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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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桜&青井「・・・・・っ!?」

桜と青井はそれを聞いて、悪魔が少年を抱えているところに気づく。

桜「く・・・・っ!!一般人を撃ったらどうしよう・・・!」

青井「目の前に標的がいると言うのに・・・・!!」

黒木隊員「まず、少年を救出しなければならない!!星菜隊員、お願い!!」

星菜隊員「了解!!!!」 狙撃用のライフルを持つ少女隊員が、

黒木隊員の命令で前に立ち、スコープを覗いて空飛ぶ悪魔を狙う。

黒木隊員「月野隊員!!青井隊員!!少年の救出の準備に備えて!!」

桜&青井「はいっ!!!」 そして、二人は走り出す。

星菜隊員がスコープで悪魔の頭を狙う。

星菜「そこだ!!!」 そして、星菜隊員が狙撃を開始。

バキュウゥゥゥゥン  鋭く速い銃弾が悪魔の頭部に命中した。

悪魔「ぐあ!!?」 少年「え!?うわあああぁぁぁぁ!!!!」

落ちていく少年を桜と青井が急いで抱えて救出した。

青井「ギ・・・ギリギリセーフね・・・・;」

桜「大丈夫?ぼく・・・・。」

悪魔「くうぅぅぅ・・・・っ!!よくも邪魔をォ・・・・!!!」

悪魔は怒りと共に桜や青井の前に着地する。

青井「あんたが悪魔ね!!!一体、多くの人たちをさらって、、

何が目的か教えてもらおうかしら!!?」

桜「ぼく!!逃げるのよ!!」 少年「あ・・・・。」

桜は少年を非難させ、青井は悪魔と戦闘する事に。

悪魔「ふっふふふふふ!!教えないわ。だって私、悪魔だもんw」

青井「へぇ・・・!流石は悪魔。とことんの悪ね!!!!」

青井は銃を構え、黒木隊員たちも駆けつけた。

悪魔「ふん。これで完全に包囲したと思ってるワケ?」

黒木隊員「くっ!!総員、一斉射撃!!!!!」

そして、多くの隊員たちが一斉に射撃する。

無数の銃弾が悪魔を襲い、その数発が悪魔に命中する。

悪魔「く・・・・っ!!はあああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

攻撃を受けた悪魔はどこからともなく銛を出して、それを振り回す。

鋭く振るう銛が次々と銃弾を弾き返していく。

青井「悪魔の銛!!!?それに、こいつの身体・・・・っ!!!」

隊員たちが射撃をやめ、銛を構える悪魔の姿を見た青井は驚く。

その悪魔の身体。頭部を始め、それぞれの部分に傷があり、

その傷口から機械のような物が見えてくる。そうこの悪魔は機械だったのだ。

星菜隊員「こ・・・これは・・・・!!」 黒木隊員「アンドロイド!?」

青井「もしや・・・!あんたもデスナイトのジャンボロイド・・・・!!!」

悪魔「ふ・・・っ!!よくぞ見破ったわね・・・。では、覚悟はいいわよねェ!!!」

悪魔は銛を構えて、素早く跳んで隊員たちに襲い掛かる。

青井も短剣に持ち替えて迎え撃つ。

青井「くうぅぅ!!」 ガキイィィン 悪魔の銛と青井の短剣がぶつかり合う。

悪魔「ふん!人間のクセになかなかやるわね・・・・・っ!!」

青井「デスナイト・・・・!今度は何を企んでいるの!?ぬああぁぁ!!」

青井は短剣を振り、悪魔を弾き飛ばす。悪魔はそれに耐える。


悪魔「それが知りたければこの私を倒す事ね!!はあああぁぁぁぁぁ!!!!」

悪魔は再び飛び掛り、銛を突き出して青井に襲い掛かる。

青井「っ!!!」 青井は短剣でガードするが、敵の攻撃の方が強く押されていく。

黒木隊員「ああ・・・・っ!!青井隊員が危ない!!」

青井「っ・・・・・!!このォ!!!」  悪魔「はぅ・・・・っ!!」

青井は悪魔の胴体を蹴り出した。悪魔はそれを受けてさがった。

星菜隊員「敵はひるんだ!!後は私の狙撃で・・・・!!!」

悪魔「ちぃ・・・・!!はっ!!!」 悪魔は翼を広げ、またも飛び出した。

青井たち「っ!!?」 青井たちは敵が飛んだ事に驚く。特に星菜隊員・・・。

星菜隊員「どんどんと上へあがっていく・・・・!これでは狙撃が届かない・・・!!」

悪魔「私はミスティー・デビルス。その名をよく刻んでおく事ね・・・・・。

あははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!」

悪魔の名はミスティーデビルス。そして、正体はジャンボロイドであった。

悪魔のジャンボロイド・ミスティーデビルスは夜空の彼方へ消え去った。

黒木隊員「・・・・逃げたか・・・・・っ!!」 少年の声「馬鹿!!!!!」

その時、少年の声が響き、隊員たちが驚く。一同は桜と少年のところへ。

桜が少年に怒鳴られ、動揺。少年が酷く怒っていた。

少年「何だよ!!せっかく幸せになれると言うのにいいぃぃぃ・・・・っ!!!」

少年は泣きそうな表情で怒りの声でそう言う。青井は桜に問う。

青井「何かあったんですか!?月野先輩!!」

桜「この子・・・・。悪魔の誘いを自ら受け入れたの・・・・。」

青井「え・・・・?」

少年「そうだよ!!俺はいつも一人ぼっちだった・・・・!!学校では、

他の人から嫌われ続け・・・!両親からは酷い事ばかり言われて、

ロクなものしか貰ってない!いつも家で独り寂しく引きこもり!!!

