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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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そして、ベルザス星人もダイタとマリアに襲いかかろうと、二人に近づく。

ダイタ&マリア「ああ・・・・・・っ!!」  二人は巨大な悪魔が自分たちに近づく事に気づいて、

その恐怖に震えて腰が抜いてしまう。これでは、逃げる事ができない。

ベルザス星人「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・・!!!!!」

そして、ベルザス星人がだんだん二人に近づいて、巨大な拳で二人を殴ろうとした。

コリス「く・・・・・っ!!ショワッチ!!!!」

コリスはジャンプして、そのままウルトラマンクリスタルに巨大変身した。

ウルトラマンクリスタル「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

空から出てきたウルトラマンクリスタルはいきなり先攻をかけようと空中キックを繰り出す。

ダイタ「あっ!!ウルトラマンクリスタルだ!!」 マリア「今のうちに逃げましょ!!」

ダイタとマリアは救いのヒーロー、クリスタルが来たので立ち上がって逃げていった。

ベルザス星人「・・・・・・・!!?・・・・!!」 ベルザスも空からクリスタルが出てきた事に驚く。

ウルトラマンクリスタル「えぃ!!」  クリスタルの空中キックがベルザスに直撃。

ベルザス星人「・・・・・・・・!!」 地面に扱ける星人は怒ってすぐクリスタルに襲おうと走る。 

しかし、クリスタルはその事に気づいてしゃがんだ。ベルザスは速いスピードで、

クリスタルに体当たりするつもりが逆に躓いてしまって、また地面に扱けた。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!てやっ!!」  クリスタルは倒れた星人に跳びかかる。

ベルザス星人「・・・・!?・・・・・!!」  星人は自分を押し倒したクリスタルをすぐに蹴り上げる。

ウルトラマンクリスタル「うわっ!!」  蹴られたクリスタルは星人から離れたところに扱けるが、

すぐに立ち上がる。しかし、ベルザス星人も立ち上がり、攻撃にかかった。

ベルザス星人「・・・・・・!」  そして、ベルザス星人は口から緑色の光線を吐いた。

ウルトラマンクリスタル「くああぁぁぁ・・・・・・っ!!!」

光線を浴びたクリスタルは物凄い苦痛を感じた。その隙に怪人が走り出した。

ベルザス星人「・・・・・・!・・・・・・・・・!!」  クリスタルに近づいた星人はすぐに組み合いに、

入ろうと、両手でクリスタルの胴体を掴む。しかし、クリスタルは両手の手刀で敵の胴体を打つ。

ウルトラマンクリスタル「ふん!!てやっ!!!」 クリスタルは続けて、両手の手刀を振り上げて、

敵の両腕を弾き、さらにダブルチョップで敵の頭を打つ。そして、すぐにバック転で離れた。

ベルザス星人「・・・・・・!!・・・・・・!」  星人は離れたクリスタルに向かって走り出す。

ウルトラマンクリスタル「てっ!」  クリスタルは自分に向かって来る星人に対し、

左足を出した。走るベルザスは彼の左足に躓いて、またも扱けてしまった。

ベルザス星人「・・・・・・・・!!・・・・・・・・・・!!!」

ベルザス星人は立ち上がって怒って口から光線を発射する。

ウルトラマンクリスタル「ウルトラ・バーリヤ・シリヴァイダス!!!!」   クリスタルは光の壁、

ウルトラバーリヤで敵の光線を防ぐ。そのバーリヤは光線を防ぎながら、クリスタルから離れ、

ベルザスの口に近づいてくる。そのバーリヤが敵の口に近づいた時、いきなり爆発を起こした。

これぞ、敵の攻撃を防ぎながらそのまま敵に返すウルトラ・バーリヤの改良技、

ウルトラ・バーリヤ・シリヴァイダスである。これを受けたベルザスはさらに怒る。

ベルザス星人「・・・・・・・・・・・・・!!!!」  星人は両手でクリスタルを突き飛ばす。

ウルトラマンクリスタル「うあっ!くっ!でぃ!たあぁっ!!」

星人はクリスタルにタックルを仕掛けるが、クリスタルはそれを受け止め、

膝蹴りで敵の腹を打ち、右手にミドルパンチでベルザスを殴り飛ばす。

ベルザス星人「・・・・・!!!・・・・・・・・!!!!!」

そして、クリスタルは左手に力を込めて、その拳でベルザス星人の腹を殴る。

ウルトラマンクリスタル「ショワアアアァァァァァッ!!!!」

その拳はベルザス星人の腹を貫通してしまった。これが必殺のウルトラパンチである。

ベルザス星人「ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォ

ォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ベルザス星人はクリスタルのパンチに腹が大穴を開けられた激痛に断末魔をあげた。

ウルトラマンクリスタル「ふん!!エクセリック光線!!!」

クリスタルはベルザス星人から離れて、すかさず必殺光線でとどめをさした。

ベルザス星人「・・・・・・!!!!!・・・・・・・・・・・・・・!!!!!」

ベルザス星人は青い炎に包まれて倒れて消滅してしまったかのように見えた。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ。シュアッ!!」  クリスタルは星人の死体のような灰を見て、

