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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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あかり「け・・・・怪我をなさったのですか・・・!?」

光次郎「うん・・・・。急いで走りすぎたから・・・・かな?」

あかり「それはいけません!!すぐに手当てをしなければ・・・・!!」

あかりは光次郎を抱えながら、和室へ向かった。

光次郎「っ!!あ・・・・あかりさん・・・・。」


和室では、あかりが光次郎の怪我をした右足に包帯を巻いた。

あかりは光次郎を治療しているのだ。それを知った光次郎は小さくこう呟いた。

光次郎「・・・・・ごめん。」

あかり「え?何で謝るのですか・・・?」

光次郎「なんか・・・迷惑かけた気がしたから・・・・。

たかが、足がこけたくらいでこんな事・・・・。」

光次郎は過去、一人で帰ろうと走った時、扱けてしまい、

足を怪我したが、その苦痛に耐えて家に帰った。

そこには家族が一人もいなく、手当てしてくれる人もいなかった。

だが、光次郎はそんな寂しい気持ちを隠しながら、パソコン遊びをしていた。

あかり「・・・・・でも、痛いんでしょう?私、他人の痛いところを見ると、

放っておけないんです・・・。はい。これで終わり!」

光次郎「・・・・ありがとう。僕なんかのために・・・・。」

あかり「はい。これで歩ける事ができますよ・・・・。」

そして、光次郎は立ち、あかりの顔に目線を向け、ついに問いかけようとする。

光次郎「・・・・あかりさん。」

あかり「っ!な、何ですか・・・・!?」

光次郎「・・・・・何故、あなたは僕に・・・・・。っ!?」

光次郎がもうすぐ問いたい事を問おうとしたところ、

あかりが突然、苦痛に溺れたように倒れる。

あかり「・・・・・・っ。」  光次郎「あ、あかりさん!!!!」

光次郎は倒れるあかりを受け止めて、抱える。あかりは光次郎の胸で息をする。

あかり「はぁ・・・・はぁ・・・・。」

光次郎「ど、どうしたの!?あかりさん!!」

あかり「はぁ・・・はぁ・・・。っ!す・・・すみません・・・・////

ちょ、ちょっと・・・・・頭痛をしまして・・・・。」

あかりは光次郎から少し離れて、そう言った。


そう。あかりはまた、自身の脳裏にヴィジョンが浮かび上がったのだ。

少女が自分の妹らしき女の子と一緒に楽しくブランコをしていた。

女の子はブランコに乗って楽しくはしゃぎ、少女がそのブランコを動かしていた。

女の子「明理お姉ちゃん!もっとやってェ!きゃははは!!」

少女「うん!いいわよぉ!そ~れっ!!」


あかり(・・・・・あの子は・・・・確かにあの人に似ている。

名は・・・・。駄目。思い出せない。知ってるのに。この方が一番・・・。)

あかりは光次郎の顔を見て、心の中で呟く。

その時、彼女の目線で光次郎の顔にヴィジョンで幼稚園で泣いた男の子の顔が浮かぶ。

あかり「っ!!!」 あかりはそれを見て驚き、光次郎からまた少しさがる。

光次郎「っ!どうしたの・・・!?あかりさん・・・。」

あかり「い・・・・いえ。ごめんなさい・・・・。(何やってるの?私。ご主人様の前で・・・!)」

光次郎「・・・・じゃ。僕・・・部屋に戻るから。」

あかり「あ。はい・・・・。」 そして、光次郎は和室から出て、二階の部屋へ向かった。


光次郎は階段を上りながら、心の中でこう呟いた。

光次郎(また・・・・あかりさんから答えを聞き取れなかった・・・・・・。

でも・・・・次は必ず・・・・!機会ができる時は必ず・・・・!!)


その頃、デスナイト基地のメインルームに何者かが来た。

桐原「来たか・・・・。死霊よ。」

死霊・・・・。そう。女の死霊たるジャンボロイドがここに戻った。

そして、そのジャンボロイドが死神のような顔から美しい女性の顔へと変化した。

ダークネス・セイバー「再び出撃の時が来たな。サーナイト・スケルトンよ。」

黒いローブと鎌を持つ不気味な髑髏の顔になれる女性のアンドロイド。

この者こそが、新ジャンボロイド、サーナイト・スケルトンである。

サーナイト・スケルトン「・・・・・我がデスナイトの恐怖。

再び、愚かなる愚民どもに見せつけて差し上げましょう。」

桐原「ふむ。その意気だ。この調子で再び今回の作戦を行え!」

ダークネス・セイバー「・・・・と、私も言いたいところだが。

貴様・・・・。まだ癒えてないみたいだな・・・・・?」

ダークネスがそう言うと、サーナイトはローブを反脱ぎし、胸元を肌蹴させる。

そして、サーナイトの右胸に大きな傷が付いていて、そこに機械が露出している。

サーナイトは清水隊員の攻撃を受けて、傷を負ってしまったのだ。

ダークネス・セイバー「サーナイト。傷を直す気はないのか?」

サーナイト・スケルトン「・・・・・私は死を司る者。従って、

私はこの程度の痛みなど決して感じませぬ。

それに、私は誇りのためなら自ら死を望みます。」

桐原「流石は死神をモチーフに造られたジャンボロイド。任務のために死ぬが良い!!」

サーナイト・スケルトン「はっ!!・・・・・っ!」

サーナイトは消えて行った。いわゆる、テレポートであろう。

桐原「ふふふふふ・・・・・ふぁははははははははは!!!

