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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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イチゴ「うん・・・・・。アメリカで連続交通事故事件が相次いでいると聞いて・・・・。」

モモ「まさか・・・・。あんた、この事件の謎を知っているの!?」

イチゴ「はいっ!たぶん・・・・少しは・・・・・。」

モモ「少しでもいいから、教えて!!」

イチゴ「・・・・わかりました。それでは、教えましょう!あの連続交通事故事件は、

ただの事件ではありません!!あれは・・・・怪獣が起こしたものですっ!!」

モモとサキ「か、怪獣!!!??」    イチゴは帰ってきた。日恋人の杏に再会するために、

日本に帰還したあのイチゴが、今帰ってきたのだ。この大事件の謎を知る鍵を握って・・・・・。


ロードラッシュは山中のアスファルトを走っている。

テブリッシュ「しかし、不思議だ。何故、轢いた車の運転手が、皆酸欠症なのか・・・・。」

シュドー「あ、それは俺も思うよ。一体どうなったら酸欠症になっちまうんだぁ?」

テブリッシュ「恐らく、酸素の低下やメタンなどのガスを吸ったせいだろうな。

だが、今回は何かが違う気がするんだ。あんな大規模で酸欠症など滅多になさそうだ・・・・。」

シュドー「うぅ~ん!難しいが、コリスが言うにはやはり、何者かがこの事件を仕組んでいるだろう。」

テブリッシュ「・・・・だと良いがな。と言うか、それ以外の事は考えられないしな・・・・。」

シュドー「ああ。じゃ、行くぞ!テブリッシュ!!」

テブリッシュ「ああ!」  そして、ロードラッシュはさらに前進する。

しかし、その前方からまた別の車が。シュドーとテブリッシュは、これを見て驚く。

シュドー「むっ!!こ、こいつは・・・・・!!」  テブリッシュ「不味い!!ぶつかるぞ・・・・っ!!」

そう。この車の運転手もまた酸欠症にかかっていたのだ。

このままでは、ロードラッシュと衝突し、事故を起こして死を呼んでしまうだろう。

テブリッシュ「こいつも酸欠症か・・・・!避けろ、シュドー!!!」

シュドー「んなこたァ!わかっているさ!!!」

シュドーは勢いよくハンドルを回して、ロードラッシュを右方に曲げながら前へ進んだ。

これにより間一髪、別の車との衝突を避ける事ができた。その車は今でも真っ直ぐに走る続ける。

シュドー「ふぅ・・・・。なんとか避けきれたぜ・・・・・。」

テブリッシュ「しかし、今の酸欠症の運転手の車も、前方から出たぞ・・・・!

もしかすると、この前の方向には何かがあるハズだ!進むんだ!シュドー!!」

シュドー「おうっ!突っ走ってやるぜ!!!」

ロードラッシュは前方に何かがあると感じて、真っ直ぐ進み続ける。そして・・・・・・。

テブリッシュ「・・・・・うっ!?こ・・・・これは・・・・・・!!?」

ロードラッシュの前に何やら薄く白いガスが漂っていた。このガスは何だ・・・・?

