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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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アンドロイド少女・マリオネットライター  最終話・僕たちは未来へ行く

最強ジャンボロイド・ダークネス・セイバー
極悪モンスロイド・ヘルズ・エンペラー
デスナイト総裁
登場

デスナイトの総攻撃を受けた日本だが、光次郎たちSSPと、

マリオネットライターの正義の力でそれを退けた。

そして、ジャンボロイドとして蘇った真奈美は再び死に、

光次郎にデスナイト総裁の居場所を教えた。デスナイト総裁のところには、

HN星のエネルギー物質を保管している物もあるに違いない。総裁を倒せば、

二度とジャンボロイドを造れなくなる。こうして、正義の子供たちは、

全ての戦いに決着をつけようと・・・・いざ、ドイツへ向かおうとした。


ここは、日本のとある鉱山である。そこに、爆発が起きた。

一体、何が起きたのだろうか・・・?


SSP第6分隊基地の司令室で、その鉱山爆発の件を聞く。

光次郎「ええっ!?Z鉱山が爆発した!?」

春日「ええ。そこをSSPの第1分隊が攻撃したのよ。」

桜「SSPが!?一体、どう言う事ですか・・・・??」

春日「そこには・・・・・・・デスナイトの対日本攻撃支部があったからよ。」

隊員「な、何ですって!!?」

隊員たちは、今まで戦ってきた対日本攻撃支部がZ鉱山にあった事に驚いた。

野沢「Z鉱山って・・・・一番危険な鉱山だから、誰も来なかったけど・・・・。」

清水「何故・・・・こうも簡単に、あの対日本攻撃支部が・・・・。」

春日「第1分隊からの情報では、敵の基地には誰もいなかったそうです。

だから、簡単に爆撃できたワケね・・・・。」

桜「恐らく、奴等はドイツへと逃げ込んだのでしょう・・・。」

青井「つまり!ついにドイツへ行く時ですね・・・・っ!!」

春日「その通りね・・・・。それでは、今回の作戦を説明します。

今回はいよいよデスナイトとの最後の戦いよ・・・・・っ!!」

隊員たちはそれを聞いて、頷き息をのむ。何故なら、今回が最終戦争だからだ・・・。

春日「・・・・ドイツのミュンヘン付近には、デスナイト総裁がいる・・・。

・・・・ティアーズ・ソウル・・・・いえ、松村真奈美がそう言ってたわよね?」

桜「はい・・・・。そこに、ナチスの基地があるのではないかと、

思いまして・・・。間違いはないと思います。」

青井「SSPオール支部に伝えて、そのデスナイト本拠地である、

ミュンヘン付近へと全勢力をぶつければ、勝てるかも知れません!!」

春日「いえ・・・。残念ながらそれは無理かも知れないわね・・・・。」

青井「え・・・!?どう言う事ですか・・・・??」

春日「ドイツでは、世界各地から集結したSSPとデスナイトの各支部が、

戦争をしているとの報告があるわ。恐らく、デスナイトは全てのジャンボロイドと、

モンスロイドを送り込み、デスナイト本拠地を探しているSSPを攻撃しているわ。

だから、他のSSP支部に本拠地のところを知らせたら、どうなると思う?」

光次郎「・・・・SSP全戦力がミュンヘンに向かって・・・。

もしかして、デスナイトもそんなSSPにオール兵力を送り込んだりして!?」

春日「・・・・そうよ。大勢のジャンボロイドたちが迫ったら、

流石のライターも敵うワケがないかも知れない。だから、デスナイトの、

多くの勢力は他のSSPに任せて、本拠地は我々と4分隊だけで叩く事にするわ。」

隊員たち「・・・・了解!!!!」

春日「それでは、攻撃メンバーを決めるわ。高町隊員、月野隊員、

清水隊員、野沢隊員、青井隊員。そして、私も行くわ。

私たちはフライングで急行するわ。他の隊員は支援部隊として頼むわ。」

隊員たち「・・・・はい!!!」 光次郎「・・・・隊長。」

その時、少し弱気な光次郎が春日に聞く。

春日「・・・・・ん?」

光次郎「・・・・後で、少し時間をくれませんか・・・・?」

春日「・・・・どう言う事??」

光次郎「この戦いで負けてしまったら、僕らは死ぬんでしょう?」

春日「・・・・たぶん。そうかも知れないわね・・・。」 桜「光次郎君・・・。」

光次郎「・・・・もし、負けてしまっては、僕の学園での友達に悪いかも知れない・・・。

だから、念のため、彼らと話しても良いでしょうか・・・?」

春日「・・・・わかったわ。けど、本当にお別れする程度は駄目よ。」

光次郎「・・・・・はい。」


こうして、光次郎は秋田学園の前で榊、小牧、聡子を呼んでいた。

榊「おいおい、どうしたんだよ?俺たちをこんなところへ集めてさ。」

聡子「何か・・・私たちに相談して欲しい事があるの?」

小牧「それとも・・・・何かして遊ぶのですか?」

光次郎「うん・・・。実は、話しておきたい事があるんだ。」

榊、聡子、小牧「話しておきたい事・・・?」

光次郎「・・・・これから僕はドイツへ行こうと思うんだ・・・。」

小牧「えっ!?ド、ドイツへ行くのですか・・・・!!?」

榊「親のいないお前が・・・何故、世界旅行へ・・・??」

二人は光次郎がドイツへ行く事に驚き、聡子も少し汗を流す。

聡子(・・・・まさか、光次郎君・・・・!)

光次郎「・・・実はそこにデスナイトの本拠地があるからさ・・・。」

榊「デ、デスナイトの本拠地だとォ!?」

小牧「ど、どう言う事なんですか・・・・!?」

光次郎「・・・・今日は、そこにあるデスナイト本拠地を叩いて、全てを終らせるつもりだ。」

榊「け、けどよ・・・!デスナイト本拠地って、何だか危ねー気がするぞ!?」

聡子「そこには、無数のジャンボロイドとデスナイトがいるかも知れないわよ。

もしかしたら、あなたの命も・・・・。」

光次郎「大丈夫です。あかりさんがいるから・・・。」

小牧「え・・・え・・・?うう・・・・。」

小牧は何が何だかわからないそうなので、泣きそうになる。

それに気づいた光次郎はそんな彼女の頭を撫でて、優しい声でこう言う。

光次郎「大丈夫だよ。ドイツに行っても、僕が死ぬワケないから。

それと・・・・僕はSSPの隊員なんだ。」

小牧「え、SSPの隊員・・・・?」

光次郎「うん・・・。でも、これは皆には内緒だよ。いいね?」

小牧「・・・・はい。」 そして、光次郎は立ち上がり、3人にこう言う。

光次郎「皆!!これから僕はドイツに行って、デスナイトとの最後の戦いに出る!!

