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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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グランティの少女戦士・アルシェルに果敢と立ち向かうバンジョーとカズーイ。

しかし、アクシデントによって灯台から落ちてしまった。そんな彼らを救ったのは、

ある貧しき海賊であった。彼らの船には、ボトルズとプルレスが!

次回、「海賊ブラバーはのんびり船長」  ブラバーの宝はどこへ!?

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?バンカズファースト第10話。

と、言うわけで今回からカズーイが空を飛ぶようになりました。

・・・・この話でカズーイに赤い鳥族の生き残りと言うオリジナルな設定を取り入れていますが、

・・・・なんかおかしいと思ったらごめんですぅ・・・;(ぁ)

ちなみに、このお話は何故、カズーイがバンジョーのリュックに入っているのかと、

その秘話を妄想して書いたりもしてみました^^(ぉ

一応、この小説でのカズーイ専用の設定という事でw(

敵側にアルシェルというオリキャラがいますが、

彼女は海貝人間と言う貝と人間を合わせたような種族の一人です。

ヤム・ヤムがオヤツを食べようとするのは原作と同じ設定です。

この小説で灯台の地下に敵の基地があったそうですが、

原作のゲームにはそんなのないです。だって、これもオリジ設定だもん(ぇ

次回は、あのファンからはおなじみ?のキャプテンカバ野郎が出ます。

そして、あの新ジャンプ技も出ます!・・・・たぶん(ぁ)

それでは。

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カズーイ「あれ?この灯台の中、何もないわねぇ。」

カズーイの言うとおり、この灯台の中は屋上へと続くハシゴ以外何もなかった。

バンジョー「うむ。ハシゴがあるみたい。これで上へ登ってみよう。」

バンジョーはハシゴを登って、屋上へと目指した。しかし、二人は知らなかったのだ。

この灯台こそが、グランティ第6海軍の基地の一部であると・・・・。


こうして、バンジョーはハシゴから床へと足を踏み入れ、やっと屋上へ登る事ができた。

バンジョー「おおおぉぉぉ~!!ここがこの灯台の屋上かあぁぁぁ~!!!」

カズーイ「すっごくいい眺めだわねえぇぇ~!」   二人は屋上から島と海の景色を見て、感激した。

バンジョー「後で、ボトルズやプルレスにも、ここへ連れてってやろうかぁ。」

カズーイ「ええ。それよりぃ~。この灯台の一番の高いところにジャンプしない?」

バンジョー「え?でも・・・・・。この灯台の一番上・・・・なんか高そうだな・・・・・。」

カズーイ「大丈夫よ☆とんぼがえりジャンプを使えば、楽ちんよ。」

バンジョー「そうかい・・・・?じゃあ、やってみよう!」 こうして、バンジョーはしゃがみ込み、

カズーイが羽根を思いっきり振った後すぐにバンジョーが宙返りをする。

バンジョーとカズーイ「とんぼがえりジャンプ!!!!!」

バンジョーとカズーイはとんぼがえりジャンプで、一気に灯台の上に着陸した。

バンジョーとカズーイ「・・・・・・っ!?おお・・・・!!」 そして、二人の前にある光る物があった。

その光を発する物は・・・・ジグソーピース。そう、ゴールデン・ジグソーであった。

カズーイ「バンジョー!こんなところに、ジグソーが!!」

バンジョー「うん!・・・・何か罠があるかもわからないけど、その前に早めに取ろう!!」

そして、バンジョーはすかさず、ジグソーを手に取った。

そして、ジグソーは光を弱める。ジグソーはバンジョーを持ち主と決めたのだ。

バンジョー「よし!これでこの島でのジグソーを一つ手に入れたぞ!!」

ちなみに、原作のゲームでは、【ショックジャンプ】を使わなければ、

取れないそうであるが、その技は・・・・・小説ではいつぞや覚えるだろうか・・・・?(ぇ

確かに、灯台のジグソーはバンジョーの手に入った。だが、これこそが恐怖の始まりである。


この灯台の地下・・・・アルシェルのアジトに大きなサイレンが響き始めた。

アルシェル「っ!?何事!?・・・・まさか・・・・・!!」

グラントリング「大変です!!何者かがこの灯台のジグソーを奪ったそうです!!」

アルシェル「やはりぃ・・・・!なんとしてもジグソーを取り戻さなければ!!

あのジグソーはせっかく我々が苦労して奪った物なんだ!!スピニット1分隊出撃せよ!!

