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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・・・・!!」

ティアーズは迫るジキルとジャミラに対し、ゆっくりと構える。

ジャミラ「ウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥッ」

ジャミラが口から火炎を吐く。ティアーズはジャンプで避ける。その時、

ジキルが光線を発射。その光線がティアーズに命中する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!?・・・・!」

ジキル「キビビビビビビビッ」

ジキルは次に、腹部から獣のような口が生えている触手を出す。

その触手がティアーズの身体を縛ってしまう。

動きを封じられたティアーズは地面に落ちる。

ジキル「キビビビビビビビビビビビビッ」

ジキルは光線でティアーズの近くの地面を爆発させる。

ジャミラ「ウウウウウウウウゥゥゥゥゥッ」

ジャミラが触手のせいで立てないティアーズを連続で蹴り付ける。

6回くらい蹴り、ジャミラはティアーズから離れ、口から火炎を吐く。

ティアーズはその火炎を浴びて苦しむ。だが。

ウルトラマンティアーズ『ジャミラ・・・・!お前はもう、

人間の心を忘れたのか!?心まで魔獣になっちまったか!?

奴隷になるどころか、自ら魔獣として生きていくつもりか!!?』

だが、今のジャミラにはティアーズの言葉にも届かない。

魔族の奴隷としてジャミラとされた者は、魂をも魔族の物にされ、

地球人を滅ぼす事で、魔族に喜びを与える事を感じるように、

それを自ら実行するようになってしまったのだ。

もう、ジャミラを止める事はできない。

叶野「確か、ジャミラは水に弱いんだったな・・・!?」

上川「はい!水のない惑星による高熱が体に宿り、

あんな乾いた異形になったのですから、

水を浴びると死んでしまうそうです!」

叶野「よし!!バルワンダーDXに搭載されている、

熱エネルギーの温度を下げ、それを調整して水エネルギーに変えよう!!」

バルワンダーDXがティアーズを火炎で攻撃しているジャミラに近づく。

叶野「特殊ウォーター放水!!!」

バルワンダーDXは物凄い水流を発射して、それをジャミラに浴びせる。

ジャミラ「ウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ」

水を浴びたジャミラは突然、苦しむ。そして、火炎を止める。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!!ウルトラホットパワー!!!!」

ティアーズはウルトラホットパワーを発動。ティアーズの身体から、

物凄い高熱を発し、体を縛った触手が爆発し、燃えてしまう。

ジキル「キビビビビビビビビビッ」 ジキルは触手を焼かれて痛がる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・・・・!!!」

ティアーズはジキルを連続パンチで攻撃し続ける。

ウルトラマンティアーズ「シュワアアアアァァァァァ!!!!」

そして、ティアーズは強烈なキックでジキルを蹴る。

ジキル「キビビビビビビビッ」 ジャミラ「ウウウウウウゥゥゥゥゥッ」

ジャミラは両手を振り回し、ティアーズに突進する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?・・・・・・!!」

ティアーズは迫るジャミラをキックでさがらせる。

叶野「チャージ完了!!」 上川「アンチMミサイル発射!!!」

バルワンダーDXはアンチMミサイルでジキルを攻撃。

ジキルは大爆発して、身体中が燃えて死んでしまった。

ジャミラ「ウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥッ」

ウルトラマンティアーズ『お前と俺は違う意味でだが、奴隷同士だ。

だが、お前は奴隷として動きすぎて、本物の魔獣になってしまった。

だが、お前は元々人間。

醜い魔獣になる事など望んでいなかったハズだ。だから、せめて。

お前をその醜い魔獣から解放し、あの世へと送ってやるぜ・・・!

