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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コリスの言うとおり、このテントは何所か怪しい雰囲気を漂わせていた。

そのテントを見たコリスは、とてつもなく邪悪な感情を感じ取って、少し苦しそうであった。

コリス「く・・・・・・っ!!(・・・このテント・・・・悪魔が住んでいるというのか・・・・!??)」

ハリー「コリス・・・・・。大丈夫か?」 ハリーは苦しそうなコリスを心配する。

コリス「・・・・・っ。はい。少しは・・・・・・。マサヒロ君。このテント・・・・悪魔が住んでると思う・・・!」

マサヒロ「悪魔・・・・・・。実は、前から僕もこのテントには悪魔が住んでいそうだと思ったんだ・・・・!」

コリスとマサヒロは悪魔が住んでると思われる怪しきテントに進もうと足を動かした。

ハリー「・・・・っ!?おい、君たち!?まさか・・・・・このテントに入ろうと・・・・・!!?」

ハリーの声を聞いたコリスとマサヒロは一度止まり、二人がハリーに向かってこう言い返す。

コリス「・・・・ごめんなさい。でも・・・僕はこのテントに入らなければいけないと思います・・・・。」

マサヒロ「・・・・・僕もこのテントの中がどうなっているのか、このカメラで撮って、

そのテントの秘密を写真に収めてそれを世間に見せてみたいんです・・・・・!行こう、コリスさん。」

そして、再びコリスとマサヒロは再びテントへと歩き出す。

ハリー「お、おい!君たち・・・・・!・・・・・っ。」 ハリーは再び二人を止めようとするが、

二人はそうしてもそのまま歩き続けていると思って、止めるのをやめた。

そして、コリスとマサヒロはテントの前に立った。

コリス「・・・・・・・本当にいいの?もし、入ったら二度と・・・・・・。」

マサヒロ「大丈夫さ!出口ならどこにでもある。このテントにもきっと・・・・・。」

コリス「・・・・じゃ、入ろう・・・!!」 こうして、二人は入り口の紙?をめくって、テントに入り込んだ。

ハリー「・・・・ついに二人はテントに入っちまった・・・・・。・・・・じゃあ、俺は、

あの二人はいつ戻るか、待っておくか・・・・・。」 ハリーはテントには入らないらしい。


かくして、コリスとマサヒロはテントの中に入った。そのテントの中とは・・・・?

コリス「・・・・・・・こ・・・ここは・・・・・!!」  マサヒロ「ここが・・・テントの中なの・・・・!?」

二人はこのテントの中の恐ろしさに驚いた。部屋では、外から見た大きさよりもとてつもなく、

大きかった。しかも壁では色が紫で、まるでファンタジーの世界であるような星がたくさんあった。

床では、無数のゾンビのような者が中央から出てくるように描かれてあった。

コリス(・・・・・紫の夜の壁紙にゾンビたちの描かれた床・・・・!ここはホラーハウスか・・・!?)

マサヒロ「・・・・なんて恐ろしいんだ!でも、これこそが最大の不思議だぁ~い!」

マサヒロはそう言うと、カメラで壁や床を一枚図ずつ撮った。

コリス「・・・・気を付けて。何か蠢いている感じがするよ・・・・・!」

コリスがそう言い、二人は床の中央まで歩く。マサヒロは歩きながら話す。

マサヒロ「・・・・このテントに入った人々は前に、興味ありそうだからとか、

怪しそうだからと言って入ったんだ。でも、その人たちは今・・・・・。」

コリス「・・・・・っ!(・・・・助けなきゃ。僕が・・・・・。)」 そして、二人は床の中央に立った。

ちなみに、その中央の床には黄色いシンプルの○マークが描かれていた。

そこからたくさんのゾンビが出てきたと言っていいだろう。二人は周りを慎重に見回っていた。

コリス(一体何が起こる・・・・!?なんでもいいから、仕掛けを出してみろ!僕は負けないぞ!!)

その時、突然謎の奇声が部屋中に響き始めた。その声は狂った子供のような声に聞こえた。

謎の奇声『ハロオオォォォォウ!ウゥゥェレゥクァワアアァァァァァモゥッ!!!!』

コリス「だ、誰だ!!!!」 マサヒロ「こ。このテントを立てた奴なのか!?」

謎の奇声『ウィッツシィィヨオオオオォォォォォトァアアアウィイ・・・・ムッ!!!!!!』

謎の声がそう言った後すぐに、床の絵が一瞬で変わった。大きく開いた口のような絵だった。

歯がまるで怪獣の牙のように見える。そして、その大きな口が立体化した。

コリスとマサヒロ「っ!!???」 コリスとマサヒロを呑み込んでしまった。


同じ頃、テントからコリスとマサヒロの悲鳴が大きく聞こえてきた。

コリスとマサヒロ「うわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

ハリー「・・・・・っ!?コリス!!マサヒロ君!!!」   二人の悲鳴を聞いたハリーはテントに、

近づこうとするが、危険だと承知して止まった。

ハリー「・・・くっ!ダメだ・・・・。助けようと俺も入ったら・・・・何が起きるかわからねぇ・・・・!!

