
スピニットブラックはカズーイが素早く走って、物凄い速さで避けられた事に驚いた。 プルレス「カズーイダッシュだ!!」 エレナ「敵はあまりのスピードにビックリしたわ!!」 カズーイ「このまま逃げながら作戦を立てないと・・・・・っ!」 スピニット・ブラック「ほう・・・・・!では、私も・・・・・・!!」 カズーイは物凄いスピードで走っている。だが、スピニットブラックもいきなり俊足で横に走った。 バンジョー「なっ!?敵がすぐに追いつく・・・・・!!!」 カズーイ「・・・っ!!」 スピニットブラックも物凄い速さでカズーイとバンジョーに迫る。 カズーイは敵の攻撃を避けようと、横に曲がって走った。しかし、スピニットブラックは、 一瞬止まり、走る二人に横姿を見せて再び高速移動を開始して追いつく。 バンジョー「な・・・・なんだって・・・・・!!?」 スピニット・ブラック「ふははははははははは!!!!!走りでも負けぬつもりよっ!!」 バンジョーとカズーイ「くぅ・・・・・・っ!!」 カズーイとスピニットブラックはお互い、 素早い走りを披露しながら、周りを走り回っていた。 プルレス「す・・・・凄い・・・・・・!!」 エレナ「ど・・・どっちが勝つの・・・・・!?」 ボトルズ「・・・・・黒いスピニットの伝説は・・・・太古の昔にありました・・・・・!」 エレナ「え!?い・・・・いきなり何を言うの・・・・!?」 ボトルズ「・・・・この城に来て、ある重要な事を思い出して、今やっと。その謎が解明できました。」 プルレス「重要な事・・・?解明・・・・?」 カズーイとブラックはまだ走り続けている。 カズーイ「くっ!このままでは限界が来るわ!!バンジョー!ダッシュを止めるわよ!!」 バンジョー「わかった・・・・・!」 バンジョーがそう言うとカズーイは両足をリュックに引っ込めた。 バンジョーは両足を床に着くが、とても高速移動の影響か少し足がずれていた。 バンジョー「・・・・・っ!てやあぁぁぁっ!!!」 そして、バンジョーはすぐに目の前に迫る、 スピニットブラックに向かってジャンプ。高いジャンプ力でブラックを通り越した。 スピニット・ブラック「むっ!?」 ブラックは後ろの方を向いた。そこにバンジョーが着地する。 バンジョー「よし!間合いに入ったぞ!!」 カズーイ「くらえ!!タマゴミサイル!!」 カズーイはタマゴミサイルを何発か発射し、スピニットブラックを攻撃した。 スピニット・ブラック「ぐおっ!?くっ!!・・・・っ!!」 何発かのタマゴ攻撃を受けたブラックは、 その激痛にひるみ始める。ブラックが初めてピンチを見せた。 バンジョー「よしっ!ついにダメージを与えたぞ!!」 カズーイ「このまま撃ち続ければ・・・・!」 スピニット・ブラック「ふふふふふふ・・・・!確かに私はこれに苦痛を感じているが・・・・? いつまでひっくり返らせられますかねぇ?」 思えば、ブラックは何度タマゴ攻撃を受けても、 裏返らなかった。そして、残った数のタマゴを両方のハサミを左右に振って跳ね返し、破壊した。 スピニット・ブラック「むぅん!!!」 バンジョーとカズーイ「ああっ!???」 ボトルズ「・・・・この前、僕はある辞典を読んだ時、砂の城に関するページがあったんです。 その砂の城には太古よりシャークックアイランドに存在し、その城を攻めようとした者の前に、 黒き巨大な蟹が現れると書かれていました。それが、今バンジョーとカズーイが戦っている、 このスピニットブラックです・・・・!」 ボトルズはスピニットブラックに指を差した。 バンジョー「ツメツメパンチ!!!」 バンジョーはツメツメパンチで連打攻撃にかかる。 スピニット・ブラック「ほう!ラッシュ攻撃ですか・・・・。では、こちらもぉ・・・・! オラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!」 ブラックもハサミによるラッシュ攻撃で、 バンジョーの連続パンチに対抗。