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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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マリオネット・ライター「・・・・・・っ!!?私が・・・・元人間・・・・!??」

ライターはそれを聞いて、驚愕する。

ティアーズ・ソウル『そう。あなたは元々人間だった。けど、

デスナイトに殺されてしまい、ジャンボロイドに改造されてしまったのよ。』

マリオネット・ライター「か、改造・・・・!?」

ティアーズ・ソウル『元よりジャンボロイドはHN星から落ちてきた、

宇宙物質によって造られるの。けどね、我々ジャンボロイドには足りない物があったの。』

マリオネット・ライター「足りない物・・・・・!?」

光次郎「まさか・・・・!心か!!?」

ティアーズ・ソウル『そう。より強いジャンボロイドを造るには、

人間の心が必要なの。心の感情が高まるたびに、力が強くなれると思うからよ。

まあ、その分。制御が絶対できないと言うのが最大の欠点だろうけど・・・。』

マリオネット・ライター「デスナイトの命令で動かず、

人間としての意思で動く。それが・・・・人間の心を持ったジャンボロイドですね?」

ティアーズ・ソウル『そう・・・・。故に、あなたはそれをし過ぎているけどね。

あなた。デスナイトを裏切って、光次郎君を育てているそうだけど・・・?』

マリオネット・ライター「はい・・・・!!」

ティアーズ・ソウル『くすっ。やはり、あなたは人間の心で動いているそうね。

そんな心がなかったら、光次郎君の事なんて無視したでしょうに・・・・。』

光次郎「え・・・・!?」 光次郎は疑うような表情でライターを見る。

ティアーズ・ソウル『けど、私は違う。私なら光次郎君を守れるわ。』

マリオネット・ライター「・・・・・私も、光次郎さんを守りたいと言う意思でいっぱいです。」

ティアーズ・ソウル「・・・・・ッ!?」  光次郎「あかりさん・・・・。」

マリオネット・ライター「私が光次郎さんを守っている理由・・・・・。

それは、高町博士に頼まれたワケだけではありません。全て・・・私の意志で!!」

そして、ライターはヘルメットを脱いだ。フライングの隊員たちはそれを見て、驚く。

野沢「う・・・嘘っ!!?あ、あの顔って、もしかしてあかりさん・・・・!?」

清水「まさか・・・・あかりさんがマリオネットライター・・・・・!?」

青井「あのライターが・・・・あかりさんだったなんて・・・・!!」

桜「・・・・・・っ!彼女が一番、光次郎君を守ってくれていたのね・・・・。」

マリオネット・ライター「私の脳裏に、幼稚園で泣いていた男の子の姿がいました。そう。

あれは・・・・・私が人間であった頃の記憶!そして、知りました・・・・。

その男の子が、光次郎さんであると!!私は泣いている子供を幸せにしたい・・・。

それで私は、光次郎君を幸せにしようとしたのです・・・・・っ。」

光次郎「あかりさん・・・・・!」 光次郎は感激か目から涙が出そうであった。

ティアーズ・ソウル『そう・・・・。私も光次郎君を幸せにしようと思ってるけどね・・・・。』

そして、ティアーズはそう言うと、自分もヘルメットを脱ぎ始めた。

マリオネット・ライター「っ!!?あ・・・・あなたは・・・・・!!??」

桜「う・・・・嘘でしょ・・・・・!??な、なんであなたが・・・・!?」

桜とライターはティアーズの素顔を見て、驚く。

まるで、懐かしい誰かと似ているのを見たかのように・・・。

ティアーズ・ソウル『覚えている?前にも、光次郎君の家で会った、真奈美よ・・・・。』

マリオネット・ライター「ま・・・・真奈美さん・・・・!?

まさか・・・・!あなたはデスナイトに殺されたハズ・・・・!!!」

ティアーズ・ソウル『でも、そのデスナイトに助けられて、今は彼らの下で働いているワケよ。』

桜「真奈美ちゃん!!そんなの嘘よね!?真奈美ちゃん!!!」

青井「つ・・・・月野先輩・・・・!?」 桜は信じられずに、泣きそうであった。

ティアーズ・ソウル『ねえ、あかりさん。あなたは光次郎君の事を守っていると、

言ってるけど。あなたが人間だった頃の記憶をほとんど忘れているでしょう・・・?』

ティアーズはそう言いながら、ライターに近づき、彼女の顎に触れる。

ティアーズ・ソウル『だったら、私が教えてあげるわ。』

マリオネット・ライター「私が・・・・人間だった頃の記憶・・・・!?」

ティアーズ・ソウル『ふふふふふふ・・・・!そう。あなたはねェ・・・・。

デスナイト日本支部の奴隷兵・月野夫婦の子・月野明理。』

マリオネット・ライター「!!!!!!」

桜「月野明里・・・!?まさか、お姉さん・・・!!??」

光次郎「な・・・なんだって・・・・・!??」

なんと。マリオネット・ライターことあかりの本当の名前は、月野明理であった。

そして、月野明理は桜の姉であったのだ。

ティアーズ・ソウル『私はね、私の大好きな光次郎を幸せにしているあなたを許せないの。

彼を幸せにするのはこの私。だからね。あなたを殺すわ。たとえ、

桜ちゃんの姉であってとしてもねェ!!!』

そして、ティアーズはいきなりハイキックでライターを蹴り飛ばす。

マリオネット・ライター「きゃああぁぁぁぁっ!!!」 ライターは敵に蹴られて倒れる。

ティアーズ・ソウル『くす・・・っ。安心して。楽には死なせない。

光次郎君の前でじわじわと嬲って、無様な姿になってから完全に壊してあげるわ。』

マリオネット・ライター「く・・・・・っ!真奈美・・・さん・・・・!!」

桜「ライターが・・・・あかりさんが・・・・私の明理姉さんだったなんて・・・・!!

まさか・・・・そんなのって・・・・!私の姉さんが・・・・・!!」

桜は予期せぬ現実の恐怖に震えていた。青井はそれを見て、心配しそうになる。

光次郎「あかりさん・・・・!真奈美ちゃん・・・・!」

ティアーズはヘルメットを被り、再びライターを近づこうと歩く。

ティアーズ・ソウル『さぁ・・・始めましょう。光次郎君争奪戦を・・・・!』

マリオネット・ライター「・・・・っ!真奈美さん・・・あなたは・・・・!!」

ティアーズ・ソウル「・・・・ハッ!!!」 ティアーズは素早いキックで攻撃する。

マリオネット・ライター「くっ!!てやあぁぁぁ!!!」

ライターは敵の打撃をいち早く避け、ティアーズに素早い蹴りをくらわせる。

ティアーズ・ソウル「ク・・・・ッ!!ティアーズ・キャリバー!!!!」

ティアーズは右手を剣に変えて、ライターに斬りかかる。ズバアァァッ

マリオネット・ライター「きゃああぁぁぁぁ・・・・・っ!!!」

ライターはティアーズの素早い攻撃を受けて、ひるむ。

ティアーズ・ソウル「トオオォォォォ!!!」 ティアーズはまた斬りかかる。

マリオネット・ライター「くぁ!!!」 ライターは再び斬られてひるむ。

ライターは戦えなかった。元人間であり、光次郎の愛人である真奈美とは・・・。だが。

マリオネット・ライター「くっ!!マリオネット・サーベル!!!」

ライターはマリオネットサーベルでティアーズに反撃する。

ティアーズは剣でそれを防ぎ、剣同士の押し合いが始まる。

マリオネット・ライター「真奈美さん!!目を覚ましてください!!!」

ティアーズ・ソウル『あんたの言う事なんか、聞かないわ!!!』

マリオネット・ライター(私は負けない・・・!光次郎さんを守るために・・・!!

