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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョー「・・・僕はバンジョー!き・・・・君は、誰だい?」

海賊っぽい少女「・・・・・私は、エレナ。この船の戦闘員をやっているの。」

バンジョー「ふ、船だって!?それに、戦闘員って・・・・・・。」

エレナ「・・・・ここはキャプテン・ブラバーの海賊船なのよ。私が彼の手下として、

あらゆる敵と戦って船長を守っていたの。」 なんと、バンジョーとカズーイが運ばれたのは、

海賊船の部屋であったのだ。それを聞いたバンジョーは驚く。まあ、驚くのも無理もない。

普段の海賊は海を荒らしまわる凶暴な集団であるからだ。

しかし、エレアが言っていたキャプテン・ブラバーとやらも海賊らしいのだが・・・?

バンジョー「・・・・か・・・・海賊って・・・・・・。」

エレナ「・・・っ!?あ、心配しなくていいのよ^^;私たち、貴方たちに何も危害は加えないから・・・。」

バンジョー「・・・・・・っ!そうだ!もしかしたら、ボトルズとプルレスは!??」

エレナ「ボトルズとプルレス?・・・・ああ、さっき私が助けたあの奇妙な二匹の事ね!?」

バンジョー「っ!って事は・・・・・あの二人は・・・・・!!」  その時、部屋のドアが開いた。

そこから、ボトルズとプルレスが出てきた。どうやら二人とも無事らしい。

ボトルズ「バンジョー!!」 プルレス「バンジョーさん!!」

バンジョー「っ!ボトルズ!プルレス!・・・・・エレナ、やはり君が・・・・・。」

ボトルズ「バンジョー。エレナさんは僕たちを助けてくれたとても優しい人ですよ。」

プルレス「この人の所属している海賊の人たちはとってもいい人が多いんですよ。」

バンジョー「そうか・・・・・・。・・・・ありがとう、エレナ・・・・・。」

バンジョーは仲間を助けたお礼としてエレナに笑顔を見せる。エレナも恥ずかしがりながら微笑む。

エレナ「そ・・・そんな・・・・・・。私はただ、困っている人を放っておけなくて・・・・・。」


それは、荒地で、ボトルズとプルレスが、空を飛んだバンジョーとカズーイに、

置いていかれた頃であった。その時に、二人の前にエレナが来ていたのだ。

プルレス「あ・・・・あなたは・・・・・?」

エレナ「・・・・私は海賊ブラバーの下っ端、エレン。あなたたちは?」

ボトルズ「僕は、ボトルズ。こちらは青ジンジョー族のプルレスです。」

プルレス「実は、僕たち。この島で宝を探そうとしていますが、怪物たちがいっぱいで、

彼らとの連戦で少し疲れているので、ここで休憩を・・・・・。」

エレナ「へぇ~。この島は危険が多いからね。・・・・そうだわっ!

