忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[365] [366] [367] [368] [369] [370] [371] [372] [373] [374] [375]
モモ「サキ!!シュドー!!やはり来たのね・・・・!」

テブリッシュ「援護射撃に感謝するぞ!」

シュドー「ああ。ところで、隊長はコリスとイチゴを見つけましたか?」

モモ「いえ・・・・。全く見つかってないわ。あなたたちは?」

サキ「私たちの方も、コリス君とイチゴさんを発見する事ができてません・・・・。

でも、ウルトラマンクリスタルが怪獣と戦っているところならありました・・・・!」

モモ「クリスタルと怪獣が!?」

テブリッシュ「と、言う事は・・・・。やはり、この日本に怪獣が出現したって事か!

もしかしたら、さっきの怪人たちも奴の仲間だと言うのか・・・・!?」

シュドー「そうなんだ!魔人ブリガディアって空から恐ろしい顔を出した奴がこの日本に、

多くの怪獣や今出てきた怪人どもを送ってきたらしいんだ!!」

モモ「魔人ねぇ・・・・。どうりで日本科学特捜隊がイチゴに応援要請したワケか・・・。」

サキ「まさか・・・・。イチゴさんとコリス君が魔人の手に・・・・・!?」

モモ「じょぶじょぶ大丈夫!あの二人ならきっとなんとかしてくれるわよ!

それに、一刻も早く魔人を倒さなければ地球に危機が訪れるかも知れないわ・・・・!」

サキ「それに、街で情報収集もしてみましたが。どうやらイチゴさんがかつて所属していた、

日本科学特捜隊が怪獣軍団との戦いで相打ちとなり、戦力が多く失われたそうです。」

シュドー「自衛隊や防衛隊も魔人の存在を知らず、多くの怪獣たちとの戦いで、

ほとんどが機能停止を受けてしまったそうです。今の防衛戦力はあまりに少なすぎると・・・。」

テブリッシュ「なるほど。それもイチゴに応援要請をした理由ってワケか・・・。」

モモ「こうなれば、我々アメリカのDGCがこの日本を防衛しちゃおうじゃない!!

魔人とやらをやっつけて、この国の平和を取り戻そーう!!」

モモが元気よく手をあげて、そう言うと、他の隊員たちも敬礼して了解する。

隊員たち「了解!!!!」   サキ「・・・・ところで、寝る場所はどうしますか?」

モモ「あ!そ・・・そういえば、ここ、私たちの国じゃないから、寝る場所決まってないわね;

ま、まァ適当に何処かホテルにでも寄っときましょう・・・ね^^;」


そして、朝となった。街並みから朝日が昇っていく。

杏の家の部屋では、コリスと杏、そしてシャムガソネがいた。

杏「・・・・本当に行くの?魔人の住処に・・・・・。」

コリス「ええ・・・・。このままでは、日本は完全に魔人に支配されてしまう・・・・!

