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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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だが、あのクラッシャーの戦士たち、エゥーラ部隊も、

ここにいるのだ。もし、下手して、

バンジョーとカズーイがこの村から出ようとしたら、

必ずクラッシャーの戦士たちに見つかるだろう。

バンジョーはこれを恐れて、動く事さえできないのだ。

クラッシャーの戦士A「いやぁ。この村は良いなァ。

皆、俺らの事を悪人だと思わず、歓迎しちゃうし。」

クラッシャーの戦士B「それに、武器屋もあるし、食料もわんさか。

戦力も強化!感謝の印として、この村を守ってやらなきゃ。」

クラッシャーの戦士C「けど、聞いたかや?例のデスブラザーが、

この聖なる雪山に現れたってよ!」

クラッシャーの戦士A「マジかしら!?だとしたら、不味いな。」

クラッシャーの戦士B「心配する事ァない。

俺たちにはエゥーラさんがついている。」

クラッシャーの戦士C「そうだよな。デスブラザーなんぞ、

エゥーラさんとセイリーの活躍でくたばれってもんだぃ!!」

クラッシャーの戦士たち「はははははははははははは!!!」

戦士たちは愉快に笑った。これをカズサは静かに見ていた。

カズサ(これが噂の武装組織・クラッシャー。以外に、

良い人が多いわね。そうだ!早く倉庫に入ったアレを・・・!)

カズサは何かを持っていながら、走っていった。


カズサの家の中では、バンジョーとカズーイは今でもベッドの上にいた。

バンジョー「ところで、あの緑色のジンジョーはどうしているんだろ?」

カズーイ「そうねェ。カズサもどうしているのかしら?」

バンジョー「じゃ、確かめてみようか。」

カズーイ「あんた。もう立てる?」

カズーイがそう聞くと、バンジョーはベッドから離れ、立ち上がる。

バンジョー「うん!問題ないと思う。怪我は治った。」

カズーイ「あたいも十分、元気になったわ!」

バンジョー「でも、クラッシャーの皆さんに気づかれず、

どうやってこの村から出るか・・・・だね。」

カズーイ「ええ。あのクラッシャーは・・・・。」

カズサ「クラッシャーが何ですって?」

その時、カズサが既に来たため、バンジョーとカズーイは驚く。

バンジョー「わわっ!!もう来てたんですか!?」

カズサ「ええ。これを見てくれるかしら?」

カズサは両手に持ってる何かをバンジョーとカズーイに見せる。

カズーイ「こ、これは・・・・!?」

カズサが持っているのは、クリスマスでサンタから子供がよくもらう、

クリスマスプレゼントの箱であった。箱の色は緑色でリボンが黄色である。

しかも、そのプレゼントには、両目が付いてあった。

バンジョー「クリスマスプレゼント・・・・!?」

カズサ「ええ。あなたたちを助ける前に散歩していて、

偶然、見つかったの。念のため、倉庫の中に入れたけど・・・。

それに、このプレゼント。何かとぶつぶつ言ってるのよ?」

そして、カズサの持っているプレゼントが急に喋り出す。

プレゼント「僕は素敵なプレゼント!泣き虫な小熊に渡してよ!!」

カズーイ「プレゼントが喋った!

まあ、目があるから不思議じゃないわね。」

バンジョー「・・・っ!?待てよ!もしかして、これが、

白熊の子供たちが欲しがったプレゼントでは・・・!?」

プレゼント「そうなんだ。僕は白熊ボギーの息子たちのために、

作られたんだ。だから、僕はその息子たちの元へ行きたいんだ。」

カズーイ「そっか!ついに見つけたわ!一つ目のプレゼントが!!」

バンジョー「うん!残りは二つだね。」

カズサ「あなたたち。ボギーと言う白熊とは知り合いなの?」

バンジョー「いや・・・。ボギーと言う白熊には会ってないんだけど・・・。」

カズーイ「その子供たちがプレゼントを欲しがっていてね。でも、

そのボギーって親父が行方不明になって、あたいたちが代わりに、

プレゼントを探そうってワケよ。それが一つだけ見つかるなんてね。」

カズサ「そう・・・・。でも、不思議ね。グランティの連中に、

奪われてないプレゼントがまだあったなんて・・・。」

バンジョー「グランティ!?一体、何かあったのですか!?」

バンジョーとカズーイはグランティと聞いて、少し怒りそうになる。

カズサ「・・・真実かどうかわからないけど、グランティの奴ら、

どうやらプレゼント工場を制圧し、

その工場を自分たちの基地にしたそうよ。」

カズーイ「何ですって!!?