バンジョーの連打とブラックの連打が激突した。 バンジョー「おおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」 スピニット・ブラック「ゥオラアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」 バンジョーの拳とブラックのハサミが多いにぶつかり合う。激しい拳と拳のぶつけ合いだ。 スピニット・ブラック「うぬ!?」 そして、バンジョーはいきなりラッシュを止めた。 ブラックはこれを見て動揺するが、今度はいきなりカズーイが攻撃を仕掛けた。 カズーイ「キキツキアタック!!!!」 カズーイの連続突きに、ブラックがひるむ。 スピニット・ブラック「うぐぅ・・・・っ!!なんのぉ・・・・これしきゃあぁぁっ!!!」 スピニットブラックはハサミを思いっきり振り上げて、バンジョーの腹を殴った。 バンジョー「ぐは・・・・・あぁぁ・・・・!!!」 バンジョーは痛みのあまり血を吐いた。 ボトルズ「その黒き巨大な蟹はとてつもなく凶暴な力で進入せり愚かなる者を次々と、 その命を奪い続けていました。ですが、それにはワケがあったのです。太古の城には、 美しい人魚のお姫様がいたのです。スピニットブラックはずっと昔から・・・・!」 プルレス「そのお姫様を守るためにこの城で、攻めてくる敵と戦い続けたんですね・・・!」 エレナ「あいつ・・・・。見かけによらず、メルヘンなところもあったのね・・・・・。」 ボトルズ「ですが・・・・。そのお姫様は寿命のため、死んでしまいました・・・・・!」 プルレス「えっ!!??」 エレナ「じゃあ・・・・!なんであいつは今でもこの城に・・・・!?」 二人はブラックが守っていた姫君の死に驚く。ボトルズは何所か切なさを見せながら話し続ける。 ボトルズ「そこまでは辞典には書かれていませんでした・・・・!でも、僕には・・・・。 わかる気がします・・・・!奴は、この城を姫の形見として守り続けているんだ!!」 バンジョー「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」 スピニット・ブラック「ぬっ!?」 バンジョーは高いジャンプでブラックの真上に跳んだ。そして、カズーイの嘴を敵に向けた。 バンジョーとカズーイ「くちばしバスター!!!!!」 そして、二人は強力なくちばしバスターを、 スピニットブラックに叩き込んだ。すると、ブラックはあまりの激痛についに裏返った。 スピニット・ブラック「ぐああぁぁぁぁぁ!!!?」 バンジョー「やった!!ついに裏返った!!」 カズーイ「前に一撃で死んだスピニットがいるくらい強力な必殺技だからね!!」 スピニット・ブラック「ぐぅ・・・・!!守らねば・・・・!かつて愛しかった姫様の城をおぉぉぉっ!!!」 ブラックは昔愛した姫の眠る砂の城を守る執念のためか急に立ち上がった。 カズーイしつっこいわねぇ!!!」 バンジョー「こいつを攻略するには・・・・・っ!!」 スピニット・ブラック「姫様・・・見ててくださいっ!!!スピニッツ・フレイム!!!!!!」 スピニットブラックは口から赤黒い火炎を吐いた。その時、ボトルズが叫ぶ。 ボトルズ「気を付けて!!辞典によると、その火炎を浴びた者は必ず灰になっちまいます!!!」 バンジョーとカズーイ「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!とんぼがえりジャンプ!!!!」 バンジョーとカズーイはとんぼがえりジャンプでブラックの火炎攻撃を避け、 敵の真上へ跳んだ。そこへ再びくちばすバスターを繰り出した。 バンジョーとカズーイ「くちばしバスター!!!」 スピニット・ブラック「ぅおああぁぁぁぁぁ!!!!」 ブラックは再びくちばしバスターを受けて裏返る。しかし、また立ち上がる気だ。 スピニット・ブラック「ま・・・まだ・・・・!!」 しかし、バンジョーとカズーイはまだ宙に浮いていた。 