不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
アンドロイド少女・マリオネットライター 第18話・生きる理由
要塞モンスロイド・グラビティ・ベース登場 ここは、秋田学園。SSP隊員である月野桜、高町光次郎、青井奈々、 そして、日向沙耶隊長などが通っている学校である。 今日もクラスでは、光次郎たちは授業を受けていた。生徒の皆さんは一生懸命であった。 そこに、チャイムが鳴った。どうやら授業終了のチャイムであった。 キーンコーンカーンコーン 先生「皆さん。ここまで。これより自由時間になりますが、次の授業はかなり難しいかと思います。 時間の間の心の準備でもしてください。」 先生にそう言われた生徒たちは自由時間と聞いて、 心を休めるようにそれぞれ自由行動に入った。光次郎や桜、青井も一安心するようであった。 光次郎「ふー・・・・・。終わったかぁ・・・・・・。」 青井「・・・・・でも、まだ喜んではいけないわ。次の授業もあるのよ?」 桜「うん。そのためにも今はうんと休もう。」 光次郎と桜と青井は廊下で、日向や聡子と話し合っていた。皆、楽しそうであった。 聡子「それでね、大乱闘バトルでは、あのブルースチールのキャラも出るんですってw」 桜「ブルースチールって、あのチンピラたちが命がけの戦いを繰り広げるバトルゲームですね。」 光次郎「あ、僕はそのゲーム持ってるよ。全クリしちゃったけどね・・・・^^」 青井「高町隊員ってそんな凄いゲームやってたんだ。私、やってないわ・・・・。」 日向隊長「奈々ちゃん仲間ですわねw私も隊長の仕事の都合でゲームほとんどやってませんの。」 青井「そうですかぁ。でも、そう言われると隊長も結構、楽ではありませんね。」 皆はとても楽しそうに会話していた。しかし、その光次郎たちを見ている人がいた。 その人はツインテールの黄色い髪の少女だった。その少女は少し恥ずかしがりながら、 光次郎たちを見ていた。彼女の名は小牧千尋。まだ中学生の少女だったのだ。 しかし、その中学の彼女が何故、高等部のところにいるのだろうか? 小牧「・・・・・光次郎・・・・・さん・・・・・・。」 小牧は恥ずかしがりながら小さな声で呟いた。 どうやら小牧は光次郎の事を気にしているようだ。それは一体何故だろうか。 光次郎「それでね・・・・あのトリックスターにも、ついに主題歌が出るんだってさ!」 日向隊長「是非とも聞いてみたいですわw」 桜「私も^^」 しかし、皆は小牧がいる事に気づかない。だが小牧は光次郎を見つめ続けていた。 小牧「・・・・・・・・・・っ。」 小牧は光次郎の笑顔を見てさらに恥ずかしがる。その時・・・・・。 梶「何つったっとんか?コラ。」 梶が後ろから小牧にこう言って来た。 小牧「ひっ!!?」 そう聞こえた小牧はビクッと驚き、震えながら後ろの梶の方に向く。 梶「なんでお前がここにいるんだよ?お前、何年だよ?」 小牧「・・・・ちゅ・・・中学・・・・3年生です・・・・・。」 梶「はぁ!?なんで中学のお前がこんなところにいるの?ここ、高等部だよ?」 小牧「そ・・・・それは・・・・・。・・・・・っ!」 小牧は恥ずかしがって言えない気持ちであった。 梶「・・・・そう言って、どこから話を続けるつもり?」 小牧「っ!?」 梶「どっかのガキみたいに怯えやがって・・・・。調子に乗るなよ、このガキ。」 小牧「調子に・・・・乗ってません・・・・・・・。」 梶「あぁ?」 梶の顔は怒り爆発寸前であった。梶はゆっくりと小牧に近づいていく。 小牧「・・・・・・っ!!」 小牧は泣きそうになりながら、梶から逃げようと走っていった。 梶「はぁ・・・・・・・。これだからガキはムカツクんだよ・・・・・・・。」 梶の怒りによって小牧はこの場より去った。しかし、光次郎たちはその事を知らない。が・・・・? 光次郎「・・・・・・っ?」 光次郎はふとしたところで、小牧の後姿を見かけた。 その彼女はまるで悲しんでいるように走っていた。 光次郎「・・・・・あのツインテールの女の子・・・・・。まさか・・・・・・・。」 青井「・・・・・どうしたの?高町隊員。」 光次郎「ん?あ、いや・・・・・。