空を飛び去った。それを見たダイタとマリアは安心して微笑んだ。

ダイタ「・・・・・・終わったな。」  マリア「ええ・・・・・。悪魔の脅威が・・・・・・。」

そして、二人は見詰め合って微笑みあった。しかし、もう一人、空を見つめる者がいた。

その者とは・・・・黒い髪と黒い鎧・・・・・。この男はゴダル。冥界の王子の人間体だ。

ゴダル「・・・・・・ふん!乙女を汚さん悪魔か。・・・・少し殺りがいがあったかも知れんな・・・。

それにしても、マリンナーサの王子。お前は・・・・何所まで人類を守るつもりだ・・・・??」


ハリー宅の前では、ハリーとコリス、DGC隊員の皆さんはダイタとマリアとお別れしようとした。

ダイタ「・・・・色々とありがとうございました・・・・。」

ハリー「いや、礼まらコリスやDGCに言ってくれ。それにしても、あの黒マントの男が、

この前に襲来した事もあるベルザス星人の一人とはねぇ・・・・。」

マリア「・・・・・けど、私はそれでも、ダイタさんを愛するつもりです。

私とダイタさんは運命の赤い糸に結ばれているのですから・・・・。」

ダイタ「マリア・・・・・・・。」  そして、二人は抱きしめあう。もう一度愛し合うために。

サキ(・・・・・私も・・・・いつか・・・・・。) それを見たサキはそう思いながらコリスの方を見る。

ダイタ「・・・・・では、僕らはこれで。」 マリア「縁があったら、また会いましょう。」

そして、恋人同士の二人はコリスたちの元から去ろうと歩いた。

シュドーとテブリッシュ「さようなら~!」 サキとイチゴ「お元気で~!」 ハリー「またな!」

コリス「・・・・・・・・。」  コリスは手を振るハリーや隊員たちから後ろに向いて、

少し離れてウルトラウォッチを輝かせる。そして、ある呪文を唱えようと小さく呟いた。

コリス「・・・・・ラヴピウア。」 コリスがその呪文を唱えると、ダイタとマリアを、

ハート状の光が包んだ。ラヴピウア。それは、恋人同士が結ばれるための呪文かも知れない。

こうして、地球に再来したベルザス星人の乙女狩りは、クリスタルによって潰えました。

それにしても、ベルザス星人。少女たちを襲って自分の玩具にするとは、

なんという恐ろしい奴だったでしょう。人の恋路をも打ち砕くその悪事。

とても許せない事でしょう。もし、黒マントの男を見かけたらDGCに通報してください。

その男はきっと・・・・・・乙女を狙う悪のエイリアンかも知れませんよ?

次回につづく

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今回はウルトラマンクリスタルの第20~26話に登場した怪獣たちを紹介します。

昆虫怪人・ビドロン  第20話登場
身長・1・98~73メートル   体重・2万トン
CV・櫻井孝宏氏(等身大のみ)
昆虫の世界から来た虫人間で、自分たちの同胞である昆虫たちを虐めている人間たちを、
許さず滅ぼしてしまおうとした。特殊能力で蟲を怪人に変えた。自分で戦う時は巨大化して、
触覚や八つの目から光線を出す。

蟷螂型昆虫兵士・マンティス  第20話登場
身長・2メートル   体重・不明
元キャラ・トリックスター+
ビドロンによってカマキリが怪人になったもの。両手のカマで敵を斬り殺す。

蟻型昆虫兵士・ティックル  第20話登場
身長・2メートル   体重・不明
元キャラ・トリックスター+
ビロドンによってアリが怪人になったもの。ヤリを持って敵と戦う。

蜂型昆虫兵士・ワスプ   第20話登場
身長・2メートル   体重・不明
元ネタ・トリックスター+
ビドロンによってハチが怪人になったもの。空を飛ぶ事ができ、ヤリで獲物を狩る。

宇宙怪奇魔城獣・ゾンバイユ  第21話登場
身長・91メートル   体重・5万8000トン
元キャラ・ウルトラマンダイナ
シルバック星人のパートナーで、城のような宇宙船から巨大怪獣へと変形できる。
目から光線を発射し、口から紫色のガスを吐いて苦しめる。

宇宙腐廃怪人・シルバック星人  第21話登場
身長・1・81メートル   体重・不明
元キャラ・ウルトラマンダイナ
CV・三木眞一郎氏
死んだ人を自分の兵士にして行動させて、地球侵略の計画を進める凶悪な宇宙人。
両手から光線を出したり剣を出してモモと戦ったが負けてしまった。

神話魔石・レザイト 第22話登場
身長・不明~42メートル   体重・不明~1万トン
元キャラ・ウルトラマンガイア
赤い石になって、それを拾った漫画家の空想を具現化させて世界にパニックを起こした。
巨大怪獣になった時は、無数の触手で赤いビームを出したり、巻きついて光熱で苦しめる。
出身地は未だに不明で、その正体も解明できていないらしい。

親子怪人・プサ星人  第23話登場
身長・20メートル(子)・25メートル(親)   体重・5000トン(子)・不明(親)
CV・榎本温子氏(子)・増田ゆき氏(親)
死んだ霊が不思議な星になって再び怪人になったもの。その不思議な星・プサ星の親子が、
惑星調査で地球に近づいた。子が地球に落ちたので、親が涙を流して、その涙が雨になる。
頭に浮かんでいるワッカから電撃光線を出す事ができる。

強食宇宙人・ベルザス星人  第24話登場
身長・1・67~52メートル   体重・2万トン
CV・斉藤千和氏
ザラブ星人と手を組んで地球を征服しようとした。かなり残酷な性格で、
「ギッヒッヒッヒ!」と不気味に笑う。肉食性で人間を食べてしまう。

凶悪宇宙人・ザラブ星人  第24話登場
身長・1・79メートル~56メートル   体重・1万2000トン
元キャラ・ウルトラマン
CV・千葉進歩氏
最初はベルザス星人と仲が悪かったが、何故か和解しコンビを組んだ。
人間に化ける事ができ、指からバルカン、口から超音波を発する。

ウルトラマンパワード  第24話登場
身長・55メートル   体重・5万8000トン
元キャラ・ウルトラマンパワード
CV・岸尾だいすけ氏(人間体のみ)
かつて、アメリカを怪獣の脅威から守った永遠のヒーロー・ウルトラマンの一人。
M78星雲出身だが、ウルトラ兄弟の一員ではないらしい。
ダブル星人にやられそうなクリスタルを助けて、ダブルウルトラマンの活躍を披露した。

暗黒宇宙人・ワイリー星人  第25、26話登場
身長・64メートル   体重・4万6900トン
元キャラ・シルバー仮面
CV・斉藤恭男(桜塚やっくん)氏
故郷の星が、地球のMA-22-1号からの攻撃を受け、怒り狂って復讐しようとした。
口からダークタブークレイジーガスを吐いて、自分たちのマイナスな気持ちを、
人間たちに思い知らせた。また、火炎も吐き、角や両目からトリプル光線を出す。

ビックリ箱怪獣・マッドジャック  第27話登場

強食宇宙人・ベルザス星人(2代目)  第28話登場

他国用万能アンドロイド・アントマン  第29話登場予定

宇宙海賊・スカルダイ星人  第30話登場予定

改造軍艦・バラックシップ  第30話登場予定

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光次郎と神山副隊長はデスナイトの前進基地への入り口を探すべく走った。

光次郎「しかし、もし奴らの前進基地が地下基地でしたら・・・!