そうなる前に、魔人を倒さなければならないと思いまして・・・・・。

イチゴさん!魔人は何所にいるか、知っていますか・・・・!?」

シャムガソネ『・・・・・ずっと意識がなかったから、奴のアジトが何所なのかはわからない・・・・。

でも、奴のアジトは暗闇の世界だ。きっと何処かに必ず入り口があるハズなんだが・・・・。』

コリス「わかりました。それでは、奴のアジトをくまなく探してきます!」

杏「気をつけてね。コリス君・・・・・。」

シャムガソネ『魔人は凶暴で、いかなる手段も選ばず恐ろしい事なら、

なんでもするだろう。気を付けて、行動してくれっ!』

コリス「はい。それでは、行ってきます!!」  コリスは敬礼して、すぐにこの家から出た。

杏「・・・・行ってしまったわ。本当に大丈夫なの?イチゴ・・・・。」

シャムガソネ『ああ。何せ、彼はDGCの一員、僕のかげないのない仲間なんだから♪』

杏「・・・・イチゴ。憶えてる?あの時の事・・・・・。」

シャムガソネ『あの時・・・・・?ああ。僕が科特隊からアメリカのDGCに転任する頃ね・・・・。』

杏「ええ・・・・。あの時は辛い別れだったわ・・・・・。」


これは、イチゴがまだ日本科学特捜隊の隊員であった頃の話である。

当時、科特隊の服を着ていたイチゴは、杏の家(その頃は現在と同じマンションである。)で、

杏と話をしていた。杏はイチゴからある話を聞いて、驚く。

杏「ええっ!!?アメリカへ行くゥ!!??」

イチゴ「そうなんだ。怪人ギラギンドの奴が、どうやらアメリカへ逃げ込んだらしいんだ。」

杏「ギラギンドが!?あの殺し屋め・・・・っ!いくらイチゴに敵わないからって・・・・!」

イチゴ「キャップは僕のエリート隊員の力を信じて、命令したからね・・・・・。

でもね。それだけじゃないんだ。」    杏はその言葉にきょとんとする。

杏「それだけじゃない?どういう事・・・・?」

イチゴ「実は・・・・今までの僕の活躍が、アメリカにも評価されていたんだ。

その功績によって、科特隊から、アメリカのDGCに転任する事になったんだ。」

杏「て・・・転任するって!?アメリカの防衛軍に・・・・!?」

イチゴ「うん・・・・。本当は僕もそんな事になると思っていなかったんだけどね・・・・・。」

杏「じゃ、じゃあ・・・・。イチゴ、これからアメリカに住むって事・・・・!?」

イチゴ「そうさ。・・・・悪いけど、お別れになるかもね・・・・・。」

杏「・・・・っ。そんな、イチゴと別れるなんて・・・・。近いうちに結婚するかも知れないのに・・・・。」

杏は悲しそうになった。愛していたイチゴとお別れするのが自分にとって凄く嫌な事であろう。

杏「私・・・・いやよ!イチゴと別れるなんて嫌よっ!!」

イチゴ「そりゃ僕だって杏とは別れたくない。でも、これは仕方がない事なんだ。

現実なんだ・・・・。でも、忘れないで欲しい。たとえ、違う国で離れ離れになろうとも、

僕と君はいつまでも結ばれていると言う事を・・・・・っ!」

杏「いつまでも結ばれている・・・・。そうだよね。私とあなたは、

いつまでも一緒なんだよね・・・。たとえ、遠く離れていようとも・・・・・。」

杏は小さな涙が目に潤しながらも、微笑んでそう応えた。

イチゴ「そうだ。僕たちはいつでも一緒さ!大丈夫。僕は死なないよ。

必ず生きて、君とまた会おうよ。それまで・・・・ちょっとだけ待ってくれる?」

杏「・・・・・・うん。」   そして、イチゴと杏は抱き合っていたのだ。

現在の杏(そう。これがイチゴがアメリカに行く理由であった。そして、

私とあなたはついに再会した。全く違う現実の世界で・・・・・っ!)