小遣いなし!!!幸せな事なんか一つも来ない!!!!

そんな俺を悪魔が救ってくれると言うのに、お前らは・・・・・!!!

わああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」

少年は泣きながら走っていった。

桜「・・・・・あの子の心・・・・真っ黒だった・・・・。

・・・・これで、良かったのでしょうか・・・・・。」

青井「デスナイトの陰謀から開放できたのです。寂しいよりはマシです。」

桜「けど、その寂しい人のその後って、奈々ちゃん考えた事ある・・・?」

青井「・・・・寂しい人のその後・・・・。」


光次郎「ええええぇぇぇぇ!!!??隊長の若い頃に・・・!?」

春日「ええ・・・。その頃に昔のあなたのような人がいたわ。

強いて言えば、もしあかりさんと出会わなかった時のあなたね・・・・。」

光次郎「あかりさん出会わなかった時の僕・・・・。」

春日「そう・・・。あれは私がまだ新隊員であった頃・・・・。」


春日留美は子供の頃、両親が怪獣災害で亡くなられ、

施設で育てられていた。それにより、心が閉じかけた事があった。

学園では普通に通っていたが、誰とも友達になってはいなかった。

しかし、虐待もされてなかった。しかし、彼女の寂しい心に変わりはなかった。

高校卒業後、春日は自分の新たな人生を作ろうとSSPへ入隊した。

こうして、春日は晴れてSSPの新メンバーになったのだ。

・・・・が、その時であった。春日がインベーダー捜索のため、

雨が降りしきる町を歩いていた頃、ある一人の少年と出会った。

春日「・・・・・・ん?」  春日はその少年を見る。

少年はまだ中学生くらいで、座り込んでは切ない顔をしていた。

春日「・・・・・どうしたの?君・・・・。」

少年「・・・・ん?誰だよ?あんた・・・・。」

春日「私ね・・・・。SSP。SSPの春日よ。」

少年「っ!!?」 少年はそれを聞いて、いきなり血相を変えて立ち、春日から離れる。

春日「ど、どうしたの・・・・!?お、怯える事は・・・・ないよ?」

少年「黙れ!!!お前らは俺を捕まえに来たんだろ!!?

独りぼっちで出来損ないな俺を・・・・・っ!!!」

春日「え・・・?そ、そんな・・・・。SSPは寂しい人を捕まえはしないわ。」

少年「あの時、俺が学校の奴等に差別された切なさで怒り狂って暴走した!!

そしたら、警察どもが罪のない俺を捕まえようとしていた!!その理由は!!!

俺が怒りで暴れていたからだと・・・・。俺だって好きであんな事したんじゃない・・・!

俺がもっと強ければ・・・・何もできずに、周りの奴等に罵られる事はないのに・・・っ!!!」

少年は怒りの声とともに涙も流した。どうやら少年には理由(ワケ)があったのだ。

少年「・・・・っ!!とにかく、お前とは話す事はない。じゃあな・・・・。」

少年は春日から離れようと歩いた。しかし、春日がそんな彼の腕を握って止めた。

春日「待って!!」 少年「あぁ?」

少年は腕を掴まれて、止めるが機嫌がさらに悪くなった。

春日「ちょっと・・・・・何処か行こ?」

少年「てめーとは話す事はないっつってんだよ!!?馬鹿か!?この雌豚が・・・っ!!」

少年は春日の手を振り放し、ついでに彼女に平手打ちをしようとする。

しかし、春日はそれに対して何もしなかった。これを見た少年は急に動きを止めた。

少年「・・・・・・っ!」 少年はさらに平手打ちしようとした手をおろした。

春日「ありがとう。自分から止めてくれて・・・・。」

少年「・・・・何だよ?何処か行こうって・・・・。」

春日「それは・・・・あなたの行きたいところでいいわ。」

少年「信用できないな。それに、俺は金なんて持ってねェ。

本当はどこかへ連れて行く気なんじゃねーのか?何かの手段で・・・・。」

春日「私はあなたには何もしない。あなたの行きたいところへ、

行けるように協力したいわ・・・・。」

少年「・・・・・ゆめタウン。そこで、欲しかったゲームや本や、

食べたかったお菓子をいっぱい買いたい・・・。」

春日「ゆめタウン・・・・。わかったわ。私、金いっぱいあるから、

いっぱい買ってあげるわ!!さっ!一緒に行きましょ!!」

春日は明るい表情で少年の手を引っ張って、彼と一緒に走って行った。

少年「お、おい!!俺はまだすぐ行くワケじゃ・・・・!」

春日「いいからいいからw」 少年は渋々、春日と一緒にゆめタウンへ向かう。


こうして、春日と少年は彼の行きたかったゆめタウンへ来た。

つづく

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隊員たち「了解!!!」 隊員たちは了解し、しばらく司令室にいた。

中には命令まで帰宅する隊員たちや司令室でくつろぐ隊員たちもいた。

光次郎「・・・・・あの。春日隊長。」

春日「・・・・・何か?」

光次郎「・・・・野沢隊員たちも帰ってらっしゃるので、

僕もそろそろ帰宅しても良いですか?」

ちなみに、清水はまだこの司令室に残っているそうだ。

春日「・・・・・いえ。あなたにはこの部屋に残ってもらうわ。」

光次郎「え!?ど・・・・どう言う事ですか・・・・??