はははははははははははは!!!!」

桐原は笑った。ダークネスはそんな彼を見て、悲しげな表情になった。

ダークネス・セイバー(零様・・・・。昔はあんなではなかったと言うのに・・・・っ。)

そして、ダークネスの脳裏に、かつての幼い桐原の姿が笑顔でこちらへ走っていた。

何故、その明るい子供のような彼が今の冷酷なる悪意を持つ男になってしまったのか・・・・。

一体、誰が彼を動かしているのだろうか?それは、桐原自身とダークネスが知っている・・・。


その夜、サーナイトは死霊として、外出している人を次々と殺してしまった。

サーナイト・スケルトン「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!!!!」

サーナイトは笑いながら、次々と一人ずつ人を殺した。

一人ずつ。一人ずつ。死霊は笑いながら悲鳴をあげる者を一人ずつ鎌で殺していった。

そのたびに、犠牲者の血が暗闇に飛び散っていた。

そこに、SSPの第2分隊の神山副隊長が駆けつけた。

神山副隊長「これ以上、好きにはさせん!!」

神山副隊長はスパークサーベルでサーナイトに斬りかかる。

サーナイト・スケルトン「・・・・・・・!」 サーナイトも鎌で斬りかかる。

神山副隊長「はあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

神山副隊長はサーベルを振り下ろすが、サーナイトは鎌でガードする。

サーナイト・スケルトン「・・・・・!・・・・・!!」 ガイイィィィン

サーナイトは鎌を振り回して、神山副隊長のサーベルを弾く。

神山副隊長「うぉ!?やるなァ!?」 サーナイト・スケルトン「・・・・・・・!!!」

サーナイトはひるみかかった神山副隊長に斬りかかるが、彼女は決して負けない。

神山副隊長「むっ!?とおおおおぉぉぉぉぉぉう!!!!!!」

神山副隊長はサーナイトの攻撃を避けて、すぐに敵に斬りかかった。

ズバッ 神山副隊長の攻撃が決まったと思いきや。

サーナイトは攻撃があたる寸前にジャンプして避けたのだ。斬られたのはローブの一部だけ。

神山副隊長「く・・・っ!なんと言うスピードだ・・・・!!」

サーナイト・スケルトン「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!!」

サーナイトは笑いながら消えて行った。神山副隊長には眼中がないのか?

神山副隊長「あのジャンボロイド・・・やはり、死神のようだな・・・・。」


次の日。デスナイト基地のメインルームで、

ドルイスとサーナイトが桐原とダークネスの前に立った。

桐原「我がデスナイトの日本攻略には、俺の夢がかかっている!

その夢は、この日本全土の人間たち全てを俺の玩具にする事!!

それには、大きな戦力がいる事になる!!俺たちデスナイトは、

いよいよ最後の総攻撃をかける事になる!!!だが、その前に俺は何としても、

マリオネットライターを倒さねばならないっ!!そこで、俺は。

モンスロイドとジャンボロイドの二つの力を合わせてライターを倒そうと思う!!

二つの力が合体すれば、ライターはきっと倒せる!!わかったか!!

行けぃ!!サーナイト・スケルトン!!ユーフォー・タートル!!」

サーナイト・スケルトン「はっ!!!」 サーナイトは消え、瞬間移動した。

ドルイス「ゲヘヘヘヘヘヘヘヘ!!!!ワシもいっちょ、やろうかのォ!!

出撃せよ!!ユーフォータートル!!!!全ての愚民の街を破壊しろ!!

あと、可愛い女の子とせくすぃ~なお姉さんは捕らえちゃってねwゲヒャヒャヒャヒャ!!!」

ダークネス・セイバー「ちっ!!相変わらずゲスな男だ・・・!ドイツ支部には、

この愚かな男のような奴が多くいるのか!?あの者め・・・・!

前に私と初対面した時に、いやらしい顔で襲い掛かったのだあぁぁぁ・・・・・!!」

桐原(ダークネスめ。よほど、あの男が嫌いだな。俺は結構、気に入ったが・・・。)


SSP第6分隊基地の司令室では、通信隊員が異常な情報をキャッチした。

通信隊員「お台場でモンスロイドが出現しました!!」

春日「きっと、ユーフォータートルね!!全隊員、出撃!!!」

隊員たち「了解!!!!!」  光次郎「今度こそ奴を・・・・・!!」

通信隊員「っ!!待ってください!!もう一つの報告をキャッチしました!!」

隊員たち「えっ!!!!??」  春日「な、何ですって!?」

通信隊員「死神らしき怪人が秋葉原で出没。殺人を行っています!!」

春日「まさか・・・・女の死霊のジャンボロイド!!」

光次郎「あいつ・・・!昼でも活躍できるのか・・・・!!」

青井「どっちにしろ、ジャンボロイドはどんな卑怯な事でも行えると言う事よ!!!」

桜「モンスロイドとジャンボロイド・・・・!デスナイトの誇る二機が、

同時に動き出したなんて・・・・!!」

清水「SSP全分隊による総攻撃を仕掛けようにも・・・・・!」

野沢「勝てるかどうかわからないわ・・・・。」

隊員たちはデスナイトの激しい攻撃に戸惑う。

光次郎「ですが、まだ我々にはライターがいます!!隊長!!命令を!!!」

春日「ええ!モンスロイドは第7、8、4分隊が引き受けてくれるわ!!