真奈美さんを助けるために・・・・!!!)


その時、デスナイト対日本攻撃支部では、ついに恐ろしい事が起き始めた。

ダークネス・セイバー「ついに、来ましたね・・・・!」

桐原「ああ・・・・!我が対日本攻撃支部に、デスナイト一の切り札が・・・!

最強のモンスロイド・ヘルズ・エンペラー!!!!!」


桐原が叫ぶと、とある荒野の地面を突き破って巨大なメカ怪獣が現れた。

漆黒の身体。4本の腕。異獣の顔に3本の角。青い目。背中に悪魔のような翼が。

尻尾が2本あるこの異形のモンスロイドこそが、ヘルズ・エンペラーなのだ。

ヘルズ・エンペラー「キシィアアアアアァァァァァァァ」

そして、どこからともなくデスナイト総裁の声が響く。

デスナイト総裁の声『ゆけ!!桐原零よ!!この総裁自らが、

ドイツ支部とともに造り上げた、この最強のモンスロイドを、

貴様がマスターとなり動かすのだ!!さァ!!

今こそ、ライターとSSPを倒し日本を・・・世界を征服するのだ!!!』


最大の敵・ティアーズ・ソウルの正体は死んだハズの真奈美でした。

そして、彼女の発言によって、あかりが桜の姉である事が判明しました。

予想できない真実を知った少年少女たちは、

ライター(あかり)とティアーズ(真奈美)の戦いを見て、どう思うでしょうか?

そして、対日本攻撃支部は、デスナイトの邪悪な総裁から、

最も最強で最悪なモンスロイドを手にし、最後の総攻撃をかけようとしました。

どうする、ライター!!どうなる、光次郎!!!!

次回につづく

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その少女は秋田学園中学生の衣装をして、髪が青く、

おさげ・・・・と言うかツインテールをしていた。

光次郎はそんな姿をした少女を見て、驚きの顔をして涙が出そうになる。

そう。この少女こそが、かつて光次郎を愛し、

デスナイトに殺されてしまった松村真奈美そのものであった。

真奈美は生き返ったのだ。光次郎は突然の出来事に固まりそうに見える。

真奈美「・・・・・怖がらないで。お化けじゃないもん♪」

光次郎「君は・・・・本当に真奈美ちゃんだよね・・・・??」

真奈美「本当だよ。あなたとの思い出、ちゃんと覚えてるよ。

特にあの夜のクリスマスパーティがね・・・・。

とりあえず、久しぶりだね!光次郎君!!!」

光次郎「ま・・・・真奈美ちゃん・・・・!(・・・・この感じ。

この暖かな感じ・・・・間違いない。本物の真奈美ちゃんだ・・・・!」

光次郎は知っているのだ。かつての真奈美と今の真奈美からは、

優しく暖かい感じが同じであると。これにて、光次郎は彼女が本物であると確信した。

彼の目から一粒の涙の雫が落ちて来る。そして・・・・・。

光次郎「真奈美ちゃああぁぁぁぁぁん!!!!」

光次郎は涙を流し、真奈美に抱きついた。彼女に会えて、よっぽど嬉しかったのだ。

光次郎「わあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」

泣き崩れる光次郎を真奈美は優しく、彼の頭を撫でる。

真奈美「よしよし・・・・。余程と、辛い想いをしたんだね。」


そして、光次郎は真奈美から離れて、涙を拭きながらこう言った。

光次郎「確かに・・・・辛い想いをしたよ。けど・・・・。

その分、幸せな事もあった。」

真奈美「幸せな事・・・・??」

光次郎「・・・・あかりさんのあかげで、桜ちゃんと仲直りできて、

友達もたくさんできた・・・・。それだけじゃない!

僕は・・・・その友達を守るための強さを持った。」

真奈美「あかりさん・・・・?彼女のおかげね。」

光次郎「ああ。あの人は僕にとって、天使のような人だった。」

真奈美「・・・・・そう。あの裏切り者が・・・・・。」

光次郎「え・・・・・?」

真奈美「・・・・ところで、何で私が生き返ったか、教えてやろっか?」

光次郎「う、うん・・・・。」 光次郎は少し不安そうに頷く。

真奈美「くす・・・・っ。実はね、私・・・・・。」

真奈美は黒そうな笑みを浮かべ、恐ろしい真実の言葉を放った。

真奈美「デスナイトに助けられたの。」 光次郎「え・・・・・っ!???」

光次郎は思いもよらぬ事実に、信じられる驚く。


その頃、ティアーズとの戦いでヘナヘナして歩いたあかりは、

ちょうど、高町邸へと帰った。あかりは廊下の壁のところで座り込み、息をしている。

あかり「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。お、恐ろしい敵だったわ・・・。

私のフラッシュブレイカーが通用しないなんて・・・・!

考えなければ・・・・・あのジャンボロイドを倒す方法を・・・・・っ!!」

あかりはティアーズに対抗できる方法を考えようと、目を瞑る。

だが、その時。再び泣き叫ぶ男の子と、積み木で遊んでいる女の子の姿が浮かんでくる。

あかり「っ!!!ま・・・またあのヴィジョン・・・・。

もしかして、あの二人は・・・・・・・!!」

そして、あかりはあの二人の子供の正体に気づき始めつつあった。

あかりはすぐにまた、高町邸から出て行った。


光次郎「デ・・・・・デスナイトに助けられたって・・・・!??」

真奈美「そうよ。私ね、デスナイトの事を感謝しているの。」

光次郎「う・・・嘘だ!!君は・・・・デスナイトを憎んでいたハズだ!!

君はそのデスナイトに両親を奪われたんだろ!?悔しかったんだろ!?」

真奈美「確かに、両親を殺した事は許せない。けどね、それは間違ってた。

知ってる?この世の中ね、どんどん汚くなっているの。己のエゴを走る大人たちによってね。

けど、デスナイトの大人たちは違う。

彼らは純粋な心を持って、世の中を変えようとしているのよ。」

光次郎「違う!!世の中を汚くしたのはデスナイトだ!!

