ニータ「く・・・・・っ!!まだ片方が残っているのだあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
ニータは怒りを爆発して、残った左手のハサミでダッタに迫る。
ダッタ「どりゃああぁぁぁぁぁっ!!!!」
ダッタはニータの攻撃を避け、ナイフで敵の左腕の関節を突き刺した。
すると、ニータの左腕の関節部分も砕け、ニータは左腕を失ってしまった。
ニータ「ぐあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
ダッタ「これで、貴様の武器は全て失った・・・・・・。無防備の貴様に勝ち目はねえぇぇぇっ!!!」
ダッタはそう言いながら、ナイフでニータの頭を突き刺した・・・・・ハズだった。
ダッタ「な・・・・・・・っ!?」 ニータの体はあまりに硬いため、
ダッタのナイフが突き立てただけで、敵にダメージを与えてない様子だ。
ニータ「言ったハズだ・・・・!俺の体はいかなる刃物でも・・・・・―――!」
ダッタ「るせええぇぇぇぇぇっ!!!!」 ダッタはぶち切れてニータの左目をナイフで突き刺した。
ニータ「きぎゃあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
ダッタ「おらァ!!!」 そして、ダッタはニータを蹴り上げ、両手と片目を失ったニータを裏返す。
ニータ「ぐあ・・・・・っ!!お・・・・・おのれ・・・・・・・!」
ダッタ「ふん!!!!」 ダッタは、裏返ったニータの白い部分をナイフで突き刺した。
ニータ「ぐは・・・・・・・っ!!!」 急所を刺されたニータは血を吐いた。
そして、敵の白い部分ではナイフが刺さったところより大きなヒビが入る。
ダッタはその後すぐに、瀕死に近づいたニータから離れマシンガンに持ち替えた。
ダッタ「死ねええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」
ダッタはマシンガンを乱射した。ほとんどの銃弾がニータの白い部分に命中。
やがて、ナイフによって入ったヒビがさらに大きくなっていく。
ニータ「う、ぐあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
そして、ニータは爆発するように粉々に吹き飛んで、死んでしまった。
ダッタ「け・・・・・っ!グランティめ。ちったァ骨のある奴を出せよな。」
かくして、ダッタの勝利により、あの恐ろしいカンシー小隊は残り一人となった。
それを、遠くから木に隠れながら、その戦況を見ている者たちがいた。
それは、二人のグラントリングであった。
グラントリングA「ついに、カンシー小隊が4人死んでしまった・・・・・・!!」
グラントリングB「ニ、ニッパー様に報告しなければ・・・・・・っ!」
ダッタ「・・・・・・・・・あ?」 その時、ダッタはそれを察したかのように二人の隠れている木を見る。
グラントリングA「い、いかん!!気づかれた!!!」
ダッタに気づかれた二人のグラントリングは、急いで木から離れて、走った。
ダッタ「聞こえるよ。」 ダッタはマシンガンを連射し、逃げるグラントリングBを撃ち倒した。
グラントリングB「ぎゃ・・・・・・っ!!」
背中を無数の銃弾に撃たれたグラントリングBは倒れて、そのまま死んでいった。
グラントリングAは、そのまま逃げ切れたそうだ。ダッタはそんな逃げる敵を追おうとした。
ダッタ「あいつ・・・・・。ニッパーに報告しようっつったな?だったら・・・・。ククククク・・・・・!」
そして、グランティ第6海軍のアジトでは、無事に逃げ切り、戻ってきたグラントリングAの、
報告を受けたアルシェルは、動揺し震えていた。
アルシェル「そ・・・・・そんな・・・・・・!!カ、カンシー小隊が、残り一人に・・・・・!
ニータ、ガニャニャ、チョッキ、ハシマ・・・・・・。我が第6海軍が選び抜いた、
最強の精鋭部隊が・・・・・いつの間にか、たった一人に・・・・・!!」
ニッパーの声『慌てるでない。アルシェルよ。カンシー小隊の最後の一人として、
隊長であるカンシーは、どのスピニットより強い力を誇っている。
あのミューティーズの奴らと互角なほどのなァ・・・・・・!ガルルルル・・・・・!』
アルシェル「はっ!我々はまだ、希望を捨てたワケではありませんね・・・・・。」
ニッパーの声『よいか!アルシェルよ。ガルルル・・・・・。なんとしても、
この紛争を我らの勝利で終わらせるのだ!!ダルシップ艦隊の援護を受けて、
クラッシャーもろとも、あの熊と鳥を仕留めるのだ!!奴らを始末した後は、
我々はグランティの中で最強のチームの称号に近づくだろう・・・・・・!!
