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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コリス「ブーストによるスピードを上昇させ、怪獣を追います!!!」

そして、ZEROはスピードをあげて、カプリゴンを追う。

カプリゴンも後ろから追ってくるZEROを見て、さらに速度をあげて走る。

コリス「奴のスタミナに限界はないのか!?でも、これ以上は行かせるか!!!」

ZEROはレーザーバルカンでカプリゴンを攻撃した。足止めのつもりか。

怪獣はスピードをさげられながらも、走り続ける。

そして、ZEROは全速で飛び、ついにカプリゴンを追い越した。

シュドー「すげェぞ!!!」  テブリッシュ「挟み撃ち作戦と来たか!!」

コリス「よーし!!通せんぼだ!!!!」

ZEROはカプリゴンも前へと方向を変え、飛ぶ。しかし、

何故かカプリゴンは走りを止め、立ち止まる。

シュドー「怪獣の奴!!また光線を出す気か!!?」

テブリッシュ「気をつけろ!!コリス!!!」

コリス「はいっ!!敵の攻撃パターンはよめたつもりです!!」

しかし、何故かカプリゴンは口を大きく開けだした。

そして、怪獣の口から無数の鋭いハリが飛び出した。

コリス「え・・・・っ!?うわわっ!!!!」

ZEROは、怪獣の攻撃を避けようと必死に方向を変えて飛ぶが、

一本のハリがZEROの機体にかすり、その部分に火花が散ってしまう。

シュドー「コリスッ!!!!!!!」

コリス「く・・・・っ!!機体が損傷してしまいましたが、

まだ完全に破壊されるワケはありません!!!」

テブリッシュ「そうか・・・!シュドー!!ダブル攻撃だ!!!!」

シュドー「了解!!!!」 そして、二機のスカイラッシュが、

レーザーバルカンで攻撃するが、それに気づいたカプリゴンが、

口から吐く無数のハリで対抗。無数のレーザーバルカンと無数のハリが、

激突し合い、それぞれ相打ちで消えてしまっていく。

テブリッシュ「あ・・・・相打ちだと・・・・・っ!!!?」

カプリゴン「グギャアアアァァァァゴオオオオオォォォォォォォ」

カプリゴンはすぐにものすごいスピードで走る。もう追いつけない。

コリス「怪獣が逃げていきます・・・・。」

シュドー「深追いはするな。・・・・しても、怪獣め。

一体、どんな理由でどこへ行くつもりなんだ・・・・!?」

テブリッシュ「とりあえず、我々も撤退しよう。それから会議を始める。」

コリス&シュドー「了解!!」 こうして、スカイラッシュ部隊は基地へと帰還した。


DGCの司令室では、隊員たち全員でカプリゴンについて会議をはじめた。

サキ「タガール付近で暴れた怪獣の正体がわかりました。

怪獣のコードネームはカプリゴン。白亜紀の恐竜が進化したと思われます。」

イチゴ「昭和時代では、謎のテロ組織がそれをモデルに造った巨大ロボットで、

破壊活動を行ったとの記録も残されています。」

テブリッシュ「まさか、あの怪獣、カプリゴンはどこかのテロ組織が・・・・!?」

イチゴ「いえ。調査の結果、今回出現した固体から生命反応があるので、

ロボットではなく、本物の怪獣であると思います。」

テブリッシュ「奴がなんの理由で暴れているのか把握できたか?」

サキ「いえ・・・。そこまでは・・・・・。」

サキは落ち込みそうにそう言う。まだ、怪獣の目的を解明できてないそうだ。」

シュドー「とりあえず、怪獣が世界中で暴れている事には変わりはねェだろ?」

イチゴ「ええ。以前、カプリゴンはモーリタニアのほかにも、

エジプト、トルコ、タイなどを襲った形跡もあります。」

サキ「ちなみに、怪獣の武器は角からのビームと、

口から吐くニードル光線です。無数のハリに見えるレーザーバルカンだそうです。」

コリス「そうか・・・・。僕が受けていたのは、光線だったのか・・・・・。」

モモ「どちらにしろ、ZEROの修理がすぐに終わるわ。こうしている間でも、

怪獣は次の国へ暴れに行く途中よ。この映像を見て・・・・・っ!」

モモはどこからともなくリモコンを持ち出し、それのあるボタンを押すと、

隊員たちの大きなスクリーンが出てきて、そこに映像が映し出される。

それは・・・・カプリゴンがなんと。海の上を走っている場面であった。

カプリゴン『グギャアアァァァァァゴオオオォォォォォォォォ』

コリス「これは・・・・・・っ!!!??」

シュドー「怪獣が海の上を走ってやがる!!!!」

サキ「海の中に泳がず、地上で走っているかのように、足で走っている・・・・!!」

隊員たちが驚くのも、無理はない。ほとんどの生き物なら、

海の中に泳いで進む。しかし、怪獣カプリゴンはその海の中ではなく、

海の上を自分の足で走っているのだ。しかし、カプリゴンは水棲怪獣ではない。

カプリゴンはあくまで陸棲の怪獣である。

テブリッシュ「しかし・・・!陸棲の怪獣が自分の足で、海を走れるなど・・・・・!

普通の陸棲怪獣なら海の中で泳ぐハズ。だが、このカプリゴンは、

海を泳がず、走って移動している。」

イチゴ「もしかして、走るスピードがあまりにも高すぎるため、

海の上ではそれがブースターになって、落ちるヒマもなく、

走り続ける事ができるんだ。立ち止まらない限りは・・・・・。」

コリス「高速移動で海をも走れる怪獣がいるなんて・・・・!!」

映像ではカプリゴンが海の上を走り続けている。しかし、怪獣の前にとあるタンカーが。

カプリゴンはそのまま走りながら、角からの光線で、そのタンカーを破壊してしまう。

カプリゴン『グギャアァァァァゴオオオォォォォォォ』

走り続ける怪獣が大破して炎上したタンカーを蹴り上げて、吹き飛ばしてしまった。

サキ「タンカーが・・・・っ!!」  コリス「恐ろしい怪獣だ・・・!」

モモ「この情報を知った防衛軍は海軍を派遣したわ。」

海の上を走るカプリゴンの前に、複数の戦艦が立ちはだかった。

これが地球防衛軍の海軍である。複数の戦艦が、

カプリゴンを迎撃すべく一斉砲撃を開始する。ほとんどの砲弾が、

カプリゴンに命中するが、通用しなかったらしく怪獣は走り続ける。

カプリゴンはそのまま角からの光線で一隻の戦艦を破壊した。

コリス「ああっ!!戦艦部隊が!!」 モモ「空中からの応援部隊も来るわ。」

カプリゴン『グギャアアアアアァァァァゴオオオオォォォォォォォ』

カプリゴンは角からの光線を連射して、次々と戦艦を破壊していく。

そこに空中から無数の戦闘機が。応援部隊が駆けつけたのだ。

つづく

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