シュドー「な、なんだこのガスは!?」

テブリッシュ「わからないが、これは只のガスではない!!・・・・っ!?これは!!」

テブリッシュはレーダーに何か文字が映し出された事に気づく。その文字は、

【Warning signs】と書かれていた。その文字に刻まれた枠は赤く点滅していた。

そして、その下にはさらに小さな英語の文字が書かれてあった。

テブリッシュ「わかったぞ・・・・・!このガスは酸欠ガスだ!!」  シュドー「なんだって!!?」

そう。今、ロードラッシュの周りに漂う白いガスは、酸欠ガスだったのだ。

このガスによって、多くの運転手が酸欠症となり交通事故を多く起こしてしまったのだ。

テブリッシュ「いかん!!早く特殊ガスマスクをつけるんだ!!!」

シュドー「お、おうっ!!!!」  酸欠ガスにやられる前に、シュドーとテブリッシュは、

それぞれ特殊ガスマスクをつける。このマスクによって二人は、

酸欠ガスを受けつかずに、そのガスの中に入って自由に走れるのだ。

シュドー「・・・・・よし!なんとかこのガスを吸わずにすむ・・・・!」

テブリッシュ「しかし、こんな山中に酸欠ガスがあるとは・・・・・。

この山の近くには工場などないハズなのだが・・・・・??」

シュドー「わからねぇけど、これもやはり何者かの陰謀かも知れないぜ・・・・!」

その時、謎の声がこのガスの中に響きだした。

謎の声「クワアァァァァオゥ・・・・・」   二人はその声を聞いてビクつく。

シュドー「っ!?な・・・・なんだ、この声は・・・・・!!?」

謎の声「ピイイイイィィィヨゥン」   そして、またあの声が響く。

テブリッシュ「こ、これは・・・・!怪獣の声だ!!!」

シュドー「・・・・っ!確かに聞こえた。あれは怪獣だ・・・・・!!」

その時、ロードラッシュが走るアスファルトから左の方に謎の巨大なシルエットが。

そう。二人の思ったとおり、こいつは怪獣のシルエットだ。そして、シルエットで隠された、

その巨大な姿が徐々に現してくる。その姿はまるで爬虫類がたったような姿で、

頭に3本の角、口に2本の鋭い牙が生えていた。まさか・・・・この怪獣の名はバロンザウルス。

テブリッシュ&シュドー「やはり、怪獣だったのか!!!?」

バロンザウルス「クワアアァァァァオ!ピイイイィィィィヨゥン」

バロンザウルスは自分の方を見て、停まったロードに向かって襲い掛かろうとした。

テブリッシュ「こっちに向かってくる!!」   シュドー「襲ってくる気だな!?攻撃だ!!」

ロードラッシュは拡散レーザーで、バロンザウルスに攻撃を仕掛けた。

バロンザウルス「クワアアァァァァオ!ピイイイイィィィィヨゥン」

無数のレーザーを浴びるバロンザウルスは一度ひるみながらも、

ロードラッシュの方に近づいて、口から白いガスを吐いた。

シュドー「うわっ!!」  そして、ロードラッシュは敵のガスを避けるように、バックする。

テブリッシュ「この怪獣が吐いたガス・・・・!酸欠ガスだ!!!そうか・・・・・!

この怪獣が、酸欠ガスを撒き散らして多くの車の運転手を酸欠症にしていたのか・・・・・!!!」


イチゴ「そうです・・・・!この連続交通事故事件を引き起こした犯人は、

怪獣バロンザウルス。5億年前の時代から生きた古代の恐竜。」

サキ「バロンザウルス・・・・・・!?」   モモ「その怪獣が犯人だって・・・・・!?」

イチゴ「はい。バロンザウルスは口から酸欠ガスを吐く事ができるんです。

フランスで、その怪獣が暴れていて、酸欠ガスで人々を苦しめたとの記録が、

日本科学特捜隊のファイルにもありました。そして、別固体の奴は今・・・・・っ!」

モモ「そうだわ・・・・。この事件の犠牲者である車の運転手さんたちは皆、

酸欠症にかかっていたわ・・・・っ!と、いう事は・・・・。この事件の犯人は、

あなたの言うバロンザウルスとやら!!!」   そう。この連続交通事故事件を引き起こしたのは、

古代怪獣・バロンザウルスであった。バロンザウルスは口から吐く酸欠ガスで、

通りかかった車の運転手たちを次々と酸欠症にして交通事故を多く起こしてしまったのだ。

ピンキーも、怪獣の犠牲者の一人であったのだ。

サキ「そんな・・・・・!じゃあ、事件の元凶が怪獣だったなんて・・・・っ!!」

モモ「バロンザウルス・・・・・!あんな怪獣を許してはいけないっ!!!