入り口を探すのには、かなり難しいハズでしょうか!??」

神山副隊長「そのハズだ!だが、頭を使えばすぐに見つかるかも知れない!!」

二人はかなり走って、毒ガスの中に入った。しかし、ガスマスクによって命に別状はない。

光次郎「頭を使えば・・・・・!まるで、RPGのダンジョンみたいですね!」

神山副隊長「どういうたとえだ・・・・。子供の遊びじゃないんだぞ、この任務は。」

光次郎「わかってますって。それより、入り口らしいところはどこにあるやら・・・・。」

神山副隊長「地面の方もよく見るんだ!」

光次郎「はいっ!!」 二人は周りや地面の方を見回しながら走り続けていた。

毒ガスから二人が出てきて走り、そのままひたすら基地の入り口を探していた。

神山副隊長「・・・っ!む!?待ってください!!!」  副隊長が左の方を向くと何か見つけたようで、

すぐそこに立ち止まる。彼女に声をかけられた光次郎も立ち止まって副隊長の方に近づく。

光次郎「どうしたんですか!?まさか・・・・・!何か見つけたのですね!!?」

神山副隊長「ああ!これを見ろ。」  神山副隊長が指差したところに一本の木があった。

その木には、何か黒そうな部分があった。神山副隊長はこれを怪しい部分と見たようだ。

光次郎「この木・・・・何か黒い部分がありますね・・・・・。」

神山副隊長「ああ・・・・。だが、この黒い部分が自然に出来たものではない・・・・・。」

神山副隊長はそう言いながらサイレントガンを持ち出して、木の黒い部分に構えた。

そして、神山副隊長は射撃して、木の黒い部分を撃つ。その部分は爆発とともに砕け散る。

すると、黒い部分はなくなり、そこに赤いスイッチのような物があった。

光次郎「・・・・・・っ!??こ・・・・これは・・・・・!!!」

神山副隊長「やはりな・・・・。デスナイトはこのスイッチを自分たち以外に見つからないように、

カモフラージュしたのさ。奴は秘密裏にトラップを仕掛ける戦法も得意としているからな。」

光次郎「そうですか・・・・・!凄いですね、副隊長。よく見抜けましたね。」

神山副隊長「私は数々の任務で色んな経験をつんできた。初めは見抜けないところもある。

新人であるお前も頑張って階級をあげれば、見抜けないところもいつか見抜けるさ。」

光次郎「そうですか・・・・・。では、スイッチ押してみますね・・・・。」

神山副隊長「頼む・・・。」 光次郎は副隊長に頼まれ、手で木に付いているスイッチを押す。

ポチッ すると、光次郎と神山副隊長が立っている地面が急にさがり始めた。

光次郎&神山副隊長「わっ!!!?」 二人は急に地面が速く下がっている事に驚く。

その地面が周りの地面から下がり、地下へと進んでいき、二人はこの地上に消えたように見えた。

そして、今の仕掛けで地面のなくなった部分。そこに地面に似たゲートが出て、

そのゲートがなくなった部分を閉じて、地面は何事もないように元通りになった。


光次郎「・・・・・・っ!?こ・・・ここは・・・・・・!」

神山副隊長「どうやらついたようだな・・・・・。デスナイトの前進基地に・・・・・!!」

神山副隊長の言うとおり、この廊下のようなところこそが、

本当のデスナイトの前進基地内にある一つのルートである。そう。さっきの仕掛けこそが、

このデスナイトの前進基地に入るための仕掛けであったのだ。

光次郎「ここがデスナイトの本当の前進基地・・・・・!!急ぎましょう、副隊長!!」

神山副隊長「わかっている!!」  二人はこの前進基地を攻略しようと走った。

疾走する二人は廊下へと走っていた。そして、右のところに窓がある。

二人は走りながら、その窓を覗いている。その窓からは何やら兵器のような物が、

多く作られていた。特に巨大な大砲のような物やミサイルのような物が・・・。

神山副隊長「侵略兵器を作っているようだな・・・・!」

光次郎「そのために、この地下基地を作っているワケか・・・・!けど、

僕たちがそんな事させないぞっ!!」 二人はさらに廊下を走った。


山では、野沢と清水は巨大なスモッグダイラスを射撃し続けていた。

スモッグ・ダイラス「ギヒャアアァァァァァァオゥ」 しかし、スモッグダイラスはその射撃に、

耐えて反撃しようとする。頭の2本の角から赤い光線を発射して二人を襲う。

野沢&清水「きゃあぁぁっ!!!」  二人は危うく光線から避けたが、その爆風にひるむ。

スモッグ・ダイラス「ギヒャアアアァァァァァァオゥ」

清水「い・・・・今の光線!!さっきフライングを撃墜した光線と同じだ!!」

野沢「光次郎君の言うとおり、やっぱりこいつがフライングや戦闘機を落としたんだわ!!!」

そう。フライングファイターや戦闘機部隊を攻撃した赤い光線を出した者。

そいつこそがスモッグ・ダイラスであったのだ。野沢と清水は一斉射撃でスモッグを攻撃する。

スモッグ・ダイラス「ギヒャアァァァァオゥ」  しかし、スモッグにはあまり効いていない。

清水「く・・・・・っ!っ!?こちら清水!!」

清水は腕のシーバーが鳴り出したので、シーバーのスイッチを押して通信する事に。

青井の声『フライング・ファイターの修理が終わりました!!急いで搭乗を!!』

どうやら、通信の相手は青井で、既にフライングファイターの修理をし終わったらしいのだ。

清水「わかった!!野沢、フライングファイターの修理が終わったぞ!!」

野沢「やったあぁぁっ!!フライングファイター復活ね!!急ぎましょ!!」