ガルルルルルルルルル・・・・・・・・!!!!』
アルシェル「はっ!必ずやクラッシャーとあの熊と鳥の首をまとめて取っていただきましょう・・・・!」
ニッパーの声『よろしい・・・・。ガルルルルルルルルル・・・・・・・!!』
アルシェル「各員、見張りを強化せよ!!この基地を敵に近づけてはならないわよ!!」
しかし、時は既に遅くダッタが、ニッパーの基地のある灯台の近くにいた。
ダッタ「ふふふふふふ・・・・・!!あの俺様のかっちょいい活躍を盗み見をしやがった、
グラントリングのあとをついていってみたら、この灯台があの我々の敵たる、
グランティ第6海軍の基地だったとはなァ・・・・!丁度いい・・・・!
ここで、俺様一人で決着をつけてやる・・・・・・っ!!!ん??」
ダッタは灯台の入り口の扉の隣にいた。マシンガンを構えながら、扉に入ろうとする。
その時、ダッタはそこより見える海面より何かが見える事に気づく。
それは、無数にある戦艦であった。その戦艦には皆、目が生えていた。
そう。グランティの水軍部隊の一つ、ダルシップ艦隊がもうじきこの島に近づいているのだ。
ダッタ「・・・・・っ!この艦隊・・・・。グランティの援軍・・・・!ふざけやがって!!むっ!??」
その時、扉が突然開きだした。ダッタは何者かが出てきたと察し、マシンガンを構える。
そして、扉から二人のグラントリングが出てきた。
グラントリング「なんとしても、クラッシャーどもをたお・・・・・すべりゃん!!!!」
一人目のグラントリングが扉から出てきたとたんにいきなりダッタのマシンガン攻撃に倒された。
グラントリング「あっ!!・・・・ぬお!?お・・・・お前・・・・・!うわああぁぁぁっ!!??」
さらに、二人目のグラントリングもダッタのマシンガンの攻撃を受けて、倒されてしまった。
ダッタ「へ・・・・・っ!援軍を気にする場合じゃねェ。ちったァ警戒心って奴も必要・・・・じゃね?」
そして、ダッタは灯台の中へと入っていった。そう。ダッタはついに敵基地へと突入した。
一方、キャプテンブラバーの海賊船の船長室では、
ブラバーがしょんぼりするように、机の前の椅子を座っていた。
ブラバー「・・・・・・・っ。戦いの声がだんだんと大きくなるように聞こえてくる・・・・・・。
・・・・・エレナ・・・・・。それに、あの熊と鳥たち・・・・・。大丈夫かのぅ・・・・・・。
ワシは心配じゃ・・・・・・。ワシは一体、どうすればいいんじゃ・・・・・・?」
ブラバーの言う通り、海賊船の外から、銃声や爆発音、叫び声までもが聞えてきた。
他の場所ではクラッシャーとグランティが戦っているところがあった。
クラッシャー側では異なる武器を持った多くの人間たち、
グランティ側では異なる武器を持った多くのグラントリングやスピニットたちで、
戦っていた。バズーカや爆弾などを使う者もいて、時に爆発して、その音が激しく響いていた。
さらに、それぞれ異なる場所でも、クラッシャーのメンバーたちが多くのヤム・ヤムと戦っていた。
そして、グランティのメンバーもヤム・ヤムたちと戦っていた。
多くのスピニット、グラントリング、ロックアップがヤム・ヤムを倒したり、
逆に倒されたりしていた。この小説のマンボまうんてんのグラブリンVSティッカーでもあった、
いわゆる敵キャラ同士の戦争と言っていいだろう。この島は既に戦場となっていたのだ。
ブラバー「このままでは、いつこの船が攻めてくるか不思議ではないのォ・・・・・・。」
その時、海賊の下っ端の帽子を被ったタルがピョンピョンと跳ねて、この部屋に来た。
そのタルは生きていて、目が二つ生えている。このタルもこの船の乗組員の一人である。
タルの乗組員「大変です!!船長!!クラッシャーと名乗るチンピラどもが、
船長と話がしたいと来やがりましたっ!!どうしやしょう・・・・??」
ブラバー「クラッシャーじゃと!??・・・・・よかろう。」
そして、ここに今、クラッシャーのラーティとサリマが入ってきた。
ラーティ「一般のスピニットの村長から聞きました。あなたがキャプテンブラバーですね?」
ブラバー「・・・・・・そうじゃ。どっかの暴力団たちが何の用じゃ・・・・・?」
サリマ「実は・・・・・・例の熊と鳥が、あなたの勢力に身を投じたと聞きました。
さっそくですが、あの熊と鳥について・・・・・・。それと、あなたの知っているグランティの情報を、
我々に話していただきたい・・・・・・。」
ブラバー「・・・・・・・・・・っ!!」
バンジョー一行は赤い矢印の記した方向へと目指していった。
その途中で、グランティのロックアップと遭遇し、その怪生物と戦っていた。
ロックアップ「ここからは通さん!!!!」 バンジョー「ドけえええぇぇぇぇぇい!!!!」
カズーイ「キキツキアタック!!!!!!」
カズーイのキキツキアタックを受けたロックアップは、大ダメージでひるんでしまう。
ロックアップ「ぐおおおおぉぉぉぉぉぉっ!!!?」
つづく
[0回]
PR