プレゼント工場って、プレゼントを造るところなんでしょ?」

カズサ「ええ。連中はそのプレゼントのほとんどを、

自分たちの物にしてしまっているわ。そのせいで、

私たちこの山の住人たちは、プレゼントをもらう事ができないわ。

自警団の皆さんが倒そうとしたけど、

奴らの戦力に敵わず全滅してしまった・・・。

でも、クラッシャーの皆さんなら、きっと何とかしてくれるかも・・・。」


カズーイ「そうね・・・。そのプレゼント工場へ向かい、

グランティの連中を倒せば良いのね!?」

バンジョー「けど、その前にクラッシャーの皆に気づかれないように、

うまく隠れながら移動しないと・・・。カズサさん。

僕たち、クラッシャーに命を狙われていると思うんです。」

カズーイ「どうやら、クラッシャーの奴ら。

あたいたちをデスブラザーだと思って、

狙っているのよね。あたいたちはそうじゃないって言うのに。

特にエゥーラって奴。圧倒的にあたいたちを攻撃しまくって・・・!」

カズーイはエゥーラとの戦いの事を思い出して、苛立つ。

カズサ「そうね・・・。何とか考えておくわ。クラッシャーに気づかれずに、

あなたたちがこの村から出られる方法を。

その前に、ベッドの中に隠れた方が良い。

クラッシャーの皆さんがこの家に入ってくると思うから。」

バンジョー「・・・・そうだね。お願いします。グランティを倒す事はもちろん、

このプレゼントを白熊の子供に渡すために・・・!」

カズーイ「せっかく回復して元気いっぱいになったのに、

残念だわ。暴れられなくて。」

バンジョー(けど、必ずこのプレゼントを届けなきゃ。そして、

あのボギーと言う白熊も探さないと。

今回の冒険はかなり長そうだ・・・!)


そして、ついにエゥーラとセイリーは、カズサたちの村に来た。

エゥーラ「しかし、この村。本当に平和そうだな。

俺たちクラッシャーと仲良くなっちまいそうな感じで。」

セイリー「ですが、本当に平和ではないと思います。」

セイリーの言う事は本当であった。よく見れば、

泣いている子供がそれぞれの場所で数人いるそうだ。

セイリー「どうやら、泣いている子供たちは、

プレゼントがもらえないと言う事で悲しんでおられますわ。」

セイリーがそう言うと、少し悲しそうになる。

エゥーラ「そうだな。噂では、グランティの第12番特殊部隊が、

プレゼント工場を制圧しているそうだからな。部隊のボスが、

そのプレゼント全てを独り占めしているだろう。まあ、

奴らは特命隊のような強豪共とは違い、大した事はないがな。」

セイリー「そうですね。あの悪党共は倒さなければ・・・!」

エゥーラ「だが、今日は休もう。作戦は次の日にやれば良い。」


デスブラザーとヘルシスターは、まだテルとミルのコンビと戦っていた。

テル「てりゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

テルは右手の拳を光らせ、

強烈なパンチをデスブラザーにぶつける。だが。

デスブラザーとヘルシスター「とんぼがえりジャンプ!!!!!」

デスブラザーとヘルシスターはとんぼがえりジャンプで避けた。

物凄いスピードで一気に離れたところへと着地する。

ヘルシスター「ゆくぞ!!」 デスブラザーが素早く跳ぶ。そして。

デスブラザーとヘルシスター「くちばしアタック!!!!!」

デスブラザーとヘルシスターのくちばしアタックを、

テルとミルは直接受けてしまい、吹き飛んだ。

テルとミル「うあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!??」

ボトルズ「二人とも!!」 マンボ「ぐ・・・・っ!!」

テルとミルは倒れ、ゆっくりと立とうとしながら呟く。

ミル「い、今の・・・!速過ぎて、避け切れなかったわ・・・!」

テル「今までのはやはり、本気ではないそうだな・・・・!!」

デスブラザー「ククククク・・・・!!今のが俺たちの本気だ。」

ヘルシスター「お前たちはもう終わりだ。」

ミル「いいえ!!終わるのはお前たちよ!!

本気の勝負なら負けないわ!!」

ミルはジャンプし、デスブラザーに近づいた。

ミル「くらいなさい!!ええええぇぇぇぇい!!!」

ミルは今までより強い光のエネルギーを包んで手刀で斬りかかる。

その時。

ヘルシスター「・・・・・・っ!!」

ヘルシスターが嘴でミルの手刀を受け流した。

ミル「な・・・・っ!?」 ミルはこれに驚く。さらに。

ヘルシスター「キキツキアタック!!!!!」

ヘルシスターがキキツキアタックでミルの身体を連続で突いた。

ミル「きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ミルはヘルシスターの攻撃で倒れる。

プルレス「ミルさん!!!!」 テル「おのれえええぇぇぇぇ!!!!」

テルがデスブラザーに向かって走る。その時。

デスブラザー「ローリングタアック!!!!!」

デスブラザーはローリングアタックでテルを攻撃する。

テル「ぐあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

テルは強烈な打撃で倒れてしまう。

デスブラザー「ふははははははは・・・・!!所詮は人間。

俺たちの必殺技に耐えられる人間などいやしないのだ・・・!」

デスブラザーはそう言って、ミルの頭を掴み、彼女を持ち上げる。

ミル「は、放して・・・・っ!ぅあ!!?」

デスブラザーはミルをテルのところへ思い切り投げる。

テル「み、ミル・・・・!」

ミル「す、凄い痛みで・・・。う、うまく動けない・・・!」

テル「くそ・・・!もう戦う力が全てなくなったと言うのか・・・!?」

デスブラザー「さァ!!こいつでトドメといこうか!!!」

ヘルシスター「ショックジャンプ!!!!!」

ヘルシスターはショックジャンプで空高くジャンプした。

そして、デスブラザーとヘルシスターは、

倒れているテルとミルの真上に移動する。

つづく

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