そして、現在。イチゴと杏は確かに再会できた。しかし、今のイチゴは、

魔人によって、あまりにも変わり果てた姿として、彼女と再会したのであった。

杏「まさか・・・・・。久しぶりに帰ったあなたの姿がこんな姿だったなんて・・・・。」

シャムガソネ『ごめん・・・・っ。僕が油断したせいで・・・・・。』

杏「いいのよ。悪いのは、全部・・・・魔人なんだもの・・・・。それにしても、

昔のあんたは女の子のように可愛かったのに・・・・今はこんなんじゃねぇ・・・・・。」

杏は切そうな表情でありながらも少し微笑んで、シャムガソネの頬に触れる。

シャムガソネ『杏・・・・。確かに、この醜い姿じゃ・・・・どうしようもないね・・・・。』

杏「でも・・・・心は汚されてないから、それでもいいんじゃない?」

杏はそう言いながら、怪人の顔を放す。シャムガソネは窓から青空を覗く。

シャムガソネ『・・・・かも知れないね。・・・早く魔人を倒さないと・・・・っ!』

シャムガソネはそう言いながら、手を握り締めた。


コリスは魔人の住処の在り処を探そうと、街中を走っていた。

コリス「どこだ・・・・っ!魔人め・・・・・!!」

コリスは必死に魔人を探すように走り続けた。街では、少ない人々が、

それぞれ絶望しているかのように座り込んでいたり、とぼとぼ歩いていた。


コリスはそんな絶望に満ち溢れようとしていた街を走る。しかし、その彼の姿を、

謎のスクリーンで映して見ている者がいた。その者のいる場所は、暗闇の世界。

そして、その者は両腕が大きなトゲになっていて、他の身体が紫と青に混じっている。

顔も紫と青に混じっていて、マスク状の口の部分だけが赤い。目が怒っているように見え、

黄色く輝いている。そして、頭に2本の角が突き出ている。そう、こいつこそが、

日本を支配しようと企み、イチゴを醜い魔物に変えた悪鬼魔人・ブリガディアである。

ブリガディア『グルルルルルルル!!!マリンナーサノ王子メエェェ・・・ッ!!

アクマデ、俺様ヲ倒ソウト走ッテイルカ!?ダガアァ!ソウハサセン!!!

我ガ白兵戦用ノ怪獣兵士ノサッチマンヨ!!コノ小僧ヲ始末セヨッ!!!!

ソシテ、コノ世界ヲ怪獣ノ楽園ニスルノダ!!ガハハハハハハハハハハ!!!!!』


街のアスファルトを走るコリス。しかし、彼の周りに10匹くらいのサッチマンが出てきた。

サッチマン「キキッ!!」  「キキイイィィ!!」  「キキ!!!!」

コリス「っ!?お・・・お前たちは昨日の怪人たち・・・・・!!」  そして、他のサッチマンたちも、

地面から突き出て、建物の窓から飛び出して次々と現れていく。敵は複数に増えていく。

コリス「ち・・・・・っ!!この街では人が多くいるかも知れない・・・・・!」

サッチマン「キキイィ!!」  「キキッ!!」  そして、怪人たちが一斉にコリスに襲い掛かる。

コリス「くっ!このオォォ!!!」  コリスはウルトラシューターを乱れ撃ちして、

多くの周りのサッチマンを攻撃し、倒していった。しかし、敵部隊はまだ残っている。

そして、残りのサッチマンたちが既にコリスの近くに迫ってきている。

コリス「・・・・っ!とあ!!でぃ!!」  コリスは最初に迫るサッチマンを蹴り飛ばし。

次に迫るサッチマンを肱打ちでひるませ、他の怪人を蹴り上げては殴り飛ばした。

コリス「はぁっ!!うっ!?」  新たなサッチマンをアッパーで仕留めたコリスだが、

後ろから他のサッチマンに羽交い絞めにされてしまう。

サッチマン「キキ・・・・ッ!!」  「キキイイィ・・・・!!」

コリスの前にいるサッチマンがじわじわ嬲り殺そうとゆっくり歩く。

コリス「く!・・・・っ!は、放せ・・・・!!」  しかし、コリスは羽交い絞めにされて動けない。

サッチマン「キキィ!!」  そして、怪人がコリスを殴りかかったその時・・・。

コリス「てぃやあああぁぁぁぁ!!!!」  コリスはトリッキーなジャンプで、

後ろのサッチマンの羽交い絞めから逃れ、その怪人の後ろに立った。

サッチマン「キキッ!?キキイィィ!!?」  それにより、そのサッチマンは、

コリスを攻撃しようとしたサッチマンのパンチに顔を殴られ倒れてしまう。

コリス「っ・・・・!はあああぁぁぁっ!!!」

コリスはすぐに自分を殴ろうとした怪人を強烈なパンチで倒す。

つづく

拍手[0回]