僕には・・・・・任務の遂行をさせないんでしょう・・・・?」

春日「・・・・あなたに話したい事があるの。」

光次郎「話したい事・・・・!?」

春日「・・・・それは、私とあなたが2人きりになってからね・・・・。」

光次郎「・・・・・・・っ。」 光次郎は理解できなかった。

何故、春日が光次郎を任務に出さないのに、帰宅させてくれないのか。

それに、話したい事とは何なのか。光次郎はそれを考えながら、時間が進んでいく。


ついに午後10時となり、隊員たちは悪魔を捜索するために出撃した。

司令室では春日と光次郎の2人だけとなった。

光次郎(とうとう・・・・僕と春日隊長だけになってしまった・・・・。

一体何が起きるんだろう・・・・・。まさかっ!?)

その時、光次郎の脳裏に何かが浮かび上がった。

ベッドで横たわる春日が裸になって光次郎を誘っていると言う妄想が湧き出た。

光次郎『た・・・・隊長・・・・・!??』

春日『・・・いっぱい甘えていいのよ。高町隊員。』

光次郎「・・・・って、んな事があるワケがない!!」

光次郎は赤くなって、そんな妄想が現実に出るワケがないと顔を振りまくった。

恐らく、光次郎は2人きり=ラブコメ展開になるのではないかと、

思うからだ。・・・・光次郎はエロゲのしすぎだろうか・・・・?

春日「・・・・高町隊員。」 光次郎「あ!はいはい・・・・;」

光次郎は慌てて春日の前に立つ。

春日「・・・・隊員たちがいなくなったわ。今のうち、あなたに聞いておく。」

光次郎「は・・・はい。何でしょう?」

春日「もし、あかりさんがあなたの元へ現れなかったら、

あなたは今頃、どうなったと思う・・・・・?」

光次郎「え・・・・!?もし、あかりさんがいなくなったら・・・・?」

春日「ええ・・・。人は出会いによって運命が変わるの。

本来ならあなたがどうなっていたのか私はわからない・・・。

けど、あかりさんがあなたと出会ったから、今のあなたがある。」

光次郎「・・・・はい。あかりさんのおかげで、

あの時まで弱虫で愚かだった僕も勇気を持って、戦う事もできました。

様々な出会いもできて、様々な事も学びました。

皆、あかりさんがいたからです。もし、彼女がいなければ、

僕は今でも独りぼっちで、家で寂しく引きこもっていた。

それに・・・・もし、最悪な場合は自殺するか、

犯罪に走っていたのかも知れません・・・・。」

春日「そう。そこよ・・・。弱者は何もできない。その代わり、

心が真っ黒に染まれば犯罪なら簡単にできてしまうわ。

あなたの心は今は真っ白だけど、あかりと出会う前は黒かったそうね・・・。

もう一度聞くけど、もし今までデスナイトの存在を知らなかったら、

どうなったと思う・・・・?」

光次郎「え?知らなくても・・・・僕は普通に・・・・・。」

春日「寂しい生活を送っている・・・・わよね?

けど、デスナイトは弱者の心に漬け込むわ。例えば・・・。

現在事件を起こしている悪魔のようにね・・・・。」

光次郎「えっ!?悪魔・・・・。まさか、例の悪魔はやはり!!」

春日「そう・・・・。デスナイトの使者だと思うわ。」

光次郎「ええ!?でも・・・・何故、春日隊長がそれを知っているんですか?」

春日「・・・・第1分隊の井坂隊長が教えてくれたわ。

第1分隊は最も戦力が優れて、戦闘はもちろん、調査もどの分隊より上よ。

調査員たちが懸命な調査をして、とうとう悪魔の正体を知ったわ。」

光次郎「そんな・・・・!では、何故その事を僕や隊員たちに・・・・っ!」

春日「事情があるのよ。いろいろとね・・・・。」

光次郎「事情・・・・。それで、その悪魔はジャンボロイドだったのですか・・・!?」

春日「・・・・第1分隊の話が正しければ、そう言う事ね・・・・。」

光次郎「でも、さっきあなたが言ってた【現在事件を起きた悪魔】って・・・・。」

春日「そう。悪魔は人間の弱い心に漬け込んで、悪の存在に変えてしまう、

恐ろしい産物。デスナイトはその悪魔をモチーフにしたジャンボロイドで、

心の弱き者たちを悪人にして、デスナイトの戦闘員にしていると思うんだわ。」

光次郎「・・・・っ!!そうか・・・・もし、僕があかりさんと、

出会ってなかったら、僕の心が真っ黒になったら・・・・!