己のエゴを走っているのはデスナイトのメンバーたちなんだ!!!

どうしたんだよ!真奈美ちゃん!!一体、何があったんだよ!?

あんなに優しかった君が、どうして・・・・・っ!!!」

真奈美「言ったでしょ?デスナイトに助けられたって・・・・。ねえ。光次郎君。」

光次郎「な、何だ・・・・!?」 真奈美は光次郎に近づき、彼の両手をとる。

真奈美「デスナイトに入って。」 そして、真奈美は彼の顔に近づけ、切なくそう言う。

光次郎「な・・・・に・・・・・!!???」

真奈美「私、光次郎君が好きなの・・・・。誰にも渡したくないの。

あかりさんにも、桜ちゃんにも。だから、私と一緒にデスナイトで暮らしましょ?」

光次郎「い・・・・嫌だ!!!」 光次郎は真奈美をどつく。

真奈美「きゃっ!!!」 真奈美は光次郎にどつかれ、地面に尻餅がつく。

光次郎「僕は君の死をきっかけに、デスナイトと戦っているんだ!!

そして、これまでの敵からこの世界の平和を守って来た!!!

だから・・・・たとえ君の頼みでも、デスナイトの味方には決してならない!!!」

真奈美「そう・・・・残念ね・・・・・。あなただけは殺したくないけど・・・・。

私がどうやって生き返ったか・・・・。今、その姿を教えてあげるわ。」

真奈美はそう言いながら、自身から紫色の光を発した。

その光と共に真奈美が巨大化していき、衣装も変わっていく。

この姿はティアーズ・ソウル。光次郎はそれを見て、恐れる。

光次郎「真奈美ちゃん・・・・!まさか・・・・・君が・・・・・!!!」

そう。真奈美はティアーズ・ソウルだったのだ。

真奈美はジャンボロイドとして生まれ変わったのだ。

ティアーズ・ソウル『そう・・・・。これが私の本当の姿よ。

私は忍者ジャンボロイドに殺されて死んでしまった。けど私は、

マリオネット回路によって、第2のマリオネットライターとして生まれ変わったのよ!』

光次郎「第2のマリオネットライター・・・・!?はっ!!」

その時、光次郎は高町博士の言葉を思い出す。

高町博士『そう。ティアーズも、真奈美の心臓から造れた回路をコアに、

造られたライターに続く元人間のジャンボロイドだ。』

光次郎「まさか・・・・本当だったのか!おじいさんの言ってる事は・・・・!!」

ティアーズ・ソウル『ねえ、光次郎君。私より前に造られた人間ジャンボロイド・・・・。

実は・・・・あの人の方が好きなんでしょ?あなたは・・・・。』

光次郎「マ・・・・マリオネット・ライター。あかりさんの事か・・・・!?

そ、そうだ!僕は彼女が好きだ!!彼女のおかげで僕は戦えるようになったんだ。」

ティアーズ・ソウル『そう・・・・。でもね、私。そのあかりさんを殺すために造られたの。』

光次郎「そんな事はやめてくれ!!僕は君もあかりさんも好きなんだ!!!」

ティアーズ・ソウル『ありがとう。でも、浮気は嫌だから、やはりあの人を殺さなきゃ・・・・。

私より光次郎君が好きになりそうな女の子は・・・・皆、殺してあげる。』

光次郎「それが桜ちゃんたちでもか!!そんなの・・・・僕がさせない!!!」

光次郎がボウガンを構えて、ティアーズに向ける。

ティアーズ・ソウル「ライドシュート!!」 ティアーズはライドシュートで光次郎を攻撃する。

光次郎「うわっ!!!」 光次郎は攻撃を避けて、岩場に隠れる。

そこから火薬入りの矢でティアーズを攻撃する。しかし、ティアーズには通用しない。

ティアーズ・ソウル『くすっ。そんな事しても無駄だよ、光次郎君。

それに、私は光次郎君のやる事全て許すから、いっぱい攻撃しても良いよ。』

光次郎「そ・・・・そんな・・・!僕の攻撃が通じない・・・・!!」


第2分隊基地の司令室では、通信隊員がレーダーでティアーズを発見した。

通信隊員「だ、第2分隊基地付近にジャンボロイドが出現しました!!!」

日向隊長「く・・・・っ!迎撃部隊を編成し、直ちにジャンボロイドを破壊してください!!!」

神山副隊長「私が行きます!!」 神山副隊長が司令室から出る。

春日「我が第6分隊から援軍を出しますわ!」 日向隊長「よろしくお願いします・・・!」

高町博士(光次郎・・・・・。やはり、お前はあの娘に・・・・・!!)


光次郎はティアーズから離れながら、敵を攻撃し続ける。

ティアーズ・ソウル「・・・・・・・・・!」

だが、ティアーズには通用せず、光次郎に迫るように歩く。その時。

ティアーズ・ソウル「ウッ!?・・・・・・ッ!!」

突然、右の方向から無数の銃弾がティアーズを攻撃。ティアーズはそこに向く。

そこに神山副隊長率いる数人の隊員たちがそれぞれの銃器で攻撃していた。

神山副隊長「撃て!!なるべく基地から離れるように誘導するんだ!!!」

神山副隊長はそう言いながら、ガトリングガンでティアーズを攻撃する。

ティアーズ・ソウル「・・・・ッ!!!サッチ・トライデント!!!!」

ティアーズは左手から黄色い3つの光弾を発射した。

3つの光弾が神山副隊長たちの周りに命中し、爆発する。隊員たちはひるみそうになる。

光次郎「あっ!!神山副隊長!!!」

神山副隊長「ひるむな!!後退しながら攻撃を続行せよ!!!」

神山副隊長と隊員たちは敵から離れながら、迎撃を続ける。

ティアーズは攻撃を受けながらも、隊員たちに迫ろうと歩く。

ティアーズ・ソウル「フィンガー・ラッシュ!!!!」

ティアーズはライターと同じ連射技であるフィンガーラッシュで隊員たちを襲う。

神山副隊長たちは無数の光弾から避けるように走る。

隊員たち「うわあああぁぁぁぁ!!!」 「ぎゃああああぁぁぁぁぁ!!!」

中にはフィンガーラッシュによる爆発に巻き込まれて、倒れてしまう隊員も少数いた。

神山副隊長「くぅっ!!よくも仲間を!!!」 神山副隊長はティアーズに攻撃する。

ティアーズ・ソウル「フッ!!『へぇ・・・・。あなた、もしかして。

光次郎君と馴れ合ってるみたいね。せっかくだけど、彼は私のものだから・・・・。』」

ティアーズは神山隊長の連射から腕でガードして、そう言う。

ティアーズ・ソウル「ハアアァァッ!!!」 さらに、敵はサッチトライデントを発射する。

3つの光弾が神山副隊長たちの周りに命中、爆発する。彼女たちはこれにひるむ。

神山副隊長「くううぅぅ・・・・・っ!!」 隊員「わああぁぁ・・・!!」

光次郎「やめろ!!やめるんだ!!真奈美ちゃん!!!」

ティアーズ・ソウル「『光次郎君・・・・!?』・・・・ッ!?」

そこに、フライングファイターが飛んで来た。

前のコックピットが桜、青井。後のコックピットが清水、野沢である。

光次郎「フライングファイター・・・・!桜ちゃんたちだね!!?」

桜「大丈夫!?光次郎君!!」 青井「こいつ・・・!さっきの強敵だわ!!!」

ティアーズ・ソウル『この大きい飛行機に乗っているのは、全員女の子みたいだけど・・・。

あの人たちも、光次郎君を愛しているのかしら?

