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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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その追跡の果て、アンドロイドを追ったサキはとある公園の近くに来た。

サキ「・・・・・はっ!・・・っ。」  すると、サキは慌てて物陰に隠れる。

彼女の前には、たくさんのアンドロイドがいるからだ。そのアンドロイドたちのところには、

大きなバンと、氷付けにされた多くの人々がいた。サキはこの恐るべし光景を見て小さな声で呟く。

サキ「・・・・氷付けにされた人々とアンドロイドたちのバンかしら・・・・!」

そして、アンドロイドたちは氷付けになった人たちをバンの中に詰め込んでいるではないか。

アンドロイド「アンバンバンバンバ!」  「キャアァァァ~!」  「ナン!!」

サキ「捕虜を車に入れて、アジトに乗り込もうとしているんだ・・・・!このままでは、

また町の平和が崩れていく。なんとかしないと・・・・でも・・・・・・!」

その時、サキの後ろに何者かの気配がした。その気配はまるで殺意だった。

サキ「・・・・・・っ!?」  サキは後ろから殺気という気配を感じたので、後ろに向いてみる。

そこには銃器を持ったアンドロイドがいた。サキの後ろにいたのはアンドロイドだった。

サキ「っ!!ア、アンドロイド・・・・・!!!」   サキが気づくのはもう遅かった。

アンドロイド「ワアアアアアアァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」

アンドロイドはサキに銃器を向けた。その銃口から青い光が放たれる。


コリスはサキと同じ町を歩いてアンドロイドを探していた。その時・・・・。

サキの声「きゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」

突然、サキの悲鳴が響き渡った。その断末魔はコリスの耳にも届いた。

コリス「・・・・・っ!!サキさん!!!」

サキの悲鳴を聞いたコリスはすぐにサキを探そうと走っていた。


サキを必死に探すコリスはあるところを見て驚き、物影に隠れる。

コリス「・・・・・っ!!?こ・・・・これは・・・・・!!」

彼の前には、アンドロイドたちが多くいる公園があった。その公園では、

アンドロイドたちが凍った人々を大きなバンを詰め込んでいるのであった。

そう、この公園はさっきサキも目撃した同じ公園であるのだった。

コリス「ア・・・アンドロイドたちが凍った人々を車に入れている・・・・!

