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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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灰間「一体、何があったのですか!?」

科学者「そ、それが・・・。妙な連中に襲われて・・・。

それは、人間に見えるが、不思議な魔法を持っていたんだ。」

日下部「やはり、魔族の仕業ね・・・・っ!」

科学者「そうだ・・・!この発射場にいた同志たちは、

私以外全員殺された。そして、スペースインターセプトキャノンの、

機体も機能も全て破損された!もう・・・駄目だ・・・・っ!」

科学者は気を失った。喋っている間に気力が落ち続けただろう。

日下部「・・・・早く基地で治療してもらいましょ!」

灰間「そうだな。む・・・・っ!?」

その時、灰間は後ろから何かが超速で迫っている事に気づく。

その何かに気づき、それを素早く掴む灰間。

日下部「どうしたの!?」 灰間「野郎・・・!魔族め。」

灰間が掴んだのは、奇怪な形をしたヤリだった。

日下部「それ・・・!ヤリじゃない!?」

灰間「魔族の奴ら。俺たちを狙っているに違いねェ!」

灰間はヤリを投げつけた魔族を探そうと走る。

日下部「ちょ、ちょっと!灰間!?」

日下部に抱えられている科学者の表情が少しずつ変わる。

笑みを浮かべているようだ。何を考えているのだろう。

灰間は必死に探し続ける。だが。誰もいなかった。

灰間「・・・・ちっ!逃げやがったか。」


灰間と日下部は科学者をバルターボに乗せ、

基地へ帰還していた。

日下部「流星が間もなく地球に落下するわ。」

灰間「何か、対抗できる方法を・・・。っ!?」

その時、灰間のペンダントが光り出した。

灰間「これは魔族の気配・・・!?まさか!!」

灰間は後ろの方を向く。後ろの席では科学者がいる。

その科学者が急に起き上がり、日下部の首を絞めだしたのだ。

科学者「うあ”あぁぁぁっ!!」 日下部「いあああぁぁぁっ!?」

首を絞められた日下部は苦しむ。それにより、彼女の両手が、

ハンドルをめちゃくちゃに回し、バルターボが異常な動きを見せる。

日下部「な、何・・・すん!の・・・よォ・・・!!」

灰間「てめェ!!魔族だったのか!!!」

科学者「おぉ!!そうだよ!!てめェらを事故死させちゃる!!!」

灰間「そうはさせっか!!」

灰間はバルガンの銃弾で魔族だった科学者の顔を撃つ。

科学者「あぶぃん!!!」 日下部「きゃはっ!!」

顔を撃たれた科学者はその激痛で日下部から離れ、

バルターボから飛び出た。

科学者がアスファルトに落ちて、死亡。二人はそれを見て動揺する。

日下部「まさか、魔族が紛れ込んだなんて・・・!」

その時、空から突然、雷が落ちて来て、バルターボに迫る。

灰間「むっ!?雷が来る!!降りろ!!」 

日下部「っ!?え、ええ!!」

二人はバルターボから素早く降りる。

そのバルターボが落下した雷を受けて、

爆発をする。その爆風で灰間と日下部は吹き飛ぶ。

日下部「きゃああぁぁぁっ!?」 灰間「わああぁぁぁぁっ!!」

日下部は倒れたが、灰間は何とか立ち上がる。

灰間「く、日下部・・・・っ!」 気を失った彼女に近づこうとする灰間。

だが、その時、灰間に複数のヤリが飛んで来た。

灰間「あっ!!?せぃ!!ふっ!!せや!!」

灰間はバック転で素早く避け、

全てのヤリが地面に刺さる。そして、

灰間の前に複数の異常さを見せる人間が歩いてきた。彼

らは皆、魔族である。

灰間「魔族・・・!!今度は何を企んでいるんだ!?」

魔族A「決まってんだろォ!?この星を支配すんのよ!!」

魔族B「だが、それには貴様が邪魔になって来たんだよ!」

灰間「あぁ?そろそろてめーらの魔獣を倒し続けている、

このウルトラマンの俺にムカついたってワケかよ?」

魔族C「そのとーり!!てめェのせいで、

この地球を占領するのに多くの犠牲が出たからねェ!!?」

魔族D「今回は流星にちなんだ魔獣を送り込んだ。その前に、

お前を暗殺すれば侵略は楽になれると思って、こうしたのだ!!」

灰間「・・・ちょっと聞いて良いか?」

魔族A「あぁ?何だコラ?素早く言え?」

灰間「・・・・お前たち魔族の正体。それは俺たち人類には、

わからねェ。けど、お前らがこの星を侵略すると聞いて、

わかった気がするぜ。貴様たち・・・。まさか、

宇宙人・・・・じゃねーだろうなァ?」

灰間の質問を聞いた魔族。

しばらく黙り込むと突然キレるように叫ぶ。

魔族たち「あ”あああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!????」

魔族A「てめええぇぇぇぇぇっ!!!

そんな事で悩んでたのか!?おーっ!!」

魔族C「俺ら魔族を某異世界とかこの星のクソ人間の、

進化系かと勝手に空想してんじゃねーよ!!おい!!!!」

灰間「やはり、貴様たちは・・・・!!」

魔族A「そうだ・・・!

俺たちは宇宙に存在せり魔の星から来た!!」

つづく

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