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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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そして、ボトルズやプルレスもゆっくりと目覚めて、起き上がった。

ボトルズ「ふあぁぁぁ・・・・・。おはようございます。」

プルレス「・・・・おはよう。」  かくして、4人は海賊船で朝を迎えた。

バンジョーは窓を覗いて、空に輝く朝日を見て、こう思った。

バンジョー「・・・・・クルクル山を出てからのこの冒険、一体何日たったのかなぁ・・・・。」

カズーイ「・・・・・さあ?まだ一週間もたってないと思うけど・・・・・。」

ボトルズ「・・・・恐らく、二日目だと思います。たぶん・・・・・・。」

そして、ドアが開きそこからエレナが出てきた。さっそく起きたばかりの4人に挨拶する。

エレナ「おはよう、皆。」

バンジョーたち「おはようございます・・・・・。」

エレナ「朝ごはんがありますけど、食べますか?」

プルレス「うん。食べるよ。」   ボトルズ「・・・・どんな朝食ですか?」

エレナ「・・・・ええ。今回のメニューは、ハチミツパン、タコさんウィンナー、

プププ産のタマゴ焼きに、イカ揚げも魚の煮物もあるはずだわ。」

カズーイ「ふーん。なかなか美味しそうじゃない。」

バンジョー「じゃあ、僕たちは食堂に行って朝食をとるよ。」

エレナ「うん。食堂へ行ったら、たくさん食べてね^^」 バンジョーはそう言いながらリュックを背負う。

こうして、バンジョーたちはエレナと一緒に食堂へ行こうと部屋から出た。


その一方、とある荒地では、ラーティとサリマの部隊が朝になったので、

皆起きて、昨日立てた4つのテントでそれぞれ作戦会議を行ったり、武器の整理もしていた。

一つのテントでラーティとサリマ、3人の男たちが中央に囲んで会議をしていた。

その中央には、この島の地図らしき紙が置いてあった。

ラーティ「・・・・・と、言うわけで。この島のどこかにグランティの基地がある事は、

既に確認している。だが、我々はこの島のどこに基地があるかはわからない。」

クラッシャー同士「・・・・ですが、奴らの部下を倒していけば・・・・。」

「その手がかりを一つ一つ掴んで、奴らの基地に近づけるのではないかと・・・・?」

ラーティ「・・・・既にダッタやあいつら(ローブの少年と少女の部隊)もそのために動いているはずだ。」

サリマ「なお、この島にはジグソーが何個か眠っているわ。それらを回収するのも任務よ。」

ラーティ「我が部隊も偵察班を探索に向かわせた。まあ、ヤム・ヤムなど変な怪物どもに、

襲われなければいいがよ・・・・・。あと、グランティの第6海軍には恐ろしい小隊もいる。」

サリマ「・・・・・その小隊の名は、最強のスピニット軍団、カンシー小隊・・・・っ!」


別の荒地では、5匹のスピニットが立っていた。そのスピニットたちの色が全員青いが、

目がそれぞれ違っていた。カンシーが赤。ハシマが黄色、ガニャニャは茶色、

ニータは紫、チョッキが緑である。この5匹のスピニットこそが、カンシー小隊である。

ちなみに、こいつらの下の部分では、色が白であった。

カンシー「・・・・諸君!クラッシャーどもと例の熊と鳥がこの島にいる。その時こそ!

我ら小隊の戦いの時である!ハシマ、ガニャニャ、ニータ、チョッキ!行け!!