野沢、青井、清水、木之本、折原隊員はフライングで彼らの支援にまわって!!」

青井たち「了解!!!!」

春日「ジャンボロイドは9、1、3分隊が行う!高町隊員と月野隊員は、

4名の隊員を連れて、ジャンボロイドの捜索及び殲滅に向かって!!」

光次郎と桜「了解!!!!」

こうして、SSP決死の2大防衛作戦を開始した。


ユーフォータートルは円盤状態で街の上空を飛んでいた。

ユーフォー・タートル「グエエエエェェェェウウウゥゥゥゥッ」

ユーフォーは無数のビームを発射して、多くの建物を破壊し街並みを燃やした。

そこに、無数のリボルバー部隊が駆けつける。懐かしい阿相隊員と東雲隊員がいる。

東雲隊員「行くわよ!モンスロイド!!」 阿相隊員「お前の思い通りにはさせないぞ!!」

無数のリボルバージャックは無数のレーザーバルカンを一斉連射した。

それを浴びるユーフォーだが、ひるむ様子はない。

ユーフォー・タートル「グエエエエエエェェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥゥッ」

ユーフォーは無数のビームで多くのリボルバーを破壊した。

しかし、リボルバージャック部隊は負けずに、レーザー波状一斉攻撃を続ける。

その攻撃を受けながらも効かないユーフォーも無数のビームを連射し続け、

リボルバーを破壊し続けたり、多くの建物を爆破したりしていた。

やはり、リボルバーだけでは歯が立たない。だが、まだ諦めてはいけない。

そこに、フライングファイターが駆けつけた。

前のコックピットが青井、木之本隊員、折原隊員。

後のコックピットが清水、野沢が乗っていた。

清水「モンスロイド発見!!リボルバー部隊を援護する!!」

野沢「ミサイル発射!!!」

つづく

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光次郎「しかし、小牧ちゃんが言った通りに、

お姉さんのお化けが現れるだろうか?本当に・・・・?」

桜「女の死霊でいいわよ。大丈夫よ。私と奈々ちゃんが一緒にいてあげるから。」

光次郎「ありがとう。僕・・・・昔からお化けが苦手だったんだ。実は・・・。」

青井「お化けが怖いなら、SSPが勤まれないわよ!」

光次郎「っ!奈々ちゃん・・・・。」

青井「仮にもあなただってSSPの戦士でしょ?

だったら、何事にも恐れないで前に進めば良いじゃない!!私たちと一緒にね!!!」

桜「奈々ちゃんの言う通りだよ。あなたは独りじゃないんだから。」

光次郎「うん。ありがとう。桜ちゃん。奈々ちゃん。」

青井「だから、私は青井だって!もう・・・。早く任務を終らせるわよ!!」

桜「うん。いこっ!光次郎君!!!」

光次郎「うん!!(いつも任務には厳しいけど、本当は思いやりがあって、

僕や桜ちゃんと一番仲良くしてくれる奈々ちゃん。彼女も僕の最高の友達だ。)」

3人は夜中の秋田町をパトロールし続けていた。そして、やっと・・・・。

桜「っ!?待って!!」 何かの気配で足止める桜の叫びに、二人は足止める。

光次郎「どうした!?桜ちゃん!!」

桜「・・・・っ!何か、変な感じがしない・・・・?」

光次郎「変な感じ・・・?なんとなく寒そうになってきたんだけど・・・・。」

青井「もしかして・・・・霊感であると言うのですか!?」

桜「それに似てるわ・・・・っ!」 光次郎「すると・・・・例の奴は!!」

3人は一斉に後ろの方へ向く。そこに、小牧が遭遇した、女の死霊がいた。

女の死霊「・・・・・・・・・・・。」

光次郎「こ、こいつか!!小牧ちゃんを泣かせたのは!!!」

女の死霊「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!!!」

女の死霊は笑いながら、3人にゆっくりと迫る。

青井「恐らく、こいつはがそうね!!月野先輩!!指示を!!」

桜「敵は私たちを殺す気よ!!迎撃開始!!!!」

3人は女の死霊を倒そうと、一斉射撃を開始。

光次郎はボウガン、二人はサイレントガンで攻撃。

桜「発射!!!!」 3人の一斉射撃が女の死霊を襲う。

しかし、女の死霊が突然消えてしまった。瞬間移動か?

光次郎「っ!?消えた・・・・?」 青井「一体どこへ・・・・!

