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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ヤム・ヤム「・・・・うーむ!ヤム?あの熊たちは・・・・・?」

ヤム・ヤムが気が付くともうバンジョーたちの姿はなかった。かくして、

バンジョーたちは無事、ヤム・ヤムから逃れる事ができた。


一方、ここ、おたからザクザクびーちの中央にある一番高いところがあった。

その頂上には一つの灯台が聳え立っていた。しかし、この灯台は誰が作ったのだろう?

ネロス海賊軍か?それとも・・・・別の何者かが立てたのだろうか?

今、周辺には誰もいない。では、灯台の中を覗いてみよう。・・・・・・・。

しかし、中は殺風景であるのは、灯台の屋上へ登るための梯子でしかなかった。・・・・あれ?

なんか床に異変があるね?四角い穴が開いているぞ。よく見てみると、階段まであるねぇ。

その階段は下へと続いてる。この灯台には地下があるらしい。では、皆さん。

この階段で、灯台の地下へ進んで見ましょう・・・・・。


ここが、灯台の地下のある大きな部屋である。この部屋では、

コンピュータが多く、それを使っている者たちが多くいた・・・・・。この者たちは・・・・?

グラントリング。グランティの一般兵士のグラントリングたちがいるではないか。

グラントリングだけではない。スピニットたちまでもいた。だが、その中に一人だけ違う者がいた。

その者はどうやら人間の女性であった。上半身はビニキを着けているが、

下半身ではスカートを履いている。さらに背中には、何故か大きなサザエ貝が付いていた。

この女性はアルシェル。彼女もグランティの戦士であったのだ。

アルシェルは今、スクリーンに映っている映像を覗いていた。

アルシェル「クラッシャーの奴ら・・・・・。相当やってくれているそうね。」

映像にはクラッシャーの戦士・ダッタが複数のスピニットを殺しているところであった。

アルシェル「・・・・・確かあいつ、ダッタって聞いてたけど、本当に出会うことになったら、

恐ろしい相手になりそうね・・・・・。他にも銃を使う少女とビーバーが率いる部隊もいたっけ・・・?」

グラントリング「・・・・・・アルシェル兵長。ニッパー水軍長からの連絡です。」

アルシェル「繋いで。」  アルシェルがそう言った後、映像がすぐに変わった。今の映像には、

まるで海の中のような世界だった。そこにいるのは、大きなピンクの貝の怪物であった。

顔が緑色で、目が黄色かった。その怪物は不気味に笑っているように見えた。

そう、この怪物こそがおたからザクザクびーちを支配せり、

グランティ第6海軍のリーダー、ニッパー水軍長である。アルシェルは彼の前で頭をさげる。

ニッパー「・・・・・ガルルルル・・・・!!アルシェルよ・・・・調子はどうだ?」

アルシェル「はい。ただいま・・・・。クラッシャーの部隊によって守衛部隊や支援部隊などの、

ほぼ半分がやられています。クラッシャーはエリート兵たちを多く投入していると思われます。」

グラントリング「・・・・・っ!?大変です!偵察隊から緊急連絡が入りました!」

通信隊員のグラントリングが何か大変な報告を受けたので、すぐにアルシェルに大きな声で言った。

アルシェル「なんですって!?その報告は!!?」

グラントリング「はい。それが・・・・。奇妙な熊と鳥が我々の部隊やクラッシャーと、

戦闘を繰り広げたとの事です。モグラとジンジョー族の一人が熊と鳥のサポートをしてるそうです。」

アルシェル「熊と鳥ですって!!??」

ニッパー「熊と鳥だとぉ・・・・!?ガルル・・・・・!熊と鳥・・・・・。もしや昔・・・・。

この世界を絶大なる強さと恐怖で轟かせた、あのデスブラザーの事か?

ガルルルルルル!!だとしたら、この島が壊滅する恐れもあるだろう。アルシェルよ!

今より兵士をより多く投入し、島の防衛を強化しろ!!俺様も、ダルシップ艦隊に、

援軍を要請する!!違う隊だから遠くのところで活動しているが、近い日には来るはずだ!