それぞれに分かれて敵を迎え撃て!!俺様は一般のスピニットの拉致に向かう!!」

ハシマ、ガニャニャ、ニータ、チョッキ「おおおぉぉぉぉぉぉう!!!!!」

かくして、カンシーの部下である4匹はそれぞれに跳んで散っていった。


ブラバーの海賊船。バンジョーたちは食堂でいつの間にか食事を終えたそうだ。

カズーイ「あぁ~。美味しかったw」 4人はお腹満腹で嬉しそうだ。

プルレス「・・・・・そうだ!僕たちはこれからブラバー船長の財宝を、

探さなきゃならないんだっけ!?」 プルレスは昨日の事を思い出して叫ぶ。

バンジョー「・・・・・ん?そう言えばそうだったね!」 皆もプルレスに言われて思い出す。

ボトルズ「それでは、さっそく僕たちは外に出て、財宝を探しますので・・・・!」

エレナ「ごめんな。こんな私たちのために・・・・・。」

プルレス「いいよ、謝らなくても。ところで、エレナさんはどうするの?」

エレナ「・・・・・っ!私も一緒に探すわ。あなたたちだけの苦労にはさせたくない。」

バンジョー「・・・・じゃあ、一緒に行こうか、エレナ!」

エレナ「・・・・・はいっ!」  こうして、バンジョーたちとエレナは失った財宝を探す決意をした。


この島には、二つの池場がある。一つは上のところにあり、二つ目はその前の下のところである。

その下のところで、ダッタは朝日を浴びるように立っていた。

ダッタ「ひゅぅ・・・・・。いい気持ちで眠れたから、朝日がこんなに輝いてやがるぜ。

さーてと。・・・・・グランティのクズどもを狩るとすっか・・・・・。むっ!?」

ダッタは何か気配を感じたか後ろの上の方に向いた。そこは、池場の上のところであった。

そこからハシマが出てきて、ダッタを見下すように笑っていた。

ハシマ「クククククク・・・・・。誰がクズかね。変な布のおじさんw」

ダッタ「あ?なにこのウンコガニ?馬鹿なの?死ぬの?」

ハシマ「フン!・・・・いかにも狂ったガキが言いそうな事だな・・・・・。」

ダッタ「おい・・・・。今のでマジキレたぞ、俺・・・・・!」

ダッタは静かに怒り狂ったような声で言いながらマシンガンの銃口をハシマに向ける。

ハシマ「ふふ・・・。そんな銃で俺に勝てるかな?我が名はハシマ!