桜「・・・・っ!危ない!!!」 後ろを向いた桜は突然、光次郎をど突いた。

光次郎「わっ!!・・・・え!?」 いきなりど突かれて倒れた光次郎は、

桜の方を見るが、彼女に異変が起きた事に驚く。そう。

後ろから女の死霊が襲い掛かって来て、鎌で切りかかっていた。

桜は光次郎を庇ったので、危うく敵の鎌に斬られそうになり、右肩に傷ができてしまう。

桜「あうぅ・・・・っ!!」 光次郎「桜ちゃん!!!!」

青井「よくも先輩を!!!」 青井が射撃で女の死霊を攻撃。

女の死霊「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!!」

女の死霊は間一髪バック転でジャンプして、青井の射撃を避けきった。

青井「ちっ!!駄目か・・・!」 光次郎と桜「くっ!!」

桜と光次郎は同時連射で女の死霊を攻撃する。しかし・・・。

女の死霊「・・・・・!・・・・・・!!」

女の死霊は鎌を回して、二人の攻撃からガードした。

光次郎と桜「ああっ!!防がれた・・・・・っ!!!」

女の死霊はすぐに消えていった・・・・。

青井「く・・・・っ!消えてしまったか・・・・・!!」

桜「・・・・・・うっ!」 桜は右肩を痛がり、膝をついてしまう。

光次郎「っ!!桜ちゃん!!」 青井「先輩・・・・!!」

光次郎と青井はふらついた桜を心配するように近づく。

桜「へ・・・・平気だよ。このくらい・・・・。

二人とも、私の事を心配してくれてありがとう。あなたたちも立派に優しいわよ。」

桜の微笑みに、光次郎や青井も微笑んだ。


清水と野沢は、別の町へとパトロールしていた。

清水「何としても、女の死霊を捜すわよ!平和を乱す者は誰だろうと許しておけない!!」

野沢「死霊は確か、外出している人を殺していると言ったわよね?」

清水「ええ。・・・かと言って人を利用してまでの戦い方をしてはいけないわ。」

野沢「そうね・・・。自分の力だけで捜さないと・・・・!」

その時、男性の悲鳴が聞こえた。二人はそれを聞いて、驚く。

男性の声「ぐあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

野沢「っ!!男性の悲鳴・・・!まさか!!」

清水「あいつが現れたんだ・・・・!!急ぐわよ!!」

二人は男性のところへ向かった。そこへついた二人が見たものは・・・・。

野沢と清水「あああ・・・・・・・!!!!」

血まみれとなって倒れて死んだサラリーマンの隣に立つのは、

女の死霊であった。そう。この死霊が男性を鎌で斬り殺したのだ。

女の死霊「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!」

女の死霊は野沢と清水に気づき、彼女たちをも倒そうとする。

野沢「見つけたわよ!このォ!!!」

野沢はさっそく連続射撃を繰り出す。女の死霊は、

いきなりの速攻を受けるが、動きを止められるだけで何ともない様子だ。

女の死霊「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!」

女の死霊は動きを取り戻して、野沢と清水に向かって走ろうとする。

清水「銃弾では駄目だ!!光線で攻撃だ!!」

清水はサイレントガンからビームを発射して、それを女の死霊に浴びせる。

女の死霊「・・・・!?・・・・・・!!」

女の死霊はこの攻撃を受けて、流石にひるむ。

野沢「やった!!効いたわ!!!」  清水「けど、まだ終ったワケではない!!」

女の死霊はまだ負けたワケではなく、撤退しようと消えて行った。

清水「・・・・・敵は去った。さぁ。帰還しましょ。」

野沢「ええ・・・・。ん?ちょっと待って。」

野沢は何かに気づいたように、死霊が去ったところに来る。

清水「どうした?」 野沢「敵が消えたところに何か落ちているの?」

確かに、死霊が消えたところに何かが落ちていて、野沢がその落ちた物を持つ。

それは機械の一部であった。清水はこれを見て驚く。

清水「っ!!これは・・・・機械のパーツ!!」

野沢「って事は、あの死霊は本物の死霊ではなく・・・・!」

清水「・・・・・っ!!ジャンボロイドか・・・・・!!」

野沢「だとしたら・・・・!早く隊長に報告しなきゃ!!」

そう。あの女の死霊は本物の幽霊ではなく、ジャンボロイドだった。

デスナイトはモンスロイドだけではなく、ジャンボロイドまで送り込んだんだ。


午前2時19分。任務が終わり、隊員たちは第6分隊基地へ戻った。

春日「あの死霊がジャンボロイド・・・・・!!?」

春日は野沢と清水の報告を聞いて、少し驚く。

彼女の前の机に清水と野沢が持ち帰った機械のパーツが置いてある。

野沢「ええ。この機械のパーツを見て、

あの死霊は機械でできているアンドロイドではないかと確信しました。」

清水「あの死霊もデスナイトのジャンボロイドだそうです。」

春日「そう・・・・。私もそうではないかと思ったの。

ジャンボロイドは全て女性なのだから・・・・。」

野沢「前はモンスロイドが現れたし、さっきはジャンボロイド。

デスナイトはジャンボロイドとモンスロイドの2体を送り込んだのでしょうか?」

春日「だとしたら・・・・デスナイトはそろそろ全面戦争に乗り出すみたいね。

違う種類の巨大兵器が同時に出てきて、我々やライターに倒せるかどうか・・・・。

・・・・ところで、月野、高町、青井の両隊員は?」

清水「それが・・・・。月野隊員が負傷したそうなので・・・・・。」


光次郎、桜、青井の3人は基地のメディカルルームにいた。

そこで、桜は傷ついた右肩の治療を受けて、そこに包帯が巻かれていたそうだ。

光次郎「だ・・・・大丈夫かぃ?」 桜「うん・・・・。大丈夫よ。」

光次郎は桜に近づいて、桜は何故か頬を赤く染めていた。

青井「ちょっと、高町隊員。先輩のに近づいて、まさかハァハァしようってんじゃないの?」

青井が光次郎に近づいてそう言うと、光次郎は驚いて二人から離れる。

光次郎「そ、そんな事ないない!!ただ、桜ちゃんが心配で・・・。」

青井「そこまで心配する程、月野先輩が好きなのね・・・・。」

光次郎「っ!!う・・・うん・・・・。」 光次郎は赤くなりながら、頷く。

桜「私の事は心配しなくても良いのよ。光次郎君。」

光次郎「でも、君だって昔は僕の事をあんなに心配してくれたじゃないか?

あの頃、不良たちに絡まれて怪我をした僕を君は限界まで手当てしてくれたんだろ。」

桜「うん・・・・。だって、光次郎君は私の・・・・・こ・・・友達だから。」

青井「っ!!!?」  光次郎「・・・・・そうだよね。」

青井には聞こえていた。桜の言葉をしっかりと。

桜は光次郎の事を恋人と言いたかった。二人は両想いなのだから。でも・・・・。

光次郎「・・・・じゃあ、桜ちゃん・・・・。そろそろ・・・・・。」

桜「うん。そろそろ帰らなきゃいけないよね?」

光次郎「君はあの時、僕が元気になるまで帰らなかったのに・・・。ごめん。」

桜「いいよ。私、本当に平気だから・・・。」

青井(あの二人・・・・ラブラブだわ・・・・。) 青井は二人のやりとりを見る。

光次郎「・・・・奈々ちゃん。後は頼む。」

光次郎は青井にそう言うと、メディカルルームから出た。

青井「え!?あ、ちょ、ちょっと待ちなさ・・・・。・・・・っ!」

桜「いいのよ。光次郎君はあなたに私の看病を任せたと思うわよ。」

青井「勝手すぎます。あの人の行動は・・・・。

私に先輩の看病を任せるなんて。本来なら・・・・・っ。」

青井も知っていたのだ。光次郎も桜に恋心を抱いている事を。

本来なら、桜の看病は、

彼女を愛している光次郎が最後までやるべきであると思っていた。

青井「・・・・先輩はそんな勝手な高町隊員が好きなのですか・・・・??」

桜「・・・・うん。だって、私の始めての友達だもん。」


高町邸の玄関であかりは待ち続ける。そのたび切ない表情をしている。

ドン そして、ドアが激しく開き、そこから光次郎が出た。

光次郎「はぁ・・・はぁ・・・。た、ただいま・・・・・。」

どうやら急いで走ったので、だいぶ疲れているようだ。

あかり「・・・・・っ。ただいま!!」

あかりは喜びの涙を流して、光次郎に抱きついた。

どうやら帰りが遅すぎて、光次郎の事を凄く心配していたそうだ。

光次郎(あかりさん・・・。帰りが遅すぎた僕を、

怒らずここまで心配して待ってくれたなんて・・・・。)