PR
かくして、3人は事件を起こした見えない犯人を捜そうと、

一緒に街を歩いていた。しかし、何分もたったが何も起こらないそうだ。

街の人々はまだ、平和な一時を送っているが見えない犯人はいつ出てくるかわからないのだ。

光次郎「これだけ歩いたのに、全然見つからないな・・・・。」

青井「見えない犯人だからね。ってゆーか姿とか何もわかってないし・・・・・。」

桜「うん・・・・・。敵の正体はまだわからない。でも、このまま放って置けば、

また被害が起きるかもしれない。ここは、分かれて行動しましょ。」

光次郎と青井「了解!!!!」  そう聞いた青井が二人から離れて走る。

光次郎も走ろうとするが・・・・。桜はこう言って、彼を呼び止める。

桜「光次郎君。」   光次郎「・・・・ん?」

光次郎は桜に呼ばれて走るのを止め、彼女の方を向く。

桜「・・・・・死なないでね・・・・・。」   光次郎「・・・・・わかってるよ。ありがとう。」

桜が切なそうな表情でそう言うと、光次郎も微笑んで応えた。

光次郎「必ず生きて帰ろう!!!」   桜「ええっ!!」

そして、二人もそれぞれ離れて走った。SSPとしての使命を果たすために・・・・。


かくして、3人はそれぞれ異なる場所で見えない犯人を探していた。

しかし、それでもなかなか見つからない。やはり、奴は見えないのだから。

そして、光次郎は今でも、必死に見えない犯人を捜していた。桜や青井もそうしているのだが。

光次郎「どこだ・・・・・。どこにいるんだ見えざる敵め・・・・っ!」

光次郎は見えない敵を探すため、街並みを見回していた。

しかし、そこにいるのは平和な生活を送っている人々だけで、犯人の姿が全然見えない。

光次郎(サイレントガンを構えたら、近くの人々が驚くかも知れないし。

見えない犯人はどこから襲ってくるかわからない。今回の敵は確かに危険だな・・・・・。)

