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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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灰間「ああ。もう俺たちBARの手にも負えん。

ティアーズでも倒せない程に強い魔獣だ・・・。」

野口「どうしよう・・・・。こんな時、

ウルトラ兄弟がいれば・・・・っ。」

灰間「ウルトラ兄弟?ああ。あの、

昭和時代で地球を守ったウルトラマンたちだろ?」

徳丸「うん。彼らは最高に強かったよ。

ちょっと苦戦する事もあったけど。」

森下「そうね。でも、今の彼らは、

別の星で怪獣たちと戦ってるかも知れないから・・・。」

灰間「つまり、この星を守れるのは、

やはりティアーズしかないってか・・・・。」

野口たち「え・・・・?」

灰間は思った。ティアーズで勝てないワケじゃない。

ティアーズで勝たなければならないと。


夕日。灰間は空き地で何かの動きをしていた。

まるで、光線技や超能力を発する練習をしているように。

灰間「はあああぁぁぁぁっ!!えぃ!!でぃあ!!

しょおぉぉぅわ!!とおおおぉぉぉっ!!!おるぁ!!

でええぇぇぇぇ!!!そぃやああああぁぁぁぁぁ!!!!」

灰間はティアーズとしての力を高めようと、

必死にティアーズが出せるような技を探していた。

そして、ティアーズの能力をさらに上回ろうと。

灰間「おらああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

灰間は土管に手を向けるが、何も起こらない。

灰間「くそぅ!!何も起こらない・・・・!」

その時、謎の声が空き地に響き、灰間はそれに驚く。

謎の声「おぅ!!こりゃああぁぁぁぁぁ!!!!」

灰間「っ!?このムカツク声は・・・・。」

灰間は後ろの方を向く。そこに、大岩がいた。

大岩「やっぱり待ってくれたのォ。やはり、

おどれとワレは宿命のライバルで良えんとちゃんか?」

灰間「別に待っちゃいねェよ。もう帰る。」

灰間はそのままゆっくり空き地を出ようと歩く。その時、

大岩「誰が帰って良えんじゃ!?こりゃ!!!」

いきなり大岩が灰間を蹴り上げた。灰間はこれを受けて、

倒れる。だが、

それが彼の堪忍の尾が切れる瞬間であった。

灰間「くぁ!!!・・・・・っ!!痛ェなあぁぁ・・・・!

何すんだ!!この野郎あああぁぁぁぁぁ!!!!!」

灰間は大岩を思い切り殴った。大岩はこれを受けてさがる。

大岩「ぐぉ!!?ふ・・・っ!良え拳じゃのォ。」

灰間「うるせえええぇぇぇぇぇっ!!!」

灰間は次にキックを仕掛ける。だが。

大岩「ふん!!ぬあ!!!」

大岩は右腕でガードし、左手で灰間を打撃する。

灰間「ぐふぅ!!」 灰間は大岩からさがる。

大岩「ぬぉりゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

さらに大岩は手刀で灰間の首筋を打つ。

灰間「ぅあ!!・・・・んなろぁ!!!」

灰間はパンチで反撃し、回し蹴りで追加攻撃する。

灰間「うらあああぁぁぁぁ!!!」

大岩「ぶうぅっ!!おるあああぁぁぁぁ!!!」

大岩は灰間の顔面を殴る。

灰間は顔を痛がってさがる。

大岩「こりゃ!!ワレ。力抜いとるんかぃ?