そして、あかりは光次郎から離れる。すると、光次郎は突然、倒れ始める。

光次郎「・・・・・・っ。」 あかり「こ、光次郎さん!!!」

倒れ込む光次郎を抱えるあかり。

光次郎「あ・・・・足が・・・・・・。」

あかり「足が・・・・・?っ!?」

あかりは光次郎の足の方を見て、ズボンの右足の部分を脱がせかかる。

あかり「っ!!!」 あかりは光次郎の足を見て、驚く。

彼の右足の膝部分が怪我をしているではないか。

そう。光次郎は帰りで走ってる途中で転んでしまったのだ。

つづく

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光次郎「っ!?この声は・・・・小牧ちゃん!?」

そして、光次郎は小牧を見つける。小牧は泣きべそをかいているそうだ。

小牧「くすん・・・・くすん・・・・くすん・・・・・くすん・・・・。」

光次郎「どうしたんだぃ?小牧ちゃん。」

小牧「っ!ひ・・・光次郎さん・・・・。ふえええぇぇぇぇ・・・・!」

小牧は光次郎に抱きつき、泣き崩れる。光次郎はいきなりの事で焦りそうである。

小牧「怖かったよォ!怖かったよおおおぉぉぉ~っ!!!」

光次郎「こ・・・・怖かった!?もしかして、

昨日のモンスロイドが暴れてたから・・・・?」

小牧「・・・・・ううん。違うの?」

光次郎「え!?じゃあ・・・・何があったの・・・・??」

小牧「・・・実は、夜でね、怖いお姉さんのお化けが出たの。ふえぇぇぇ・・・・。」

光次郎「怖いお姉さんのお化け・・・・?」

小牧が目撃した怖いお姉さんのお化けとは一体何なんだろう・・・・?

それは、昨日の小牧の家での出来事をお見せしよう。


夜の闇に包まれたとある民家。それが、小牧の家なのだ。

小牧は二階の私室でベッドで寝ていたが、何があったか急に起き上がった。

小牧「うううん・・・・。漏れそうだから、トイレに行かなきゃ。」

小牧はトイレに行きたいので、部屋から出ようと歩いた。その時である。

謎の声「ヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッ・・・・・・・・!!!!!」

小牧「ひっ!!な・・・・何・・・・・!??」

小牧は突然、響く不気味な笑い声に恐怖に振るえ、足を止める。

そして、恐る恐る窓辺の方を向くと、そこに恐ろしき物があった。

小牧「ひっ!!!!!!!!!!!!!」 小牧はそれを見て驚愕する。

彼女の目線には白く輝く女性があった。その女性は、

黒く長い髪に髑髏のような顔をしていた。身体は黒いローブで身を纏っている。

鎌も持ち、この女性はまるで死神のようであった。

死神のような女性「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!!!!」

小牧「きゃ、きゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」

小牧はあまりの恐怖に涙して絶叫をあげた。


そして、現在。小牧はそれを思い出して泣きじゃくる。

小牧「うう・・・ううう・・・・・。」

光次郎「そうか・・・・。いきなりそんな奴が・・・・。」

小牧「もう・・・暗いのは嫌だよぉ・・・・・。」

光次郎「よし!!!じゃあ、そのお姉さんのお化けも僕が倒してやるよ!!」

小牧「ほ、本当ですか・・・・?」

光次郎「うん!約束するよ!!その後は一緒に楽しく遊ぼうね!!」

小牧「わかりました!!ありがとうございます!!」

光次郎「ああ!!それでは、良い夢見てね!!!」

小牧が笑顔になったところを見た光次郎は笑顔になって、彼女と別れた。

光次郎(いつも泣いてばかりで臆病なところがあるけど、

本当は良い子で憎めず、僕を兄と慕ってくれる小牧ちゃん。

まだ幼そうだけど、この娘も僕の大切な友達なんだ・・・・・。)


一方、デスナイトのメインルームでは、桐原とダークネスは、

ある男と会話をしていた。その男は太い体をし、ドス黒い衣装をしていた。

桐原「昨日の破壊工作。高い評価をつけてやるぞ。ドルイス。」

太い男はドルイス。ドルイスは何故か煙草を吸っている。

ドルイス「グフフフフフ・・・・!!いかがでしたかのォ?

我がユーフォー・タートルの力を!ワシのモンスロイドは、

どのモンスロイドは負けてなどおりませぬわぃ!!!

グヘ・・・ッ!グヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘ!!!!!!!」

ダークネス・セイバー「なんて下品な笑い声・・・・!デスナイト支部で、

もっとも巨大で強大な戦力を持ったドイツ支部のメンバーが聞いて呆れる!!

お前は今、対日本攻撃支部のメンバーなのだぞ!!?」

ドルイス「はぁ・・・。すみませぬ・・・・・。」

桐原「ドルイスよ。いよいよ我々デスナイトに最後の時が近い。

何としてもSSPとマリオネットライターを倒すのだ!!