私もすぐに行く!!!!」 そう、さっきの灯台のジグソーが取られた時、

何者かがこの灯台に来たと言うサイレンが鳴る仕組みになっているのだ。


かくして、バンジョーはいつの間にか灯台から降りた。

バンジョー「さぁ!早くボトルズやプルレスのところに戻ろう!心配してるかも知れない。」

カズーイ「ええ。また空を飛べば、簡単にあの荒地へ戻れるわ。」 ・・・だが、その時であった。

謎の声「ヤム!ヤム!ヤム!!」

バンジョー「っ!?こ・・・この鳴き声は・・・・・!」 カズーイ「ま・・・・まさか・・・・;」

二人はどこかで聞いた事のある声に危機感を感じ、恐る恐る後ろの方を見る。

すると、そこにヤム・ヤムがいたのだ。

バンジョー「ヤ・・・・ヤム・ヤム!!!??」

カズーイ「まさか・・・・・・あたいたちを追っかけて・・・・・!!」

ヤム・ヤム「追っかけて?なんだ、それ!オイラ、お前たちとはここで今!初めて会った!!」

このヤム・ヤムはさっき荒地でバンジョーを襲った者とは違う別個体のようだ。しかし・・・・・。

ヤム・ヤム「それより、お前たち!オヤツの匂いがする!!オヤツ、オイラによこせ!!」

このヤム・ヤムもやはりバンジョーのリュックの中のオヤツ目当てで、彼に襲い掛かる。

カズーイ「っ!来るわよ、バンジョー!!!」 バンジョー「く・・・・うぅぅ・・・・・!!」

ヤム・ヤム「ヤム!ヤム!!ヤム!!!ヤム!!!!」

ヤム・ヤムはそのまま真っ直ぐにバンジョーに迫る。バンジョーはリュックから何かを出した。

カズーイ「なっ?バンジョー!?」  バンジョーがリュックから出したのはなんと、

六角状の形をした黄色い食べ物・・・・・ハチミツであった。しかし、これこそがオヤツであるが?