サキ!コリスに連絡して!!イチゴはシュドーとテブリッシュに連絡をした!!!」

サキとテブリッシュ「了解!!!!」


白いガス(本当は酸欠ガス)が漂う山で、ロードラッシュにバロンザウルスの戦いが続けられていた。

シュドー「くらえっ!!!」  ロードラッシュは拡散レーザーで怪獣を攻撃し続けていた。

バロンザウルス「クワアァァァァァオ!ピイイイィィィィィヨゥン」

攻撃を受け続けるバロンザウルスであるが、何故か効き目がなくなってきて、

そのまま酸欠ガスを吐きながら、ロードラッシュに近づこうとした。

テブリッシュ「くそ・・・・・っ!!こうなれば、援護要請を・・・・・!!」

その時、通信機が鳴り出した。シュドーはこれに気づき、テブリッシュにこう言った。

シュドー「テブリッシュ!通信が来たぞ!!」

テブリッシュ「わかった!・・・・こちら、テブリッシュ!!」

イチゴの声『こちら、イチゴ!!事件を起こした犯人の正体が判明しました!!』

テブリッシュ「・・・・・っ!?イ、イチゴ!!?お前、日本から帰ってきたのか!?」

シュドー「も、もう・・・・!休暇はいいのか!?」

イチゴの声『事情は後で話しておきます!!それより、聞いてください。

犯人は怪獣バロンザウルス。奴は口から酸欠ガスは・・・・・!」

テブリッシュ「その怪獣ならもうとっくに俺達が戦っているよ!!!」

イチゴの声『え・・・・・っ!?もうわかっていたんですか!?』

シュドー「俺達が事件の元凶を探していて、たまたまそいつが見つかったんだよ!!」

イチゴの声『そうですか・・・・・!では、念のため、応援を要請します!!』

テブリッシュ「了解した!!」  シュドー「それまで俺達が奴にダメージを与えておく!!」

イチゴの声『了解しましたっ!!!』

そして、ロードラッシュは再び拡散レーザーで、バロンザウルスを攻撃する。

バロンザウルス「ピイイイィィィィヨゥン」   攻撃を受けている怪獣だが、

それを耐え抜きながら、ロードラッシュに殴りかかろうとした。

バロンザウルス「クワアァァァァオゥ」  ついに、バロンザウルスの拳がついに振り下ろされた。

しかし、ロードラッシュはバックして、その打撃を避けた。

つづく

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かぐや「ご主人様・・・・・。この家は・・・・・。」

榊「俺の友人、高町光次郎の家さ。俺はお前をここへ連れて行きたかったんだ。」

かぐや「高町光次郎・・・・・・っ!?」  かぐやは高町光次郎の名を聞いて、一瞬表情を強張る。

榊「俺のかけがえのない友さ。ちょっと待ってくれ。チャイムを鳴らしてくる。」

榊は高町邸に近づいて、チャイムのボタンを押した。  ピンポーン

そして、チャイムが鳴りドアが開かれ、そこからあかりが出てきた。

あかり「はい。どなたでしょうか?・・・・あら。榊さん!」

榊「やぁ。昨日はどうも・・・・。高町はいますか?」

あかり「はい。いますわよ^^・・・・あら。その隣の人は?」

あかりは榊の隣にいる女性に気づく。榊は彼女の方を一瞬見て、あかりに彼女の事を紹介する。

榊「ああ。この娘は、俺のメイドさ。かぐやって言うんです。

あかり「かぐや・・・・・??」  あかりは女性がかぐやであると聞いて、一瞬驚きそうになる。

かぐや「いかにも・・・・・私がご主人の榊悟郎様のメイドたるかぐやです。」

あかり「・・・・・・っ。で、では。どうぞお入りくださいませ・・・・・・。」

榊「はい。では、おじゃまします・・・・・。」  こうして、榊とかぐやは高町邸へと入っていく。

かぐやはあかりに近づいた時、彼女の耳に近づけて小さな声でこう言った。

かぐや「・・・・・・お前の命は間もなく消える。」   あかり「っ!!?」

かぐやにそう言われたあかりはまるで体に電撃が一瞬走った程に驚く。

そして、かぐやが家に入ろうと離れると、あかりは後ろの彼女にキッと睨む。

あかり「・・・・・・・っ!」  あかりは思った。今の女性は一体誰なのだと。

突然、竹から出てきて榊の前に現れては、彼のご主人となった謎の美少女、かぐや。

彼女は何故、初対面したあかりに敵と見なしたのか?それは、未だに謎である・・・・。


かくして、光次郎は相変わらず二階で、パソコンでラテールをしていた。

光次郎「ふぅ・・・・。そろそろポゥ宅でのクエストも終わりそうだ・・・・・。」

その時、ドアからコンコンと叩かれるような音が。そのドアから榊の声が出た。

榊の声「高町いぃぃ~っ!入るぞーっ!!」

光次郎「むっ!榊君か・・・・。ああ。いいよ。」

光次郎から許可を得た榊はドアを開けて、かぐやとともに部屋に入ってきた。

光次郎「こんにちわ。榊君・・・・・。あれ?この人は・・・・??」

光次郎は榊の方を見てみると、彼の隣にいるかぐやに目を向ける。

榊「ん?ああ・・・・。こいつはかぐや。俺のメイドさっ!!」

光次郎「え・・・・?メ、メイドオォォ!!?」

光次郎は榊の隣にいるメイドが、かぐやである事に驚く。かぐやは微笑んで光次郎に自己紹介する。

かぐや「ご主人様のおっしゃる通り、私こそが、ご主人様のメイドのかぐやでございます。」

光次郎「あ、はい・・・・。じ、自分は光次郎でございます。よ、よろしくであります。

(・・・・しかし、この女性なんか美しいなァ・・・・。なんか和風に生きる女性って感じだよ・・・・・。)」

榊「どうだぃ?俺にもメイドが手に入れたんだぜ。お前のメイドさんにも負けない程に、

美しそうだろう?お前はこの人を見て、どう思う?」

光次郎「え・・・?あ、ああ・・・・・。美しいよ、美しい・・・・・・w/////」

かぐや「・・・・・うふ。」  かぐやは自分を褒めてくれた光次郎に美しい微笑みを見せる。

榊「・・・・・でも、こいつは俺のもんだから、可愛いからと言って落とそうと考えるなよ?w」

光次郎「誰も落とそうなんて思ってないよwかぐやさんってのは榊君のメイドなんだから・・・・。」

榊「そう言うと思ったさ。でも、お前のメイドのあかりさんもなかなか可愛いって感じだよなァ・・・・。」

光次郎「でも、あかりさんは僕のメイドだから落としちゃ駄目だよ?」

榊「誰もそんな事言ってないってw」  かぐや「・・・・失礼ですが、光次郎様・・・・・。」

光次郎「ん?なんだぃ、かぐやさん・・・・・。」

かぐや「あなたのメイドのあかりはどのような人ですか?」

光次郎「え!?ああ。そんな事か。僕のメイド、あかりさんは、

優しくって強くって、可愛いんだ・・・・。僕は彼女と出会ってから変わったんだ・・・・・。」

榊「さっきお前が会ったメイドさんだよ。かぐや。」

かぐや「はあ・・・・。そうですか・・・・。(そうか・・・・。あの女はあかりと言うのか・・・・。)」

かぐやは自分の脳裏に玄関から来たあかりの笑顔がよぎってきた。

かぐや(・・・・・あの女を・・・・必ず私が・・・・・っ!!)  かぐやはあかりを狙っているのだろうか?

榊「・・・・そうだっ!高町。俺のメイドとお前のメイド。どっちが凄いか勝負してみね?w」

光次郎「ええっ!?そ、それはちょっと不味いんじゃ・・・・?;」

光次郎は榊のいきなりの提案に流石に抵抗しそうだ。しかし、かぐやは何故か賛成した。

かぐや「私は・・・・この勝負に参加します!」  かぐやはご主人(榊)の意思に従っているようだ。

榊「うんうん。それでこそ、俺のメイドだ!なァ、いーだろ?高町。」

光次郎「う~ん。榊がそこまでと言うなら、やってもいいけど・・・・。」

榊「うん!じゃあ、さっそくやりますかw」  かぐや(・・・・・あかり・・・・・!)