お前のユーフォータートルと、あいつのダブル作戦でな!!!」

ドルイス「はっ!!」 ドルイスはメインルームから出て、戦争の時の待つ。

その時、また別の何者かが出る。その者は怪しげな光とともに現れる。

光が消えて、そこに黒いローブを纏った女性の姿が出た。

ダークネス・セイバー「どうやら、もう一人が来たそうです。」

桐原「ああ。こいつはは俺らのジャンボロイドだ・・・・!!」

そう。このローブの女性こそが、新たなジャンボロイドだったのだ。


学園から出た光次郎は既に、SSPの第6分隊基地にいた。

司令室で春日が、何かの異変を隊員たちに語る。

春日「モンスロイドが破壊活動を行った日の昨夜より、

女の死霊が各地で出没し、人々に恐怖を与えたそうよ。」

光次郎「女の死霊・・・・!?(もしや、小牧ちゃんが見た怖いお姉さんのお化けの事か!?)」

春日「さらに、最悪な事に。その死霊は外出している人を殺して行ったそうよ。

生き残った目撃者の情報によれば、死神のような鎌を持っているそうよ。」

清水「まるで死霊と言うより・・・死神ですね・・・・・。」

野沢「でも・・・髑髏の顔をしていると聞くからなんか怖そう・・・・・。」

春日「死霊は深夜に現れる可能性はあるわ。その時間の前に、

昨日のモンスロイドの捜索は第5分隊と第9分隊がやってくれるわ。」

青井「と、言う事は。我々は死霊退治のため、深夜まで待機と言うワケですね。」

春日「そう言う事になるわね。」


現在・19時28分。深夜の時まではまだ先が長い。

光次郎は野沢や清水と一緒に基地の廊下にいた。

光次郎は近くの自販機でコーラを買い、それを飲んでいる。

野沢や清水もコーラを飲んでいる。光次郎はそんな二人に問う。

光次郎「あの・・・・二人とも。」

野沢「どうしたの?光次郎君。」 清水「事情でもできたのか?」

光次郎「・・・・悪いけど、自宅に帰っても良いですか?」

野沢「・・・・あかりさんに会いたいの?」

光次郎「っ!!え・・・ええ・・・・なんとなく・・・・・。」

清水「・・・だが、深夜の時は少し近い。君の自宅までこの基地から何分かかる?」

光次郎「・・・・・。歩けば30分くらい。」

清水「・・・・まだ、間に合うか。だが、それを隊長が許可してくれるかどうか・・・。」

光次郎「じゃ、じゃあ・・・・。今すぐ隊長に言って来ても良いですか・・・?」

野沢「・・・・ごめん。光次郎君。隊長は他の隊長との会議で忙しいの・・・・・。」

光次郎「・・・・・っ。では、その会議は何時まで終りますか・・・?」

清水「・・・・せいぜい、10時くらいだな。」

光次郎「間に合えないか・・・・。」 光次郎は落ち込み始まる。

野沢「・・・・・でも、任務が終ったらまたあかりさんに会えるわよ!」

清水「高町隊員。今はあかりさんに会いたい気持ちは私にもわかる。

だが、今はSSPとしての任務がある。任務がある限り、

SSP隊員としての仕事を真っ当しなければならない。

そうでなければ、真奈美ちゃんのように大切な人が次々と失っていくのよ!」

光次郎「っ!!そう言えば・・・・そうでしたね・・・・。

これ以上、真奈美ちゃんと中嶋君のような被害者を、

増やさない!!!それが、僕の使命なんだ!!!!!」

野沢「その意気よ!!!一緒に頑張ろうね☆」

清水「デスナイトのテロからこの国を守るために・・・・・っ!!」

野沢はさわやかな笑顔で、清水は真剣な表情で光次郎に手を向ける。

光次郎「・・・・・はい!!!」 光次郎はそんな二人の手を取った。

3人の友情は深まり、光次郎は二人の女性隊員に対し、こう思った。

光次郎(いつも厳しそうだけど、本当は優しさがあって弱い人たちや、

子供たちを想っているお姉さんな清水さん。いつも子供っぽく見えるけど、

温和でしっかり者なお姉さんの野沢さん。二人とも、素晴らしい先輩だよ。)


その頃、高町邸ではあかりが夕食のしたくをして、

既にできていた。テーブルにはカレーライスにサラダなどがある。

あかり「・・・・これでできましたわ♪あとは光次郎さんが帰って来るのを、

待つだけです!桜さんから電話があって、深夜までには帰るそうですけど、

私はいくらでも待てますっ!そして、この食事も・・・・。っ!?」

その時、あかりの脳裏に再び何かが浮かび上がる。


少女「ねえ!どう言う事なの!?なんで私の妹が・・・・っ!!」

少女の父「あの娘にはデスナイトの最強戦士になってもらうのだ!!」

少女の母「本来ならあなたもその同志になるつもりでしたが、

あなたはとてつもなく優しすぎる。優しき者などデスナイトに必要ありません!!」

少女「そ、そんな・・・・・!!きゃ!!」

離れようとする両親を追おうとする少女だが、周囲のブラックアタッカーたちに捕まってしまう。

少女「いやっ!!放して!!!放してェ!!!」

そして、少女は両親と別に場所に連れていかれ、投げ飛ばされる。

少女「きゃぅ!!!」 少女は壁に叩きつけられ、ぐったりしてしまう。

そして、多くのブラックアタッカーが一斉に銃を構える。

アタッカーたちは苦痛で動けない少女に容赦なく一斉連射を浴びせた。

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ

数日前。

少女「泣かないで。」

少女は幼稚園の前で泣きじゃくっている男の子にハンカチをあげた。

少女「どうしたの?」

男の子「き・・・・君は・・・?」

少女「私?私は・・・・・・明理!!」


あかり「・・・・っ!!!」

あかりは我に返った。あかりはまたヴィジョンを見たのだろうか?

あかり「今のは・・・・・??どこかで見た事のある風景・・・・。

そして、あの男の子は・・・・・私が一番知ってる人に似ている・・・・・。」


ついに深夜の時が来てSSP第6分隊の任務が始まった。

光次郎、桜、青井は秋田町でパトロールをしていた。

つづく

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桜「いけない!!モンスロイドがこちらに向かって来たわ!!!」