だったら、私たちの船に泊まるといいわ!あそこには気の優しい船長がいるのよ。」

これが、ボトルズとプルレスがエレンの最初の出会いである。


どうりで、ボトルズとプルレスが今、この船の部屋にいると言うわけだ。

バンジョー「ふーん。なるほどねぇ。」

プルレス「ところで、バンジョーさんは何故、この船に?」

バンジョー「え、えーと・・・・。僕に聞かれても・・・・・。そうだ!僕とカズーイが飛んでる途中、

この島の一番高いところから、グランティの基地を見つけたんだ!!」

プルレス「ええっ!!?」 ボトルズ「本当ですか!??」

バンジョー「うん・・・・・。僕たちはそこで敵幹部らしい奴との戦いで・・・・・。」

エレア「グランティ・・・・・・!」 エレンはグランティと聞くと、何故か険しい表情となる。

その時、カズーイもようやく目を覚ましたそうなので、あくびをした。

カズーイ「ふあぁぁ~あ。よく寝たあぁ~。・・・あれ?ここはどこ?」

目を覚ましたカズーイにとってはこの部屋は未知の部屋に過ぎない。

エレア「あ、赤い鳥ちゃんも起きたのね。ここは、海賊船の中。医療室なの。」

カズーイ「海賊船?って事は、あたいたち、海賊に捕まっちゃった!!?」

カズーイは海賊に拉致されてしまったと思って、驚く。しかし、エレンは微笑んでそう言った。

エレン「大丈夫。ここの海賊はいい人が多いから、心配しなくていいのよ^^」

ボトルズ「そうですよ、カズーイ。エレナさんの言う事は本当ですから・・・・・。」

カズーイ「・・・・・ま、まあ。メガネ君がそう言うんだったら信じてみるかしら・・・・ね。」

バンジョー「・・・・・・そうだ!それでは、僕たちはジグソーを集めに・・・・・。」

エレナ「いえ。今のあなたの体はとてつもない怪我を負っているわ。今のあなたと、

赤い鳥・・・・確か、カズーイちゃんにはとてもこの島を攻略する事は不可能よ。だから、今日は、

この船に泊まるといいわ。明日になったらまた探検に出てもいいから。」

カズーイ「ちょっとおぉ!あたいたちは色々忙しいのよ?」

エレナ「忙しいって・・・・・?」

バンジョー「・・・・僕たちは今、僕の妹を助けるための冒険に出ている。

僕の妹は、グランティに連れ去られてしまったんだ・・・・・。だから僕らは今でも・・・・・!」

エレナ「そうなんだ・・・・・・。グランティめ・・・・・・っ!!」

プルレ「エ、エレナさん・・・・・・?」 プルレスはエレナが少し怒っている事に気づく。

エレナ「・・・・・っ!あ。ごめんなさい。私も・・・・グランティのせいで、海の旅行中に、

家族を殺されて・・・・・。今は船長が私を育ててくれているんだけど・・・・・。」

エレナは落ち着いた表情で少し微笑み、悲しそうな声でそう言った。

カズーイ「グランティの奴!ムカツク事をしてくれるわね・・・・・っ!!・・・・・ところで、今何時?」

エレナ「うーん・・・・・。たぶん、もう夜の8時くらいだと思います。」

バンジョー「夜の8時だって!?僕たちが寝ている時にもうこんなに・・・・・。」


エレナの言うとおり、この島は既に夜となり、夜空に月が輝いていた。

この頃の一番高いところの灯台が光を照らして、それを周りに回していたのだ。

灯台の天辺には、その光を出すライトがあって、動いていたのだ。そのライトは夜専用らしい。

そして、クラッシャーのラーティ部隊も夜になったので、休憩をしていた。

まるで、キャンプするように4つのテントを立てて、バーベキューをして食事を楽しんでいた。

ラーティ「できるだけ、煙や火には気をつけろ。あまり目立ちすぎると敵に見つかるからな。」

クラッシャー同士「うす。」 「いやぁ~。美味しいなぁ。この肉!」

サリマ「・・・・・ところで、この島に海賊がまだいるのは本当なの?ラーティ。」

ラーティ「ああ。たぶん、キャプテン・・・なんとかってな。奴は海賊らしいが、

どこか間が抜けているような感じるそうだ。それに、この島には一般のスピニットもいる。」

サリマ「一般のスピニットが?」

ラーティ「スピニット族は元々、この島に平和に住んでいる者もいたんだ。しかし、

グランティの奴らがその半分の数を自分たちの兵に仕立て上げやがった・・・・・・!」