それまでになんとか持ちこたえろ!!お前は我が水軍のサブリーダーなのだ!」

アルシェル「かしこまりました。カンシー上等兵!!」 アルシェルがよう呼ぶと、

部屋に一匹のスピニットが出てきた。だが、このスピニットは色が青く、目が赤かった。

そう、この青いスピニットこそが、カンシーであった。

カンシー「お呼びですか?アルシェル兵長。」

アルシェル「今より、あなたの小隊をこの島の周辺に配置しなさい。」

カンシー「わかりました。我が小隊のメンバーである、チョッキ、ニータ、ガニャニャ、

そして、ハシマ・・・・以下4人を引き連れましょう。」

アルシェル「頼むわ。あなたたち小隊はどのスピニットよりも強い奴らだけの精鋭部隊のはずよ。

ところで、我が隊のスピニットたちが随分と減っているわね。また一般の方から掻っ攫いなさい。」

カンシー「了解・・・・。再び無所属のスピニットどもを捕らえましょう。・・・・・っ。」

アルシェル「それに、灯台の天辺にあのジグソーが保管されているわ。

もし、これが誰かに取られた時は、何者かがこの灯台に来たとのサイレンも鳴るわ。

そして、そのジグソーを取った奴を徹底的に殺す事。ま、灯台にジグソーがある事は、

我々以外には誰も知らないけどね。ジグソーの事は私に任せなさい。」

カンシー「では、我々は島を警備しようと思います。」


バンジョーたちは別の荒地について、やっと休息をしていた。

バンジョー「ふぅ・・・・・。やっと安全なところに着いたかかぁ・・・・・。」

プルレス「いやぁ・・・・。変な貝も襲い掛かるなんてこの島は危険すぎるよ。」

ボトルズ「ヤム・ヤム族はお菓子を好物とする妙な貝の種族です。」

カズーイ「そのクセに何よ、あの戦法。まあ、調子がよかったら勝てそうだったけど?」

バンジョー「でも、この島では、スピニット族やヤム・ヤム族の他にどの種族がいるの?」

ボトルズ「えーと。他には・・・・まだわかったわけではありませんが、

ロックアップ族という宝箱の生物もいるらしいです。昔、調査してきた海兵隊が、

宝箱を見つけたら、その宝箱が襲ってきたらしいと・・・・・。」

カズーイ「その宝箱にも何かおたからがあるんでしょ?」

ボトルズ「ええ・・・・・。あるにはありますけど・・・・・。」

プルレス「・・・・そうだ!カズーイさん、ちょっと聞きたい事が・・・・・。」

カズーイ「ん?はいはい、あたいが空を飛べない理由でしょ?」

プルレス「はい・・・・・・。」   ボトルズ「そういえばそうでしたね。」

バンジョー「・・・・・・・・・・っ。」 バンジョーはそう聞くと急に落ち込んだ。

カズーイ「・・・・・今より10年前・・・・・・・。あたいも昔はよく飛んでたわ・・・・・。」

カズーイは真剣な表情で話していた。ここからカズーイの過去話が始まる。


これは、10年前。いわば、カズーイの過去である。そして、その舞台となるのが・・・。

ここ、とある森の上空である。青い空に太陽が輝いていた。

その空を飛ぶ回る赤い鳥たちがいた。その鳥たちがは笑顔で楽しく飛んでいた。

この森は赤い鳥族が住んでいる平和な森であった。そして、この住人の一匹こそが、

10年前のカズーイであった。この時の彼女は現在よりもさらに元気であった。

現在のカズーイ(・・・・あたいはこの時、元気よく飛んだわ。飛び方は、

パパやママが優しく教えてくれた。友達もたくさんいたわ。あたいはそんな人・・・じゃなかった;

鳥たちに囲まれて幸せな日々をすごしていたわ。)   10年前のカズーイは、

3羽の仲間たち(3羽とも♀らしい。)と一緒によく飛び回っていた。

その様子を2羽の大人の赤い鳥がいた。その鳥たちはカズーイの両親であるらしい。

カズーイの母「・・・元気に飛んでるわね、うちの子・・・・・。」

カズーイの父「うむ。将来はきっとこの世界を守ってくれる立派な鳥になれるだろう。」

カズーイの母「どうしてですの?あなた。」

カズーイの父「・・・・あの娘は優しいよ。その優しさが全ての人を救えると思うからな。」

カズーイの母「そう。すばらしい事ですわ。まあ・・・それができればの話ですがね・・・・。」

カズーイの父「そうだな。何せ、我々赤い鳥族は・・・・・。」 その時、カズーイが両親に声をかける。

カズーイ「ねーねー!パパとママ~!!」 両親は彼女の声に気づき、彼女の方に向く。

カズーイの母「なーに?カズーイ。」 カズーイの父「今日もどこかへ行くのかね?」

カズーイ「うん!友達と一緒にクルクル山のふもとへ行くの!!

少し遠いかも知れないけど、絶対に帰ってくるから!」 カズーイは元気のいい声で言った後、

仲間たちと一緒に目的地へ目指そうと飛んでいった。両親はまるで子が旅立つような光景を見た。

カズーイの母「素敵ですわ・・・・。うちの娘がこんな立派に見えるなんて、

時には無鉄砲なところもありましたのに・・・・・。」

カズーイの父「うん。でも、うちの子なら必ず我ら赤い鳥族の平和を守ってくれるはずだろう・・・・・。」

・・・とまあ、こんな感じでカズーイが冒険に出かけたり、両親が娘の成長を見届けているわけである。

カズーイはこんな幸せが永遠に続くのだと思っていた。しかし、そんな思いも空しく砕け散った。

突然、謎の巨大な火の玉が落ちてきた。火の玉が森に落ちると、

突然爆発を起こした。カズーイの両親はそれを見て驚いた。

つづく

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