でも、僕は死なない!!もし、死んだら・・・・僕を恨んでも良い。」

榊「何言ってんだ。立派に戦って死ぬんだろ?」 榊は笑顔でそう言う。

聡子「最後の戦い・・・頑張ってね・・・。」 小牧「・・・・死なないでください・・・。」

光次郎「・・・・とりあえず、僕はできたら帰って来る。

それまでは皆とお別れだ。じゃあ・・・行って来る。」

そして、光次郎は3人から離れて去っていく。

榊「・・・・高町!!俺はお前が死ぬなんて思っちゃいねェ!!

絶対に帰って来いよな!!俺はお前の帰りをいつでも待ってやるよ!!!」

小牧「私が先輩が好きです!!だから・・・死なないで!!!」

聡子「・・・・必ず・・・・。必ず帰って来るのよ!!!」

つづく

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ついにSSPは最後の戦場となるドイツへと向かった。そこで立ちはだかる、

桐原とダークネスセイバー。最後の戦いに挑む光次郎とライター(あかり)の前に、

意外な展開が待っていた。最後の物語は一体、どこへ進むのか!?

次回、【僕たちは未来へ行く】!!!  最後に生き残るジャンボロイドはどっちだ!!

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?ライター第36話。

次回はいよいよ最終回です。今回は初めて幹部ジャンボロイドであるダークネスも、

参戦させました。そして、あかりが記憶を取り戻したりと、桜の姉があかりであると、

物語の謎?であったシーンを解明させましたつもりです。・・・・たぶん(ぇ

・・・・実は桜の姉があかりである設定は昔から決まったそうです。(

ティアーズはライターの2号機的な存在としてのジャンボロイドで、

ライターと似た技を持っています。ダークネスの戦力は最後の敵らしく、

できるだけそれらしい技で行こうと書きました。

デスナイトの本拠地の事ですが、それをナチスの基地をイメージさせよう、

それらしいところを探して、ドイツだのナチスだのを検索しましたが、

少し時間がかかって、やっとミュンヘンである事がわかりました。

すみません、デスナイトは戦争が残したテロ組織を意識しようと思いまして・・・・^^;

次回はついに最後のバトルです!そう。次回でいよいよ最終回です(

もし、できたら・・・最後まで応援よろしくお願いします!!!!!

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ティアーズがシュートクライシスを発動した。

その時、ライターの身体から再び紫色の光が発した。

マリオネット・ライター「っ!?きゃああああぁぁぁぁぁ!!!」

そして、その光の後、すぐにライターの身体が爆発してしまう。

それにより、ライターがひるみ、ダークネスへの攻撃ができない。

ダークネス・セイバー「っ!うおぉぉぉぉぉ!!!」

ダークネスは今のダメージでひるんだライターを容赦なく斬りつけた。

マリオネット・ライター「あぅ!!!」  ズバアアァァァッ

ライターは敵の強力な攻撃を受けて、倒れる。

光次郎「あかりさん!!!」  桜「姉さん!!!!」

野沢「もう一度、プラズマスターライトカノンを・・・・!!!」

清水「駄目だ!!もう一度チャージが必要なため、かなり時間がかかる・・・!!」

ティアーズ・ソウル「フン!!」 マリオネット・ライター「ぅあ!!きゃっ!!」

立ち上がったライターだが、ティアーズに殴られたり蹴られたりで、また倒れそうになる。

ダークネス・セイバー「デビル・スマッシュ!!!!」

ダークネスは剣を赤く光らせて、それでライターを思い切り斬った。

マリオネット・ライター「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

ライターはダークネスのとっても強力な打撃技を受けて、また倒れる。

そして、ライターの身体に機械が見える程の大きな斬られた跡ができてしまう。

ダークネス・セイバー「どうだ?マリオネットライターよ。

我が支部長の願いのために、お前の首・・・。とくと貰い受けようぞ!!!」

ティアーズ・ソウル『そして、私は・・・光次郎君を頂くわ。

邪魔な女たちもあなたのように殺してからね!!!!』

それを聞いたライターは立つ。だが、体力はかなり消耗して、

胸のクリスタルタイマーも鳴り出した。タイムリミットまで4分しかない。

マリオネット・ライター「そ・・・・そんな事・・・・させません・・・・!!!」

ティアーズ・ソウル『諦めが悪い人ね。もうあなたに勝ち目はないのに・・・・。』

マリオネット・ライター「・・・・・・っ!!私は・・・・まだ・・・・!!!」

ティアーズは右手の拳を光らせて走り、ライターに向かって殴りかかった。

ティアーズ・ソウル「フラッシュ・パンチ!!!!!」

ティアーズの必殺打撃技、光る拳のフラッシュパンチがライターの腹に直撃した。

マリオネット・ライター「くああああぁぁぁ・・・・ぁぁぁぁ・・・・っ!!!!!!」

ライターは今まで強力な技を受けて、吹き飛ばされてしまう。

そして、ビルの壁に叩きつけられてぐったりとする。

ティアーズ・ソウル『くすっ。今度こそあの世へ送ってあげるわ。

そうすれば、もう人間の奴隷になんかならずに済むでしょ?』

光次郎「このままじゃ・・・・あかりさんが・・・・!・・・っ。」

光次郎はアンチフラッシュアローを見る。だが、それを見た光次郎は顔を振る。

光次郎(駄目だ!!真奈美ちゃんを殺してはいけないっ!!でも・・・・!!」

桜「・・・・・っ!光次郎君。アンチフラッシュアローを使って・・・!」

光次郎「え・・・・・??」

桜「それを使って・・・・真奈美ちゃんと姉さんを助けて!!!」

光次郎「さ・・・・桜ちゃん・・・・!?」

桜「やっとあの世で安らぎを得た真奈美ちゃんの魂は、

デスナイトのせいでティアーズの中に閉じ込められているに違いないわ・・・!!

それよりも・・・私、姉さんと再会できて嬉しいの!!けど、

ティアーズに殺されてしまったら、意味がない・・・。だから、お願い!!!

ティアーズを倒して、明里姉さんを助けて!!!!!