あの車は捕虜を運ぶための車両なのか・・・・!っ!!!??」

コリスはついに残酷な光景を見て、驚く。アンドロイド二人に運ばれている氷付けの女性・・・。

その女性はサキではないか。そう、サキはさっき、アンドロイドの銃撃を受けて、

氷付けにされ今は奴らによってバンに入れられようとしていたのだ。

コリス「サキさん!!!!!」  コリスは氷付けになってしまった大切なサキを助けようと、

物陰から飛び出して公園に入った。アンドロイドたちはそれに気づく。

アンドロイド「キャアアアアァァァァァァァ!!!!」 「キャキャアアァァァァ!!!」

アンドロイドたちは大急ぎで、それぞれ凍った人たちをバンに入れたり、

コリスを倒そうと彼の方に向かった。その中には拳で戦う者や銃器を構える者が多くいた。

コリス「く・・・・っ!よくもサキさんを!!」  コリスは即座にウルトラシューターを構え、

火薬弾連射で次々とアンドロイドを撃ち、破壊し続けた。しかし、一人のアンドロイドが銃を構える。

コリス「はっ!えぃ・・・!」  アンドロイドが銃から冷凍光線を発射してきたので、

コリスは間一髪、その光線から避けその後すぐに火薬弾をで射撃する。

アンドロイド「ピャッ!!!」  アンドロイドの銃器が撃たれて爆破してしまう。

アンドロイドはそれに驚き銃を捨てるが、コリスはもう一度射撃した。 ズギュン ボン

アンドロイドは頭を撃たれたので、その頭が爆発し絶命して倒れた。

アンドロイド「ギイィィィ~!!ギュイィィ~!!」 「ザケン!!」

しかし、他のアンドロイドたちは凍ったサキをバンに入れてしまった。

コリス「っ!しまった!!サキさん!!」  コリスはサキがバンに入れられた事を知って、

急いでバンのところへ向かう。しかし、そこに二人のアンドロイドが立ちはだかる。

アンドロイドたち「キキイッ!!!」  コリス「ちぃ!どけえぇぇっ!!」

コリスは殴りかかってくる一人のアンドロイドの拳を手刀で弾き、

奴の顔を殴って、蹴り飛ばした。すると、二人目のアンドロイドが襲い掛かる。

しかし、その二人目もコリスの肱打ちに腹を攻撃され、ハイキックで倒された。

アンドロイドたと「ビエエェェェン・・・・!!」 アンドロイド二人を倒したコリス。だが、

凍ったサキが乗せられているバンが既に、走り出したのであった。

コリス「あっ!しまった!車が・・・・・!!」 コリスは必死に走ってバンを追うが、

バンの速さに敵わず車はそのまま去ってしまった。コリスは残念がった。

コリス「く・・・・・っ!僕がもっと早く気づけば・・・・・!隊長に報告しないと・・・・。」

コリスはサキを攫われてしまった事を悔やみながら、基地へと戻った。


夜のDGC基地に戻ったコリスは、さっそくモモに状況を報告した。

モモ「ええっ!!?サキが攫われた!!??」

コリス「はい・・・・・。ごめんなさい・・・・・。僕が早く気づけば・・・・・・!」

コリスはサキを救えなかった悔しさを表しているかのように拳を握り締めている。

シュドー「いや、コリス。お前は悪くないさ。」

テブリッシュ「悪いのは全て、あのアンドロイドのせいなんだ。そう自分を責める事はない。」

コリス「でも!僕は・・・・・・っ。」

イチゴ「もっと自分に自身を持つんだ。今度は僕たちが助けようじゃないか!」

モモ「イチゴの言うとおり、明日、サキを助ける作戦を考えておかなくちゃねっ!」

コリス「・・・・・・っ。ありがとうございます・・・・・・・。」

コリスは皆の優しさに触れて、落ち着いて少し微笑む。

モモ「・・・・・ってなわけで、今日のところは解散ね。皆、それぞれ帰っていいわ。」

テブリッシュ、シュドー、イチゴ「はい・・・・・。」  3人はそう聞いて司令室から出た。

コリス「じゃあ・・・・僕も・・・・。」  コリスも司令室へ帰ろうと歩くが、モモが呼び止める。

モモ「コリス!あんたはまだ帰ってはいけないわ・・・・。」

コリス「ね・・・姉さん?でも・・・・・。」

モモ「サキを助けたいんなら・・・・・ちょっと私の話でも聞いてなさい?」

コリス「話・・・?サキさんを助ける方法が見つかりましたか?」

モモ「まあね。一緒に外に出る?今に面白いところが見れるわよ。」

コリス「は、はい・・・・・。」 モモが歩くと、コリスが彼女のあとについていく。

二人は司令室から出て、さらには基地から出ていった。二人は夜の外に立っていた。

コリス「姉さん・・・・・。一体何をする気ですか・・・・?」

モモ「うふふふふ。来たわね?」

コリス「え・・・・?あっ!!」  コリスは目の前から来る何者かを見て驚いた。

その何者とは、太そうな青い犬と紫の小ザルと小さな黄色い小鳥の3匹だった。

コリス「ね、姉さん!!変な物体が・・・・・!!」  コリスは慌ててそう言うと、モモは少し怒った。

モモ「変な物体じゃないわよっ!あいつらは・・・私のお供なのよ?」

コリス「お、お供・・・・?」  そして、モモのお供たる3匹もコリスの前に立つ。すると・・・・?

