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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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あかり「け・・・・怪我をなさったのですか・・・!?」

光次郎「うん・・・・。急いで走りすぎたから・・・・かな?」

あかり「それはいけません!!すぐに手当てをしなければ・・・・!!」

あかりは光次郎を抱えながら、和室へ向かった。

光次郎「っ!!あ・・・・あかりさん・・・・。」


和室では、あかりが光次郎の怪我をした右足に包帯を巻いた。

あかりは光次郎を治療しているのだ。それを知った光次郎は小さくこう呟いた。

光次郎「・・・・・ごめん。」

あかり「え?何で謝るのですか・・・?」

光次郎「なんか・・・迷惑かけた気がしたから・・・・。

たかが、足がこけたくらいでこんな事・・・・。」

光次郎は過去、一人で帰ろうと走った時、扱けてしまい、

足を怪我したが、その苦痛に耐えて家に帰った。

そこには家族が一人もいなく、手当てしてくれる人もいなかった。

だが、光次郎はそんな寂しい気持ちを隠しながら、パソコン遊びをしていた。

あかり「・・・・・でも、痛いんでしょう?私、他人の痛いところを見ると、

放っておけないんです・・・。はい。これで終わり!」

光次郎「・・・・ありがとう。僕なんかのために・・・・。」

あかり「はい。これで歩ける事ができますよ・・・・。」

そして、光次郎は立ち、あかりの顔に目線を向け、ついに問いかけようとする。

光次郎「・・・・あかりさん。」

あかり「っ!な、何ですか・・・・!?」

光次郎「・・・・・何故、あなたは僕に・・・・・。っ!?」

光次郎がもうすぐ問いたい事を問おうとしたところ、

あかりが突然、苦痛に溺れたように倒れる。

あかり「・・・・・・っ。」  光次郎「あ、あかりさん!!!!」

光次郎は倒れるあかりを受け止めて、抱える。あかりは光次郎の胸で息をする。

あかり「はぁ・・・・はぁ・・・・。」

光次郎「ど、どうしたの!?あかりさん!!」

あかり「はぁ・・・はぁ・・・。っ!す・・・すみません・・・・////

ちょ、ちょっと・・・・・頭痛をしまして・・・・。」

あかりは光次郎から少し離れて、そう言った。


そう。あかりはまた、自身の脳裏にヴィジョンが浮かび上がったのだ。

少女が自分の妹らしき女の子と一緒に楽しくブランコをしていた。

女の子はブランコに乗って楽しくはしゃぎ、少女がそのブランコを動かしていた。

女の子「明理お姉ちゃん!もっとやってェ!きゃははは!!」

少女「うん!いいわよぉ!そ~れっ!!」


あかり(・・・・・あの子は・・・・確かにあの人に似ている。

名は・・・・。駄目。思い出せない。知ってるのに。この方が一番・・・。)

あかりは光次郎の顔を見て、心の中で呟く。

その時、彼女の目線で光次郎の顔にヴィジョンで幼稚園で泣いた男の子の顔が浮かぶ。

あかり「っ!!!」 あかりはそれを見て驚き、光次郎からまた少しさがる。

光次郎「っ!どうしたの・・・!?あかりさん・・・。」

あかり「い・・・・いえ。ごめんなさい・・・・。(何やってるの?私。ご主人様の前で・・・!)」

光次郎「・・・・じゃ。僕・・・部屋に戻るから。」

あかり「あ。はい・・・・。」 そして、光次郎は和室から出て、二階の部屋へ向かった。


光次郎は階段を上りながら、心の中でこう呟いた。

光次郎(また・・・・あかりさんから答えを聞き取れなかった・・・・・・。

でも・・・・次は必ず・・・・!機会ができる時は必ず・・・・!!)


