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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ここでは、とても珍しい骨董品や、大昔の時代にあった貴重な物、

壁では大昔の絵師が描いた名画もあった。

灰間「へェ・・・。どれもこれも時代を感じさせるもんだなァ。」

野口「ええ。他にも怪獣や恐竜の化石やハクサイもあるらしいわよ。」

森下「素敵だわァ・・・。」

徳丸「ねェ!皆!カービィがあるよ!!」

徳丸の近くにカービィらしい造形の模型があった。

ただし、顔は描かれていない。色は緑色らしい。

灰間たちはそのカービィに似た模型に近づく。

野口「え・・・?あっ!!確かに・・・。」 森下「可愛いいぃぃっ!!」

灰間「・・・・そうだ!」

灰間は何か思いついたように、3人から密かに離れる。

灰間(この博物館が大昔に関する物が展示されているとすれば、

きっと、ティアーズが初めて誕生した時代の物もあるハズだ。)

灰間は姫君の涙の伝説の、

始まりである時代に存在した物を求めていた。

灰間「む・・・っ!?おおっ!!」

その時、灰間は驚く。壁に張り付いている絵の一つで、

ウルトラマンティアーズらしき巨人がガブダロンらしき怪物と、

戦っている場面が描かれていた。

その絵柄はとても大昔で描かれたそうだ。

しかも、絵から下の部分で説明文まで付いている。

灰間「『21万年前。

世界は多くの巨大な魔物たちに支配されていました。

その時、我ら人類を魔物から守ってくれたのが、

赤と銀の巨人であります。

その巨人はあらゆる魔法で魔物たちを多く葬った。その巨人の名は、

勇者ティアーズと呼ばれています。勇者ティアーズは、

魔物たち全てを滅ぼした後、一切の姿は現しません。ですが、

再び世に魔物が現れた時、勇者は再び帰って来る事でしょう。』・・・か。

まさか・・・。

姫君の涙の伝説を知っている人がこんなところにいようとは・・・。ん?」

その時、灰間は見ていた絵の隣に、

謎の絵が展示されている事に気づく。

その絵は、ゲルカドンに似ていた竜が描かれていた。

灰間「こ、こいつは・・・!昨夜の魔獣!?・・・っ!『19万年前。

地上より赤き光と共に竜は出た。その竜は、とても醜い姿で、

悪しき心を持っていた。竜は人々を喰らい、殺し尽くした。この竜は、

驚異的な力で太古を君臨し、生けとし生ける者たちを毎日喰らい続けた。

この竜はまるでサタンの住まう地獄に、

生まれたような極悪の魔竜であった。

竜は気まぐれで我らの世界から消えたが、必

ず再び現れる事だろう。』・・・か。」

灰間は野口たちのところに戻り、行動を続けていた。

野口「もう。どこに行ってたのよ。灰間君。」

灰間「ごめん・・・。調べたい物があってな・・・。ん?」

その時、灰間は展示されている剣らしき物に目をつける。

野口「どうしたの?」 灰間「この剣・・・。どこかで・・・。」

その時、ペンダントが少しだけ光る。

灰間「っ!?(そうか・・・。この剣は、21万年前に、

ティアーズに変身した勇者が持っていた剣!しかも、本物・・・!

今はすっげーさびているが、

勇者の剣そのものを感じる。)やはり、

姫君の涙の伝説は本当に・・・・!」

少年の声「離せよ!!!こんなところでもいじめんのかよ!!?」

その時、過激な声が響き、灰間たちはそれに驚く。

森下「あそこよ!!」 灰間たち「・・・・っ!?」

灰間たちが見たのは、複数の少年が、

例の少年を無理やり引っ張っているところであった。どうやら、

複数のいじめっこと一人のいじめられっこの場面である。

いじめっこの少年「お前のような奴がひねくれ者がいても、

仕方がないだろ?勝手に俺らから離れて、好き勝手に、

走り回って!お前のような奴は追い出してやる!!」

少年「ふざけんなよ!!そう言って、またいじめるつもりだろーが!!」

いじめっこの少年「違うよ!説教だよ!!だから、ちょっと来るんだ!!」

少年「やーだ!!やーだっ!!!」

少年は甲高いで叫ぶ。その時。灰間たちが駆け付ける。

灰間「おい!てめーら!!こいつが嫌がってんだろ・・・!!」

野口「一人の少年を複数でいじめるなんて、汚いわよ!!」

いじめっこの少年「別に迫害してるワケではない。こいつが、

俺たちの言う事を聞かないんで、少しお仕置きしようと思ってな・・・。」

森下「だーめ!私たちから見れば、立

派ないじめだとわかっているんだから。」

徳丸「そうそう!警察呼んじゃうよ?」

いじめっこの少年「それはいかん・・・!お前ら。行くぞ。」

他の少年たち「おう!!」 いじめっこたちはどこかへ去った。

いじめられていた少年は灰間たちを睨む。特に灰間を。

野口「大丈夫・・・?」 野口は少年に手を差し伸べる。

少年「余計な事すんじゃねェよ!!この雌豚!!!」

少年は野口の手を思い切り払う。

野口「きゃ・・・っ!?」 灰間「お前・・・!」

少年「てめーらも俺を助けたフリして、俺をいじめんだろォ!?

お前ら勝ち組で友達が多い=いじめをしそうな連中だからなァ!!

俺のような一人ぼっちを迫害する気だろうが!!ボケ!!!」

野口「そ、そんな・・・・!?」 野口が落ち込み、森下が怖がる。

徳丸「ちょっと!!助けてもらって、それを言うのかぃ!?」

徳丸が怒ってそう言うが、少年は壁を強く蹴って、こう怒鳴る。

少年「うるっせーんだよ!!お前らに何がわかるっつーんだよ!!?

このクソったれの勝ち組共!!!死ね!!!」

森下「あ、あのォ・・・。

ちょっと言い方がわからないんですけど・・・。」

少年「俺様は何もできねェクズなんだよ!!けどな!いつかは、

そのクズから這い上がってやるよ!!そ

れまでは覚悟しとけ!!」

少年はそう言うと、灰間にタックルする。

灰間「うわっ!?」 野口「は、灰間君・・・!?」

少年「ばーか!!」 少年はそう言って、走り去った。

灰間「く・・・っ!ま、待て!!」

つづく

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