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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ハヌマーン「地獄に落ちろォ!!おらあぁぁぁっ!!!」

そのままハヌマーンは三叉槍でクリスタルの喉元を狙う。

ウルトラマンクリスタル「っ!!シュア!!」

クリスタルは両手で怪人の三叉槍を掴み、攻撃を防ぐ。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!!」 ハヌマーン「ああぁぁ・・・!」

モモ「ハヌマーンが完全にクリスタルを殺すつもりだわ!!」

ハヌマーン「むん!!」 ウルトラマンクリスタル「うあ!!」

その時、怪人は右手でクリスタルの顔を殴る。クリスタルはそのダメージで、

両手を緩めてしまい、ハヌマーンの三叉槍の持つ手が自由になる。

ハヌマーン「せぃ!!おぁ!!おぁ!!おぁ!!おあぁぁっ!!」

さらにハヌマーンはクリスタルの顔を刺そうとする。

ウルトラマンクリスタル「くっ!!ぉお!!ぜっ!!」

クリスタルは顔を動かして、敵の攻撃を何回も避ける。

ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!!とあ!!!」

そして、クリスタルは右足を思い切りあげて、怪人の背中に打撃する。

ハヌマーン「どわああぁぁぁぁぁ!!!?」

ハヌマーンは背中を蹴り飛ばされて、

クリスタルから離れたところに落ちる。ハズが。

イチゴ「いけるか!?」 ハヌマーン「とわ!!!!」

突然、ハヌマーンは卍字ポーズとなり、空中回転する。そして、ゆっくり着地する。

ハヌマーン「ふん!!今のくーだらない蹴りでこの私は倒せまいて!!」

ウルトラマンクリスタル「くっ!!ショアアァァァッ!!!」

クリスタルはハヌマーンに接近して、殴りかかる。だが、避けられる。

ハヌマーン「おぁ!!とう!!!」 さらに怪人は三叉槍でクリスタルの、

胸を切り裂く。クリスタルは物凄い痛みでさがる。

ウルトラマンクリスタル「ぐあぁぁぁ・・・っ!!っ!?」

ハヌマーンはまたもクリスタルの頭を掴み、

三叉槍でクリスタルの腹を何度も突き刺す。

ハヌマーン「おらおらおらおらおらあぁぁぁ~っ!!!」

ウルトラマンクリスタル「うっ!!うぁ!!ぁ!!・・・っ!!」

シュドー「ひ・・・酷ェ!!」 テブリッシュ「なんてバイオレンスな戦法なんだ!」

ハヌマーン「おらあぁぁぁっ!!!」 ウルトラマンクリスタル「くあぁぁぁ!!」

怪人は三叉槍を振り上げて、クリスタルを切り払う。

ハヌマーン「むん!!はっ!!えい!!ほぅ!!」

戦意を削られたクリスタルはハヌマーンから離れるが、

そんなクリスタルを追い詰めるように、怪人は光輪を連続で投げつける。

ウルトラマンクリスタル「うっ!!ぐ!!ぐぁ!!がああぁぁぁ・・・!!」

クリスタルは敵の光輪を全て受けて、多くのダメージを受けてしまう。

ハヌマーンのあまりにも残虐な行為に隊員たちは驚愕した。そして、アナンダも。

ウルトラマンクリスタル「あ・・・・っ!!」 クリスタルは倒れそうになり、

膝を両手を地面につく。カラータイマーも赤に変わってしまう。

ハヌマーン「そーぅら!!とどめだ!!!」

ハヌマーンは骨に変える光線を発射して、光線がクリスタルを包んだ。

ウルトラマンクリスタル「うああぁぁぁ・・・はぁぁぁぁ・・・・っ!!!!!」

モモ「ああっ!!クリスタルが溶けてしまう!!!」

怪人は勝ち誇るように踊っていた。クリスタルは必死に喋り出す。

ハヌマーン「はっはっはっ!!!これでお前もここまでだっ!!」

ウルトラマンクリスタル「何故・・・?」

ハヌマーン「むっ!?」

ウルトラマンクリスタル「どうして・・・人間を憎むのですか・・・!?」

ハヌマーン「神の敵となるからだ!!!」

ウルトラマンクリスタル「確かに、神を憎む人もいるけど、

それは何か間違った出来事で自分によくする事に精一杯で、

大切な事を失ってしまった悲しい者がほとんど・・・っ!!

でも、ちゃんと神を愛している人だっているハズです!!」

そして、クリスタルはゆっくりと立ち上がり、気合で身体を左右に広げる。

ウルトラマンクリスタル「はああぁぁぁぁ・・・!ショアアァァァッ!!!!」

それにより、クリスタルは包んだ光線が弾かれて消えていった。

ハヌマーン「むっ!?おぁ!!あああぁぁぁぁ!!!」

ハヌマーンは光で三叉槍を剣に変えて、襲い掛かる。

ウルトラマンクリスタル「ウルトラブレード!!!!!」

クリスタルも剣を出して、ハヌマーンに立ち向かう。

ウルトラマンクリスタル「でええぇぇぇい!!!」

ハヌマーン「おあああぁぁぁぁ!!!」 二人は互いの剣をぶつけ合う。

ウルトラマンクリスタル「はぁ!!」 ハヌマーン「どら!!」

両者はまたも互いの剣をぶつけ合う。その時、クリスタルは剣に力を入れる。

ウルトラマンクリスタル「はああああぁぁぁぁぁ!!!!!」

クリスタルは剣を思いきり振り上げ、ハヌマーンの剣を弾き、

さらに怪人の身体を斬りつけた。ハヌマーンは大ダメージを受ける。

ハヌマーン「ごああああぁぁぁぁ!!?ぬぅ・・・!おあ!!!!!!」

ハヌマーンはさがり、剣を縦に構え、そこから三日月状のカッターを発射。

ウルトラマンクリスタル「エクセリック光線!!!!!」

剣を投げつけたクリスタルはエクセリック光線を発射して、

怪人の出したカッターを破れ、

ハヌマーンに直撃した。ハヌマーンの身体が爆発した。

ハヌマーン「ぐあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ハヌマーンは倒れるが、死んではいない。怪人はフラフラと立って、こう言う。

ハヌマーン「貴様はさっき、神を愛している人がいると言ったな!?