二人はさっそくフラングファイターのところへと走った。

野沢「今に見てなさい、モンスロイド!!二度目は負けないわよおぉっ!!」


本当の地下にあったデスナイト前進基地のメインルームでは警告音が鳴り、ランプも赤く光った。

アナウンサー『警告!SSPが進入!!警告!SSPが進入!!』

ザギラン「ち・・・っ!何故、ここの入り口がわかったのかは知らんが・・・・。

ブラックアタッカー守衛部隊全員を投入せよ!!敵はたった二人だぁ!!」


廊下では、光次郎と神山副隊長が複数のブラックアタッカーたちと戦っていた。

神山副隊長「でやあぁぁぁっ!!はああぁぁ!!!とぉぉう!!!ええぇい!!」

神山副隊長はスパークサーベルを素早く振り回して多くのアタッカーを斬りおとした。

光次郎(まさか、神山副隊長の美しき剣さばきが久しぶりに見れるなんてな・・・・・。)

他の大勢のブラックアタッカーが剣や金棒などで襲おうとする。しかし・・・・。

神山副隊長「むっ!えいぃぃぃぃぃぃやあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

神山副隊長は素早いダッシュと素早い一振りでその多くのアタッカーを一瞬で倒した。

光次郎「うおおおぉぉぉぉぉ!!!!」  光次郎もボウガンから矢を次々と放った。

その無数の矢はそれぞれブラックアタッカーの急所を射抜き、次々と倒していった。

ブラック・アタッカー「くらえっ!!」 残りのアタッカーが剣で副隊長を襲う。

神山副隊長がサーベルでそれを受け止め、思いっきり振って、敵の剣を弾き飛ばした。

ブラック・アタッカー「うわあぁぁ!?」 神山副隊長「もらったああぁぁぁ!!!」

そして、神山副隊長は渾身の一振りでアタッカーを切り倒した。剣の振った跡が輝き、消えていく。

ブラック・アタッカー「ぎゃあぁぁぁ・・・・・・!!!!」 これで敵の防衛部隊は一応、多く倒した。

光次郎「・・・・これで前に進めますね、副隊長・・・・。」

神山副隊長「ああ。それにしてもお前、以前よりうまくなっているようだな。」

光次郎「いえ・・・・。僕はそんな・・・・・。」  副隊長が褒めると光次郎は照れた。

神山副隊長「・・・・急ごう!敵幹部のいるメインルームまであと少しかも知れないぞ!!」

光次郎「はいっ!!」  二人は廊下を進み続けた。ザギランのいる部屋へ進むために。

この地下の前進基地。その内部はまるで兵器工場であった。ここで、

日本攻撃に必要な兵器を全て造り上げる。それが、この前進基地の完成とも言える。


地上では、既に修理を終え再び飛べるようになったフライング・ファイターが、

スモッグ・ダイラスと戦っていた。地上からは多くの隊員がそれぞれの銃器で戦っていた。

フライングファイターから通常バルカンの連射、隊員たちはマシンガンにバズーカ、

ランチャー等の武器で多くの火薬弾がスモッグダイラスの体を痛めつめる。

スモッグ・ダイラス「ギヒャアアアアァァァァァァァオゥ」

スモッグダイラスは頭の2本の角から赤い光線を出して、地上の隊員たちを襲う。

隊員「うわああああああぁぁぁぁぁぁ!!!??」  光線が地面で爆発し、

周りの隊員たちがその爆風で吹き飛んでしまう。スモッグは再び赤い光線でフライングを襲う。

野沢「もうその手はくわないよーっだ!!」  フライングは素早く赤い光線から避けた。

清水「こいつで決めてみせる!!」 フライングファイターは強力なミサイルを、

2発発射。その2発のミサイルが見事スモッグダイラスに命中。

スモッグ・ダイラス「ギヒャアアアァァァァァオゥ」 攻撃を受けたスモッグはひるんだ。

青井「よ~しっ!!このまま一気に・・・・・・!!」

フライングファイターが一気に決めてしまおうとモンスロイドに近づいてくる。

しかし、スモッグ・ダイラスは両手の銃口から毒ガスを出した。

フライングは危うく毒ガスから避けようと高度をあげて、一旦敵から離れた。

流石のフライングファイターも毒ガス攻撃にやられるワケにはいかないだろう。

桜「く・・・・・っ!・・・・あ!マリオネットライター!!」 桜は右の空を見て驚く。

そこからマリオネットライターが飛んで来た。ライターはスモッグダイラスの前に着陸する。

マリオネット・ライター「たぁ!!」  マリオネットライターは着陸してすぐに構えをとった。

スモッグ・ダイラス「ギヒャアアアァァァァァァオゥ」  戦いが開始し、両者は見合っていた。

マリオネット・ライター「・・・・・っ!でぇ!!」 そして、ライターが走り、スモッグも走った。

スモッグ・ダイラス「ギヒャアアアァァァァァオゥ」  両者は接近しあった。

スモッグダイラスは両手で叩こうとするが、ライターは両手の手刀でそれを受け止める。

マリオネット・ライター「・・・・・っ!えぃ!!」  そのままマリオネットライターはミドルキックで、

スモッグダイラスの腹を打つ。それにより、スモッグは腹を痛がりライターから離れた。

マリオネット・ライター「てやあぁぁ!!」 そして、ライターはチョップで敵の頭を打った。

スモッグ・ダイラス「ギヒャアアアァァァァァァオゥ」 スモッグは頭も打たれて痛がり、ひるんだ。

つづく

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シュドー「そして、あそこには捕らえられた女たちが・・・・・っ!!!」