その頃、デスナイト基地のメインルームに何者かが来た。

桐原「来たか・・・・。死霊よ。」

死霊・・・・。そう。女の死霊たるジャンボロイドがここに戻った。

そして、そのジャンボロイドが死神のような顔から美しい女性の顔へと変化した。

ダークネス・セイバー「再び出撃の時が来たな。サーナイト・スケルトンよ。」

黒いローブと鎌を持つ不気味な髑髏の顔になれる女性のアンドロイド。

この者こそが、新ジャンボロイド、サーナイト・スケルトンである。

サーナイト・スケルトン「・・・・・我がデスナイトの恐怖。

再び、愚かなる愚民どもに見せつけて差し上げましょう。」

桐原「ふむ。その意気だ。この調子で再び今回の作戦を行え!」

ダークネス・セイバー「・・・・と、私も言いたいところだが。

貴様・・・・。まだ癒えてないみたいだな・・・・・?」

ダークネスがそう言うと、サーナイトはローブを反脱ぎし、胸元を肌蹴させる。

そして、サーナイトの右胸に大きな傷が付いていて、そこに機械が露出している。

サーナイトは清水隊員の攻撃を受けて、傷を負ってしまったのだ。

ダークネス・セイバー「サーナイト。傷を直す気はないのか?」

サーナイト・スケルトン「・・・・・私は死を司る者。従って、

私はこの程度の痛みなど決して感じませぬ。

それに、私は誇りのためなら自ら死を望みます。」

桐原「流石は死神をモチーフに造られたジャンボロイド。任務のために死ぬが良い!!」

サーナイト・スケルトン「はっ!!・・・・・っ!」

サーナイトは消えて行った。いわゆる、テレポートであろう。

桐原「ふふふふふ・・・・・ふぁははははははははは!!!

はははははははははははは!!!!」

桐原は笑った。ダークネスはそんな彼を見て、悲しげな表情になった。

ダークネス・セイバー(零様・・・・。昔はあんなではなかったと言うのに・・・・っ。)

そして、ダークネスの脳裏に、かつての幼い桐原の姿が笑顔でこちらへ走っていた。

何故、その明るい子供のような彼が今の冷酷なる悪意を持つ男になってしまったのか・・・・。

一体、誰が彼を動かしているのだろうか?それは、桐原自身とダークネスが知っている・・・。


その夜、サーナイトは死霊として、外出している人を次々と殺してしまった。

サーナイト・スケルトン「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!!!!」

サーナイトは笑いながら、次々と一人ずつ人を殺した。

一人ずつ。一人ずつ。死霊は笑いながら悲鳴をあげる者を一人ずつ鎌で殺していった。

そのたびに、犠牲者の血が暗闇に飛び散っていた。

そこに、SSPの第2分隊の神山副隊長が駆けつけた。

神山副隊長「これ以上、好きにはさせん!!」

神山副隊長はスパークサーベルでサーナイトに斬りかかる。

サーナイト・スケルトン「・・・・・・・!」 サーナイトも鎌で斬りかかる。

神山副隊長「はあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

神山副隊長はサーベルを振り下ろすが、サーナイトは鎌でガードする。

サーナイト・スケルトン「・・・・・!・・・・・!!」 ガイイィィィン

サーナイトは鎌を振り回して、神山副隊長のサーベルを弾く。

神山副隊長「うぉ!?やるなァ!?」 サーナイト・スケルトン「・・・・・・・!!!」

サーナイトはひるみかかった神山副隊長に斬りかかるが、彼女は決して負けない。

神山副隊長「むっ!?とおおおおぉぉぉぉぉぉう!!!!!!」

神山副隊長はサーナイトの攻撃を避けて、すぐに敵に斬りかかった。

ズバッ 神山副隊長の攻撃が決まったと思いきや。

サーナイトは攻撃があたる寸前にジャンプして避けたのだ。斬られたのはローブの一部だけ。

神山副隊長「く・・・っ!なんと言うスピードだ・・・・!!」

サーナイト・スケルトン「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!!」

サーナイトは笑いながら消えて行った。神山副隊長には眼中がないのか?

神山副隊長「あのジャンボロイド・・・やはり、死神のようだな・・・・。」


次の日。デスナイト基地のメインルームで、

ドルイスとサーナイトが桐原とダークネスの前に立った。

桐原「我がデスナイトの日本攻略には、俺の夢がかかっている!

その夢は、この日本全土の人間たち全てを俺の玩具にする事!!

それには、大きな戦力がいる事になる!!俺たちデスナイトは、

いよいよ最後の総攻撃をかける事になる!!!だが、その前に俺は何としても、

マリオネットライターを倒さねばならないっ!!そこで、俺は。

モンスロイドとジャンボロイドの二つの力を合わせてライターを倒そうと思う!!