紫色の小ザル「モモの言うとおりだい!僕たちは変な物体じゃないぞ!!」

黄色い小鳥「全く!こいつがモモの弟!?私たちを知らないなんてロマンじゃないわねぇ~!」

青い犬「わしらは昔からモモをサポートしたお供であるぞぃ!」

コリス「しゃ、しゃべったあぁぁぁ!!?」

コリスは3匹の動物が人間の言葉を喋れた事に
驚く。モモは冷静に3匹にこう言った。

モモ「また会ったわね。クックブック、チャーモ、ルピピ。」

コリス「クックブック?チャーモ?ルピピ?」  コリスはまだその名を知らなかった。

青い犬「いかにも、ワシがクックブックだわん。」

紫の小ザル「ボクはチャーモだよ!」  黄色い小鳥「私はルピピよ。」

そう、かつてモモをサポートした3匹のお供。青い犬がクックブック、紫の小ザルがチャーモ、

黄色い小鳥がルピピである。今、コリスはここに初めてこの3匹と対面したのだ。

コリス「あ・・・・・あなたたちが、姉さんのサポートを・・・・!?」

チャーモ「そっ!僕たちはモモの活躍を何度も支援したのさっ!」

ルピピ「今でも、あたしたちはモモのサポートをこっそりしているわ!」

クックブック「おぬし。マリンナーサでわしらの活躍を聞いてないかの?」

コリス「えっ!?・・・・・あっ!思い出した!!」


これはコリスが幼い頃のお話。当時の彼はマリンナーサで母、王妃様とお話をしていた。

王妃様「コリス。あなたのお姉さんにはね、3匹のお供がいましたの。」

コリス「3匹のおとも?」

王妃様「そう。犬のクックブック、サルのチャーモ、小鳥のルピピ。

あの3匹はモモをいつも助けてくれる、優しい動物たちなのですよ。」

コリス「そうなんだぁ・・・・。」

王妃様「今、テレビで3匹の活躍を放送するから、一緒に見ましょうね^^」

コリス「うん^^」 こうして、二人はテレビでモモと3匹のお供の活躍を見ていた。


現在。コリスは今になってやっと思い出したのであった。

コリス「そうか・・・・!あなたたちが姉さんのお供をしてくれたんですねっ!!

忘れていました・・・・。あなたたちの活躍を昔、テレビで見ていたところを・・・・。」

チャーモ「おう!僕たちの活躍、かっこよかっただろ!?」

ルピピ「とってもロマンチックでしたでしょ?」  コリス「はい^^」

クックブック「・・・そうじゃ!モモ!!ついに敵のアジトがわかったんじゃ!!!」

モモ「っ!ついに見つかったのね・・・・・!!」

つづく

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こうして、フライングファイターは通常バルカンを使って、敵の進行を止めようとした。

フライド・チェイサー「グウウウウゥゥゥゥゥゥワアアアアアアアァァァァァァァァァ」

フライドチェイサーはバルカン攻撃を受けたが、効果はあまりない。

しかも、スピードが速いためほとんど攻撃を外してしまう。フライングはフライドに近づく。

危うく衝突しそうになった時、フライングが右の方へ飛び、なんとか避けられた。

そして、フライングファイターはフライドチェイサーの背後へ飛ぶ。後ろから攻撃する気だ。

今度はレーザーバルカンで、フライドチェイサーの後ろ部分を攻撃した。

しかし、敵はやはり速度が高いので、少ししか命中せず、多くの弾が届かなくなった。

もう一度フライングがレーザーバルカンで試みるが、結果は同じらしい。

清水「ビーム砲で動きを止めなさい!!」  フライングファイターは青いレーザー光線を発射。

光線はフライドチェイサーの後ろ部分に命中し、そこが爆発した。 ドカアァァァァァン

フライド・チェイサー「グウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥワアアアアアアアアァァァァァァァァ」