そして・・・・真奈美ちゃんの魂をジャンボロイドと言う牢獄から開放して!!!!!!!」

光次郎「桜ちゃん・・・・。」 桜は涙を流していた。

せっかく会えた姉の明里がまた死ぬのが嫌だからだ。

そして、真奈美が死ぬのも、また辛かったのだ。そして、光次郎も・・・。

光次郎「・・・・・っ!!うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

光次郎は走り、ティアーズの前に止まった。

マリオネット・ライター「っ!!光次郎さん・・・・・!?」

光次郎「ごめん・・・・あかりさん。僕は真奈美ちゃんを終らせる!!」

マリオネット・ライター「え・・・・!?」

そして、光次郎はアンチフラッシュアローをボウガンに入れた。

そのボウガンをティアーズに向けて、こう叫ぶ。

光次郎「真奈美ちゃん!!!君は・・・・本当にこんな事を望んでいるのか!?」

ティアーズ・ソウル『・・・何を言ってるの。これが私の望んだ事よ。』

光次郎「けど・・・本当は傷つける事を嫌いなハズだ!!それが簡単にできるなんて・・・!

けど、僕にはわかる!!君は本当はそんな事をしたくたい事が!!」

ティアーズ・ソウル『いえ。したいわ。私が人殺しをもっとしたいの。

デスナイト以外の人間なんて、動物・・・・いえ、害虫以下の存在よ・・・・。

私は人間が嫌いよ・・・。人間なんてジャンボロイドの敵なワケないじゃない・・・・。』

光次郎「違う!!君だって元から人間だったじゃないか・・・・・っ!!

だから、僕は君と言うジャンボロイドを倒して、君と言う人間を助ける!!!!!!」

そして、光次郎はボウガンの引き金を引いた。

その銃口から赤い矢が、アンチフラッシュアローが放たれる。

ティアーズ・ソウル『っ!!こ・・・これは・・・・・!!!』

そして、アンチフラッシュアローがティアーズの胸に突き刺す。

その時、ティアーズの身体から物凄い閃光が発した。ティアーズはこれに苦しむ。

ティアーズ・ソウル「キャアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」

アンチフラッシュアローによって、

ティアーズの光のエネルギーが爆発エネルギーとなっていき、

彼女の身体中から火花が飛び散り爆発していく。そして、胸の二つのクリスタルも、

粉々に割れてしまい、そこも爆発していく。頭からも爆発が起き、

ヘルメットも破壊され、顔も露出していく。その目から涙が出ていた。

桜&光次郎「真奈美ちゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!!!」

そして、ティアーズはゆっくり倒れて、爆発した。粉々になって吹き飛んだ。

マリオネット・ライター「ま・・・・真奈美さん・・・・・。」

ダークネス・セイバー「おのれええぇぇぇぇ・・・・・!!SSPめェ!!!!」

マリオネット・ライター「っ!!スライス・ライト!!!!」

悲しみにくれそうなライターはダークネスに怒りをぶつけるように、

スライスライトを投げつけた。怒りの必殺光輪がダークネスに命中した。

ダークネス・セイバー「ぐあああああぁぁぁぁっ!!??」

ダークネスはスライスライトをまともに受けて、倒れた。

機体は斬られたが、真っ二つにされていない。ダークネスはこの程度では死なない。

マリオネット・ライター「・・・・・・っ!!!」 ライターはそれを知り、警戒していた。

ダークネス・セイバー「ぐ・・・・っ!!このままで済むと思うなよ。

マリオネット・ライター・・・・!次は命はないと思え!!!」

マリオネット・ライター「許さない・・・・!真奈美さんを、

悲しい機械人形にしたあなただけは・・・・・!!!」

ダークネス・セイバー「・・・・っ!ドイツで待っているぞ・・・・。」

ダークネスは闇の中へ消えていった。ライターは小さくなり、あかりの姿へと戻った。

桜と光次郎は涙を流していた。何故なら、真奈美はもう帰らぬ人となったからだ・・・。

真奈美の身体はもう存在しない。あるのは、機械の破片だけ。

桜「う・・・うううう・・・・・うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

光次郎「うううぅぅぅぅ・・・・・ううううう・・・・・!!!!!」

桜と光次郎は泣いた。春日たちと、いつの間にか降りた青井、野沢、清水は、

同情するかのように見ていた。特に青井や野沢も涙を流している。

あかり「ああぁぁぁ・・・・っ!!!」  そして、あかりも泣き崩れていた。

青井「先輩に高町隊員・・・・!彼女の死を悲しんでいるのですね・・・・っ!!」

野沢「だって・・・・。あの子は二人の友達だったもん・・・・!!」

清水「だが・・・・。いつまでも悲しむワケにはいかない・・・・。」

春日「そうね・・・・。一刻も早く、デスナイト本拠地を探さないと・・・・!!」

光次郎と桜「ううううぅぅぅ・・・・。」

二人は泣き続ける。もう存在せぬ真奈美の死を悲しむように・・・。

真奈美の声『泣かないで。二人とも。』 光次郎と桜「っ!!?」

だが、そんな時。二人の耳に死んだハズの真奈美の声が聞こえる。

そして、二人は夜空の方を見る。そこに全裸の真奈美が光に包まれながら漂っていた。

真奈美『・・・・もう大丈夫。私、また天国へ行けるから・・・。』

野沢「あっ!!あれは・・・真奈美ちゃんの幽霊!!?」

清水「恐らく、人間ジャンボロイドが死ぬと、その人間の霊が出るのかしら?」

あかり「いえ・・・。それだけではありません。ティアーズの光のエネルギーが、

物質となり、その物質が真奈美さんの霊と融合し、見えるようになったのです・・・。」

桜「真奈美ちゃん・・・ごめんなさい!!本当は・・・あなたを・・・・!!!」

光次郎「今度は僕が君を殺してしまった・・・・!!ごめん・・・本当にごめん・・・!!」

真奈美『良いよ。むしろ、ありがとう。あなたたちのおかげで、

私はジャンボロイドと言う牢獄から開放されたから・・・。

あかりさんもありがとう・・・。私のために泣いてくれて・・・・。』

あかり「真奈美さん・・・。私のせいで・・・ごめんなさい!!」

真奈美『ううん。誰も悪くない。だって、私はあなたたちが大好きだもん。』

光次郎と桜「真奈美ちゃん・・・・。」

真奈美『・・・・あなたたちに良い事を教えてあげるわ。デスナイトの総裁は、

ドイツのミュンヘン付近の山の中いるわ。そこがデスナイトの真の本拠地よ。』

光次郎「ドイツの・・・・ミュンヘン・・・・!?」

桜「知ってるわ。ナチス・ドイツが本拠地として構えた場所であると・・・・。」

真奈美『デスナイトは元々ナチスの残党だから、ここで兵力を取り戻して、

今の組織になっていたんだわ。気をつけて。そこには、

無数のジャンボロイドとモンスロイドが造れているかも知れないわ。』

光次郎「それでも戦うよ。これ以上、君のような悲しい奴を造らせはしない!」

真奈美『ありがとう。光次郎君。ずっと・・・好きだよ。

桜ちゃん。光次郎君と幸せになってあげてね・・・・。さようなら・・・・・。』

そして、真奈美は消えてしまった。そう。

真奈美はあの世へ成仏したのだ。彼女は天国で永遠の安らぎにつく事だろう。

桜「真奈美ちゃん・・・・うっ!天国で・・・。ひっく!

