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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ウルトラマンティアーズ『もしかしたら、

等身大の魔獣もいるかも知れねェ。さっさと、

魔族の王を探さなければ・・・・っ!』

ティアーズは走り続け、赤々しい光を発している洞窟へ入った。


そこは、マグマの溢れている洞窟だった。マグマの上には、

岩石の橋があるので、ティアーズはその端を渡る。

だが、その時。マグマの中からヨウゴンの顔が出てきた。

ヨウゴン「ホアアアアアアアァァァァァァァァ」

ウルトラマンティアーズ『っ!?よ、ヨウゴン!!』

そう。この洞窟はマグマの魔獣ヨウゴンの巣だったのだ。

巣に入ったティアーズを殺そうと、口からマグマ光線を出す。

ウルトラマンティアーズ『ぉわっと!!にゃろう!!アームシュート!!』

ティアーズはアームシュートでヨウゴンの顔を攻撃。

顔が爆発して、激痛するヨウゴンはマグマの中で沈んだ。

ウルトラマンティアーズ『ふぅ・・・。さっさと抜けねーと!』


マグマの洞窟から出たティアーズは大きな岩の後ろに隠れる。

ティアーズの目の前には、何やら村のような場所があった。

そこでは、多くの魔族が人間と同じ生活をしているような感じだった。

子供たちが楽しく遊び、大人たちは会話をしていた。

ウルトラマンティアーズ『魔族の村か・・・。にしても、驚いたぜ。

あの魔族が平和な生活をしているとは、思わなかったぜ。

そうだ!この村の奴らから情報を集めてみよう。』

魔族の村に来たティアーズ。だが、

今のティアーズは、黒いベールを身に纏い、

魔族に変装をしていた。今ならバレず、襲われる事はない。

魔族の子供A「あっ!黒いベールだ!!」

魔族の子供B「もしかして、ジキルの一族かも知れないぜ!?」

ジキルの一族と勘違いされているティアーズは、

一人の魔族の男性に聞いてみる。

ウルトラマンティアーズ『あの・・・。ちょっと聞きたいのですが。』

魔族の男性「あ?何だ。てめェ。」

ウルトラマンティアーズ『・・・・魔族の王は、どこにおります?』

魔族の男性「はぁ?魔族の王の居場所だ?・・・知らねーなァ。

ただ、王様はこの星で最も暗く地獄のような国の城にあると聞くぜ?

・・・で、あんた。その王様に何の用だよ?」

ウルトラマンティアーズ『・・・よ、用なんてありません。ただ・・・。』

魔族の男性「ただ・・・。何だよ?怪しいな。そのベール脱げや!!」

魔族の男性は強引にティアーズのベールを剥ぐ。それにより、

ティアーズの姿が多くの魔族に見られてしまう。

ウルトラマンティアーズ『うわっ!?げっ!しまった!!』

魔族の男性「ティアーズ!!てめーかああああぁぁぁぁぁ!!!!」

魔族の男性が怒り狂って殴りかかるが、

ティアーズが素早いパンチで倒す。

ウルトラマンティアーズ『でやっ!!むっ!?』

そして、ティアーズの周りにいた魔族たちが一斉に襲いかかって来た。

魔族の女性「ティアーズをぶっ殺せえええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

魔族の子供たち「ぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!」

ウルトラマンティアーズ『やべっ!!ショワッチ!!!』

ティアーズは空を飛び、村の魔族たちから逃れた。

魔族A「飛んで逃げたぞォ!!」 

魔族B「王様の元へ行く気だァ!!」


その頃、町を歩いている野口、森下、徳丸の3人は、

灰間の家に来ていた。チャイムを押す野口。そして、

開いたドアから美由紀が出た。

美由紀「はい?・・・あら。あなたたちは・・・。」

野口「はい。灰間君の友達です。あの。灰間君はいますか?」

野口が切なそうにそう聞くと、美由紀は切なそうに首を振る。

美由紀「・・・残念だけど、この家にはいないわ。

BARの緒川って言う人から、息子はしばらくどこかに行っていると。

いつ、帰って来るかわからないけど・・・・。」

徳丸「緒川って・・・!さっき、僕たちに話しかけた人じゃない!?

灰間はしばらくどっか行くって冗談言った女性・・・!」

森下「ほ、本当に翔ちゃんはどこかへ行っちゃったのですか!?」

美由紀「・・・・っ。」 美由紀は涙目で頷く。

野口「そうですか・・・。行きましょ。二人とも。」

野口たちは灰間の家から離れる。


家に入り、和室に入った美由紀はこたつの上で泣き崩れていた。

美由紀「どこへ・・・どこへ行ったのよ!?翔・・・!!」


町を歩く野口たち。徳丸は不満そうな感じで野口に言う。

野口「何で離れちゃうの!?家の中で探索するとかしないの!?

もしかしたら、翔ちゃんは実は家の中で・・・!」

野口「いえ。灰間君は家にはいない。と言うか、

この町にはいなくなってしまったわ・・・。」

森下「まさか、あの緒川って人の言う事を信じるんじゃ・・・。」

野口「だって、あの人の言う通りに灰間君。いなくなったんだもん・・・。

そうでなかったら、灰間君。ずっとこの町にいるハズじゃない・・・!」

野口は涙目になって言う。これに動揺する徳丸と森下。

野口「灰間君・・・。どこへ行ったのよ!?このまま、

いなくなったなんて嫌だよ。もし、この町に帰れずに、一人ぼっちで、

死んでしまったら・・・。もう昨日で最後じゃない・・・・っ!!」

野口は泣きながら、そう言った。徳丸や森下も泣いていた。


魔星の空を飛んでいるティアーズは、どこかへ進んでいた。

つづく

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