バンジョーとカズーイ「リバースバスター!!!!」 バンジョーとカズーイは、 そのまま再びくちばしバスターを繰り出し、ブラックの赤い部分に直撃した。 スピニット・ブラック「う、うぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」 そして、その赤い部分が嘴が突きたてたところからヒビが大きく入った。 スピニット・ブラック(姫様・・・・・間もなく・・・・貴方の側へ参りますぞ・・・・・・。) ブラックは涙の溢れる目を閉じる。すると、スピニットブラックはついに、 体が爆発するような勢いで粉々になった。砂の城の守護神はこの一戦でこの世をこの世を去り、 天国にいる太古の砂の城の姫君の元へと旅立った。バンジョーとカズーイは勝利をつかんだ。 ボトルズ「・・・・・辞典によれば、この城は昔ではもっと大きかったと聞きます。 それが、自然のせいか今はこの部屋でしかない程、小さくなってしまったのですね・・・・。 太古の姫君はこの部屋でパズル遊びをしていたそうなんです・・・・。」 エレナ「・・・・本当は優しかったのね、あの黒いスピニットは・・・・。」 プルレス「・・・・・なんか、可哀想だね・・・・・。でも、僕たちは・・・・。」 そして、バンジョーはオリのところに来て、その中に輝く物を見つける。それは、ジグソーだった。 バンジョー「・・・・ゴールデン・ジグソーだったのか。これが褒美なのか・・・・。」 カズーイ「なんか気まずいかも知れないとも思うけど、あたいたちは、 グランティを倒すなに必要なんだわ。悪いけど、もらうわね・・・・!」 バンジョーはまたジグソーを手に取り、ゲットした。これで10個となった。 かくして、5人は砂の城から出て、地上に戻った。しかし、この時は夕日であった。 5人はそれぞれ切ない思いで、誰もいなくなった砂の城を見つめていた。 プルレス「・・・・本当にこれで、いいのだろうか?」 カズーイ「ん?何が?」 ボトルズ「僕たちは・・・・太古から続けられた想いを断ち切ってしまった気がするんです。 それが・・・・僕にとっては辛いと思うんです・・・・・。」 バンジョー「でも・・・・僕たちはグランティを倒すために、やるべき事をやらなきゃいけない事もある。」 エレナ「私も・・・・海賊としての誇りをかけて戦わなければならない。」 ボトルズ「・・・・たとえ、相手がなんであろうとも・・・言うのですか!?」 エレナ「時には戦わなきゃいけない事もあるのよ・・・・。やりたくなくても、 やらなきゃ・・・・前へ進めないかも知れない事もある・・・・・っ!」 エレナは手をぐっと握り締める。しかし、すぐのゆるめ、少し微笑んだ。 エレナ「・・・・・さぁ!皆、帰りましょ!!海賊船へ!!!」 バンジョーたち「うん!!!」 カズーイ「ところで、あのバケツが見当たらないわね。」 プルレス「さぁ?もうどっか行ったんじゃない?」 ボトルズ「きっと何か事情が起きたのでしょう?でも、また会えると思いますよ^^」 プルレス「そうですねw」 バンジョー「それじゃ、帰ろう!!!」 こうして、オレンジに輝く海に囲まれた島での一日を終えようと、そして、 その日での喧嘩の傷を癒そうと、5人は海賊船へと帰りました。 それにしても、この島に砂の城があるとは驚きでしたね。その城には、 太古の姫と一匹の怪物の愛を繋がっていたのです。たとえ、この城の財宝たる、 ジグソーがなくても、姫君と怪物はあの世で再び愛し合える事でしょう。 そして、バンジョーたちと出会ったバケツの少年、リーキー。 彼は再びバンジョーたちに会う事になるでしょうか?いずれにせよ、 この島がグランティの支配下である限り、バンジョーたち・・・・そして、 クラッシャーは戦い続けるでしょう。それは、あまりに過酷な物語なのです・・・・。 次回に続く PR |
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