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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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アンドロイド少女・マリオネット・ライター  第24話・見えない恐怖を打ち破れ!

透明ジャンボロイド・ステルス・ファントムズ登場

高町邸の二階の部屋。そこで、光次郎がパソコンでネットをしていた。

光次郎「・・・・・奴等、モンスロイドだけではなく、ジャンボロイドまで使うとは・・・・。」

どうやら、光次郎は前日のニセライターに化けたジャンボロイド、

メタモルチェンジャーの件の事を考えていた。デスナイトの対日本攻撃支部は、

モンスロイドだけではなく、あの久しくも恐ろしい人型アンドロイド・ジャンボロイドを、

扱っているのだ。光次郎はその奴等の行いについて考え込んでいたのだ。

光次郎「あのニセのライターの正体はジャンボロイドだった。でも、何故、

ジャンボロイドだったのだろうか?もしかして、モンスロイドではできない作戦が、

あるというのだろうか?だとしたら、これから奴等はモンスロイドとジャンボロイド・・・・。

二つの種類のいずれかを使ってくるかも知れない・・・・・っ!」

その時、ドアからコンコンと音が鳴った。光次郎はこれに気づく。

光次郎「あかりさんか・・・・。何か用?」

彼の声を聞き、ドアが開いて、そこからあかりが出てきた。

あかり「・・・光次郎さん。お食事の用意ができましたが、今すぐ食べられますか?」

光次郎「・・・そうだな。じゃあ、食べるか。今日は何のようかな?」

あかり「はい。今日はカレーですよ^^」

それを聞いた光次郎は机からたって、あかりと一緒にこの部屋から出ようとした。

光次郎「うふふ・・・・っ。そりゃぁワクワクするな。」


その頃、夜の街では、激しい雨が降りしきり少ない人々は傘をさしながら、歩いていた。

だが、この激しい雨に打たれしアスファルトに謎の人のような影が出ていた。

この影の者は一体何者だ。しかし、その影は何故か去ってしまった。一体何故だ・・・?

この時・・・・・。一人の男性が突然、倒れた。それを見た他の男性が驚く。

男性「っ!?こ・・・この人・・・・死んで・・・・!う・・・・っ!?」

そして、その男性も喋っている間に急に倒れてしまう。しかし、それだけではない。

他の女性も同じように倒れ、他の人たちも次々と倒れていた。

その倒れた人々から大きく醜い赤い物が流れてきた。これは・・・・血だ。

そう。この人たちは皆死んでしまったのだ。しかし、何故だ?

これは決して自殺行為ではない。では、一体何が起きたと言うのだろうか・・・?


次の日。SSPの第6分隊支部の司令室では多くのメンバーが春日の前に立っていた。

春日「・・・・昨夜。MG-地区では、謎の連続殺人が起きたわ。」

野沢「謎の連続殺人・・・・!?」  清水「犯人の詳細は掴めたのですか!?」

春日「・・・残念ながら犯人の姿はなかったわ。それに、その地区の住人は、

皆、何故か何もされてないのに死んだのよ。死因は全く不明だけど、

首筋に斬られたような後があるの。自殺によるものではない。」

桜「何もされてないのに死んだ・・・・首筋に斬られた後・・・・犯人の姿・・・・。

一体何が何のかわからないですね・・・・・。」

青井「首筋を斬るには、直接近づいて刃物で斬らなければならない。

しかし、敵の姿がないのに、何故か標的の首筋に傷ができている・・・。

これは、人間ではできない犯罪行為ですね。」

春日「ええ・・・・。宇宙人の仕業じゃないかと予想したいけど、宇宙からの異常はないわ。

・・・・ならば、今回の事件もデスナイトの仕業かも知れないわ。」
 
光次郎「・・・・デスナイト。奴等は一体どんな奴を・・・・っ!」

春日「どんな奴が犯人なのかは、それを確かめるためにも、

光次郎と青井と桜には、MG-地区の調査へ向かってもらうわ。」

光次郎、桜、青井「・・・・了解!!」  3人は敬礼をした。


春日隊長からの出撃命令を受けて、ヘルメットを被った3人は、

廊下を歩きながら会話をしていた。

桜「・・・・今度の敵は、見えない敵だと思うわ。」

青井「見えない敵・・・。確かに、姿もなく人間を殺せますしね。」

光次郎「つまり、次の敵はどこから攻めてくるかはわからない・・・・。

油断してると、僕たちもやられるかも知れない・・・・。」

青井「確かに、油断禁物ね。でも、私たちが力を合わせなきゃどうするのさ!?」

光次郎「そうだな。チームワークさえあれば、きっと犯人の正体も暴けるさ!」

桜「・・・・光次郎君・・・・・。」  桜は今の光次郎を見て、微笑んでいた。

まるで、彼が成長している姿を見ているかのように。そして、桜は自分の脳裏に何かが浮かべる。

それは、小学6年生の頃の記憶であった。当時、桜は光次郎と真奈美と一緒に、

遊園地に行こうとして、桜がお化け屋敷に行こうと言うと、

光次郎それを聞くと急に怯えて涙を流しながら、二人から離れたところに走って、

そこにある木に隠れていた。光次郎は昔からお化けが嫌いだったそうだ。

これは、チームワークを崩すような行為でもある。しかし・・・現在では。

SSP隊員となった光次郎は今や勇気を持つようになり、お化け以上に恐ろしい、

見えない敵の情報を聞いても怯えず泣かずに、笑顔で自信を持つような言葉を言ったのだ。

今の光次郎なら、仲間たちとのチームワークを大事にできるかも知れない。

桜はそんな成長した光次郎を見つめていた。まるで、信じているように。

光次郎「・・・・ん?どうしたの?」  光次郎は桜に見られているので、彼女にそう聞く。

桜「・・・・くすっ。なんでもないわよ^^」

光次郎「・・・・・そうか。じゃ、行こうか。」

青井「・・・・新人のあんたが月野先輩に命令してどうするのよ?」

光次郎「いやぁ・・・^^;確かに、後輩が先輩に命令しちゃおかしいかな・・・。」

青井「そりゃ、おかしいわよ!そんなんじゃ、いつか軍人失格になるわよ?」

桜「まぁまぁ。別に大した事じゃないわよ。私と光次郎君は友達だから。」

青井「・・・・そうですか。でも、今度の敵は姿を見せず殺せる奴ですから、

相当危険な敵かも知れません。順調に、警戒的に行きましょう。」

桜「そうね。皆、頑張って生き残ろうね!」

青井「はいっ!!」     光次郎「うん・・・・!」


こうして、3人はアクターシックスでMG-地区の街に行った。

この街で、昨日起きた謎の事件により多くの人々が謎の死を遂げたと聞いて、

今いる人々はその噂に恐れ、ほとんど人が少なく多くの店も開いていないらしい。

アクターシックスはビルの前に停まり、そこから光次郎、桜、青井が降りてきた。

光次郎「ここが昨日、事件が起きた現場か・・・・。」

青井「敵は気配も見せずに襲う事ができ、こちらは無防備。危険な任務だわ。」

桜「たとえ、こちらが無防備でも生きたいという気持ちがあれば、

きっと大丈夫。行きましょ、二人とも!」

光次郎と青井「了解!!!!!」

つづく

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