テブリッシュ「彼女たちは今でもこの屋敷の中で苦しんでいる。一刻も早く助けなければ!!」

そう、この西洋風の黒き屋敷こそが、悪魔と呼ばれし黒マントの男のアジトである。

そこには、黒マントの男に拉致された女性たちもいるのだ。

コリス「行きましょう!!」

シュドー&テブリッシュ「おう!!!」 かくして、3人の男たちは、黒マントの男のアジトへと、

突入しようと走った。女性たちを救うために・・・そして、彼女を虐げた黒マントの男を倒すために。


ここが、黒マントの男のいる屋敷の中である。いかにも古そうな屋敷の雰囲気をしている。

コリス、テブリッシュ、シュドーは扉を開けて、玄関から入ってきた。靴は脱いでない。

コリス「ここが・・・・黒マントの男のアジト・・・?」  3人は歩きながら会話していた。

シュドー「いかにも暗い感じがしやがる!野郎、どこで何してやがんだか・・・・。」

テブリッシュ「気をつけろ。奴のアジトだから何か起こるかわからないからな。」

シュドー「へっ!何が起きても俺達はあの黒マント野郎を倒すまでは・・・・っ!!」

テブリッシュ「うむ。では、行こう。」   こうして、3人は屋敷内をくまなく探検し始めた。

大きそうな部屋に骨董品の多そうな部屋、さらに殺風景な部屋までも。

しかし、それらの部屋には特に異常はない。他の部屋へと向かおうと廊下を歩く3人だが・・・・。

コリス「・・・・・・っ!!」  3人はいきなり立ち止まる。彼らの目の前には・・・・。

テブリッシュ「じょ・・・女性が倒れている!!」  シュドー「しかも全裸かよ・・・・!」

そう、3人の前には全裸の女性が倒れていたのだ。

シュドー「大丈夫か!?」 シュドー心配そうには女性に近づく。

女性「う・・・うう・・・・・・。」  すると、女性は顔を動かして、目線を3人に向けた。

テブリッシュ「おお!まだ意識が残ってるぞ!!」 コリス「何があったのですか!?」

女性「・・・・く・・・・黒マントの男から・・・・・あの恐ろしい行為をさせられて・・・・・・。

私は、彼が・・・・他の女性を襲っている最中に・・・・逃げて・・・・来て・・・・・・。」

コリス「く・・・・っ!!っ!そうだ。その、黒マントの男はどこにいるんですか!!?」

女性「さ・・・・3階の・・・・大きな部屋にいるわ・・・・・。それに、2階には、

多くの捕獲された女性たちが閉じ込められている牢獄があるわ・・・・・・。」

テブリッシュ「そうか・・・・!奴は3階に!!そして、捕獲された女たちが2階に・・・!」

シュドー「とうとう女性たちの平和を脅かす黒マントの男を倒せるこったなぁ!!」

コリス「・・・・・僕は女性たちを助けます!!シュドーとテブリッシュはあの男を!!」

シュドーとテブリッシュ「おう!!!」

コリスは女性たちを助けに、シュドーとテブリッシュは黒マントの男を倒しに、それぞれ走った。

テブリッシュ「行くぞ、シュドー!!」  シュドー「ああ!!あの野郎、ぶっ倒してやらぁ!!」


2階にあるこの部屋にはたくさんの女性たちが牢屋に閉じ込められていた。

そこの女性たちは苦痛の毎日を送っているため悲しんだり、泣き崩れたり、

もはや生きる気力を持たないような雰囲気を持ったりしていた。

その牢獄の前にここの女性たちをこの地獄の屋敷から解放しようとコリスが来た。

コリス「DGCです!!助けに来ました!今、開けますから下がって!!」

コリスはウルトラシューターを構えると、女性たちはオリからさがる。

コリス「えぃ!!」 コリスはシューターで女性たちを閉じ込めているオリにある銀色のドアを撃つ。

すると、銀色のドアが開き、女性たちはこのオリから出られるようになる。

コリス「さあ!!今のうちに逃げて!!!」 コリスが開いたドアに近づいて、そう言う。

女性たち「キャアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」

すると、女性たちは悲鳴をあげながら、牢獄から出て逃げていった。


3階のある大きな部屋。ここに、今回の事件の元凶たる忌まわしき黒マントの男の姿が。

そう、この部屋こそが黒マントの男の部屋であったのだ。

黒マントの男「・・・・・・ッ!?」 黒マントの男は何やら2階から女性たちの悲鳴のような声が、

聞こえたので、怪しそうに思って2階へ行ってみようとこの部屋から出ようと歩く。

しかし、この部屋のドアが思いっきりバンと開かれ、そこからシュドーとテブリッシュが来た。

テブリッシュ「とうとう見つけたぞ!悪魔の使いめ!!」

シュドー「覚悟しやがれ!多くの女性たちを虐待した罪はとっても重いぜ・・・・・!!!」

二人はそれぞれ怒りを込めてウルトラシューターを黒マントの男に向かって構える。

黒マントの男「・・・・・!」 黒マントの男も銃器を構える。

テブリッシュ「敵も銃器を構えたぞ!!」 シュドー「させっかよおぉ!!!」

シュドーとテブリッシュはダブル連射で黒マントの男を攻撃していた。

黒マントの男「グアアァァァ・・・・ッ!!」 黒マントの男は頭を2発撃たれて断末魔をあげた。

そして、彼の持っていた銃器も銃弾によって爆発し壊れてしまった。

攻撃を受けた黒マントの男はジャンプして、窓を突き破って外へ出た。

シュドー「あいつ!逃げたぞ!!?」

テブリッシュ「射撃を受けてまであの動き・・・・!やはり人間じゃないぞ!!」


屋敷から出た黒マントの男はそのまま跳んでいき、遠いところまで落ちた。

すると、奴が落ちたところが爆発して、そこから巨大な宇宙人が出てきた。

そう、この宇宙人こそが黒マントの男の正体であったのだ。ちなみにこの巨大な姿では、

マントは着けてないらしい。この巨大な宇宙人、どこかで見た事があるらしいが・・・・?