二つの力が合体すれば、ライターはきっと倒せる!!わかったか!!

行けぃ!!サーナイト・スケルトン!!ユーフォー・タートル!!」

サーナイト・スケルトン「はっ!!!」 サーナイトは消え、瞬間移動した。

ドルイス「ゲヘヘヘヘヘヘヘヘ!!!!ワシもいっちょ、やろうかのォ!!

出撃せよ!!ユーフォータートル!!!!全ての愚民の街を破壊しろ!!

あと、可愛い女の子とせくすぃ~なお姉さんは捕らえちゃってねwゲヒャヒャヒャヒャ!!!」

ダークネス・セイバー「ちっ!!相変わらずゲスな男だ・・・!ドイツ支部には、

この愚かな男のような奴が多くいるのか!?あの者め・・・・!

前に私と初対面した時に、いやらしい顔で襲い掛かったのだあぁぁぁ・・・・・!!」

桐原(ダークネスめ。よほど、あの男が嫌いだな。俺は結構、気に入ったが・・・。)


SSP第6分隊基地の司令室では、通信隊員が異常な情報をキャッチした。

通信隊員「お台場でモンスロイドが出現しました!!」

春日「きっと、ユーフォータートルね!!全隊員、出撃!!!」

隊員たち「了解!!!!!」  光次郎「今度こそ奴を・・・・・!!」

通信隊員「っ!!待ってください!!もう一つの報告をキャッチしました!!」

隊員たち「えっ!!!!??」  春日「な、何ですって!?」

通信隊員「死神らしき怪人が秋葉原で出没。殺人を行っています!!」

春日「まさか・・・・女の死霊のジャンボロイド!!」

光次郎「あいつ・・・!昼でも活躍できるのか・・・・!!」

青井「どっちにしろ、ジャンボロイドはどんな卑怯な事でも行えると言う事よ!!!」

桜「モンスロイドとジャンボロイド・・・・!デスナイトの誇る二機が、

同時に動き出したなんて・・・・!!」

清水「SSP全分隊による総攻撃を仕掛けようにも・・・・・!」

野沢「勝てるかどうかわからないわ・・・・。」

隊員たちはデスナイトの激しい攻撃に戸惑う。

光次郎「ですが、まだ我々にはライターがいます!!隊長!!命令を!!!」

春日「ええ!モンスロイドは第7、8、4分隊が引き受けてくれるわ!!

野沢、青井、清水、木之本、折原隊員はフライングで彼らの支援にまわって!!」

青井たち「了解!!!!」

春日「ジャンボロイドは9、1、3分隊が行う!高町隊員と月野隊員は、

4名の隊員を連れて、ジャンボロイドの捜索及び殲滅に向かって!!」

光次郎と桜「了解!!!!」

こうして、SSP決死の2大防衛作戦を開始した。


ユーフォータートルは円盤状態で街の上空を飛んでいた。

ユーフォー・タートル「グエエエエェェェェウウウゥゥゥゥッ」

ユーフォーは無数のビームを発射して、多くの建物を破壊し街並みを燃やした。

そこに、無数のリボルバー部隊が駆けつける。懐かしい阿相隊員と東雲隊員がいる。

東雲隊員「行くわよ!モンスロイド!!」 阿相隊員「お前の思い通りにはさせないぞ!!」

無数のリボルバージャックは無数のレーザーバルカンを一斉連射した。

それを浴びるユーフォーだが、ひるむ様子はない。

ユーフォー・タートル「グエエエエエエェェェェェェウウウウウゥゥゥゥゥゥッ」

ユーフォーは無数のビームで多くのリボルバーを破壊した。

しかし、リボルバージャック部隊は負けずに、レーザー波状一斉攻撃を続ける。

その攻撃を受けながらも効かないユーフォーも無数のビームを連射し続け、

リボルバーを破壊し続けたり、多くの建物を爆破したりしていた。

やはり、リボルバーだけでは歯が立たない。だが、まだ諦めてはいけない。

そこに、フライングファイターが駆けつけた。

前のコックピットが青井、木之本隊員、折原隊員。

後のコックピットが清水、野沢が乗っていた。

清水「モンスロイド発見!!リボルバー部隊を援護する!!」

野沢「ミサイル発射!!!」

つづく

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