すると、フライドは攻撃が効いたか足が滑り、扱けてしまった。

光次郎「敵が扱けた!今のうちに・・・・っ!!」

フライングファイターはフライドが倒れている間に、レーザーバルカンで総攻撃をかけた。

ビビビビビビビビビ ドカアァァァンドカドカァァン  倒れているフライドチィイサーは、

無数のレーザーバルカンを受けるが、その痛みに耐えながらゆっくり立ち上がろうとする。

フライングはもう一度レーザーバルカンを使い、敵を立たせないように攻撃する。

しかし、フライドは攻撃に耐え抜いてついに立ち上がってしまった。

フライド・チェイサー「グウウウゥゥゥゥゥゥゥゥワアアアアァァァァァァ」

フライングはまたレーザーバルカンで攻撃するが、フライドチェイサーはその攻撃に耐えながら、

口から火炎を吐いて、反撃に出た。フライングは危うく、その火炎攻撃を避けた。

フライングファイターはレーザーバルカンで攻撃して、敵をひるませる。

フライドは再び火炎を吐くが、また避けられてしまう。その時、ティーザルがこう叫んだ。

ティーザル「フライドチェイサー!!とっておきの武器を見せてやれぃ!!」

フライド・チェイサー「グウウウゥゥゥゥゥゥゥワアアアアアアァァァァァァァァ」

フライドチェイサーの背中の装甲が開き、そこから無数のミサイル弾が飛んで来た。

その無数のミサイル弾がフライングファイターの方に向かって飛んで来た。

桜「これは・・・・っ!!?」  清水「対空誘導弾だ!!避けろっ!!」

光次郎「野沢さん・・・・!っ!?」  その時、光次郎は野沢が何故か苦しそうなところを見た。

野沢「はぁ・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・・!」 野沢は少し赤くなって息をして胸を抑えていた。

光次郎「の、野沢・・・・さん・・・・?」  野沢「・・・・っ!む・・・・胸が・・・・・!」

その時、無数のミサイルがフライングに近づいてしまう。それを見た光次郎は驚く。

光次郎「ああ・・・・・っ!!!」  このままでは、フライングが破壊されてしまう。その時。

見た事のある強烈な光が発して、それを浴びた無数のミサイルが爆発した。

これにより、フライングファイターは救われた。しかし、さっきの光は・・・もしや!?

光次郎「・・・・・・っ!え?・・・・あ!マリオネットライター!!!」

そう、空からマリオネットライターが飛んで来て、フラッシュブレイカーで敵の攻撃をかき消して、

フライングファイターを守ったのだ。光次郎は彼女の登場を見て、笑顔になる。

マリオネット・ライター「えぃ!!」  そして、ライターは着陸して、フライドと対峙する。

桜「ライター!来てくれたのね・・・・!」  清水「あとはライターに任せよう!!」

フライド・チェイサー「グウウウウウウウゥゥゥゥゥワアアアアアァァァァァァァァァァ」

マリオネット・ライター「でぁ!!」  両者は戦いを始める。ライターはフライドの顔を掴む。

フライドチェイサーは必死に首を振るが、ライターは容赦なく敵の体を蹴りつける。

マリオネット・ライター「えいっ!!てや!!むぅぅぅ・・・・!」

二回蹴ったライターはフライドチェイサーの口をこじ開ける。しかし・・・・。

マリオネット・ライター「うわああぁぁぁぁぁぁ!!?」  突然、フライドが口から火炎を吐いたので、

マリオネットライターは危うくこれを避け、フライドチェイサーから離れた。

フライド・チェイサー「グウウウゥゥゥゥゥワアアアアアァァァァァァァァ」

マリオネット・ライター「く・・・・・っ!!シュートフラッシュ!!!」

マリオネットライターはシュートフラッシュを発動した。左手の2本の指から、

クロス状の緑色の光が発すると、フライドチェイサーの体が爆発した。しかし、粉々になってない。

フライド・チェイサー「グウウウゥゥゥゥゥゥゥワアアアアァァァァァァァ」

攻撃を受けたフライドは怒ってライターの前へ走った。体当たりする気か?