幸せに・・・なって・・・ね・・・・っ!!うう・・・・うぇ!!」

光次郎「これで決戦の地は決まった・・・・!!ドイツのミュンヘン・・・!

そこに行って、デスナイトの奴等を一人残らず倒してやる・・・・・っ!!!!」

あかり「ダークネスセイバー・・・・!!あなただけは許さない・・・・!!!

あなたを倒して、全てのジャンボロイドを倒してみせるわ・・・・!!!!」


そして、対日本攻撃支部の基地では、桐原がダークネスの負傷を聞いて怒った。

桐原「何いいぃぃぃぃっ!!!ダークネスが倒されただとォ!!?」

ブラック・アタッカー「はっ!!

マリオネットライターに倒されたとの報告がその結果です!!」

桐原「おのれえぇぇ・・・・!!マリオネット・ライター・・・・SSP・・・・!!

そして、高町光次郎!!!貴様らだけは必ず許さん・・・・!!!!」

デスナイト総裁の声『桐原よ。ただちに対日本攻撃支部の全勢力を連れて、

ドイツのミュンヘン付近にある我が城へ来い。

全てのSSPがこちらへ向かっている・・・!!』

桐原「はっ!!決着を着けてやる・・・・・!!!

我が本拠地・ドイツでなァ!!!!!」

デスナイト総裁の声『その意気だ。今に見ているが良い。SSPの諸君・・・・。

我らデスナイトの真の恐怖はここからだ・・・・!

はっはっはっはっはっはっは・・・・・!!!』

こうして、ティアーズソウルの機体から開放された真奈美の霊の情報により、

デスナイトの本拠地を知る事ができた光次郎。SSPの少女たち。

そして、マリオネットライターことあかり。少年少女たちは、

全ての想いを力に変えて、いざ、デスナイトの本拠地、

ミュンヘンへと向かう事になります。ここが最終戦争の地となるのです。

次回のマリオネットライターは、いよいよ衝撃の最後を迎えるのです!

次回につづく

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あかり「真奈美さん・・・・っ!!私は・・・・・。

あなたを止めてみせます!!光次郎さんや桜を悲しませないために!!!」

真奈美「やってみなさい・・・・。」

光次郎&桜「真奈美ちゃん!!!!!」

真奈美「シャイニング・メタモルフォーゼ!!!!!」

あかり「ライトニング・メタモルフォーゼ!!!!!」

真奈美とあかりはそれぞれ光と共に巨大化し、

ティアーズ・ソウル、マリオネットライターに変身した。

光次郎「あかりさん・・・・。」 桜「姉さん・・・・。」

ティアーズ・ソウル『・・・・ついに最後の戦いよ。

お互いに全力を尽くして、勝負しましょ!!』

マリオネット・ライター「・・・・・っ!」

ティアーズ・ソウル「ハッ!!」 ティアーズが走ると、ライターも走る。

マリオネット・ライター「・・・・・・っ!」

そして、両者は互いにキックを仕掛けるが、そのキック同士がぶつかり合う。

マリオネット・ライター「えぃ!!」 ティアーズ・ソウル「トウ!!」

さらに、両者は今度は互いに手刀を繰り出すが、これもぶつかり合ってしまう。

マリオネット・ライター「むぅ・・・・・・!!」

ティアーズ・ソウル『少々強くなったわね・・・!でも!!』

ティアーズは手刀での押し合いの最中に、ライターの胴体にいれた。

マリオネット・ライター「くあ!!」 ティアーズ・ソウル『甘くなってるそうね!!』

ティアーズはひるんでさがるライターに容赦なくメガトンパンチを打つ。

マリオネット・ライター「うわああぁぁぁぁぁ!!!??」

ライターは倒れるが、すぐに立ち上がり、反撃を開始する。

マリオネット・ライター「サード・スライス!!!!」

ライターはサードスライスでティアーズを攻撃。

ティアーズ・ソウル「ティアーズキャリバー!!!」

ティアーズは右手を剣に変えて、それを振り回して、サードスラッシュを弾き返した。

春日「デストロイスラッシャーを倒した技が効かない・・・・!?」

ティアーズ・ソウル「サッチ・トライデント!!!!!」

ティアーズはサッチトライデントでライターを攻撃。命中してしまう。

マリオネット・ライター「うわ・・・・!く・・・・っ!!」

ティアーズ・ソウル「・・・!ウワ!?」 その時、無数の銃弾がティアーズを攻撃し、

動きを止める。それは隊員たちであった。春日隊長たちがライターを援護しようとしたのだ。

春日「ティアーズにダメージを与える!!青井、野沢、清水はフライングで攻撃して!!」

青井、野沢、清水「了解!!!!」 

3人は第6分隊基地へ入り、フライングの格納庫へ行った。

春日たちは一斉射撃でティアーズを攻撃していた。

ティアーズ・ソウル「『この程度で倒せる私じゃない・・・っ!』スパイラル・ランス!!!」

ティアーズソウルはスパイラルランスで春日たちを攻撃する。

光次郎&桜「隊長!!!!!」  マリオネット・ライター「危ない!!!!」

ライターは春日たちを庇うように、彼女たちの前に立つ。そして、

左腕で敵のスパイラルランスを受けてガードした。だが、

その左腕が赤黒いヤリの爆発により、物凄い傷を負ってしまう。ドカアアァァァァァン

マリオネット・ライター「うああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

ティアーズ・ソウル『あくまで人間を庇うのね。他愛もないわ・・・。」

マリオネット・ライター「くっ!!でああああぁぁぁぁぁ!!!!!」

だが、ライターは負けない。ティアーズを倒そうと、走る。

ティアーズ・ソウル「・・・ッ!?ウア!!」 マリオネット・ライター「せい!!!」

ライターはティアーズの顔面にパンチを打ち込む。敵はいきなり打撃を受けて、さがる。

マリオネット・ライター「とあああぁぁぁぁぁ!!!!」

さらにライターは素早い蹴り上げで、ティアーズにダメージを与える。

ティアーズ・ソウル「ウワアアァァァァ!!?」 マリオネット・ライター「とおぉぉう!!!」

そして、延髄斬りで敵の脳天を蹴りつけるライター。ティアーズが倒れたぞ。

ティアーズ・ソウル「ウウゥゥゥ・・・・ッ!!『くっ!一段と強くなったわね・・・!!