かくして、あかりと光次郎、かぐやと榊は一階の和室に集まった。

あかり「・・・・・・っ。」   かぐや「・・・・・・・・っ!」

あかりはかぐやを見て、違和感を感じているような表情をし、

かぐやはあかりを見て、怒りを出していそうな表情をしていた。

二人のメイドは互いの顔と姿を見合っていた。光次郎と榊はその二人のやりとりを見ていた。

光次郎「うへぇ・・・・。あかりさんとかぐやさん。二人のメイド同士・・・・・。なんか凄い迫力。」

榊「でも、こうやって見れば違うがわかるだろ?たとえば、俺のメイド。

顔は大人のお姉さんっぽくて美しい。まるで、昭和に生きる女性らしさを見せる、

和風の服。胸はとてつもなく大きいw そして、日本刀が武器!

かっこよくて美しくて優しい!それが、俺のメイドのかぐやさ。そして、お前のメイドは・・・・?」

光次郎「う、うん・・・・。顔はちょっと童顔っぽく可愛い。今時よくある萌え萌えぇ~なメイド服。

胸はかぐやさんには及ばないけど、い・・・・一応、大きいと思う・・・・・/////

武器はないけど、本当は・・・・・・・・。」  その時、光次郎は黙り込んだ。

どうやら、光次郎はこの後、あやうくあかりの正体を明かそうとした事に気づき、それを止めた。

榊「ん?どうしたんだ?」

光次郎「・・・・っ!あ、いや。ごめん。とにかく、可愛くて優しくて・・・一応、強い。

・・・それが、僕のメイド、あかりさんさ!」

あかり「・・・・・あの。ここから・・・・・どうすれば・・・・?」

かぐや「・・・・・そうですね。しばらく、何か喋りましょうか?」

あかり「あ、はい・・・・・・。」  かぐやが真剣な雰囲気を表しているのに対し、

あかりはちょっとオドオドしているような雰囲気であった。榊はこれを見て、呟く。

榊「ふむ・・・・。この感じ・・・・まるで、ライバル同士って感じだなァ・・・・。」

光次郎「でも・・・・・。これからどうしよう・・・・。」

榊「うん・・・。では、こうしよう。おーい!二人とも、ちょっと近づきあって。」

あかりとかぐや「えっ!!???/////////」  二人は榊の突然の発言に驚く。

かぐや「・・・・・・っ!ご主人様のご命令とあらば・・・・・。」

かぐやは榊の命令に従ってあかりに近づこうとする、恥ずかしがりそうなあかりも、

光次郎の方を見て、彼が頷く。どうやら光次郎も榊と同じ事をしているようであろう。

あかりも仕方がなさそうに、かぐやに近づく。こうして、二人のメイドは近づきあった。

榊「こうして見ると、レズになるそうだな・・・・w」  光次郎「うん・・・・・。」

その時、かぐやはあかりの耳に近づけて、光次郎と榊に聞こえないくらいの声でこう言った。

かぐや「・・・・・あかりと言う者だな?お前の命は、私の刀で断たれるだろう・・・・。」

あかり「・・・・・・っ!あなたは・・・・一体、何者なの・・・・?」

あかりもかぐやの耳に近づけて、同じく二人の少年に聞こえないくらい程の声でそう聞いた。

かぐや「・・・・・まだ言うワケにはいかぬ。しばらく、メイドをやりたいのでな・・・・。」

あかり「・・・・どういう事?一体・・・・何が目的なの・・・・・??」

かぐや「それはな・・・・・・。お前を殺す事さ・・・・・。私は自分以外のメイドが気に入らないのでね。」

あかり「・・・・・それだけで私を殺そうと・・・・・!」

かぐや「それだけではないさ。これだけは、言っておこう。お前は光のような存在だ。

ならば、私は月。いくら只の光でも月の光には敵わない・・・・・。

覚えておけ・・・・・。月は幾多の光を呑み込んでいくのだ・・・・・。」

あかり「・・・・・・・っ!!」  そして、二人は会話を終え、少しだけ離れた。


こうして、夕日となり榊とかぐやはこの家から出ようとしていた。4人は玄関にいる。

榊「じゃ、俺たちはここで帰るよ。」

光次郎「うん。一応・・・・楽しんだよ。でも、まさか君にもメイドがいるなんて・・・・。」

榊「まぁ・・・・今日、会ったばかりであったがな。じゃあな。高町。あかりさん。」

光次郎と榊が仲良く話しているよそに、あかりとかぐやはまるで敵同士として睨みあっていた。

榊「行くぞ、かぐや。」  榊が家に帰ろうと歩くと、かぐやも彼の後をつくように歩き、去った。

光次郎「また来てねえぇぇぇぇ!!榊君!かぐやさん!」  光次郎は去る二人に手を振った。

あかり「・・・・・・っ。」  しかし、あかりは喜べない表情で、榊とかぐやを見送っていた。


一方、デスナイトの対日本攻撃支部のアジトでは、桐原とダークネスがいた。

つづく

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U40シリーズ三部作の第2弾。

今回はついにU40の秘密とその世界が明かされます。

アニメ技術で本格的に描かれたウルトラの星の姿をとくとご覧あれ!?

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グランチルダ「そおぉぉぉぉぉう!!!このグランチルダ様の野望はっっっっっっ!!!!