マリオネット・ライター「はっ!!・・・っ!」  ライターはハイキックで向かってくるフライドの首を、

蹴り上げた。そのため、フライドは一瞬ひるみ、さがった。その後、ライターは何故か、

いきなりフライドに背を見せて走り出した。逃げ出したのか?それとも・・・・。

マリオネット・ライター「できるだけ、街から遠い場所へ誘導しなければ・・・・・っ!!」

ティーザス「フライドチェイサーよ!追え!!」

フライド・チェイサー「グウウウウゥゥゥゥゥワアアアアアァァァァァァァ」

フライドチェイサーは物凄い速さで走り、マリオネットライターに追い抜いた。

マリオネット・ライター「あっ!くぅ・・・・!!」  ライターは抜かされた事に怒って、

さらに速度をあげて、走りフライドチェイサーを追い抜いた。ライターのスピードは、

フライド・チェイサーと同じ走りをする程であった。ライターは後ろから走ってくるフライドに、

まるでついてこいと言うように手を振る。フライドは怒った全速で走りまくる。

フライド・チェイサー「グウウウゥゥゥゥゥゥゥワアアアアアァァァァァァァァ」

フライドチェイサーはまたもライターを抜いた。ライターも負けずに全速で走る。

ライターはまたフライドを追い抜く。しかし、フライドがまた追い抜いては、

次にライターがまたまたフライドを追い抜く。両者とも走りが互角らしい。

時に、ライターが追い抜いたフライドをキックやチョップで叩きつけたりもした。

しかし、フライドも追い抜こうとするライターを蹴ってひるませたりもした。

追い抜いたライターは回転蹴りで追い抜こうとするフライドをひるませる。

しかし、フライドがまたライターを追い抜いてしまう。両者はそのまま走り続ける。

フライド・チェイサー「グウウウウゥゥゥゥワアアアアアアアァァァァァァ」

マリオネット・ライター「はぁ!はぁ!このままでは・・・・・・!えぇぇい!!」

マリオネットライターの胸のクリスタルが赤く点滅を始める。タイムリミット4分が近い。

ライターはジャンプして、フライドチェイサーに馬乗りになった。まるで駝鳥に乗る少女だ。

マリオネット・ライター「くうぅっ!なんて速いの・・・・!!振り下ろされそうだわ・・・・!!」

フライドチェイサーは自分に乗っているライターを振り下ろそうと全力で走った。

マリオネット・ライター「てぃ!ふん!!」 そのままライターは敵の頭をチョップで叩き続ける。

しかし、胸のクリスタルの点滅が早くなっていく。間もなく4分に近い。

マリオネット・ライター「もう時間がない・・・・!えい・・・!」

ライターはジャンプして、自らフライドから降りて奴から離れる。

フライド・チェイサー「グウウゥゥゥゥゥゥワアアアアアァァァァァァァ」

フライドは後ろにいるライターに向いて走りを止めた。ライターは左手を敵に向ける。

マリオネット・ライター「ライドシュート!!」  マリオネットライターがライドシュートを繰り出し、

フライドチェイサーをひるませた。その時、ライターはいきなり空を飛び去った。

マリオネット・ライター「っ・・・・・!」 ライターはもはや時間がないので、あえなく引き上げた。

ティーザル「フライド。お前も戻って修理してもらえ!」 どうやら敵も退くつもりであった。

フライド・チェイサー「グウウウウゥゥゥゥゥゥゥワアアアアァァァァァァァ」


戦いが一時終わり、隊員たちは第6分隊の基地の司令室に戻った。

しかし、野沢は赤くなりながら息をしていて、やがて倒れていった。

つづく

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今日もシャークックアイランドでは戦争が起きている。グランティと戦い、

ジグソーを争奪しているクラッシャーの少年少女。一方、バンジョーたちは、

素晴らしき金色の宝箱があると聞いて・・・・・・。

次回、「黄・金・争・奪」!  この島で一番輝く黄金はなんなんだ!?

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?バンカズファースト第12話。

今回は1話完結と行こうと書いてみましたが、どうでしょう?

この話で登場した砂の城と、その入り口を作るカギとなるバケツのリーキーの事ですが、

原作では、湖の水を汲み上げたそうですが。そのリーキーは何もしてないように見えながらも、

湖の水が勝手に減っていって砂の城に入れるようになりましたな^^;

小説では、ちゃんと汲み上げるように見えるようにしようと、

神秘の能力っぽく見える技(いわゆるカービィの吸い込みみたいなもん(ぁ)で、

湖の水を汲み上げてもらいました。そして、平和を望む一般のスピニットの村も、

出しましたが、あれはオリジナルなので原作のゲームでは、

プレイヤーに味方するスピニットもその村も実際ありません。

あと、この話の強敵たる黒いスピニット。私はこいつを、

勝手に【スピニット・ブラック】と名づけたり(爆) 彼は普通のスピニットより、

少し強そうだったので、小説でそれらしさを調教したりしました。あと、彼は、

グランティではありません。あと、口から吐く火炎攻撃は小説だけのオリジナル要素なので、

実際のゲームでは絶対に火炎攻撃はありません。ご了承くださいです(

あと、ブラックの過去も個人的に勝手に描いてみたり(ぁ

次回はおたからザクザクびーち編がヒートアップするかと思います。

あの宝箱の奴も登場したりもします。あと、次回のタイトルですが・・・・。

【黄・金・争・奪】・・・・。ただ簡単に【おうごんそうだつ】と呼べば幸いです・・・・^^;