デスナイトの悪魔が僕を悪人に変えてしまうと言うワケですね!!!?」

春日「そう・・・・。よくわかったわね・・・・。話はまだ、続くわ・・・・。」

光次郎「え・・・・!?」


一方、桜たち隊員たちはそれぞれの地区で悪魔を探していた。

桜と青井は数人の隊員は、とある町中で調査をしていた。

桜「ここに悪魔が出てくる確率が高いわ・・・・。」

青井「確かにこの町は治安が悪くて、捨て子も多いと聞きます。」

黒木隊員「悪魔はその捨て子だった人を狙っているわ。

悪魔の姿が見えた時点で、即座に射撃するのよ!!」

隊員たち「はいっ!!!!」

黒木隊員を中心に悪魔の捜索は徹底的に続けられた。

捜索のため、隊員たちは町中を歩き続ける。その時・・・・。

青井「っ!!先輩たち!!あれを・・・・・っ!!!」

隊員たち「っ!!?」 青井が指さしたところを皆を見る。

それは夜空。そこで悪魔が飛びながら、少年を連れ去っていた。

桜「悪魔だわ!!!!!」 桜と青井は悪魔を見つけて、さっそく銃を構える。

黒木隊員「待って!!一般人を抱えているわ!!!」

つづく

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アンドロイド少女・マリオネット・ライター  第33話・美しき小悪魔


悪魔ジャンボロイド・ミスティー・デビルス登場

夜の街。そこはしょうもない程の欲望を大人たちが多くうろつく場所である。

たとえば、大はしゃぎをする者たち。その者たちは多くの金を持っているため、

好きなだけ欲しい物が手に入る。その者たちはどれ程の幸運が大きいのかわからない。

逆に暗いところで寂しがる者たち。その者たちはそれぞれ一人で行動し、

欲しい物を求めてさ迷うが、それを持つ者たちに否定され、

ある者は複数の他人にいたぶられていた。彼らに幸せなど一つもないのだ。

そして、その者の一人である青年が涙を流しながら座り込んでいた。

青年「・・・・どいつもこいつも・・・・・強けりゃ調子に乗りやがって・・・・!

俺たち弱者の気持ちも一つも知らずに・・・っ!!強者なら・・・・。

弱き者たちを助けてくれると言うのに・・・・。くそ・・・・。」

青年は暗いところから、幸せを謳歌する者たちを見て、そう切なく呟いた。

謎の声「ならば・・・・・あんたも強くなれば良いじゃない?」

青年「っ!?誰だ・・・・っ!?」 青年は謎の少女の声に反応し、立つ。

その青年の前に、声の主である少女が舞い降りた。その少女は、

背中に悪魔のような翼が生えていた。そして、赤いボンテージをしている。

悪魔の翼の少女「私は悪魔。あなたを救いに来たの。」

青年「俺を救いに・・・・!?」

悪魔「そうよォ。私はこれまで何度もあなたのような弱者を救って来たの。

だから、今度はあなたの番。さあ。幸せが欲しかったら、

私についてきなさい?きっと、素晴らしい世界へ案内してあげるわ。」

青年「素晴らしい・・・・世界・・・・・?」

悪魔の言葉を聞いた青年はそのまま悪魔に近づく。

悪魔が青年にそっと抱きしめ、悪魔の翼で夜空へ飛び去った。

悪魔は青年を連れ去ったのだ。果たして、悪魔は何故現れたのか?何故、

彼女は弱者たちを何処かへ連れ去るのか・・・?


秋田学園の廊下では、光次郎と榊が昨日起きた事件について会話していた。

榊「なぁ。聞いたか?高町。また悪魔が人を浚ったらしいぞ?」

光次郎「うん。最近、SSPでもその悪魔って奴を確信したらしいけど・・・。」

榊「しかし、悪魔ってどんな奴だろうなァ・・・?人間たちを次々と浚って・・・。

もしかして、地獄へ落とすつもりだろうか?あ。ちなみに、俺が見たところ、

悪魔はどうやらセクシーで美人でボイ~ンな美少女らしいぜwww」

光次郎「うん。もし、そうだった捕まってHな拷問をしたいね。」

榊「だろ?だろ?ここは正義の鉄槌をくらわせねばならんな。うん!」

光次郎(しかし、悪魔は何故人を浚うのか・・・?今回もデスナイトの仕業に違いない・・・!)