けど、負けるワケには行かないわ!!!』ハアアアァァァァ!!!!」

ティアーズは立ち上がり、ライターに強烈なキックを打った。ライターは痛がる。

マリオネット・ライター「くあぁ・・・・っ!!っ!!はあああぁぁぁぁ!!」

ライターは正拳突きでティアーズを攻撃。ティアーズは打たれた部分を痛がり、さがる。

桜「凄い・・・・っ!姉さんが押しているわ。」

光次郎「きっと・・・じいさんがより強く改良したからだよ。」

ライターをここまで強くしたのは、確かに高町博士の改良のおかげだが、

彼女の力を強めたのは、人間との愛情があってこそである。

ライターは光次郎を初めとする人間たちとの絆で、

彼らを守ろうとする事で今までの戦いで勝利し、強くなっていったのだ・・・。

ティアーズ・ソウル「ティアーズキャリバー!!ハアアアァァァァ!!!!」

ティアーズは右手の剣で斬りかかるが、ライターはしゃがんで避ける。

マリオネット・ライター「はっ!!てや!!」 そのまま肘打ちでティアーズを攻撃する。

ティアーズ・ソウル「ウワアアアァァァァァ・・・・!!!」

そこへ、フライングが飛んで来た。

青井が前のコックピット、野沢と清水が後のコックピット。

青井「凄いわ!!あかりさん!!どんどんティアーズを圧倒しているわ!!」

野沢「このままいけば、倒せるわね!!!」

清水「いや。そうもいかないわ。奴は強力な技でなければ倒せないから・・・!」

ティアーズ・ソウル『やるわね・・・。あかりさん。けどね、

私に強力な必殺技を打ち込まない限り倒す事は不可能よ。』

マリオネット・ライター「く・・・・っ!(フラッシュブレイカーを出したいけど、

真奈美さんにはその効果が通じない。何とか手を考えなくては・・・・っ!!)」

ティアーズ・ソウル「フン。デヤアアアァァァァァ!!!」

ティアーズは走り、ライターに迫る。そこにフライングが攻撃してくる。

清水「ティアーズの動きを止めるのよ!!」 青井「はい!!!」

フライングが通常バルカンでティアーズを攻撃。敵は攻撃を受けて、動きを止める。

ティアーズ・ソウル「ウ・・・・ッ!?『こしゃくなァ・・・・っ!!』」

マリオネット・ライター「はああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ライターはスキを突いて、走り出した。いつの間にかマリオネットサーベルを出し、

構えていた。動きを止めた瞬間のティアーズを斬るつもりだ。

ティアーズ・ソウル『何!?』 マリオネット・ライター「マリオネットサーベル!!!」

そして、ライターは剣を思い切り振り、ティアーズを斬りつけた。ズバアアァァァァッ

ティアーズ・ソウル「ウワアアアアアァァァァァァァァァ!!!!!!!」

見事に決まった。ティアーズは斬られた部分から火花が散り、苦しんだ。

桜「姉さんの攻撃が決まったわ!!」 光次郎「でも・・・真奈美ちゃんが・・・・!」

ティアーズ・ソウル「・・・・・!・・・・・・・・!!」

ライターの剣は強い。だが、そんな強い攻撃をティアーズは耐えたのだ。

ティアーズ・ソウル『く・・・・っ!今のは凄く効いたわ・・・・!!

けど、こんなもんで私を倒せると思ったら、大間違いよ!!』

マリオネット・ライター「く・・・・っ!!一体、どうすれば・・・・!!」

ライターはティアーズの倒す事ができないのか?

その時、この戦場が突然、ドス黒い程の暗闇に包まれた。光次郎たちはこれに驚く。

桜「はっ!!!いきなり暗くなったわ・・・・!!」 光次郎「何が起きたんだ!?」

ティアーズ・ソウル『くす・・・・・っ。どうやら、あの方が来たわね。』

マリオネット・ライター「あの方・・・・!?ま、まさか!!?」

そう。そのまさかである。ライターの前に暗闇から巨大な何者かが歩いて来た。

その者は、対日本攻撃支部のリーダー・ダークネス・セイバーであった。

ダークネス・セイバー「・・・・・・・・・。」

マリオネット・ライター「あ、あなたは・・・!あの時の・・・・!!」

ライターは思い出した。ジェノサイドを倒した時に現れたダークネスの事を。

そして、そのダークネスがライターの前に再び現れたのだ。戦うために。

ダークネス・セイバー「久しぶりだな。マリオネットライターよ。

これまで数々の手下たちを倒した強さは評価しよう。

だが、私の方が強い事を思い知るが良い!!」

マリオネット・ライター「・・・・・っ!!」 ライターは警戒するように構える。

ダークネス・セイバー「ふ・・・・っ。はあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ダークネスは走る。既にライターの目の前へと接近した。