光次郎は順調に見えない犯人を捜すように歩いていた。その時、奇妙な事が起こった。

謎の影が光次郎の後ろのアスファルトに、謎の影が出ていた。

この影はゆっくりと光次郎に近づいてくる。しかし、この影は何かがおかしい。

影が光次郎に近づくたびに、両手を彼に近づけるように動かす。もしかして、この影の者が、

見えない者の正体では!?この時、丁度ここに桜と青井が彼のところに走ってきた。

桜「光次郎君!!」   青井「高町隊員!!」  光次郎「・・・・あっ!桜ちゃん。奈々ちゃん。」

二人が駆けつけた事に光次郎は気づく。3人が交流すると、謎の影はすぐに消えるように去った。

桜「・・・・・無事でよかった・・・・。ところで、見えない犯人は見つかった・・・・?」

光次郎「ごめんなさい。全く見つからなかった。二人はどうなんだ?」

桜「・・・・・っ。」  桜はガッカリするように顔を振る。どうやら桜は犯人を見つけられなかったそうだ。

青井「・・・・・こちらも、発見できなかったわ。やはり、敵は見えないそうね。」

桜「それに、奴の姿も全くわからない。・・・・今日はここまでにしま・・・・。」

桜が撤退命令を出そうとした時、急に近くのビルが爆発して吹き飛んだ。

桜「っ!!?」  光次郎「何だ!!?」   青井「いきなりビルが爆発した・・・・っ!??」

3人はビルが爆発したところを見て、驚く。他の人々もそれを見て急に逃げ出した。

そして、他の建物が何も起こってないハズなのに、急に崩れてしまった。

光次郎「あっちの建物が壊れていくぞ!!?」  桜「な・・・・なんですって・・・!?」

さらに他の多くの建物も次々と、それぞれ崩れたり、爆発していた。

青井「ど・・・・どうなっているの?まだ、何の前触れもないのに、

多くのビルが勝手に爆発していくなんて・・・・・・っ!!」

光次郎「まさか・・・・デスナイトの奴等が密かに、爆破テロを!!?」

桜「いいえ!今回はそのような事態はなかったハズよ!!だとすれば、一体何が・・・・・!!」

そう。これはデスナイトの工作テロによるものではない。何も起こってないハズなのに、

多くの建物が勝手に崩れたり爆発したりしているのだ。最初に爆発したビルも、

その中に一つだったのだ。一体、何が起こっているというのか。その時、街のアシファルトでは、

巨大な人間のように大きな影が暴れているように動いていたが、誰もこの事に気づかない。

街の建物は今でも次々と爆発していく。このままでは、街が全滅してしまう。

桜「と・・・とりあえず、ここは危険だわ!!我々も早く逃げましょ!!!」

青井と光次郎「了解!!!!」  こうして、3人もこの街から逃げようと走った。

街が段々と爆発していき、火の海になろうとしている。そうなる前に人々は必死に逃げ惑っていた。

桜「早く逃げて!!」  その時、一つのビルが爆発し、それにより、一つの瓦礫が飛んで来た。

光次郎「がっ!!」  その小さな瓦礫は光次郎の右肩に直接、あたった。

光次郎はこれにより、右肩を痛がり扱けてしまう。桜と青井がそんな彼に駆け寄る。

桜「あっ!光次郎君!!!」   青井「どうしたっていうのよ!こんな時に!!」

光次郎「く・・・・・っ!か・・・・肩が・・・・瓦礫にあたって・・・・・!!」

桜「え・・・・!?っ!!?」   そう聞いた桜が光次郎の右肩を覗いて見る。