グランティを、全ての悪の頂点に立たせる事なのぢゃっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!」

グランチルダがそう叫んだ時、雷の音と共に窓から光が。これは雷光だ。

そう。悪の雷だ。グランチルダの野望。それは、自分の組織にして、

悪魔の軍団、グランティを全ての悪の象徴させるための支配力をあげる事であった。

クランゴ「オオ・・・・!流石ハグランチルダ様。目的デハ、コノクランゴノトハスケールガ違ウ・・・・ッ!!

ヤハリ、我ラグランティノボスト言ウ事ハアリマスナ!」

グランチルダ「ふん!たあぁぁぁぁしかにわしはグランティのボスぢゃっっっ!!

ぢゃぁぁぁぁが、このわしがグランティの全てを操っっっっとるワケではなぁぁぁぁぁい!!!」

クランゴ「スルト・・・・コノグランティノ総裁ハグランチルダ様デハナク・・・・!?」

グランチルダ「そぉぉぉぉぉう!!実は、このグランティの首領はわしではなく、

このわしを遥かに越えた奴こおぉぉぉそが、グランティの全てを操っとるのぢゃっっっ!!!!

その者が誰なあぁぁぁのかは、わしもお前も誰も知らあああぁぁぁぁぁん!!!!!!」

謎の声「そのあんたがグランティの副総裁の役割をしてんじゃねーの?」

クランゴ「ムッ!!?誰ダ!!!!」   クランゴは謎の声の主の方に向く。

その者は暗くて完全に姿が見えないが、顔がまるで怪獣で、どこか船長服らしいのを着ていた。

しかも、口にはパイポが。この者もグランティのメンバーの一人だそうだ。

グランチルダ「ふん!・・・・・シーマン族のおぉぉぉ船長か。どおぉぉぉぉだい?

あの戦艦の開発はあぁぁぁぁぁ????」  どうやらこの船長服を着た怪獣は、

シーマン族の者らしい。しかし、シーマン族とは一体何者だ?その秘密は後にわかる事になるが?

船長服を着た怪獣「ケッ!まだ完全に造っちゃいねェよ。ったく・・・・!あの野郎は・・・・!!」

クランゴ「オイ!シーマン族!!グランチルダ様ニ対スル、ソノ口調ハ・・・・・ッ!!!」

クランゴが話している途中、さらに二人のグランティメンバーが現れた。

こちらも影で見えないが、ワーウルフのような姿をした怪人と、異形な衣装を着た少女、

さらにとても太いが手が長く足が無い、どう見たって人間ではない異人もいた。

ワーウルフの姿をした者「グルルルルルル・・・・・・。シャークックアイランドでは、

グランティが完全支配を目指していると聞いたが・・・・・。グランチルダ殿。」

少女「他の地区の部隊でもクラッシャーや政府の部隊との攻防戦を展開しているそうです。

中には、苦戦を強いられている部隊も複数います。どうします。グランチルダ様。」

グランチルダ「ふん!それこおぉぉぉぉそが、戦争と言うもんじゃなあぁぁぁぁのかい??

各部隊に報告するがいいいぃぃぃぃ!!!自分たちのピイィィィィンチは、

自分たちで切り抜けてえぇぇぇぇおけぃ!!ところで、ワーラ。エスメラルダよ。

お前たちはどおおおぉぉぉぉぅかのおおおぉぉぉぉぉ????」

どうやら、ワーウルフの姿をした者がワーラで、少女がエスメラルダと言う名らしい。

ワーラ「うむ・・・・・。こちらの方は、クラッシャーとの戦闘を続行しているが、

我々の方が戦力が大きいのに等しい・・・・。このまま行けば、我々の勝ちであろう。」

エスメラルダ「しかし、敵の戦力が増殖するのも時間の問題です。今のうちに叩かなければ・・・・。」

人間ではない異人「ゾゾゾオオォォォ~。ならば、我が部隊から援軍を送ろうか?

我が拠点では、未だに戦闘が起こらぬので兵は数多くいるゾゾオオォ~ッ!!」

エスメラルダ「確かに、あなたの拠点は恐ろしく防衛力も強い。ですが・・・・・。

我々は自分たちの力で、奴らを叩きたいのです。」

ワーラ「残念ながら、お前達の力を借りるワケにはいかんのよ。幽霊族の戦士よ。」

人間ではない異人は幽霊族であった。だとしたら、グランティはゴーストまでもが所属しているらしい。

幽霊族の戦士「ゾゾゾッ!そうか・・・・。では、勝手にするがいいゾゾ・・・・・。」

グランチルダ「クククククク・・・・・ッ!!ところで、奴らは元気かのおぉぉぉぉ!??」

シーマン族「奴ら・・・・・?誰だそいつぁ?」  そこで、また二人のグランティメンバーが来る。

そいつも影で見えないが、何やらカエルそのものの姿をした者であった。

もう一人は、人間であって人間ではなさそうな姿をしている青年がいた。

カエルの姿をした者「ゲコゲコ!そやつらは、ミューティーズと言う、

我がグランティの独立工作部隊ですな。ゲコゲコ・・・・・。」

クランゴ「ミューティーズ・・・・!チャズ男爵ガ率イルバイオモンスター軍団カ・・・・ッ!!」

グランチルダ「そおぉぉぉぉれで?チャズ男爵の軍団は今、どのよおぉぉぉうな、

状況かのおおおおぉぉぉぉぉぉぉ???我がどおおぉぉぉぉうしよ!!」

青年「チャズ男爵率いるミューティーズは現在、政府軍との戦闘状態に入っています。」

グランチルダ「ふん!政府ねええぇぇぇぇぇ~??ぢゃあぁぁぁぁぁが!