マリオネット・ライター「は、速い・・・・!!うわ!!!」 ズバァッ

ダークネスは素早く接近して、ライターを斬りつける。凄いダメージで倒れそうになる。

ダークネス・セイバー「うおおおぉぉぉぉっ!!!」

ダークネスはさらに突き刺そうとする。だが、いつまでもやられるのがライターじゃない。

マリオネット・ライター「ぬん!!!」 

ライターはダークネスの剣を自身の剣で受け止める。

ダークネス・セイバー「な・・・・・っ!?うぉ!!?」

マリオネット・ライター「てやあぁぁぁっ!!」 ライターは膝蹴りでダークネスをさがらせる。

ダークネス・セイバー「ぬぅ・・・・!!とぉ!!!」 ダークネスはジャンプした。

そして、ライターの後ろへと着地した。ライターはすぐそこに気づく。

マリオネット・ライター「はっ!!」 ダークネス・セイバー「ザンバービーム!!!」

ダークネスはザンバービームでライターを攻撃。ライターはまた倒れそうになる。

マリオネット・ライター「きゃああぁぁぁぁぁ・・・・っ!!!!」

野沢「こ、これが対日本攻撃支部の幹部の力・・・!?あかりさん、頑張って!!!」

ダークネス・セイバー「ぬおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

ダークネスは凄いスピードでライターに斬りかかる。

マリオネット・ライター「っ!!えい!!」 ライターは右方に跳び、敵の攻撃を避ける。

ダークネス・セイバー「・・・っ!?」 敵の攻撃を避けたライター。だが。

ティアーズ・ソウル「ウオオオオオォォォォォォォ!!!!!」

今度はティアーズが走って、ライターを蹴り上げた。

マリオネット・ライター「うわあああぁぁぁ!!??」

光次郎「くそぅ!!一人だけでも強敵だと言うのに、2対1じゃ・・・・!!」

桜「・・・・・っ!!どうしよう・・・・!!」

マリオネット・ライター「はあぁ!!えい!!」 ティアーズ・ソウル「フン!!トウ!!」

ライターとティアーズは剣で戦っていた。

その時、ライターの後ろからダークネスが斬りかかる。

ダークネス・セイバー「でやああああぁぁぁぁっ!!!!」

ダークネスはライターの背中を思い切り斬る。ライターはこれに痛がりひるむ。

ティアーズ・ソウル「ハァ!!」 さらに正面からのティアーズも容赦なく斬った。

マリオネット・ライター「あぅ!?うあああぁぁぁぁぁ!!!!」

2大ジャンボロイドに斬られたライターは倒れてしまう。

ダークネス・セイバー「死ねええぇぇぇぇっ!!!」

ダークネスは倒れたライターに斬りかかるが、ライターは素早く転がって避け、立った。

マリオネット・ライター「はっ!!・・・・・っ!!」

ティアーズ・ソウル「・・・・・・・!!」 ティアーズがまたも斬りかかる。

マリオネット・ライター「むん!!でや!!!」 ライターは敵の攻撃を避け、蹴り上げる。

ティアーズ・ソウル「ウワ!?」 ダークネス・セイバー「ぬうぅぅぅ・・・・!!」

ダークネスはまた後ろから攻撃を繰り出す。今度は突き刺すつもりだ。

青井「これ以上、卑怯な真似はさせない!!!」

フライングはレーザーバルカンでダークネスを攻撃した。

ダークネス・セイバー「うっ!?うおおぉぉぉ・・・・!!」

ダークネスはいきなりフライングの攻撃を受けて、動きを鈍ってしまう。

マリオネット・ライター「っ!?ええぇぇぇい!!」

ライターは後ろのダークネスに気づき、そのジャンボロイドを思い切り蹴る。

ダークネス・セイバー「うわああぁぁぁぁ・・・・っ!!!」

清水「2大ジャンボロイドを切り離すのよ!!!」 野沢「ダブル連射開始!!!」

フライングはレーザーバルカンと通常バルカンのダブル連射で、2大ジャンボロイドを攻撃。

ティアーズ・ソウル「ウワアアアアァァァァァァ!!!??」

ダークネス・セイバー「ぐあ!!あぁぁ・・・!!・・・・っ!!!」

2大ジャンボロイドはひるみ、ライターは攻撃目標をダークネスに変える。

マリオネット・ライター「このジャンボロイドが真奈美ちゃんを・・・・!!でああぁぁぁ!!!」

ライターは真奈美をジャンボロイドに変えた怒りを込めた拳で、ダークネスを思い切り殴る。

ダークネス・セイバー「うわ!!うぉ!!?」 さらにライターは剣一振りで斬る。

ライターに斬られるダークネスだが、ここで負けるなんて事はない。

ダークネス・セイバー「くうぅ・・・・!!うりゃあああぁぁぁぁ!!!!」

ダークネスは思い切り剣を振り、迫るライターを斬った。

マリオネット・ライター「うわ!!むううぅぅぅ・・・・!!たぁ!!」

ライターは耐え抜いて、ダークネスに斬りかかる。

ダークネス・セイバー「ふん!!」 ダークネスは剣でガード。両者は剣で押し合う。

マリオネット・ライター「・・・・・っ!!」 ダークネス・セイバー「くぅ・・・・!!」

フライングは通常バルカン連射でティアーズを攻撃していた。

ティアーズ・ソウル「ウウウゥゥゥ・・・・ッ!!」

清水「あかりさんのところへ近づけせないように、攻撃を続けて!!」

野沢「プラズマスターライトカノンで一気に倒しましょ!!」

青井「はい!!」 そして、フライングはプラズマスターライトカノンを発射した。

これなら、ティアーズに勝てるか。否・・・・。そうは行く事などなかった。

ティアーズ・ソウル「マスター・リフレクト!!!」

ティアーズは紫色の光の壁で、フライングの必殺砲撃を簡単に防いでしまった。

野沢「そ・・・・そんな・・・・・!!?」

清水「プラズマスターライトカノンが封じられた!!?」

ティアーズ・ソウル『ふっ。悪いけど、今のを受けても死ねないけどね・・・。』

そして、ティアーズはダークネスと戦うライターに目をつける。

マリオネット・ライター「シュートフラッシュ!!!」

ダークネス・セイバー「くあっ!!!」 ライターのシュートフラッシュを受けた、

ダークネスは身体の一部が爆発した事にひるむ。

マリオネット・ライター「どうやら、あなたには効くみたいですね。・・・・っ!!」

ライターはダークネスに斬りかかる。その時であった。

ティアーズ・ソウル「シュート・クライシス!!!!」

つづく

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光次郎「・・・・うん。その友達を殺すなんて、僕にはとてもできない・・・・。」

桜「そうね・・・・。私もできないよ・・・真奈美ちゃんを殺すなんて・・・・!

けど・・・・・今の真奈美ちゃんは変わってしまっている。

あんなの・・・・真奈美ちゃんなんかじゃない・・・・!」

光次郎「さ・・・桜ちゃん・・・・・??」

そして、桜は光次郎に抱きつき、涙を流して、彼にこう叫ぶ。

真奈美「お願い!!光次郎君!!!真奈美ちゃんを殺して!!!!」

光次郎「な・・・何を言ってるんだ・・・!?桜ちゃん・・・・??」

真奈美「本当はこんな事言いたくない・・・!でも!!