外に出たコリス、シュドー、テブリッシュは黒マントの男の恐るべし正体を見て驚く。

テブリッシュ「あいつ・・・・・!やはり、宇宙人だったのか・・・・・!!」

シュドー「しかし、あの巨人・・・・!どこかで見たぞ!?」

宇宙人「・・・・・・・・・!!」 星人は頭を痛みながら歩いていった。

少年「・・・っ!?わあぁぁ~!!怪獣だああぁぁぁ!!!」 「逃げろおおぉぉ~っ!!」

池場で遊んでいた子供たち怪星人の巨大な姿を見て逃げる。

星人は近くの端を蹴ってそれを壊した。ちなみに星人は髪が長かった。

シュドー「やろぉ・・・!スカイラッシュで応戦だ!!」 テブリッシュ「よーしっ!!」

二人はスカイラッシュで戦おうと一旦ロードラッシュで基地に戻ろうとした。

宇宙人「う・・・・っ!があああぁぁぁぁぁ・・・・・・・!!!」

異星人は突然、手で長い髪をずりおろした。この長い髪はなんとカツラだったのだ。

長い髪は完全に頭からとれた。その頭は長くはない髪を持ち、

黒い顔に、裂けた口・・・・。そう、こいつはかつてクリスタルと戦った・・・・。

コリス「・・・・・っ!ベルザス・・・・・星人・・・・・・・!!!」

そう。この女性を次々と襲っていた星人こそが、ザラブ星人と手を組んで、

地球侵略に乗り出したあの凶悪なベルザス星人の二代目だったのだ。

ベルザス星人「地球人!!負け惜しみはやめろっ!!この星は間もなく、

俺たち、ベルザス星人様の楽園となるのだあぁぁ~!!!」

コリス「ベルザス星人!!女性たちを次々とさらって、彼女たちを苦しめるなんて・・・・!

僕たちが許さないぞっ!!!」

ベルザス星人「・・・・ふん!許すも許さないもあるものか!!

俺様は地球人の美しい女を様々な虐待を与えるのがだあぁぁぁ~好きなんだよ!!

男やブスい女は普通にぶっ殺してやんよ♪もちろん、てめーみたいなガキもなあぁっ!!」

コリス「く・・・・・!!あっ!!」  コリスは空の方を見上げる。そこから、

二機のスカイラッシュが飛んできた。一号機がシュドー、二号機がテブリッシュがある。

シュドー「この星人めえぇぇぇ~!!女たちの仇だぜ!!!」

テブリッシュ「攻撃開始だ!!!」  二機のスカイラッシュはバルカンで攻撃を始めた。

その無数の弾が徐々に星人の前の地面で爆発していく。

ベルザス星人「・・・・・!・・・・・・・・!!」 爆発が近づくたびにベルザス星人がひるみそうになる。

コリス「女性たちは安全なところへ非難した!僕もおぉぉっ!!」

コリスはウルトラシューターでベルザス星人を撃った。星人はこれを受けてひるむ。

スカイラッシュ二機も続けて、バルカンで星人を攻撃する。

ベルザス星人「・・・・・・・・・!・・・・・・・!!・・・・・!!」  星人は怒って口から緑色の光線を出した。

テブリッシュ「危ないっ!!」 二機のスカイラッシュは危うくその光線を避けた。

シュドー「なめんじゃねぇぜ!!」 二機のスカイラッシュはレーザーバルカンで攻撃。

無数のレーザーバルカンでベルザス星人の体を爆発させ、痛めつけた。

ベルザス星人「・・・・・・・!!・・・・・!!」  怪人は攻撃に耐えながら進行を始めた。

コリス「く・・・・っ!」  コリスも走って銃撃するが、星人はこれに耐えて進行している。

ベルザス星人「・・・・・・・・・!」  ベルザス星人は橋から見えるところから顔を見せ、

口から緑色の光線を出す。その光線は遠くの民家を爆破させてしまった。

スカイラッシュは再びレーザーバルカンで攻撃を再開する。星人はそれを浴びて苦しむ。

ベルザス星人「・・・!?・・・・・!!」 星人は口からの光線で反撃するが、避けられてしまう。

コリス「くそ・・・・・・っ!!・・・あ!コプターラッシュ!!」

コリスは空を見て驚く。その空からコプターラッシュが飛んで来たのだ。

サキ「ベルザス星人!!あいつが黒マントの男の正体だったのね・・・・!!」

イチゴ「よし!ちょっとお仕置きが必要だね。ネットで動きを止めよう!!」

サキとイチゴがパイロットをやっているコプターラッシュは、何かを発射した。

その何かとは、ネットだった。ネットは空で広がり、それがベルザスに落ちる。

ベルザス星人「・・・・・!?・・・・・・??」 今笑っているように見えたベルザス星人は、

真上から落ちてきたネットを被らされ身動きが取れなくなっていた。

ちなみにサキが操縦を担当、イチゴは攻撃を担当していた。

コプターラッシュはバルカンで動けないベルザス星人を攻撃していた。

ベルザス星人「・・・・・・!!・・・・・・・・!!!」  動けない星人は口から光線を出した。

しかし、それによってネットの縄?が爆発して、近くの星人も顔が爆風にあたり、ひるむ。

その時、縄が星人の光線に焼かれ、ネットが徐々に破られてしまう。

ベルザス星人はネットを両手で持ち上げ、勢いよく脱ぐようにそれを落とした。

それによってベルザス星人は再び自由の身となり、自分を封じたネットを持っていった。

ベルザス星人「はははははは!!!こんな原始的な行いで俺様を捕らえようなどぉ!