バンジョー「このオヤツが欲しいんだろう!!?」 それを聞くと、ヤム・ヤムはさらに移動する。

ヤム・ヤム「それ!それ!!それ!!それ!!!それ!!!それ!!!!」

ヤム・ヤムはハチミツを食べてしまおうと速度をあげた。しかし・・・・・。

バンジョー「・・・・・あむ!!」 バンジョーは突然、このハチミツを一口食べた。

カズーイ「あら。」 ヤム・ヤム「ああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!???」

バンジョーがいきなりハチミツを食べたので、ヤム・ヤムはショックした。

バンジョー「僕はハチミツが大好きさ!大好物を誰にも渡すもんか!!!あむあむ・・・・!」

そう言いながらバンジョーはハチミツを食べ続けていた。

バンジョーはハチミツが大好物である。そんなハチミツをヤム・ヤムには渡すまいと、

あえて自分で美味しく食べたの。確かに、好きな物は誰かに取られるのが嫌であろう。

バンジョーもそうはさせんと行ったのだ。しかし、ヤム・ヤムは突然、キレ出して再び襲い掛かる。

ヤム・ヤム「きさまああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」

ヤム・ヤムは物凄い怒りでいつの間にかハチミツを食べ終わったバンジョーに迫るが・・・・。

バンジョー「・・・・・・にっ!てりゃあぁ!!」 バンジョーは美味しく食べれたか笑みを浮かべて、

近づいてきたヤム・ヤムを力いっぱい殴った。敵は少し遠い方へ扱けた。

ヤム・ヤム「ヤム!?ヤム!ヤム・・・・・!!」 ヤム・ヤムは苦痛を感じながらバンジョーを睨む。

カズーイ「おお・・・・!あんた・・・いきなりあんな凄いパンチを・・・・!!」

バンジョー「ふふふふ。忘れたかい、?カズーイ。僕はハチミツを食べると元気10倍になるんだ!」

カズーイ「あ!そうだったわねぇ~。」 バンジョーはハチミツを食べると力が回復するのだ。

ヤム・ヤム「ヤム!ヤム!ヤム!ヤム!ヤム!」

ヤム・ヤムは気力を取り戻し、再びバンジョーに襲い掛かる。バンジョーは再び迎え撃つ。

バンジョー「っ!はああぁぁぁっ!!!」   バキャアァァッ バンジョーは左足に力を入れて、

それでヤム・ヤムを蹴り上げる。蹴られたヤム・ヤムはまた地面に扱ける。

ヤム・ヤム「ヤ・・・・ヤム・・・・!ヤム・・・・・!」 ヤム・ヤムはバンジョーを睨む。だが、

さっきの攻撃のせいか、ヤム・ヤムの体にヒビが入っている。

カズーイ「おおっ!敵の体にヒビが!きっと弱ってるハズ!!バンジョーの攻撃が強いせいね!!」

バンジョー「よーし!このまま行くぞおおおぉぉぉぉぉ!!!!」

ヤム・ヤム「ヤム!ヤム!」 バンジョーがとどめをさそうと走り出し、

ヤム・ヤムも反撃しようと移動する。両者は激突なるか・・・・・否。

バンジョーとカズーイ「っ!?」  ビュウゥゥゥン 突然、何者かが物凄い速さで二人を横切り、

さらに二人を追い抜いて、ヤム・ヤムに近づいた。

ヤム・ヤム「ヤム!ヤム・・・・・!!」  すると、ヤム・ヤムが何者かの攻撃か、

突然、粉々に砕け散った。ヤム・ヤムは死んでしまった。奴を死なせた者は人間の女性だった。

しかし、彼女の背中にサザエ貝のような物が付いていた。二人はそれを見て違和感を感じる。

カズーイ「な・・・・何よ・・・・・。あの人間・・・・・;」

バンジョー「人間なのに、背中に貝のような物が・・・・・・・。」

背中にサザエ貝を付けた女性は二人の方に向く。この女性はなんと、

グランティ第6海軍のサブリーダー、アルシェルであったのだ。

アルシェル「・・・・・あんたらなのね・・・・。灯台のジグソーを奪ったのは・・・・・!!」

バンジョー「っ!?じゃあ・・・・さっきのジグソーはあんたの・・・・!!?」

カズーイ「・・・・ってゆーか、なんで背中に貝のようなもん付けてんのよ!?」

アルシェル「うふふふふふ・・・・!私ね・・・・人間のような姿してるけど、人間じゃないの。」

バンジョー「じゃあ・・・何なんだい?」 バンジョーが恐る恐る聞き、アルシェルは素直に答える。

アルシェル「・・・・私は海の種族、海貝人間(うみかいにんげん)族の一人、アルシェル!

そして、私は・・・・・グランティ第6海軍のサブリーダー!!!!」

アルシェルがそう叫ぶと、彼女の後ろに10匹のスピニットが来た。

バンジョーとカズーイ「ああぁっ!!!!!」

ついに空を飛べるようになったカズーイはバンジョーを連れて、灯台のあるところに到着。

しかし、そこはグランティ第6海軍の基地でもあったのです。

とうとうカズーイが鳥の力を取り戻したとたん、グランティのエリート戦士・アルシェル部隊に、

見つかってしまいました。いきなり敵幹部の一人を相手にバンジョーとカズーイは、

どう立ち向かうでしょうか?


そして、ボトルズとプルレスは謎の人物に連れ去られたか、

見知らぬ場所に拉致されてしまいました。どうやら海賊船のような気もしますが・・・・?

バンジョーとカズーイ、ボトルズとプルレス。彼らの運命やいかに・・・・・!?

次回につづく

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今回はガンダム00のセカンドシーズンの最終回がこの3月下旬に近そうなので、

今のうちに私のお気に入りのガンダム00のOP曲を載せようかと思います。

ちなみに、ガンダム00とは、ガンダムシリーズの最新作で、

武力介入とか言って、戦争を止めようとする作品です。ファーストシーズンではそうでしたが、

放映中のセカンドシーズンでは、悪役っぽいイノベイターどもと戦っているそうです。

あと、女性キャラがきょぬーなのが、多いです^^(ぁ)  男性キャラも面白そうな奴が多いですw




↑ちなみにこの曲はガンダム00のセカンドシーズンの第2OPです。

最高にかっこいいです>< まさに、ガンダム00の最高潮に相応しい曲です。

よく聞いていますよ^^

果たして、ガンダム00はどんな最後を迎えるだろうか?ファンなら、見る価値あり?(ぁ

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モモは電話で宇宙人が出現したとの報告を受けて、驚いた。そして、隊員たちも。