光次郎は聡子のいる3階に来て、聡子と会話をする。

聡子「え?人を浚う悪魔・・・・?」

光次郎「・・・・はい。あの悪魔はもしかして、

デスナイトの仕業ではないかと思います。ただ・・・僕の勘によるものですが。」

聡子「・・・・私の父や母もその件について調査したそうだけど、

あの悪魔と言われた少女についての詳細はまだ不明らしいわ。

まあ、こちらもデスナイトの使者ではないかと確信しているんだけど・・・。」

光次郎「そうですか・・・。では、僕がSSPとして、

その悪魔の秘密を探って来ますので・・・・。」

聡子「ええ。頑張ってね・・・・。」


こうして、ホームルームが終わり学園から出た光次郎は、

青井と桜はSSP第6分隊の基地へと向かった。

そこの司令室で、春日隊長が隊員たちの前で事件の説明を始める。

春日「・・・・4日前より謎の蒸発事件が始まっているわ。

その原因は悪魔と呼ばれる存在の仕業であったわ。」

青井「ですが、悪魔とは人の心に漬け込んで、その心に悪意と邪心を植えつけると言う、

恐るべし神話の存在で、現実には存在しないハズでは・・・?」

春日「けど、存在したわ。悪魔はそれらしい翼はともかく、

髪が長く、三つ編みらしい。色は赤いそうよ。とにかく美しそうな女性であるわよ。」

桜「悪魔は・・・・人を次々と浚ったと聞きます。」

春日「うん。なお、浚われた人間たちは皆、不良、ホームレス、

捨て子、無職、貧乏、浪人など・・・・。皆、社会に捨てられた者たちだったわ。」

清水「その社会に捨てられた者たちは、ほとんどが後の悪人になるとなります。」

野沢「その人たちはそれぞれが独りぼっち。その悲しい人たちを、

悪魔が浚って悪の存在に変えようとしているんだわ。きっと・・・。」

春日「2人の言う通りかも知れないわね・・・。

悪魔は深夜に出没すると言うわ。深夜から調査を開始するわ。」

光次郎「では・・・。僕らもはそこで出撃するんですね!?」

春日「ええ・・・。ただし、高町隊員。」

光次郎「は、はい・・・・?」

春日「今回の任務・・・。あなたは動かないでもらうわ。」

光次郎「え・・・!?」 桜「・・・・・っ!?」

光次郎は春日の言葉に動揺し、桜も動揺をする。

光次郎「な、何故・・・・僕を出さないんですか・・・・!?」

春日「部隊では、状況によって出す隊員と出さない隊員があるのよ。」

桜「ですが、光次郎君は今までの事件に悉く立ち向かい、勝利を収めました。

今回の事件も・・・・光次郎君ならきっとできるハズかと・・・・。」

春日「わかっているわ。けど、今回は高町隊員を出さないつもりよ。いいわね?」

光次郎「・・・・・・はい。」 光次郎は少し落ち込んだ表情で了解した。

清水「これも隊長命令だ。気が向いたら、あなたも出撃させてくれるハズよ。」

野沢「ごめんね。次は一緒に行動してあげるから、それまで待っててね。

それに・・・・隊長はきっとあなたに無理させないために言ったんじゃないと思うわ。私・・・。」

光次郎「野沢さん・・・・。」

春日「出撃の時は午後10時の時。それまでに各員は待機をしておきなさい。」

つづく。

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夜中に悪魔が来ると聞く。それは全て、デスナイトノジャンボロイド、

ミスティー・デビルスであった。その時、春日隊長は光次郎に、

ある命令を下す。そして、彼女の過去が明らかに・・・・っ!?

次回、【美しき小悪魔】。  我らが6分隊長はどう戦うか?

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?ライター第32話。

今回はなんと、うちの怪獣小説2作品をクロスオーバーさせちゃう話でした。

ただし、年の設定による問題か、コリスは少し大人になっています。

せっかくだから、うちのオリジウルトラマンとオリジ巨大ヒロインのコラボを、

やっておかなくては・・・・・と思いましてね。

光次郎は実はコリスと出合った事があります。詳しくは、

ウルトラマンクリスタルの第32話を参照してください(

今回登場したジャンボロイドは、ギャラクシア・スターで、

宇宙の物質を力にして戦うアンドロイドです。宇宙から来た敵をイメージして・・・。

これは何かとSFって感じで良いですよね^^

ゲストの土田はウルトラマン好きの少年で、ただのゲストです(´・ω・`)

やはり、ウルトラマンを登場させるんだから、

それを愛する人をゲストにしても不思議ではないかと思います。

次回は春日隊長主演です。

それでは。

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光次郎「しまった!!ライターがギャラクシアの反重力光波を受けて、

動けなくなった・・・!ギャラクシアめ!ライターをどうする気だ!!?」

土田「あれを受けたら、抜けられないの・・・・!?」

光次郎「うん・・・!敵が止めてくれるまで、絶対に動けないんだ!!」

ギャラクシア・スター「・・・・!・・・・・・!!」

ギャラクシアは笑みを浮かべながら、笑っているように顔を動かす。

マリオネット・ライター(う・・・動けない・・・・っ!!な・・・なんとか、

脱出しなければ・・・!でも・・・どうすればいいか、わからない!!)

そして、ギャラクシアは左手をあげる。すると、ライターも浮かび上がった。

マリオネット・ライター「っ!!きゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ライターは浮か上がらされ、苦しそうになる。

土田「ああっ!!ライターがどんどん空中へあがっていく!!!」

ギャラクシアはさらに笑みを浮かべる。何かを企んでいる。

マリオネット・ライター(・・・っ!!まだ落とさない!?もしかして・・・!

ギャラクシアは、このまま浮かび上がったまま、ライターとしての、

制限時間を縮める気かしら!?な・・・なんとかしないと・・・・・!!!)

