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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コリス「心配しないでください。もし、イレドナが悪い発言をしたら、

今すぐ射殺するつもりですから。簡単には死にませんから・・・・。」

コリスは隊員たちに笑顔を見せて、背を向けて歩いた。

イレドナのところへ行くつもりだ。隊員たちは切なそうにコリスを、

見つめるしかなかった。すると、サキがモモにこう聞く。

サキ「何とか・・・・コリス君を助けられる方法は・・・・。」

モモ「いえ。尾行しても、イレドナに気づかれる確率は高いわ。

ここは・・・・コリスを信じてみましょう・・・・・。」


そして、コリスはイレドナの声に導かれていたか、

いつの間に工事中のビルの前に来ていた。

コリス「ここで・・・・良いよね?」

イレドナの声『はい。よくぞ、ここまで来てくださいました。

さァ。どうぞ、入ってくださいませ。』

コリス「・・・・・・・っ。」

コリスは何も言わずに、そのままビルの中に入った。


そのビルの中は何もない殺風景の世界であった。その、

薄暗い部屋に来たコリスの前に、イレドナが立っていた。

イレドナ「ようこそ、マリンナーサの王子。そして、ウルトラマンクリスタルよ。」

コリス「イレドナ。約束通り来た。話をしよう。」

イレドナ「良いでしょう。まず、どこから話せば良いやら・・・・。

ふむ。では、こんな話はどうでしょう・・・・?我ら、使徒の秘密を・・・。」

コリス「っ!?君たち使徒の秘密・・・・・っ!?」

コリスは使徒の秘密がわかる事に、少し驚く。

イレドナ「そうです。我ら使徒について、

あなただけにちょっとだけ教えましょう。

我ら使徒は人間たちにとっては全く謎の存在でしたよね・・・・・?」

コリス「はい・・・・。

怪獣でも宇宙人でもないとシャドーさんから聞いてます・・・・。」

イレドナ「そうです。我々使徒はあんな下等な種族とは全く違う種です。そう。

私たちは宇宙を導くために造られた存在なのです。」

コリス「造られた!?君たちは生物じゃないのか・・・!?」

イレドナ「おや?あなたは造られた=ロボットと思ってますかね?

残念。あたしたちは正真正銘の生物ですよ。肉も内臓もあります。

ところで、一体誰に造られたと聞きたそうな表情してますねェ?」

コリス「っ・・・・!?気づいたのか・・・・!!?」

コリスはイレドナにそう言われて、驚く。

コリスは使徒を造ったのは誰かと知りたいのだ。

イレドナ「ククク。やはりね・・・・・。ですが、それは私が教える事はありません。

我らを造りし者の事は、我ら使徒の長に聞いてください。」

コリス「使徒の長・・・・?それが、お前たちを動かしているのか?」

イレドナ「ええ。その方は一番最初に造られた使徒で、

我らが最も尊敬すべき大戦士です。

あの方に歯向かって生きた者は誰もいません。」

コリス「・・・・・使徒の正体は少しだけわかった。それでは、

次に使徒たちの目的の事・・・・教えてくれる?」

イレドナ「良いでしょう。その我ら使徒のやるべき事・・・・。

それは、あなたたち夢の国の住人と、地球人の・・・・。

オール抹殺です!!!一人も残らずぶっ殺して差し上げるつもりです。」

使徒たちの目的は地球人と夢の国の住人の全滅らしい。

それを聞いたコリスは表情を暗くした。怒りを感じたらしい。

コリス「・・・・・・・その理由は?」

イレドナ「・・・・これ以上、教える事はありません。何故なら、

あなたはここで死ぬのですから・・・・・・・・っ!!」

イレドナは口をニタァと動かして、そう言う。

コリス「やはり、そう来るんだね・・・・!」

コリスは素早くウルトラシューターを持ち出す。

即座にイレドナを撃つつもりだ。

イレドナ「はっ!!!」 すると、使徒は手から光線を出して来た。

コリス「うわっ!!!」 光線がウルトラシューターに命中した。

それにより、そのシューターが弾き飛ばされ、コリスはひるむ。

イレドナ「ククククク。マリンナーサの王子よ。あなたはここで死ぬのです。」

イレドナは両手から白い光線を出し、その光線がコリスを包んでしまう。

そして、コリスを包んだ光線が、白いカプセルとなってしまった。

使徒は光線で作ったカプセルでコリスを閉じ込めてしまった。

コリス「し、しまった・・・・・・!!ちっくしょ!!」

コリスは自身を閉じ込めたカプセルを殴るが、破れない。

イレドナ「無駄ですよ。あなたは永遠にここから出られません。そして、

クリスタルにも変身できるワケもありません。

我らはこの時を待ってたのです。」

コリス「やはり・・・・・罠だったのか・・・・・!!」

イレドナ「ぷっ!それを知って、私のところへ来たとか・・・・。

何とも、愚かな子でしょう。約束なんか最初から守る気などありませんよ。」

コリス「く・・・・・・っ!!」

イレドナ「今から日本人を全滅させます。あなたの姉もDGCもね・・・・!!

