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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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とある山地の道路をバルターボが走っていた。

運転しているのは日下部で、灰間も乗っていた。

灰間「それで、火野博士ってどんなのよ?」

日下部「地球上のマグマを研究している科学者の一人よ。

そのマグマを研究して、地球の環境を良くする物を、

造るのが夢らしいわ。でも、そのマグマに異変が起きたらしいの。」

灰間「異変?溶岩がなくなっていくとか?」

日下部「逆よ。何だか急激に増えて行くらしいの。

原因がわからないから、大神隊長が私たちに、

火野博士の研究を手伝えとか言ったでしょ?」

灰間「研究なら叶野さんにやらせれば良いじゃねーか?」

日下部「叶野隊員なら三日前に起きた宇宙での異変を調査中よ。

恐らく、正体不明の宇宙線が地球に一直線しているらしい。」

灰間「・・・もしかして、また魔族の仕業じゃねェだろうな?」


ウルトラマンティアーズ   第17話・マグマの

宇宙工作員・シャプレー星人
溶岩魔獣・ヨウゴン
登場


とある山の天辺から大きな煙が出ていた。灰間はそれを見る。

灰間「山から大きな煙が出てるぞ?」

日下部「あの山は元々火山だったらしいの。今は、

平和な普通の山だったのに、何故こんなに煙が・・・・。

あの山の近くに火野研究所があるわ。」


そして、バルターボはとある大きな建物の前に着いた。

バルターボから降りた灰間と日下部の前に、

一人の白衣の男が来た。

その男は白いヒゲが派手な感じがして、眼鏡をかけている。

巨漢に見えて、何やら厳しそうな雰囲気を見せていた。

白衣の男「わしがこの研究所を務めている火野である。

そなたたちが、魔獣攻撃隊BARのメンバーか?」

この白衣の男が火野博士である。博士の気圧に二人が怖気突く。

日下部「は、はい・・・。私はBARのメンバーの日下部です。

こちらは、新隊員の灰間隊員です・・・・。」

火野博士「うむ!・・・よく見れば、君たちは、

まだ子供に見えるんじゃないかね?中学生くらいだな。」

灰間「そ、そうッスけど・・・・。」

火野博士「だが、君たちがBARである事は確か!

さ。案内しよう。我が研究所へ・・・。」

火野博士が研究所の玄関へ進むと、二人が密かに会話する。

灰間「あのおっさん。何かおっかねーな・・・。」

日下部「ええ。昔からマグマのような頑固者と言われているの。

誰に対しても厳しい感じを見せているんだよ。」

火野博士「何をしている!!早くついて来んかぃ!!」

火野博士に怒鳴られた灰間と日下部は、

思わず恐怖を感じて彼の後に続くように走る。

灰間と日下部「あっ!はいはい・・・・;」


研究所の内部。廊下を歩く火野博士は、

後に続いている灰間と日下部にこう語る。

火野博士「わしはこの研究所で長年も、マグマを研究していた。

マグマとは、地下に存在する高温の物質である。それには、

ケイ酸塩が含まれている。地球のマントルや地殻も、

そのケイ酸塩によって構成されておる。いわば、

地球の欠かせない一部であるのだ。だが、それを含んでいる、

マグマに異変が起きたのだ・・・・。」

火野博士が話している間に、灰間と日下部が密かに会話していた。

灰間「何だか喋りまくってんな。」

日下部「マグマに詳しいもの。きっと、私たちに教えているわ。」

つづく

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