ライターは自力で脱出しようと暴れだそうとしたが、うまく動けない。

光次郎「このままでは、タイムリミットの4分になっちまう!!!」

清水「ライターを救出する!!ジャンボロイドを攻撃!!!」

フライングはギャラクシアを倒そうと接近する。

ギャラクシア・スター「・・・・?・・・・・!!」

ギャラクシアはそれに気づき、頭の触覚からの電撃光線で攻撃。

野沢「危ないっ!!」 フライングは慌てて敵の電撃光線を避けた。

青井「これでは敵に近づけるどころか、ライターの救出もできません!!先輩!!!」

桜「く・・・っ!!一体・・・・どうすれば・・・・・!!」

光次郎「ちくしょう!!地上からなら密かに攻撃できるけど・・・・っ!!

こっちはボウガンも弓矢も持ってない!!ああ・・・!こんな事なら持つべきだった・・・・。」

光次郎は武器を持っていなかった事に後悔するように苦悩していた。

土田「こんな時にウルトラマンさえいれば・・・・っ!」

光次郎「・・・そうだね。でも、今はそのウルトラマンはいない・・・・っ!」

その時、謎の青年の声が後ろから出た。

謎の声「いるよ。ここに・・・・。」 光次郎&土田「え!?」

光次郎と土田は後ろを向く。そこに、ローブの男がいた。

光次郎「あっ!昨日のローブの人!!」

土田「でも・・・・。今、ウルトラマンがいるって・・・・!」

ローブの男「・・・・・僕がそのウルトラマンさ・・・・っ!!」

ローブの男は右腕に付いている腕時計を光次郎と土田に見せる。

この腕時計・・・どこかで見た事があるような・・・・?

土田「ああっ!!そ・・・それは、ウルトラ・ウォッチですか!!!??

テレビで見たことあるからわかります!!!」

光次郎「ええっ!!ま・・・まさか・・・!?玩具・・・・でしょ!?」

ローブの男「玩具じゃないさ。れっきとした本物さ・・・・。

・・・・そうか。まだ、思い出せないんだね・・・・・。」

光次郎「ええ・・・・。まだ、思い出せません・・・・。そうだ!!