この記念すべき決戦に手加減は許さんのじゃぃ!!」

灰間「抜いてねーよ・・・・!!」

大岩「そうかぃ。じゃがのォ。いつもなら、

ワレは1発の拳でわしを負かした。

今度は何じゃぃ?おどれ、

別の何かに夢中になってないんか?それで、

戦う力が怠ったとちゃうんか!?こりゃぁ!!」

灰間「ぐわ!!」 大岩は灰間を殴りつける。

大岩「こりゃ!!こりゃ!!こりゃ!!こりゃ!!こりゃ!!」

大岩は何度でも灰間を殴り続ける。だが。

灰間「うぜーんだよ!!この喧嘩野郎!!!」

灰間は思い切りパンチして大岩を攻撃する。

大岩「ぐぉ!!?おーし!!その意気じゃ!きえ!!」

灰間「大岩ああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

こうして、大岩と灰間は互角に激しい喧嘩を続けた。

どちらも油断を見せなかった。その時。

灰間「おらああぁぁぁぁ!!!」

灰間は思い切りパンチを打つ。大岩はこれを受けてさがる。

大岩「ぐぉ!!?」 灰間「だあああぁぁぁぁぁ!!!」

灰間はさらに殴る。そして、また殴り出す。

灰間「おらおらおらおらおらおらおらおらおら!!!!!」

灰間は何度でも大岩を殴り続ける。そして。

灰間「ショワアアアアアアァァァァァァッ!!!!!!」

灰間は今までより強いパンチで大岩を殴り飛ばす。

大岩「うぐぁああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

大岩は倒れた。

灰間はついに大岩との勝負で100回勝った。

灰間「思い知ったか。この野郎!てめーなんざ、

この俺に勝てるワケねーだろ!!このアホンダラ!!!」

大岩「・・・・はははははははは・・・・・!!!」

大岩は笑い出した。負けたハズなのに、何故。

灰間「・・・・・大岩?」

大岩「別の事に夢中で、怠けていると思ったが、

やはりワレの戦う力は変わってなかったわぃ。

ちょっと心配したけ。この勝負!ワレの勝ちじゃ!!

そして、記念に教えたる!!どんな困難でも、

戦う力を捨てちゃあかんけ・・・・っ!!

でないと、大変な事が起こるけぇの!」

灰間「戦う力・・・・。そうか!!」

大岩の発言に灰間は何かを掴んだ。

灰間(そうだった。俺に足りないのは、戦う力だった。

今までティアーズの能力に頼り過ぎて、

そんな事も忘れちまった。

バキシムに勝つにはティアーズの能力だけじゃなくて、

ティアーズの力と俺自身の力を、

合わせなければならねーんだ!!)

その時、空地に日下部が走って来た。

日下部「大変よ!!ポイント45-7で魔獣が現れたわ!!」

灰間「もう来やがったか!!・・・大岩。」

大岩「ん?何じゃぃ・・・・??」

灰間「この勝負。お前の勝ちで良いよ。ありがとな。」

灰間はそう言って、日下部と一緒に走った。

大岩「・・・・・灰間。」


とある夕日の街で、巨大なバキシムが姿を現した。

バキシム『人間どもに告ぐ!!人間どもに告ぐ!!

もはやティアーズもBARも私を倒せぬ!!

この私を止める者など一人もいない!!

諦めるが良い!!!』

空から3機のバルワンダーが飛んで来た。

1号は灰間と日下部、2号は叶野、3号は上川である。

叶野「今度こそ奴を倒すぞ!!!」 上川「了解!!!」

3機のバルワンダーが火薬バルカンでバキシムを攻撃する。

バキシム「グガガガガガガガアアアアァァァァァ」

攻撃は通じないが、

魔獣は3機のバルワンダーの方に向かう。

バキシム『性懲りもなく現れたか。

勝ち目のないだろうに。』

日下部「やってみなきゃ、わかんないでしょ!!?」

3機のバルワンダーはレーザーバルカンを一斉連射。

バキシム「グガガガガガガアアアァァァァァァ」

バキシムは光の壁で防御する。それを解き、

すぐに口から火炎を放射する。2号と3号はそれを避ける。

だが、1号が火炎を浴びて、機体が爆発する。

日下部「きゃああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

灰間「畜生おおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

そして、1号が墜落して爆発する。だが。

その爆発からウルトラマンティアーズが飛んで来た。

ウルトラマンティアーズ「ショワアアアァァァァッ!!!」

ティアーズは着地し、ビルの屋上に日下部を降ろす。

ティアーズは両手で日下部を爆発から守っていたのだ。

日下部「ティアーズ・・・・。」

つづく

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