サリマ「そう。なんだか可哀想ね・・・・・。あのローブの二人とダッタは今頃どうしてるかな?」

ラーティ「あいつらはあいつらの事だ心配はない。」

ちなみに、ローブの二人とその部隊はラーティたちと同じように、

休憩するようにキャンプ風にテントをたくさん立てて、食事を行ったり、

たった一人のダッタはどこか隠れそうな場所で寝袋の中で、寝ているそうだ。


海賊船の医務室。

バンジョー「あれだけ長い戦いをしたから、疲れがたまってよく寝るわけだ・・・・・。」

エレナ「ええ。だから、今日くらいは休んで。そうすれば、また元気が出るから・・・・。」

カズーイ「・・・・ところで、あのキャプテン・ブラバーってのは一体誰なの?」

エレナ「・・・・・あ!そうだったわね。じゃあ、さっそく呼んで来るわね・・・・・。」

エレナはそう言うと、この船の船長を呼んでこようと、部屋から出た。

カズーイ「・・・・・。メガネ君にプルレスはもうブラバーとかに会ったの?」

ボトルズ「え?な・・・なんとなく会ったのですが・・・・・・。」

カズーイ「はっきり言いなさいよぉ!」

プルレス「で・・・でも・・・・・。あの船長は・・・・・・。」

ボトルズとプルレスは何故か言いづらかった。この船の船長は一体、誰なのだろう?

そこに、ドアがコンコンと叩くような音がし、開いた。そこにエレナと何者かが来た。

エレナ「連れてきたわよ、ブラバー船長を。」

バンジョーたち「っ!!!??」 バンジョーたちは何者か・・・いや、船長の姿に目をつけた。

その船長とは、海賊の船長らしい衣装はしてるが、何故か暗そうなカバのような奴だった。

バンジョー「え・・・・?カ・・・・カバが船長とは・・・・・・。」

カズーイ「海賊だから、もっとゴツくて壊そうな髑髏の奴かと思ったわよ・・・・・。」

エレナ「そう、このカバ族のお方こそ、キャプテン・ブラバーよ。」

エレナの言う通り、このカバ人間がキャプテン・ブラバーだ。何故か落ち込んでいるらしいが?

キャプテン・ブラバー「・・・・・はぁ・・・・。いかにも、ワシがキャプテン・ブラバーじゃ・・・・・・。」

カズーイ「・・・・なんか船長のクセに、やけに元気がないわねぇ・・・・。」

バンジョー「こら!カズーイ!すみません、いきなりの初対面なのに・・・・・。」

キャプテン・ブラバー「・・・・いいんじゃ。ワシなんぞこんなみじめな姿がピッタリさ・・・・。」

エレナ「・・・・・船長は元々は元気いっぱいの方だったんです。ですが・・・・・。」

キャプテン・ブラバー「エレナ君。今は言わないでくれ・・・・・。」

エレナ「・・・・・・っ。ごめんなさい・・・・・・。」 二人の様子を見たバンジョーは動揺する。

ボトルズ「・・・・ブ・・・ブラバー船長。あなたに一体何が・・・・?」

キャプテン・ブラバー「・・・・では、明日話すとしよう。それより、腹が減ってないかね?」

バンジョー&カズーイ「え・・・・・・?っ!?」 ギュルルルルルルルル

その時、バンジョーのカズーイのお腹から何か音が。きっとお腹が減っている音だ。

カズーイ「そ・・・・そう言えば、何も食べてないわね・・・・・////」

バンジョー「う・・・うん。僕なんかハチミツ一個だけだったし・・・・・・/////」

プルレス(僕たちはさっきこの船の食堂で食べたけど、話すべきですか?;)

ボトルズ(いえ、たぶん・・・・駄目でしょう・・・・・・;)  ボトルズとプルレスはヒソヒソしながら、

そう話した。今のバンジョーとカズーイに話したら、何か良からぬ事をされるかも知れないからだ。

キャプテン・ブラバー「では、食堂に来てくれたまえ・・・・。料理人が美味しい物を作ってくれる・・・・・。

わしは今さっき食べたので、船室に戻るとするよ・・・・・・。」

エレナ「私が案内するわ。バンジョー君、カズーイちゃん、ついてきて。」

バンジョーとカズーイ「うん!」  バンジョーはカズーイの入ったリュックを背負って、

エレナに続いて、この船の食堂へ行こうとした。

つづく

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