それとも、光次郎君が愛しているのかしら??』

光次郎「やめてくれ!!真奈美ちゃん!!

それには僕の大切な人たちが乗っているんだ!!!」

ティアーズ・ソウル『ふーん。そっか。じゃ、消してあげる♪』

青井「消してあげるですって!?上等よ!!!」

フライングはレーザーバルカンでティアーズを攻撃した。

ティアーズ・ソウル「クッ!!ウウゥゥ・・・・!!スパイラル・ランス!!!!」

攻撃を受けたティアーズはバック転で避けて、

スパイラルランスで攻撃するが、フライングはそれを避ける。

桜「今度こそ負けない!!!行けェ!!!」

フライング・ファイターは特殊ミサイルを2発発射する。

ティアーズ・ソウル「・・・・ッ!ティアーズ・キャリバー!!!」

ティアーズは右手を剣に変えて、それに2発のミサイルを切り裂いた。

ミサイルはティアーズに命中できずに、爆発した。攻撃は避けられた。

野沢「技がライターに似ているなんて・・・!」

清水「あいつは・・・・マリオネットライターを意識して造られたのか!!?」

ティアーズ・ソウル『ふっ。愚民のメカって結構大した事ないのね。

光次郎君。この後、あなたは私しか愛せなくなるから、安心して良いわよ。くす・・・。』

光次郎「そ、そんな・・・・!そんなの僕は望んでいない!!」

ティアーズ・ソウル『じゃあ、何で私が死んだ時、私をあんなに想ってくれたの?

あんなに想ってくれたなら・・・・私以外の女の子なんていらないよね・・・??』

光次郎「そ・・・・それは・・・・・。ん?あ!ライター!!!」

ティアーズ「ッ!!?」 光次郎は空からマリオネットライターが飛んで来た事に気づく。

ライターはティアーズの前に着地する。

マリオネット・ライター「またあなたね・・・!今度こそ倒してみせる!!」

ティアーズ・ソウル『来ちゃったんだ。ライター・・・・いえ、あかりさん。

でもね。私、あなたと同じ方法で生まれて、力を持っているのよ。』

マリオネット・ライター「私と同じ・・・!?」

ティアーズ・ソウル『そうよ。私もあなたも元は人間だったのよ。』

つづく

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悲劇の言葉を聞いた光次郎は、今までの事を思い出す。

サンダーフェイズの雷撃で殺された両親、ソニックキャリバーによって、

殺された真奈美・・・・。ミラージュザイスの幻覚で悪の道に堕ちた中嶋。

アクアンフィッシャーのマスターによって家族を失った青井。

他にも、デスナイトによって悲劇を齎された人々・・・・。

光次郎は忘れやしない。デスナイトが生み出した多くの悲劇を・・・。

光次郎は怒りに燃えた。これ以上、デスナイトひよる悲劇を生ませないと・・・。

他の隊員たちはもちろん、村木長官も高町博士も同じ気持ちであった。

村木長官『これ以上、デスナイトの破壊活動は何としても、

止めなければならん!!そのためにも、君たちSSPが頑張らなければならない!!』

長官の言葉に全分隊の隊員たちが真剣になる。花園隊員に神山副隊長・・・。

阿相隊員に東雲隊員までも・・・・・。

村木長官『そこへ、SSPのドイツ支部がデスナイト総裁を打ち倒すべく、

奴らの本拠地を草の根を分けながらも必死の探索を続いている。

もし、発見できた場合。全国の支部のSSPメンバー数千人による、

総攻撃でデスナイトの総裁の首を取るのだ!!これが最後の戦いとなろう・・・・っ!』

そして、スクリーンのモニターが消え、春日が隊員たちにこう言った。

春日「・・・・聞いた?皆。ついにデスナイトとの戦いに終止符を打つ時が来たわ!!」

野沢「でも・・・・。総裁を倒しても、対日本攻撃支部を始めとする残りの支部は・・・・?」

清水「奴等は残党として、また我々に挑戦するに違いないでしょう・・・。」

春日「それでも・・・・。やらなきゃならないのよ。敵の頭を打てば、

敵側の戦力が大幅に減るに違いないわ。てっとり早いでしょ?」

青井「そうよ・・・っ!デスナイトを全滅させるためにも、その方が早い!!」

桜「ええ・・・!HM星の物質エネルギーを手に入れたのも敵の総裁。

総裁を倒せば、ジャンボロイドとモンスロイドを造れる力もなくなると思うわ!!!」

光次郎「だが、始めは桐原を・・・・対日本攻撃支部をも倒さねばならない!!