ウルトラレインパージ!!!』

ティアーズは右手をあげ、水色のビームを発射。そのビームは、

ジャミラの真上で止まり、巨大な閃光となる。その閃光から、

物凄い大量の雨が降り注ぎ、ジャミラはそれを浴びる。

ジャミラ「ウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥッ」

ジャミラは物凄い雨による水を受けて驚き、

苦しんでいるかの動作をする。

だが、何故か徐々におとなしくなっていく。苦しみを受けていない。

日下部「おかしいわ。ジャミラは水を浴びると苦しむハズなのに。」

ジャミラ「ウウウウウゥゥゥゥゥッ」

ジャミラはまるで癒されているかのように雨を浴び続ける。そう。

ウルトラレインパージは、癒しの雨である。その一粒の雨水には、

チドゲラーの回で使った、

ウルトラパージのエネルギーが含まれているのだ。

だから、ジャミラは水を浴びても、苦しんでいない。ティアーズは、

ジャミラを苦しまずに、葬ってしまおうとしたのだ。

ジャミラ「ウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥッ」

ジャミラはまるでティアーズに感謝するかのように微笑み、

雨と共に消滅した。これで、全てのジャミラが消えた。

日下部「ジキルも死んだから、もう二度とジャミラは現れないわね。」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・シュワッ!!」

ティアーズは空を飛び、どこかへ去って行った。その時、

そのティアーズの姿を見る者がいた。

その者は、紫色のペンダントを持っていた。

ペンダントを持つ者「ウルトラマンティアーズ・・・・。お前の戦いも、

間もなく終わる。そうするためには、このペンダントが求める男を、

探さなければ・・・・!」

その者はペンダントを見ていた。ペンダントが求める男とは何者だろうか。


BAR基地では、大神が隊員たちの報告を受ける。

大神「ジャミラを操っているのは、ジキルだったのか・・・。」

叶野「そのジキルが倒されたので、

もはや人間はジャミラにならずに済むと思います。」

大神「じゃが、まだ諦めない魔族じゃけ。奴らは常に人間を、

奴隷にしようとしておる。その魔族を毎日、倒さねばならんけ。

・・・まるで、魔族との戦いの奴隷のようじゃのォ。わしらBARは。」

上川「・・・言われてみれば、そうかも知れませんね。

ところで、灰間君は?」

日下部「灰間は、先に家に帰るって言ったわ・・・。」

この司令室には、灰間がいなかった。


灰間は自分の家に帰っていたのだ。灰間の部屋では、

今でも福崎がパソコンをしていたのだ。

灰間「ただいま・・・。」

福崎「おかえり。どうだった?」

灰間「ああ。ネットカフェも悪くないと思ってな。」

福崎「ククク・・・!嘘だろ?それ。」

灰間「っ!?ど、どう言う事だよ・・・?」

福崎「だって、ネットのニュースで見たんだもん。ほれ、見てみ?」

灰間はパソコンの画面を見てみる。その画面には、

ウルトラマンティアーズとジャミラの戦いの写真があった。

灰間「そうか・・・!ニュースにされたんだな・・・。」

福崎「お前、俺に嘘をつきやがったな?

お前がウルトラマンティアーズである事を、

知っているには俺だけだからね?・・・ま、

今日は許してあげるよ。

何故なら、今日も魔獣から地球を守ってくれたんだからね。けど、

くだらない事で嘘をついたら、バラすからな。それに、

ジャミラが魔族の奴隷だって?哀れだよね。

魔族に捕まった人間が、

魔獣にされて部下になっちゃなんて。全く哀れな奴隷だよ。

死んだら地獄行きだね。奴隷って無様だからねェ・・・!

あはははははははははははははは!!!!!」

福崎はジャミラと言う奴隷を見て、嘲笑った。灰間は、

怒りに震えそうになるが、我慢していた。

灰間(こいつに手を出してはいけない・・・・!ジャミラは、

奴隷から解放されたが、俺は未だに奴隷から解放されてはいない。

恐らく、その解放は長い間にはないだろうな。けど、俺は戦う。

こいつの奴隷でありながら、ティアーズとして、最後まで戦い抜くぜ!)

福崎の奴隷から解放できていない灰間翔。ですが、

いつかはきっと必ず解放される時が来るでしょう。ジャミラも、

ティアーズの癒しの技で解放されたのです。福崎は卑怯な事で、

灰間をこれからも奴隷としてこき使うかも知れません。

灰間の戦いはさらに険しくなる事になるでしょう。

次回につづく

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