とある都市では、星人の出したダークタブークレイジーガスによって、

空が暗黒の闇に覆われていた。この闇からはワイリー星の人たちの、

怒りや悲しみの声が響いていた。そこの人々はほとんどがその声を聞いて、

発狂したり、倒れたりしていた。残りの人たちはガスを浴びないように、

それぞれ家や建物に入って外出せずに引きこもった。だが、そんな多くの建物を、

ワイリー星人が大暴れして壊し続けていた。まず、小さな民家を踏み潰し爆発させ続ける。

ワイリー星人「ボアアアアァァァァォォォォォォ」

ワイリー星人が拳を振ってビルを叩き壊す。残っている下の部分も蹴って壊す。

ワイリー星人「パフィイイイイィィィィィィィ」  ビルを壊した星人はさらに、

近くの別のビルを思いっきり殴って破壊。そして、両目と頭の角から3つの光線を発射して、

少し離れたところの民家を多く爆発させた。被害が拡大するばかりだ。

ワイリー星人「ボォォアアアアァァァァォォォォォ」 星人は次に一つの民家を蹴り上げ、

吹き飛ばしてしまう。その民家は地面に落ちると爆発を起こしてしまう。

「わあぁぁぁ~!星人だあぁぁぁ!!」 「逃げろ逃げろおぉぉぉ!!!」

異星人が暴れていると聞いた人々は逃げようと、それぞれ民家から出た。

しかし、その人々は今や危険な状態の外に出てしまったので、黒いガスの効果を受けた。

「ヒ、ヒイイイイィィィィィ!!!!」 「わぴゃああぁぁぁぁ!!!!」 ガスを浴びた人々は、

突然、狂って動き回ったり頭を抑えて悲痛な声を苦しんだり変な顔をして倒れていたりもした。

「ぐっ!グルルルルルルル!!!」 「コルァアアアアァァァァァァァ!!!!!」

しかし、中にも我を忘れて怒りを露に走っていく人たちもいた。

その人たちは星人の方に向かっていた。恐らく、ガスの効果で星人をさらに許せなかったのだろう。

ワイリー星人「ボォアアアアァァァァァァォォォォォォォ」   ガスの中で自分たちの、

憎しみと切なさを感じてそれを許せず怒り狂った人たちがこちらの方に、

向かってくるところに気づいたワイリー星人は口から花火状の火炎でその人たちを攻撃する。

「ぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 花火状の火炎にあたった地面が爆発し、

その近くにいた人たちは爆風を浴びたか吹き飛ばされたり倒れたりしていた。


DGC本部の指令室で、モモたちはスクリーンで星人が暴れているところを見た。

モモ「く・・・・・っ!シュドーとテブリッシュはスカイラッシュで出撃!

イチゴはロードラッシュで地上から支援攻撃に出て!!」

シュドー、テブリッシュ「了解!!!」 イチゴ「了解!でも・・・・サキちゃんは・・・・?」

モモ「サキなら・・・・・・・。っ!?」 その時、一人の科学スタッフが慌てて入ってきた。

科学スタッフ「大変です!!サキ隊員がスカイラッシュ1で勝手に出撃しました!!」

モモ「なんですって!!?」 モモと隊員たちはサキが勝手にスカイラッシュに乗った事に驚く。

イチゴ「サキちゃん・・・・・・。なんでスカイラッシュ1で・・・・・・何か違う目的に使ってるような・・・・。」

モモ「だとしたら・・・・。彼女はまたコリーム博士のところへ向かったそうね。

恐らく、自分のパパを元凶だと思って怒りをぶつけに来たのかも知れないわ。

でも、心配してる場合じゃない。あなたたちは戦闘に優先して!

シュドーとテブリッシュはコプター・ラッシュで出撃!イチゴはロードラッシュで地上から支援!!