そんな軍隊ごときでは、チャズ男爵の軍団には勝てないねええええぇぇぇぇぇ!!!」

幽霊族の戦士「グランチルダ様の言う通りだゾゾ。奴にはあやつがついている。

あやつの科学により、奴の部下はさらに増え続けるゾゾオオオォォォォ!!」


場所は変わり、ここは政府の管理下に置かれている夜の街。しかし、この街では、

多くの建物が燃えて火の海となっている。これはグランティの仕業だ。

そう。ここはグランティと政府軍の戦闘区域となってしまったのだ。政府軍は、

戦車部隊や歩兵部隊で戦っている。対するグランティ側は、何やら不気味な、

怪人たちが無数に歩いていた。歩兵部隊が銃器で、戦車部隊が砲撃で迎え撃つ。

怪人たちが政府軍の攻撃で多く倒れるが、何故か怪人たちの数が多く減っていない。

そう。怪人たちは無数にいるのだ。政府軍はそのあまりの敵の戦力にひるみかける。

怪人「キャアアァァッ!!キャアァァッ!!」   「ケケケケケケケケ・・・・!!!」

歩兵「隊長・・・・・っ!こんなに撃ちまくっても奴らは全滅していません!!」

歩兵部隊の隊長「ひるむなっ!!平和と秩序を願って撃って撃って撃ちまくれ!!!

そうすれば、いつかは敵である奴らも・・・・・・っ!!」  その時、政府軍の部隊の後方にある、

大きなビルが突然、大爆発を起こした。歩兵たちはすぐ、それに気づく。

歩兵「ああっ!!我が政府の拠点が・・・・っ!!」  「ば・・・爆発した・・・・!?」

どうやら爆発したビルは政府軍の拠点の一つらしい。それが大爆発を起こし、

廃墟となって燃え上がってしまう。その炎から謎の人影が出てきた。

歩兵部隊の隊長「むっ!?何者だ!!?」  歩兵たちはその人影に向けて一斉に銃を構える。

その人影から徐々にその正体が見えるようになる。それは、紛れも無い人間の少年であった。

歩兵部隊の隊長「何者かと聞いているのだ!!答えなければ、無関係に射殺するぞっ!!」

少年「・・・・・グランティ独立工作部隊・ミューティーズの隊長、チャズ。」


グランチルダ「いぁぁぁぁぁまごろは、ミュータントどもを囮にして、

政府の馬鹿どもの拠点を破壊したのぢゃろおおおおおおぉぉぉぉうて!!!!!」

カエルの姿をした者「ゲコゲコ!!チャズ部隊の拠点は【クランカーのどうくつ】にあります。

その拠点にクラッシャーの中で最も恐ろしい部隊が制圧を企むとの報告が入りました!!」

グランチルダ「恐ろしいぶたああぁぁぁぁい???ああ、あいつがリーダーのねえぇぇ・・・・・・。

なあぁぁぁぁに、心配する事はないさ。ミューティーズはわしが見込んだ、

数少ない最強部隊の一つよ。恐らく互角になるやも知れえええぇぇぇぇんが、

なあぁぁぁぁぁんとかなるぢゃろっっっっっっっっ!!!!最も・・・・・あの熊と鳥が、

来てしまえば、大変な事になるぢゃろうなああぁぁぁぁぁ・・・・・・!!!