グランティ第6海軍、カンシー小隊の一人と覚えてもらおうか!!!」

ダッタ「じゃ、死ね。」 ダッタはマシンガンを連射した。いきなり殺すつもりだ。

ハシマ「・・・とう!!」 しかし、ハシマは一瞬にして消えた。ダッタの銃撃は避けられてしまう。

ダッタ「・・・・っ!?消えやがった?一体どこに行きやがった・・・・!?」

ハシマ「ここだよん♪」  ダッタは後ろの方へ向く。そこにハシマがいた。

ダッタ「ちっ!素早いジャンプで、いつの間に俺の後ろに立ったかぁ!!」

ダッタは怒って再びマシンガンに発砲して、今一度攻撃する。しかし、ハシマは物凄いスピードで、

横走りする。無数の弾をかわしつつ、ダッタに近づいてくる。ダッタは敵の動きを見て驚いた。

ハシマ「ははははははは!!でえぇぇぇぇい!!!」

ダッタに近づいてきたダハシマは、ハサミを突き出して攻撃しようとした。

ダッタ「なっ!?ちいぃ・・・・・!!」 ダッタはいち早くマシンガンを盾にして攻撃を受け止める。

ハシマ「かっ!銃で我がハサミを受け止めようとは大した奴だなあぁ!!」

ダッタ「ケッ!褒めてくれて・・・・ありがとよぉっ!!!」 ダッタはそのままハシマを蹴り上げた。

ハシマ「ぐあ・・・・っ!!やるな・・・・・。しかし、二度目はどうだあぁぁ!!!」

ダッタに蹴られて扱けたハシマは、再び立つ。そして、またすぐに攻撃しようと素早く跳んだ。

ダッタ「け・・・・・っ!はあぁぁぁっ!!!」 すると、ダッタはマシンガンを投げ捨てて、

ナイフに持ち替えた。そのナイフでダッタもハシマに切りかかろうとした。  ガキイィィィィ

ダッタのナイフとハシマのハサミがぶつかり合った。両者は有利になろうと押し合っていた。

ハシマ「これは驚いた!まさかナイフも使えようとは・・・・・っ!!」

ダッタ「ふざけるなよ?俺に歯向かおうなんざ十年早いわあぁぁ!!!」

ダッタはナイフを思いっきり振り上げ、ハシマを弾いた。ハシマはまたもさがる。

ダッタ「そりゃああぁぁぁぁぁ!!!!!」 ダッタは今のうちにハシマに切りかかろうとした。

ハシマ「・・・・・せぃ!!」 ハシマは素早い横動きで、右辺にまわってダッタを狙う。

ダッタ「・・・・っ!!」

ハシマ「てぃえあぁぁい!!!」 ハシマは右のハサミを振ってダッタに殴りかかる。

ダッタ「くっ!うおおおおぉぉぉぉ!!!!」 ダッタも今の敵の動きに察し、

ナイフをそのまま横に振って、敵のハサミを受け止めた。

ハシマ「ぐ・・・っ!はあっ!」 ハシマは右のハサミを思いっきり振って、ダッタのナイフを弾いた。

ダッタ「うあ・・・・!!」 しかし、ダッタはナイフを手放さないが、衝撃に耐えずさがった。

ハシマ「ふ・・・・っ!ぬおおぉぉぉ!!!」 ハシマはひるんだダッタに襲い掛かる。

ダッタ「ぐほおぉぉ・・・・っ!!!」 ダッタはハシマの左のハサミに腹を刺されてしまった。

ハシマはダッタから離れて、腹を痛がる彼を見てあざ笑う。

ハシマ「はははん♪いきなり腹をぶち込まれたら痛いだろうねぇ~。怒りん坊の貴様でもな。」

ダッタ「あぁぁ・・・・!?そんなんで、俺様を・・・・倒したと思ってんのかカス・・・・・!!!!」

ダッタは怒りの頂点に立ちつつあるか、痛みに耐えて立ち上がった。

ダッタ「ムカつくんだよ・・・。たかがスピニットのクセにこの俺と互角に渡り合えたなんざ・・・・!

フツーは負けるんだよスピニットは。お前もスピニットなら・・・・無様に俺に負けたらどうだ!!?」

ハシマ「ふん・・・・!確かに普通のスピニットならお前に無様に負けた!!けどなぁ・・・・。

俺たち小隊はスピニットを超えたスピニット!そう簡単に負けてたまるかよおぉ!!」

ハシマは横走りでダッタに迫る。ダッタも走ってハシマに切りかかろうとしていた。

ダッタ「とああぁぁぁぁ!!!」 ハシマ「はああぁぁぁぁ!!!」  キィィィィン

ダッタのナイフとハシマの右のハサミがぶつかり合った。

ハシマ「まだ片方が・・・・・・っ!!!」  ハシマはもう片方・・・・左のハサミで、

ダッタを攻撃しようとする。しかし、ダッタには敵の攻撃を受け止めるだけで精一杯だ。どうする?

ダッタ「っ・・・・!とおぉぉりゃあああぁぁぁぁ!!!!!」  しかしダッタは後ろに倒れるように動いて、

敵の攻撃を避けた。その同時に、右足を思いっきりあげて、ハシマを蹴り上げた。

ハシマ「ぬああぁぁぁ・・・・・っ!!!」 ハシマは白い部分を蹴られて、

高く飛ばされて、ダッタの後ろのところに扱けるが、すぐに立ち上がる。ダッタは敵の方を見る。

ダッタ「ふぅ・・・・!(くそ・・・・。こいつと接近戦でやり合うのは少し危ないぜ・・・・っ!

俺がさっき投げ捨てたマシンガン・・・・。そいつを再び手にして遠距離から攻撃してやる・・・・!)」

ハシマ「やるな・・・・!だが、俺は負けえぇぇぇぇぇん!!!!!」

ハシマはすぐに横走りでダッタに迫る。その時、ダッタは別の方向へと跳んだ。

ダッタ「く・・・・っ!でえぇい!!」 ダッタの向かうところにはマシンガンが置いてあった。

そう。ダッタはマシンガンを再び手にしようとしたのだった。ハシマは今になってそれに気づく。

ハシマ「なっ!?こいつ・・・・・マシンガン目当てで・・・・・!!」

そして、ついにダッタはマシンガンを手にし、すぐにハシマに銃口を向けた。

ダッタ「今だけのてめーは横走りのスピードの出しすぎで止められねぇ!

その時が俺にとって大チャンスさ!!行くぜえええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

こうして、ダッタはマシンガンを発砲した。怒りの連射がハシマを襲う。

つづく

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