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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コリス「僕が・・・・・・?」

モモ「ほら?あなた、ウルトラマンになって今まで事件を解決したんでしょ?

だから、今回、シャドーにその力を見せ付ければ・・・・・!」

コリス「わかりました・・・・・・。じゃ、行ってきます!!」

コリスはスカイラッシュZERO、シュドーは1号機、テブリッシュは2号機に搭乗し、

都会の上空を飛び回った。

コリス「・・・・・・・・・。」

コリスは再び怪獣に襲われる夢を思い出す。

シュドー『コリス、聞こえるかい?』

コリス「あ、はい!こちら、コリス。」

シュドー『シャドーは確か、悪夢ってもんを見せるそうだ。その悪夢が正夢にならなきゃいいけどな。』

テブリッシュ『そうなる前に彼女を捕獲すればいい。コリス、心の準備はいいな?』

コリス「はい・・・・・・。」

しかし、コリスの心は少し不安定だった。

コリス(もしかしたら・・・・あの怪獣ももしかすれば・・・・・。)

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・   空から何やら黒い曇が出てきた。

そこからヤギのような顔をして目が多数ある・・・・・・・コリスの夢に出てきた怪獣のような、

怪獣・インキュラスが出てきた。

テブリッシュ「怪獣だ!!!」

シュドー「街に降りてきやがる!!」

コリス「!!!!?」

コリスの夢が正夢になった・・・だが、コリスは現実ではウルトラマンになれる・・・・・。

いや、なれるかどうかはわからない。正夢にならなければいいが・・・・・。

コリス(僕の夢に出てきたのと同じ・・・・・・まさか・・・・・・!でも・・・・・やるしかない!!)

インキュラス「グオオオオオオフゥゥゥゥゥ」

怪獣インキュラスは落下し、ビルに直接ぶつかり、ビルが粉々になる。

地上に着地したインキュラスはさっそく大暴れを開始した。

そのため、周りの建物が壊され、人々は逃げ惑った。

インキュラス「グオオオオオオフゥゥゥゥ」

テブリッシュ「全機、攻撃開始!!」

シュドー「バルカン発射!!」

コリス「発射!!」

ガガガガガガガガガガ  三機のスカイラッシュはインキュラスにバルカン一斉射撃を浴びせる。

ズガッドカァァンズドォズガァン

インキュラス「グオオオオオオフゥゥゥゥゥ」

インキュラスは受けてしまうが、なんとか耐える。インキュラスは反撃を開始した。

ビビビビィィィィィィィィ  インキュラスは無数の目から青色の光線を発した。

テブリッシュ「よけろ!!」

スカイラッシュ三機は光線を間一髪避けた。

コリス「こ・・・のおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」

スカイラッシュZEROはインキュラスに近づく。

シュドー「コリス!無茶するな!!」

コリス「ええぃっ!!」

スカイラッシュZEROはダブル・レーザーを発射した。インキュラスは直接受けた。

インキュラス「グオオオオオフゥゥゥゥゥゥゥ」

インキュラスは口から紫色のガスを吐いた。

コリス「これは・・・・・・夢と同じ・・・・・!!」

ガスはスカイラッシュZEROを包み込んでしまう。ZEROも装甲が徐々に溶けていく。

コリス「くっ・・・・・!!」

スカイラッシュZEROは横に移動し、なんとかガス攻撃を避ける。

しかし、スカイラッシュZEROの動きがおかしい・・・・。

コリス「う・・・・・・目眩が・・・・・・・。」

コリスは失心しそうになり操縦できない。スカイラッシュZEROは地上に落下した。

シュドー「コリス!!」

テブリッシュ「む!なんだ!!あの女性の巨人は!!」

空から深紅の髪に露出が高そうな黒い色の派手な衣装を着た女性が舞い降りた。

しかし、その女性の姿は怪獣インキュラスとほぼ同じ大きさだった。

シャドー「・・・・・・・・・・・。」

シュドー「あいつが・・・・・・!」

テブリッシュ「シャドーか・・・・・!!」

シャドー「聞きなさい!!夢を忘れた哀れな人間ども!!私は悪夢のプリンセス、

シャドー!!あなたたち人間は夢を失いかけているわ・・・・・。

かわって私たちがそのあなたたちに悪夢を与えてあげるわ!!