真奈美ちゃんはもう死んだ・・・!

あんな真奈美ちゃんなんて、真奈美ちゃんじゃない!!!

あんなの・・・・あんなの・・・・!!ううぅぅぅ・・・・・っ!!!」

桜は悲しかったのだ。真奈美がジャンボロイドになってしまった事が・・・・。

本当は再会できて嬉しかったのだ。しかし、性格が変わってしまったのと、

人間に戻れない事で、せっかく会えた喜びが踏み躙れた事で悲しんだのだ。

光次郎もそれを知って、自身も同じ気持ちである事を知った・・・・。

光次郎「・・・・確かに、あんな酷い事をするなんて、真奈美ちゃんじゃない・・・・。」

桜「・・・・それからね、光次郎君・・・・。」

光次郎「・・・・・ん?何だぃ?」

桜は涙を拭いて、こう聞いた。

桜「私には・・・・お姉さんがいたの・・・。」

光次郎「知ってるよ。君の姉はもう・・・いなくなったよね・・・・。」

桜「けど、私の姉さんは生きていた・・・・・。

・・・・・・あなたのメイド・あかりさんにして、マリオネットライターとして。」

光次郎「え・・・・・?僕のメイドが君のお姉さん・・・?はっ!!」

その時、光次郎はティアーズのある言葉を思い出す。

ティアーズ・ソウル(そう。あなた(あかり)はねェ・・・・。

デスナイト日本支部の奴隷兵・月野夫婦の子・月野明理。)

光次郎「・・・・・っ!月野明里。それが、桜ちゃんの姉さんの名前・・・。」

桜「ええ・・・。私は姉の行方を捜すためにも、デスナイトと戦ってきた・・・。

その姉が・・・・既に死んでいて、ジャンボロイドになっていたなんて・・・・っ!

しかも、光次郎君のメイドにもなって・・・・・!」

桜はまた泣きそうになる。

光次郎「さ・・・・桜ちゃん・・・・。ごめん・・・。」

桜「っ!な、何で謝るの?私、光次郎君を責めてないよ・・・。」

光次郎「それでも・・・・。なんか、僕が迷惑かけた気がして・・・・。」

桜「それでも良いわ・・・・。悪いのは全部、デスナイトなんだから・・・。

・・・・・ねえ。光次郎君。」

光次郎「・・・・・何だ?」

桜「・・・・・あかりさん・・・・いえ、姉さんに会わせて・・・・。」

光次郎「・・・・うん。けど、あかりさん・・・桜ちゃんが、

自分の妹である事がわかるだろうか・・・・。」

桜「わからせてみせるわ・・・。そして、姉妹の絆を取り戻す・・・・。」

桜はさっきまで泣きそうな表情から、決意に満ちた表情になっていた。

光次郎「桜ちゃん・・・・。(よし。僕もやってみよう。

もし、本当にあかりさんが桜ちゃんの姉さんであったのなら・・・・・!)

真奈美の声「残念だけど、あかりさんは人間の時の記憶は全く消されているわ。」

光次郎&桜「っ!!!??」  二人は真奈美の声が聞こえたのを感じる。

そして、後ろの方に真奈美がいた。既に二人の近くにいたのか。

光次郎&桜「真奈美ちゃん!!!」

真奈美「ま。私はちゃんと知ってるけどね。私が人間だった頃の記憶を・・・。」

光次郎「では、デスナイトを恨む気持ちも・・・っ!!」

真奈美「はて・・・?私は彼らに助けられたって言ってたよね・・・・??」

光次郎(まさか・・・・記憶をいじられたのでは・・・・・!?)

そして、桜は真奈美に近づこうと走る。

桜「真奈美ちゃあああぁぁぁぁぁぁん!!!!」 光次郎「ま、待て!!桜ちゃん!!!」

そして、桜は真奈美を抱きついた。桜は真奈美と再会できた事が本当に嬉しいのだ。

桜「・・・・・・っ!!この温もり・・・やっぱり真奈美ちゃんだ・・・・。」

桜は真奈美を抱いて、涙を流す。真奈美はそんな桜に冷酷な声で話す。

真奈美「・・・・・ごめん。桜ちゃん。」 桜「きゃっ!!?」

真奈美は桜をいきなり突き飛ばす。

本来の真奈美は桜や光次郎に暴力を振るわないハズだ。

光次郎「桜ちゃん!!!」 光次郎は倒れた桜を抱える。

真奈美「私・・・・。あなたも許せないの。あなたも光次郎君が好きだから・・・・。」

桜「・・・・・っ!温もりと姿は真奈美ちゃんそのものだけど・・・・。

心と中身は真奈美ちゃんじゃない!!汚い手を使うジャンボロイドよ!!」

真奈美「・・・・酷い事言うのね。私は私なのに・・・。」

光次郎「真奈美ちゃん!!君が僕を愛しているなら、こんな事は断じてしないハズだ!!!」

真奈美「ちゃんと愛しているわ。ただ、

あなたには他の女の子と浮気して欲しくないだけなの・・・・。だからね。

私、女の子がいっぱいいる第6分隊基地を攻撃しようと思うの^^」

光次郎「ぼ・・・僕の仲間たちを・・・・・!!」

桜「そんな事・・・・やめて・・・・っ!!」

真奈美「そうはいかないわ。それがデスナイトからの指令なんだ。

けどね。光次郎君。あなただけは生かしてあげるわ。」

光次郎「僕一人だけ生きてて・・・どんな未来があるんだ!?」

真奈美「安心して。私がちゃーんと面倒見てあげるわ。あなただけは、

一生私が側にして幸せにしてあげるわ。ずっとずっと・・・・・。」

真奈美は笑みを浮かべて、歩く。まるで光次郎に近づく・・・。

あかりの声「そんな事で、光次郎さんが幸せになれるワケではありません!!」

光次郎、桜、真奈美「っ!!!!?」 3人はあかりの声を聞き、右の方向へ向く。

そこには、復活したあかりがいた。あかりの修理は成功に終ったのだ。

光次郎「あ、あかりさん!!!」  桜「お姉さん!!!」

真奈美「あら。生きてたんだ。あかりさん・・・。」

あかり「光次郎は独りぼっちに戻る事など望みません。

彼の願いは多くの友達と一緒に、幸せな日々を送る事なんです!!!

