アンドロイド少女・マリオネット・ライター 第32話・光の巨人!?時を越えた再会。
宇宙ジャンボロイド・ギャラクシア・スター
ウルトラマンクリスタル
登場
とある山でえ、一人の青年がが望遠鏡で、夜空を覗いていた。
どうやら、星を見ているそうだ。青年は今、どんな星を見ているのだろう。
青年「・・・・・・♪・・・むっ!!?」
その時、さっきまでは楽しそうであった青年は、いきなり恐怖を感じる表情となる。
望遠鏡からは、夜空に浮かぶ光の物体を見た。
まるで上空から地上へ降りるように見える。
青年「う・・・・うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!
UFOだあああぁぁぁぁぁっ!!!SSPに連絡しないとおぉぉぉ~っ!!」
青年は宇宙人の円盤であると知り、焦りながらさっそく、SSPに知らせようとした。
この事件はあっと言う間に世界中で噂になった。この秋田学園でも・・・・。
そこのクラスで、生徒たちがその噂を多く語り合っていた。
男子生徒「聞いたか?空から光るもんが来たってよ?」
女子生徒「やっぱり、宇宙船じゃない?それって・・・・。」
男子生徒「って事は、久しぶりに宇宙人が来たんじゃね?」
桜「・・・・宇宙人が来た・・・!?まさか、今になって・・・!」
光次郎「ジャンボロイドが出現してから、怪獣や宇宙人が出現しなかったからなァ・・・。
この地球を狙う宇宙人たちが再び動き出したのだろうか?」
青井「そんな・・・!私たちはまだ、デスナイトを倒していないのに・・・・っ。
だとしたら、これから宇宙人と三つ巴の戦いに突入してくるかも知れないわ・・・・。」
桜「しかし、まだ遊星人かどうかわかっていない。SSPで捜査しましょ。」
光次郎「うん・・・!」 青井「はい。」
放課後、光次郎たちはSSPへ向かうべく、下校しようと廊下を歩く。
その時、少年の声が聞こえ、3人はそれに反応する。
少年の声「ぶつぶつ・・・・ぶつぶつ・・・・。」
桜「ん?」 青井「何かしら・・・・??」 光次郎「あれは・・・・?」
3人は少年の姿を見る。その少年は眼鏡をかけて何か本を読んでいた。
それは、何かヒーローのような画像がいっぱいある本であった。
光次郎「あっ!君は!!」 光次郎の声に少年が反応して、彼の方を向く。
少年「っ!こ・・・この声・・・・。まさか、高町君?」
光次郎「そうだよ!随分と久しぶりじゃないか。土田康則君!!!」
そう。このヒーローの本を読んでいる少年は土田康則と言う。
土田「ああ・・・・。高町君。違うクラスだから、よく会えなくて・・・・。」
光次郎「僕もそう思っていたよ・・・・。」
青井「な・・・なんですか?あれ・・・・;」 青井は二人の関係をよく知らない。
桜「・・・私もよくわからないけど、高校入学から知り合いになった土田君よ。」
青井「なんか・・・・オタクみたいですね・・・・。」
桜「うん。光次郎君もそうかも知れないから、彼と友達になるのも不思議じゃないわね。」
土田「ところで・・・・。最近の学園はどうだい?」
光次郎「一応、最高さ。そう言う君はどうだい?」
土田「・・・・とても最悪さ。どいつもこいつも、僕の夢を馬鹿にして、
キモイだの、臭いだのと悪口を言っている。僕にも夢があると言うのに・・・・。」
光次郎「・・・そいつは酷いなァ。いかなる人間が夢を持って、何が悪いんだ・・・!」
光次郎は夢を持つ者の悪口は許さず、怒りそうであった。
光次郎「・・・・で、土田君の夢って何だ?」
土田「・・・【ウルトラマン】に会う事さ・・・・。」
光次郎「ウルトラマン・・・・・!?」 その時、青井が声をかける。
青井「高町!!早く行くわよ!!」
光次郎「おっと!いけない・・・。土田君。また会おう。」
光次郎は土田と別れて、桜と青井と一緒に歩いていった。
土田「・・・・・高町君・・・・?」
かくして、光次郎たち3人は隊員服を着て、第6分隊基地の司令室に来た。
清水「・・・・我々はこれまで幾多のジャンボロイドたちと戦って来た。
だが、突然空から謎の光が降ってきた。それは、果たして新たな脅威だろうか・・・。」
桜「その新たな脅威が宇宙人だと言う事は皆、ウワサをしています。
もし、これが本当だとしたら・・・・・。」
野沢「これから、この小説が宇宙SF小説になっちゃうんじゃないかしら?」
清水「そんなのん気な事を言ってる場合?まだ正体がわかったもんじゃないわ。」
野沢「だってェ~。宇宙人が来るとそんな気がして、ワクワクするじゃないですか。」
野沢は楽しそうに言う。今の世の中では、宇宙人は空想の産物となっているのだろうか。
青井「ですが、数年前の宇宙人と怪獣が頻出する時代がありました。
しかし、その邪悪な存在はウルトラマンと言う光の巨人たちによって、
その存在は消え去りました。ですが、宇宙は広い。
もしかしたら、まだ地球は狙われている可能性が残っているかも知れません・・・・。」
光次郎(・・・・はたして、あかりさんや僕らの力で宇宙人を倒せるだろうか・・・・。)
桜「もし、星人が現れた場合。我々は新たに、彼らの対策をも練らねばなりません。」
野沢「そうね・・・・。宇宙人は恐ろしい科学で襲ってくるからね・・・・。」
清水「あるいは、一部の星人がデスナイトと手を組んでしまう恐れもあるわね・・・・。」
そこに、春日が来た。彼女が隊員たちの前に立ち、
隊員たちは一斉に彼女の前に立つ。どうやら、春日は隊員たちに言いたい事があるそうだ。
春日「・・・・あの空から降ってきた光の物体が落下した場所がわかったわ。」
それを聞いた隊員たちは動揺する。
春日「それは、T-59地区よ。そこは森林地帯で、第10分隊がそこで目撃したわ。
ただちに、調査にかかりなさい。出撃よ!!」
隊員たち「了解!!!!」 こうして、落下した光の物体を調査すべくSSPは出動よ。
ここが、T-39地区。緑の森で、光の物体が落下したと言う。
隊員たちはそれぞれに分かれて調査し、
光次郎と桜と青井は3人で、北の方で調査していた。
つづく
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