早く来れば良いがのおおおぉぉぉぉ!!あのシステムの作動をおおぉぉぉ・・・・・!」


一方、ここは第1話で存在したパイプに繋がられている2つのカプセルのある部屋。

その一つのカプセルの中に、チューティが入っていた。今でも怯えてすすり泣いている。

チューティ「お兄ちゃん・・・・・。早く助けに来て・・・・・・。」

どうやら、チューティはまだ無事であった。だが、バンジョーよ。

こうしている間でも、恐ろしき機械が作動する時が近づきつつあり、

お前の愛する妹の美しさが魔女に奪われてしまいそうであるのだ。

この恐ろしき恐怖を打ち砕く事ができるのは、バンジョーとカズーイ。お前たちだけなのだ・・・・。


その頃、おたからザクザクびーちの一般のスピニットの村では、

クラッシャーのラーティ部隊とグランティのスピニット部隊が、戦争をしているのだ。

しかし、そこにグラントリング部隊も駆けつけた。チョッキが援軍を要請したからである。

グラントリング「ガウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!」

クラッシャー同志「グ、グラントリングだ!!」  「敵の援軍か・・・・!!く、来るぞ!!」

グラントリング「おらああぁぁっ!!!」  先陣を切った一人のグラントリングが、

爆弾を投げつけた。その爆弾はクラッシャー同志数名のところに落ち、

そこで爆発した事により、多くの同志が爆風で吹き飛んでしまった。

そして、多くのグラントリングが戦場に一気に突入し、残りのクラッシャー同志に襲い掛かる。

クラッシャー同志「やろおおぉぉぉ!!!」  一人の同志の男がマシンガンを乱射する。

その多くの銃弾に4人くらいのグラントリングが撃ち殺された。

そして、残りのグラントリングたちがついにクラッシャー部隊と接近戦に入る。

それぞれ剣や斧など他にも様々な武器や凶器などで戦っていた。

中には銃器や矢など遠距離用の武器で戦う者たちもいた。敵スピニットはハサミで戦っている。

ラーティ「ぇやあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 

そして、ラーティも多くのスピニットたちを倒し続けていた。そして、ラーティは今、

無数のラッシュで一匹のスピニットを殴り続けて、バラバラにして倒した。

ラーティ「破壊前歯!!!!」  ラーティは破壊前歯でもう一匹のスピニットの体に、

噛み付き、粉々に吹き飛ばした。そして、ラーティに歯向かうスピニットは全滅した。

チョッキ「ち、ちいいいぃぃぃ・・・・・!!なめた真似をしやがって!!」

ラーティ「さァ・・・・。次はお前だ。かかって来い!!!」

チョッキ「はぁ?お前から来いよ。たかがビーバーのお前なんて敵じゃないのよ・・・・・!」

ラーティ「・・・・・・仕方がない。では、こちからゆくぞおおおぉぉぉぉっ!!!!!」

ラーティはチョッキを倒そうと走る。そして、チョッキも横走りで接近してきた。

チョッキ「死いぃぃぃぃねええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

チョッキがハサミで殴りかかり、ラーティも拳で殴りかかる。両者の拳が激突した。

つづく

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3人は、玄関から歩いて、居間のところに来た。

ピンキーの父「ここが、私たちのお家です。」

コリス「ここがピンキーちゃんの住んでいた家か。・・・・ところで、

ピンキーちゃんの死体は一体どこなのですか・・・・?」

ピンキーの母「ピンキーちゃんなら、別の部屋に葬ってもらっていますわ。」

ピンキーの父「私たちが案内しましょう・・・・・。」   コリス「お願いします。」

こうして、3人はピンキーを見ようと、居間からピンキーのいる部屋へと移った。


ここが、ピンキーが生きていた時に使っていた部屋である。

何処か女の子らしい部屋である。そして、ベッドではピンキーの死体が眠っていた。

顔は白い布を被らされていて見えない。死んだ人が多くこうなっているだろう。

そして、コリスやピンキーの両親がその今の彼女の姿を見て、辛そうな気持ちであった。

ピンキーの母「この部屋はピンキーのお部屋でした。ですが、彼女が死んでから、

今はここが彼女の霊安室みたいなものですわ・・・・・。っ・・・・!」

ピンキーの母は再び悲しみそうになり、ハンカチで溢れようとする涙を拭く。

コリス「・・・・・ピンキーちゃんの目って、どんな瞳をしていましたか?」

ピンキーの父「え・・・・?何故、そのような事を・・・・・。」

コリス「いえ・・・・。なんとなく、自分の姉の先輩も同じ交通事故で死にましたから・・・・・。」

ピンキーの父「ふむ・・・・・。では、ちょっと待ちたまえ。」

そして、ピンキーの父は机のところに行き、そこにある写真立てを持ち出し、それをコリスに見せる。

ピンキーの父「これが我が娘の生きている時の姿である。」  コリス「っ!?」

そう。この写真立てに写っている少女こそが、生きている頃のピンキーである。

ピンクの長い髪で、緑色の瞳。そして、何よりも可愛らしい笑顔・・・・。

これが、ピンキーの生きている姿である。その姿はまるで誰かに似ているとコリスは思っていた。

コリス「これが・・・ピンキーちゃんの顔・・・・。」

ピンキーの母「ピンキーちゃんにはね・・・・・叶えたい夢があったの。」

コリス「叶えたい夢ですって・・・・??」

ピンキーの父「そう・・・・。ピンキーは魔法のプリンセスになりたいと言う夢を、

持っていたのだよ。彼女がその夢を持ち始めたのは、あの日からであったなぁ・・・・。」


これは、まだピンキーが生きていた頃の話である。ピンキーは居間で、

テレビで放映されているとある魔法少女アニメを観ていた。そのアニメで活躍している、

魔法少女はあらゆる魔法で人々の願いを叶え続けていた。そして、放映が終わり、

後から帰ってきた両親たちにピンキーはこう言った。

ピンキー「パパ!ママ!私ね・・・・魔法のプリンセスになりたいっ!!」

ピンキーの両親「ええっ!!?」  両親はそれを聞いて驚く。

ピンキー「それでね、皆の夢を叶えるためのお手伝いをしたいの!」

ピンキーの母「まぁ・・・・。良いわね、その夢。でもね、ピンキーちゃん・・・・。」

ピンキーの父「世の中では、叶えられない夢もあるのだよ。確かに、魔法のプリンセスとやらに、

なりたいのは良いかも知れんが、現在では普通、人間は魔法は使う事ができないのだ。」

ピンキー「でも、やってみなきゃわからないでしょ!?なるようになる!!