ドイツSSPの皆さんが総裁の居場所を突き止める前に、奴等を少しでも叩かなければ!!」

春日「それも悪くないわね。時間潰しとしては・・・・・。

そう言えば、高町隊員。

第2分隊の日向隊長と高町博士からあなたに伝えたい事があるらしいわ。」

光次郎「え!?日向さんから・・・・??」

春日「私が連れて行ってあげるわ。ついてきて。

他の皆は対日本攻撃支部の本拠地を捜索するために、パトロールして。」

隊員たち「はい!!」 光次郎「はい・・・。」

春日「行くわよ。高町隊員。」 こうして、春日と光次郎は部屋から出た。


春日と光次郎はアクターシックスで第2分隊基地へ向かっていた。

春日「・・・・・高町隊員・・・・。いえ、光次郎君。」

光次郎「は、はい・・・・?」

春日「・・・・・もし、結ばれるとしたら・・・誰と望む?」

光次郎「結ばれる・・・?」

春日「例えば、メイドのあかりさんと友達の月野隊員。

あなたが特に愛したその二人から一人選ぶ事よ。」

光次郎「・・・・・っ!」  光次郎はそれを聞いて、少し驚く。

春日は答えを待つが、光次郎は黙り込んでいるかのように見せる。

春日「・・・・・まだ、決まってないみたいね・・・。」

光次郎「・・・・・ごめんなさい・・・・。」

春日「いえ。いいわ。けどね、いつかは必ず選択の時が来るわ。」

光次郎「選択の時・・・・・・。」

春日「その時まで、決めておく事ね。」

光次郎「・・・・・僕は・・・あかりさんが好きです。

けど・・・・。桜ちゃんも好きです。

本当に誰が好きなのかは・・・近いうちに決まるかも知れません。」

光次郎は切なそうな決意を表すような声でそう言った。

春日「そう・・・・。」 そして、アクターシックスは第2分隊基地に近づいた。


ついに第2分隊基地に到着した二人は、日向隊長と高町博士のいる司令室に来た。

日向隊長「ようこそいらっしゃいました。二人とも。」

春日「約束通り、高町隊員を連れて来たわ。」

光次郎「いやぁ。久しぶりだなァ。ここに来るの・・・。」

神山副隊長「あまり気安くそう言うものではないぞ。高町隊員。」

光次郎「あ。すみません・・・;ところで、日向隊長。

何故、僕をここに呼んだのですか?」

日向隊長「私が呼んだのではありません。高町博士が呼んだのです。」

高町博士「我が孫、光次郎よ。お前はあのテゥアーズ・ソウルと戦ったそうだな?」

光次郎「ティアーズ・ソウル・・・?」

神山副隊長「君たち第6分隊とライターがデスナイトの兵隊を倒した後に現れた、

ジャンボロイドだ。フラッシュブレイカーが効かない奴がそうだ。」

光次郎「あ!あいつが・・・・!!」

高町博士「そのティアーズを見て、お前は何を感じた・・・?」

光次郎「・・・・・っ!!」 光次郎はそれを聞いて、ティアーズの事を思い出す。

ティアーズの声・・・・。それは、どこかで聞いた事あるような声であると光次郎は考えた。

光次郎「・・・・・何か、懐かしい人のような声をしていました・・・・。」

高町博士「それは・・・誰に似ていた・・・?」

光次郎「誰にって言われても・・・うーむ・・・・。」

光次郎は目を瞑って、深く考え込む。誰かに似ていた。それは一体、誰だったのだろうか・・・?

その時、彼の脳裏に故人となっている真奈美の笑顔が浮かび、彼女の声が聞こえた。

真奈美の声『光次郎君!』 それを聞いた光次郎ははっと気づき、目を開けた。

光次郎「っ!!真奈美・・・・真奈美ちゃんだ・・・・!」

高町博士「そうか・・・。では、何故ティアーズの声が、

デスナイトの被害者である真奈美に似ているか、わかるか?」

光次郎「え・・・?さ、流石にそれはわからないよ・・・・;」

高町博士「それはな・・・・。あのジャンボロイドは、

真奈美の死体から誕生したのだからだよ。」

光次郎「え・・・・!?」

光次郎はそれを聞いて、驚く。ジャンボロイドは真奈美の死体から生まれた。

一体、何の事なのか光次郎には全くわからなかった。

光次郎「でも・・・・真奈美ちゃんの死体は、僕の家に運んで・・・・!」

高町博士「墓を作ったそうだな?・・・・だが、

対日本攻撃支部・支部長の桐原はそれを知っていたのだ。」

光次郎「え!?き・・・桐原が・・・!?」

高町博士「恐らく、桐原はSSP隊員となったお前とライターとなったあかりが、

高町邸から出ている間に、桐原めがいつの間にか、真奈美の死体を発見して、

それを奪い去ったのだろう。奴は秘密的な行動が得意だからな。」

光次郎「まさか・・・・!僕たちの知らないところで、あいつは・・・・!!

なんで真奈美ちゃんの死体を・・・・っ!!」

高町博士「だから言ってるだろう?ティアーズは真奈美の死体から生まれたと・・・。」

光次郎「だから、何故そんな事を・・・・!!」

日向隊長「わかりやすく言うと、ティアーズもライターと同じ誕生を遂げたワケよ。」

光次郎「え・・・!?あ、あかりさんと・・・・!??」

高町博士「詳しく言えば、デスナイトは新たなマリオネットライターを造ろうとしただろう。」

光次郎「あ・・・新たなマリオネットライター・・・・!??」

高町博士「そう。ティアーズも、真奈美の心臓から造れた回路をコアに、

造られたライターに続く元人間のジャンボロイドだ。」

光次郎「そ・・・そんな・・・!でも、ライターに続くって、

あかりさんも・・・元人間だったと言うのかぃ!??」

高町博士「・・・・そうだ。ライターも死んだ人間の心臓から造られたマリオネット回路をコアに、

造られた元人間のジャンボロイドであった。正義の使者としてな・・・。」

光次郎「そ、そんなの聞いた事がないっ!!ジャンボロイドが、

元人間であった奴もいるだなんて・・・!真奈美ちゃんはもう死んだ・・・!

その真奈美ちゃんがジャンボロイドとして蘇っただって・・・・!??」

光次郎は自分にとって、とてもありえない話の連続に混乱していた。

高町博士「・・・・残念だが、それは現実だ・・・・。」

高町博士は冷静に答える。

光次郎「そんな・・・!真奈美ちゃんがあかりさんの敵になるって言うの・・・・??

僕がかつて好きだった真奈美ちゃんが、あかりさんの敵になるなんて・・・・!!」

日向隊長「光次郎さん・・・・。」 神山副隊長「・・・・・っ!」

光次郎「じゃあ・・・あかりさんは!?あかりさんは、

どんな人間から生まれたんだ!?おじいさん!!!」

高町博士「・・・・それは、言えん。」

光次郎「何故だ!?じゃあ、何故あかりさんを、僕のために造ったんだよ!?」

高町博士「・・・・お前を幸せにするためさ。」

光次郎「そうか・・・。でも、あれだけは納得できない・・・!

真奈美ちゃんが僕やあかりさんを倒すために、ジャンボロイドになった事だなんて・・・・!

真奈美ちゃんもあかりさんも僕が愛している!!

その愛すべき人同士で争うなんて、僕はごめんだ!!!」

光次郎は怒りと悲しみを込めた声で司令室から出た。

春日「あっ!!高町隊員!!!」

日向隊長「・・・・やはり、彼にとって辛い話でしたね。」

高町博士「ああ・・・・。だが、その辛さを乗り越えてこそが、真の男になる。

たまには厳しさを乗り越えなければならない。」

日向隊長「ですが、それを乗り越えるための支えはやはり、優しさ。

・・・・光次郎さんには、それがあると気づいてほしいのですが・・・・。」

高町博士「信じよう・・・・。今の彼を・・・・。」


光次郎はあまりの興奮に、司令室から出たと気づいた。

光次郎は今、廊下を歩きながら考え込んでいた。

光次郎(どうしよう・・・。ついにカッとなって司令室から出てしまった・・・・。

せっかく他分隊での真面目な話なのに、なんて不真面目な事したんだ。僕は・・・。

戻ろうかな・・・?でも、春日隊長たちカンカンだろうなァ。)