光次郎「くそぅ!!!」 光次郎はユーフォーに接近し、ボウガンで攻撃した。

複数の矢がモンスロイドの機体に刺さり、爆発していく。

ユーフォーはそれを受けるが、そんなにダメージを受ける事はなく、

ゆっくりと光次郎と桜に迫る。桜も火薬弾連射で支援攻撃をする。

ユーフォー・タートル「グエエエエェェェェウウウゥゥゥゥゥ」

ユーフォーは両目からビームで光次郎を攻撃する。

光次郎「うわっ!!!」 光次郎は右方に避けて、扱けながらもボウガンで攻撃。

再び攻撃を受けたユーフォーは怒って、巨大な手で光次郎を叩き潰そうとする。

光次郎「あ・・・・っ!!」 巨大な手が物凄い速さで光次郎に迫る。避けきれない。

桜「危ない!!!!」 その時、桜が走ってきて、

光次郎に抱きついて、彼と一緒に敵の射程距離から離れた。

これにより、ユーフォーの打撃が避けられた。もし、

桜が助けなければ、光次郎は今頃、全身が破壊されていた。

光次郎「・・・・・っ!さ・・・・桜ちゃん・・・・。」

桜「大丈夫?光次郎君・・・・。」

光次郎「あっ!!モンスロイドがまた迫る!!!」

桜「え!?」 桜が後ろを向き、二人はユーフォーがまた迫る事に驚く。

その時、フライングがレーザーバルカンでユーフォーを攻撃した。

ユーフォー・タートル「グエエエエエェェェェェウウウウゥゥゥゥゥゥ」

ユーフォーはフライングの方に向いて、フライングを倒そうとした。

光次郎「・・・・・あ、ありがとう。桜ちゃん・・・・。それより・・・・////」

桜「え・・・・?あ!忘れてた・・・・///////」

光次郎と桜は赤くなり、少し離れた。フライングの野沢と清水はそれを見ていた。

清水「何をやっているんだ!あの二人は・・・・。」

野沢「やっぱりラブラブね、あの二人はw」

清水「それより!早くモンスロイドを撃破するのよ!!!」

野沢「OK!!ダブルバルカン連射!!!!」

フライングはレーザーバルカンと通常バルカンと同時連射でユーフォーを攻撃。

ユーフォー・タートル「グエエエエェェェェウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ」

ユーフォーはそれを受けて、ダメージを受けていた。そして、

モンスロイドは手足、尻尾を機体に引っ込め、円盤状態にもどった。

青井「あっ!円盤に戻った!!一体、どうするのかしら・・・・!?」

ユーフォーは円盤となって、そのままどこかへ去った。撤退した。

桜「・・・・敵が逃げたわ。でも、戦いは終ったワケじゃない!!

次は頑張りましょ!光次郎君!!そして、一緒に生き延びるのよ!!」

光次郎「う・・・うん・・・。(桜ちゃん・・・・。

やはり、この娘も優しい人だ。あかりさんと同じくらい・・・・。)」


SSPとモンスロイドの戦いが終わり、次の日が来た。

秋田学園では、光次郎は久しぶりに弓道部をで部活を行った。

光次郎「えぃ!!!」 光次郎は弓で矢を発射し、的に命中した。

その矢が真ん中近くに命中した。他の矢もほとんど真ん中に近かった。

光次郎「ふぅ・・・・。腕はなかなかみたいだな・・・・。」

光次郎の活躍に、高校生たちと中学生たちが注目した。

高校生「おい。見たか?」 「ああ。あいつ、凄い実力だなァ。」

「俺、2年生だけど。あいつ、俺よりうまくね?」

中学生「凄いなァ。あのお兄ちゃん。」 「今度、コーチにしてもらおうかな。」

榊「どいつもこいつも、お前を評価してやがるぜ。高町。」

光次郎「うん・・・・。でも、そのつもりはないんだけどね・・・・・。」

榊「・・・・ところで、知ってるかぃ?恋人同士は将来結婚するって・・・。」

光次郎「うん・・・。それがどうかしたの?」

榊「お前はいろいろと女の子たちとの関わりが多そうだな?」

光次郎「そ・・・それがどうしたんだよ?;」

榊「もし、この学園を卒業して誰かと結婚するとしたら、お前はどうするの?」

光次郎「・・・・結婚って誰か一人と結婚するって事だよね?」

榊「そうさ。その一人が一番お前が愛し、お前を愛してくれる奴だ。」

光次郎「僕が愛し・・・・僕を愛してくれる人・・・・・。」

榊「・・・・お前にはそいつがいるだろ?」

光次郎「う、うん・・・・。いるにはいるけど・・・・。」

光次郎は何かを悩んでいた。それを見た榊はこう言った。

榊「おっと。まだ決めなくていいぜ。ゆっくり考えても良いんだぜ。」

光次郎「・・・・・ごめん。こう言うの決める自信がなくて・・・・。」

榊「いいって、いいって。じゃ、俺はここで・・・。」

榊は自分の練習に戻ろうと、光次郎から離れた。


部活が終わり、学園から出て通学路を歩く光次郎は心の中でこう呟く。

光次郎(いつも疲れた僕を笑顔で癒し、ずっと僕の事を尽くしたり、

側にいたりで助けてくれたあかりさん。いつも僕と一緒に戦って、

暖かい心で僕を支えてくれた桜ちゃん。二人とも、

寂しそうな時の僕をいつも慰めてくれたんだ・・・・。

二人とも、僕が愛した人で僕を愛してくれた人だ・・・・。

でも・・・・本当にそれでいいのだろうか・・・・・。

僕が本当に愛すべき人は・・・・・・・。)

光次郎は悩んでいた。光次郎が一番愛すべき人は一体誰なのかと・・・・・。

聡子「・・・・何かお悩み?」 光次郎「っ!!?」

そこに、聡子が話しかけて来た事に驚く光次郎は彼女の方に向く。

光次郎「さ・・・・聡子さん・・・・。」

聡子「うふふ。最近、部活に励むようになったけど、もしかしてあいつらが死んだから?」

光次郎「・・・・まあ。そうかもね。でも、SSPの仕事は必ず行くよ・・・・。」

聡子「・・・・ところで、あなた。今、何か悩んでいるようね?」

光次郎「えっ!?な・・・何でわかるんですか・・・・!?」

聡子「・・・・・顔に描いてあるわよ。」

光次郎「・・・・っ。実は、ちょっと恥ずかしい事だけど・・・・。」

光次郎は聡子に将来結婚する時の事を語った。

しかし、彼には二人の好きな女の子がいて、その中の誰を決めれればいいのか、

流石に聞けなかった。聞いたら、聡子に悪いからであろう。

光次郎「・・・・と、言うワケで僕は今、そんな恋心を抱いていると思うんです。」

聡子「・・・・・くすっ。結構、大変でしょ?青春って・・・・・。」

光次郎「たとえば、二人まとめてと結婚するのは・・・・?」

聡子「・・・流石にそれは無理かしらね・・・・^^;」

光次郎「でしょうね・・・・。」

聡子「でも!私はあなたの恋に応援するわ!頑張ってね☆」

光次郎「は・・・はい・・・・。」 光次郎はそれを聞いて微笑んだ。


聡子の応援を受けた光次郎は秋田町を歩いた。

光次郎(いつも何か僕が悩んでいる時に、まるで姉のような優しさで、

僕を勇気付けてくれた聡子さん。あの人も好きだったなァ。

本当のお姉さんであって欲しかった・・・・。)

その時、女の子のすすり泣きが聞こえて来た。それは、小牧の声であった。

つづく

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アンドロイド少女・マリオネットライター  第34話・本当の気持ち