夢の代わりに・・・・悪夢をね!!」

シュドー「そんな事させるか!!」

テブリッシュ「発射!!」

スカイラッシュ2機はさらにレーザーを発射。しかし・・・・・。

シャドー「ふん!!」

シャドーは左手からバリアーを出し、レーザーを防いだ。

シャドー「無駄よ!いくらあなたたちでも私を倒すことなんて不可能よ!!」

シュドー「今度はミサイルだ!!」

スカイラッシュ一号機はミサイルを発射した。  ドカァァァン

シャドー「ぐっ!!」

シャドーは間一髪避けるが、近くの地面にミサイルがあたり、爆発した。

その爆風がシャドーをひるませた。

シャドー「おのれぇ!ナイトメア・ブレード!!」

シャドーは右手からドス黒い光の剣を出した。

テブリッシュ「巨大な剣だと!?」

シャドー「はあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

シャドーのナイトメア・ブレードは一気に伸びて、二機のラッシュに迫る。

ズバァァッ ドカァァァァァン  伸びた剣は二機のラッシュを切り裂き、2機とも、爆発した。

しかし、二人の隊員はなんとか脱出した。

シュドー「危ねぇ女だぜ!!剣を伸ばしやがって!!」

テブリッシュ「地上で攻撃しよう!!」

パラシュートで地上に降りたシュドーとテブリッシュはさっそく専用銃を構える。しかし・・・・・。

シャドー「ふん!これはほんの序の口よ。インキュラスは人の夢に現れ、

悪夢を見せるのよ。つまり、あなたたちが眠りにつけばインキュラスが、

あなたたちを襲っちゃうかもね・・・・・おっほほほほほほほほほほ!!!!」

笑うシャドーはインキュラスをともに消えていった。

テブリッシュ「去ったか・・・・!」

シュドー「・・・そうだ!コリスを・・・・・!」

地上に落ちたスカイラッシュZEROの操縦席でコリスは眠っていた・・・・・。

コリスの夢の中

コリス「ここは・・・・・・・・?」

コリスの周りは真っ暗な闇だけで何も見えなかった。

しかし、そこに突然怪獣の鳴き声が微かに聞こえた・・・・・。

コリス「あの声は・・・・・・インキュラス・・・・・・!」

コリスの目の前に怪獣インキュラスが現れた。

インキュラス「グオオオオオオフゥゥゥゥゥゥゥ」

コリス「怪獣め・・・・・!ショワッチ!!」

コリスは再びウルトラマンになろうとするが・・・・・・・。

コリス「あれ・・・・・?また変身できない・・・・・?」

再び変身できないコリスに怪獣は容赦なくコリスをその巨大な足で蹴り飛ばした。

コリス「うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

コリスはものすごくふっ飛び、インキュラスの前より離れたところに落ちた。

コリス「ううう・・・・・くあっ!」

コリスは立とうとするが、激痛でうまく立てない。そんなコリスの前にシャドーが現れた。

シャドー「あんたが、モモの弟とやらのコリス?かっわいいぃ~。

女の子のようね。顔も・・・・声も・・・・・・!」

コリス「あなたが・・・・シャドー・・・・・・。」

シャドー「そうよ・・・・・・。」

コリス「なぜ・・・・・人に悪夢を見せるんだ・・・・・・!!」

シャドー「それが悪夢のプリンセスとしての使命よ・・・・・・。そうだ。

あなたのエネルギー・・・ちょっと頂こうかしら・・・・・・。」

シャドーはコリスにじりじりと近づく。

コリス「な・・・・何するんだ・・・・?」

シャドーは問うコリスの胸に恐ろしい形相の顔を近づける。

シャドー「こういう事よ・・・・・・!」  ガブッ

シャドーはコリスの左胸を思いっきり噛み付いた。

コリス「うっぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

コリスはいきなり胸を噛まれ痛がる。

シュドー「ふふふふふ!!やられ声も女みたいね!あなたのその胸を食いちぎって、

その中に眠るエネルギーを吸い取ってやるわ!!」  ガブブゥッ

シャドーは再びコリスの胸を噛む。今度はさっきよりの倍だ。

コリス「うああああああああああ!!!やめてえええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