どこにいると言うのだ!?私が見た者はほとんどが、

神の言いつけを無視した者たち!!人間たちは腐っている!!!」

その時、アナンダの怒声が凄く響き、ハヌマーンはそれに気づく。

アナンダの声「腐ってなどおりません!!!!!」 ハヌマーン「っ!?」

ハヌマーンは右の方を見る。そこに、アナンダとモモがいた。

ハヌマーン「むっ!?き、君は・・・・??」 

ハヌマーンはアナンダを見て、動揺する。

アナンダ「私を覚えていますか!?ハヌマーン!!」

ハヌマーン「・・・うむ!君はかつて私が助けたアナンダ君だったね?」

アナンダ「そうです!!あなたは私たち人間を命をかけて助けてくださった!!

それなのに、今度はその私達を殺そうとは・・・っ!!ありえませぬ!!

何故、変わられたのです!?

神は・・・気まぐれで人を使い捨てにするのですか!?」

ハヌマーン「そうではない!!」

アナンダ「でしたら、何故無意味に殺すのです!?

人間だって生き物なのです!!

たとえ、一人が貧しくなり、一人が荒み、一人が悪しきなっても、

皆平等に生きる権利はあるハズです!!それが、人の定め!!!

その定めを神であるあなたが踏み躙る事は許されない事です!!!!」

ハヌマーン「う・・・・っ!だが、人間は・・・!!」

アナンダ「・・・・確かに人はそれぞれ意思を持っています。ですが、

いくら悪いからと言って、全てを滅ぼして良いワケではありません。

人間一人一人の意思を見守る。それが、神ではありませんか・・・?

ですから、神よ。今少し・・・私達を見ていてください・・・・・。」

ハヌマーン「・・・・確かに人はそれぞれ意思を持っている。

そうだな。それらを見守り、真実に決断を下すのが神であったな。」

ハヌマーンはそう言って、踊り出す。さっきまでは立ってままであった。

アナンダ「ハヌマーン・・・・!」 アナンダもそれを見て、喜ぶ。

ハヌマーン「・・・マリンナーサの王子よ。タイの民たちよ。

すまなかった。今一度チャンスを与えよう・・・・。だが、

もし、諸君全員の意思が悪に染まった時に、私は再び出る事だろう!

おあああああぁぁぁぁぁぁ・・・・・!!!!!」

ハヌマーンはジャンプして、卍ポーズで光となって消えていった。

アナンダ「・・・・ハヌマーン・・・・。我らタイの民は誓います。

あなたの怒りが起きぬよう、より清らかに、より穏やかになろうと・・・。」

アナンダは両手を合わせて、そう言った。戦いは終った。


寺院内で、ハヌマーン像を見つめるアナンダと隊員たち。

シュドー「・・・・でも、あのハヌマーン。どうやって出てきたんだ?」

テブリッシュ「科学的に言うと、人間のマイナスエネルギーが、

神の怒りを実体化させた・・・・で良いだろうか?」

アナンダ「いえ。あれは、神ハヌマーンそのものです。ハヌマーンは、

天界より私達の暮らしを見て、何か悪いところを見て・・・。」

謎の声「それで、ついカッとなって大暴れしてたワケだろ?」

後ろから謎の声を聞いた一同は、そこへ向く。そこに、

DGC隊員服を着ていた男がいた。その男もアナンダと同じ髪が全くない。

モモ「あなたは・・・?」

男「私はコチャン。タイDGCの隊長だ。

あんたがアメリカ支部のモモ隊長か。ウワサ通りの美人ですな。」

モモ「あら!美人だなんて//////」 モモは美人と言われて、照れる。

コチャン「ちなみに、私は子供の頃からハヌマーンなのだ!」

隊員たち「えええええぇぇぇぇぇ!!!??」 

隊員たちはコチャンがハヌマーンと聞いて驚く。

アナンダ「で、でも今はもうハヌマーンと分離しているんだよね^^;」

コチャン「ああ。もう私はハヌマーンに変身できない。あの頃が懐かしいなァ。」

そう。コチャンは少年時代、盗賊に襲われて以来、

ハヌマーンと同化して盗賊に復讐して、アナンダを救い、

太陽を地球から離れさせ、ウルトラ兄弟と一緒に怪獣からタイを守っていたのだ。

その後、ハヌマーンと分離して普通の人間に戻り、

今に至る。隊員たちはアナンダからそれを聞いていた。

コリス「そうだったのですか・・・二人にそんな事が・・・。」

コチャン「私と一緒に戦ったハヌマーンが今でも昔のヒーローのようで、

本当の神である事を早く取り戻せたら、

部下二人死なずに済んだのにな・・・・。」

アナンダ「これ以上、タイに不幸が起きないように、私達で頑張りましょう。」

コチャン「うむ。ハヌマーンがかつての私たちを守ってくれたように、

私たちも今の不景気なタイを変えなければ・・・・。」

モモ「私達も・・・できるだけの協力をします。」

タイの神の裁きはここに終りました。ですが、その原因はやはり、

私たち人間たちでしょう。私たちは神を崇め、称えなければなりません。

もし、私たちが神が与えた法律を無視した場合。

神は再び怒り、私達を裁くかも知れません・・・・。

次回につづく

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