私がさっき見たアニメのキャラがそう言ったんだから、絶対になってみせるもん!!」

ピンキーの父「そうかそうか。ならば、なれるといいな。その魔法のプリンセスに・・・。」

ピンキーの母「頑張ってね。あなたなら、きっと魔法のプリンセスになれるわよ。きっと。」

ピンキー「うん!必ず魔法を使えるようになって、立派なプリンセスになるわ!」


そして、現在・・・・・。

ピンキーの母「それが・・・ピンキーちゃんの夢の始まりの瞬間でした、

でも・・・・あの忌まわしい交通事故のせいで、彼女の夢も命も・・・・!うう・・・・・!!」

ピンキーの母は、そう言いいながら、再び涙を流し泣き出した。

ピンキーの父「交通事故などなければ・・・・ピンキーは今にも・・・・・っ!く・・・!」

ピンキーの父も今に泣きそうである。二人の話を聞いたコリスはふとこう呟いた。

コリス「・・・・似ている・・・・・。姉さんの先輩に・・・・・!フェナリナーサのモモさんに・・・・・っ!!

彼女も・・・・ピンキーちゃんも・・・・異なる使命や夢を持ちながら、交通事故のせいで、

その使命を果たせず、夢も叶えられずに死んでしまった・・・・・。」

ピンキーの母「・・・・ぐす・・・っ。ごめんなさいね。気に障るような話をしてしまって・・・・・。」

コリス「いえ・・・・。いいんです。おかげで知るべき事を知る事ができましたから・・・・・。」

ピンキーの父「では・・・。もう、お帰りになるのかね?」

コリス「はい・・・・・。それでは・・・・。むっ!?」   その時、コリスは何かの気配を感じ、

ふと部屋の窓の方を見る。そこに謎の人影が見えるが、いきなり消えてしまった。

コリス「・・・・・・・っ!!」   ピンキーの母「どうかなされましたか・・・・?」

一瞬、謎の影を見たコリスは険しい表情になるが、母に聞かれて少し落ち着いた表情になる。

コリス「あ・・・・。いえ。なんでも・・・・・。それでは、僕はもうここで失礼します・・・・。」

ピンキーの母「はい・・・・。くれぐれも、車には気を付けて。」

ピンキーの父「せめて、他の人々の夢を守るために頑張ってくれたまえ・・・・・。」

コリス「はい・・・・。では・・・・・。」  こうして、コリスはピンキー家族の家を後にした。


家から出て、再びパト歩くコリス。しかし、コリスは何故か急に足を止めて、こう言った。

コリス「・・・・・・いるのはわかっている。姿を表すんだ!」

そして、コリスの前に謎の影の正体が現れた。それは、人間の少女であった。

白く長い髪に、紫色の目をして、その顔は全く無表情であった。

衣装では、白いマントをしていて、黒い半袖の服や黒い短パンをもしていた。

コリス「・・・・・その姿から恐ろしい程の魔力を感じている・・・・!まさか・・・・!

交通事故を引き起こし、ピンキーちゃんを殺したのはお前か!!?」

少女「・・・・違う。それは、我々ではない。」

コリス「じゃあ、一体誰なんだ!!?」

少女「・・・・それは、自然の世界から眠りを覚ました邪悪なる獣・・・・・。」

コリス「え・・・・・っ!?」

少女「最もその獣と我々は一切関係ない。交通事故など我々から見れば、

大した事ではない・・・・・。私に力がある限り・・・・・。」

コリス「何を・・・・・っ!!」  そして、コリスは銃を持ち出して、少女を撃つ。

しかし、少女は手の平から丸く白い光の壁を出して、コリスの射撃を跳ね返した。

コリス「な・・・・・っ!魔法のシールドだと・・・・!?」

突如、コリスの前に現れた謎の美少女。しかし、この少女からは恐ろしい力を秘めているのだ。

普通の人間ではない。だとしたら、この少女は、一体何者なんだ?何所から来たのだ?

少女「獣は間もなく姿を見破られ、やがて破壊の神となるだろう。」

少女はそう言うと、姿を消してしまう。コリスは少女が消えた事に驚く。

コリス「・・・・・・っ!?き・・・・消えた・・・・・・。一体、誰なんだ?あの少女は・・・・・。」


事件の元凶を探しているロードラッシュは山のアスファルトを走っていた。

シュドー「どうやら街では元凶らしいもんはなかったからなァ。」

テブリッシュ「今度は山の方に行って見よう。車が通るところは街だけじゃないからな。」

シュドー「うむ。」   そして、ロードラッシュは速度をあげて走った。

そして、前の方向から別の車が通りかかっていた。

テブリッシュ「別の車か・・・・。まぁ。運転手が酸欠症でなければいいが。」


しかし、残念ながらその車の運転手も何故か酸欠症になっていた。

車は街のアスファルトを走り続ける。たとえ、信号が赤になろうとも。

それにより、横断歩道を歩く二人のカップルが。それを見た酸欠症の運転手は焦りを感じる。

運転手「・・・・っ!!くうぅぅ・・・・・!!」  運転手は急いでブレーキを踏もうとするが、

力が入らないためブレーキがうまく踏めない。そして、力いっぱい踏んだが・・・・。

キキイィィィィッ  ドオォォン  ブレーキを踏むのが遅すぎて、

ついに車が二人のカップルを轢き殺してしまった。それを見て運転手は後悔をするようにこう言った。

運転手「し・・・しまった・・・・っ!!」  運転手は酸欠症によってついに倒れた。


そして、DGCの司令室では、モモとサキがいた。そこに、今。イチゴが帰ってきた。

イチゴ「大変です!隊長!!」   モモ「っ!?イ・・・イチゴ・・・・!?」

サキ「も・・・・もう、日本での休暇は終わったのですか・・・・・!?」

つづく

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