シャドーはコリスの胸を噛んだまま歯に力を付ける。そのため、

噛まれたところから血が少しずつ流れる。

コリス「あああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

コリスは叫んで、起き上がった。

コリス「・・・・・!?ゆ・・・・・夢・・・・・・・?」

コリスは夢から覚ました。ここは医務室だ。

モモ「コリス!大丈夫!?」

コリスがいるベッドの前にモモが来た。

つづく

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新年。真奈美を失った悲しみを今でも抜け出せない光次郎に容赦なく怒る学生たち。

そして、新たな戦士・バーニング・ハントが街に襲撃!

SSPはどう立ち向かう?光次郎は立ち直れるか?

次回、「望んだ出来事」。 光次郎「僕にピッタリなのは・・・・・寂しい方かも。」

あとがき

どうも、ゆー1です。

真奈美ちゃんが死んでしまい、次回から真奈美は登場しません・・・・・。

大切な人を殺した人に対しての気持ちは・・・・そうですねぇ、復讐ですかね。

光次郎が真奈美を殺され、暴言吐きながら暴れていましたが、

これは自分だけのためで自分に優しくしてくれた人がいないから、

その人を殺した人を殺したいという怒りと憎しみの意思なんですよ。

次回から、新年に入りますが、光次郎くんは中学卒業して高校生になりますねw

ちなみにこの話は光次郎くんが初めて自分でジャンボ・ロイド(等身大ですが)を、

倒したり。

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マリオネット・ライター「また消えた!?」

マリオネット・ライターは周りを見回った。しかし、突然、彼女のまわりの地面が爆発を起こした。

ドカァァァァン

マリオネット・ライター「きゃああぁぁぁ!!」

やっと現れたソニック・キャリバーはいきなり手裏剣をマリオネット・ライターに投げつける。

マリオネット・ライター「くっ!フィンガー・ラッシュ!!」

マリオネット・ライターは両手から無数のレーザーで無数の手裏剣を撃墜していた。

ソニック・キャリバー「おのれぃ!!分身ボムだ!!!」

ソニック・キャリバーは分身ボムをマリオネット・ライターの周りに投げた。

ドカン ドカン ドカン ドカン 次々とジャンボ・ロイドの分身が現れ、

マリオネット・ライターを囲んだ。マリオネット・ライターは焦っていた。

ソニック・キャリバー「かかれぇ!!!!」

分身「・・・・・・・!!・・・・・・・・・・・・!!・・・・・・!!!!」

マリオネット・ライター「くっ!!はっ!!えぃ!!とあ!やあ!ふん!!」

マリオネット・ライターは迫る敵たちを手刀やキックで払い、目の前に迫る分身に押されながらも、

宙返りで敵を投げ飛ばす。回し蹴りで後ろの分身を蹴り倒し、チョップで分身の頭を破壊した。

さらに、迫る敵の剣を掴み、それで、その敵を投げ飛ばした。

その戦闘の間では、民家が踏み潰されたり、突然爆発を起こしていた。

ソニック・キャリバー「・・・・・・!!・・・・・・・!」

マリオネット・ライター「はぁ・・・・はぁ・・・・・・。」

マリオネット・ライターの左胸に付いているクリスタルが点滅を始めた。

分身たちは横に整列し、一斉に剣を構える。そして、全分身と本体は走り出した。

マリオネット・ライター「くううっ・・・!!」

マリオネット・ライターは斬りかかる分身の両肩に両手を乗せ、それで体を宙返りさせ、

敵の後ろへジャンプした。ソニック・キャリバーはすぐに後ろを向いた。

桜「どれが本物だか・・・・わからないわ!」

ソニック・キャリバー「・・・・・・!・・・・・!!」

ソニック・キャリバーの分身4体がジャンプし、他のは走った。一方、光次郎は・・・・・・。

光次郎「どこだ・・・・・どこにいる・・・・・!!」

光次郎は必死に探し回った。

光次郎「・・・・・・!!あ!見つけた・・・・!!」

光次郎は等身大のソニック・キャリバーを見つけた。どうやら奴は術を唱えているようだ。

光次郎は森に隠れながら見ているが、奴に気づかれてない。

ソニック・キャリバー「ふふふふふふ。マリオネット・ライターめ!