ベルザス星人様の敵じゃねえぇぇ~っ!!!」 星人はそう言うとネットを鎖鎌のように回した。

星人はそのネットで近づいてきた二機のスカイラッシュを叩き落した。

シュドー&テブリッシュ「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!???」

二機のスカイラッシュは墜落してしまう。シュドーとテブリッシュはパラシュートで脱出できた。

サキ「シュドーさん!テブリッシュさん!!」 イチゴ「しまった・・・・・!!」

ベルザス星人「・・・・・・!!・・・・・・・!!!!」 星人は進行しながら町を攻撃していた。

口からの光線で遠くの民家を攻撃したり、近くの民家は踏み潰したりしていた。

持っていたネットを投げ捨て、そのネットが遠くのビルにあたり、そのビルが崩れてしまう。

再び光線で遠くの街並みを燃やし、電柱を持ちあげ、それで次々と民家を叩き壊した。

ベルザス星人「・・・・・・・!!!!」  星人はまた民家を踏む。

するとその民家が壊れて燃えてしまう。このままでは、町が廃墟となってしまう。

電柱を投げ捨てたベルザス星人は歩き続ける。すると、星人の前にダイタとマリアが。

ダイタ「あの巨人が黒マントの男の正体・・・・・・!??」

マリア「あんな奴に私は・・・・・・・!!」

コリス「・・・・・っ!?ダイタさん!!マリアさん!!」

コリスは星人に狙われそうなダイタとマリアのところに走って近づく。

つづく

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青井「ちょ・・・ちょっと!いきなり何言ってるのよ!?」

桜「何故・・・・そう言うの?」

光次郎「・・・・・僕たちがフライング・ファイターを修理している間でも、いつ奴らの拠点に、

たどり着けるかわからない。地上の他の隊員たちも毒ガスにやられてないかどうかは心配だ。

それに、フライングを撃墜したあの光線・・・・。あれを撃った何者かがこの山に、

潜んでいるかも知れない・・・・・。もしかしたら、奴がこの山を覆おうとする毒ガスを・・・・・!」

桜「そう・・・・!つまり、奴は毒ガスで地上の者を倒し、光線で空中の者たちを倒そうと・・・・!!」

光次郎「僕の考えでは、そうかも知れない・・・・・。」

青井「だとしたら・・・・・っ!!そいつが毒ガスを作った元凶だって事!!??」

光次郎「僕の予想ではね・・・・・。・・・たぶん、その予想が外れるかも知れないけど・・・・。」

清水「だが、あまり予想とばかりでは作戦が進まない事もある。SSP隊員は、

自分が見た真実を信じて、皆にその事を伝えなければならない事もあるのよ。」

野沢「でも、私は光次郎君の見た真実を信じてみたいわ。あの光線を出した奴、

毒ガスの中から撃ってきたそうだから、きっと奴がこの事件を起こした奴だと思うわ。」

清水「・・・・わかった。それなら、高町君は私や野沢と一緒に、

奴の拠点へ進みながら、毒ガスを作った奴の捜索を行うとしよう!」

光次郎「・・・・ありがとうございます。」

野沢「それじゃ、行きましょ♪光次郎君。」

桜「では、私たちはフライングファイターの修理にかかるとします。」

野沢「お願いね。」   清水「では、行こう。高町隊員、野沢隊員。」

光次郎「はいっ!それでは、桜ちゃん、奈々ちゃん。行ってくる。」

桜「行ってらっしゃい。光次郎君。」 青井「だから、私は青井だって・・・・!もう・・・・。」

桜は優しい笑顔で手を振り、青井は少し怒りながらも、恥ずかしがりながら手を振った。

光次郎は野沢と清水の後についてきて、デスナイトの前進基地へ向かうつれに、

毒ガスをだした元凶たる者を探そうと、森の中を歩いていた。

清水「・・・・・ところで、ガスマスクを持ってきたか?」

光次郎「え?ガスマスク・・・・・?」

野沢「ほら、隊長が万が一、毒ガスに入ったら危ないから・・・。」

光次郎「・・・・ああ。それなら、これの事ですか?」  光次郎はポケットから、

最新の半面ガスマスクを持ち出した。それがSSP専用のガスマスクである。

野沢「うん。ちゃんと持ってるね、おりこうさん^^」

野沢も同じガスマクスを持ち出し、清水もそのガスマスクを持ち出す。

清水「では、念のためこれを付けて行動に出よう。」

かくして、3人はそれぞれガスマスクを顔に付けて、毒ガスが漂うそうな場所へと歩いた。

3人が歩くにつれ、毒ガスが次第に増していきそうに見えた。

光次郎「く・・・・っ!なんか毒ガスが僕たちに迫りそうだ。でも、このガスマスクのおかげで、

僕たちはそんな恐ろしいガスを吸わなくても行動できる!」   光次郎の言うとおり、

3人はガスマスクに毒ガスの恐怖から守られ、そのガスの中でも自由に生きれるのだ。

清水「うむ。奴らの前進基地はこの先にあるハズだが・・・・・。」

野沢「ええ。昨日、確かにこの先に敵の基地が・・・・・。っ!?」

野沢は腕に付いているDGC専用シーバーが鳴ったので、そのシーバーを使う。

野沢「こちら野沢・・・・・。っ!?なんですって!!?」

清水「どうした?」

野沢「大変よっ!!別働隊がブラックアタッカーの襲撃を受けているとの報告が!!」

清水「な、何っ!!?」  光次郎「デスナイトめ・・・・っ!!感づいたか・・・・・!!!」


別の森では、SSP隊員たちとブラックアタッカーの戦いが繰り広げられていた。

ほとんどが剣で戦っているが、中には銃器で敵を倒す者たちも戦っていた。

SSP隊員「でやああぁぁぁぁ!!!」  一人の男性隊員が剣でブラックアタッカーに斬りかかる。

ブラック・アタッカー「む!?甘いわあぁっ!!」  しかし、ブラックアタッカーは、

剣で隊員の攻撃を受け止め、勢いよく剣を振って隊員の剣を弾き飛ばした。

SSP隊員「うわっ!!」  隊員は剣を弾かれて尻餅をついてしまう。

ブラック・アタッカー「ぬはははは!!覚悟するがいぃ~!!」

隊員「ひ・・・・っ!?」 隊員はブラックアタッカーにとどめを刺されると思ってビクつく。

そこに、神山副隊長が走ってきてスパークサーベルでそのアタッカーに斬りかかった。

神山副隊長「スパアアァァァァァク!サアァァァ~ベルッ!!!!」

神山副隊長はサーベルを素早い一振りして、ブラックアタッカーを斬り倒した。

ブラック・アタッカー「うわあぁぁ・・・・!!」  SSP隊員「あ、ありがとうございます・・・・・。」

助けられた隊員はゆっくり立って、神山副隊長に感謝した。

神山副隊長「仲間を失うわけにはういかないからな。それに、ここはデスナイトの前進基地に、

近そうだ。私は先にそこへ行く。後は任せた・・・・っ!!」

SSP隊員「はっ!引き受けました!!」  そう聞いた神山副隊長は頷いて敵基地へと走った。


清水「く・・・・っ!一刻も早く前進基地へ向かわなければ・・・・・!!」

野沢「うん!このまま真っ直ぐ行けば、敵の前進基地があるハズ・・・・!」

光次郎「そこを進めば・・・・・・!!ん?何か・・・・聞こえませんか・・・・??」

野沢&清水「え・・・・っ??」  3人は何か聞こえているので、耳をすませてみる。

ズシィィィン・・・ズシィィィン・・・・・ 何やら巨大な獣が歩いているような音が。

そして、3人のところに謎の大きな影が。3人は上を見上げてくる。

光次郎たち「っ!!!?」 そこに、この山を毒ガスに満たそうと企む恐怖のモンスロイド、

スモッグダイラスの巨大な姿があった。光次郎はボウガン、他の2人はサイレントガンを構える。

光次郎「デスナイトのモンスロイド・・・・・・っ!!!」  3人は一斉射撃で先攻をかける。

サイレントガンの火薬弾とボウガンの火薬入りの矢が無数にスモッグダイラスを襲う。

スモッグ・ダイラス「ギヒャアアアァァァァオゥ」  攻撃を受けたスモッグダイラスはひるむが、

すぐに反撃を始める。両手の銃口から毒ガス・ポイズン・ガスを噴出して3人を襲う。

清水「・・・・っ!!これは・・・・毒ガス!!!逃げろ!!!」  3人は走って敵の毒ガスから避けた。

野沢「そうか・・・・!この山に毒ガスを発生させたのは・・・・この怪獣の仕業だったのね!!!」

光次郎「ちくしょう・・・・・!!モンスロイドめ・・・・・!許さん!!」

清水「・・・・光次郎!!ここは、我々に任せて君は早く敵基地へ行きなさいっ!!」

光次郎「えっ!?しかし、二人は・・・・・?」

野沢「心配しないで!モンスロイドは私たちがちゃんと足止めする!!

一人でも早く敵の前進基地を叩かないと、大変な事が起こるかも知れないから!!!」

光次郎「・・・・・・っ!!ごめんなさい、幸運を祈ります!!」

光次郎はモンスロイドを二人に任せて、デスナイトの前進基地を叩くために走った。

清水と野沢はそれを見て微笑み、モンスロイドに向かってサイレントガンを構えた。

清水「北海道の平和を脅かした悪の使者め!許さん!!!」

野沢「私たちが退治してあげるわっ!!」 二人は一斉射撃でモンスロイドを攻撃した。


光次郎はついに、巨大な青いドームの基地の前についた。

光次郎「こ・・・・ここが、デスナイトの前進基地・・・・・!いかにも大きそうだ・・・・。」

青いドームの下にはいわゆる城壁と言っていい機械の壁がある。

光次郎の前にある壁には大きなドアがあった。光次郎がそのドアの近くまで歩くと、

そのドアが自動的に動いた。光次郎はゆっくりとその開いたドアを通って基地内へと入った。


ついに光次郎は青いドームの前進基地に入った。

光次郎「・・・・・ここが・・・・・デスナイトの前進基地内・・・・。でも・・・・・何も・・・ない・・・・・?」

そう。この前進基地の中は天井が青く、地面が土、壁が機械らしいだけで、

他は何もない。ただ、大きく広いだけの何もない殺風景な基地であった。

しかし、外から見れば、青いドームの中には工場のような基地が見えていた。待てよ?

もしかして、あれはホログラムだと言うのか!?だとしたら、見た目に騙されたと言う事になる。

光次郎「・・・・・っ!一体、デスナイトは何故このような基地を・・・・・!?」

とまどう光次郎の隣に神山副隊長がこう言いながら歩いてきた。

神山副隊長「これは・・・・ダミーか・・・・・!」 光次郎は彼女の方を見て驚く。

光次郎「わわっ!!?あ・・・・あなたは・・・・2分隊の神山副隊長!!??」

神山副隊長「・・・むっ!お前は・・・・高町光次郎か!?」

神山副隊長も光次郎を見て、彼の前に立ち止まった。

光次郎「お・・・お久しぶりです!!」

神山副隊長「ほう・・・・。どうだ?SSPの仕事は。」

光次郎「え・・・ええ・・・・。ほ、ほんの少ししか活躍できてませんが・・・・。

ところで、この前進基地がダミーって・・・・・。」

神山副隊長「ああ。私たちは騙されたんだ。デスナイトは完全に前進基地の秘密を守るために、

まず、このダミーを作った。私たちを騙すためのな。しかし、本物の前進基地はどこへ・・・・?」

光次郎「・・・・この青いドームの基地以外はどこにもなさそうだから・・・・・。」

神山副隊長「・・・・・・っ!本当の前進基地は・・・・地下基地かも知れん・・・・・!!!」

光次郎「なんですって!!?」

神山副隊長「私の考えでは、奴らの本当の前進基地は地下にあるかも知れん!!

高町!一緒に来い!一緒に奴らの本当の前進基地の入り口を探すんだ!!!」

光次郎「はい!まず、このダミー基地から出ましょう!!」

こうして、光次郎と神山副隊長はこの青いドームのダミーな前進基地から出た。

つづく

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