円盤モンスロイド・ユーフォー・タートル
恐怖ジャンボロイド・サーナイト・スケルトン
登場

あかり。メイド服の美少女・あかり。彼女は優しい・・・。

とてつもなく優しい人なのだ。あかりの優しさによって、

一人の少年が救われたのだ。それが、光次郎少年。

光次郎は今、考えていた。何故、あかりは自分に尽くしてくれるのか・・・。

光次郎は学園での活動を終え、自宅へ帰った。そこで、あかりが笑顔で迎える。

光次郎「ただいま。」 あかり「おかえりなさいませ。」

授業で疲れた光次郎はあかりの笑顔を見て、微笑む。

あかり「光次郎さんの部屋は掃除しておきました。」

光次郎「そうか・・・。ありがとう。結構、散らかってた?」

あかり「はい・・・。でも、片付ければどの部屋も綺麗になれますよ。」

光次郎「そうだね。・・・・何かいじってなかった?」

あかり「何もいじってません。私が光次郎さんの大切な物を、

簡単に壊すワケないじゃないですか・・・・・///」

あかりはそう言いながら、赤くなった。あかりは光次郎の部屋を片付けてる間に、

複数の18禁の同人誌があったのを見たせいである。

光次郎「・・・・・ねえ。あかりさん。」

あかり「なんでしょうか?」

光次郎「・・・・・その。聞きたい事があるんだ・・・・。」

あかり「聞きたい・・・・事ですか・・・・?」

光次郎「そうだ・・・・。何故・・・・・君は・・・・・。」

光次郎はあかりに疑問を問おうとする。その時、光次郎のシーバーが鳴り出す。

光次郎「あっ!!SSPからの連絡だ・・・!」

光次郎はシーバーのスイッチを押し、連絡を受ける。

光次郎「こちら!高町!!」

通信隊員の声『大阪にて、巨大円盤出現!!!ただちに急行してください!!!』

光次郎「よし!わかった!!・・・・・っ!」 光次郎はシーバーを切る。

あかり「・・・・また。任務ですね。」

光次郎「うん・・・!ごめん・・・あかりさん・・・・。」

あかり「いえ。謝る必要などございません。あなたには、

やるべき事があるのですから・・・。私はそれを許します。」

光次郎「うん・・・。ありがとう。じゃ、行って来るよ!!」

光次郎は現場へ急行しようと走るが、あかりが急に呼び止める。

あかり「光次郎さん!!」 光次郎「っ!?な・・・なんだ?」

光次郎はあかりに呼ばれて、足を止めて彼女の方へ向く。

あかり「・・・・・・いってらっしゃいませ。

それから、気をつけてください。今夜の食事を用意しますから。」

光次郎「・・・・・ああ!頑張るよ!!」  こうして、光次郎は再び走り、戦場へ。


夕日の大阪で謎の飛行物体が飛んで来た。それはまるで、機械の円盤のようであった。

その前の部分には怪獣のような顔があった。獣のような顔に一角が大きく突き出ている。

この怪獣の顔を持つ円盤はこの大阪で攻撃を開始しようとする。

この円盤のような怪獣もやはり、デスナイトのモンスロイドであった。

人呼んで、ユーフォー・タートルである。

ユーフォー・トータル「グエエエェェェウウウゥゥゥ」

ユーフォーは円盤の機体から無数のビームを発射して、多くの建物を破壊した。

ユーフォータートルはさらに無数のビームの発射を続け、街並みは燃えつつある。

そこに、フライングファイターが飛んで来た。前のコックピットでは、

野沢と清水が乗っている。光次郎、桜、青井が地上から徒歩で行動。

桜「相手は円盤だから空中を移動している!奈々ちゃんは5分隊と同行して、

対空銃器で攻撃して!!私と光次郎君は逃げ遅れた人たちの非難を担当するわ!!」

青井「了解!!5分隊の援護にまわります!!」

桜「うん!行こう。光次郎君。」 光次郎「了解!!」

こうして、青井は中型の銃器を持って二人から離れ、桜と光次郎は燃える街の方へ向かう。

ユーフォー・タートル「グエエエエェェェェェウウウウゥゥゥゥゥ」

清水「まだ敵が何なのかわからない!!レーザーで様子をさぐって!!!」

野沢「了解!!!レーザーバルカン連射!!!」

フライングはレーザーバルカンでツーフォーを攻撃。

ユーフォー・タートル「グエエェェェウウウゥゥゥゥッ」

ユーフォーは攻撃を受けて怒り、フライングの方へ向かう。

ユーフォーは両目からレーザー光線を発射した。フライングはそれを避ける。

野沢「うひゃあぁぁ~っ!!怒った怒った。やはり、生物兵器ね。」

清水「生物兵器・・・。つまり、デスナイトのモンスロイドかした・・・?」

地上から、第5分隊の隊員たちと青井が対空銃器でモンスロイドに攻撃する。

無数のロケット弾がメギドルに命中。その時、ユーフォーに何かが起きる。

ユーフォー・タートル「グエエエエェェェウウウウゥゥゥゥ」

ユーフォータートルはゆっくり地上へ降下していく。

青井たちはそんなユーフォーを攻撃し続ける。ユーフォーはそれに耐えて、降下する。

そして、ユーフォーの機体が変形を始めた。円盤の機体から獣のような手足が出た。

尻尾も出てユーフォーは完全な機械怪獣となって地面に着地した。

ユーフォー・タートル「グエエエェェェェウウウウゥゥゥゥ」

ユーフォーは歩き、近くのビルを叩き壊す。光次郎と桜はこれに気づく。

桜「変形したわ!!」 光次郎「既に完了した!!僕らも攻撃だ!!!」

そして、二人は両目からぼのビームで暴れるユーフォーに対し攻撃を開始した。

光次郎はボウガン、桜はサイレントガンでユーフォーを撃った。

さらに、フライングもレーザーバルカンで追加攻撃した。

ユーフォー・タートル「グエエエエェェェウウゥゥゥゥ」

だが、そんな総攻撃はユーフォーには通用できず。

そして、敵は光次郎と桜の方へ向かう。

つづく

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