そんな光次郎さんの気持ちをわからないあなたに、

光次郎さんに近づく刺客はありません!!」

光次郎「あかりさん!!元気になったんだね・・・・っ!!」

あかり「すみません。遅くなってしまわれて・・・・。ですが、安心してください。

高町博士は私を修理した上に、機能もより強力に改良してくださいました。」

光次郎「そうなのか・・・・。」 桜「お姉さん!!!!」

あかり「きゃっ!??」 あかりはいきなり桜に抱きつかれて、驚く。

桜「お姉さん・・・・!あなたはお姉さんだよね・・・!?」

桜は涙しながら、あかりにそう聞く。

あかり「お姉さん・・・・。っ!!!」 そして、あかりの脳裏にまたあのヴィジョンが・・・。

幼稚園で泣き叫ぶ男の子。

積み木で遊んでいる女の子。この二人の姿を見るあかり・・・・。

あかり「・・・・そうだわ。思い出したわ!!」 光次郎&桜「え・・・・??」

そう。あかりはついにあの二人が誰なのか気づいたのだ。

あかり「幼稚園の前で泣き叫んでいた男の子は・・・・やっぱり、光次郎さん!」

光次郎「え・・・・?それはもう前回で聞いたんだけど・・・・?」

あかり「そして・・・・積み木で遊んでいる女の子は・・・・・。

桜!!私の妹の桜!!!幼い頃、一緒に積み木で遊んだ・・・・。」

桜「お姉ちゃん・・・・。やっぱり、お姉ちゃんだったのね!!」

あかり「ええ。やっと思い出したわ。人間であった頃の記憶を・・・・!

ごめんね。桜。今まで離れ離れしていて・・・。妹を捨ててしまった姉なんて・・・・。」

あかりはついに人間の頃の記憶を思い出した。そう。あかりはやはり、

元人間であり、桜の姉であったのだ。今、

あかりは妹の桜をほったらかしにしてしまったと思って、辛い気持ちなのだ。

桜「・・・・ううん。たとえ、離れ離れでも、お姉ちゃんは私のお姉ちゃんだもん・・・・。」

あかり「ごめんね・・・・ごめんね!桜っ!!」

桜「お姉ちゃん・・・・っ!!」 二人は姉妹としての再会を果たし、抱き合って涙する。

光次郎「二人の姉妹か・・・・。引き裂かれた二人がとうとう再会したワケか・・・。」

真奈美「さて・・・・。感動の再会はもういいかしら?桜ちゃんのお姉さん。」

あかり「っ!!真奈美さん・・・・!」

そこに、神山副隊長が駆けつける。あかりと桜は少し離れる。

神山副隊長「ティアーズソウル!!ここまで来たのか・・・・!!」

光次郎「おお!神山副隊長!!」

真奈美「くす・・・・っ。どうやら、早めに実行するしかないわね・・・・。

あかりさん。それから、光次郎君。そろそろ決着をつけましょ・・・・。」

真奈美は光と共に消えていった。

あかり「消えていったわ・・・・。」 神山副隊長「きっと、どこかへ行くのだろう・・・。」

光次郎「きっと、彼女は第6分隊基地へ向かっている途中なんです!!」

桜「彼女がそう言ったんです!!!」

神山副隊長「第6分隊基地だと!?すぐに、日向隊長に報告しなければ・・・!!」

神山副隊長は日向隊長に知らせようと、司令室へと走った。

光次郎「僕たちもすぐに行かなきゃ・・・・っ!」

桜「でも・・・もし、真奈美ちゃんが先に来て、基地を襲ったら・・・・!!」

あかり「大丈夫よ。あなたの仲間たちは絶対に死なないわ。」

あかりが優しく桜の両肩に手を置き、彼女の言葉を聞いた桜は落ち着く。

桜「お姉ちゃん・・・・。そうだよね。お姉ちゃんが守ってくれるもんね・・・。」

あかり「うん。必ず守ってあげるわ。もう・・・あの時のようにはいかない・・・・。」

あかりの言うあの時とは、デスナイトに襲われて、妹の桜を守る事ができなかったと言う。

光次郎「あかりさん・・・・。」 あかり「っ!光次郎さん・・・。」

光次郎は右手に持つ赤い矢・アンチフラッシュアローをあかりに見せる。

光次郎「これでティアーズを倒す事はできる・・・・。けど・・・・っ!」

光次郎にはできなかった。たとえ、ジャンボロイドでも愛人である、

真奈美を自身の手で殺す事など・・・。あかりは優しい笑みで彼の右手を両手で触れる。

あかり「・・・・・殺したくなければ、それでも良いです。安心してください。

私も彼女を殺さずに止めてみせますから・・・。桜も、もう一度真奈美に会いたかったでしょ?」

光次郎「あかりさん・・・・。」

桜「お姉ちゃん・・・・。」

光次郎「・・・・・行こう!!第6分隊基地へ!!!」


夕日の街。そして、第6分隊基地の前に、真奈美が歩いていた。

真奈美「・・・・ここを破壊すれば、SSPの戦力も半減する・・・!叩くなら今!!っ!?」

その時、真奈美の前に光次郎、桜、あかりの3人が立ちはだかって来た。

光次郎「・・・・・真奈美ちゃん・・・・・・!」

真奈美「・・・・やはり、来たわね。」

あかり「・・・・・真奈美さん。あなたは騙されています。デスナイトに。」

真奈美「だからどうしたの?」

あかり「あなたも光次郎さんが好きなら、デスナイトをやめてください!!

そして、私と一緒にデスナイトから悪魔たちと戦いましょう!!!」

あかりは真奈美に手を差し伸べる。だが、真奈美はその手には乗らない。

真奈美「・・・・悪いけど、私はデスナイトのために尽くしているの。

あなたたちの味方にさらさらなる気はないわ。」

光次郎「たとえ、裏切り者扱いされて命を狙われても、僕が助ける!!

だから、デスナイトをやめて、僕たちの友達に戻ってくれ!!!」

真奈美「あるがとう。けど、デスナイトはやめないわ。

私はデスナイトの誇りのために、あかりさん・・・。あなたを倒す。」

あかり「真奈美さん・・・・・・っ!」 そこに、基地から春日たちが出て来る。

恐らく窓から見て、急いで駆けつけた。青井たちレギュラー隊員たちもいる。

青井「この人が高町隊員と月野先輩の友達・・・・!」

春日「そして、ティアーズの人間体・・・・!!」

真奈美「今こそ決着をつけましょ・・・!どちらが最強のジャンボロイドか!!!」

つづく

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