ちょっと少し会った事のある女の子を見たような気がしてね・・・・。」 青井「少し会ったばかり?その娘が何者か知ってるの?高町隊員。」 光次郎「何者かって・・・・。確か、黄色い髪でツインテール・・・・。確か名前は、 こまき・・・・だったっけ・・・・?・・・・・っというか、奈々ちゃん。ここは学校なんだから、 いい加減、ここで、僕の事を隊員って呼ばないでくれるかい?」 青井「・・・・じゃあ、なんて呼べばいいのよ?」 光次郎「えーっと・・・・・。じゃあ、なんでもいいから隊員だけは付けないで。」 青井「・・・・・うーん。じゃあ、高町・・・・。高町!・・・・それなら、文句ないでしょ?」 青井は恥ずかしがりながらそう言った。光次郎は笑顔で応える。 光次郎「うん。なかなかいいよ^^」 青井「なによ、なかなかって・・・・・。」 青井はなかなか光次郎の賞賛の言葉を受け入れるつもりはないらしい。 聡子「光次郎君。奈々ちゃん。」 聡子は後ろから二人を呼びかける。 光次郎と青井「なんですか?」 聡子「私はここで失礼するわ。じゃ。」 そう言いながら聡子は歩い一同から離れていった。 ・・・・・と、いう事は今のメンバーはSSPの隊員だけとなった。 青井「・・・・・ところで、日向隊長。今後の件については・・・・・。」 日向隊長「ええ・・・・・。今後の件については、まだ詳細が掴めていません。 ただ、デスナイトの動き次第で、出撃の時が来るでしょう。」 青井「もし、モンスロイドたちが出ても、我が6分隊の新兵器・・・・・・!!」 日向隊長「フライング・ファイター・・・・。ですわね。」 青井「はい。前回の戦いで初出撃にして初勝利を得た巨大戦闘機・フライング・ファイター! あの新兵器さえあれば・・・・・・!!」 青井は前回の勝利で戦う自身を付きすぎたらしい。 桜「でも、フライング・ファイターだけ勝てない敵もいるのよ。」 青井「え?でも・・・・・・・。」 桜「時にはフライング・ファイターでも勝てない敵もいるのよ。」 光次郎「そんときゃ!あか・・・おっと、マリオネットライターがいざという時に助けてくれるさ!」 日向隊長「確かにそうですわね^^でも。マリオネットライターだけに頼らず、 我々もライターと一緒に強力すれば、必ず勝利は掴めるはずですわよ。」 桜「そう言う事。わかるかな?二人とも。」 青井「・・・・はい。なんとなるわかる気がします。」 光次郎「うん。僕も。」 日向隊長と桜「うふふ・・・・。」 桜と日向隊長は新人の二人が理解した事に微笑んだ。 デスナイト・対日本攻撃支部のアジトでは、ダークネス・セイバーが桐原支部長に話し掛けた。 ダークネス・セイバー「準備は完了しました。」 桐原「ふむ。では、対日本攻撃支部の日本侵略モンス・ロイドの3番手、 グラビティ・ベースを今すぐ出撃させる事ができるな。」 ダークネス・セイバー「はっ。今よりグラビティ・ベースを送り込みます。」 桐原「よし。だが、その前に言いたい事がある。」 ダークネス・セイバー「なんでしょうか?」 桐原「・・・・ジャンボロイドにマスターがいるように、モンスロイドにもマスターがいる。 マスターとはジャンボロイドを操る事が許される人間である。だが、 ジャンボロイドは知能が高いので、マスターなしでも自分の意思で作戦を遂行する者も多い。 だが、モンス・ロイドには知能が少ない。そう、モンスロイドは、 怪獣をイメージして造ってのだからだ。それを操れるのが、マスターだ。」 ダークネス・セイバー「つまり、どのモンスロイドにも必ずマスターが必要と言う訳ですね。」 桐原「その通りだ。前に倒されたワイラーがライド・ザウルスのマスターで、 前回、退却して来たレゴもギ、ガント・パンチャーのマスターだった。ダークネスよ。 さっそくグラビティ・ベースのマスターを呼び寄せろ!そして、レゴの部隊もな・・・・・!」 ダークネス・セイバー「はっ!では・・・・さっそく・・・・・・。」 秋田学園では、もう今日の授業が終わったので、ほとんどの生徒が校舎から出ていた。 そして、光次郎、桜、青い・・・そして、日向隊長も。 つづく PR |
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