行きなさい!!デルゴーンよ!!!日本人どもを全て殺すのです!!!!」

イレドナの叫びに部屋中が揺れだす。地震か。

否、イレドナは仲間の使徒を呼び出したのだ。


工事中のビルだけではなく、街中にも揺れが迫っていた。

シュドー「な、何だァ!?」 テブリッシュ「地震か!?」

イチゴ「く・・・・っ!!もしかすると・・・・!!」

イチゴは何かを予感したか、急に走り出した。

サキ「ど、どこへ行くんですか!?」

その時、とあるビルがいきなり崩れ始める。そこから謎の巨人が現れた。

その巨人の体は赤黒い色の鋼鉄でできているようだった。目が青く輝き、

頭や両肩から角が出ていた。両手や足の爪が黒い鉄でできていた。

見た目で鉄人のように見えるが、この巨人も正真正銘の使徒であった。

使徒「デオオオオオオオオォォォォォォォォ!!!!!!!!

いよいよ出番かああああぁぁぁぁぁ!!!!」

シュドー「っ!!し、使徒が出やがった!!」

テブリッシュ「もしかして・・・!やはり、罠だったのか!?」

モモ「恐らく、イチゴはコリスの救出に向かったと思う!

我々はオーシャンラッシュへ向かう!!シュドーとテブリッシュは、

スカイラッシュで使徒を倒しなさい!!!」

隊員たち「了解!!!!」

こうして、モモたちはオーシャンラッシュへ目指して走る。

イレドナはコリスに罠をはめて、他の使徒に日本人の抹殺を任せたのだ。

その日本人の抹殺を行う使徒こそが、デルゴーンなのだ。

デルゴーン「デオオオオオオオオォォォォォォォ!!!!!」

デルゴーンはパンチで近くのビルを叩き壊す。そして、蹴りで破壊してしまう。

さらに、他のビルをも殴って破壊する。使徒が暴れだした事で、

街の人々は悲鳴をあげて逃げ出す。日本が使徒に壊されていく。


東京湾に停泊していたオーシャンラッシュに戻った隊員たち。

そして、オーシャンラッシュの右の部分が開き、そこからカタパルトが出て、

その上にスカイラッシュ2機があった。

一号機はシュドー、二号機はテブリッシュが乗っている。

そこから、2機のスカイラッシュが発射された。ブリッジでは、

サキが砲撃手専用の席に座っていた。モモが部屋の中心を立っている。

モモ「敵はこの東京湾から少し遠いところにいるわ!その程度の距離なら、

砲撃が可能よ!!でも、遠距離だからしっかり狙いを付けるのよ!!」

サキ「はい・・・・っ!!」


夜の街がデルゴーンが大暴れする事によって、街並みが燃え始めた。

平和だった街がまるで地獄のように燃えている。

デルゴーン「デオオオオオオオォォォォォォォォ!!!!!!」

デルゴーンはビルをパンチで破壊して、後ろを向いた口から火炎を放射した。

その火炎で遠くのビルを破壊した。そして、デルゴーンは急に笑い出す。

デルゴーン「ぐわっはっはっはっはっはっはっ!!!!

やはり、人間を狩るのは気持ち良いなァ!!ん?」

その時、デルゴーンは空からスカイラッシュ2機が飛んでくる事に気づく。

テブリッシュ「体が鉄でできた使徒だな。手加減できないぞ!」

シュドー「OK!!撃って撃って撃ちまくってやるぜ!!!」

2機のスカイラッシュがレーザーバルカンでデルゴーンを攻撃する。

だが、デルゴーンはまるで効いていないような様子であった。

テブリッシュ「き、効いていない!?」

デルゴーン「俺の体は鋼鉄でできている!

人間の武器なんぞ通用せんわ!!」

シュドー「だったらところん攻撃してやる!!」

2機のスカイラッシュはレーザーバルカンを連射して、

デルゴーンを攻撃し続ける。

デルゴーン「デオオオオオオオォォォォォォォォォ!!!!!!!」

攻撃を受けても痛みを感じないデルゴーンは火炎を吐いて、反撃する。

2機のスカイラッシュはこれを避ける。

デルゴーン「デオオオオオオオオォォォォォォォォ!!!!!!」

使徒はスカイラッシュなど相手にならないと思って、歩き出した。

近くのビルを殴って壊す。どうやら破壊を続行する気だ。

シュドー「野郎!!無視すんじゃねェ!!」

テブリッシュ「攻撃を続けろ!!敵を我らの方に向かせるんだ!!!」

2機のスカイラッシュはレーザーバルカンで、

暴れているデルゴーンの背中を攻撃する。

つづく

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