お前と戦っているのは全て私の分身だと言う事を知らん。

本体はこの等身大の私だ!それを気づかぬ裏切り者め・・・・・ふははははは!」

光次郎「・・・・・今なら・・・・・できる!!」

光次郎は弓を引いた。

光次郎「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

光次郎は物凄い叫びで勢いよく矢を放った。

ソニック・キャリバー「む!?」

ソニック・キャリバーは後ろの矢に気づく。だが・・・・・・。  ドスッ

矢はソニック・キャリバーの胸を貫いた。

ソニック・キャリバー「ぐはっ!!な・・・・なに・・・・?」

光次郎「真奈美ちゃんの仇だ!!」

光次郎は再び矢を引く。今度は頭に命中した。

ソニック・キャリバー「ギャ・・・・・・!」  ドカァァァァン

ソニック・キャリバーの頭は矢に刺され、突然爆発し火花を散らす。

ソニック・キャリバー「ギ・・・ギ・・・ギギギギギィィィィィィィィ!!!?????」

ソニック・キャリバーは倒れ、大爆発した。ソニック・キャリバーは死んでしまった。

一方、村の方でも・・・・・・・。

マリオネット・ライター「あ・・・・・・。」

マリオネット・ライターと戦っていた分身たちは次々と消えていく。

桜「分身が消えていく?」

野沢「でも、本体はいないわ?」

清水「まさか・・・・・本体は誰かにやられたのでは・・・・・。」

マリオネット・ライター「・・・・・・・・・。」

光次郎は死んだ真奈美のいるところへ来た。彼は真奈美の死に泣いていた。

光次郎「・・・う・・う・・・・・ううう・・・・。」

光次郎は真奈美の前で膝を下げた。そして、真奈美の遺体を抱いた。

光次郎「うわあああああああぁぁぁぁぁぁあぁああああ!!!!!」

光次郎は泣き叫んだ。彼にとって大切な人は死んでしまった。

光次郎「ああああああああ!!うああああああああ!!!!」

彼は泣き続けた。だが、いくら泣いても彼女は帰ってこないのだ。もう二度と・・・・・・。

あかりの声「光次郎さん。」

光次郎「!!」

光次郎は泣くのを止めて、後ろを向く。するとそこには巨大なマリオネット・ライターが。

しかし、彼女は悲しい彼の前で悲しい表情をしていた。

彼女は光次郎の前に手を伸ばした。

光次郎「・・・・・・・・・。」

光次郎は真奈美の遺体を運んで、マリオネット・ライターの手のひらに乗った。

マリオネット・ライター「・・・・・・えぃ!」

マリオネット・ライターは空を飛び、秋田町へ向かった。

秋田町

夜の町はとても静かだ。マリオネット・ライターは光次郎を降ろし、再び飛び去った。

光次郎「・・・・・・真奈美ちゃん・・・・・。」

光次郎は真奈美の死体を運んだ。

高町邸

光次郎は自分の部屋で寂しく座っていた。そこへあかりがドアを開けてきて・・・・・。

あかり「光次郎さん・・・・・。」

光次郎「・・・あかりさん・・・・・・。」

光次郎はあかりの方を向いた。

あかり「真奈美ちゃんの墓・・・・作りました。

あの娘・・・・あなたに優しくしてくれましたよね?その優しい人が・・・・・・。

でも、ご安心ください。私が代わりにあなたに優しくしますから・・・・・・。」

光次郎「う・・・・うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

光次郎はあかりに抱きついた。あかりはそれを優しく受け入れた。

光次郎は絶望しました。大切な人は失ってしまいました。

そんな彼を救ったのはあかりの優しさだけでした。

もし、彼女さえいなければ・・・・・・光次郎は・・・・・。

しかし、彼を待つものはそれよりも残酷な試練かも知れません・・・・・。

次回へつづく

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今回は二人の宇宙人の戦いやタロウの奮闘に注目です。

クリスマスがテーマですが、私たちの現実では、もう過ぎ去った事なのです^^

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プププビレッジ特捜隊とは、フームとブンの姉弟、そして、その仲間たちで構成されている、