瓦礫にあたった彼の右肩は今、服の一部が破れ、生の部分から血が出ているではないか。

桜はこれに驚き、自分の口を手で塞いだ。光次郎は激痛に耐えながら立ちあがろうとする。

光次郎「うぅ・・・・!右肩が痛すぎるけど、なんとか歩けるよ・・・・・っ!」

桜「でも、その傷の激痛じゃまた倒れるかも知れないわ・・・!」

桜はそう言いながら、光次郎の右腕を掴んで、自分の肩に乗せる。

光次郎「さ・・・・桜ちゃん・・・・?////」   桜「アクターシックスまで一緒に走ってあげるわ。」

桜は光次郎に肩を貸しながら、彼と一緒にアクターシックスへと走る。青井は一人で走っていた。

青井「・・・・・・・っ。」  青井はうかない顔で、今の光次郎と桜から目をそらした。


逃走の末、3人はやっとアクターシックスのところへ来る事に成功した。

しかし、今でも建物が爆発し続け、このままではこの近くにも被害が近づいてくる。

光次郎「やっとついた・・・・!」

桜がアクターシックスの後ろの席を光次郎に乗せた。光次郎はぐったりしたそうだ。

桜「・・・・大丈夫?」   光次郎「うう・・・・。まだ痛むけど、少し楽になったよ。」

青井「別に無理なんかしなくてもいいのよ。」   そして、青井も光次郎の隣の席に座った。

桜も前の席に座って、ハンドルを握りアクセルを踏んでアクターシックスを動かそうとした。

桜「さぁ!早く支部へ帰りましょ!!」  そして、アクターシックスが走り出し、

全速力で、この街から見事脱出できた。3人はそのまま支部へと帰っていく。


かくして、3人は第6分隊支部へと戻って行った。桜は司令室で、今回の件を春日に伝えた。

春日「建物が次々と爆発した!?」  春日はそう聞いて、驚く。

桜「はい。何があったかわかりませんが、とりあえず多くの建物が爆発したんです。

これは自然によるものでも爆破テロによるものでもありません。きっと、

デスナイトは何か違う方法で攻撃を仕掛けたのではないのかと思います。たぶん・・・・。」

春日「そう・・・・・。見えない犯人の連続殺人に続いて、理解不明の爆破事件とは・・・・。

・・・・ところで、高町隊員と青井隊員は?」

桜「はい。高町隊員は右肩を怪我してしまって、治療のため医療室にいます。

青井隊員も彼の看病のために、衣料室に・・・・・。」

春日「そう・・・・・。すぐ元気になるといいけど・・・・。」

桜「はい・・・・・。そうなる事を信じます。(・・・・光次郎君・・・・・。)」


その頃、SSP第6分隊支部の医療室では、光次郎が白衣の女性から治療を受けていた。

青井は彼が治療を受けているのを、心配そうに見ていた。

つづく

拍手[0回]

今回はヒロインたるムツミ隊員の優しい心が描かれる回です。

※あまりよく見てなかったので、ガセになるかも知れませんが、

本当に外れたらごめんなさい・・・;そうならないために、

ちょっと詳しく書かないようにします。ご了承ください。

拍手[0回]

シャムガソネは今、杏の部屋のベッドで眠っていた。

コリスと杏がそんな怪人を心配そうに見ていた。

シャムガソネ「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」   杏「・・・イチゴ・・・・・・。」

杏は眠るシャムガソネの手に優しく触れる。

コリス(・・・・杏さん、そんなにイチゴさんの事を想っているんだ・・・・・。)