か、顔を見せてくれませんか!?そうすれば・・・思い出せるかも・・・・。」

ローブの顔「よし。じゃあ・・・・見せてあげるよ。成長したから違うけど・・・。」

すると、男を頭を隠したローブを脱ぐ。そして、男はその素顔を2人に見せた。

土田「お、おお・・・・・!!!!」 光次郎「あ・・・・あなたは・・・・っ!!」

2人は驚く。男の顔はピンクの髪、少し少年らしさが残っている顔つきであった。

男「これで・・・・いいだろ?」 光次郎と土田「っ!!!??」

その時、2人は驚いた。二人はこの男が誰なのか気づいたそうだ・・・・。

土田「も・・・・もしかしてあなたは・・・・・っ!!」

光次郎「・・・・わかる。僕にはわかる・・・・っ!!」

その時、光次郎は思い出しそうになった。昔の幼い自分を助けてくれた、

あの少年・・・。そして、今自分が見た男の顔がその少年の顔に似ている・・・。

そう。ローブの男の正体はあの少年であった。後は名前だけだが・・・。

土田「DGC隊員にして、マリンナーサの王子!!コリス!!!!!」

光次郎「っ!!!!!」 その言葉を聞いてついに光次郎は完全に思い出した。


それは・・・・光次郎がまだ幼かった頃、自身は見知らぬ怪物に襲われていた。

その怪物から自分を守ってくれた少し大きな少年がいた。

光次郎「実はね、友達と一緒に遊んでいたらいつの間には、はぐれちゃって、

こんなところにいて変な人に虐められそうになったの。えええぇぇぇぇぇん!!!」

男の子はそう言って泣き出した。いわゆる迷子になっただろう。

少年「そうか。怖かったんだね・・・・。じゃあ、その友達に会うまで僕が守ってあげるよ!」

光次郎「ほんと?ありがとう。僕ね、光次郎!高町光次郎って言うんだよ!」

光次郎は泣き止んだ。少年は微笑んで、ついにその名を語る。

少年「僕はコリス!それじゃァ。行こうか!」

光次郎「・・・・思い出した・・・・!!あなたの名前は・・・・コリスさん!!!!」

そう。この男の名はコリス。正真正銘、かつての光次郎を助けたコリスであった。

光次郎は思い出したのを見て、コリスは微笑む。

コリス「くす。よく思い出したね。」

光次郎「やっと思い出しました・・・!怪人たちから僕を守ってくださった事を・・・!!」

コリス「人助けをするのはあたり前さ・・・。ところで、友達の桜ちゃんとうまくやってる?」

光次郎「はい・・・。とても仲良しです・・・・。」

土田「ええっ!!?高町君とコリスさんって、知り合いだったの!!??」

土田は光次郎とコリスが知り合いである事に驚く。

光次郎「ま、まあ・・・。たまたま偶然な事なんだけど・・・・。」

コリス「うふふふ・・・・。確かに、僕とコリスは出会ったけど、

あの言葉は知ってる?偶然などない。あるのは必然だけだって・・・・。

あの時・・・僕と君が出会ったのも、きっと何か縁があるからだと思うよ。」

光次郎「何かの・・・・縁・・・・。」

土田「す、凄いじゃないか!!高町君!!コリスさんと出会えたなんて・・・・っ!!」

土田は光次郎がコリスと出会えた事に感激した。光次郎は照れ笑いである。

マリオネット・ライター「やあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

その時、ライターの悲鳴が響き、3人がそれに気づき、ライターの方に向く。

ライターはギャラクシアの反重力光波に苦しみ、浮かび上がりながら苦しんでいた。

胸のクリスタルタイマーが点滅を始めている。

マリオネット・ライター「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・!!」

光次郎「しまった!!忘れてた!!!」

コリス「いよいよ・・・・僕の出番か・・・・っ!!」

コリスはそう言いながら、ライターに近づくように歩く。

土田「ついに・・・・なるんですね・・・!ウルトラマンクリスタルにっ!!」

コリス「うん。・・・・あの巨大なお姉さん・・・。確か、マリオネットライターだったね?」

光次郎「はい!ライターは今、日本をデスナイトと言う巨大なテロ組織の、

戦闘兵器から守ってくれているアンドロイドです!!それに・・・・。

僕の・・・・・・大切な人なんです・・・・・!!」

コリス「そうか・・・・。じゃあ、助けてやるよ!!あの人を!!!」

コリスはライターに向かってそう叫んだ。そして、ウルトラウォッチを輝かせる。

コリス「ショワッチ!!!!!!」 コリスはその腕時計を付いた右腕を天に掲げ、

光と共にウルトラマンクリスタルとなり、巨大化した。

土田「ウルトラマンクリスタルだあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

土田は本物のクリスタルが来たので、感激の叫びを挙げた。

テレビで見たヒーローが現実に現れる事を子供たちは誰よりも望んでいるだろう。

この世界でのテレビで活躍したクリスタルが今、この世界に姿を表した。

ギャラクシア・スター「・・・・・!??」 ギャラクシアはクリスタルが現れた事に驚く。

マリオネット・ライター「あ・・・あれは・・・・ウルトラマン・・・・・!?」

ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!!クリスタルレーザー!!!!!」

クリスタルはクリスタルレーザーでギャラクシアを攻撃した。

ギャラクシア・スター「・・・・・!・・・・・!?」 敵は倒れ、

ライターは反重力光波から開放された。ライターは地上に着地し、クリスタルと対面する。

ウルトラマンクリスタル「君がこの国を守っているマリオネット・ライターだね・・・。」

マリオネット・ライター「はい。始めまして、私がマリオネットライターです。

あなたが、光次郎さんから聞いたウルトラマンクリスタルですね。」

ウルトラマンクリスタル「はい。ここは一緒に戦いましょう!!」

マリオネット・ライター「はい!!」 ギャラクシア・スター「・・・・・・!」

話をしていた2人の巨人は、ギャラクシアは怒った事に気づく。

ウルトラマンクリスタル「っ!?敵が襲ってくる!!ライターさん!!!」

マリオネット・ライター「ええ!!今こそ、力を合わせましょう!!!」

こうして、巨大ウルトラマンと巨大ヒロインが夢のタッグを組んだ。

ギャラクシアが走り、二人の巨人も走り出す。

ライター&クリスタル「はあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

一人のジャンボロイドと2人の巨人がぶつかり、押し合いに入る。

ギャラクシア・スター「・・・・!?・・・・・!??」

ギャラクシアは2人の合わせた力に押されていく。正義の味方が2人なら負けないだろう。

ライター&クリスタルル「ぬうぅぅぅぅん!!はっ!!でぃ!!」」

ライターとクリスタルはギャラクシアの胴体にダブルキックを何発か打ち出す。

マリオネット・ライター「はあぁぁっ!!!」 ウルトラマンクリスタル「シェアァァッ!!!」

そして、クリスタルとライターはダブルパンチがギャラクシアの顔面に打ち込まれる。

ギャラクシア・スター「・・・・・・・!!!??」 敵は強烈なパンチにひるんだ。

土田「素晴らしい!!ウルトラマンと巨大ヒロインのダブルコンビネーション!!!