では、出動!!サキ・・・・・そして、コリスの事なら・・・・私に任せて・・・・・!!」

シュドー、テブリッシュ、イチゴ「了解!!!」 こうして、イチゴは地上よりロードラッシュで出動。

シュドーとテブリッシュは前回より初登場したコプターラッシュで出撃した。


一方、暗黒の空を飛んでいる一機の戦闘機があった。それがスカイラッシュ1である。

その一号機のパイロットはサキであった。

サキ「・・・・・父さん・・・・・・!!」 どうやらサキは宇宙観測機関のメキシコ支部へ、

向かっているそうだ。何故なら、今のサキは父さんの事で頭がいっぱいだからだ。

サキはどうしても父を許すことができず、ついに我慢の限界で父の元へ向かっていたのだ。


ここは、国際科学防衛局の宇宙観測機関のメキシコ支部の、

ロケット発射場である。そこには、コリーム博士が働いている観測所があった。

そして、スカイラッシュ1がその発射場へと着陸していった。

観測所の部屋では、研究員たちが外が危険なために非常に困っていた。そしてコリーム博士も。

コリーム博士「むう・・・・。ワイリー星人め・・・・!この美しい地球を、

ダークタブークレイジー物質の含んだガスで覆いおって!実にけしからん!!」

研究員「外ではそのガスで覆われているので、外出はとても危険です。先ほど、

多くの仲間たちもあのガスを浴びて、精神崩壊しましたからね。」

「それだけではありません。中には怒り狂って暴れだした者もいましたぞ。」

「仕方がないんだよ。彼らは元々怒りっぽい奴らだったし・・・・・。科学者だけに・・・・・。」

コリーム博士「奴らめ・・・・!調子に乗りおって・・・・・!!」 その時、突然入り口のドアが開いた。

サキの声「・・・・・彼らに調子に乗らせて怒り狂わせたのは・・・・あなたよ。」

コリーム博士「っ!?今のは・・・・!??」 コリーム博士はいきなりサキの声が聞こえたので、

混乱しかける。そして、後ろを見てみるとそこにサキがいた。

サキはこの観測所の部屋に入って、いきなり後ろから父のコリーム博士に声をかけたのだ。

コリーム博士「っ!?サ・・・・サキ!!貴様・・・・・!!」

研究員「また来やがったのかよ!!」 「うざってぇ女め!!」

サキ「・・・・・・・あなたの造ったMA1号のせいで、ワイリー星人は自分の星を荒らされた。

彼は怒りと悲しみでこの地球に復讐に来たわ。星人はウルトラマンクリスタルを倒し、

恐るべしガスでこの星を恐怖に陥れ、多くの人々が不幸になりつつある・・・・・。」

コリーム博士「だからどうした?一体何を言いたいのだ!?」

サキ「・・・・・っ!あなたのせいよ!!!!!」 サキは物凄い叫びで怒鳴った。

コリーム博士「ぬっ!?な・・・・なにぃ・・・・!?」

サキ「あなたのせいで・・・・・。あなたがあんなふざけたロケットを造ったせいで・・・・・!!!!」

コリーム博士「っ!!あんなふざけたロケットではない!!!!!」  パチイィ

コリーム博士は自分の造ったMA1号の悪口を言われたので、怒ってサキを殴ってしまった。

サキ「きゃ・・・・・っ!!・・・・・・っ!!!」 サキは殴られて、後ろの方に扱けた。そして、

目から涙が少し出ながら怒りと悲しみの交わった顔でコリーム博士を見つめる。

コリーム博士「私は人類の宇宙進出のために一生懸命尽くしているんだぞ!!

それなのに、貴様はその使命を馬鹿にする気か!!?」

サキ「じゃあ、星人に支配されて宇宙進出できなかったらどうするのよ!!!

あなたはいつもそうよ・・・・・!目的のためなら手段は選ばない・・・・!

そのせいで、母さんはもう死んじゃったのよ!?それなのにあなたは、

そんな母さんの事をちっとも思ってなかった!私はあなたの子なのよ!?

それなのに・・・・あなたは・・・・・・!どうして!?どうして私の気持ちも・・・・・!!」

コリーム博士「わかったら研究が遅れる!!人類が宇宙へ進出するには、

時間が必要なのだ!!一刻も早く研究を進めなければ意味がない!

そのためには、お前などに構っているヒマがないのだ!!」

サキ「だから、私はあなたが嫌いなのよ!!そのせいで母さんが死んだって言ったでしょ!!?

あなたは・・・・・母さんの事を思ってないなら何故結婚したの!!?

そんなに自分の都合に優先したいなら何故、母さんに私を産ませたの!!??」

コリーム博士「っ・・・・!?う・・・五月蝿い!!実に五月蝿すぎるぞ!!」

サキ「うるさくなんかない!!本当の父親なら、娘の我侭を、

うるさくても聞いてくれるはずよ・・・・・!あなたも私の父親だったら・・・・・!!!」

コリーム博士「それがうるさいと言ってるんだよ!!どこまでも自己中な愚か者が・・・・・!

もうお前とは一切関わらん!!もう二度と私の前に現れるなっ!!出て行けぇ!!!」

サキ「・・・・・・・っ!!!あなたなんか・・・・・・星人に殺されちゃえ・・・・・・・っ!!うう・・・・!」

サキは涙を流しながら、観測所から出て行った。

コリーム博士(・・・・何が娘か!何が父親か!何が星人に殺されちゃえか・・・・・!!

サキ・・・・!私はな・・・・・本当はな・・・・・。だが・・・・目的にために私は・・・・・・!!)