シャムガソネ「・・・・ウ・・・・・・ウウウ・・・・。」

そして、シャムガソネは意識を取り戻し、次第にたっていく。

杏「っ!イチゴ!!」    コリス「イチゴさん!!!!」

シャムガソネ「・・・・ウギャアァァァン!ウギャアアァァァァン!」

杏「イチゴ・・・・・。良かった・・・・・・・っ!!」

杏はシャムガソネ(イチゴ)が復活したので、嬉し涙を流しながら怪人に抱きつく。

シャムガソネ『杏・・・・・・。』    杏「良かった・・・・本当に良かった・・・・。』

コリス「イチゴさん・・・・・。ごめんなさい・・・・僕たちのせいで・・・・。」

シャムガソネ『・・・・・・っ。いいさ。コリス君。君たちが今、僕をこうやって助けてくれたから・・・・。』

コリス「・・・・ところで、イチゴさん。あの時の話の続きだけど・・・・。」

シャムガソネ『ああ・・・・。魔人ブリガディアの事だな。あいつは悪鬼そのものだ。

奴は異次元の世界から来て、この国を怪獣の国にしようとしたんだ・・・・っ!』

コリス「・・・・何故、魔人はそんな事を・・・・!」

シャムガソネ『・・・・・魔人の住んでいた異世界は、人間など一人もおらず、

奴と同じ、魔人や怪獣が無数にいた。だから、魔人は無数の人間がいる、

この人間界に怒りを感じ、この世界を自分と同じ怪獣の世界に変えようとしたんだ・・・・。

まァ・・・・・。僕が魔人に捕らわれて、奴から聞いた話の事なんだけど・・・・。』

コリス「そんな・・・・!魔人はたったそれだけの理由で・・・・・!?」

杏「そんなの勝手すぎるわ!!!」  杏はシャムガソネから放れてそう叫ぶ。

杏は魔人のこの世界を征服する理由に納得いかずに怒っていたのだ。

シャムガソネ『魔人は元から悪の心を持っているんだ。それだけの理由で、

この世界を怪獣たちの巣窟に仕立てようとして当然さ。全く奴は怪獣そのものだ・・・・。』

杏「・・・・そうだ!イチゴ!あの時、青いウルトラマンが現れて、怪獣たちを倒したの!」

シャムガソネ『・・・・あ。それなら、僕知ってるよ。あいつこそが、ウルトラマンクリスタルさ。』

杏「ウルトラマンクリスタル・・・・・。やはり、あの昼間に現れたウルトラマンが、

コリス君やイチゴの言うウルトラマンクリスタル・・・・。」

コリス「・・・・・僕、なんか飲み物買って来ますが、二人とも何がいいですか・・・・?」

杏「・・・・駄目よ。夜の外は危険だから・・・・・。」

コリス「え・・・・?」  シャムガソネ『杏の言うとおりだ。外を見てご覧。』

コリスは言われた通りに窓から外の方を覗いてみる。そこは夜の町の風景だった。

その中で、一人の女性が逃げていった。まるで、何者かに追われているように・・・。

そして、彼女の後を追うように、不気味な触手怪獣、ビモヤンが出てきた。

2つの触手が女性を捕らえ何処かへ連れ去るように消えてしまった。

コリス「っ!!?こんな町で触手が人を襲った・・・・!?」

コリスはいきなり町に触手が現れて、人を襲うところを見て驚いた。

杏「今の触手は魔人の手下であるビモヤン。奴等は特定の人を捕らえたり、

女性を辱めたりするのよ。でも、触手だけではないわ。」

コリス「触手だけじゃない・・・・・?っ!!?」  コリスは外の方を見て、さらに驚く。

外では、怪人の姿を持つ者が、複数歩いていた。この怪人も魔人の手下らしい。

コリス「こ・・・・今度は怪人がいっぱいいる・・・・!?シャムガソネとは違うけど・・・っ!」

杏「そう。夜の町にうろつく怪人は、魔人の部下たる兵士怪獣、サッチマン。」

コリス「サッチマン・・・・・?」  コリスはさらに窓から外の怪人を覗いてみる。


この夜の町にうろつく怪人・サッチマンの姿は紫色をしていて、顔が口が不気味に、

笑っていて、目は赤く単眼であった。頭では髪が全くない代わりに、

左右に2本ずつ角が生えていた。しかも全裸で尻尾まで生えているのだ。

このいかにも怪人らしい姿を誇るサッチマンの中で、何処か某獣人のような動きをする者もいた。

サッチマン「キキッ!」  「キキイイィッ!!」

そして、3匹のサッチマンは一人のサラリーマンの男性を追い詰める。

男性「ひいぃぃぃっ!や・・・やめてくれよ!!俺がよ・・・何をしたんだよォ!!」

サッチマン「キキ!!」  「キキイィ!!」  「キキイイィィィ!!!」

サッチマンたちは怯える男性にゆっくりと近づき、襲おうとしていた。

サッチマン「キキイイイイィィィィィ!!!!!」  そして、3匹の怪人は一気に男に襲いかかった。

男性「ぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

ガブ グシャ バリ ムシャ  やがて、肉を食い千切るような鈍い音が響いていた。


コリス「・・・・・・・・・・・・・っ!!!!」  怪人サッチマンが人を殺す残酷な光景を、

見たコリスは吐き気がしそうになったか口を手で塞いだ。杏は冷静にコリスにこう語った。

杏「サッチマンは人間を主食とする恐怖の怪人。魔人め・・・・!