それでは。

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スピニット・ブラック「・・・・・・っ!?速い・・・!??」

スピニットブラックはカズーイが素早く走って、物凄い速さで避けられた事に驚いた。

プルレス「カズーイダッシュだ!!」  エレナ「敵はあまりのスピードにビックリしたわ!!」

カズーイ「このまま逃げながら作戦を立てないと・・・・・っ!」

スピニット・ブラック「ほう・・・・・!では、私も・・・・・・!!」

カズーイは物凄いスピードで走っている。だが、スピニットブラックもいきなり俊足で横に走った。

バンジョー「なっ!?敵がすぐに追いつく・・・・・!!!」  カズーイ「・・・っ!!」

スピニットブラックも物凄い速さでカズーイとバンジョーに迫る。

カズーイは敵の攻撃を避けようと、横に曲がって走った。しかし、スピニットブラックは、

一瞬止まり、走る二人に横姿を見せて再び高速移動を開始して追いつく。

バンジョー「な・・・・なんだって・・・・・!!?」

スピニット・ブラック「ふははははははははは!!!!!走りでも負けぬつもりよっ!!」

バンジョーとカズーイ「くぅ・・・・・・っ!!」  カズーイとスピニットブラックはお互い、

素早い走りを披露しながら、周りを走り回っていた。

プルレス「す・・・・凄い・・・・・・!!」  エレナ「ど・・・どっちが勝つの・・・・・!?」

ボトルズ「・・・・・黒いスピニットの伝説は・・・・太古の昔にありました・・・・・!」

エレナ「え!?い・・・・いきなり何を言うの・・・・!?」

ボトルズ「・・・・この城に来て、ある重要な事を思い出して、今やっと。その謎が解明できました。」

プルレス「重要な事・・・?解明・・・・?」  カズーイとブラックはまだ走り続けている。

カズーイ「くっ!このままでは限界が来るわ!!バンジョー!ダッシュを止めるわよ!!」

バンジョー「わかった・・・・・!」  バンジョーがそう言うとカズーイは両足をリュックに引っ込めた。

バンジョーは両足を床に着くが、とても高速移動の影響か少し足がずれていた。

バンジョー「・・・・・っ!てやあぁぁぁっ!!!」 そして、バンジョーはすぐに目の前に迫る、

スピニットブラックに向かってジャンプ。高いジャンプ力でブラックを通り越した。

スピニット・ブラック「むっ!?」  ブラックは後ろの方を向いた。そこにバンジョーが着地する。

バンジョー「よし!間合いに入ったぞ!!」  カズーイ「くらえ!!タマゴミサイル!!」

カズーイはタマゴミサイルを何発か発射し、スピニットブラックを攻撃した。

スピニット・ブラック「ぐおっ!?くっ!!・・・・っ!!」  何発かのタマゴ攻撃を受けたブラックは、

その激痛にひるみ始める。ブラックが初めてピンチを見せた。

バンジョー「よしっ!ついにダメージを与えたぞ!!」  カズーイ「このまま撃ち続ければ・・・・!」

スピニット・ブラック「ふふふふふふ・・・・!確かに私はこれに苦痛を感じているが・・・・?

いつまでひっくり返らせられますかねぇ?」  思えば、ブラックは何度タマゴ攻撃を受けても、

裏返らなかった。そして、残った数のタマゴを両方のハサミを左右に振って跳ね返し、破壊した。

スピニット・ブラック「むぅん!!!」  バンジョーとカズーイ「ああっ!???」

ボトルズ「・・・・この前、僕はある辞典を読んだ時、砂の城に関するページがあったんです。

その砂の城には太古よりシャークックアイランドに存在し、その城を攻めようとした者の前に、

黒き巨大な蟹が現れると書かれていました。それが、今バンジョーとカズーイが戦っている、

このスピニットブラックです・・・・!」 ボトルズはスピニットブラックに指を差した。

バンジョー「ツメツメパンチ!!!」  バンジョーはツメツメパンチで連打攻撃にかかる。

スピニット・ブラック「ほう!ラッシュ攻撃ですか・・・・。では、こちらもぉ・・・・!

オラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!」  ブラックもハサミによるラッシュ攻撃で、

バンジョーの連続パンチに対抗。バンジョーの連打とブラックの連打が激突した。

バンジョー「おおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」

スピニット・ブラック「ゥオラアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」

バンジョーの拳とブラックのハサミが多いにぶつかり合う。激しい拳と拳のぶつけ合いだ。

スピニット・ブラック「うぬ!?」  そして、バンジョーはいきなりラッシュを止めた。

ブラックはこれを見て動揺するが、今度はいきなりカズーイが攻撃を仕掛けた。

カズーイ「キキツキアタック!!!!」  カズーイの連続突きに、ブラックがひるむ。

スピニット・ブラック「うぐぅ・・・・っ!!なんのぉ・・・・これしきゃあぁぁっ!!!」

スピニットブラックはハサミを思いっきり振り上げて、バンジョーの腹を殴った。

バンジョー「ぐは・・・・・あぁぁ・・・・!!!」  バンジョーは痛みのあまり血を吐いた。

ボトルズ「その黒き巨大な蟹はとてつもなく凶暴な力で進入せり愚かなる者を次々と、

その命を奪い続けていました。ですが、それにはワケがあったのです。太古の城には、

美しい人魚のお姫様がいたのです。スピニットブラックはずっと昔から・・・・!」

プルレス「そのお姫様を守るためにこの城で、攻めてくる敵と戦い続けたんですね・・・!」

エレナ「あいつ・・・・。見かけによらず、メルヘンなところもあったのね・・・・・。」

ボトルズ「ですが・・・・。そのお姫様は寿命のため、死んでしまいました・・・・・!」

プルレス「えっ!!??」  エレナ「じゃあ・・・・!なんであいつは今でもこの城に・・・・!?」

二人はブラックが守っていた姫君の死に驚く。ボトルズは何所か切なさを見せながら話し続ける。

ボトルズ「そこまでは辞典には書かれていませんでした・・・・!でも、僕には・・・・。

わかる気がします・・・・!奴は、この城を姫の形見として守り続けているんだ!!」

バンジョー「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」  スピニット・ブラック「ぬっ!?」

バンジョーは高いジャンプでブラックの真上に跳んだ。そして、カズーイの嘴を敵に向けた。

バンジョーとカズーイ「くちばしバスター!!!!!」 そして、二人は強力なくちばしバスターを、

スピニットブラックに叩き込んだ。すると、ブラックはあまりの激痛についに裏返った。

スピニット・ブラック「ぐああぁぁぁぁぁ!!!?」  バンジョー「やった!!ついに裏返った!!」

カズーイ「前に一撃で死んだスピニットがいるくらい強力な必殺技だからね!!」

スピニット・ブラック「ぐぅ・・・・!!守らねば・・・・!かつて愛しかった姫様の城をおぉぉぉっ!!!」

ブラックは昔愛した姫の眠る砂の城を守る執念のためか急に立ち上がった。

カズーイしつっこいわねぇ!!!」  バンジョー「こいつを攻略するには・・・・・っ!!」

スピニット・ブラック「姫様・・・見ててくださいっ!!!スピニッツ・フレイム!!!!!!」

スピニットブラックは口から赤黒い火炎を吐いた。その時、ボトルズが叫ぶ。

ボトルズ「気を付けて!!辞典によると、その火炎を浴びた者は必ず灰になっちまいます!!!」

バンジョーとカズーイ「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!とんぼがえりジャンプ!!!!」

バンジョーとカズーイはとんぼがえりジャンプでブラックの火炎攻撃を避け、

敵の真上へ跳んだ。そこへ再びくちばすバスターを繰り出した。

バンジョーとカズーイ「くちばしバスター!!!」 スピニット・ブラック「ぅおああぁぁぁぁぁ!!!!」

ブラックは再びくちばしバスターを受けて裏返る。しかし、また立ち上がる気だ。

スピニット・ブラック「ま・・・まだ・・・・!!」  しかし、バンジョーとカズーイはまだ宙に浮いていた。

バンジョーとカズーイ「リバースバスター!!!!」  バンジョーとカズーイは、

そのまま再びくちばしバスターを繰り出し、ブラックの赤い部分に直撃した。

スピニット・ブラック「う、うぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

そして、その赤い部分が嘴が突きたてたところからヒビが大きく入った。

スピニット・ブラック(姫様・・・・・間もなく・・・・貴方の側へ参りますぞ・・・・・・。)