非公式秘密組織で、プププビレッジに起きるあらゆる事件を秘密裏に解決するのが、

主な目的であった。ビレッジの近くの丘にある小さな小屋がその部隊の拠点である。

プププビレッジ特捜隊基地

フーム「そろったわね?ブン、イロー、ハニー、ヘッホ、ロロロ、ラララ。」

ブン「おう!」

イロー、ハニー、ヘッホ「そろった!」

ロロロ&ラララ「この通り全員集合です。」

イロー「ところで、また何か事件ですか?」

ハニー「まさか、またデデデが!?」

フーム「そうよ。たぶん。」

ヘッホ「でも、なんでもかんでもDDDが事件を起こすんじゃないんだろ?

ときどき宇宙人も出てきた事もあるんだぜ。とどめはメタナイト卿がやったけど・・・・。」

ブン「いや、今回もデデデが悪さするな。」

フーム「まず、私たちの家族も住んでいるデデデ城で調査する必要があるわ。」

ロロロ「そうだね。最近、デデデはホーリーナイトメア社の魔獣を買っているからね。」

ラララ「それで、DDDの活動はさらに上昇しているってわけね。」

フーム「そうよ。とりあえず、私とブンはDDDの活動を探りに来るわ。

ロロロたちはここで、待機ね。」

ロロロたち「はい。」

フームとブンはプププビレッジを歩いていた。デデデ城へ向かうために。

ボルン「おお。フーム様、どちらへいらっしゃいますかな。」

警官のボルンがフームに話しかける。

フーム「デデデ城へ戻るのよ。」

ボルン「おお。その城にはあなた方姉弟の家でもありましょうに。では、お疲れ様でした。」

ブン「別にお疲れでもないけど。ちょっとデデデが何かまた良からぬ事をしないか見に来るんだよ。」

カワサキ「デデデ陛下がまた何かするだって?」

料理人の青年、カサワキが話を聞いて来た。

ブン「なーんだ。カワサキか。」

カワサキ「陛下はホーリーナイトメア社と契約してからすっかり魔獣で遊んでるからなぁ。」

フーム「と、いうよりももっと酷い遊びをしているわ!」

カワサキ「まあまあ。そうだ、気分転換にオレに店によってかないかい?