研究員「・・・・博士!このガスを止められる術はないのでしょうか・・・・?」

コリーム博士「・・・・・・・・・。ならば、ガスのエネルギーを集めてこっちに持ってきてくれぬか?」

研究員「ええっ!?でも、どうやって・・・・・!?」

コリーム博士「機械でガスを吸うだけでいい。そのガスのエネルギーを調べたいのだ。

星人の野望を食い止めるためにもな・・・・・・っ!!」


一方、サキは観測所から出て、ガスから出る悲しみの声を聞いて、走りながら泣き叫んでいた。

サキ「ああぁぁぁぁぁ・・・・・!!うああ・・・・わああぁぁぁぁぁ・・・・・・!!!!」

サキは泣き続けていた。何故なら、父に捨てられ、もう彼の娘でなくなってしまったからだ。

サキ「ぐす・・・・!ぐす・・・・・ぐす・・・・・っ!!・・・・・うあっ!!」

そして、サキは急に胸を押さえて倒れた。やはり、この暗黒のガスからの、

怒りや悲しみの声や憎しみや切なさの感情の恐怖に耐えられなかったのだから。

サキ「はぁ・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・・・。ううう・・・・・。とうさん・・・・・。かあさん・・・・・・・・。」

サキは意識がなくなったせいか、両親の名を呟きながら目を閉じていった。

サキは今、眠りについていた。今、彼女を救える者はいるのだろうか


サキ(・・・・それは遠い昔の事だった。それは私がまだ幼い頃・・・・・・。

父さんは科学に熱中してて、私と母さんは・・・・・貧しい生活を送っていた・・・・・・。)

これは、サキが幼い頃の記憶の世界である。ここからが、サキの過去が明らかになる。

つづく

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ボトルズ「なんかこの羽・・・・。赤いですね・・・・。」

プルレス「・・・・でも、赤い羽を持つ者は結構少ないかも知れないし・・・・・。」

カズーイ「・・・・・・っ!」 カズーイはふわふわとゆっくり落ちてくる赤い羽を見て、

動揺した。カズーイはこの赤い羽と何か関係があるのだろうか?

そして、この赤いハネは地面に落ちた。バンジョーがそのハネに近づいた。

バンジョー「この羽・・・・・。一体誰が落としたんだろ・・・・・・?」

バンジョーはそう言いながら赤いハネを手に取る。すると、カズーイがいきなりこう叫んだ。

カズーイ「そのハネを渡して!!」

バンジョー「あ・・・・うん。」 バンジョーは赤いハネをカズーイに渡した。

カズーイ「っ・・・・!!」

そして、カズーイはじっと自分の羽根(手?)に取った赤いハネを見つめていた。

プルレス「カズーイさん。なんでこの赤いハネに興味あるのですか?」

バンジョー「さあ?今の赤いハネは、カズーイの羽根と同じ色してるし・・・・・。」

バンジョーが赤いハネとカズーイの羽根が同じ色だと言うとボトルズは急に何かを思いついた。

ボトルズ「・・・・む!もしかして・・・・あの赤いハネは、カズーイと同じ・・・・・!!」

カズーイ「・・・・・・間違いないわ。このハネは、あたいの同胞・・・・

すなわち・・・・赤い鳥族の誰かが落とした物だわ!!」  カズーイはこの赤いハネの事を、

赤い鳥族の者のハネだと言った。赤い鳥族とはカズーイの種族である。しかし・・・・。

ボトルズ「赤い鳥族・・・・・・。ですが、その種族は何かの事件で多く死んでしまい、

絶滅に近いほどの数に到っていますが・・・・・・。もしくはもう・・・・・。」

カズーイ「いえ!まだ全滅してはいないわ!!!」 ボトルズがもう絶滅してるではないかと、

言おうとした時にカズーイが絶滅していないと叫んだ。その大きな声に皆が驚く。

カズーイ「感覚でわかるの・・・・・!この赤いハネこそが・・・・・あたいたち、

赤い鳥族の鳥たちのハネなのよ!間違いないわ、絶対に!!そうよ!!」

カズーイが空を見上げると、バンジョーたちも空を見上げる。輝く太陽に、

鳥のような影が飛び回っていた。この鳥が赤いハネを落としたのだろうか?

バンジョー「鳥だ・・・・・。鳥が飛んでいる・・・・・!」

プルレス「まさか・・・・・。あの鳥が赤い鳥・・・・・!?」

カズーイ「そうよ!この鳥が・・・・あたいたち赤い鳥族の一羽なのよ!!」

ボトルズ「もし・・・・・この鳥がカズーイの言うとおりであったとしたら、

赤い鳥たちは絶滅に負けないと元気に飛んでいるんですね!きっと!!」

カズーイ「・・・・・っ!そうだわ!!あたいの仲間たちはあの日以来、

絶滅するのを恐れていたとあたいは思ったけど、今はそれは違う。

絶滅する運命に負けたくないために、こうやって一生懸命飛んでいるんだわ!それに比べ、

あたいは絶滅されたのかと思って、またある人に言われてもう飛べないかと思った・・・・・。」

バンジョー「カズーイ・・・・・。」 カズーイが笑顔でそう言ったら、バンジョーは微笑む。

カズーイ「でも、今はもう飛べる気がした・・・・。いえ、今すぐ飛びたいの!!」

カズーイは今すぐ飛びたいと言った。と、言う事はカズーイはもう飛ぶ力を取り戻したというのか?