その時、光次郎の耳に懐かしい彼女の声が。それは、真奈美だった。

真奈美の声『光次郎君・・・・。光次郎君・・・・。』

光次郎「っ!?その声は・・・真奈美ちゃん!?いや、空耳かな・・・?」

真奈美の声『空耳じゃないよ。外に出れば、わかるわ。』

光次郎「外に出ろ?でも・・・早く司令室に戻らないと・・・・。」

真奈美の声『戻らなくても良いのよ。私がやるから・・・・。』

光次郎「え・・・・??うわっ!!!」

突然、光次郎は謎の光に包まれて消えてしまった。


そして、第2分隊基地の外で光が発し、その光が消えると光次郎が出ていた。

光次郎は謎の光によって、外へ飛ばされたのだ。

光次郎「っ!?い・・・いつの間に・・・・・!??」

真奈美の声「ついに再会できたわね。」

光次郎「え・・・・・??」 光次郎は声が出た方向を向く。

そして、彼の目線には懐かしき少女の姿があった。

つづく

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レーザーバルカンと通常バルカンのダブル連射でティアーズをひるませる。

ティアーズ「ウッ!?」 ティアーズはフライングの攻撃を受けて、

そのダメージに少しさがりそうになる。だが、この程度では倒せない。

ティアーズ・ソウル「クウゥゥ・・・・!!ライドシュート!!」

ティアーズソウルはライターと同等のライドシュートでフライングを攻撃する。

桜「危ない!!!」 フライングは間一髪、ティアーズの攻撃を避ける。

マリオネット・ライター「くっ!!てやあああぁぁぁぁ!!!」

ライターはジャンプキックでティアーズを攻撃する。

ティアーズ・ソウル「フン!!」 ティアーズはこれを素早く避ける。

マリオネット・ライター「っ!!せい!!」

着地したライターがすぐに回し蹴り。素早いキックでティアーズにヒットする。

ティアーズ・ソウル「ウワアアァァァッ!!!」

ティアーズはライターの攻撃を受けて倒れるが、すぐに立とうとする。

光次郎「よし!ライターの攻撃が決まった!!!(・・・・・・・。)」

光次郎はティアーズの方を見る。彼女に何かがあると思うからだ。

ティアーズ・ソウル「ク・・・ッ!!デヤアァァァッ!!!」

ティアーズは怒って、ライターにミドルキックを打つ。

マリオネット・ライター「うわ・・・っ!ふああぁぁぁぁ!!」

ライターは耐え抜いて、ハイキックでティアーズを攻撃。ストレートパンチで追加攻撃だ。

マリオネット・ライター「とう!!」  ティアーズ「クウウゥゥ・・・ッ!!」

ティアーズはライターの格闘に押されていく。

マリオネット・ライター「はあぁぁぁっ!!」 ライターがまた殴りかかろうとする。

ティアーズ・ソウル「シュート・クライシス!!!」

ティアーズは右腕を握り、右手をライターに向ける。ドカアアアァァァァン

すると、ライターの身体から紫色の光が発し、彼女の身体が爆発した。

マリオネット・ライター「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!???」

光次郎「ライター!!!!!」 しかし、これしきの事でライターは死なない。

マリオネット・ライター「く・・・・っ!はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」

ティアーズ・ソウル「・・・・・・・・!」 ティアーズは倒れそうなライターにゆっくり近づく。

マリオネット・ライター「・・・・・っ!(タイムリミットまであと30秒・・・!でも!!」

ライターは走った。何としてもティアーズを倒さねばなるまいために。

マリオネット・ライター「はあぁぁぁ!!」 ライターはティアーズに突きを仕掛ける。

ティアーズ・ソウル「ウッ!!トォ!!」 ティアーズはハイキックで反撃する。

マリオネット・ライター「あう!!きゃぁ!!!」

ライターは敵のキックを受け、さらに回し蹴りを受けて倒れてしまう。

青井「ライターの限界時間が徐々に近づいて来ます!!」

光次郎「ライター!!もういい!!」 桜「もう戦っては駄目!!!」

ティアーズ・ソウル「ハアアアァァァァァ!!!!!」

ティアーズが立とうとするライターに止めをさそうと走る。

マリオネット・ライター「こうなれば最後の賭け!!フラッシュ・ブレイカー!!!!!」

ライターはついに最終奥義・フラッシュブレイカーを発動した。

ティアーズはこれを受けて倒れる・・・・ハズが・・・・?

ティアーズ・ソウル「・・・・・・!!」 なんと。

ティアーズがフラッシュブレイカーを浴びながらも、そのままライターに迫った。

マリオネット・ライター「な、なんですって・・・・・!??」

ライターは物凄い表情で驚く。そして、光次郎たちも。

光次郎「フラッシュ・ブレイカーが効かないだと・・・・・!!?」

青井「どんな敵でも一撃で倒すフラッシュブレイカーが・・・・!」

ティアーズ・ソウル「ハッ!!!」 マリオネット・ライター「きゃあああぁぁぁぁ!!!!」

そして、テゥアーズは今までより強烈なキックでライターを攻撃した。

マリオネット・ライター「ぁは・・・・・っ!!・・・・・っ。」

ライターは蹴り飛ばされ、ビルの壁にに叩きつけられる。

倒れると同時に、近くの車が彼女の巨大な身体に潰されてしまう。

そして、ライターは光とともに消えていった。

ティアーズ・ソウル『・・・・逃げたのね。』 そして、ティアーズは喋る。

光次郎「っ!?」  光次郎はそんなティアーズの声を聞いて驚く。

まるで、彼女の声を持つ者とは、どこか昔会った存在であるのように・・・・。

ティアーズは発言とともに消えていった。

ライターから戻ったあかりは街中でフラフラと歩いていた。

あかり「はぁ・・・・はぁ・・・・。ど、どうして・・・。

私のフラッシュブレイカーが・・・・っ!あの娘は・・・・一体・・・・・。」


そして、第6分隊基地の司令室に戻った隊員たち。

春日「フラッシュブレイカーが効かないジャンボロイド!?」

桜「はい・・・。その者は今まで戦った者たちより強すぎました。」

春日「・・・・となると、そのジャンボロイドが最終兵器って事ね。」

野沢「デスナイトはあいつを造るのに、結構時間がかかったそうね。」

清水「いかなる方法でも倒せなかったライターを倒すために・・・・。」

光次郎「・・・・・っ。あかりさん・・・・・。」

春日「敵はどうしても、この世界を征服したいそうね・・・・・。

・・・それより、高町博士が我々に伝えたい事があるので、

第2分隊基地からこの基地を初めとする全支部に対して、

モニターを越して語るつもりらしいわよ。」

光次郎「僕のおじいさんが・・・・・!?」

青井「え!?高町隊員のおじいさんって、この組織の科学者だったの!?」

光次郎「う、うん・・・。(ライターことあかりさんを造った人だ・・・・。

・・・って事は、言えないんだよなァ・・・・。)」

桜「それより、高町博士が伝えたい事って・・・。」

春日「今にわかるわ。間もなく始まるわ。皆、席に座って。」

春日の言う通り、隊員たちはそれぞれテーブルの前の席に座る。

そして、隊員たちの前に大きなスクリーンが天井から出る。

スクリーンから高町博士の姿があった。

光次郎「おじいさん・・・・・!!」

高町博士『諸君・・・・。我ら第2分隊は第1分隊ともに、

ついにデスナイトの真実を見つけた。これから私の言う事をよく、耳に焼き付けて欲しい。』

それを聞いた隊員たちはそれぞれ期待したり不安したりしていた。

高町博士『デスナイト総裁の居場所は・・・ドイツにあり。』

それを聞いた隊員たちは驚く。

光次郎「ド、ドイツ・・・・!つまり、敵の本拠地はドイツ支部にあるのか!!?」

高町博士「何故、我らの宿敵・デスナイトの総裁がドイツにいるのか・・・?