料金まけるから。」

ブン「悪いけど今はそんな暇じゃない。」

フーム「ごめんね。今、忙しいの。じゃ。」

姉弟はデデデ城へ向かった。

カワサキ「はあ・・・・・。客が来ると思ったのに・・・・。」

フームたちはデデデ城に入って、その廊下を歩いていた。

ブン「見えたぜ。デデデが最近、造った魔獣ダウンロード・ルームの扉が。」

フーム「大きなドアが目印ね。バレバレよ。」

ブン「でも、正面でかかっちゃ駄目だ。」

フーム「そうね。扉の側からこっそり聞きましょ。」

魔獣ダウンロードルーム

この部屋の中央に大きな機械がある。これは、魔獣を召喚する事ができるデリバリー・システムだ。

そして、その機械の後の場所に天井から大きなテレビが。

その前に青い髪の赤い衣装の男、デデデと、紫髪の白衣の男、エスカルゴンがいた。

大きなテレビにサングラスの男、カスタマー・サービスが映っていた。

カスタマー・サービス「これはこれは陛下。何か御用で?」

デデデ「何か御用ではないぞい!!今までわしが買った魔獣はどんな性能ぞい!!」

カスタマー・サービス「はて?我がホーリーナイトメア社の魔獣は、

全てすばらしい魔力を持つ最強の人型アンドロイドですが、何か?」

エスカルゴン「どこが最強でゲスか!?それらの性能の実験のために、

とある研究所を襲撃させてみましたが、一人破壊されたでゲス!!」

カスタマー・サービス「いくら最強といえども必ず敗れる事もあります。

ところで、カービィという伝説の怪人をご存知で?」

デデデ「ふん!そんな事、知る気はないぞい!む?そういえば、エスカルゴン。

お前、全魔獣に襲撃させたか?」

エスカルゴン「全・・・?ああ!一人忘れたでゲス!!」

デデデ「ふっざけるなぁぁぁぁぁぁ!!!!!」  ゴォォォォォォォォン

デデデはハンマーでエスカルゴンに頭を思いっきり叩いた。

エスカルゴン「いててててて・・・・!!」

エスカルゴンは物凄い痛みで泣きそうになった。

デデデ「ところで、その忘れた一人とは?」

エスカルゴン「・・・さよう、オクタコンでないかと・・・・。」

カスタマー・サービス「オクタコン!!これは宇宙蛸の性能を持ったもっとも強い魔獣では。」

デデデ「うーむ・・・・・。オクタコンかぞい・・・・。では、どのように強いか確かめよう・・・。」

エスカルゴン「オクタコン!出てくるでゲス!!」

エスカルゴの叫びに頭から数本の触手が出てきている人間、

いや、魔獣オクタコンが現れた。

オクタコン「グルルルルォオオオオオオオ!!」

デデデ「うむ。こいつの実験相手は、一番弱そうな魔獣を選ぶぞい!」

オクタコンの前に、鼠色の服を着て白い髪の魔獣が現れた。

魔獣「グガアアッ」

オクタコン「ウウウウウウウッ!陛下、この魔獣は一体?」

デデデ「この魔獣はお前の性能を試すために犠牲になってもらうぞい!

さあ、お前の力、わしらに見せるぞい!」

オクタコン「おまかせください!陛下!ウガアアアアアア!!」

魔獣「ガアアゴゥッ」

オクタコンと他の魔獣が激突を始め、組み合った。

オクタコン「グオォォラアアアアアア!!」

オクタコンは勢いよく魔獣を投げた。

魔獣「ガアアッ」

魔獣は勢いで床に叩きつけられたため、うまく立てない。

オクタコン「オラララララララ!!これでもくらえぃ!!」

オクタコンは頭の触手を四本伸ばし、魔獣の手足を縛りつけた。

魔獣「グガアッ!ガアゴゥッ」

オクタコン「グゥゥゥゥゥアアアアア!」   ビィィィィィィィィ

オクタコンは口から赤い巨大なレーザーを放射した。

魔獣「・・・・・・・!・・・・・・・・・・・!!」

魔獣はレーザーを浴びたため、灰になってしまい、倒れた。

エスカルゴン「す・・・すごいでゲス・・・・!」

デデデ「敵の動きを封じて光線で焼き殺す。それがオクタコンの力か・・・・!」

カスタマー・サービス「さよう。なお、オクタコンはヤギが好物で、見かけたとたんに食べます。では。」

テレビに映っていたカスタマーの画面は消えた。

デデデ「では、オクタコンよ。さっそくレン村長の牧場に向かうぞい!」

エスカルゴン「そこにお前の大好きなヤギがわんさかいるでゲス!!」

オクタコン「ありがたき幸せ・・・・・ギャアアアァァァオオオオア!!!」

この部屋の外から聞いたフームとブンは・・・・・・・。

ブン「大変だ!姉ちゃん!!」

フーム「うん!レン村長に知らせないと!!」

一方、とある森では、一人のピンクの髪の少年が眠っていた。

少年は赤いジャンバーらしき服を着て、そのチャックの間に見えるのは、

オレンジ色の服にその胸元に緑色の四角い絵柄に「K・B」の文字が描かれているのが見える。

ピンク髪の少年はたった今、目を開け、立ち上がった。

ピンク髪の少年「う・・うう・・・・ここは?」

ピンク髪の少年は何も知らずにただ、歩いていた。

ピンク髪の少年「ここはどこなんだ?僕は一体、何をしたんだ?」

つづく

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