バンジョー「え・・・・・・?今、飛びたいって・・・・・?」

カズーイ「うん!今・・・・とっても飛びたい気がするの!!」

プルレス「え?って事は・・・・・!?」 ボトルズ「もう飛べるんですか!!」

カズーイ「まだ飛べるかどうかわからない・・・・けど!(・・・・・・ごめん。

あたい、もう飛んでいいよね?もしも・・・・・でも、あたいも赤い鳥として・・・・・!)」

カズーイの脳裏に、ある人影の姿があった。その者はカズーイの森が、

焼かれている時にいた人物であった。その時のカズーイは怯えていた。この人物がカズーイに、

飛んではいけないと言っただろうか?しかし、今のカズーイはその人物に謝るように心で言った。

カズーイ「・・・・・とっても飛びたいの!!」 それを聞いたバンジョーは笑顔でこう言った。

バンジョー「・・・・じゃあ、もう飛べるんだね!」

カズーイ「ええ!じゃあ・・・・行くわよ・・・・・・・。」 こうして、カズーイは今こそ、

真の鳥として、空へ羽ばたこうとした。まずは、顔を真剣な表情にして、息をゆっくり、

吸ったり吐いたりと心の準備を整える。その後、カズーイは目を閉じる。 バサァバサアァァ

両方の翼をリュックから出して思いっきり左右に広げた。

カズーイ「行くわよ・・・・。バンジョー・・・・!」  そして、その両方の翼を徐々に上にあげて・・・・。

バンジョー「え・・・・?」  バンジョーは理解してはいなかった。今のカズーイは、

彼のリュックにいたまま。そう、このまま飛べばバンジョーも・・・・・。それとは別に、

ヒュウゥゥゥゥゥゥ・・・と風が吹いた。その風は静かにバンジョーとカズーイの方に集まっていく。

カズーイ「今こそ・・・・・・・飛ぶ!!!!!」 そして、カズーイは風の感覚を掴んだか、

目を開けて、それと同時に両方の翼を思いっきり振り下ろした。 ドビュウゥゥゥゥン

そして、奇跡が起きた。バンジョーとカズーイがロケット?のごとく、勢いよいスピードで、

浮かび上がる。それは、とてつもなく高い空へと上がるほどであった。

バンジョー「わああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

カズーイが両方の翼を一瞬に止めて、またその翼を羽ばたかせる。バサァ バサァ バサァ バサァ

ボトルズ「おお・・・・・!カズーイとバンジョーが・・・・・空に浮かんでいる・・・・・・!」

プルレス「ええ・・・・・!ついに・・・・・カズーイさんが・・・・・・・・!!」 そう、カズーイは・・・・・。

カズーイ「飛べた・・・・・あたい・・・・ついに飛んだんだわ!!!!」

そう、カズーイはついに飛んだ。そう、カズーイは鳥として再び飛ぶ力を取り戻したのだ。

バンジョー「・・・・・おおおお・・・!カズーイ・・・・・もう飛べるんだね・・・・・・。」

バンジョーはカズーイの方を見て微笑む。カズーイは笑っているが、少しだけ目から涙が溢れる。

これは、嬉し涙。カズーイは10年ぶりに空を飛べて、嬉しがっているのだ。

カズーイ「10年ぶり・・・・久しぶりだわ・・・・・。こんな嬉しい事はない・・・・・!」

ボトルズ「やりましたね。カズーイ!ついに飛べるようになったんですね!」

プルレス「おめでとう!カズーイさん!!」

カズーイ「褒めてありがとおぉ~う!二人とも~!!」

バンジョー「・・・・そうだ!そのままジグソーを探してみようよ!せっかくだし!!」

カズーイ「ええ!!じゃあ、行くわよおおぉぉ~!それっ!!」

そして、カズーイは翼を羽ばたかせながら、移動を始めた。ついにカズーイは空を飛びまわった。

しかし、バンジョーも一緒なので、これはまるで熊を運びながら飛ぶ鳥であるが、それも悪くない。


バンジョー「いやあぁぁ~。でも、なんか僕も空を飛んでるみたいで気持ちいいなぁ~。」

カズーイ「・・・・ってか、実際に飛んでるのはあたいで、あんたはあたいとくっついているから、

飛んでないだけだけどね。まあ、久しぶりに飛べたんだからいっか^^たまには。」