ブラックは涙の溢れる目を閉じる。すると、スピニットブラックはついに、

体が爆発するような勢いで粉々になった。砂の城の守護神はこの一戦でこの世をこの世を去り、

天国にいる太古の砂の城の姫君の元へと旅立った。バンジョーとカズーイは勝利をつかんだ。

ボトルズ「・・・・・辞典によれば、この城は昔ではもっと大きかったと聞きます。

それが、自然のせいか今はこの部屋でしかない程、小さくなってしまったのですね・・・・。

太古の姫君はこの部屋でパズル遊びをしていたそうなんです・・・・。」

エレナ「・・・・本当は優しかったのね、あの黒いスピニットは・・・・。」

プルレス「・・・・・なんか、可哀想だね・・・・・。でも、僕たちは・・・・。」

そして、バンジョーはオリのところに来て、その中に輝く物を見つける。それは、ジグソーだった。

バンジョー「・・・・ゴールデン・ジグソーだったのか。これが褒美なのか・・・・。」

カズーイ「なんか気まずいかも知れないとも思うけど、あたいたちは、

グランティを倒すなに必要なんだわ。悪いけど、もらうわね・・・・!」

バンジョーはまたジグソーを手に取り、ゲットした。これで10個となった。


かくして、5人は砂の城から出て、地上に戻った。しかし、この時は夕日であった。

5人はそれぞれ切ない思いで、誰もいなくなった砂の城を見つめていた。

プルレス「・・・・本当にこれで、いいのだろうか?」  カズーイ「ん?何が?」

ボトルズ「僕たちは・・・・太古から続けられた想いを断ち切ってしまった気がするんです。

それが・・・・僕にとっては辛いと思うんです・・・・・。」

バンジョー「でも・・・・僕たちはグランティを倒すために、やるべき事をやらなきゃいけない事もある。」

エレナ「私も・・・・海賊としての誇りをかけて戦わなければならない。」

ボトルズ「・・・・たとえ、相手がなんであろうとも・・・言うのですか!?」

エレナ「時には戦わなきゃいけない事もあるのよ・・・・。やりたくなくても、

やらなきゃ・・・・前へ進めないかも知れない事もある・・・・・っ!」

エレナは手をぐっと握り締める。しかし、すぐのゆるめ、少し微笑んだ。

エレナ「・・・・・さぁ!皆、帰りましょ!!海賊船へ!!!」

バンジョーたち「うん!!!」  カズーイ「ところで、あのバケツが見当たらないわね。」

プルレス「さぁ?もうどっか行ったんじゃない?」

ボトルズ「きっと何か事情が起きたのでしょう?でも、また会えると思いますよ^^」

プルレス「そうですねw」  バンジョー「それじゃ、帰ろう!!!」

こうして、オレンジに輝く海に囲まれた島での一日を終えようと、そして、

その日での喧嘩の傷を癒そうと、5人は海賊船へと帰りました。

それにしても、この島に砂の城があるとは驚きでしたね。その城には、

太古の姫と一匹の怪物の愛を繋がっていたのです。たとえ、この城の財宝たる、

ジグソーがなくても、姫君と怪物はあの世で再び愛し合える事でしょう。

そして、バンジョーたちと出会ったバケツの少年、リーキー。

彼は再びバンジョーたちに会う事になるでしょうか?いずれにせよ、

この島がグランティの支配下である限り、バンジョーたち・・・・そして、

クラッシャーは戦い続けるでしょう。それは、あまりに過酷な物語なのです・・・・。

次回に続く

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今回のザ☆マンはおもしろそうなゲストが出てきます。

そして、科学警備隊の新メカも初登場します。

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