それは、SSPを誕生させた最高司令官のあの男に任せよう。』

光次郎「え・・・!?最高司令官・・・・!??」

青井「それに、SSPを誕生させたって・・・・?」

高町博士『・・・・さァ。長官。こちらへ。』

高町博士が少し右の方へさがり、いかにも長官らしい衣装をした男が来た。

光次郎「こ・・・この人が最高司令官・・・・!」

青井「・・・・ってか、高町隊員。いちいち喋りすぎ・・・・。」

光次郎「あ、ごめん・・・・;」

最高司令官『SSPの諸君。こんにちわ。私こそが、このSSPを誕生させた、

村木達男長官である。大2次世界大戦における、

日本地上部隊の隊長にして、地球防衛軍の最高司令官である。』

隊員たち「・・・・・・・。」

春日(皆、凄く緊張してる。大2次世界大戦で生き残った人だもの。

凄い人であって当然ね。私たちも戦争しているんだから。)

村木長官『何故、まずはデスナイトが誕生した事から始めよう。

デスナイトは始めは大2次世界大戦における被害者及び、

犯罪者などが、戦争を裏から操った只のテロリストの組織であった。』

光次郎「デスナイトって、最初はそんな奴だったのか・・・・。」

村木長官『だが、戦争が終っても彼らは悪事を続けていた。

まるで、戦争を引き起こした世の中に復讐するように・・・・・。

だが、ジャンボロイドと言う機械の力を手に入れてから、

さらなる悪事を行い、ついに世界征服に乗り出そうとしたのだ・・・・。

・・・ところで、ジャンボロイドは何故生まれたのか、知っているかな?』

それを聞いた隊員たちはそれぞれ動揺する。

野沢「あの・・・・。ジャンボロイドってロボットだから人間に造られたよね?」

清水「ああ。だが、奴等は我々の想像を超えた能力を持っている。

その者たちを造れる科学力など、元々我々人類には持っていない。」

デスナイト『そう。ジャンボロイドはその昔、政府が、

人型巨大支援兵器として造りあげようとする企画を立っていたが、

当時の科学力では無理であった。ですが、デスナイトはそれを可能にしたのだ。

何故だか、わかるか?』

光次郎「えーっと・・・・。わからないや。桜ちゃんは?」

桜「ごめんなさい。わからないわ・・・・。」 青井「私も・・・・。」

村木長官『・・・・・それは、宇宙からの科学が成した事である。』

隊員たちはそれを聞いて驚く。

光次郎「う、宇宙からだって・・・・・!?」 青井「一体、どう言う事・・・!??」

村木長官『ジャンボロイドは、我々人類が造った機械と、

宇宙の惑星・HM星からの物質エネルギーが合体して生まれた超兵器なのだ。

HM星からの物質エネルギーは、1975年にて、ドイツに飛来したとの、

情報があった。デスナイトのメンバーであったドイツ人がそれを持ち帰り、

人類が造れなかったジャンボロイドをついに生んでしまったのだ。

宇宙の物質は、ジャンボロイドの心臓だった。HM星は、

何故、あんな恐ろしいエネルギーをこの地球に落としたのだろう・・・?

侵略か・・・・?否。ただ、捨てただけなのか・・・・?否。

だが、そんな事を考えている場合ではない。デスナイトは、

宇宙の力を利用して、次々とジャンボロイドを量産し、この世界を襲うだろう。

そうすれば、大2次世界大戦を凌ぐ、恐ろしい規模の悲劇が生んでしまう!!』

光次郎「悲劇・・・・・っ!!」

つづく

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フライングは通常バルカンで後ろからライターを襲おうとする、