滅多に見ないクロスオーバーだ!!!!」

光次郎「ああ!!負ける気がしないぜ!!!」 テンションが高くなった2人。

マリオネット・ライター「てやああぁぁぁ!!」 ライターが手刀でギャラクシアを打つ。

ウルトラマンクリスタル「とりゃっ!!!」 クリスタルはハイキックでジャンボロイドを、

蹴り飛ばした。倒れるギャラクシアだが、すぐに立って反撃に入ろうとした。

ギャラクシアがブースターを点火して、物凄いスピードでクリスタルに迫る。

ウルトラマンクリスタル「うわああぁぁっ!!」 マリオネット・ライター「クリスタルさん!!」

クリスタルはギャラクシアの高速体当たりに突き飛ばされて、倒れる。

ウルトラマンクリスタル「く・・・・っ!!ショワ!!せぃ!!」

クリスタルはすぐに立ち、迫るギャラクシアのパンチを手刀で受け止め、

ミドルキックでダメージを与える。怒ったギャラクシアは光の剣を出した。

ギャラクシア・スター「・・・・!!・・・・・・!!!」

ギャラクシアは剣を振るい、クリスタルに迫る。

ウルトラマンクリスタル「ふっ!!ぐわ!!ちぃ・・・っ!!」

一度避けたクリスタルだが、二度目の攻撃を受けてしまう。

しかし、クリスタルは痛みに耐えながら、ギャラクシアの剣を掴み、次の攻撃を止める。

ウルトラマンクリスタル「とおおぉぉぉう!!!」 クリスタルは蹴り上げで敵をさがらせた。

ギャラクシア・スター「・・・・?!・・・・!!」 

ギャラクシアは右手から光線を発射する。

ウルトラマンクリスタル「うわっ!!?」

光線がクリスタルの顔に命中し、クリスタルはひるむ。

そして、ギャラクシアが反重力光波を出そうとする。しかし、ライターがそうはさせまい。

マリオネット・ライター「シュートフラッシュ!!!!」

ライターはシュートフラッシュを発動。ギャラクシアの左手がショートする。

ギャラクシア・スター「・・・・・・・!!?」 ギャラクシアは左手を痛がる。

マリオネット・ライター「ええええぇぇぇぇぇい!!!」

ライターが走って、ギャラクシアを蹴る。クリスタルが空中チョップで切り裂いた。

ウルトラマンクリスタル「たあああぁぁぁっ!!!!」

ギャラクシアはあまりの痛みに2人から離れる。

ギャラクシア・スター「・・・・・!!・・・・・・・・!!!!!」

ギャラクシアは怒りを頂点に立ち、光線と反重力光波を同時に出そうとした。

光次郎「同時攻撃が来る!!こちらもダブル攻撃で迎え撃つんだ!!!」

ウルトラマンクリスタル「ムーンギロチン!!!!!」

マリオネット・ライター「スライス・ライト!!!!!」

ライターはスライス・ライト、クリスタルはムーンギロチンを同時に投げつける。

二つのカッター攻撃がギャラクシアの両腕を切断した。ちなみに、

スライスライトが右腕、ムーンギロチンが左腕である。

ギャラクシアはほとんどの武器を失った。

ギャラクシア・スター「・・・・・・!!・・・・・・・・!!」

土田「今だ!!!必殺技だ!!!!」

ウルトラマンクリスタル「エクセリック光線!!!!!!!」

クリスタルはエクセリック光線でギャラクシアを攻撃。

光線を浴びるギャラクシアはとてつもない激痛で苦しむ。

マリオネット・ライター「フラッシュブレイカー!!!!!!!」

ライターがフラッシュブレイカーで追加攻撃。エクセリック攻撃に加え、

フラッシュブレイカーの強烈な光を浴びたギャラクシアは間違いなく死す。

ギャラクシア・スター「・・・・・・!!!!・・・・・・・・・!!!!!!」

ギャラクシアはウルトラ戦士と巨大ヒロインのダブル必殺技についに爆発して滅びた。


そして、夜明けが来た。もうじき朝が来るのだ。

崩壊寸前の街のとある場所で、コリスの前に光次郎とあかり、土田もいた。

光次郎「また・・・・あなたに助けられましたね。」

コリス「ううん。僕一人で戦ったら苦戦していたよ。」

あかり「けど・・・。あなたはお強いのですね。」

土田「・・・・コリスさん!!」 コリス「ん?何だい?」

土田が少し緊張しながらコリスの前に立ち、手を出す。握手をするつもりか?

土田「僕はあなたのファンです!ぼ、僕と・・・・握手してください!!」

コリス「うん。いいよ^^」 コリスは土田と握手した。土田は笑顔になる。

土田「やったああぁぁぁっ!!本物のコリスと握手できたァ!!!わーいわーい!!」

土田は本物のウルトラマンクリスタルと握手できた事に喜んでいた。

光次郎「・・・コリスさん!!僕はもう忘れません。あなたの名を・・・。

ウルトラマンクリスタルであるあなたの姿を・・・・!」

コリス「うん。僕も忘れないよ。君と・・・ライターさんの事をね。」

コリスはあかりに向かってそう言った。あかりはそれでドキッと感じた。

もしかして、コリスはあかりがライターである事に気づいたのか。

土田「あの!!コリスさん!!」

コリス「また何か用かな?」

土田「もう一度・・・クリスタルになってくれませんか!!!?

せっかくあなたに会ったんですから・・・・。」

コリス「うん!じゃあ、もう一度クリスタルになるよ。」


コリスはクリスタルに変身した。クリスタルは青空の世界で、

光次郎とあかりと土田の3人を両手に乗せながら飛んでいった。

3人はウルトラマンに乗って空を飛んでいる事を大いに喜んだ。

土田はクリスタルの手に乗って、大空を飛びたかったのであった。

せっかくウルトラマンに会えたので、彼の手に乗りたい人もいただろう。

こんな嬉しい経験は他にありません。ウルトラマンを愛する人の前に、

初めてウルトラマンが来てくれたのです。コリスはこの後、

すぐに他の国へと旅立ちました。彼が何の目的で旅をするのか・・・。

それは、夢を持つ人たちを見つめるためでありました。

光次郎はコリスとの再会をしっかりと胸に刻むのでありました。

ウルトラマンの力を借りたライターは、これからまた一人で、

悪のジャンボロイド軍団に立ち向かう事でしょう。

次回につづく

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