バンジョー「・・・・そうだねwところで・・・・・この島のジグソーはっと・・・・・。」

バンジョー「・・・・・・あれ?ところで、ボトルズとプルレスは?」

カズーイ「・・・・・あっ!!!!忘れてた・・・・・・;」


ボトルズとプルレスはまだ荒地にいた。そう、空を飛んでる事に夢中な、

カズーイとバンジョーに置き去りにされてしまったのだ。

プルレス「・・・・・・・・・なんかあの二人、僕たちの事、忘れてません?;」

ボトルズ「・・・・・恐らく久しぶりに飛ぶ事に夢中になったから、僕たちの事思ってませんでしょう;」

本来カズーイはこの二人をも運ぶ予定であったが、すっかり忘れていたのだった(笑

・・・・しかし、そんなボトルズとプルレスの前に謎の人影があった。その影の正体は・・・・?


カズーイ「・・・・・そうだ!あの一番高い山の頂上の方へ飛んでみましょ!」

カズーイの言う一番高い山とは、この島の中央にある一番高い山のようなところであった。

バンジョー「・・・・・ん?そうだね!よし!さっそく頼むよ、カズーイ!!」

カズーイ「OK!!」 そして、カズーイは物凄い速さで一番高い山へ向かって飛んだ。


かくして、バンジョーとカズーイは一番高い山の頂上の近くにと飛んだ。

しかし、この山の頂上には一つの灯台が聳えていた。待てよ?この灯台はさっきの・・・・もしや?

バンジョー「おお!見ろよカズーイ。こんなところに灯台があるぜ!!」

カズーイ「わーい!すごーい!やっぱ空を飛ぶのって最高だわあぁ~w」

バンジョー「はははは・・・・・wじゃあ、さっそく降りれるかい?」

カズーイ「・・・・でも、今はこの状態だし・・・・・・・。」

バンジョー「あ・・・・・・;」 そう、今のカズーイはリュックに下半身が入ったままでさらに、

バンジョーも一緒に飛んでいた。と、いう事は、

バンジョーが飛んでいる状態のカズーイの足役となっているのだ。

バンジョー「・・・・・じゃあ、僕が地面に足を付けて・・・・・・。」

カズーイ「あたいが飛ぶのをやめる。この提案で行きましょ。」 バンジョー「うん!」

こうして、二人は灯台の近くの地面へとゆっくり降りていく。

バンジョー「・・・・・っと!」 そして、バンジョーが地面に足を付けた。

すると、カズーイが両方の翼をリュックに引っ込めた。こうして、カズーイは飛行を一時止めて、

着地に成功したのだ。こうして、再びバンジョーが地面を歩くことになる。

カズーイ「・・・・・ふぅ。久しぶりに飛べたから、気持ちよかったわぁ~。」

バンジョー「・・・・・・そうだ!・・・・もう飛べるようになったしもうこのリュックからで出る?」

カズーイ「・・・・・・そうね。久しぶりだから・・・・・・。・・・・・・・・。」

ついに飛べるようになったので、カズーイがリュックから出ようとした。

・・・・・しかし、何故かカズーイは動かない。いや、動けないのか・・・・・?

バンジョー「・・・・どうした?カズーイ・・・・・。」

カズーイ「・・・・うーん。それが・・・・なんかリュックから出れないの・・・・・;」

バンジョー「マジか!?Σ(°д°;)」

なんと、カズーイはリュックから出られないようになったしまったのだ。

カズーイ「・・・・ずっと、このリュックに入っていたまま、食事とりまくっていたから、

身体も少し大きくなったし、出る事が出来なくなっちゃったかも・・・・・・;」

バンジョー「・・・・・・まあ、このリュックは少し小さかったかも知れないしね・・・・・・;」

カズーイ「・・・・・・でも、いっか。まだこのままの方がいい気がするわ!」

バンジョー「・・・・そうか。じゃあ、さっそく灯台へ入るか!」

カズーイ「うん^^」

カズーイは早くも立ち直り、二人は好奇心と楽しみで灯台へ近づいた。

バンジョー「・・・・・・よし!開けるぞ。」

こうして、バンジョーが灯台の入り口ともいえるドアを開けて、二人は灯台の中へ入っていった。

つづく

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