ステルスを攻撃した。ギャラクシアと押し合ったライターは、

後ろのジャンボロイドがひるんだ事に気づき、手刀でギャラクシアを攻撃した。

マリオネット・ライター「っ!!とう!!はああぁぁぁっ!!!」

さらにライターは近くにいたマッドネスにまわし蹴りをくらわせる。

マッドネス・アシッダー「キチャアアァァァァッ」

グラビティ・ベース「ギャアアアアァァァァァァァオン」

グラビティがライターを噛み付こうとした時、ライターはこれに気づきジャンプする。

マリオネット・ライター「むっ!!たあああぁぁぁ!!」

さらにライターはグラビティに馬乗りになり、すぐに手刀で敵の頭を叩き、

左右にある大砲二門をも打った。ライターの手刀でグラビティの二門の大砲が破壊された。

マリオネット・ライター「マリオネット・サーベル!!!えいっ!!!」

そして、ライターは剣を出し、それをグラビティの背中に刺した。

グラビティ・ベース「ギャアアアアアァァァァァァァオン」

グラビティは身体を貫かれ、その部分から火花が飛び散る。

ギャラクシア・スター「・・・・・・!!」 ギャラクシアが光波を発し、

マッドネスも溶解液でグラビティに乗っているライターを攻撃する。

マリオネット・ライター「・・・・っ!!」 ライターはすぐにジャンプして避ける。

これにより、反重力光波と溶解液がグラビティに命中する。

だが、何故か重力が強まりグラビティが地面に押されるように倒れていき、

溶解液によって機体が溶かされ、グラビティはついに大爆発を起こした。

ギャラクシアは怒って、ブースターでビルの屋上に着地したライターに迫る。

マリオネット・ライター「っ!!?くっ!!」 ギャラクシアが光の剣で襲い掛かる。

ギャラクシアとライターはビルの屋上の上で、剣と剣の戦いを展開した。

激しい剣のぶつけ合いの果てに、ギャラクシアが横振りで襲い掛かる。

マリオネット・ライター「むん!!せぃやあああぁぁぁぁ!!!!」

ライターはしゃがんで避けた後、すぐに強烈なハイキックでギャラクシアを攻撃。

ギャラクシアはビルの屋上から落ちて、打ち所が悪かったか、爆発で死んでしまった。

ライターはビルからジャンプして、着地する。フライングがステルスに攻撃する。

光次郎「行け!!プラズマスターライトカノン!!!!!」

フライングはプラズマスターライトカノンでステルスを攻撃して倒した。

ステルスも爆発して倒され、残り一体となったマッドネスの前にライターが着地する。

マリオネット・ライター「残り一体・・・・!っ!!」 光次郎「何ぃ!?」

その時、ライターと光次郎はまだ敵が残ったところに気づく。

どこからともなく、ミスティーデビルスとマッドナイトアンデットが現れていた。

ミスティー・デビルス「キギギイイィィィキギギイイィィィィキギギイイイィィィィィ」

マッドナイト・アンデット「ウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ・・・・」

野沢「敵の援軍が密かに・・・・っ!!」 清水「残りの兵を温存したのか!!」

マッドナイトは無数の火薬弾でライターを攻撃する。ライターはそれを受けてしまう。

マリオネット・ライター「くあ・・・っ!!あぅ・・・・!」

さらに、カラミティがライターに襲い掛かる。だが、フライングがそうはさせない。

フライングがレーザーバルカンと通常バルカンのダブル連射でミスティーの動きを止めた。

ミスティー・デビスル「キギギイィィィィィキギギイィィィィィキギギイィィィィィ」

マッドナイト・アンデット「ウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・」

マッドナイトがライターに走って、接近してくる。マッドネスもライターに襲い掛かる。

マリオネット・ライター「くっ!!はっ!!ええぇぇい!!」

ライターは素早い突きでマッドナイトをさがらせ、鋭い蹴りでマッドネスをひるませる。

マリオネット・ライター「ふっ!!えい!!とあ!!うっ!?」

ライターはパンチとキックの素早いコンボ攻撃でマッドナイトを痛めつけるが、

モンスロイドがパンチでライターの動きを止め、キックで反撃する。

さらにマッドナイトは口から腐敗ガスを吐いて倒そうとする。

マリオネット・ライター「っ!!とあぁぁっ!!」

ライターはジャンプして、避ける。

マリオネット・ライター「フラッシュキック!!!!!」

そして、フラッシュキックでマッドナイトを攻撃。マッドナイトは、

遠いところに飛んで、そこに落ちて爆発して死んだ。

ランドバーナーもプラズマバーナーレイでマッドネスを攻撃した。

マッドネスも爆死して、残りはミスティーだけになった。

ミスティーは銛でライターを突き刺そうとするが、ライターが両手でそれを受け止める。

マリオネット・ライター「く・・・・っ!!てやっ!!!」

ライターはミスティーを蹴りつけ、ジャンボロイドをさがらせる。

マリオネット・ライター「スライス・ライト!!!!!!」

ライターはスライスライトでミスティーを真っ二つにした。

ミスティーは爆発して死んでしまい、ついに敵軍団は全滅した。

光次郎「やった!!ついにジャンボロイドとモンスロイドの連合部隊を倒したぞ!!!」


ダークネス・セイバー「復活した兵士たちが全て倒されました・・・・・っ!!」

ダークネスが不安そうにそう言うと、桐原は不気味な笑みを浮かべて笑う。

桐原「ククククク・・・・!だが、これで良い。ライターは体力を消耗している。

倒すなら今だ!!!ティアーズ・ソウルを送り込め!!!!」


マリオネット・ライター「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・。」

ライターは胸のクリスタルタイマーが赤く点滅して、息をしている。

マリオネット・ライター「とうとう終った・・・。そろそろ、帰らないと・・・・。っ!?」

その時、ライターは何かの脅威を感じ、別の町並みの方を見る。

光次郎「っ!どうしたんだ・・・?まだ敵が残っているのか・・・・!?」

マリオネット・ライター「来る・・・・!今までとは違う何かが・・・・!!」

光次郎「え・・・・・・っ!!??」

その時、町中で激しい光が発した。ライターはそれに驚き、目の前に手を出す。

青井「まぶしいわ・・・・っ!一体、何が起きてるの・・・・・!!?」

そして、眩しい光が消え、そこに巨人の美少女が現れた。

マリオネット・ライター「・・・・・・・っ!!?」

光次郎「こ・・・・こいつは・・・・・・!!!?」

巨人の少女を見た者たちは、その恐るべし姿に驚く。この巨人はライターと同じ衣装をしていた。

ただし、異なる点があり、色が黒く、胸の鎧にクリスタルが二つあった。

しかも、ツインテールの髪型をしていた。アイシールドが赤い。

このライターに似たジャンボロイドこそ、ティアーズ・ソウルなのだ。

ティアーズ・ソウル「・・・・・・・!」

マリオネット・ライター「わ・・・・私と同じ姿・・・・!?いえ!似ている・・・!??」

光次郎「新しいジャンボロイドか・・・・・!?(それに・・・・・。

あのジャンボロイド。誰かと似ている・・・・・懐かしい誰かと・・・・・・。)」

ティアーズ・ソウル「・・・・・・ッ!ハッ!!」 ティアーズはいきなり走った。

物凄いスピードで、すぐライターの目の前に来た。ライターはそれに驚く。

マリオネット・ライター「え・・・・っ!?きゃああぁぁぁ!!!」

ティアーズ・ソウル「ハアアァァァッ!!!」

ティアーズは驚いているライターをすぐにパンチして攻撃した。

マリオネット・ライター「く・・・・・っ!!でぃ!!!」

いきなり打撃を受けてさがったライターはキックで反撃する。

ティアーズ・ソウル「フン!!トウ!!」

ティアーズもキックでライターのキックを受け止め、

さらにもう片方のキックでライターに直撃した。

マリオネット・ライター「きゃあああぁぁぁぁっ!!!」

ライターは敵の素早い連携攻撃に倒れる。

ティアーズ・ソウル「ハアアアアァァァァァッ!!!!!」

ティアーズは倒れたライターに容赦なく踵落としを繰り出す。

マリオネット・ライター「かはっ!!!」 ライターは強力な打撃を受けて、痛がる。

ティアーズはその直後、すぐにバック転でライターからさがる。

光次郎「必殺技を仕掛ける気か!!?」

マリオネット・ライター「く・・・・・・っ!!!」

ティアーズは右手をあげ、そこに赤黒い光を集めて、その光が赤黒いヤリになる。

ティアーズ・ソウル「スパイラル・ランス!!」

ティアーズが赤黒いヤリを投げつけ、ライターに迫る。

光次郎「避けろ!!ライター!!!」 マリオネット・ライター「っ!!はっ!!!」

光次郎の声を聞いたライターは、ティアーズが投げたヤリを避ける。

ヤリは地面に刺さり、そこが大爆発した。

マリオネット・ライター「くぅ!!ライドシュート!!!」

ライターはライドシュートで攻撃するが・・・・。

テゥアーズ・ソウル「フン!!!」 ティアーズは右手でそのレーザー光線を払った。

光次郎「あっ!!素手でライターの光線を打ち消した!!!」

桜「我々も攻撃しましょ!!!」  フライングのティアーズを攻撃しようとする。

つづく

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