・・・・・そうだ!こんな時は、DGCに通報だ!!よ~し!待ってろよ二人ともおおぉぉぉ~!!!」

ハリーはさっそく携帯電話を取り出した。それでDGCに連絡しようとするつもりだ。


DGC本部の司令室では、テーブルに置いてある電話が鳴り出した。

イチゴ「もしもし、DGCです。」  イチゴが受話器を取って電話する。相手はハリーだった。

ハリーの声『コリスの保護者です!今、コリスと子供が変なテントに入って、

何かが起きたそうです!!場所は・・・・・・!!』

イチゴ「・・・・・あなたたちのいる町ですね・・・・・・!」

ハリーの声『・・・・あ。はい、そうですが・・・・・。』

イチゴ「こちらも既に町で謎の異常事態が発生している事は察しています。

我々はこれからコリス君のいる町へと急行しようとするおつもりです・・・・・!」

ハリーの声『そうですか!では、お願いします・・・・・!!』


とても暗い場所。何も聞こえぬこの場所にコリスとマサヒロが眠っていた。

そして、別のところではその二人の姿をスクリーンで見ようとする者がいた。

その別のところとは・・・・どこかで見た事のあるような城の内部のようなところであった。

そこのスクリーンでコリスとマサヒロの眠っているところを見ている者は・・・・。

露出度の高い黒い衣装。長く赤い髪。・・・・しかも胸が大きい。その者は女性・・・・。

そう、この女性はなんと。シャドー。悪夢のプリンセス・シャドーであったのだ。

シャドー「ふふふふふふふふ・・・・!モモの弟め、ついにこのテントに入り込もうとしても、

大間違いよっ!!このテントにはおんそろし~トリックがあるなの♪

あんたなんかにこのテントの謎を解けやしないわ!!まあ、万が一の事も考えて、

【奴】を配置したけどね・・・・・・・。ククク・・・・クククククククク・・・・・・!!!」

シャドーは悪役のような笑みを浮かべて、笑っていた。何かよからぬ事を考えている。

・・・・そう。謎の奇怪なテントはシャドーが立てたものだった。それとも、彼女の部下の誰かが・・・?

しかし、何故・・・・?シャドーはあのような奇怪なテントを立てたのだろうか?


暗い場所でコリスはようやく目を覚まし、起き上がった。

コリス「う・・・・うう・・・・ん。・・・・・っ!マサヒロ君!マサヒロ君!!」

コリスは眠っているマサヒロの体をさすって起こそうとした。

マサヒロ「・・・・・っ!うう・・・・ん・・・・。・・・・あ!コリスさん。」

マサヒロも目を覚まして起き上がった。コリスはほっと一安心した。

コリス「よかった・・・・・・・。でも、ここは一体・・・・・?」

マサヒロ「・・・・・僕たち、さっきの変な大きな口みたいなものに呑み込まれたから・・・・・。」

コリス「・・・・・うん。床がいきなり変化したからね・・・・・。恐ろしいトリックだ・・・・・。」

マサヒロ「あの大きな口は・・・・きっと、怪獣の口だと思うんだ。」

コリス「怪獣か・・・・・・。だったら、怪獣が建てたテントかも知れないね・・・・。」

マサヒロ「・・・・だとしたら、一番すっごい不思議かもねw」

コリス「あはははは。そ・・・そうだね・・・・^^;」  その時、突然不気味な笑い声が響きだした。

謎の声『イ~ヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ・・・・キイィィ~ヒッヒッヒッヒッヒッヒ・・・・・!!』

コリスとマサヒロ「っ!??」  二人は聞いた事のある声に驚く。

その声はさっきの声と全く同じであった。二人は恐ろしい声による笑い声に震える。

コリス「・・・・・さっきの声の者・・・・・!!さっきのトリックはお前がやったのか!??」

そして、二人の前に奇妙な顔が現れた。何故かクロス状になっている白い目。

明るそうで恐ろしそうに笑っている口。その間に大きく青く丸い華。それを白い線が囲み、

上の部分には緑の派手な髪?があった。肌が何故か黒かった。

その顔はまるで、恐怖のピエロと自称するような顔であった。

マサヒロ「ピ・・・・ピエロのお化け・・・・・・!!」 コリス「く・・・・・っ!!」

二人はそれを見て凄まじい恐怖を感じていた。このピエロの顔の者は一体なんなだろうか?

コリス「・・・・・だ、誰だ・・・・・!?お前は・・・・・・!!」

つづく

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