とんでもない怪人を送り込んだそうね・・・・・っ!!ちなみに、サッチマンは、

元々異世界にいたオリジナルタイプとこの世界の人間を改造して誕生させた、

カスタマイズタイプもいるわ。わかったでしょ?夜の日本がどれだけ危険か・・・・。」

コリス「・・・・・・っ!日本の自衛隊や科学特捜隊がどうしていますか?」

杏「彼らも奴等と必死に戦って倒しているけど、何度倒しても何度倒しても、

敵はわんさか出てくる。やはり、魔人を倒さなければこの日本に平和は訪れない・・・。」

コリス「つまり、魔人を倒せば、ビモヤンもサッチマンも永遠に出てくる事はないのですね・・・・!」

杏「そうよ!でも・・・魔人はそう簡単に姿を表さないし、今の私たちでは、

とても勝てそうにないわ・・・・。また、あのウルトラマンクリスタルが出てくればいいんだけど・・・・。」

コリス「・・・・来ますよ!」

杏「え・・・・・?」

コリス「ウルトラマンクリスタルは必ず来てくれます。魔人とその手下が現れたその時に・・・・っ!」

シャムガソネ『そうだよ、杏。クリスタルはアメリカの時でも、僕たちがピンチな時に、

必ず現れて、幾多の凶悪な怪獣を倒してくれたんだ!』

杏「イチゴ・・・・。わかったわ。私、クリスタルが来るのを信じる!」

コリス「・・・・・うん。」  コリスは杏の決意を聞いて、微笑んで頷いた。


一方、夜の街では何故かほとんどのビルから光がなく、ほぼ真っ暗であった。

その真っ暗な街の中を二人の大人が走っていた。その二人はモモとテブリッシュだった。

モモ「これが日本の街・・・・!?随分、私が思っていた物とは違うわねぇ!!」

テブリッシュ「きっと、この日本に何かがあったからですよ!それに・・・・っ!!」

走っている二人は目の前の何者かを見て、驚いて止まった。

その何者かとは、複数のサッチマンであった。怪人たちは二人を襲う気であった。

サッチマン「キキ・・・ッ!」   「キキィ!!!」

テブリッシュ「もしかしたら、この怪人たちがこの国を支配したのではないのでしょうか!?」

モモ「そうかも知れないわね!ではでは、テブリッシュ!早いとこ、

この怪人どもをやっつけて、コリスとイチゴを探すわよっ!!!」

テブリッシュ「了解!!!!」  そして、二人はウルトラシューターを構えだした。

サッチマン「キキイイィィィ!!!」  そして、サッチマンたちが二人に襲い掛かった。

モモ「撃て!!!!」    テブリッシュ「了解!!!!」

二人は連射して、次々と襲い掛かるサッチマンたちを撃ち、倒し続ける。

サッチマン「キキッ!?」  「キキィ・・・・ッ!!」  「キキ!!」

多くのサッチマンがモモとテブリッシュのダブル連射によって次々と倒されていく。

モモ「よーしっ!このまま一気に進むわよ!!テブリッシュ!!」

テブリッシュ「了解!!」  そして、二人は前へ進もうと走った。

しかし、そんな彼らの前にまた多くのサッチマンたちが迎撃に来た。

モモ「邪魔はさせない!!」  モモとテブリッシュは走りながら、銃を連射した。

サッチマン「キキイイィィ・・・・!!!」  怪人たちは倒され続けていく。

サッチマンたちを倒しながら走っていくモモとテブリッシュ。しかし、まだ甘くなかった。

サッチマン「キキ!キキイイィィ!!!」   「キキイィィッ!!!」

この時、後ろの方から複数のサッチマンが出てきて、モモとテブリッシュに襲い掛かってきた。

テブリッシュ「っ!?隊長!後ろ・・・・・!!」  モモ「え・・・・・っ!??」

後ろの方から怪人たちが迫るのに気づいた二人はすぐに足を止めてそこに向く。

このままでは、モモとテブリッシュが危ない。その時・・・・。

サッチマン「キキッ!!?」  「キキイイイイィィィィィ!!!!」

後ろから迫るサッチマンたちは何者かに撃たれて多く倒れた。

テブリッシュ「っ!?何だ!いきなり何者かに撃たれて倒れたぞ・・・・っ!!」

モモ「その何者かが私たちを助けた・・・・!まさか・・・・・っ!!」

そう。そのまさかである。後ろから来たサッチマンたちを撃ち殺した者たちが、

モモとテブリッシュの前に現れた。その者たちは二人で、DGCの隊員服を着ていた。

そう。その二人こそがサキとシュドーであったのだ。

サキ「大丈夫ですか?隊長!!」  シュドー「やっと到着したんですね・・・・っ!!」

つづく

拍手[0回]

今回はラテールで読み切り小説を書いて見ました^^

内容は、私の自キャラたる夜宮・レイシアのお話であります。

・・・・たぶん、シリアスらしいです。

拍手[0回]



忍者ブログ [PR]
カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック